JPH0322940A - 製パン用改良剤 - Google Patents

製パン用改良剤

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Publication number
JPH0322940A
JPH0322940A JP1157739A JP15773989A JPH0322940A JP H0322940 A JPH0322940 A JP H0322940A JP 1157739 A JP1157739 A JP 1157739A JP 15773989 A JP15773989 A JP 15773989A JP H0322940 A JPH0322940 A JP H0322940A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
pts
bread
edible
dough
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1157739A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuzo Ishida
石田 修三
Shigeru Koshimizu
小清水 茂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Yushi Corp
Original Assignee
Taiyo Yushi Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Taiyo Yushi Corp filed Critical Taiyo Yushi Corp
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Publication of JPH0322940A publication Critical patent/JPH0322940A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は活性グルテンを用いた製パン用改良剤、及びこ
の改良剤を用いて製造したバンに関する。
〔従来の技術〕
従来製バン性の向上、あるいは生地の改良のために、他
の改良剤とともに活性グルテンが用いられてきた。この
活性グルテンは優れた製パン性改良効果、即ち生地の機
械耐性の向上、焼或品のポリウムアップ、内相の均一化
、ソフトの向上等の効果を有し、有用な製パン用改良剤
である。
しかしながら、活性グルテンは吸水性と保水性が大きい
ため、製パン時に小麦粉とともに混合して使用されると
、いわゆるダマを作る。つまり活性グルテンの分散した
粒の外側に保水層ができ内部の活性グルテンは水分と接
することができず塊となるのである。したがって小麦粉
の永和が充分に威されていないような生地においては、
活性グルテンは製パン改良効果が十分に発揮できなかっ
た。また、小麦粉の充分な永和は、ミキシングの効率ア
ップ、あるいは発酵時間を充分にとる等である程度解決
できる。しかし、この方法では生地の機械耐性によって
製品の良否が左右される。したがって活性グルテンの製
パン性改良効果をいかにして有効に発揮させるかが問題
となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、活性グルテンの優れた製パン性向上効果を容
易に発揮させるための活性グルテンを用いた製パン用改
良剤及びこの改良剤を使用して製造したバンを提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、活性グルテンを食用油脂中に均一に分散させ
て使用することにより、活性グルテンのバン生地中への
分散と永和を容易にし、その生地改良効果が十分に発揮
できるという知見に基づいてなされた。すなわち、油脂
中に活性小麦グルテンを分敗させることにより、活性グ
ルテンが水と直接接触するのを妨げ、表面だけが水和さ
れたグルテンのダマの発生を防止し、油脂が生地に分散
されてゆくに従って、微細なグルテン粒の永和が完全に
行なわれるのである。
本発明に使用することができる活性グルテンの種類に特
に制限はないが、小麦活性グルテンを用いるのが製パン
作業において一般的であり、好ましい。
また、食用油脂についても特に制限はなく、大豆油、ナ
タネ油、パーム油、コーン油、綿実油、ヤシ油、パーム
核油等の植物油脂、牛脂、豚脂、魚油、鯨油等の動物油
脂のいずれも使用することが出来る。又、これらを水素
添加処理したもの、エステル交換処理したもの、分別処
理したもののいずれも使用することが出来る。
本発明の改良剤には、さらに必要に応じて乳化剤、食用
タンパク質、糖類、食物繊維等を加えることができる。
これらは特に制限されるものではないが、例えば、乳化
剤は、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エ
ステル、レシチン、シヨ糖脂肪酸エステル、ブロビレン
グリコール脂肪酸エステルの内より選ばれる1種又は2
種以上の組合せより或るものを、食用タンパク質は、大
豆タンパク貿、乳タンパク質、卵黄タンパク質、卵白、
コラーゲンの内より選ばれる1種又は2種以上の組合せ
より或るものを、糖類及び食物繊維は、グルコース、フ
ラクトース、ガラクトース、キシロース等の単糖類、サ
ッカロース、マルトース、ラクトース等の二糖類、ソル
ビトール、マンニトール、マルチトール、キシリトール
、還元殿粉糖化物等の糖アルコール、三〜六糖類を含む
オリゴ糖、カラギナン、アルギン酸、寒天、ロー力スト
ビーンガム、キサンタンガム、グアガム、タマリンド種
子多糖ペクチン、グルコマンナン、プルラン、キチン、
サイクロデキストリン等の天然多糖類及び食用セルロー
スパウダーの内から選ばれる1種又は2種以上の組合せ
より或るものを、使用することができる。
本発明においては、食用油脂100部に対し活性グルテ
ン1〜25部を用いることが好ましいが、さらに好まし
くは活性グルテン3〜5部、最も好ましくは5〜15部
を用いるのがよい。またこの食用油脂100部に対し、
乳化剤は0. 1〜10部、食用タンパク質は1〜5部
、糖類は1〜5部、食物繊維は1〜5部加えることがで
きる。
本発明の改良剤は、任意の方法で製造することができる
