JPS61217361A - 金属蒸着フイルム - Google Patents
金属蒸着フイルムInfo
- Publication number
- JPS61217361A JPS61217361A JP60057400A JP5740085A JPS61217361A JP S61217361 A JPS61217361 A JP S61217361A JP 60057400 A JP60057400 A JP 60057400A JP 5740085 A JP5740085 A JP 5740085A JP S61217361 A JPS61217361 A JP S61217361A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesion
- weight
- heat resistance
- base layer
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Wrappers (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は金属蒸着フィルムに関し、ボイル用、レトル
ト用に適したところの、高温殺菌食品の包装に使用する
金属蒸着フィルムに係るものである。
ト用に適したところの、高温殺菌食品の包装に使用する
金属蒸着フィルムに係るものである。
(従来の技術及びその問題点)
食品の包装には従来、ポリエチレンテレフタレートフィ
ルムなどのポリエステルフィルム、ポリエチレンフィル
ム、ポリプロピレンフィルムなどのようなポリオレフィ
ンフィルムその他各種のフィルムにA4等を蒸着した金
属蒸着フィルムが使用されている。これは光、気体、水
蒸気等の遮断性にすぐれている。しかし、この金属蒸着
フィルムは水に接したときはフィルムと蒸着層との密着
力が著しく低下すると共に、特にボイル用、レトルト用
に使用するときは、単に密着力が低下するのみならず、
耐熱性も弱く、ボイル時、レトルト時の熱によシ蒸着層
が、白化したシ腐食したシするという欠点があった。金
属蒸着層としてAI蒸着層を使用したときKは特にこの
傾向が強い。
ルムなどのポリエステルフィルム、ポリエチレンフィル
ム、ポリプロピレンフィルムなどのようなポリオレフィ
ンフィルムその他各種のフィルムにA4等を蒸着した金
属蒸着フィルムが使用されている。これは光、気体、水
蒸気等の遮断性にすぐれている。しかし、この金属蒸着
フィルムは水に接したときはフィルムと蒸着層との密着
力が著しく低下すると共に、特にボイル用、レトルト用
に使用するときは、単に密着力が低下するのみならず、
耐熱性も弱く、ボイル時、レトルト時の熱によシ蒸着層
が、白化したシ腐食したシするという欠点があった。金
属蒸着層としてAI蒸着層を使用したときKは特にこの
傾向が強い。
この発明は上記の欠点を除去するもので、ボイル時、レ
トルト時にも充分な密着力及び・耐熱性を有する新規な
金属蒸着フィルムを提供するものである。
トルト時にも充分な密着力及び・耐熱性を有する新規な
金属蒸着フィルムを提供するものである。
(問題点を解決するための手段)
この発明は、プラスチックフィルムの表面に、ガラス転
位点が80℃以下の飽和ポリエステル50〜20重量%
、イソシアネート化合物sO〜80重量係、及び触媒0
.02〜0.06重量%からなる組成物を下地層として
塗布し、該下地層上に金属蒸着層を形成したことを特徴
とする金属蒸着フィルムである。
位点が80℃以下の飽和ポリエステル50〜20重量%
、イソシアネート化合物sO〜80重量係、及び触媒0
.02〜0.06重量%からなる組成物を下地層として
塗布し、該下地層上に金属蒸着層を形成したことを特徴
とする金属蒸着フィルムである。
プラスチックフィルムとしては、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン等のポリオレフィン、ポリエステル、ポリスチ
レン、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリカーボネート
、その他各種のプラスチックからなるフィルムが使用で
きる。
ロピレン等のポリオレフィン、ポリエステル、ポリスチ
レン、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリカーボネート
、その他各種のプラスチックからなるフィルムが使用で
きる。
プラスチックフィルムの表面すなわち片面又は両面に下
