JPH03228691A - モノクローナル抗体 - Google Patents

モノクローナル抗体

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JPH03228691A
JPH03228691A JP2025456A JP2545690A JPH03228691A JP H03228691 A JPH03228691 A JP H03228691A JP 2025456 A JP2025456 A JP 2025456A JP 2545690 A JP2545690 A JP 2545690A JP H03228691 A JPH03228691 A JP H03228691A
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JP
Japan
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growth factor
cells
fibroblast growth
monoclonal antibody
cell
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Pending
Application number
JP2025456A
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English (en)
Inventor
Tetsuji Sasaki
哲二 佐々木
Hajime Araki
一 荒木
Tadao Ono
忠夫 大野
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Kyokuto Pharmaceutical Industrial Co Ltd
RIKEN Institute of Physical and Chemical Research
Original Assignee
Kyokuto Pharmaceutical Industrial Co Ltd
RIKEN Institute of Physical and Chemical Research
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Publication date
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  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はアシディックファイブロブラスドグロウスファ
クターに特異的に反応するモノクローナル抗体、及び該
モノクローナル抗体を産生ずるハイブリドーマに関する
(従来の技術) アシディックファイブロブラスドグロウスファクターは
、血管内皮細胞を含む中胚葉及び外胚葉由来細胞に対し
て細胞増殖促進活性を有する細胞成長因子であり(D、
 Gospodarowicz、ネーチャー249巻、
123〜127頁)、近年では主要組織における血管新
生に関わる因子の1つである可能性が示唆されている。
血管、尿、体液、組織等に含まれるアシディックファイ
ブロブラスドグロウスファクターを正確に検出すること
は被検者の生理機能を知る上で有用であり、また悪性腫
瘍の診断にも有用である。
しかし現在までにアシディックファイブロブラスドグロ
ウスファクターを測定する手段としてはバイオアッセイ
法が知られているのみであり、アシディックファイブロ
ブラスドグロウスファクターに特異的な測定方法とは言
えなかった。
(発明が解決しようとする課題) 従って、本発明はアシディックファイブロブラスドグロ
ウスファクターを測定する手段としてアシディックファ
イブロブラスドグロウスファクターに特異的に反応する
モノクローナル抗体、及び該モノクローナル抗体を産生
ずるハイブリドーマを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明者は、ウシ脳から精製したアシディックファイブ
ロブラスドグロウスファクターを抗原として用いて該抗
原に特異的に反応するモノクローナル抗体を得て本発明
を完成した。
すなわち本発明は、アシディックファイブロブラスドグ