。たとえば必要により約80℃程度に加熱して液状にし
た食用油脂中に活性グルテン及び上記各種添加剤を分散
させた後、急冷混練機を使用して攪拌し、可塑性ショー
トニング状の製パン改良剤とすることができる。
〔実施例〕
次に実施例及び比較例を示し、本発明をさらに詳細に説
明する。
表 1 を得た。次いで、改良剤A−Eを使用して、以下実施例
l〜4、比較例1、2に示すような製パン性試験を行な
った。
実施例1 表   2 表1に示した配合で、各種添加物を80℃の油脂中に分
散せしめ、急冷混練機を使用して、可型性ショートニン
グ状の改良剤ASBSC,D,E表2に示す配合により
、70%中種法で食パンを製造した。ミキサーは、20
コート縦型を使用し、低速2分、中高速1分の混捏を行
ない、24℃の中種生地を調製した。
次いでこれを、24℃の室温において4時間の醗酵を行
なった。この時の最終中種生地温度は29℃であった。
更にこの生地に、改良剤A以外の本捏配合材料を添加し
、低速2分、中高速5分の混捏を行なった後、改良剤A
を添加し、低速2分、中高速3分の混捏を行ない、最終
生地温27℃の本捏生地を得た。
次にフロアータイムを20分とり、220gの生地に分
割した。これを丸めた後、ベンチタイムを20分とり、
戒型機で或型した。更に戊型生地6個を食パン型に並べ
、ホイロ温度38℃、相対温度80%で55分間ホイロ
醗酵を行なった。
こうして調製された食パン生地に、フタを取付け、21
0℃のオーブンで33分間焼威した。
焼或後、2時間放冷し、ビニール袋に密封して、24時
間、48時間、及び72時間後に、食パンの端より10
cmの部位で2 cmの厚さにスライスした試料を得る
。得られた試料を4等分割し、各々その中心部をレオメ
ーター(不動工業社製)でその硬度を8回測定し、その
平均値をバンの硬度(硬度値の単位はg〉とした。又、
同時にパンの評価、即ち、風味、膜伸び、内相のきめ、
弾力性、表皮の硬さ等を評価した。感応検査については
、実施例l〜4、比較例1、2ともに、10人のパネラ
ーに各項目について、5段階評価(◎〜×に相当)をし
てもらいその最煩値をもってその評価とした。
実施例2 表   3 表3に示す配合により、70%中種法で食パンを製造し
た。尚、改良剤Bは、実施例lの場合と異なり、中種生
地中に添加した。中種のミキシング法、醗酵法は実施例
1と全く同様とし、本捏配合材料を添加後は、低速2分
、中高速10分の混捏を行ない、最終生地温27℃の本
捏生地を得た。
以下、フロアータイム、分割法、ベンチタイム、ホイロ
醗酵、焼成、焼戊後の処理及び食パンの評価については
、実施例1と同様に行なった。
実施例3 改良剤Cを使用して、実施例1と全く同様の方法で、製
パン性試験を行なった。
実施例4 改良剤Dを使用して、実施例2と全く同様の方法で、製
パン性試験を行なった。
比較例1 表 4 表4に示す配合により、70%中種法で食パンを製造し
た。尚、活性小麦グルテンを小麦粉と混合して良くふる
った後、中種に添加して、以後の処理は実施例lと全く
同様の方法で製パン性試験を行なった。
比較例2 表   5 表5に示す配合により、70%中種法で食パンを製造し
た。尚、活性小麦グルテンを小麦粉と混合して良くふる
った後、本捏時に添加して、以後の処理は実施例1と全
く同様の方法で製パン性試験を行なった。
製パン性試験の結果を表6に示す。
〔発明の効果〕
表6から明らかなように、本発明に係る改良剤は、バン
の生地物性を向上させ、戊型性の向上、水切れの良さか
ら得られる機械耐性を大巾に向上させた。又、得られた
パンは、老化による硬度変化が小さく、内相のソフトさ
と弾性を兼ね備えた、極めて商品価値の高いものである
!.事件の表示 2.発明の名称 平成l年特許l#第157739号 製パン用改良剤 3,補正をする者 事件との関係 願人 4.代

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)食用油脂とその中に均一に分散した活性グルテン
    を含むことを特徴とする製パン用改良剤。
  2. (2)請求項(1)記載の改良剤を使用して製造したパ
    ン。
JP1157739A 1989-06-20 1989-06-20 製パン用改良剤 Pending JPH0322940A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1157739A JPH0322940A (ja) 1989-06-20 1989-06-20 製パン用改良剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1157739A JPH0322940A (ja) 1989-06-20 1989-06-20 製パン用改良剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0322940A true JPH0322940A (ja) 1991-01-31

Family

ID=15656297

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1157739A Pending JPH0322940A (ja) 1989-06-20 1989-06-20 製パン用改良剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0322940A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11225685A (ja) * 1998-02-19 1999-08-24 Asama Kasei Kk 食品の製造方法および品質改良剤
JP2008136481A (ja) * 2006-11-02 2008-06-19 Okuno Chem Ind Co Ltd 食品改質剤

Cited By (2)

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JPH11225685A (ja) * 1998-02-19 1999-08-24 Asama Kasei Kk 食品の製造方法および品質改良剤
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