JPH03229470A - 半導体圧力センサ - Google Patents

半導体圧力センサ

Info

Publication number
JPH03229470A
JPH03229470A JP2464990A JP2464990A JPH03229470A JP H03229470 A JPH03229470 A JP H03229470A JP 2464990 A JP2464990 A JP 2464990A JP 2464990 A JP2464990 A JP 2464990A JP H03229470 A JPH03229470 A JP H03229470A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
diaphragm
passivation film
stress
pressure sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2464990A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2650455B2 (ja
Inventor
Osamu Ina
伊奈 治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP2024649A priority Critical patent/JP2650455B2/ja
Publication of JPH03229470A publication Critical patent/JPH03229470A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2650455B2 publication Critical patent/JP2650455B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、半導体圧力センサに関し、詳しくは、集積回
路部(−個の回路素子で構成されてもよい)と一体集積
された半導体圧力センサに関する。
[従来の技術] 本出願人の出願にかかわる特開昭62−266875号
公報は、例えば第4図に示すように、単結晶シリコン基
板1aの一主面をエツチングして形成されたダイヤフラ
ム部7aと、ダイヤフラム部7aの周辺において単結晶
シリコン基板1aの他主面に不純物をドープして形成さ
れた集積回路部8aと、ダイヤフラム部7aを除いて集
積回路部8aの表面に形成されたパッシベーション膜6
aとを備える半導体圧力センサを開示している。
[発明が解決しようとする課題] 上述したように、集積回路部8aをもつ半導体圧力セン
サては集積回路部8aの保護のためにパッシベーション
ll16aを設(ブる必要かある。ただ、パッシベーシ
ョン膜6aをダイヤフラム部7a上に被@すると、パッ
シベーション膜形成時に発生するパッシベーション膜6
aの歪みや、バッシベション1Iu6aとシリコン基板
1a(正確にはその上のフィールド酸化膜)との熱膨張
率の差に起因する界面歪などのために、圧力センサの出
力特性、特に温度特性が劣化し、出力感度も低下する。
従って上記公報に開示されるようにダイヤフラム部7a
表面のパッシベーションWA6aを除去することが好ま
しが、この場合、ダイヤフラム部7a近傍に位置するパ
ッシベーション膜6aの端縁部60aにおいて、第2図
に実線で示すように応力集中が生じ、温度変化により生
じる熱応力の集中により、出力特性、特に温度特性が劣
化する。
本発明は上記問題の改善を図って、ダイヤフラム部近傍
にあ【ブる応力集中の低減か可能な半導体圧力センサを
提供することを、その解決すべき課題としている。
[課題を解決するための手段] 本発明の半導体圧力センサは、単結晶シリコン基板の一
生面をエツチングして形成されるとともにピエゾ拡散ゲ
ージか形成されたダイヤフラム部と、該ダイヤフラム部
の周辺【こおいて前記単結晶シリコン基板の他主面に形
成された集積回路部と、前記ダイヤフラム部を除いて前
記集積回路部の表面に形成されたパッシベーション膜と
を備える半導体圧力センサにおいて、前記パッシベーシ
ョン膜の端縁部か、前記ダイヤフラム部の境界部分にお
いて前記単結晶シリコン基板の他主面上に配設され前記
パッシベーション膜よりも変形容易な応力吸収緩和膜の
表面上に設けられていることを特徴としている。
応力吸収緩和膜としては、例えば、アルミニウム、金、
などの軟質金属膜を採用することができ、腹厚は0.5
μm以上とすることが好ましい。このような軟質金属膜
は、上記応力集中より塑性変形(弾性変形も伴う)して
応力を緩和する。また、ポリイミドなどの樹脂膜を採用
することかできる。
このような樹脂膜は大きな弾性率をもつので応力吸収能
に冨む。その他、応力吸収緩和膜は単一膜てなく複層膜
としてもよい。
更に、この応力吸収緩和膜は前記ダイヤフラム部の境界
部分だ(づでなく、集積回路部の表面全面1こ被札して
もよい。
)作用] ダイヤフラム部の境界部分に位置するパツシベション膜
の端縁部において、ダイヤフラム部の歪みによる応力は
、応力吸収緩和膜の変形により吸収され、その結果、ダ
イヤフラム部の境界部分にあける応力集中は防止される
[発明の効果] 上記したように、本発明の半導体圧力センサでは、集積
回路部が一体集積された半導体圧力センサにおいてパッ
シベーション膜の端縁部がダイヤフラム部の境界部分で
変形容易な応力吸収緩和膜上に設けられているので、こ
のパッシベーション膜の端縁部に応力か集中するのを防
止して、この応力集中による出力特性劣化を防止するこ
とができる。
