JPH0323191A - クレーンによる被搬送物の搬送方法 - Google Patents

クレーンによる被搬送物の搬送方法

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JPH0323191A
JPH0323191A JP15851289A JP15851289A JPH0323191A JP H0323191 A JPH0323191 A JP H0323191A JP 15851289 A JP15851289 A JP 15851289A JP 15851289 A JP15851289 A JP 15851289A JP H0323191 A JPH0323191 A JP H0323191A
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JP
Japan
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chains
chain
circular ring
hook
hacker
Prior art date
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Application number
JP15851289A
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English (en)
Inventor
Sueyoshi Ito
伊藤 末好
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Aichi Steel Corp
Original Assignee
Aichi Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はクレーンによる被搬送物の搬送方法に関する。
[従来の技術] クレーンによる被搬送物の搬送方法としては、従来より
、第8図に示すように、先端に第1ハッカー100をも
ら基端に小リング101をもつ吊下げチェーン102を
合計四本用いたものが知られている。この方法では、ク
レーンで縦行可能および横行可能に吊持され一部切損部
201をもつフック200に、その一部切損部201か
ら各小リング101をそれぞれ個別に挿入して小リング
101を係止させる工程と、各吊下げチェーン102を
互いに絡まぬように分離させる工程と、各吊下げチェー
ン102の各ハッカー100を被搬送物に係止させて搬
送する工程とを順に実施することにしていた。
[発明が解決しようとする課題] ところで上記した方法では四本の吊下げチェーン102
はそれぞれ個別にフック200に係止保持ざれている。
そのため、保管等のために吊下げチェーン102を一塊
状にした際などにおいて、四本の吊下げチェーン102
が互いに絡まってしまうことが多い。四本の吊下げチェ
ーン102が互いに絡むと、絡みが重度、複雑になるの
で、各吊下げチェーン102をぞれぞれほどして分離さ
せるのが大層面倒であり、分離させるのに大層時間を要
する。故に、クレーンの走行時間がいくら早くても、結
局、搬送に要する時間全体としては相当かかってしまい
、搬送作業の作業能率の向上には限界があった。
本発明は上記した実情に鑑み案出されたものであり、そ
の目的は、吊下げチェーンが絡んだ際にもチェーン絡み
を軽度とし、従って、ほどして分離するのに有利であり
、搬送作業に要する平均時問の短縮化を図ることができ
るクレーンによる被搬送物の搬送方法を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段] 本発明にかかるクレーンによる被搬送物の搬送方法は、
周方向へ一周する円リングと、円リングに保持された第
1シャックルおよび第2シャックルと、先端に第1ハッ
カーをもち基端が第1シャックルに保持された第1吊下
げチェーンが合計二本一組からなる第1チェーン組と、
先端に第2ハッカーをもち基端が第2シャックルに保持
された第2吊下げチェーンが合計二本一組からなる第2
チェーン組とを用い、 クレーンで縦行可能および横行可能に吊持され一部切損
部をもつフックに円リングをその一部切損部から挿入し
て円リングを係止させる工程と、第1チェーン組を形成
する二本一組の第1吊下げチェーンを互いに絡まぬよう
に分離させると共に、第2チェーン組を形成する二木一
組の第2吊下げチェーンを絡まぬように互いに分離させ
る工程と、 第1チェーン組の各第1ハッカー、第2チェーン組の各
第2ハッカーを被搬送物に係止させて搬送する工程とを
順に実施することを特徴とするものである。
[発明の作用、効果] 本発明にかかるクレーンによる被搬送物の搬送方法によ
れば、合計二本の第1吊下げチェーンからなる第1チェ
ーン組が円リングを介してフックに係止され、更に、合
計二本の第2吊下げチェーンからなる第2チェーン組が
