JPH03226174A - 画素密度変換装置 - Google Patents

画素密度変換装置

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JPH03226174A
JPH03226174A JP2019105A JP1910590A JPH03226174A JP H03226174 A JPH03226174 A JP H03226174A JP 2019105 A JP2019105 A JP 2019105A JP 1910590 A JP1910590 A JP 1910590A JP H03226174 A JPH03226174 A JP H03226174A
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JP
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pixels
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JP2019105A
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Masato Suzuki
正人 鈴木
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH03226174A publication Critical patent/JPH03226174A/ja
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T3/00Geometric image transformations in the plane of the image
    • G06T3/40Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 一帝業上の利用分野」 本発明はイメージセンサによって読み取ったりコンピュ
ータで作成した画像データの画素の密度を変換するため
の画素密度変換装置に係わり、詳細には多値で表わされ
た画像データを基にして各画素の濃度レベルが2値で表
わされ、かつ画素の数を減少させるようにした画素密度
変換装置に関する。
「従来の技術」 例えばファクシミリ装置では送信側の画像サイズよりも
受信側の記録用紙のサイズが小さい場合には、画像デー
タを縮小して送信している。また、あるイメージ情報を
所定の画像領域に嵌め込むような画像編集を行う場合に
は、このイメージ情報を適宜縮小する場合がある。イメ
ージセンサで読み取った画情報を指定された倍率でコピ
ーする複写機においても、同様に画像の縮小処理を行う
場合が多い。
第13図は、従来の画素密度の変換原理の一例を表わし
たものである。この第13図に示した例では、ライン方
向に25パーセントに縮小する場合を表わしている。こ
の場合、同図(イ)に示す一連の画素A、B、C,・・
・・・・は4画素に1画素ずつ抽出され、他の画素は捨
てられて同図(ロ)に示す画素列が作成される。この例
では、画素A1E、I、・・・・・・が抽出され、画素
B、CSD、F。
G1・・・・・・は捨てられる。抽出された画素A、E
■、・・・・・・がそれぞれ濃度レベルを多値で表わし
ている場合には、これらがそれぞれ所定の閾値で2値化
され、同図(ハ)で示したような2値の画像データが得
られる。
第14図は、従来行われた画素密度の変換原理の他の例
を表わしたものである。この例でも、25パーセントに
縮小する場合を示している。第14図の(イ)に示した
一連の画素A、B、C1・・・・・・は2値化され、例
えば同図(ロ)に示すような2値の画像データが得られ
る。これちの画像データは順j=4画素ずつのグループ
にまとめろれ、クループごとjこ論理和がとられる。こ
のようにして同図くハ)に示すような縮小後の2値の画
像データが得みれる。
「発明が解決しようとする課題」 このうち第13図に示した原理を用いた画素密度変換装
置では、画像データの単純な間引き処理を行うので、処
理自体は簡単であるが、画素の欠落による画像情報の劣
化が著しいという問題があった。例えばこの例では、4
画素分に満たない幅の罫線や点が欠落するといった可能
性があった。
一方、第14図に示した原理を用いた画素密度変換装置
では、画像情報の欠落を防止するために画像データの論
理和をとっている。しかしながら、多値データを2値化
した後に論理和をとっているので、元の画像データの状
態を不十分に反映しており、画像の潰れ等が発生し、画
像情報の劣化につら1て有効な改善とはならなかった。
