JPH03230158A - ハロゲン化銀カラー写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀カラー写真感光材料

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JPH03230158A
JPH03230158A JP2636590A JP2636590A JPH03230158A JP H03230158 A JPH03230158 A JP H03230158A JP 2636590 A JP2636590 A JP 2636590A JP 2636590 A JP2636590 A JP 2636590A JP H03230158 A JPH03230158 A JP H03230158A
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JP
Japan
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group
silver halide
general formula
acid
bleaching
Prior art date
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Pending
Application number
JP2636590A
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English (en)
Inventor
Shigeto Hirabayashi
茂人 平林
Yoko Nagaoka
長岡 陽子
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Publication of JPH03230158A publication Critical patent/JPH03230158A/ja
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  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ハロゲン化銀カラー写真感光材料に関し、特
に脱銀性が良好で迅速処理が可能であり、かつ粒状性に
優れた撮影用ハロゲン化銀カラー写真感光材料に関する
〔従来技術〕
一般にハロゲン化銀カラー写真感光材料(以下、単に写
真感光材料ともいう)の処理工程は、基本的には発色現
像と脱銀の2工程からなり、脱銀は漂白と定着工程又は
漂白定着工程からなっている。
この他に付加的な処理工程として、リンス処理、安定処
理等が加えられる。
近年、写真感光材料の処理の迅速化が益々要求されるよ
うになり、脱銀工程を迅速化するためには、処理液だけ
でなく、写真感光材料にも脱銀工程を早める脱銀性改良
技術が所望されていた。従来、漂白工程の迅速化に有効
な漂白促進剤としては、チオール類、チオン類、ジチオ
ン類などが知られているが、これらの化合物をそのまま
写真感光材料に添加しても、脱銀性が殆ど改良されない
ばかりか感度低下や発色濃度の低下といった欠点が多く
、有効な技術とは言い難い。
〔本発明が解決しようとする問題点〕
上記問題に関し、本発明者等は鋭意研究の結果、特願平
第1−176832号に示す如く特定の有機化合物の銀
塩を写真感光材料に含有することにより、脱銀性が飛曜
的に向上することを見いだしたが、その後さらに詳細に
検討を行った所、該銀塩を含有する写真感光材料は、粒
状性が劣化しやすいという欠点があることが判ってきた
〔発明の目的〕
従って本発明の目的は、脱銀性が良好で迅速処理が可能
であり、かつ粒状性に優れた撮影用ハロゲン化銀カラー
写真感光材料を提供することにある。
〔発明の構成〕
本発明の上記目的は、支持体上に、青感性ハロゲン化銀
乳剤層、緑感性ハロゲン化銀乳剤層、赤感性ハロゲン化
銀乳剤層及び少なくとも1層の非感光性親水性コロイド
層を写真構成層として有するハロゲン化銀カラー写真感
光材料において、該感光性ハロゲン化銀乳剤層の少なく
とも1層中が、発色現像主薬の酸化体との反応により、
漂白促進剤またはその前駆体を放出する化合物を含有し
、かつ該写真構成層の少なくとも1層中に、漂白促進作
用を有する化合物の銀塩を含有することを特徴とするハ
ロゲン化銀カラー写真感光材料、により達成された。以
下、本発明を更に詳しく説明する。
本発明における、発色現像主薬の酸化体と反応して、漂
白促進剤又はその前駆体を放出し得る化合物(以下、B
leach Accelerator Releasi
ng化合物= BAR化合物と称す)は、次の一般式(
BAR)で示されるものが好ましい。
一般式(BAR) At−(TIMI、QAz(TIMEヘ−BA式中、A
1は現像主薬の酸化体の反応により(TIME++jj
−CAz+TIMEz層BAを放出する基を表し、A、
は現像主薬の酸化体との反応によりJUC−TIME、
す十jAを放出する基を表し、TIME、及びTIME
、はタイミング基を表し、BAは漂白促進剤又はその前
駆体を表し、gはO9l又は2を表し、謁及びnはO又
はlを表す。
一般式(BAR)において、A1は詳しくはカプラー残
基または還元剤残基を表す。
A1で表されるカプラー残基としては、イエロマゼンタ
又はシアン色素を生成する残基と、実質的に無色の生成
物を生成する残基がある。
イエローカプラー残基として代表的なものは、米国特許
2,298.443号、同2,407.210号、同2
,875゜057号、同3.048,194号、同3,
265,506号、同3’、447゜928号及びファ
ルブクブラー・アイネ・リテラトウルヴエルジッヒト・
アグファ・ミッタイルング(バンドIf )[Farb
kuppler eina Literaturuve
rsiecht Agfa旧tteilung (Ba
ndl[)]  、1112〜126頁1961年)な
どに記載されている。これらのうちアシルアセトアニリ
ド類、例えば、ベンゾイルアセトアニリドやピバロイル
