JPH03227830A - 荷役設備 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

（産業上の利用分野） 本発明は荷役設備の改良に関する。 （従来の技術） 従来、積１：ｊ、例えば製鉄所等で生産されたコイルを
船舶に船積みする荷役作業は、岸壁クレーン（［７−ブ
ト〔ツリー式、水東引込式、張出式オーバヘッド）や天
井クレーン等で行なわれている。 ところが、従来の６η役作業では、次のような問題があ
った。 （１）積６）ｊを船積みする場合、岸壁から船舶内の積
込み位置まで、同一クレーンで一連の作業として行なう
ため、荷役のサイクルタイムが長く、荷役能率が低かっ
た。 （２）コイル積みの場合、クレーン運転士１名、岸壁側
の玉掛け１〜２名、船舶側の玉掛け１〜２名となり、作
業員を多く必要とする。 （３）船舶のマストをかわすため、岸壁クレーンや天井
クレーンのクラブ高さが高いため、積荷の吊り長さが長
くなり、荷振れが起こり危険であり、作業ロスも多い。 （４）全天候パース（建屋内で船積みＣるバース）の場
合、一般には天井クレーンが使用されるが、船舶のマス
トをかね４′ノこめ、天井クレーンのクラブ高さを高く
すると、それに伴−）で建屋全体ら高くする必要があり
、設備費が非常に高くなる。 そこで、本出願人は、特願・１川　２７５４０９号にお
いて、荷役能率の向１−１作ｆｆｉ　Ｆｌの削減、安全
性の向上枝び設備費の低減等を図ることをｉ＋Ｊ能とし
た荷役方法及び装置を提案した。 当該方法によれば、取込み・取出し設備で、／　ｉ４壁
と船舶内の待機位置との間で積荷の取込み・取出し作業
かでき、積込み、積出し設備で、待機位置と積込み位置
との間で積−：１の債込み、取込み作業かできるから、
６ｉｆ積作粟に才ハ）てはｈ１１出し、取出し作業が、
それぞれ同時・１１ζ目的に１ｒなえ、３設備により荷
役のサイクルタイムか大幅に短縮されて荷役能率が向１
：、する。 また、当該装置によれば、岸壁側台１ｉの積６：Ｉを、
取込み・取出し設備の吊１ユ機、自走台１１（、吊１４
機を介して待機位置に移動さＵｏ、待機位置の積６２Ｉ
を、積込み・積出し設備の走行ビーム。横行、昇降。旋
回の呂機構、吊具を介して積込み位置に移動させて一：
ｊ積みでき、ごの逆の作用で待揚げすることができろ。 し八か−）で、ｌ記方法の効果に加えて、荷積み、−：
ｆ揚げ作業が自動化でき、作業■１か削減できる。 さらに、１−記方法及び装置において、谷設備は、船ロ
ハノチト・・ｌブをかわす程度の高さに並設４−るから
、船舶のマストをかね４′ために高＜４゛る必要かなく
なり、積荷の吊り長さが短くなって荷振れか起こりにく
く、安全性が向」ニジ、作業

【Ｊス６少なくなる。 また、吉設備は低くてよいことから全天候パースの建屋
全体を低くすることができ、設備費ら低減４゛ろ。 （発明か解決しようと４′る課題） ところで、取込み・取出し設備の梁部材（ビーム）に、
岸壁側と船舶側との間を移動する取込み・取出し装置と
、該取込み・取出し装置と積込み・積出し設備との間で
積荷を待機させる待機装置とを設けた場合、待機装置は
、積６：ｊがコイルのような小物には必要であるが、長
尺物（厚板や形鋼等）では、逆に待機装置が不要となり
、取込み・取出し装置又は積込み・積出し設備のみて、
あるいはこれらの装置及び設備の共働で、取込み・積込
み、積出し・取出し作業を行４つ仕るのか有利である。 この場合、梁部材の待機装置は、取込み・取出し装置の
移動を邪魔ずろことになる。 本発明はＥ記問題を解決するためになされたもので、取
込み・取出し設備のビームに、取込み・取出し装置と待
機装置とを設けｌコ荷役設備において、小物の積荷の他
、長尺物の積荷の荷役作業ら可能とした荷役設備を提供
孝−ることを目的とずろらのである。 （課題を解決ケる丸めの手段） このため本発明は、船舶か着岸後に、船倉ハブチトップ
をかわす程度の高さで、船舶の長毛方向に並設される積
荷の取込み・取出し設備と船内積込み・積出し設備とを