;実斤例 本発明の半導体圧力センサの一実施例をについて、その
平面図を第1図に、そのA−A−線矢視断面図を第2図
に示す。
この半導体圧力センサは、所定の結晶軸を有するシリコ
ン基板]、シリコン基板1の一生面に形成された薄肉の
ダイヤフラム部7、ダイヤフラム部7に設けられたピエ
ゾ拡散ゲージ2、シリコン基板1の他主面に形成された
アンプ回路(集積回路部)8、ダイヤフラム部7を除き
アンプ回路8の表面に形成されたパッシベーション膜6
、ダイヤフラム部7の境界部分においてシリコン基板1
のフィールド酸化11i4上に配設された応力吸収緩和
II!9を備えている。
そして、パッシベーション膜6の端縁部は、応力吸収緩
和W!A9の表面上に被着されている。
ダイヤフラム部7は、水酸化カリウム(KOH>等の異
方性エツチング液を用いる異方性エツチングにより形成
される。
ピエゾ拡散ゲージ2は、シリコン基板1の表面部にイオ
ン注入技術等によりダイヤフラム部7の中央部に一対、
図中左右周辺部に各−個形成されてあり、各ピエゾ拡散
ゲージ2は拡散リード3によりブリッジ結線されている
アンプ回路(集積回路部)8は、バイポーラIC又はC
−MO311からなり、ピエゾ拡散ゲジ2からなるブリ
ッジの信号電圧を増幅して外部に出力する。
フィールド酸化膜4は、CVD法により形成された二酸
化シリコン膜からなり、1μmの厚さをもつ。
応力吸収緩和膜9は、ダイヤフラム部の周辺部分におい
てl)配線層5と同一の真空蒸着工程によりフィールド
酸化膜4表面に形成されている。
応力吸収緩和膜9はAg、又はSi添加A、llからな
り、0.5〜2μmの厚さと25〜100μmの幅とを
もち、正方形のダイヤフラム部7の周縁部に帯状に形成
されている。
パッシベーション膜6は、BPSG、S i Nなどか
らなり、0.5〜2μmの厚さをもつ。パッシベーショ
ン膜6の内側の端縁部60は応力吸収緩和膜9の表面上
に形成されている。
この実施例の半々体圧力センサは、例えば上述の先行技
術に開示されるような周知の製造プロセスで製造できる
ので、製造工程の詳細説明は省略覆る。
この半導体圧力センサにおいて、アルミ製の応力吸収緩
和膜9は軟質で塑性変形しやすく、パッシベーション[
116の端縁部60で生じる応力集中を緩和させる。
パッシベーションrlA6の端縁部60近傍の熱応力分
布をFEMにより解析した結果を第3図に示す。なお、
ダイヤフラム7の一辺は約1.4mm、パッシベーショ
ン膜6が被着され集積回路部が設けられるシリコン基板
1の周辺部の幅を0.75mmとした。パッシベーショ
ン膜6は、0.4μm厚のリンを含む5iO211Rと
その上の0.6μm厚のS;N膜との2層膜とした。
図中、(a)はダイヤフラム部7にもパッシベーション
膜6を設けた場合、(b)はダイヤフラム部7のパッシ
ベーション膜6を除去した場合、(C)は応力吸収緩和
膜9を設(プた場合である。
すなわち、アンプ回路部8のみにパッシベーション膜6
を配置した場合、ダイヤフラム部7上ではほとんど熱応
力を発生しないか、ダイヤフラム部7の周辺で応力集中
か生じかつ端縁部60において応力の変曲点が生じるこ
とがわかる。一部のピエゾ拡散ゲージ2は、ダイヤフラ
ム部7の周辺部に配置されるので、この応力集中の影響
を受けて特性が変化する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す平面図、第2図はその
A−A−線矢視断面図、第3図はこの実施例及び従来例
におけるパッシベーション膜による応力分布を示す応力
分布図、第4図は従来の半導体圧力センサの一部断面図
である。 1・・・単結晶シリコン基板、2・・・ピエゾ拡散ゲー
ジ、4・・・フィールド酸化膜、5・・・アルミ配線層
、6・・・パッシベーション膜、7・・・ダイヤフラム
部、8・・・アンプ回路(集積回路部)9・・・応力吸
収緩和膜 狛訂出願人 日本電装株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  単結晶シリコン基板の一主面をエッチングして形成さ
    れるとともにピエゾ拡散ゲージが形成されたダイヤフラ
    ム部と、該ダイヤフラム部の周辺において前記単結晶シ
    リコン基板の他主面に形成された集積回路部と、前記ダ
    イヤフラム部を除いて前記集積回路部の表面に形成され
    たパツシベーション膜とを備える半導体圧力センサにお
    いて、前記パッシベーション膜の端縁部は、前記ダイヤ
    フラム部の境界部分において前記単結晶シリコン基板の
    他主面上に配設され前記パッシベーション膜よりも変形
    容易な応力吸収緩和膜の上に設けられていることを特徴
    とする半導体圧力センサ。
JP2024649A 1990-02-02 1990-02-02 半導体圧力センサ Expired - Lifetime JP2650455B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2024649A JP2650455B2 (ja) 1990-02-02 1990-02-02 半導体圧力センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2024649A JP2650455B2 (ja) 1990-02-02 1990-02-02 半導体圧力センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03229470A true JPH03229470A (ja) 1991-10-11
JP2650455B2 JP2650455B2 (ja) 1997-09-03