アセトアニリド類が好ましい。
マゼンタカプラー残基として代表的なものは、米国特許
2,369.489号、同2,343.703号、同2
,311゜182号、同2,600,788号、同2,
908.573号、同3,062゜653号、同3,1
52.986号、同3,519.429号、同3,72
5゜067号、同4,540.654号、特開昭59−
162548号、及び前記のAgfa Mitteil
ung (Bandn )、126〜156頁(196
1年)などに記載されている。これらのうちピラゾロン
あるいはピラゾロアゾール(例えば、ピラゾロイミダゾ
ール、ピラゾロトリアゾールなど)類が好ましい。
シアンカプラー残基として代表的なものは、米国特許2
,367.531号、同2,423.730号、同2,
474.293号、同2,772,162号、同2,3
95.826号、同3,002.836号、同3,03
4,892号、同3,041.236号、同4 、66
6 。
999号及び前記のAgfa Mitteilung 
(Bandn )+156〜175頁(1961年)な
どに記載されている。これらノウチア xノール類ある
いはナフトール類が好ましい。
実質的な無色の生成物を形成するカプラー残基として代
表的なものは、例えば英国特許861,138号、米国
特許3,632.345号、同3,928.041号、
同3.958,993号及び同3,961,959号な
どに記載されている。これらのうち、環式カルボニル化
合物が好ましい。
A、がカプラー残基を表わすとき、好ましいものは、下
記一般式(BARa)ないしく BARb)で表される
一般式(BARa)     一般式(BARb)3 一般式 %式%) 一般式 (BARd) 一般式 %式%) 一般式 (BARf) 一般式(BARg)     一般式1: BARh〕
H 上記一般式(BARa)において、R8はアルキル基、
アリール基、アリールアミノ基を表し、R。
はアリール基、アルキル基を表す。
上記一般式(BARb)において、R8はアルキル基、
アリール基を表し、R4はアルキル基、アシルアミノ基
、アリールアミノ基、アリールウレイド基、アルキルウ
レイド基を表す。
上記一般式CBARc)において、R4は一般式〔BA
Rb)のR6と同義であり、R,はアシルアミノ基、ス
ルホンアミド基、アルコキシ基、ハロゲン原子を表す。
上記一般式(BA、Rd)及び[: BARe)におい
て、R1はアルキル基、アリール基を表す。R7はアル
キル基、アリール基、アシルアミノ基、アリールアミノ
基、アルコキシ基、アリールウレイド基、アルキルウレ
イド基を表す。
上記一般式1:BARf)において、R1はハロゲン原
子、アルキル基、アルコキシ基、アシルアミノ基、スル
ホンアミド基を表し、R9はアシルアミノ基、カルバモ
イル基、アリールウレイド基を表す。
上記一般式(BARg)において、R9は一般式(BA
Rf)と同義であり、R1゜はアミノ基、炭酸アミド基
、スルホンアミド基、ヒドロキシル基を表す。
上記一般式(: BARh)において、R11はニトロ
基、アシルアミノ基、コハク酸イミド基、スルホ・ノア
ミド基、アルコキシ基、アルキル基、ハロゲン原子、シ
アノ基を表す。
また、上記一般式中、(BARc)におけるαはOない
し3、(BARf)及び(BARh)におけるnは0な
いし2、[BARg)におけるmは0ないしlの整数を
表し、Q、 nが2以上のとき各Rs、Ra、R+。
及びR11は各々、同一でも異なっていてもよい。
上記各基は、置換基を有するものを含み、好ましい置換
基としては、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、スル
ホンアミド基、ヒドロキシル基、カルボキシル基、アル
キル基、アルコキシ基、カルボニルオキシ基、アシルア
ミノ基、アリール基等の他、いわゆるビス型カプラー 
ポリマーカズラーを構成するカプラ一部分を含むもの等
が挙げられる。
上記各一般式におけるR1ないしR□、の呈する親油性
は目的に応じて任意に選ぶことができる。
通常の画像形成カプラーの場合、R1ないしR1゜の炭
素原子数の総和10ないし60が好ましく、更に好まし
くは15ないし30である。また、発色色素を、感光材
料中において適度に移動することができるようにする場
合には、該R5ないしR□。の炭素原子数の総和は15
以下が好ましい。
又実賞的に画像形成発色色素を生成しないカプラーとは
、発色色素が生成さないものの他、発色色素が感光材料
から処理液中に流出するいわゆる流出性色素形成カプセ
ー、処理液中の成分と反応して漂白されるいわゆる漂白
性色素形成カプラーなど、現像処理後色像が残らないも
のを意味し、流出性色素形成カプラーの場合には、R8
ないしR8゜の炭素原子数の総和は15以下が好ましく
、更にR1ないしR8゜の置換基として少なくとも一つ
のカルボキシル基、アリールスルホンアミド基、アルキ
ルスルホンアミド基を有することが好ましい。
A、が還元剤残基を表すとき、該還元剤残基は、好まし
くはThe Theory of the Photo
graphic Process Fourth ed
ition”マクミラン社刊1977年の298ページ
〜324ページに記載されている)[enda 11則
またはPelz則に従う還元剤母核を有する化合物を表
わし、例えばハイドロキノン、カテコール、ヒロカロー
ル、没食子酸、アミノフェノール、スルホンアミドフェ
ノール、P−)ユニレンジアミン、0−フェニレンジア
ミン、アスコルビン酸、5−アミノピラゾロン、ヒドラ
ジンなどの誘導体残基を挙げることができる。
AIは好ましくはカプラー残基またはヒドラジン誘導体
残基であり、好ましくはカプラー残基である。更に一般
式(BAR)において、TIME、及びTIME2で表
されるタイミグ基は、カップリング活性の調整、放出速
度の調整、拡散性の調整等の目的で使用される。
代表的なタイミング基としては、以下の公知のタイミン
グ基が挙げられる。
ここにタイミング基がTIME+を表すとぎにはAtに
結合する部位を表し、TIMEzを表すときは(ネ)は