地層として塗布する組成物のうち、飽和ポリエステルは
ガラス転位点が80℃以下のものを使用する。ガラス転
位点が80℃を超えると、金属ψ 蒸着層の密着力が弱く、ガラス転位点が70t’〜15
でのものが特に好ましい。
地層として塗布する組成物のうち、飽和ポリエステルは
ガラス転位点が80℃以下のものを使用する。ガラス転
位点が80℃を超えると、金属ψ 蒸着層の密着力が弱く、ガラス転位点が70t’〜15
でのものが特に好ましい。
イソシアネート化合物としては、ヘキサメチレンジイソ
シアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘキ
サメチレンジイソシアネート3モルとトリメチロールプ
ロパン1モルとの縮合物、トリフェニルメタントリイソ
シアネート、その他各種のイソシアネート化合物が使用
できる。
シアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘキ
サメチレンジイソシアネート3モルとトリメチロールプ
ロパン1モルとの縮合物、トリフェニルメタントリイソ
シアネート、その他各種のイソシアネート化合物が使用
できる。
インシアネート化合物は5C〜8a重t%使用する。
イソシアネート化合物が50重量%よシ少ないと密この
発明に使用する触媒としてはナフテン酸カルシウム、オ
クチル酸亜鉛などの金属石けんが使用できる。もちろん
他の触媒も使用できるが食品衛生上の問題からは上記の
例示したものが好ましい。この発明で触媒を使用したの
は、耐熱性改良と密着力の改良のためである。すなわち
前記したイソシアネート化合物の割合の範囲でしかも触
媒が0.02〜0.06重量−のときにのみ、耐熱性及
び密着力共に良好なものが得られる。
発明に使用する触媒としてはナフテン酸カルシウム、オ
クチル酸亜鉛などの金属石けんが使用できる。もちろん
他の触媒も使用できるが食品衛生上の問題からは上記の
例示したものが好ましい。この発明で触媒を使用したの
は、耐熱性改良と密着力の改良のためである。すなわち
前記したイソシアネート化合物の割合の範囲でしかも触
媒が0.02〜0.06重量−のときにのみ、耐熱性及
び密着力共に良好なものが得られる。
組成物を下地層として塗布する場合の膜厚はo、o1g
/ゴ〜1.0y/ゴがよく、特に0.029/ゴ〜o、
1y/ゴがよい。この膜厚が0.01g/ゴよシ薄いと
密着不良をきたし、1.09/rrrよシ厚いと全下地
層上に蒸着する金属は、A4、N1、OrlAg、Au
、その他各種の金属が使用でき、真空蒸着、スパッタリ
ング、イオンブレーティング等により金属蒸着層を形成
することができる。
/ゴ〜1.0y/ゴがよく、特に0.029/ゴ〜o、
1y/ゴがよい。この膜厚が0.01g/ゴよシ薄いと
密着不良をきたし、1.09/rrrよシ厚いと全下地
層上に蒸着する金属は、A4、N1、OrlAg、Au
、その他各種の金属が使用でき、真空蒸着、スパッタリ
ング、イオンブレーティング等により金属蒸着層を形成
することができる。
(実施例)
厚す12μのポリエチレンテレフタレートフィルム(ダ
イアホイル社製ダイアホイル)の片面に、飽和ポリエス
テル(東洋紡績社製バイロン200)、イソシアネート
化合物(日本ポリウレタン工業社製コロネー)L)、及
び触媒(ナフテン酸カルシウム)を各種の割合で配合し
た組成物を0.05f//r11”の厚さに繊布して下
地層を形成し、該下地層上にAlを400Xの厚さに蒸
着して各種のサンプルを多数作成した。
イアホイル社製ダイアホイル)の片面に、飽和ポリエス
テル(東洋紡績社製バイロン200)、イソシアネート
化合物(日本ポリウレタン工業社製コロネー)L)、及
び触媒(ナフテン酸カルシウム)を各種の割合で配合し
た組成物を0.05f//r11”の厚さに繊布して下
地層を形成し、該下地層上にAlを400Xの厚さに蒸
着して各種のサンプルを多数作成した。
次に上記各種のサンプルについて次のよう”な耐熱性及
び密着力の試験を行った。
び密着力の試験を行った。
耐熱性試験(110℃×30分のボイル処理による金属
蒸着層の白化、腐食の有無) 密着力試験(剥離強度試験を行い、常態密着力と耐水密
着力とをy/xsmの単位で測定し、100g/15H
以上は合格とし、100g/15MIIFよシ低いとき
は不合格とした) 耐熱性試験、密着力試験共に同一サンプル10個を試験
し、耐熱性試験については白化、腐食なしが10個のと
きは○とし、5〜9個のときは△とし、4個以下のとき
は×とした。また密着力試験については合格が10個の