また、従来の画素密度変換装置では論理和をとる処理を
ソフトウェアで行うことが通常であり、画像処理にかな
りの時間を必要とするといった問題もあった。
そ二で本発明の第1の目的は、多値の画像データの画素
数の減少と2値化とを画質に与える影響を最小限にして
実現することのできる画素密度変換装置を提供すること
にある。
本発明の第2の目的は、画素密度変換を高速に行うこと
のできる画素密度変換装置を提供することにある。
1課題を解決するための手段」 請求項1記載の発明では、互いに隣接する2つの画素の
それぞれ多値で表わされた濃度レベルを加算した後に2
分し、これを濃度レベルとした1つの画素に統合する画
素統合手段と、画素統合手段の統合作業を順次繰り返さ
せ、連続した所定数の画素を1個の画素に最終的に統合
する統合制御手段と、この統合制御手段によって最終的
に統合されたそれぞれの画素の濃度レベルを所定の閾値
で2値化し、画素数を減少させた後の画素列として出力
する2値化手段とを画素密度変換装置に具備させる。
第1図:ま、この請求項1記載の発明の詳細な説明する
ためのものである。この図も、−例としてライン方向j
二25パーセントに縮小する場合を表わしている。同図
(イ)に示す一連の画素A、B。
C1・・・・・・は4画素ずつのグループに分けられ、
これらのうちの最初の画素と次の画素についてまず濃度
レベルの平均値が求められ、これがこれらの画素を統合
した画素の濃度レベルとなる。次にこの統合された画素
と次の画素との間で平均値が求められ、これらについて
統合した画素の濃度レベルとなる。以下同様にして各グ
ループの最後の画素まで画素の統合が行われ、同図(ロ
)に示したように最終的な画素U、’  U2   U
3’・・・・・・が求めろれる。
例えば、最初のグループについて具体的に示すと、最初
の画素Aと次の画素Bが加算され、これが2分された値
し、としてまず次のような平均値が得られる。
−1−B 次に、この値U1  と次の画素Cとの間で平均値し、
/が求められる。
更に同様にして、この値U、  と次の画素Cとの間で
平均値U、lが求められる。
同図(ロ)に示したように最終的な画素U。
U 2 ’ 、03′・・・・・・が求められたら、こ
れらを所定の閾値で2値化すると、第1図(ハ)に示す
ような縮小後の2値の画像データが得られる。
請求項2記載の発明では、連続した所定数の画素のそれ
ぞれ多値で表わされた濃度レベルを加算した後に前記し
た所定数で除算し、これを濃度レベルとした1つの画素
に統合する画素統合手段と、この画素統合手段jこよっ
て順次統合した結果得みれたそれぞれの画素の濃度レベ
ルを所定の閾値で2値化し、画素数を減少させた後の画
素列として出力する2値化手段とを画素密度変換装置に
具備させる。
第2図は、この請求項2記載の発明の詳細な説明するた
めのものである。この図も、−例としてライン方向に2
5パーセントに縮小する場合を表わしている。同図(イ
)に示す一連の画素A、B。
C1・・・・・・は4画素ずつのグループに分けられ、
そのグループ内の全画素の平均が求められる。これが統
合された画素U1U2 、U3  ・・・・・・の濃度
レベルとなる。例えば、最初のグループについて具体的
に示すと、次のような平均値U1 が得られる。
A + B + C+ D U、= ここで分母の数値“4”はグループ内の画素の総数と等
しい。このようにして同図〈口)に示すような統合後の
画素U + 、LJ2 、L12 % 山・・・が得ら
れたら、これらを所定の閾値で2値化すると、第2図(
ハ)に示すような縮小後の2値の画像データが得られる
請求項3記載の発明では、連続した所定数の画素のそれ
ぞれ多値で表わされた濃度レベルを加算した後に前記し
た所定数で除算し、これを濃度レベルとした1つの画素
に統合する画素統合手段と、この画素統合手段による画
素の統合が行われるたびに前記した所定数をある回数に
おける数の合計が所望の値になる状態で個々に変化させ
る所定数指定手段と、画素統合手段によって統合された
後のそれぞれの画素の濃度レベルを所定の閾値で2値化
し、画素数を減少させた後の画素列として出力する2値
化手段とを画素密度変換装置に具備させる。
第3図は、この請求項3記載の発明の詳細な説明するた
めのものである。この図も、−例としてライン方向に2
5パーセントに縮小する場合を表わしている。この発明
では、12個の画素かち最終的に3個の画素を作るため
に、ランダムに画素3個のグループ、4個のグループお
よび5個のグループに区分し、これろ各グループから1
つずつ画素を作るようにする。このようなグループ分け
は、シリアルに送られてくる各画素を縮小率等所定の条
件の下で発生させたランダムパルスにって区切ることで