A、に結合する部位を表し、 1 (ネ)(ネ)は−S−R,−R,もしくは0(C)n−
R,−5−R3BAが結合する部位を表す。
(1)  共役系に沿った電子移動反応を利用して開裂
反応を起こさせる基。
例えば特開昭56−114,946号、同57−154
.234号、同57−188,035号、同58−98
.728号、同58−160.954号、同58−16
2.949号、同58−209 、736号、同58−
209゜737号、同58−209,738号、同58
−209,739号、同58−209.740号、同6
2−86.361号及び同62−87.958号に記載
のある基。
これらのうち下記一般式(BARi)及び(BARj)
で表される基、が好ましい。
一般式 %式%) 式中、 Bはベンゼン環又はナフタレン環を完成するのに必要な
原子群を表し、 Yは一〇− 水素原子、 アルキル基又はアリ ール基を表す°。
置換されている。
一般式 %式%) 式中、 1 R,、。
R13は各々前記一般式 %式%) と同義であり、 R1,は水素原子、 アルキル基、 ア リ ール基、 アシル基、 スルホン基、 アルコキシ力 子、アルキル基、アリール基、複素環残基、アルコキシ
基、アミノ基、アシルアミノ基、スルホンアミド基、カ
ルボキシ基、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基
又はシアノ基を表す。
(2)分子内求核置換反応を利用して開裂反応を起こさ
せる基。
例えば、米国特許4,248.962号及び特開昭57
−56゜837号に記載のある基。これらのうち、下記
一般式(BARk)、(BAR12〕及び(BARm)
で表される基が好ましい。
一般式CBARk) 一般式(BAI) 一般式 %式%) を表し、 Z、 は (本)−0−、(*)−0−CH。
、 (*)−o−co−、(*)−S−ここでR1,は
水素原子、アルキル基、アリール基又はヘテロ環基を表
す。R,アは水素原子、アルキル基又はアリール基を表
し、R1,は水素原子、アルキル基、アリール基、ヘテ
ロ環基、シアン基、ハロゲン原子又はニトロ基を表す。
ここでR8゜及びR81は同じであっても異なっていて
もよく、R1,と同様の基を表す。pは1から4の整数
を表し、qは0.1又は2を表し、γは1から4の整数
を表し、tは1から3の整数を表し、γ又はtが2以上
の時はR3,で表される基は同じでも異なっていてもよ
い。r又はtが2以上の時はR,、どうしか連結して環
を形成してもよい。
(3)へミアセタールの開裂反応を利用する基。
例えば、米国特許4,146.396号、特開昭60−
249゜148号及び同60−249,149号に記載
のある基。
これらのうち、下記一般式(BARn)で表される基が
好ましい。
一般式(BARn) bυzxts (*)−0CH!−〇、又は(*)−OCR,−3+、
を表し、R,、、R,。
及びRoは一般式(BARk) 、 (BARQ)及び
(BARm)で述べたと同様のものを表す。
一般式(BAR)において、Azで表される基は詳しく
はA−(−TEME→−より開裂した後カプラーとなる
基またはA T+−T E M E→−よれ開裂した後
還元α 剤残基となる基である。カプラーとなる基としては、例
えばフェノール型カプラーの場合では水酸基の水素原子
を除いた酸素原子でA −%−T E M E→−α と結合しているものであり、そこから放出されることに
よって初めて現像主薬酸化体とカップリング可能なフェ
ノール型カプラーとなる。そのカップリング位には(T
 E M Er+−B Aを有する。
還元剤残基となる基としては、好ましくは一般式CBA
Ro)で表されるものである。
一般式CBARo) p +v −w→→−R A −(−T E M E T+−にはPで結合してお
り、PおよびQはそれぞれ独立に酸素原子または置換も
しくは無置換のイミノ基を表わし、n個のVおよびWの
少なくとも1個は(T E M E T+−B Aを無
置換として有するメチン基を表わし、それ以外のVおよ
びWは置換もしくは無置換のメチン基または窒素原子を
表わし、rは1から3の整数を表わし、Rは水素原子ま
たはアルカリによって除去されうる基を表わす。(V−
W)rは好ましくはベンゼン環を表わす。A、は好まし
くは還元剤残基となる没食子酸誘導体残基である。
一般式(BAR)において、BAで表わされる漂白促進
剤またはその前駆体は詳しくは公知の漂白促進剤残基が
挙げられる。例えば特開昭49−42349号、同53
−94927号、同53−95630号、同53−14
1623号、同55−26506号、特公昭45−85
06号、同49−2658゛6号、同53−9854号
、米国特許第3.893.858号、同4,552゜8
34号、英国特許第1.138.842号に記載の漂白
促進剤残基が挙げられる。
BAは更に好ましくは下記一般式(BA−1)および(
BA−2)で表わされる。
(BA−1) −S−R,。−R,1 (BA−2) Z*−Rzx(S  Rr→−(S  S  RT−1
+−Rtia             b 式中、 Rla、 Rz*+ RmsおよびR14は炭素原子数
1〜8の直鎖状または分岐鎖状のアルキレン基、炭素原
子数3〜12のシクロアルキレン基、炭素原子数6〜l
Oのアリーレン基または炭素数1−10の複素環基(例
えば、ピラゾール、イミダゾール、トリアゾール、テト
ラゾール、オキサゾール、チアゾール、ピロール、イン
ドール、インダゾール、オキサジアゾール、チアジアゾ
ール、ベンズイミダゾール、ベンズオキサゾール、ベン
ズチアゾール、プリン、テトラアザインデン、イソオキ
サゾール、インチアゾール、ピリジン、ピリミジン、ピ
リダジン、トリアジン、キノリン、フラン、チオフェン
、チアン、ジチオン、チイラン、アジリジン、オキセタ
ン、オキソラン、チオラン、チエタン、オキサン、ジオ
キサン、ピペリジン、モルホリン、ピペラジン、インダ
シリジン、ピラン、チオピラン、オキサゾリン、スルホ
ラン、ピロリジン、ピラゾリン、ピラゾリジン、イミダ