ロウスファクターに特異的に反応するモノクローナル抗
体及び該モノクローナル抗体を産生ずるハイブリドーマ
を提供するものである。
以下に本発明の詳細な説明する。
本発明のモノクローナル抗体の製造に使用するアシディ
ックファイブロブラスドグロウスファクターはウシ脳か
らゴスポダロウ゛イッの方法(メソッド・イン・エンザ
イモロジ−47巻、106〜119頁(アカデミツク・
プレス社))により精製される。
該アシディックファイブロブラスドグロウスファクター
は分子量16にダルトンであり、pI5〜7等の物理化
学的性質を有するものである。
上記の様にして得られるアシディックファイブロブラス
ドグロウスファクターを抗原として使用してマウス、ラ
ット、ウサギ、ヒツジ、ウマ、ウシ等を免疫してもよい
が、該アシディックファイブロブラスドグロウスファク
ターをニトロセルロース製の微粒子に吸着させたものを
抗原として使用することによりさらに効率よく免疫動物
を得ることができる。
該微粒子としては上記のニトロセルロースの他、セルロ
ースアセテート製のものを使用することができ、該微粒
子の粒径は通常10〜500μmである。該微粒子に上
記のアシディソクファイブロブラスドグロウスファクタ
ーを結合させるにはインキュベーション等の手段を用い
ることができ、通常は微粒子の重量に対して10分の1
程度のアシディックファイブロブラスドグロウスファク
ターを結合させればよい。その後に、上記の様にして得
られた微粒子結合アシディックファイブロブラスドグロ
ウスファクターを100〜300μg/mlで生理食塩
水に懸濁して抗原懸濁液とすることができる。
上記の抗原懸濁液を被免疫動物に接種することにより、
アシディックファイブロブラスドグロウスファクターを
抗原として免疫された動物が得られる。例えばマウスを
免疫する場合には100μg/mj!の上記微粒子結合
アシデイ・ノ゛クファイブロプラスドグロウスファクタ
ー懸濁液100μl(アシデイックファイブロブラスド
グロウスフアクター10μ 好ましくは3回復腔内投与し、その後に該懸濁液10μ
β (アシデイックファイブロブラスドグロウスフアク
ター1μ 5〜6回復腔内投与することにより効率良くマウスを免
疫することができる。
上記の様にして得られた免疫動物を、好ましくは最終免
疫後5日目に屠殺して、リンパ節細胞、肺細胞、胸腺細
胞、末梢血細胞等の抗体産生細胞を分離することにより
抗体産生細胞を得ることができる。例えば肺細胞を抗体
産生細胞として使用する場合には、膵臓を摘出して該膵
臓から免疫細胞を取り出した後に、例えばRPMI’1
640培地(極東製薬工業■製)で数回洗浄することに
より抗体産生細胞を得ることができる。
細胞融合に使用するミエローマ細胞としてはマウス、ラ
ット、ウサギ、ヒトなどの種々の動物の細胞株を使用す
ることができる。例えばヒポキサンチン・グアニン・ホ
スホリボシルトランスフェラーゼ(HGPRT)を欠損
するミエローマを使用することができる。このようなミ
エローマは未融合の状態ではH(、PRTを欠くために
ヒポキサン・アミノプテリン・チミジン(HAT)培地
で核酸の合成ができずに死滅するが、リンパ球と融合し
HGPRT活性を回復したハイブリドーマはアミノプテ
リンで核酸の生合成を阻害されてもヒポキサンチンを利
用して成育することができるのでハイブリドーマのみが
成育する。この様なミエローマ細目色としてはマウスミ
エローマP3−NS−1/1/Ag4.1、P 3− 
X63−Ag3.653、ラットミエローマYB210
等を挙げることができる。
また、ミエローマの栄養要求性に基づいてハイブリドー
マの選択を行うことも可能である。このようなミエロー
マとしてはコレステロール要求性のP3−NS−1/1
/Ag4.1を挙げることができ(Myoken、 Y
、ら、インビトロセルラー &デイベロノブメンタル 
バイオロジー 25巻、477−480頁)、細胞融合
後にコレステロールを欠損させた培地で培養することに
よりリンパ球細胞からコレステロール生合成能を受は継
いだハイブリドーマのみを選択することができる。
細胞融合はRPM11640等の動物細胞培養培地中で
107〜108個のミエローマ細胞と上記の抗体産生細
胞を混合比1:5〜1:20で混合して行う。細眸、融
合促進物質としては平均分子量2000〜6000のポ
