JPH03231838A - 蒸着フィルム - Google Patents

蒸着フィルム

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JPH03231838A
JPH03231838A JP2920890A JP2920890A JPH03231838A JP H03231838 A JPH03231838 A JP H03231838A JP 2920890 A JP2920890 A JP 2920890A JP 2920890 A JP2920890 A JP 2920890A JP H03231838 A JPH03231838 A JP H03231838A
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film
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plastic film
mixture layer
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Mamoru Sekiguchi
守 関口
Nobuhiko Imai
伸彦 今井
Takashi Miyamoto
隆司 宮本
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、プラスチックフィルム上に金属酸化物の蒸着
膜を設けた蒸着フィルムに関する。
更に詳しくは蒸着膜の接着力が大きく、湿気の影響によ
り、かかる蒸着膜がプラスチックフィルムから剥ml(
デラミ)することのない蒸着フィルムに関する。
〈従来技術〉 酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化スズ、酸化マグネシ
ウム等の金属酸化物の蒸着膜が透明性に優れると共に、
酸素等のガス遮断性に優れることは良く知られている。
このため、かかる蒸着膜をプラスチックフィルム上に形
成して成る蒸着フィルムは、酸素によって劣化変敗し易
い内容物の包装材料として好適である0例えば、酸化マ
グネシウム蒸着膜を形成したプラスチックフィルムは、
特公昭63−28017号公報、特公昭63−1534
5号公報等に記載されている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、かかる金属酸化物は水和し易く、経時的
にプラスチックフィルムを透過する水分と反応し、プラ
スチックフィルムから剥離してしまうことがあった。
蒸着に先立って、ポリウレタン等のアンカーコート荊を
塗布すれば、水和による剥離は防止できるが、蒸着膜と
プラスチックフィルムの接着強度が低下し、機械的原因
により蒸着膜がやはり剥離し易かった。
このように、アンカーコート剤を塗布した場合も、塗布
しない場合も、高湿度雰囲気下で蒸着膜は剥離し易いと
いう問題があった。
〈課題を解決するための手段〉 この問題を解決するため、本発明は、プラスチックフィ
ルムに、二液硬化型ポリウレタンと塩化ビニル−酢酸ビ
ニル共重合体の混合物層を介して、金属酸化物の蒸着膜
を設けて成る蒸着フィルムを提供する。
プラスチックフィルムは蒸着の基材となるもので、蒸着
膜の透明性を生かすため、透明なフィルムが望ましい。
例えば、ポリエチレンテレフタレートやポリエチレンナ
フタレートなどのポリエステルフィルム、ポリエチレン
又はポリプロピレン等のポリオレフィンフィルム、ポリ
スチレンフィルム、ポリアミドフィルム、ポリ塩化ビニ
ルフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリアクリロ
ニトリルフィルム等が使用できる。延伸したフィルム又
は未延伸のフィルムであって良く、厚さ5μm〜1■の
厚さのフィルムで良い。
混合物層は、プラスチックフィルムと透過して浸入する
水分を防ぐと共に、フィルムと蒸着膜の接着力向上のた
めに設けられるものである。水分の透過を防止するため
、混合物層には二液硬化型ポリウレタンが含まれる。ま
た二液硬化型ポリウレタンのみではフィルムと蒸着膜の
接着強度が劣ることから、両者の接着力向上のため、塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合体(塩酢ビ)を混合する必
要がある。
二液硬化型ポリウレタンはポリオールとイソシアネート
の反応硬化物である。ポリオールとしてはポリエステル
ポリオール、ポリエーテルポリオール、アクリルポリオ
ール等が使用できる。
イソシアネートとしてはへキサメチレンジイソシアネー
ト、トルエンジイソシアネート、メチレンジイソシアネ
ート、キシレンジイソシアネート等が使用できる。両者
は大略当量ずつ反応させれば良い。
混合物は、ポリウレタン70〜95重量%、塩酢ビ30
〜5M量%の割合で混合したものが好ましい。
塩酢ビが30重量%を越えると高湿度雰囲気下又は高温
高湿度雰囲気下で剥離が生じ易く、5重量%未満では接
着力が低下するからである。
なお、この外、混合物層には、ニトロセルロース等のセ
ルロース系樹脂、塩素化ポリオレフィン等を混合するこ
ともできる。
ポリオール、イソシアネート、塩酢ビはそれぞれ別個に
溶剤に溶解しておき、塗布直前に混合することが望まし
い。混合直後から反応硬化が開始するからである。
混合物層は、混合物をプラスチックフィルムに塗布乾燥
し、十分に養生することにより得ることができる。塗布
はグラビアコート、ロールコート等の方法により可能で
ある。厚さは0.1〜2.0μmで良い。
蒸着膜は透明性を維持しながら酸素等のガスを遮断する