実現することができる。
このようにしてグループ分けができたら、軍国(イ)に
示したようにそれぞれのグループ内画素の濃度レベルの
平均を求め、これを統合さ;た画素Ul、 02 、U
s  ・月・・の濃度レベルと゛る。例えば、最初のグ
ループについて具体的に;すと、次のような平均値U1
 が得られる。
ここで分母の数値“3°はグループ内の画素C総数と等
しい。グループ内の画素の総数はランづムに変化するの
で、分母の数値もこれに応じて3化すること:こなる。
このようにして同図(ロ)1:示すような統合後の画素
L”、、L″2 、L3 N 川・・が得られたち、こ
れらを所定の閾値で2値化すくと、第3図(ハ)に示す
ような縮小後の2値の■像データが得られる。
「実施例」 以下、実施例につき本発明の詳細な説明する。
第1の実施例 第4図は本発明の第1の実施例における画素密度変換装
置の構成を表わしたものである。この実施例は請求項1
記載の発明を具体化したものである。この第4図に示し
た装置では、図示しない読取装置からA/D変換され、
更にシェーディング補正の行われた後の多値画像データ
11が1ピクセル分ずつ供給されるようになっている。
この多値画像データ11は、平均値演算回路12の一方
の入力端I、とスイッチ回路13の同じく一方の入力端
11 の双方に供給される。スイッチ回路I3の出力す
る多値画像データ14は平均値演算回路12の他方の入
力側■2 に供給されるようになっている。
平均値演算回路12は2つの入力側11、I2に供給さ
れた多値画像データ11.14を加算してこれを数値“
2″で除して統合後の画素の濃度レベルの平均値を求め
る。この統合後の画素の多値画像データ15はフリップ
フロップ回路16にセットされた後、多値画像データ1
7としてFIFOメモリ (先入れ先出しメモリ) 1
8の入力側およびスイッチ回路13の他方の入力側I2
に供給されるようになっている。スイッチ回路13の入
力端I2 に供給される多値画像データ17は、統合後
の画像データを更に統合するために平均値演算回路12
に入力されることになる。
FIF○メモリ18に人力されここから出力される多値
画像データ19は2値化回路21に供給され、ここで順
次2値化が行われて2値化画像データ22が出力される
ことになる。この2値化画像データ22は例えば図示し
ない画像メモリに格納されて画像処理に用いられる。
この画素密度変換装置には、回路動作のタイミングを定
めるためのタイミング発生回路24が付属している。タ
イミング発生回路24;こは、基本クロック25と倍率
データ26およびデータクロック27が供給されるよう
になっている。このうち基本クロック25と倍率データ
26はマルチプライヤ28に供給され、倍率に応じたク
ロック信号29を発生するようになっている。このクロ
ック信号29は第1のフリップフロップ回路31に供給
され、データクロック27に同期してこれに入力される
。第1のフリップフロップ回路31から出力される歯抜
はクロック信号32は第2のフリップフロップ回路33
に供給され、その出力としての歯抜はクロック信号34
がスイッチ回路13の切換制御用に供給されるようにな
っている。
また、第1のフリップフロップ回路31から出力される
歯抜はクロック信号32はインバータ35に供給され、
ここで論理を反転されたクロック信号がリードクロック
36としてFIF○メモリ18に供給され、多値画像デ
ータ19の読み出しの制御に用いられる。
第5図は、このような構成の画素密度変換装置の動作時
のタイミングを説明するためのものである。この第5図
と共に第1の実施例の画素密度変換装置の動作を説明す
る。
第4図jご示したタイミング発生回路24内のマルチブ
ライヤ28には、この画素密度変換装置の変換動作開始
に先立って倍率データ26が供給される。この倍率デー
タ26は、ライン方向における倍率を示したものであり
、1ラインに含まれる多値画像データ11の画素数に対
する2値化画像データ22の数の割合で表わすことがで
きる。本実施例では25パーセントに縮小する場合を例
として説明する。この場合、多値画像データ11の4画
素分が2値化画像データ22の1画素に統合されること
になる。そこでマルチプライヤ28は基本クロック25
のH(ハイ)レベルの状態が全体における25パーセン
トとなるような比で歯抜はクロック信号29(第5図イ
)を発生させる。
歯抜はクロック信号29は第1のフリップフロップ回路
31に供給され、データクロック27(第5図口)の立
ち下がりによってセフ)される。
先に説明した基本クロック25は、このデータクロック
27の周波数を1/2に分周した関係にある。このよう
にして、第1のフリップフロップ回路31から歯抜はク