シリン等から誘導される基)を表わし、 R11およびRlsは親水性置換基を表わし、好ましく
はに置換基定数で0.5以下、さらに好ましくは負の値
となる置換基である。K置換基定数とは“サブスティテ
ユエント・コンスタント・フォア・コリレーション・ア
ナリシス・イン・ケミストリー・アンド・バイオロジー
(Substituent Con5tants fo
r Correlation Analysis in
 Chemistry and Bi。
1ogy)”、C,ハンクス(C,Hansch)およ
びAルオ(A、Leo)著、ジョン・ウィリー(Joh
n Wiley)1979年番こ記載の方法により、X
、について計算される値である。
aはOから2の整数を表わし、bはOまたはlを表わす
R3゜+ R12+ RmsおよびR14は好ましくは
アルキレン基であり、R11は好ましくはカルボキシJ
し基、スルホ基、ヒドロキシ基、アミノ基である。
AR−1 AR−2 AR−3 AR−4 0 r、0 AR−5 AR−6 AR−7 悶 − SL;H2し+12しuun しtlls AR 37 S+、;il!L;tl!へ、−一7v本発明において
用いられるBAR化合物は例えば特開昭61−2012
47号、同55−22056号、同55−29805号
、同60−50533号、同61−28947号、同6
2−173467号、同62−247363号、同63
−70854号、同63−10674号、同63−12
1843号、同63−121844号、同63−121
85号、同63−214752号、同63−25445
2号、同64−2119号、特開平1−201657号
、同1−207747号、同l−20447号、同1−
214847号、同1・231049号に記載の方法に
より合成することができる。
本発明において用いられるBAR化合物の感光材料への
添加量は、感光材料1 m!当りlXl0−’モル〜I
 X 10−’モルが好ましく、特にlXl0−’モル
−5X 10−”モルが好ましい。
本発明において用いられるBAR化合物は感光材料のす
べての層に添加することができ、2層以上の層に用いて
もよい。更には感光性乳剤層に添尻することが好ましい
本発明の漂白促進作用を有する化合物の銀塩としては、
下記一般式CI)〜(Xn[)で示される化合物が挙げ
られる。
一般式CI) 式中、Qは含窒素へテロ環を形成するに必要な原子群を
表し、R1はアルキル基、シクロアルキル基、アリール
基、ヘテロ環基又はアミノ基を表す。
一般式(It) 式中、QOは含硫黄へテロ環を形成するに必要な原子群
を表し、XはO2S又はNR(Rは水素一般式 CN3 式中、R3及びR1は、それぞれ水素原子、アルキル基
、ヒドロキシル基、カルボキシル基、アミノ基、アシル
基、アリール基又はアルケニル基を表す。Aは 入 又はn3価のへテロ環残基を表し、Xは−S1−〇又は
=NR’″を表す。ここでR及びR′はそれぞれR2及
びR1と同義、X′はXと同義、2はアンモニウム基、
アミ/基、 含窒素へテロ環残基、 2価の金属原子群を表し、R“は水素原子、アルキル基
、シクロアルキル基、アリール基、ヘテロ環残基又はア
ミノ基を表し、n、−n@及びm1〜m4は、それぞれ
1〜6の整数を、mlはO〜6の整数を表す。Bはアル
キレン基を表し、を表し、R4及びR6はそれぞれR3
及びRsと同義である。但し、R1及びR2は、それぞ
れ−B−5Zを表してもよく、又、R2とR1、RとR
’  R。
とR6は、それぞれ結合して環を形成してもよい。
一般式[IV) 式中、 R8及びR9は、 各々 を表し、RIDはアルキル基又は−((Jlz)n@5
03eを表す。(但し、Rroが−(CH2)n1sO
ieのとき、aはOを表し、アルキル基のときlを表す
。)Qeはアニオンを表す。n、は1〜6の整数を表す
一般式(V) 式中、Q、は含窒素へテロ環を形成するに必要な原子群
を表す。
一般式(Vl) 式中、D r 、 D 2 、 D s及びり、は、そ
れぞれ単なる結合手又は炭化水素鎖を表し、Q IIQ
 21Q 3及びq4は、それぞれ0.1又は2を表す
一般式〔■〕 式中、X、は水素原子、Rls、  C00M’ 、 
−OH。
−501M’  、−CONHI、−5o、NR2,−
NHz、−CN、  〜C0zR+s。
−5O,R,、、−OR,、、−NR,、R,、、−S
R,、、−So、R,、。
NHCOR1g+−NHSOJI@、−0COR4又は
−5OJ+s を表し、Y2は を表し、 m、及びn、は、 それぞれl 〜lOの整数を 表す、R,、・R12・RI3・2口・RIS・R17
及びR,畠R目はのアルキル基を表し、R1,は−NR
2゜R21+−0R2z又は−SR,2を表し、R2゜
及びR2,は、それぞれ水素原子又はアルキル基を表し
、R22はR1,と結合して環を形成するのに必要な原
子群を表す。
R2o又はR21はR1,と結合して環を形成してもよ
い。M′は水素原子又はカチオンを表す。
一般式〔■〕 式中、Arはアリーレン基又はアリーレン基を含む2価
の有機基を表し、B2及びB、は、それぞれアルキレン
基を表し、R2,、R2,、R25及びR26は、それ
ぞれヒドロキシ置換アルキル基を表し、X及びyは、そ
れぞれO又は1を表す。G′はアニオンを表し、2は0
、■又は2を表す。
一般式 ([) 式中、R2ア及びR2Mは、それぞれ水素原子、アルキ
ル基、アリール基又はヘテロ環基を表し、R2tは水素
原子又はアルキル基を表し、R3゜は水素原子又はカル
ボキシル基を表す。
一般式〔X〕 式中、2、.2、.2 、及びZ、は、それぞれ炭素原
子又は窒素原子を表し、これらのうち少なくとも一般式 ([) 式中、R3□及びR82は、 それぞれ水素原子又は 置換基を表す。
一般式(XI[) 式中、R33,R34,R36及びR16は、それぞれ
水素原子又は置換基を表す。
一般式[XII[) R3アーSAg 式中、R1,はアルキル基、アリール基、複素環基、ア
シル基、チオアシル基、カルバモイル基、チオカルバモ
イル基を表し、それぞれの基は置換基を有していてもよ
い。
一般式CI)において、Qにより形成されるへ−P口項