リエチレングリコール(PEG)やポリビニルアルコー
ノへセンダイウィルス等が使用され、通常25℃で15
分間の融合を行えばよい。特にPEGを用いることが好
ましい。
細胞融合処理後の細胞からハイブリドーマを選別するに
は選択培地における選択的増殖を行えばよい。例えば、
細胞をRPM11640等の培地で106個/mf!と
なるように希釈した後に、マイクロタイタープレート上
に104〜105細胞数/ウエルとなる様に各ウェルに
細胞を入れ、各ウェルに例えばHAT培地等の選択培地
、若しくは例えばコレステロール等の特定の栄養源を欠
損した選択培地と交換し、以後3日間隔で選択培地を交
換して培養すればよい。例えばミエローマ細胞としてP
3−NS−1/−/Ag4.1を使用した場合にはコレ
ステロール欠損培地であるRD5F等の培地で7〜10
日間培養することによりハイブリドーマのみを選別する
ことができる。
アシディックファイブロブラスドグロウスファクターに
特異的なモノクローナル抗体を産生ずるハイブリドーマ
を選択するには、例えば酵素免疫測定法(ELISA)
により以下の様にして行えばよい。
予めアシディックファイブロブラスドグロウスファクタ
ーを含む検体をポリスチレン、ポリビニール、ポリカー
ボネート、ポリプロピレン、ポリアクリルアミド、シリ
コン、デキストラン、セルロース、ガラス等からなるプ
レート、ビーズ、シート、ウェノペチューブ等の面相に
吸着させ、生理食塩水を用いて洗浄した後にモノクロー
ナル抗体を反応させる。再び洗浄した後に2次抗体とし
て酵素結合抗マウス抗体を反応させて、洗浄後に酵素の
発色基質と反応させて吸光光度計、蛍光光度計等で測定
すればよい。
例えば1ウエルあたり50〜11000n、好ましくは
170nHのアシディックファイブロブラスドグロウス
ファクターを2μ二の50%アセトニトリル・テトラフ
ルオロアセティツクアシッドに溶解したものをウェルに
滴下して吸着させた後に、モノクローナル抗体を含むハ
イブリドーマ培養上清100μβ程度を反応させる。生
理食塩水を用いて洗浄した後に1μg/mlのアルカリ
性フォスファターゼ結合マウスIgGあるいはtgMを
100μm程度反応させればよい。反応は通常37℃、
30分間で終了し、その後に生理食塩水で洗浄シた後4
−ニトロフェニルフォスフェート等の発色基質100μ
gを反応させて吸光度を測定して定量を行えばよい。
上記の様にして抗体産生細胞を選別した後、限界希釈法
でクローニングを行うことにより単一のハイブリドーマ
を起源とする抗体産生細胞を得ることができる。例えば
、抗体産生の確認された細胞の増殖しているウェルの細
胞を取り出し、RD5F等の培地1m12あたり10個
となるように希釈し、ついで親株の一方であるミエロー
マ細胞を培地1all!あたり2〜5万個となるように
添加し、得られた細胞希釈液を1ウエルあたり100μ
l程度で分注して7〜10日培養すると、単一細胞から
できたコロニーが通常1ウエルあたり約1個形成される
。この様なりローニングを2〜3回繰り返すことにより
、単一のハイブリドーマを起源とするモノクローナル抗
体産生ハイブリドーマを得ることができる。
上記のモノクローナル抗体産生ハイブリドーマは培養フ
ラスコや培養瓶を用いてRD5F培地で培養することが
できるが、マウス腹腔内等で培養してもよい。好ましく
は、RD5F培地で37℃で培養する。該ハイブリドー
マはアシディックファイブロブラスドグロウスファクタ
ーに特異的なモノクローナル抗体を産生ずるものであり
、例えばハイブリドーマ5G4を例示することができる
これらのモノクローナル抗体産生ハイブリドーマを培養
して得られるモノクローナル抗体は正常な細胞、悪性腫
瘍、血清、尿、体液等におけるアシディックファイブロ
ブラスドグロウスファクターの検出及び定量に有用であ
る。また、該モノクローナル抗体をアシディックファイ
ブロブラスドグロウスファクターの精製に使用すること
もできる。
(実施例) 以下に本発明を実施例によりさらに具体的に説明するが
、本発明はこれらの実施例に限定されることはない。
実施例1 ラン脳からゴスポダロヴイッ等の方法で精製アシディッ
クファイブロブラスドグロウスファクターを得た。該ア
シディックファイブロブラスドグロウスファクターは、
p15〜7、分子量16.5.14.5.10.0.9