ロック信号32 (第5図ハ)が出力され、第2のフリ
ップフロップ回路33から歯抜はクロック信号34 (
第5図二)が出力される。この歯抜はクロック信号34
がスイッチ回路13に供給される。スイッチ回路13は
、この歯抜はクロック信号34がHレベルとなった状態
でその入力側T、を選択し、L(ロー)レベルの状態で
他の入力側I2 を選択するようになっている。
この画素密度変換装置の変換動作が開始されると、図示
しない読取装置から多値画像データ11(第5図ホ)が
供給されてくる。この多値画像データ11は、データク
ロック27と同期がとられて1画素ずつ平均値演算回路
120入力側I、とスイッチ回路13の入力側■1  
の双方に供給される。
今、歯抜はクロック信号34がHレベルとなった最初の
状態における多値画像データ11のピクセルの番号を“
1”とする。この1番目のピクセルの多値画像データ1
1が平均値演算回路12の入力側■1  に供給された
タイミングで、スイッチ回路13は入力側11 を選択
している。そこで、平均値演算回路12にはその両入力
側1. 、I2からこの1番目のピクセルの多値画像デ
ータ11が入力され、両者の平均値が求められる。この
平均値は多値画像データ15としてフリップフロップ回
路16に供給される。
フリップフロップ回路16のクロック入力端子には、第
5図口に示すデータクロック27が供給されている。そ
こで、この1番目のピクセル同士の平均値がデータクロ
ック27に同期してセ−/ )される。これにより、こ
の平均値を表わした多値画像データ17 (第5図へ)
が出力される。
ところで、第5図ハに示した歯抜はクロック信号32は
インバータ35によって論理を反転され、リードクロッ
ク36 (第5図ト)となる。このリードクロック3°
6がHレベルのときFIFOメモリ18はデータの入力
を行わない。したがって、1番目のピクセル同士の平均
値を表わした多値画像データ17はFIFOメモリ18
に入力されず、スイッチ回路13にのみ供給される。
このとき、スイッチ回路13に供給される歯抜はクロッ
ク信号34はLレベルに変化している。
したがって、この状態で1番目のピクセル同士の平均値
を表わした多値画像データ17と2番目のピクセルの多
値画像データ11が平均値演算回路12に入力され、平
均値が求められる。この平均値を表わした多値画像デー
タ15はフリップフロップ回路16にセットされ多値画
像データ17として出力されるが、同様にFIFOメそ
り18へは入力されずスイッチ回路13にのみ供給され
る。
このようにして、1番目と2番目のピクセルの平均値を
表わした多値画像データ17と3番目のピクセルの多値
画像データ11が平均値演算回路12に入力され、平均
値が求められる。以下同様にして、次のタイミングでは
1番目〜3番目のピクセルの平均値を表わした多値画像
データ17と4番目のピクセルの多値画像データ11が
平均値演算回路12jこ入力され、平均値が求められる
この4番目のピクセルの多値画像データ11を加えて平
均値が求めちれた段階でリードクロツク36はLレベル
となる。したがって、この時点でFIFOメモリ18が
これら4画素の統合された画素の濃度レベルを多値画像
データ17として受は入れることになる。以下同様にし
て4画素ずつ1つの画素に統合した画像処理が行われ、
画素数が減少した多値画像データ17がFIF○メモリ
18に順次格納されることになる。FIFOメモリ18
には、リード側から図示しないクロック信号が供給され
、入力された画素順に多値画像データ19の読み出しが
行われ、2値化回路21で所定の閾値で2値化された後
、2値化画像データ22として出力されることになる。
第6図は、この第1の実施例の画素密度変換装置の処理
を具体的に従来の装置の処理と比較したものである。こ
の第6図に示した例では元の多値画像データ11が36
段階で表示されているものとし、25パーセントに縮小
する場合で2値化の閾値は“28′であるとする。
同図(イ)は単純間引きの場合である。4個ずつのピク
セルの一番最後の多値画像データが抽出され、これらに
ついての2値化処理が行われている。
同図(ロ)は2値化後に論理和をとる場合である。この
場合には各ピクセルの多値画像データについて2値化が
行われ、4個ずつのピクセルについての2値化画像デー
タについて論理和がとられている。
同図(ハ)は本実施例の処理を表わしたものである。4
個ずつのピクセルについて平均値を止る操作が繰り返さ
れ、最終的に得られた平均値に対して2値化が行われて
いる。
第2の実施例 第71!lは本発明の第2の実施例における画素密度変
換装置の構成を表わしたものである。この実施例は請求
項2記載の発明を具体化したものである。第4図と同一