T% rc D  子主青砧1八斗n慣l斗 ムηを砧
縮合ヘテロ環(例えば5〜6員の不飽和環が縮合したも
の)を含み、R1で表されるアルキル基としては炭素数
1〜5のものが好ましい。又、Qにより形成されるヘテ
ロ環及びR1で表される多基は、置換基(例えばアルキ
ル基、カルボキシル基、スルホ基、アシル基等)を有す
るものを含む。
一般式(II)において、Q、により形成されるヘテロ
環は、縮合ヘテロ環(例えば5〜6員の不飽和環が縮合
したもの)を含み、かつ、置換基(例えばアルキル基、
アリール基、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボ
ニルアルキル基、ハロゲン原子、ビニル基、アニリノ基
、アシルアミノ基、スルホンアミド基等)を有するもの
を含む。
一般式〔111)において、R,、R,、R〃で表され
るアルキル基及びBで表されるアルキレン基は、それぞ
れ炭素数1〜6のものが好ましく、R2+R1で表され
るアシル基は炭素数2〜4のものが好ましい。
又、A、R“で表されるヘテロ環基は、縮合への)を含
み、R,、R,、A及びR〃で表される多基は置換基(
例えばヒドロキシル基、アルキレン基等)を有するもの
を含む。
一般式(IV)において、Ra 、 R−で表される基
は置換基を有するものを含む。
一般式(V)において、Qlにより形成されるヘテロ環
は縮合へテロ環(例えば5〜6員の不飽和環又は飽和環
が縮合したもの)を含み、かつ、置換基(例えばカルボ
キシル基、スルホ基等)を有するものを含む。
一般式(VI)において、D1〜D、で表される炭化水
素鎖は飽和でも不飽和でもよく、例えば、アルキレン、
アルケニレンが挙げられ、炭素数1〜8のものが好まし
い。又、該含硫黄へテロ環は縮合ヘテロ環(例えば5〜
δ貝の飽和環、不飽和環が縮合したもの)を含み、置換
基(例えば、ヒドロキシアルキル基、ヒドロキシル基、
カルボキシアルキル基等)を有するものを含む。
一般式〔■〕において、R1,〜R,,,R,。。
R2,で表されるアルキル基は、好ましくは炭素数l〜
6のものである。
一般式〔■〕において、Arで表されるアリレン基とし
てはフェニレン基、ビフエニリレン基等が挙げられ、ア
リーレン基を含む2価の有機基としては、アリーレン基
とアルキレン基及び/又はヘテロ原子(例えば酸素原子
)を組み合わせたものが挙げられる。
B2.B、で表されるアルキレン基及びR23〜R26
で表されるヒドロキシ置換アルキル基としては、炭素数
1〜6のものが好ましい。
一般式〔X〕において、Z l、 Z z、 Z s又
はZ。
が炭素原子の場合、置換基(例えばアルキルチオ基、ア
リール基、カルボキシアルキル基、アミン基、カルボキ
シアルキルチオ基、アリールチオ基、ヘテロ環基、アリ
ールオキシ基、アシルオキシ基)を有するものを含む。
一般式(II)において、R31又はR3,で表される
置換基としては、例えばアルキル基、アルコキシ基、ア
リール基、カルボキシル基、ハロゲン原子、アミノ基、
ヒドロキシル基、スルホ基が挙げられる。
一般式(II[)において、R33〜R3,により表さ
れる置換基としては、例えばアルキル基、アルコキシ基
、アミン基、ヒドロキシル基、メルカプト基、アシルア
ミノ基、カルバモイル基が挙げられる。
一般式(XII[)において、R17が置換基を有する
場合核置換基としては例えば、アルキル基、アリール基
、複素環基、ヒドロキシ基、カルボ、キシル基、アミノ
基、アンモニウム基、アルコキシ基、スルホニル基、ス
ルホ基、アシル基、チオアシル基、カルバモイル基、チ
オカルバモイル基、−5R、、基(R3,は水素原子又
は銀原子を表す)が挙げられる。
前記一般式CI)〜〔X■〕で示される本°発明の化合
物は、(BA)・Agとして表すことができる。
以下に化合物(BA)及び前記一般式(XI[I)で示
される化合物の代表的具体例を挙げるが、これに限定さ
れるものではない。
例示化合物 (I ■) (I −2) ( ■ −3) ( ■ 4) (I − 5) ( ■ −6) CHzCHxCOO)I  I = 7) (I−8) ( ■ 9 ) しiコ ( ■ 11) 〔■ ) (■ 3) (I+−5) ( ■ =10) (■ 2) しt13 (■ 4 ) (■ 6 ) (■ 7) (n  −9) (n  −11) (■ 13) (■ 15) Nt+、’tlulZ (n  −8) (■ 10) (If  −12) (■ 14) (n  −16) NflLυしf13 (n  −17) (■ 19) (■ 21) (■ 23) ([[I  − 1) (■ 18) (I[−20) (n  −22) (III−2) (■ 3) (■ 4) (■ 5) 1 CH,−NH−C 1 NH−NH−C−NH−CH。
(■ 6) 2N C5NHNHC3−NH。
(■ 7) 2N C5N)I(CI’b)zNHcs NH。
(■ 8) (■ 9) (III −10) (II[−11) (Ill −12) (I[I −13) (I[l−14) (■ 17) (I[[−18) (I[[−19) (I[[−20) (m −22) (I[[−21) (m−23) (III −25) (I[[−26) (Ill −27) CI。
CH。
(V− 1) (V 2) (v−3) (Vl− 1) (Vl−2) (Vl−3) (Vl −4) (Vl−5) (Vl −6) (■ 7) (■ 8) (Vl −9) (Vl−10) (Vl −11) (Vl −12) 01( (Vl −13) (■ 14) (■ 15) (■ 16) (Vl −17) \、7) ワ (■ 1) (■−2) (■ 3) (■ 4) (■−5) (■ 7 ) (■ 8) (■ 9) (■ 10) (■ 11) しI′I3 しI′+3 (■−12) (■− 1) (■−2) (■ 3) (■−4) (■−5) (■−6) CI(2NO(CH,CH,OH)2 (■ 7) (II−1) (■ 3) (■ 5) (II−2) (II −4) (X−1) (X−3) (X 5) (XI−1) (■ 3 ) (X −2) (X −4> (X −6’) (n−2) (■ 4 ) (n−5) (Xll−1) (U−3) (■ 5) (XI−7) (n−6) (11[−2) (Il[−4) (■ 6) C1(。