備え、上記取込み・取出し設備は、船舶の幅方向に伸長
して船舶の長手方向に移動ｉｉＪ能な第１ビームを備え
、第１ビームには、ｌ；−壁側に横行機構と昇降機構と
旋回機構と積荷の保持具とを一連に有する取込み・取出
し装置、反岸壁側に横行機構と昇降機構と旋回機構と積
荷の保持具とを−・連に灯り−る待機装置がそれぞれ設
けられ、上記積込み・積出し設備は、船舶の幅方向に伸
長して船舶の長手方向に移動可能な第２ビームを備え、
第２ビームには、横行機構と昇降機構と旋回機構と積荷
の保持具とを一連に有する積込み・積出し装置が設けら
れていることを特徴とするしのである。 （作用） （１）積荷がコイルのような小物の場合取込み・取出し
設備の取込み・取出し装置で岸壁側の積荷を吊上げ、船
舶側に移動させて待機装置に受は渡す一方、積込み・積
出し設備の積込み・積出し装置で待機装置の積荷を吊、
Ｅげて船舶内の積込み位置に移動させて荷積みＣる。 この逆の作ＩＴＩで荷揚げする。 （２）積荷が短寸（例えば６〜１５ｍ）の形鋼のような
長尺物の場合 ａ）待機装置を船舶外の退避位置に退避させる一方、取
込み・取出し設備の取込み・取出し装置で岸壁側の積荷
を吊りＬげ、船舶内の積込み位置に移動さけて荷積みＪ
−る。 この逆の作用で６：ｊ揚げ４′る。 ｂ）積込み・積出し設備の積込み・積出し装置で岸壁側
の積Ａを吊」二げ、船舶内の積込み位置に移動さ０て荷
積みする。 この逆の作用でＡ揚げ４−る。 （３）積ｄ：ｊｈ＜長ζ［（例えば１５−３０ｍ’）の
形鋼のような長尺物の場合 待機装置を船舶外の退避位置に退避さ０る−・方、取込
み・取出し設備の取込み・取出し装置と積込み・積出し
設備の積込み・積出し装置とのＪ（ｍｒて岸壁側の積６
１ｊを吊」二げ、船舶内の積込み位置に移動さけて荷積
みケる。 この逆の作用で荷揚げする。 （発明の効果） 本発明によれば、積荷がコイルのような小物の場合には
、取込み・取出し設備と積込み・積出し設備とで、６：
Ｉ積作業においては取込み、積込み作業が、荷揚げ作業
においては積出し、取り出し作業が、それぞれ同時４に
行的に行なえ、各設備により荷役のザイクルタイムが大
幅に短縮されて荷役能率か向上する。 また、積（！ｉｈ＜短寸の形鋼のような長尺物の場合に
は、取込み・取出し設備の待機装置を船舶外にＩＪ、ｌ
避させて、取込み・取出し装置で、または積込み・積出
し設備の積込み・積出し装置で、それぞれｌｌｊ独に、
荷積み作業と荷揚げ作業が行なえる。 さらに、積荷が長寸の形鋼のような長尺物の場合には、
取込み・取出し設備の待機装置を船舶外に退避させて、
取込み・取出し装置と積込み・積出し設備の積込み・積
出し装置との共動で、荷積み作業と６：Ｉ揚げ作業が行
な−える。 （実施例） 以下、本発明の実施例を添付図面について詳細に１悦明
する。 第１図に示４′ように、岸壁ｌＯと基台１１との間に、
船舶１２の着岸用航路１３が彩成され、船舶１２は、岸
壁１０側に着岸される。 ｊ？壁１０と基台１１との間には、岸壁１０の支柱２３
と基台１１の建屋支柱２１とで船舶１２の全長をカバー
４〜ろ全天候バース（建屋）が構築され（１体的に図示
せ４ゝ。）、該バースの高さは、船舶１２のマストをか
わせる高さに設定されている。 」−記岸壁１０と基台ＩＩとの間の所定位置には、船舶
＋２の長手方向に４１２６役されるコイル（積荷）Ｗの
取込み・取出し設備Ｉ５と船内積込み・積出し設備１６
とが配置されている。 第２図に示すように、−１−記取込み・取出し設備１５
には、船舶１２の幅方向に伸長゛４゛る第１ビーム２０
か設けられ、該第１ビーム２０の両端部は、基台＋１の
建屋支柱２１の支持台２２と岸壁ＩＯの支柱２３とにそ
れぞれ取付けられて長手方向に伸長４−るレール３Ｇａ
、３６ｂに、移動可能かつ着脱可能に支持されている。 該第１ビーム２０は、船舶１２のマストよりし低く、船
倉ハツチトップをかわす程度の高さに設定されている。 ■〕記第１ビーム２０には、岸壁側に取込み・取ＩｆＬ