部分には同一の符号を付して、適宜これろの説明を省略
する。
この第7図に示した装置では、図示しない読取装置かろ
A / D変換され、更にシェーディング補正の行われ
た後の多値画像データ11が加算回路41の一方の入力
側11  に供給されるようになっている。加算回路4
1は、スイッチ回路13から出力される多値画像データ
42を他の入力側I2から入力し、これらの加算を行う
ようになっている。加算回路41から出力される多値画
像データ43はフリップフロップ回路16に供給される
フリップフロップ回路16から出力される多値画像デー
タ44は、n除算器46に供給される他、スイッチ回路
13の入力端I、に供給されるようになっている。この
スイッチ回路13の他の入力側■1  にはオール零の
初期信号47が供給されるようになっている。
n除算器46は、フリップフロップ回路16が所定の累
算を行った段階で多値画像データ44を取り込み、これ
をそのとき累算したピクセルの数nで除算する。この数
nを求めるために、n加算器48が配置されており、こ
こから出力されるデータ49がn除算器46に供給され
るようになっている。このようにしてn除算器46から
得られた多値画像データ50は、FIFOメモリ18に
供給される。FIFOメモリ18から読み出された多値
画像データ51は2値化回路21に供給され、ここで順
次2値化が行われて2値化画像データ52が出力される
ことになる。この2値化画像データ52は例えば図示し
ない画像メモリに格納されて画像処理に用いられる。
この画素密度変換装置には、回路動作のタイミングを定
めるためのタイミング発生回路54が付属している。タ
イミング発生回路54には、基本クロック25と倍率デ
ータ26およびデータクロック27が供給されるように
なっている。このうち基本クロック25と倍率データ2
6はマルチプライヤ28に供給され、倍率に応じた歯、
抜はクロック信号29を発生するようになっている。こ
の歯抜はクロック信号29は第1のフリップフロップ回
路31に供給され、データクロック27に同期してこれ
に入力される。第1のフリップフロップ回路31から出
力される歯抜はクロック信号32 :;!第2のプリッ
プフロップ回路33に供給され、その出力としての歯抜
はクロック信号34がスイッチ回路13の切換制御用に
供給されるようになっている。また、第1のフリップフ
ロップ回路31から出力される歯抜はクロック信号32
はインバータ35に供給され、ここで論理を反転された
クロック信号がリードクロック36としてFIF○メモ
リ18に供給され、多値画像データ19の読み出しの制
御に用いられる。
また、リードクロック36は第3のフリップフロップ回
路56にも供給され、これをカウントアツプして除算の
ためのビクセルの数nを求めるために使用される。第3
のフリップフロップ回路56から出力されるタロツク信
号57はn加算器48に供給され、カウント値を“1”
にリセットするために用いろれる。
第8図は、このような構成の画素密度変換装置の動作時
のタイミングを説明するためのものである。この第8図
と共に第2の実施例の画素密度変換装置の動作を説明す
る。
第7図に示したタイミング発生回路24内のマルチプラ
イヤ28には、この画素密度変換装置の変換動作開始に
先立って倍率データ26が供給される。この倍率データ
26は、ライン方向における倍率を示したものである。
本実施例では25パーセントに縮小する場合を例として
説明する。この場合、マルチプライヤ28は基本クロッ
ク25のHレベルの状態が全体における25パーセント
となるような比で歯抜はクロック信号29 (第8図イ
)を発生させる。
歯抜はクロック信号29は第1のフリップフロップ回路
31に供給され、データクロック27(第8図口)の立
ち下がりによってセットされる。
先に説明した基本クロック25は、このブータフ0−)
り27の周波数を1/2に分周した関係にある。このよ
うにして、第1のフリップフロップ回路31かろ歯抜は
クロック信号32 (第8図)\)が出力され、第2の
フリップフロップ回路33から歯抜はクロック信号34
 (第8図工)が出力される。この歯抜はクロック信号
34がスイッチ回路13j=供姶される。スイッチ回路
13:ま、この歯抜はクロック信号34がHレベルとな
った状態でその入力側■、を選択し、L(ロー)レベル
の状態で他の入力側I2 を選択するようになっている
この画素密度変換装置の変換動作が開始されると、図示
しない読取装置から多値画像データ11(第8図ホ)が
供給されてくる。この多値画像データ11は、データク
ロック27と同期がとられて1画素ずつ加算回路41の
入力側I、に供給される。