円リングを介してフックに係止される。即ち、吊下げチ
ェーンは二本づつペアで円リングを介してフックに係止
される。
そのため、チェーン絡みが生じたとしても、第1チェー
ン組を形成する二本一組の第1吊下げチェーン同志の絡
みとなったり、第2チェーン組を形成する二本一組の第
2吊下げチェーン同志の絡みとなったりする。そのため
、四本の吊下げチェーンがそれぞれ個別にフックに係止
されているため四本同志が絡んでしまう従来の方法に比
較して、チェーン絡みが発生しても、そのチェーンをほ
どして分離するのが容易である。故に、本発明にかかる
搬送方法によれば搬送作業に要する平均時間をかなり短
縮化することができる。
[実施例] (実施例の構或) 本発明にかかる実施例について図面を参照して説明する
まず説明の便宜上、本実施例で用いる天井クレーンから
説明し、その後に要部について説明する。
即ち天井クレーンは、第2図に示すように、工揚1の屋
根2付近に設けられた縦レール部3にそって縦走行する
橋桁4と、橋桁4の横レール部5にそって横走行する車
輪6をもつクラブ7と、クラブ7に装備されたドラム8
と、第4図に示ざれているようにドラム8を回転ざせる
モータ9と、クラブ7にワイヤロー110を介して吊り
下げられたフック装置11とで形成ざれている。
更に第4図を参照して上記したフック装置11について
説明を加える。第4図に示すようにフック装置11では
基部12が設けられている。基部12は、ボルト13で
結合された板部14と、板部14に軸受15を介して横
軸形で軸支された水平軸16とで形成されている。水平
軸16には縦形のシーブ21が回転自在に保持され、シ
ーブ21にはワイヤロー110が巻回されている。なお
、シーブ21は止め部22により外れ止めされている。
第1図に示すようにフック装置11のフツク23は、縦
方向にのびる縦軸部23aと、切損部23Cをもつかぎ
部23bとからなる。第4図に示すように7ツク23の
縦軸部23aは、水平軸16の縦軸孔17、基部12の
縦軸孔12bに回転自在に保持されている。更に本実施
例では第3図に示すようにフツク23の縦軸部23aの
外面側には係止凸部24が形成されている。係止凸部2
4は、縦軸孔12bから露出している。更に第3図に示
すように基部12の取付面12aにはヒンジ部25が設
けられ、ヒンジ部25を介してロック板26の基端部2
6aが枢支されている。従ってロック板26は上下方向
につまり矢印Y1およびY2方向に揺動自在とされてい
る。ロック板26のヒンジ部25と反対側である先端部
26bには係止凹部27が形成されている。ここで、ロ
ック板26を矢印Y2方向へ揺動させると、ロック板2
6の係止凹部27はフック23の係止凸部24と係止す
る。また、ロック板26を矢印Y1方向へ揺動ざせると
、ロック板26の係止凹部27とフック23の係止凸部
24とは係止解除される。
ロック板26の片面には、ロック板26を揺動操作する
ための軸部30aと径大部30bとからなる手持操作部
30が取付けられている。本実施例では、ロック板26
には螺孔31が形成されており、螺孔31にはボルト3
2がねじ込まれている。
ボルト32を螺進方向に回すと、ボルト32の先端部は
基部12に突き当たり、これによりロック板26の面と
基部12の面との間に形成される隙間の厚みは適宜調整
ざれる。
加えて本実施例では第4図に示すようにクラブ7には安
全装置35が設けられている。安全装置35は、箱部3
6と、箱部36に揺勤自在に枢支された棒部37と、箱
部36に設けられ棒部37に押圧操作されるリミットス
イッチ部38と、棒部37にロープ39を介して吊り下
げられたワイヤガイド40と、第5図に示すようにワイ
ヤガイド40に軸部41を介して接続されたバランスウ
ェイト42とを備えている。第5図に示すようにワイヤ
ガイド40にはワイヤロープ10を挿通する挿通孔43
が形成されており、ワイヤガイド40の表面には補強板
44が貼り合わされている。
補強板44は、ワイヤロー110の摺接に伴ないワイヤ
ガイド40が摩滅するのでその摩滅部Q(第6図に示す
)に対する補強機能と、摩滅が補強板44の内面44a
に至ったらワイヤガイド40を交換するといった交換の
目印として機能する。
さて本実施例の要部について説明する。即ち、第1図に
示すように、周方向へ一周するやや長円気味の鋼製の円
リング60と、円リング60に保持された第1シャック
ル61および第2シャックル63とが設けられている。
第1シャックル61はU字体61aと止め具6lbとか
らなる。第2シャックル63はU字体63aと止め具6
3bとからなる。更に、本実施例では第1図に示すよう
に先端に第1ハッカー65をもち基端が第1シャックル
61に保持された第1吊下げチェーン67が合計二本一
組からなる第1チェーン組69が設けられている。更に
また第1図に示すように、先端に第2ハッカー71をも
ち基端が第2シャックル63に保持された第2吊下げチ
ェーン75が合計二本一組からなる第2チェーン組77
とが設けられている。