装置２５か設けられ、反岸壁側に待機装置２６か設けら
れている。 上記取込み・取出し装置２５は、第１ビーム２０に沿っ
て横行自在なトロリー（横行機構）２７を備え、該トロ
リー２７にワイヤー式吊上磯（昇降機構）２８が設けら
れ、該吊上機２８のワイヤーに旋回機構２９を介してコ
イルＷの吊上具（トング）３０が取付けられている。 上記待機装置２６は、第１ビーム２０に沿って横行自在
な台車（横行機構）３１を備え、該台車３１に旋回機構
３２を介してフレーム３３が取付けられ、該フレーム３
３に昇降機構３４を介して１７字状のコイル受台３５が
設けられている。 そして、荷積み時には、取込み・取出し装置２５の吊上
具３０で、岸壁１０の浜出し装置４０上のコイルＷを吊
上げて、待機装置２６のコイル受台３５上に吊下す一方
、荷揚げ時には、取込み・取出し装置２５の吊上具３０
で待機装置２６のコイル受台３５上のコイルＷを吊−１
−ばて、岸壁ＩＯの浜出し装置４０上に吊上４゛ように
なる。 」−記待機装置２６は、第２図に二点鎖線で示す船舶１
２外の退避位置へに退避ｉ＋Ｊ能にな−】ている。 第３図に示４−ように、Ｌ記積込み・積出し設備１６に
は、船舶１２の幅方向に仲良４−ろ第２ビーム４３か設
けられ、該第２ビーム４３の両端部は、」、記レール３
Ｇａ、３Ｇｌ＋に、移動＋１１能か一ノ着脱自在に支持
されている。 該第２ビーム４；３し、第１ビーム２０と同様に、船舶
１２のマストよりし低く、船倉ハツチトップをかわず程
度の高さに設定されている。 上記第２ビーム４３には、積込み・積出し装置４４が設
けられている。 該積込み・積出し装置４１目よ、第２ヒー１２４３に沿
って横行自在なト〔１リー（横行機構）４５を備え、該
ト【１リ−４５にワイヤー人出１−機（昇降機構）４６
が設けられ、該吊上機４６のワイヤーに旋回機構４７を
介してコイルＷの吊ＩＬ（トング）４８が取付けられて
いる。 そして、第１図に示すように、荷積み時には、積込み・
積出し装置４４の吊」―呉４８で待機位置２６のコイル
受台３５−ＬのコイルＷを吊上げて船舶１２内の積込み
位置に吊下す一方、荷揚げ時には、積込み・積出し装置
４４の吊」−員４８で船舶１２内の積込み位置のコイル
Ｗを吊上げて待機装置２６のコイル受台３５」二に吊下
すようになる。 第５図に示すように、１ユ記取込み・取出し装置２５と
積込み・積出し装置４４は、各吊Ｉ−呉３０４８（二代
えて、それぞれが短寸（例えば６〜１５ｍ）Ｑｏの形鋼
Ｗ′のような長尺物を吊１−げろための伸縮式吊１−朱
−↓３０°、４８゛を取付けることかできる。 また、菌量１−貝：うＯ’、４８°を共働さｌれば、長
・１゛（例えば１５〜３０ａａＪＱ”の杉ＭＷ“のよう
な長尺物を吊−１−げることが可能である。 」Ｌ記のような購成であれば、荷役作業をするには、ま
−４°′、船舶１２が着岸後に、岸壁１０の吊上装置（
クレーン等）で、岸壁１０の所定位置に置かれている取
込み・取出し設備Ｉ５の第１ビーム２０を吊上゛げて、
レール３６ａ、：３６ｂのＬユに取付ＩＦる。 同様に、積込み・晴出し設備１６の第２ヒー、ｌ、４３
を吊上げて、レール３（ｉａ、３６ｂの上に取付ける。 （１）積荷かコイルＷのような小物の場合コイルＷを積
んだ浜出し装置４０を岸壁ＩＯに走行させ、取込み・取
出し装置２５の吊−に具３０でコイルＷを吊上げて、待
機装置２６のコイル受台３５上に吊下す（第２図参照）
５゜ その後、待機装置２６のコイル受台２６が９０度旋回さ
れ、積込み・積出し装置４４の吊Ｌ　ｔｔ　４８も９０
度旋回される（第４図参照）。 そして、積込み・積出し装置４４の吊上具４８でコイル
受台３５上のコイルＷを吊−Ｌげて船舶１２内の積込み
位置に吊下すと、コイルＷの荷積みの一サイクルが完了
する。このサイクルを繰返すことにより、コイルＷの荷
積み作業か連続的に行なえる。 一方、荷揚げ作業をするには、Ｌ記と逆の手順、即し、
船舶１２の積込み位置のコイルＷを積込み・積出し装置
４４て待機装置２６に移動させ、待機装置２６のコイル