今、歯抜はクロック信号34がHレベルとなった最初の
状態における多値画像データ11のビクセルの番号を“
1”とする。この1番目のビクセルの多値画像データ1
1が加算回路41の入力側+、  に供給されたタイミ
ングで、スイッチ回路13は入力側11 を選択してい
る。そこで、加算回路41j二は入力端I、からこの1
番目のビクセルの多値画像データ11が入力され、他の
入力側I2 かみはオール零〇初期信号47が入力され
て両者の加算が行われる。この加算値は1番目のピアセ
ルの多値画像データ11そのものとなる。加算値は、多
値画像データ43としてフリップフロップ回路16に供
給される。
フリップフロップ回路16のクロック入力端子には、第
8図口に示すデータクロック27が供給されている。そ
こで、この1番目のビクセルの多値画像データがデータ
クロック27に同期してセットされる。これにより、加
算値を表わした多値画像データ44 (第8図へ)が出
力される。この多値画像データ44は、n除算器46と
スイッチ回路13の双方に供給される。
ところで、n加算器48のリセット端子には第3のフリ
ップフロップ回路56からクロック信号57 (第8図
ト)が供給されており、この状態で数値“1”を示すデ
ータ49がn除算器46に供給されている。したがって
、n除算器46は1番目のビクセルの多値画像データを
数値“1″で除し、多値画像データ50(第8図チ)を
出力する。
この多値画像データ50はFIFOメモリ18!こ供給
される。
このFIF○メモリ18に(ま、第8図71に示した歯
抜はクロック信号32をインバータ35で反転したリー
ドクロック36 (第8図り)が供給されている。この
リードクロック36がHレベルのときFIFOメモリ1
8はデータの人力を行わない。したがって、1番目のピ
クセルの値を表わした多値画像データ44はFIFOメ
モリ18に入力されず、スイッチ回路13にのみ供給さ
れることになる。
1番目のピクセルの値を表わした多値画像データ44が
スイッチ回路13に供給されるとき、歯抜はクロック信
号34はLレベルに変化している。
したがって、この状態で1番目のピクセルの値を表わし
た多値画像データ44と2番目のピクセルの多値画像デ
ータ11とが加算回路41に入力され、加算値が求めら
れる。この加算値を表わした多値画像データ43はフリ
ップフロップ回路16にセットされ多値画像データ44
として出力されてスイッチ回路13とn除算器46に供
給される。
このうちn除算器46では数値“2”によって除算され
る。しかじながろ、この除算結果としての多値画像デー
タ50は先の場合と同様にFIFOメモリ18には入力
されない。
スイッチ回路13に供給された1番目と2番目のピクセ
ルの加算値を表わした多値画像データ44は、加算回路
41に入力され3番目のピクセルの多値画像データ11
と加算されて、これらの累算値が求められる。以下同様
にして、次のタイミングでは1番目〜3番目のピクセル
の累算値を表わした多値画像データ44と4番目のピク
セルの多値画像データ11が加算回路41に入力され、
累算値が求められる。
この4番目のピクセルの多値画像データエ1を加えて累
算値が求められた段階でリードクロック3GはLレベル
となる。このとき、n除算器46は数値“4”によって
1番目〜4番目のピクセルの累算値を除算した結果を表
わした多値画像データ50をFIFOメモリ18に供給
している。したがって、この時点でFIFOメモリ18
がこれる4画素の統合された画素の濃度レベルを多値画
像データ50として受は入れることになる。以下同様に
して、4画素ずつ1つの画素に統合した画像処理が行わ
れ、画素数が減少した多値画像データ50がFIFOメ
モリ18に順次格納されることになる。FIFOメモリ
18には、リード側から図示しないクロック信号が供給
され、入力された画素順に多値画像データ51の読み出
しが行われ、2値化回路21で所定の閾値で2値化され
た後、2値化画像データ52として出力されることにな
る。
第9図は、この第2の実施例の画素密度変換装置の処理
を具体的な濃度レベルで表わしたものである。この例に
示したように、濃度レベルが“11″、“13”、“1
2”、“24”と連続しているような場合には、加算回
路41 (第7図)でまず加算値”11”が求められ、
続いてこの数値と2番目のピクセルの数値“13″が加
算されて加算値″24”が得られる。同様にして4番目
のピクセルの数値“24′までの累積値“60”が求め
るれ、これを加算したピクセルの数“4″で割った値“
15′が統合された1つの画素における多値画像データ
50の値となる。これを閾値“28”で2値化して得ら
れた“0”がこの場合の2値化画像データ52となる。