(■ 8) x■ NHz  C1hCH2 Ag XI[[−2 x■ Il−4 HOOC−CH3CO,−3Ag x■ XII[−6 Xn[−9 x■ 0 xm 11 XI[[−12 1( XI[I  −13 xm  −14 C,H,C0OH Xm 15 XI 6 xm 7 XI[I  −18 XII[−19 Xm 0 Xm 1 Xm 3 XI 4 XII!−25 XI[[−26 Xm  −22 XII[−30 Xm 2 XII[−34 Xm 3 xm 5 XII[−36 XI[[−37 XII[−40 XI[[−41 HOOC−C)lzcH,SCH2CHzSAgm−4
2 HOOC−CHzCH*OC)ltcHtsAgIII 44 xm −45 m−47 1 C8,OCH,CHzC5Ag XI[l−49 xm 0 X■ 1 xm 2 上記の化合物(BA)は、例えば、英国特許1゜138
.842号、特開昭52−20832号、同53−28
426号、同53−95630号、同53−10423
2号、同53−141632号、同55−17123号
、同60−95540号、同61−75352号、同6
1−83537号、米国特許3,232,936号、同
3,772,020号、同3,779,757号、同3
,893,858号等に記載された公知の技術により容
易に合成することができる。
本発明の銀塩は、上記の化合物の水溶液と硝酸銀の水溶
液を混合することにより、容易に合成することができる
本発明の銀塩は、カラー写真感光材料中に存在していれ
ばよく、感光性層中でも非感光性層中でもよいが、好ま
しくは非感光性層中であり、特に支持体に最も近い感光
性層と支持体の間に存在する非感光性層中が好ましい。
添加量は、感光材料1.%当たりlXl0−’〜100
gが好ましく、特にI X 10−”〜Igが好ましい
次に本発明の銀塩の代表的合成例を記す。尚、感材への
添加は分散液の状態で行なうことが好ましいので、分散
液の調製方法も記した。
化合物I−2の銀塩の合成 19.1gのローダニン−3−酢酸(1−2)を200
0m4の水メこ溶解し、10%硝酸銀水溶液169gを
15分間で添加した。更に2時間撹拌した後、生じた白
色結晶を濾取し、2000+offの水で洗浄、真空乾
燥して24.1gの目的化合物を得た。
分散液の調製 上記により合成した化合物(I−2の銀塩)14.9g
に、5%アルカノールXC(デュポン社製)10mf2
及び水300m+2を加え、ボールミルにより12時間
分散して分散液を得た。
化合物ll−2の銀塩の合成 31gの4−スルホベンゾトリアゾールを1000m(
2の水に溶解し、10%硝酸銀水溶液338gを30分
間で添加した。更に2時間撹拌した後、生じた白色結晶
を濾取し、2000mffの水で洗浄し、真空乾燥して
46.3gの目的物(4−スルホベンゾトリアゾール銀
)を得た。
分散液の調製 4−スルホベンゾトリアゾール銀20gに、5%アルカ
ノールXC(デュポン社製) 10m4及び水400I
IIQを加え、ボールミルによ#712時間分散して乳
白色の分散液を得た。
本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤は、ハロゲン化銀
として臭化銀、沃臭化銀、沃塩化銀、塩臭化銀及び塩化
銀等の通常のハロゲン化銀乳剤に使用される任意のもの
を用いることができる。
ハロゲン化銀乳剤に用いられるハロゲン化銀粒子は、粒
子内において均一なハロゲン化銀組成分布を有するもの
でも、粒子の内部と表面層とでハロゲン化銀組成が異な
るコア/フェル粒子であってもよい。
ハロゲン化銀粒子は、潜像が主として表面に形成される
ような粒子であってもよく、また主として粒子内部に形
成されるような粒子でもよい。
ハロゲン(IJII乳剤は、いかなる粒子サイズ分布を
持つものを用いても構わない。粒子サイズ分布の広い乳
剤(多分散乳剤と称する)を用いてもよいし、粒子サイ
ズ分布の狭い乳剤(単分散乳剤と称する)を単独又は数
種類混合してもよい。
該乳剤は、常法により化学増感することができ、増感色
素を用いて、所望の波長域に光学的に増感できる。
ハロゲン化銀乳剤には、カブリ防止剤、安定剤等を加え
ることができる。該乳剤のバインダーとしては、ゼラチ
ンを用いるのが有利である。
乳剤層、その他の親水性コロイド層は、硬膜することが
でき、又、可塑剤、水不溶性又は難溶性合成ポリマーの
分散物(ラテックス)を含有させることができる。
カラー写真用感光材料の乳剤層には、カプラーが用いら
れる。
更に色補正の効果を有しているカラードカプラ、競合カ
プラー及び現像主薬の酸化体とのカンブリングによって
現像促進剤、漂白促進剤、現像剤、ハロゲン化銀溶剤、
調色剤、硬膜剤、カブリ剤、カブリ防止剤、化学増感剤
、分光増感剤、及び減感剤のような写真的に有用なフラ
グメントを放出する化合物が用いることができる。
イエロー色素形成カプラーとしては、公知のアシルアセ
トアニリド系カプラーを好ましく用いることができる。
これらのうち、ベンゾイルアセトアニリド系及びピバロ
イルアセトアニリド系化合物は有利である。
マゼンタ色素形成カプラーとしては、5−ピラゾロン系
カプラー ピラゾロアゾール系カプラーピラゾロペンツ
イミダゾール系カプラー、開鎖アシルアセトニトリル系
カプラー インダゾール系カプラー等を用いることがで
きる。
シアン色素形成カプラーとしては、フェノール又はす7
トール系カプラーが一般的に用いられる。
感光材料には、フィルター層、ツル−ジョン防止層、イ
ラジェーション防止層等の補助層を設けることができる
。これらの層中及び/又は乳剤層中には現像処理中に感
光材料から流出するかもしくは漂白される染料が含有さ
せられてもよい。
感光材料には、ホルマリンスカベンジャ−1蛍光増白剤
、マノ1−剤、滑剤、画像安定剤、界面活性剤、色カブ
リ防止剤、現像促進剤、現像遅延剤や漂白促進剤を添加