.5にダルトンの物理化学的性質を有しており、ソディ
ウムドデシルサルフエート・ポリアクリルアミドゲル電
気泳動の方法により単一物であることを確認した。
上記の精製アシディックファイブロブラスドグロウスフ
ァクター10μgを80μgのニトロセルロース微粒子
(日本ミリポアリミテッド社製のメンブレンを粒径約1
00μmに粉砕したもの)にインキユベーション(室温
下30分間)によって結合させた後、生理食塩水0.5
 mff1に懸濁して抗原懸濁液とした。
5〜7週令のマウス1頭あたり上記の抗原懸濁液500
μ! (アシデイックファイブロブラスドグロウスフア
クター10μ で3同腹腔内投与を行った。その後、マウスの血清中の
抗体力価を測定しながら1〜2週間間隔でアシディック
ファイブロブラストグロウスファクターlμg相当の抗
原懸濁液を5〜6回復腔内投与した。
最終免疫後5日後のマウスを屠殺して膵臓を摘出した後
に、膵臓内から免疫細胞を得てR P M 11640
培地50−で数回洗浄して免疫マウス膵臓細胞とした。
一方、マウスミエローマP3−NS− 1/1/Ag4
.1を10%牛脂児血清添加RPM11640培地で3
日間培養増加させたものを、細胞融合処理直前にRPM
I 16 4 0培地で数回洗浄してマウスミエローマ
細胞を調製した。
上記の免疫マウス膵臓細胞(108個)と上記マウスミ
エローマ細胞(107個)を混合してRPMIr640
摘地で数回洗浄した後に培地を除去し、細胞融合剤とし
てRPMI1640培地に500μg/−の濃度に溶解
したPEG溶液を1−加えて25℃で15分間融合処理
を行った。
その後に選択培地(RD5F)で数回洗浄を行い、細胞
数が培地1mlあたり106個になる様に上記選択培地
で希釈した。該希釈細胞浮遊液を96ウエル・マイクロ
カルチャープレートに1ウエルあたり100μβずつ分
注し37℃で培養すると7〜10日目からハイブリドー
マの増殖したコロニーが出現した。
抗体産生細胞の確認にはELISA法を用い、ポリスチ
レン製96ウエル・マイクロテストプレート(コースタ
−社製)に1ウエルあたりアシデインクファイブロブラ
スドグロウスファクター85μgを1mlの50%アセ
ニトリル・テトラフルオロアセティツク了ジッドに溶解
した溶液2μβを滴下して吸着させた後に、上記のハイ
ブリドーマを培養した培養上a100μlを反応させた
。′&浄後に100μβのアルカリ性フォスファターゼ
結合抗マウスIgG抗体(1μg/m)を反応させ、生
理食塩水で洗浄した後に100μβの4−ニトロフェニ
ルホスフェート溶i(I O00μg/mg)を発色基
質として反応させ、405nmの吸光度を測定して定量
を行った。
上記の様にして、抗体産生の確認された細胞が増殖して
いるウェルの細胞を取り出し、これを培地(RD5F)
1mあたり10個となる様に調製し、ついで親株の一方
であるマウスミエローマ細胞を該培地1mlあたり2〜
5万個となる様に添加した。この細胞希釈液を96ウエ
ル・マイクロカルチャープレート (コースタ−社製)
に1ウエルあたり100μβずつ分注した後、37℃で
7〜10日間培養するとコロニーが1ウエルあたり約1
個の割合で出現した。上記のクローニングを2回繰り返
して単一のハイブリドーマを起源とするモノクローナル
抗体産生ハイブリドーマが得られた。
上記の様にして得られたハイブリドーマのうちハイブリ
ドーマ5G4を工業技術院微生物工業技術研究所に平成
2年1月23日に受託番号微工研菌寄第11217号(
FERM P−11217)として寄託した。
実施例2 上記のハイブリドーマ5G4を培養して得られるモノク
ローナル抗体について、アシディックファイブロブラス
ドグロウスファクターに対する特異性を検討した。対照
として、アシディックファイブロブラスドグロウスファ
クターと類似の作用機序を有しておりアミノ酸配列が高
い類似性を有するベーシックファイブロブラスドグロウ
スファクターを使用し、交差反応性を有するか否かをド
ツトブロッティング及びウェスタンプロティングにより
検討した。
ニトロセルロース膜(シ二うイヒャー・シュエル社製)
に抗原であるアシディックファイブロブラスドグロウス
ファクターとベーシックファイブロブラスドグロウスフ
ァクター(各300ng)、及び対照としてエンドテリ
アルセルグロウスファクター(ECGF、日本ベーリン