Ｗを取込み・取出し装置２５てｔ’ｓ壁１０の瓜出し装
置４０に移動させるサイクルを繰返すことにより、コイ
ルＷの荷揚げ作業が連続的に行なえる。 このように、取込み・取出し１投備１５と積込み・積出
し設備１６とにより、荷積作業においては取込み・積込
み作業が、荷揚げ作業においては積出し・取出し作業が
それぞれ同時に並行的に行なえ、各設備１５．１６によ
り荷役のサイクルタイムが大幅に短縮されて荷役能率が
向上する。 （２）積荷が短寸（例えば６〜ｌ　５　ｍ）（！’の形
ｊｌｉｌｌＷのような長尺物の場合 上「、待機装置２６を船舶１２外の退避位置へに退避さ
せる。 また、取込み・取出し装置２５に吊上具３０゜を取付け
る。 そして形鋼Ｗ°を積んだ浜出し装置４０を岸壁１０に走
行させ、取込み・取出し装置２５の吊上具３０′で形鋼
Ｗ゛を吊」二げて、船舶１２内の積込み位置に吊下す。 荷揚げ作業は上記と逆の手順である。 さらに、積込み・積出し装置に４４に吊」−具４８゛を
取付ける。 そして、同様にして一：Ｉ積み、６打揚げ作業を行なこ
のように、形鋼Ｗ°か短；ｊの場合には、取込み・取出
し装置２５と積込み・積１１豊−装置４４とで、それぞ
４１．　！Ｆ、独に、６：Ｉ積み作業と荷揚げ作業が行
なえろ。 （３）積荷が長寸（例えば１５〜．３０ｍ）ｉｌ’“の
形鋼Ｗ”のようｔｉ長尺物の場合 まづ′、待機装置２６を船舶１２外の退避（θ置Δに退
避させろ。 また、取込み・取出し装置２５に吊」、呉３０゛、積込
み・積出し装置４４に吊１−貝４８′をそれぞれ取付け
る。 そして、杉ｓＡＷ”を積んだ共用ｊ７装置、１０を８’
壁１０に走行さけ、取込み・取出ｊ、７装置２５の吊」
２具３０°と積込み・積出し装置４４の吊」−具４８゛
との共働で形ｕｗ’を吊上げて、船舶１２内の積込み位
置に吊下４゛。 ６：ｊ揚げ作業は１−記と逆の手順である。 このように、形鋼Ｗ”が長寸の場合には、取込み・取出
し装置２５と晴込み・積出し装置の）（働て、ダｆ積み
作業と一：ｊ揚げ作業が行なえる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る６：Ｉ役設備の平面図、第２図は
ＩＩＭ込み・取出し設備の正面図、第３図は積込み・積
出し設備のＩＥ面図、第４図は待機装置Ｉｖｌと積込み
・積出し装置の側面図、第５図は取込み・取１１シ装置
と積込み・積出し装置の側面図である。 １０・・岸壁、１２・・・船舶 １５・・・取込み・取出し設備 １６・・・積込み・積出し設備、２（）・・・第１ビー
ム２５・・取込み・取出し装置、２６・・待機装置２７
・・トロリー、２８・・吊」二様、２９・旋回機構。 ３０．３０’・・・吊１ｔＬ３１・・・台車３２・・旋
回機構、３４・・・昇降機構、３５・・・受台４３・・
・第２ビーム、４４　・積込み・積出し装置。 ４５・・・トロリー、４６・・吊−」−４機、４７・・
・旋回機構４８．４８−・吊上具。 Ｗ・・コイルｗ’ｗ”・・形鋼。 特 許 出 １人 川鉄運輸株式会社 代 理 人

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）船舶が着岸後に、船倉ハッチトップをかわす程度
   の高さで、船舶の長手方向に並設される積荷の取込み・
   取出し設備と船内積込み・積出し設備とを備え、上記取
   込み・取出し設備は、船舶の幅方向に伸長して船舶の長
   手方向に移動可能な第１ビームを備え、第１ビームには
   、岸壁側に横行機構と昇降機構と旋回機構と積荷の保持
   具とを一連に有する取込み・取出し装置、反岸壁側に横
   行機構と昇降機構と旋回機構と積荷の保持具とを一連に
   有する待機装置がそれぞれ設けられ、上記積込み・積出
   し設備は、船舶の幅方向に伸長して船舶の長手方向に移
   動可能な第２ビームを備え、第２ビームには、横行機構
   と昇降機構と旋回機構と積荷の保持具とを一連に有する
   積込み・積出し装置が設けられていることを特徴とする
   荷役設備。