できる。
支持体としては、ポリエチレン等をラミネートした紙、
ポリエチレンテレフタレートフィルム、バライタ紙、三
酢酸セルロース等を用いることができる。
本発明の写真感光材料を処理するのに用いられる処理工
程の代表的な具体例を下記に示す。
(1)発色現像−漂白定薯→水洗 (2)発色現像−漂白定着一少量水洗一水洗(3)発色
現像−漂白定着−第1安定 (4)発色現像−漂白定着−安定 (5)発色現像−漂白定着一第1安定−第2安定(6)
発色現像−水洗一漂白定着一水洗(7)発色現像→漂白
促進−漂白定着→安定(8)発色現像→漂白促進→漂白
定薯→水洗(9)発色現像−前定着一漂白定着一安定(
10)発色現像−前定着一漂白一安定(11)発色現像
−漂白一水洗一定着一水洗一安定(12)発色現像−漂
白一定着−第1安定(13)発色現像−漂白一定着−第
1安定−第2安定 (14) (15) (16) (17) (18) (19) (20) (21) (22) 発色現像−漂白→少量水洗一定着−少量水洗一水洗一安
定 発色現像→漂白−漂白定着−第1安定→第2安定 発色現像−漂白促進−漂白一定着−第1安定−第2安定 発色現像−少量水洗→漂白−少量水洗−定着一少量水洗
一水洗→安定 発色現像−漂白促進一漂白一少量水洗→定着−少量水洗
−水洗一安定 黒白現像−水洗(又は安定)−反転一発色現像一漂白一
定着一水洗(又は省略) 黒白現像−水洗(又は安定)−反転一発色現像一漂白促
進一漂白一定着一水洗(又は省略)−安定 黒白現像−水洗(又は安定)−反転一発色現像一漂白定
着一水洗(又は省略)−安定黒白現像−水洗(又は安定
)−反転−発色現像→漂白促進→漂白定着一定着→水洗
(又は省略)−安定 尚、上記工程における漂白促進とは漂白促進剤を含有す
る前浴である。
本発明の写真感光材料を処理する漂白液もしくは漂白定
着液には、漂白剤としていかなる漂白剤も用いることが
でき、例えば赤血塩、塩化鉄(英国特許736,881
号、特公昭56−44424号等に記載)、過硫酸(独
国持詐2.141,199号等に記載)、過酸化水素(
特公昭58−11617号、同58−11618号等に
記載)の他に、エチレンジアミン四酢酸第2鉄錯塩等の
アミノポリカルボン酸第2鉄錯塩が挙げられるが、特に
好ましい具体例としては下記で示されるアミノポリカル
ボン酸の第2鉄錯塩である。
[11エチレンジアミン四酢酸 〔2コシエチレントリアミン五酢酸 [3]エチレンジアミン−N−(β−ヒドロキンエチル
)J、N’ 、N’−三酢酸 [4]]1.3−ジアミノプロパン四酢酸5]トリエチ
レンテトラミン六酢酸 〔6〕シクロヘキサンジアミン四酢酸 [7]]1.2−ジアミノプロパン四酢酸811.3−
ジアミノプロパン−2−オール−2−四酢酸[91エチ
ルエーテルジアミン四酢酸 [10]グリコ一ルエーテルジアミン四酢酸m]エチレ
ンジアミンテトラプロピオン酸[12]フエニレンジア
ミン四酢酸 [13]エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム塩[14
ノエチレンジアミン四酢酸テトラ(トリメチルアンモニ
ウム)塩 [15]エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム塩[16
]ジエチレントリアミン五酢酸五ナトリウム塩 [17]エチレンジアミン−N−(β−ヒドロキシエチ
ル)−N、N’ 、N’−三酢酸ナトリウム塩[18]
プロピレンジアミン四酢酸ナトリウム塩〔19]エチレ
ンジアミンテトラメチレンホスホン酸 〔20]シクロヘキサンジアミン四酢酸ナトリウム塩 [21]ジエチレントリアミンペンタメチレンホスホン
酸 [221シクロヘキサンジアミンテトラメチレンホスホ
ン酸 [23]ニトリロ三酢酸 [24]イミノニ酢酸 [25]ヒドロキシエチルイミノニ酢酸[26]ニトリ
ロトリプロピオン酸 [27]ニトリロトリメチレンホスホン酸[28]イミ
ノジメチレンホスホン酸 [29]ヒトaキシエチルイミノジメチレンホスホン酸 [30]ニトリロ三酢酸三ナトリウム塩これらの有機酸
の第2鉄錯塩の中でも分子量の大きい化合物について本
発明の効果は有効に発揮され、好ましくは有機酸の分子
量が300以上である。
これらの有機酸の中でより好ましく本発明の効果が発揮
される化合物としては、ジエチレントリアミン五酢酸、
l、3−ジアミノプロパン四酢−二。
2−ジアミノプロパン四酢酸、l、4−シア5ノブタン
四酢酸、グリコールエーテルジアコ/四酢酸及びシクロ
ヘキサンジアミン四酢酸が挙げられ、特に好ましくはジ
エチレントリアミン五酢酸、1,3−ジアミノプロパン
四酢酸が挙げられる。
アミノポリカルボン酸の第2鉄錯塩は、フリーの酸(水
素塩)、ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩等のア
ルカリ金属塩、もしくはアンモニウム塩、又は水溶性ア
ミン塩、例えばトリエタノールアミン塩等として使われ
るが、好ましくはカリウム塩、ナトリウム塩及びアンモ
ニウム塩が使われる。これらの第2鉄錯塩は少なくとも
1種用いればよいが、2種以上を併用することもできる
その使用量は任意に選ぶことができ、処理する感光材料
の銀量及びハロゲン化銀組成等によって選択する必要が
あるが、一般に酸化力が高いため他のアミノポリカルボ
ン酸塩より低濃度で使用できる。例えば、使用液lQ当
たり0.01モル以上で使用でき、好ましくは0,05
〜0.8モルで使用される。
なお、補充液イーおζ−+−1亡濃厚低褌冗化のために
溶4度−杯゛−濃厚化して使用することが望ましい。
〔実施例〕
以下に本発明の具体的実施例を述べるが、本発明の実施
の態様はこれらに限定されない。
実施例1 (試料の作製) 下引加工したセルロースアセテート支持体上に、下記組
成からなる重層構成の多層カラー感光材料試料No、 
I−NO,34を作成した。
塗布量はハロゲン化銀及びコロイド銀については銀に換
算してg/Im”単位で表した量を、又、添加剤及びゼ
ラチンについてはg / mX単位で表した量を、又、
増感色素カプラーについては同一層内のハロゲン化銀1