ガーマンハイム山之内和製、150μg)を吸着させ、
これにハイブリドーマ5G4の培養上清中にニトロセル
ロース膜を浸は込み、37℃で60分間反応させた。
その後に2次抗体である抗マウス・ウサギIgGと37
℃で60分間、アルカリ性フォスファターゼ結合抗ウサ
ギ・ヤギIgGと37℃で60分間それぞれ反応させ、
さらに合成基質NBT及びBCIP(共にシグマ社製)
を用いた酵素反応で発色させてドツトブロッティングを
行った。
その結果、ハイブリドーマ5G4の培養上清に含まれる
モノクローナル抗体はアシディックファイブロブラスド
グロウスファクターに反応性を示したが、ベーシンーク
ファイブロブラスドグロウスファクターには全く反応性
を示さなかった。
ウェスタンブロッティングは以下の様にして行った。予
め抗原としてアシディックファイブロブラスドグロウス
ファクター(125ng)及びベーシックファイブロブ
ラスドグロウスファクター(125ng)を25℃で1
20分間ソディウムドデシルサルフエート・ポリアクリ
ルアミドゲル上で電気泳動しj=(200mA、泳動バ
ッファーとして0.1 M )リス−I Mグリシンを
使用)。その後に泳動分離された抗原をニトロセルロー
ス膜(シュライヒャー・シュエル社製)にセミドライブ
ロット法により転写し、これをハイブリドーマ5G4の
培養上清に浸は込み、37℃で60分間反応させた。さ
らに上記の様にして2次抗体並びに3次元抗体を反応さ
せて、合成基質NBT及びBCIPを用いた酵素反応で
発色させた。
その結果、ハイブリドーマ5G4の培養上清から得られ
たモノクローナル抗体はアシディックファイブロブラス
ドグロウスファクターの泳動パターン上に16.5に、
14.5に、10.OK、及び9.5にのバンドを与え
、これらはアシディックファイブロブラスドグロウスフ
ァクター及びその分子ファミリーの分子量と一致した。
一方ベーシックファイブロブラスドグロウスファクター
の泳動パターン上には全く反応性を示さなかった。
以上の結果から、ハイブリドーマ5G4の培養上清に含
まれるモノクローナル抗体はアシディックファイブロブ
ラスドグロウスファクターに特異的な反応性を有するこ
とが明らかである。
実施例3 上記の様にして得られたハイブリドーマ5G4の培養上
清から得られるモノクローナル抗体について生化学的性
質を検討した。方法としてはELISA法を用い、ポリ
スチレン製96ウエルマイクロテストプレート (コー
スタ−社製)に1ウエルあたりアシディックファイブロ
ブラスドグロウスファクター85μgを1mj7の50
%アセトニトリル・テトラフルオロアセチイラクアシッ
ドに溶解した溶液2μlを滴下して吸着させた後に、上
記のハイブリドーマ5G4を培養した培養上洛10μg
反応させた。生理食塩水で洗浄後に100μβのアルカ
リ性フォスファターゼ結合抗マウスIgG  ・μ鎖抗
体(1μg /mj’)を反応させ、生理食塩水で洗浄
した後に、100μβの4−ニトロフェニルフォスフニ
ー)溶液(1000μg/m1)を発色基質として反応
させ、405nmの吸光度で測定して、上記のハイブリ
ドーマを培養した培養上清中の抗体力<、、マウスIg
Gであることを確認した。マウスIgGであることが確
認できたため、分子量約160にダルトン・電気泳動易
動度fast 7、沈降係数78の蛋白質であることが
明らかになった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アシディックファイブロブラストグロウスファク
    ターに特異的に反応するモノクローナル抗体。
  2. (2)アシディックファイブロブラストグロウスファク
    ターに特異的に反応するモノクローナル抗体を産生する
    ハイブリドーマ。
JP2025456A 1990-02-05 1990-02-05 モノクローナル抗体 Pending JPH03228691A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100345966C (zh) * 2005-11-30 2007-10-31 东北师范大学 抗人酸性成纤维细胞生长因子的单链抗体基因

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