被搬送物を搬送するにあたってはまず、第1図に示すよ
うに7ック23にその切損部23Gから挿入して円リン
グ60を係止ざせる。そして、第1チェーン組69を形
成する二本一組の第1吊下げチェーン67を絡まぬよう
に互いに分離させると共に、第2チェーン組77を形成
する二本一組の第2吊下げチェーン75を絡まぬように
互いに分離させる。
ざらに第7図に示すように、第1チェーン組69の各第
1ハッカー65を被搬送物Wに係止さぜると共に、第2
チェーン組77の各第2ハッカー71を被搬送物Wに係
止させ、その状態で前記したドラム8を駆動させてワイ
ヤローブ10をドラム8に巻き、フツク23を吊り上げ
る。そしてフック23を横行ざせて被搬送物Wを所定場
所に向けて搬送する。
(実施例の効果) 本実施例にかかるクレーンによる被搬送物Wの搬送方法
によれば、第1吊下げチェーン67合計二本一組からな
る第1チェーン組69が円リング60を介してフツク2
3に係止され、更に、第2吊下げチェーン75合計二本
一組からなる第2チェーン組77が円リング60を介し
てフツク23に係止される。
即ち、吊下げチェーンは二木づつベアで円リング60を
介してフツク23に係止される。そのため、チェーン絡
みが生じたとしても、第1チェーン組69を形成する二
本一組の第1吊下げチェーン67同志の絡みとなったり
、あるいは、第2チェーン組77を形成する二本一組の
第2吊下げチ工−ン75同志の絡みとなる。そのため、
四本の吊下げチェーンがそれぞれ個別にフックに係止さ
れている従来の搬送方法とは異なり、チェーン絡みがあ
っても、そのチェーン絡みは軽度なものとなり、そのチ
ェーンをほどして分mさせるのが容易である。従って被
搬送物Wの搬送に要する平均時間を大いに短縮化できる
ところで搬送の際において、第1吊下げチェーン67の
荷重作用点は、円リング60と第1シャックル61との
係合点となり、第2吊下げチェーン75の荷重作用点は
、円リング60と第2シャックル63との係合点となり
、ここで円リング60はフック23に引掛けられ′てい
るので、前記した2つの荷重作用点は近接し、搬送物W
の搬送を安定化するのに有利である。この点第8図に示
す従来では第8図から明らかなように4本の吊下げチェ
ーン102の合計4個の荷重作用点はフック200の周
方向にそって直列に並ぶのと異なる。
また本実施例では前述したようにロック板26によりフ
ック23が回り止めされる構造である。
そのため、搬送の際にフツク23を回り止めすれば吊下
げチェーン67、75はそれだけ回動しにくくなり、従
って、吊下げチェーン67、75の絡みを一層抑制する
のに有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は要部の斜視図、第2図は天井クレーンの全体の
正面図、第3図はフックを回り止めしている主要部の斜
視図、第4図はフック装置を吊り下げている状態の側面
図、第5図は補強板を取付けたワイヤガイドの断面図、
第6図はワイヤガイドが摩滅した状態の断面図、第7図
は搬送形態を模式的に示す平面図である。第8図は従来
装置の要所の斜視図である。 図中、60は円リング、65は第1ハッカー67は第1
吊下げチェーン、69は第1チェーン組、71は第2ハ
ッカー、75は第2吊下げチェーン、77は第2チェー
ン組を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)周方向へ一周する円リングと、円リングに保持さ
    れた第1シャックルおよび第2シャックルと、先端に第
    1ハッカーをもち基端が第1シャックルに保持された第
    1吊下げチェーンが合計二本一組からなる第1チェーン
    組と、先端に第2ハッカーをもち基端が第2シヤツクル
    に保持された第2吊下げチェーンが合計二本一組からな
    る第2チェーン組とを用い、 クレーンで縦行可能および横行可能に吊持され一部切損
    部をもつフックに円リングをその一部切損部から挿入し
    て円リングを係止させる工程と、第1チェーン組を形成
    する二本一組の第1吊下げチェーンを互いに絡まぬよう
    に分離させると共に、第2チェーン組を形成する二本一
    組の第2吊下げチェーンを絡まぬように互いに分離させ
    る工程と、 第1チェーン組の各第1ハッカー、第2チェーン組の各
    第2ハッカーを被搬送物に係止させて搬送する工程とを
    順に実施することを特徴とするクレーンによる被搬送物
    の搬送方法。
JP15851289A 1989-06-21 1989-06-21 クレーンによる被搬送物の搬送方法 Pending JPH0323191A (ja)

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Cited By (4)

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