モル当たりのモル数で示した。本発明の銀塩(表1に記
載)は、分散液又は水溶液の状態で各々、第1層(HC
)に3ミリモル/ m”添加した。
なお、各感色性乳剤層に含まれる乳剤はチオ硫酸ナトリ
ウム及び塩化金酸により最適に増感を施M l U■ H 2Hs 4HI H −1 M−1 Q −1 −3 H H H 増感色素I 増感色素■ 増感色素■ 増感色素■ 増感色素V 硬膜剤 S ■ H 以下、上記組成の各層を上記したIC,IL−1。
R−1,R−2,IL−2,G−1,G−2,YC。
B  l、 B−2,Pro−1,Pro−2の略号を
もって示すものとする。
各層には、上記の成分の他に界面活性剤を塗布助剤とし
て添加した。
その後、常法に従い、ウェッジ露光し、下記現像処理を
行った。
処理工程(38°C) 発色現像             3分15秒漂  
白             表1記載定   着  
                   6分30秒水
   洗                     
3分15秒安定化         1分30秒 乾   燥 各処理工程において使用した処理液組成を下記に示す。
発色現像液 4−アミノ−3−メチル−N−エチル−N−β−ヒドロ
キシエチルアニリン・Wfcrllt塩4.75g無水
亜硫酸ナトリウム        4.25gヒドロキ
シルアミンl/2硫酸塩     2.0g無水炭酸カ
リウム          37.5g沃化カリウム 
           1.9m1g臭化カリウム  
          1.3gニトリロ三酢酸・3ナト
リウム塩(l水塩)2.5g水酸化カリウム     
      1.0g水を加えてlQとする。(ptl
= 10.02)漂白液(処方A) エチレンジアミン四酢酸鉄(II[) アンモニウム塩           100.0gエ
チレンジアミン四酢酸2 アンモニウム塩           10.0g臭化
アンモニウム         150.0g氷酢酸 
             10.0g水を加えてlQ
とし、アンモニア水を用いてpH6,0に調整する。
漂白液(処方B) 1.3−ジアミノプロパン四酢酸鉄(III)アンモニ
ウム塩          180.0g1.3−ジア
ミノプロパン四酢酸 2アンモニウム塩          4.0g臭化ア
ンモニウム         128.0g硝酸アンモ
ニウム         l18.0g氷酢酸    
          69.0gアンモニウム水(25
%)        3011β水を加えてII2とし
、アンモニア水を用いてpH4,5に調整する。
定着液 チオ硫酸アンモニウム        175.0g4
Ig  −一 1茹 =な 融 1戸 −ノ 二 −^
  jメタ亜硫酸ナトリウム         2.3
g水を加えて1ffiとし、酢酸を用いてpH6,0に
調整する。
安定化液 ホルマリン(37%水溶液)        1.5+
++(2コニダツクス(コニカ株式会社製)    7
.5+Q水を加えてHとする。
次に同じ試料1〜34について常法に従いウェッジ露光
し、下記現像処理を行った。
処理工程(38℃) 発色現像       3分15秒 漂白定着       表1記載 水   洗            3分15秒安定化
     1分30秒 乾   燥 各処理工程において使用した処理液組成を下記に示す。
発色現像液 ・・・ 前記に同じ 漂白定着液 丁キし−7、・多ア々ン170騎M鯰/m)アンモニウ
ム            60.0gエチレンジアミ
ン四酢酸アンモニウム塩3.0gチオ硫酸アンモニウム
(70%溶液)   130.0+affi亜硫酸アン
モニウム(40%溶液)     27.5+++M上
記発色現像液          100.0m(2水
を加えて全量を14とし、炭酸カリウム又は氷酢酸にて
pH7,0に調整する。
安定化液 ・・・ 前記に同じ 試料1については、ウェッジ露光した後、漂白せずに発
色現像一定着一水洗一安定一乾燥という現像処理を行っ
た。
この試料の最大濃度部の残存銀量を蛍光X線を用いて測
定し、これを残存銀量100%として、各試料の最大濃
度部の相対的な銀残存率を求めた。
次に、各試料の粒状it (RMS値)を求めた。
すなわち、各試料について、常法に従い白色光によりウ
ェッジ露光し、漂白工程を漂白液(A)により6分30
秒処理した以外は前記の工程と同様に処理を行った後、
最小濃度+1.2の濃度を白色光にて円形走査口径が2
5μmのマイクロデシトメ−ターで走査した時に生じる
濃度値の変動の標準偏差の値を求め、試料No、  l
の値を100とした相対値で示した。
表−1からも明らかなように、本発明の銀塩を含有した
試料No、2は、脱銀性に優れているが、粒状性の劣化
が大きい。これに対し、本発明の銀塩を含有し、かつ本
発明のBAR化合物を含有した試料No1.4〜No、
32は、大幅な脱銀性の向上が認められ、さらに粒状性
の向上も認められる。
〔発明の効果〕
以上の結果から明らかなように、本発明により脱銀性か
良好で迅速処理が可能であり、かつ高感度で粒状性に優
れたハロゲン化銀カラー写真感光材料を提供することが
できた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 支持体上に、青感性ハロゲン化銀乳剤層、緑感性ハロゲ
    ン化銀乳剤層、赤感性ハロゲン化銀乳剤層及び少なくと
    も1層の非感光性親水性コロイド層を写真構成層として
    有するハロゲン化銀カラー写真感光材料において、該感
    光性ハロゲン化銀乳剤層の少なくとも1層中が、発色現
    像主薬の酸化体との反応により、漂白促進剤またはその
    前駆体を放出する化合物を含有し、かつ該写真構成層の
    少なくとも1層中に、漂白促進作用を有する化合物の銀
    塩を含有することを特徴とするハロゲン化銀カラー写真
    感光材料。
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