ものである。かかる理由から、金属酸化物を用いる必要
がある。酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化スズ、酸化
マグネシウム等である。中でも、透明性とガス遮断性に
特に優れることから、酸化マグネシウムが好ましい。
蒸着層は公知の蒸着法で可能である。例えば抵抗加熱法
、高周波誘導加熱法、電子ビーム加熱法、電子衝撃加熱
法、輻射加熱法、フラッシュ蒸着、レーザー蒸着等の真
空蒸着法、イオンビームスパッタ、マグネトロンスパッ
タ等のスパッタ蒸着法等である。蒸着膜は500〜50
00オングストロームの厚さで良い、500オングスト
ロ一ム未満ではガス遮断性に劣り、また5000オング
ストロームを越えると折曲によるクランクが生じ易いか
らである。
好ましくは1000〜2000オングストロームである
なお、蒸着膜の上に他の層を形成することも可能である
0例えば、蒸着膜保護のための樹脂層、あるいは製袋の
際にヒートシール層として機能する樹脂層等である。
ヒートシール層として機能する樹脂層としては、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、エチレン−エチルメタクリレ
ート共重合体、アイオノマー等の樹脂が例示できる。積
層は溶融押出しラミネート、ドライラミネート等で可能
である。蒸着膜保護のためには、この外、ウレタン系、
塩酢ビ系、塩素化ポリプロピレン系、アクリル系、ポリ
エステル系等の塗料を塗布しても良い。表面物性を向上
するためには、紫外線硬化型又は電子線硬化型樹脂を塗
布硬化させるのが良い。
〈実施例I〉 (1)プラスチックフィルム。
・厚さ12μmの透明な二輪延伸ポリエチレンテレフタ
レートフィルム(S散状) (2)混合物層。
(a)&lI成。
アクリルポリオール       48重量%トルエン
ジイソシアネート    40〃塩酢ビ       
      12(ト))塗布方法。 グラビアコート (C)厚さ     0.4μm (dl を生    常温、1日間放置して完全硬化(
2)蒸着膜 (a)組成、   酸化マグネシウム。
(ロ)蒸着方法、 を子ビーム加熱法による真空蒸着法
(C)厚さ2000オングストローム (3)ヒートシール層 (a)組成、   未延伸ポリプロピレン。
(b)厚さ、60μm (C)積層方法、  ドライラミネート。
〈実施例2〉 混合物層の厚さを0.9μmとした外は実施例1と同じ
〈比較例1〉 混合物層の組成を以下の如くした外は実施例1と同じ。
アクリルポリオール      55重量%トルレイジ
イソシアネート   45 〈比較例2〉 混合物層の組成を以下の如くした外は実施例2と同じ。
アクリルポリオール      55重量%トルエンジ
イソシアネート   45 〈比較例3〉 混合物層を形成することなく、ポリエチレンテレフタレ
ートフィルム上に直接蒸着膜を形成した外は実施例1と
同じ。
〈測定結果〉 各蒸着フィルムの剥離の有無、気体透過係数、接着強度
を第1表に示す。
(al剥離の有無の測定。
蒸着フィルムにより、ポリプロピレンを内面として、1
00++sX 100■の袋をつくり、塩化カルシウム
を充填して密封することにより、ポリプロピレン面(内
側)の水分を除去し、40°C190%R,I(。
の条件下に、7日間放置して測定、剥離が太き(生じた
ものを×、わずかに部分的に生じたものをΔ、全く剥離
の認められなかったものを○と評価。
(bl気体透過係数(cd−C11/ cj −sec
  −caHg)の測定、23°C165%R,H,の
条件下に同圧法で測定。
(C)接着強度(g/15閤) 蒸着フィルムを、巻取りの流れ方向(MD)、流れと直
交する方向(TD)に切断し、ポリプロピレン面同志を
ヒートシールした後、インストロン型引張試験機により
、引張速度300m1分の条件で180度剥離して測定
。剥離は蒸着膜の位置で生じた。なお、表中rPET切
」はポリエチレンテレフタレートフィルムの破断が生じ
て、測定不可能な程度に接着力が強かったことを示す。
第1表 〈効果〉 以上のように、本発明によれば、プラスチックフィルム
と蒸着膜の接着力を向上して、しかも高湿度雰囲気下又
は高温高湿度雰囲気下の水和を生じないから、かかる雰
囲気下においても蒸着膜の剥離し難い蒸着フィルムが得
られる。
特 出  願  人 凸版印刷株式会社 許 代表者 鈴木和夫

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)プラスチックフィルムに、二液硬化型ポリウレタ
    ンと塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体の混合物層を介し
    て、金属酸化物の蒸着膜を設けて成る蒸着フィルム。
  2. (2)金属酸化物が酸化マグネシウムである請求項(1
    )記載の蒸着フィルム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0765739A4 (en) * 1995-04-11 1998-12-16 Daicel Chem COMPOSITE BARRIER AND PRODUCTION THEREOF
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JPS63227336A (ja) * 1987-03-16 1988-09-21 尾池工業株式会社 積層材料

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