Family

ID=12143991

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2024649A Expired - Lifetime JP2650455B2 (ja) 1990-02-02 1990-02-02 半導体圧力センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2650455B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0685287A (ja) * 1992-09-03 1994-03-25 Mitsubishi Electric Corp 半導体圧力センサ及びその製造方法
US5408112A (en) * 1991-06-03 1995-04-18 Nippondenso Co., Ltd. Semiconductor strain sensor having improved resistance to bonding strain effects
US6941815B2 (en) 1999-02-09 2005-09-13 Hitachi, Ltd. Sensor with built-in circuits and pressure detector using the same
JP2007024589A (ja) * 2005-07-13 2007-02-01 Hitachi Ltd 気体流量計測装置
DE19924061B4 (de) * 1998-05-29 2009-06-18 Denso Corporation, Kariya Halbleiterdrucksensor mit Dehnungsmeßstreifen und Spannungsausgleichsfilm

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5533024A (en) * 1978-08-28 1980-03-08 Mitsubishi Electric Corp Semiconductor device for converting pressure
JPS62144368A (ja) * 1985-12-19 1987-06-27 Nec Corp 半導体式圧力センサの保護膜
JPS62266875A (ja) * 1986-05-14 1987-11-19 Nippon Denso Co Ltd 半導体圧力センサ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5533024A (en) * 1978-08-28 1980-03-08 Mitsubishi Electric Corp Semiconductor device for converting pressure
JPS62144368A (ja) * 1985-12-19 1987-06-27 Nec Corp 半導体式圧力センサの保護膜
JPS62266875A (ja) * 1986-05-14 1987-11-19 Nippon Denso Co Ltd 半導体圧力センサ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5408112A (en) * 1991-06-03 1995-04-18 Nippondenso Co., Ltd. Semiconductor strain sensor having improved resistance to bonding strain effects
JPH0685287A (ja) * 1992-09-03 1994-03-25 Mitsubishi Electric Corp 半導体圧力センサ及びその製造方法
DE19924061B4 (de) * 1998-05-29 2009-06-18 Denso Corporation, Kariya Halbleiterdrucksensor mit Dehnungsmeßstreifen und Spannungsausgleichsfilm
US6941815B2 (en) 1999-02-09 2005-09-13 Hitachi, Ltd. Sensor with built-in circuits and pressure detector using the same
JP2007024589A (ja) * 2005-07-13 2007-02-01 Hitachi Ltd 気体流量計測装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2650455B2 (ja) 1997-09-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100502497B1 (ko) 다이어프램식 반도체 압력 센서
JPH05283712A (ja) 半導体圧力センサ及びその製造方法
US6653702B2 (en) Semiconductor pressure sensor having strain gauge and circuit portion on semiconductor substrate
KR20090087847A (ko) 반도체 감왜 센서
JP5220866B2 (ja) 半導体圧力センサ
JP5057606B2 (ja) 電子部品および製造方法
KR20100098270A (ko) 반도체 압력센서 및 그 제조방법
JPH03229470A (ja) 半導体圧力センサ
JPH073380B2 (ja) 集積化圧力センサ
JPH11304612A (ja) 半導体圧力検出装置
JP3382030B2 (ja) フルモールド実装型加速度センサ
JPH05281251A (ja) 加速度センサおよびその製造方法
JPH0685287A (ja) 半導体圧力センサ及びその製造方法
JP3617346B2 (ja) 半導体圧力センサ
JP2000315805A (ja) 歪み検出素子及び歪み検出素子製造方法
JPS63175482A (ja) 圧力センサ
JPH06331471A (ja) 半導体圧力センサ
JPS6155263B2 (ja)
JP2519393B2 (ja) 半導体力学量センサの製造方法
JPH1038726A (ja) 半導体圧力差圧検出器
JPH0234971A (ja) 半導体圧力センサ
JPH0536993A (ja) 半導体圧力検出装置
JPH11108783A (ja) 静電容量型圧力センサ及びその固定構造
JP4178585B2 (ja) 半導体基板の製造方法
JP2004069596A (ja) 半導体圧力センサおよびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090516

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100516

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100516

Year of fee payment: 13