ときは○とし、5〜9個のときは△とし、4個以下のと
きは×とした。このような試験結果を次に示す。
蒸着層の白化、腐食の有無) 密着力試験(剥離強度試験を行い、常態密着力と耐水密
着力とをy/xsmの単位で測定し、100g/15H
以上は合格とし、100g/15MIIFよシ低いとき
は不合格とした) 耐熱性試験、密着力試験共に同一サンプル10個を試験
し、耐熱性試験については白化、腐食なしが10個のと
きは○とし、5〜9個のときは△とし、4個以下のとき
は×とした。また密着力試験については合格が10個の
ときは○とし、5〜9個のときは△とし、4個以下のと
きは×とした。このような試験結果を次に示す。
(pス下乍白)
第1表(耐熱性試験結果)
(発明の効果)
この発明は上記の如く構成したから、密着力、耐熱性の
いずれも良好であシ、ボイル用、レトルト用の金属蒸着
フィルムとして最適である。単に密着力のみの改善でな
く同時に耐熱性の改善も行い、金属蒸着フィルムの性能
を安定化させたことはこの発明によシ始めてなし得たこ
とである。
いずれも良好であシ、ボイル用、レトルト用の金属蒸着
フィルムとして最適である。単に密着力のみの改善でな
く同時に耐熱性の改善も行い、金属蒸着フィルムの性能
を安定化させたことはこの発明によシ始めてなし得たこ
とである。
Claims (1)
- プラスチックフィルムの表面に、ガラス転位点が80℃
以下の飽和ポリエステル50〜20重量%、イソシアネ
ート化合物50〜80重量%、及び触媒0.02〜0.
06重量%からなる組成物を下地層として塗布し、該下
地層上に金属蒸着層を形成したことを特徴とする金属蒸
着フィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60057400A JPS61217361A (ja) | 1985-03-19 | 1985-03-19 | 金属蒸着フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60057400A JPS61217361A (ja) | 1985-03-19 | 1985-03-19 | 金属蒸着フイルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61217361A true JPS61217361A (ja) | 1986-09-26 |
JPH0427292B2 JPH0427292B2 (ja) | 1992-05-11 |
Family
ID=13054584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60057400A Granted JPS61217361A (ja) | 1985-03-19 | 1985-03-19 | 金属蒸着フイルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61217361A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0386539A (ja) * | 1989-08-30 | 1991-04-11 | Reiko Co Ltd | 包装用プラスチックフイルム |
JPH03231838A (ja) * | 1990-02-08 | 1991-10-15 | Toppan Printing Co Ltd | 蒸着フィルム |
-
1985
- 1985-03-19 JP JP60057400A patent/JPS61217361A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0386539A (ja) * | 1989-08-30 | 1991-04-11 | Reiko Co Ltd | 包装用プラスチックフイルム |
JPH0622976B2 (ja) * | 1989-08-30 | 1994-03-30 | 株式会社麗光 | 包装用プラスチックフイルム |
JPH03231838A (ja) * | 1990-02-08 | 1991-10-15 | Toppan Printing Co Ltd | 蒸着フィルム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0427292B2 (ja) | 1992-05-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |