JPH03227451A - 繊維の染色漂白剤及びこれを使用した繊維の染色漂白法 - Google Patents

繊維の染色漂白剤及びこれを使用した繊維の染色漂白法

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JPH03227451A
JPH03227451A JP2325442A JP32544290A JPH03227451A JP H03227451 A JPH03227451 A JP H03227451A JP 2325442 A JP2325442 A JP 2325442A JP 32544290 A JP32544290 A JP 32544290A JP H03227451 A JPH03227451 A JP H03227451A
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dyeing
bleaching
bath
fibers
acid
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JP2325442A
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Yasuo Makiyama
牧山 泰雄
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Kayaku Akzo Corp
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Kayaku Akzo Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は繊維の染色漂白剤及びこれを使用した繊維の染
色漂白法に関する。
〔従来の技術〕
木綿、麻、レーヨン等のセルロース繊維の染色は、特に
鮮明度を得るため精練のあと、次亜塩素酸ナトリウムや
過酸化水素等の塩素系または酸素系の漂白剤を用いて下
晒しをしたあと、還元、中和ないしは水洗により漂白剤
を除去しその後で染色するという工程が通常行われてい
る。そしてこの方法では、下晒しおよび漂白剤の除去並
びに染料による染色後のソービングエ穆に多大の時間と
エネルギーを必要としている。
(発明が解決しようとする課題〕 染料による染色の前あるいは後に又は同時に繊維の漂白
を行うことにより、漂白効果を得ると共にソービング工
程の簡略化、工程短縮を行うことにあり、またこれを可
能にならしめるため新規な繊維の染色漂白剤が求められ
ている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者は、染料は破壊せずに繊維中の不純物からなる
色のみを漂白できる漂白剤があれば染色後に漂白する所
謂後晒しが可能となり、工程の合理化が出来ると考えて
鋭意検討した結果ある特定の新規な染色漂白剤がこの目
的に最適の漂白能を有していることを見いだし本発明に
到ったものである。
即ち本発明は l)下記一般式(11で表されるジアシルパーオキサイ
ド、下記一般式(2)で表される有機過酸またはそれら
の塩からなることを特徴とする繊維の染色漂白剤。
一般式+11 (但し、Rは置換または非置換のアルキレン基又はアリ
レン基 −g−OHXlt −!−0−OH,n1tl 〜l、
 o 00(7)自然数を示す。) 一般式(2) (但し、Rは置換または非置換のアルキル基、アリル基
またはアラルキル基、nは1〜6の自然数を示す。) 2)繊維を染色するに際し、第1項記載の一般式(1)
で表されるジアシルパーオキサイド、般式(2)で表さ
れる有機過酸またはそれらの塩もしくは錯体からなる漂
白剤を使用して染色の前もしくは後にまたは同時に繊維
に漂白を施すことを特徴とする繊維の染色漂白法。
漂白後浴を排出することなく、引き続いて染色を施すこ
とを特徴とする第2項記載の繊維の染色漂白法。
3) 4)染色水洗後、染色物の洗浄を兼ねて漂白を施すこと
、または染色後浴を排出することなく、引き続いて漂白
を施すことを特徴とする第2項記載の繊維の染色漂白法
5)繊維がセルロース繊維単独またはその他の繊維と混
合(混紡、混繊、混纒品)したセルロース繊維である第
2項記載の繊維の漂白法。
である。
本発明の繊維の染色漂白剤である一般式+11で表され
るジアシルパーオキサイド及びその塩(金属塩又はアン
モニウム塩)の具体例としてはアセチルパーオキサイド
、モノクロロアセチルパーオキサイド、n−プロピオニ
ルパーオキサイド、シンクロプロピルカルボニルパーオ
キサイド、オクタノイルパーオキサイド、ノナン、イル
パーオキサイド、デカノイルパーオキサイド、ウンデカ
ノイルパーオキサイド、ドデカノイルパーオキサイド、
ベンゾイルバーオキサ゛イド、オルトメチルベンゾイル
パーオキサイド、パラクロロベンゾイルパーオキサイド
、2.4ジクロロベンゾイルパーオキサイード、バラメ
チルベンゾイルパーオキサイド、バラメトキシベンゾイ
ルバーオキサイド、バラニトロベンゾイルパーオキサイ
ド、ベンゾイルアセチルパーオキサイド、パラクロロベ
ンゾイルアセチルパーオキサイド、パラフェニルベンゾ
イルパーオギサイド、ラウロイルパーオキサイド、ビス
−3,5,5−)リメチルヘキサノイルパーオキサイド
、こはく酸パーオキサイド、こはく酸パーオキサイドモ
ノナトリウム塩、グルタル酸パーオキサイド、ポリメリ
ックジアシルパーオキサイド等が挙げられる。特に好ま
しくはこはく酸パーオキサイドである。
一般式(2)で表される有機過酸及びその塩(金属塩又
はアンモニウム塩)の具体例としては過蟻酸、過酢酸、
過プロピオン酸、過クロル酢酸、過トリフルオロ酢酸、
過ブチル酸、過カプリル酸、過ラウリン酸、ジ過こはく
酸、ジ過グルタル酸、ジ過アジピン酸、モノ過ノナンニ
酸、ジ過ノナンニ酸、モノ過デカンニ酸、ジ過デカン二
酸、モノ過ドデカンニ酸、ジ過ドデカンニ酸、モノ過つ
ンデカンニ酸、ジ過つンデカンニ酸、ジ過フタル酸、ジ
過テレフタル酸、過安息香酸、m−クロロ過安息香酸、
2.4−ジクロロ過安息香酸、モノ過フタル酸、モノ過
フタル酸マグネシウム、モノ過こはく酸、モノ過こはく
酸マグネシウム、モノ過マレイン酸、モノ過マレイン酸
カルシウム、モノ過グルタル酸、モノ過グルタル酸マグ
ネシウム、過トリメリット酸、過ピロメリット酸等が挙
げられる。特に好ましくはモノ過フタル酸マグネシウム
及びジ過ドデカンニ酸である。
漂白浴中の漂白剤の濃度は、有効活性酸素量で好ましく
は0.05〜10%o、w、f、特に好ましくは0.3
〜5%o、w、f、である。
pHは好ましくは3〜14、特に好ましくは4〜12で
ある。
漂白浴の温度は好ましくは20〜110℃特に好ましく
は40〜80℃である。
本発明に適用される染料としては反応性染料、分散染料
、塩基性染料、直接染料等積々のタイプの染料が使用可
能であり、その具体例としては例えばカラーインデック
ス(第3版)に、例示されているものが使用可能である
。これらのうち特に反応性染料が好ましく、使用量及び
染色法はそれら市販品の摘要基準にしたがって行う。代
表的な反応性染料の例としては、カヤジオン(日本化薬
)、レマゾール(ヘキスト)、プロジオン(ICI)、
’ダイアミラ(三菱化成)、セルマゾール(三井東圧化
学)、スミフィックス(住人化学)、シバクロン(CI
BA)、レバフィックス(バイエル)、フイクサゾール
(大東化学)、等が挙げられる。
本発明の漂白剤は使用時におけるpHを有効成分の最適
pH域に保つためのpH調節剤例えば、酢酸、メタケイ
酸ナトリウム、炭酸ナトリウム又は炭酸水素ナトリウム
を好ましくは0〜40%、有効成分の水中金属イオンに
よる接触分解を抑制するための金属イオン封止剤例えば
青ヤキレーターC−1000、エチレンジアミン四酢酸
又はディクエスト2000 (三菱モンサンド化成■製
)を好ましくは0−1%、染色助剤例えば食塩又は硫酸
ナトリウムを好ましくは0〜98%及び取り扱いや安定
性を良くするための希釈剤例えば水、有機溶剤、セライ
ト又は超微粒子状無水シリカを漂白剤1部に対し好まし
くは0〜100部含むことができる。
本発明の漂白剤は染色法に応じて溶液、懸濁液、ペース
トあるいは粉末状等どのような形態でもとることができ
る。
〔作 用〕
本発明の染色漂白剤を使用すれば繊維の染色漂白に当っ
て漂白を先に行い、漂白後排出操作成はすすぎ洗い操作
を省いて染色することが可能である。
あるいは又染色を先に行い、染色後排出操作成は洗浄操
作の回数を省いて漂白することが可能である。何れの場
合も通常の下晒し後染色する方法と同等もしくはそれ以
上の漂白効果を得ることが可能である。また本発明の染
色漂白剤を使用すると漂白剤と染料を含有した染浴から
染色を行うことが可能である。
〔実施例〕
つぎに本発明をより充分に理解せしめるために実施例を
示すが、これらの実施例は例証のためのものであって、
本発明を限定するのもではない。
まず実施例1では、最も一般的な漂白剤である過酸化水
素(比較例1−1)及び次亜塩素酸ナトリウム(比較例
1−2)と比較することにより本発明の漂白剤の漂白能
及び染色に与える影響を評価した。
実施例3〜5では本発明による漂白剤を用いて漂白を先
に行い、浴を排出することなく引き続いて染色を行い、
得られた染色物は漂白後浴を排出しすすぎ洗いを行った
後染色する方法(比較例2)と差がないことを確認した
実施例6〜8では先に染色を行い、引き続いて本発明に
よる染色漂白剤を用いて漂白を行いこの場合も実施例2
の染色物と差がないことを示した。
実施例9において漂白と染色を同時に行う例を示し、実
施例10において他種属の染料による例を示した。
また実施例11−12に混紡についての例を示した。
実施例1゜ 精練後晒しをしていない未染色の木綿布(以後未染色布
と表記する)をまず最初に以下に示す実施例1−1〜7
に示した組成をもつ浴中で80℃の温度で20分間処理
し漂白した。引き続いて浴を排出することなく80°C
のままで次の染色薬剤のうち染料と無水硫酸ナトリウム
を加えて同温度で10分間処理した。続いて炭酸ナトリ
ウムを加えて同温度で1時間染色した。
染色後注意深く水洗し陰干しして乾燥した。浴中の繊維
対漂白浴及び染色浴の比は何れもl15である。
カヤジオンターキスE−A    2%o、 w、 f
無水硫酸ナトリウム    loog/l炭酸ナトリウ
ム       20g/l実施例1−1 メタケイ酸ナトリウム     4g/l炭酸ナトリウ
ム       20g/lカヤキレーターC−100
010g/l(日本化薬■製金属イオン封止剤) 40%過酢酸         2g/l実施例1−2 メタケイ酸ナトリウム     4g/】カヤキレータ
−C−100010g/127%ジ過ドデカンニ酸  
 Z 3 g/ 1実施例1−3 メタケイ酸ナトリウム     4g/lカヤキレータ
ーC−100010g/lカヤサクシン       
 4.4g/1((−″′t:?、、?〒鰭15) 実施例1−4 メタケイ酸ナトリウム     4g71カヤキレータ
−C−100010g/l−48 15,6g/l 実施例1−5 メタケイ酸ナトリウム カヤキレータ−C−1000 過安息香酸 実施例1−6 メタケイ酸ナトリウム カヤキレータ−C−1000 BPO−W2O 4g71 1 0  g/ I Ig/1 4g/1 10g/1 4 g/l (”:!;:3?−J代) 実施例1−7 メタケイ酸ナトリウム カヤキレータ−C−1000 LPO−W40 4g/1 10g/1 4 g/1 (55xW会〒〒品80) 比較例1 未染色布を実施例1と同じく比較例1−1及び比較例1
−2に示した組成の漂白浴中で、実施例1と同一条件で
漂白した。引き続し)て実施例1と同一の染色薬剤を用
いて、実施例1と同一条件で染色処理を施した。
比較例1−1 メタケイ酸ナトリウム     4g/l炭酸ナトリウ
ム       20g/lカヤギレーターC−100
010g/ 130%過酸化水素      2.7g
/l比較例1−2 12%次亜塩素酸ナトリウム o、9g/l実施例1 実施例1一 実施例1一 実施例1一 実施例1一 実施例1 漂  白  能 l  ○ Q  0 0 0 0 実施例1−7    Q 比較例1−I     Q 比較例1−2     Q 漂白能O:充分な漂白能あり △ :漂白能不充分 X :漂白能はとんどなし ××=漂白能全くなし 鮮明度O:実用に耐える △ :僅かに色落ちあり × :かなりの色落ちあり ××:著しい色落ちあり × × × 比較例2 未染色布をまず最初に次の組成を持つ洛中で80°Cの
温度で20分間処理し漂白した。
メタケイ酸ナトリウム     4g/l炭酸ナトリウ
ム       20g/lカヤキレーターC−100
010g/130%過酸化水素      2−7g/
l漂白後、浴を排出しそして繊維材料を冷水で注、雰深
くすすぎ洗いし、その後次の染色薬剤組成のうち染料と
無水硫酸ナトリウムを加えた浴中で80°Cの温度で1
0分間処理した。続いて炭酸ナトリウムを加えて同じく
同温度で1時間染色した。
カヤジオンターキスE−A    2%o、w、f。
無水硫酸ナトリウム    100g/l炭酸ナトリウ
ム       20 g/ 1染色後すすぎ洗いし、
ついで98°Cの石鹸水で15分間洗浄した。なお繊維
対漂白浴及び染色浴の比はいずれも1:15である。
通常の優れた染色物が得られた。
実施例2 未染色布をまず最初に次の組成を持つ洛中で80℃の温
度で20分間処理し漂白した。
H−4815,6g/l メタケイ酸ナトリウム     4g/lカヤキレータ
ーC−100010g/ 1漂白後、浴を排出しそして
繊維材料を冷水で注意深くすすぎ洗いし、その後次の染
色薬剤組成のうち染料と無水硫酸ナトリウムを加えた浴
中で80℃の温度で10分間処理した。続いて炭酸ナト
リウムを加えて同じく同温度で1時間染色した。
カヤジオンターキスE−A    2%o、 w、 f
無水硫酸ナトリウム    100g/l炭酸ナトリウ
ム       20g/l染色後すすぎ洗いし、つい
で98℃の石鹸水で15分間洗浄した。なお繊維対漂白
浴及び染色浴の比はいずれも1;15である。
比較例2に相当する染色物が得られた。
実施例3 未染色布をまず最初に次の組成を持つ浴中で80°Cの
温度で20分間処理し漂白した。
H−4815,6g/l メタケイ酸ナトリウム     4g71カヤキレータ
−C−100010g/l漂白後、浴を排出することな
く80℃のままで次の染色薬剤のうち染料と無水硫酸ナ
トリウムを加えて同温度で10分間処理した。続いて炭
酸ナトリウムを加えて同じく同温度で1時間染色した。
カヤジオンターキスE−A    2%o、w、f。
無水硫酸ナトリウム    toog/l炭酸ナトリウ
ム       20g/l染色後すすぎ洗いし、つい
で98°Cの石鹸水で15分間洗浄した。なお繊維対漂
白浴及び染色浴の比はいずれも1:15である。
実施例2に相当する染色物が得られた。
実施例4 H−48の代わりに次の漂白剤を用いて実施例3と同様
に操作した。
27%ジ過ドデカンニ酸   2.3g/l実施例2に
相当する染色物が得られた。
実施例5 H−48の代わりに次の漂白剤を用いて実施例3と同様
に操作した。
40%過酢酸         2g/l実施例2に相
当する染色物が得られた。
実施例6 未染色布をまず最初に染色し、引き続いてこの染色布を
浴を排出することなく同じ浴中で漂白処理を行った。浴
中の繊維対染色浴及び漂白浴の比はいずれも1:15で
ある。
即ち次の染色薬剤のうち染料と無水硫酸ナトリウムおよ
びカヤキレータ−C−1000を加えて同温度で10分
間処理した。続いて炭酸ナトリウムを加えて同じく同温
度で1時間染色した。
カヤキレータ−〇−100010g/lカヤジオンター
キスE−A    2%o、 w、 f。
無水硫酸ナトリウム    100g/l炭酸ナトリウ
ム       20 g/ 1染色後、浴を排出する
ことなく80°Cのままで次の漂白薬剤を加えて同温度
で20分間漂白した。
H−4815,6g/l 漂白後すすぎ洗いし、ついで98°Cの石鹸水で15分
間洗浄した。
実施例2に相当する染色物が得られた。
超絶例7 H−48の代わりに次の漂白剤を用いて実施例6と同様
に操作した。
40%過酢酸         2g/l実施例2に相
当する染色物が得られた。
実施例8 染色後、水洗しついで60℃でH−48の代わりに次の
漂白剤を用いて実施例6と同様に操作した。
27%ジ過ドデカンニ酸   2.3g/l炭酸ナトリ
ウム        2g/l実施例2に相当する染色
物が得られた。
実施例9 未染色布をまず最初に次の染色薬剤のうち、ジ過ドデカ
ンニ酸、カヤキレータ−C−1000、染料、と無水硫
酸ナトリウムを加えて80°Cで10分間処理した。続
いて炭酸ナトリウムを加えて同じ(同温度で1時間染色
した。
27%ジ過ドデカンニ酸   2.3g/lカヤキレー
ターC−100010g/lカヤシオンゴールデンイエ
ローE−3NR2%o、w、f。
無水硫酸ナトリウム    100g/l炭酸ナトリウ
ム       20 g/ 1染色後すすぎ洗いし、
ついで98℃の石鹸水で15分間洗浄した。なお繊維対
染色浴の比はl15である。
下晒をした木綿布を上記と同じでジ過ドデカンニ酸だけ
がない染色浴で同じ処理をしたものと同じ染色物が得ら
れた。
実施例IO 未染色布をまず最初に以下に示す実施例l0−1〜4に
示した組成をもつ浴中で80°Cの温度で30分間処理
し漂白した。引き続いて浴を排出することなく60°C
にし次の染色薬剤のうち染料と無水硫酸ナトリウムを加
えて同温度で10分間処理した。続いて結晶リン酸三ナ
トリウムを加えて同温度で1時間染色した。染色機注意
深く水洗し陰干しして乾燥した。洛中の繊維対漂白浴及
び染色浴の比はいずれも1:15である。
ダイヤミラターキスブルーG 2%o、 w、 f。
無水硫酸ナトリウム     50 g / 1結晶リ
ン酸三ナトリウム   20 g / 1実施例10−
1 メタケイ酸ナトリウム     4g/l炭酸ナトリウ
ム        20 g / 1カヤキレータ−C
−100010g/140%過酢酸         
2g/l実施例10−2 メタケイ酸ナトリウム     4g71カヤキレータ
−C−100010g/127%ジ過ドデカンニ酸  
 2.3 g/ 1実施例l0−3 メタケイ酸ナトリウム     4g/lカヤキレータ
ーC−100010g/lカヤサクシン       
 4.4 g / 1実施例1O−4 メタケイ酸ナトリウム     4g/lカヤキレータ
ーC−100010g/IH−4815,6g/l 比較例3 未染色布を実施例10と同じく比較例3−1及び比較例
3−2に示した組成の漂白浴中で、実施例10と同一条
件で漂白した。引き続いて実施例10と同一の染色薬剤
を用いて、実施例1Oと同一条件で染色処理を施した。
比較例3−1 メタケイ酸ナトリウム     4g/l炭酸ナトリウ
ム       20 g / 1カヤキレータ−C−
100010g/130%過酸化水素      2−
7g/l比較例3−2 12%次亜塩素酸ナトリウム 0.9g/l実施例10
−1 実施例l0−2 実施例1O−3 実施例l0−4 比較例3−1 比較例3−2   0 漂白能0 :充分な漂白能あり △ :漂白能不充分 × :漂白能はとんどなし ××:漂白能全くなし 鮮明度O:実用に耐える △ :僅かに色落ちあり × :かなりの色落ちあり ××:著しい色落ちあり × × 実施例11 未染色の木綿とアクリルの50:50の混紡の布(以後
未染色アクリル混紡布の表記する)をまず最初に次に示
す染色薬剤組成の洛中で98℃で1時間染色した。
カヤクリルライトブルー40SL−ED1%o、 w、
 f。
酢酸            0.5g/1次いで浴を
排出することなく80″Cまで降温し、以下に示す実施
例11−1〜4に示した組成をもつ浴中で80°Cの温
度で20分間処理し漂白した。引き続いて浴を排出する
ことなく 80 ”Cのままで次の染色薬剤のうち染料
と無水硫酸ナトリウムを加えて同温度で1o分間処理し
た。
続いて炭酸ナトリウムを加えて同温度で1時間染色した
カヤジオンターキスE−A    1%ow、f。
無水硫酸ナトリウム    100 g/l炭酸ナトリ
ウム       20g/l染色後水洗し、ついで8
0℃のデモールN2g/l(株式会社花王の製品)の浴
で15分間洗浄(、た。洛中の繊維対漂白浴及び染色浴
の比はいず第1も1:15である。
実施例11−”l メタケイ酸ナトリウム     4g/l炭酸ナトリウ
ム       20g/lカヤキレーターc−too
o  10g/140%過酢酸         2 
g / 1実施例11−2 メタケイ酸ナトリウム     4 g / 1カヤキ
レータ−C−100010g/l27%ジ過ドデカンニ
酸   Z 3 g / 1実施例11−3 メタケイ酸ナトリウム     4g71カヤキレータ
−C−100010g/lカヤサクシン       
 4.4 g / 1実施例11−4 メタケイ酸ナトリウム     4g71カヤキレータ
−C−100010g/IH−4815,6g/l 比較例4 未染色アクリル混紡布を実施例11と同じくカヤクリル
ライトブルー40SL−EDで染色し、比較例4−1及
び比較例4−2に示した組成の漂白洛中で、実施例11
と同一条件で漂白した。引き続いて実施例11と同一の
染色薬剤を用いて、実施例11と同一条件で染色処理を
施した。
比較例4−1 メタケイ酸ナトリウム     4g/l炭酸ナトリウ
ム       20g/lカヤキレーター〇−100
0 30%過酸化水素 比較例4−2 12%次亜塩素酸ナトリウム 10g/1 2.7g/1 0、9 g / 1 実施例11−1 実施例】l−2 実施例11−3 実施例11−4 比較例4−1 比較例4−2 漂白能O △ × × × 鮮明度O △ × × ○ ○ :充分な漂白能あり :漂白能不充分 、漂白能はとんどなし :漂白能全くなし :実用に耐える :僅かに色落ちあり :かなりの色落ちあり 著しい色落ちあり 実施例I2 未染色の木綿とポリエステルの50:50の混紡の布(
以後未染色ポリエステル混紡布の表記する)をまず最初
に耐圧容器中火に示す染色薬剤組成の洛中で130℃で
1時間染色した。
カヤジオンターキスE−GL   1%o、w、f。
酢酸           0.45 g / ]酢酸
ナトリウム(3水塩)  0.55g/1次いで浴を排
出することなく80℃まで降温し、以下に示す実施例1
2−1〜4に示した組成をもつ浴中で80℃の温度で2
0分間処理し漂白した。引き続いて浴を排出することな
く80°Cのままで次の染色薬剤のうち染料と無水硫酸
ナトリウムを加えて同温度で10分間処理した。
続いて炭酸ナトリウムを加えて同温度で1時間染色した
カヤジオンターキスE−A    1%0.冑、f。
無水硫酸ナトリウム    100g/l炭酸ナトリウ
ム       20 g/ 1染色後水洗し、ついで
98°Cの石鹸水で15分間洗浄した。洛中の繊維対漂
白浴及び染色浴の比はいずれも1:15である。
実施例12−1 メタケイ酸ナトリウム     4g/l炭酸ナトリウ
ム       20 g / 1カヤキレータ−C−
100010g/140%過酢酸         2
g/l実施例12−2 メタケイ酸ナトリウム     4g/lカヤキレータ
ーC−100010g/127%ジ過ドデカンニ酸  
 2.3 g /1実施例12−3 メタケイ酸ナトリウム   ゛  4g/lカヤキレー
ターC−100010g/lカヤサクシン      
  4.4g/l実施例12−4 メタケイ酸ナトリウム     4g/lカヤキレータ
ーC−100010g/IH−4815,6g/l 比較例5 未染色ポリエステル混紡布をまず最初に耐圧容器中火に
示す染色薬剤組成の浴中で130°Cで1時間染色した
カヤセロンターキスE−GL   1%o、 w、 f
酢酸           0.45 g / 1酢酸
ナトリウム(3水塩)  0.55g/1次いで浴を排
出することなく80°Cまで降温し、実施例12と同じ
く比較例5−1及び比較例52に示した組成の漂白浴中
で、実施例12と同一条件で漂白した。引き続いて実施
例12と同一の染色薬剤を用いて、実施例12と同一条
件で染色処理を施した。
比較例5−1 メタケイ酸ナトリウム     4g/l炭酸ナトリウ
ム       20g/lカヤキレーターC−100
010g/130%過酸化水素      2.7 g
/ 1比較例5−2 12%次亜塩素酸ナトリウム 0.9 g / 1未染
色布に対する 染色布の鮮明度 漂  白  能 実施例12−1    0      0実施例12−
2   0       0実施例12−3    0
       0実施例12−4    0     
  0比較例5−IQx 比較例5−2   0       ××漂白能O:充
分な漂白能あり △ :漂白能不充分 X :漂白能はとんどなし ××:漂白能全くなし 鮮明度○ :実用に耐える △ :僅かに色落ちあり × :かなりの色落ちあり ××:著しい色落ちあり 〔発明の効果〕 本発明の染色漂白剤を使用すると繊維の漂白工程と染色
工程との間に従来必要であった全ての排出操作及び/又
は洗浄の回数を減らし且つ水及び加熱のための熱量の節
約、洗浄及び/又は排出に要する時間の節約、水処理に
関する改善などを得ることができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記一般式(1)で表されるジアシルパーオキサイ
    ド、下記一般式(2)で表される有機過酸またはそれら
    の塩からなることを特徴とする繊維の染色漂白剤。 一般式(1) ▲数式、化学式、表等があります▼(1) (但し、Rは置換または非置換のアルキレン基又はアリ
    レン基 Xは−H、▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数
    式、化学式、表等があります▼X′は−H、 ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼、nは1〜1,000の 自然数を示す。) 一般式(2) ▲数式、化学式、表等があります▼(2) (但し、Rは置換または非置換のアルキル基、アリル基
    またはアラルキル基、nは1〜6 の自然数を示す。) 2、繊維を染色するに際し、請求項1記載の一般式(1
    )で表されるジアシルパーオキサイド、一般式(2)で
    表される有機過酸またはそれらの塩もしくは錯体からな
    る漂白剤を使用して、染色の前もしくは後にまたは同時
    に繊維に漂白を施すことを特徴とする繊維の染色漂白法
    。 3、漂白後浴を排出することなく、引き続いて染色を施
    すことを特徴とする請求項2記載の繊維の染色漂白法。 4、染色水洗後染色物の洗浄を兼ねて漂白を施すこと、
    または染色後浴を排出することなく、引き続いて漂白を
    施すことを特徴とする請求項2記載の繊維の染色漂白法
    。 5、繊維がセルロース繊維単独またはその他の繊維と混
    合したセルロース繊維である請求項2記載の繊維の漂白
    法。
JP2325442A 1989-12-21 1990-11-29 繊維の染色漂白剤及びこれを使用した繊維の染色漂白法 Pending JPH03227451A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5415668A (en) * 1990-05-09 1995-05-16 Eka Nobel Ab Diacylated dipercarboxylic acid as bleaching agent

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5415668A (en) * 1990-05-09 1995-05-16 Eka Nobel Ab Diacylated dipercarboxylic acid as bleaching agent

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