第3の実施例 第10図は本発明の第3の実施例における画素密度変換
装置の構成を表わしたものである。この実施例は請求項
3記載の発明を具体化したものである。第7図と同一部
分には同一の符号を付して、適宜これらの説明を省略す
る。
この第1O図に示した装置では、図示しない読取装置か
らA/D変換され、更にシェーディング補正の行われた
後の多値画像データ11が加算回路41の一方の入力側
I、  に供給されるようになっている。加算回路41
は、スイッチ回路13から出力される多値画像データ4
2を他の入力側I2から入力し、これらの加算を行うよ
うになっている。加算回路41から出力される多値画像
データ43はフリップフロップ回路16に供給される。
フリップフロップ回路16から出力される多値画像デー
タ44は、n除算器46に供給される他、スイッチ回路
13の入力側I2 に供給されるようになっている。こ
のスイッチ回路13の他の入力側11  にはオール零
の初期信号47が供給されるようになっている。
n除算器46は、フリップフロップ回路16が所定の累
算を行った段階で多値画像データ44を取り込み、これ
をそのとき累算したビクセルの数nで除算するようにな
っている。ただし、この第3の実施例では第2の実施例
と異なり、この累算したビクセルの数nが所定の条件の
下でランダムに発生した値となっている。この数nを計
数するために、n加算器48が配置されており、ここか
ら出力されるデータ49がn除算器46に供給されるよ
うになっている。このようにしてn除算器46から得ろ
れた多値画像データ50は、FIFOメモリ18に供給
される。FIFOメモ’J18から読み出された多値画
像データ51は2値化回路21に供給され、ここで順次
2値化が行われて2値化画像データ52が出力されるこ
とになる。この2値化画像データ52は例えば図示しな
い画像メモリに格納されて画像処理に用いられる。
この画素密度変換装置には、回路動作のタイミゾブと数
値nの値とを定めるためのタイミング発生回路61が付
属している。タイミング発生回路61には、基本クロッ
ク25と倍率データ26およびデータクロック27が供
給されるようになっている。このうち基本クロック25
と倍率データ26はパルス発生器62に供給され、倍率
に応じてその周期がランダムに変化する歯抜はクロック
信号63を発生するようになっている。
このような歯抜はクロック信号63を発生させるために
、タイミング発生回路61にはROM(リード・オンリ
・メモリ)テーブルが用意されており、指定された倍率
に応じて予めランダムに定められた歯抜はクロック信号
63の読み出しが行われるようになっている。例えば2
5パーセントの縮小を行う際には、4ビクセルがち1ビ
クセルを抽出するために、それぞれ基本クロック25の
3周期、4周期、5周期のうちの1周期分がHレベルと
なるような歯抜はクロックが歯抜はクロック信号63と
して読み出される。この代わりに12周期分から3周期
分がHレベルとなるような他の組み合わせや、16周期
分から4周期分がHレベルとなるような組み合わせ等が
実現されてもよい。
歯抜はクロック信号63は第1のフリップフロップ回路
31に供給され、データクロック27に同期してこれに
人力される。第1のフリップフロップ回路31から出力
される歯抜はクロック信号64は第2のフリップフロッ
プ回路33に供給され、その出力としての歯抜はクロッ
ク信号65がスイッチ回路13の切換制御用に供給され
るようになっている。また、第1のフリップフロップ回
路31から出力される歯抜はクロック信号64はインバ
ータ35に供給され、ここで論理を反転されたクロック
信号がリードクロック68としてFIFOメモリ18に
供給され、多値画像データ19の読み出しの制御に用い
られる。
また、リードクロック68は第3のフリップフロップ回
路56にも供給され、これをカウントアツプして除算の
ためのビクセルの数nを求めるために使用される。第3
のフリップフロップ回路56から出力されるクロック信
号67はn加算器48に供給され、カウント値を“1”
にリセットするために用いられる。
第11図は、このような構成の画素密度変換装置の動作
時のタイミングを説明するためのものである。この第1
1図と共に第3の実施例の画素密度変換装置の動作を説
明する。
第10図に示したタイミング発生回路24内のパルス発
生器62には、この画素密度変換装置の変換動作開始に
先立って倍率データ26が供給される。この倍率データ
26は、ライン方向における倍率を示したものである。
本実施例では25パーセントに縮小する場合を例として
説明する。この場合、前記したようにパルス発生器62
は基本クロック25のHレベルの状態が全体における2
5パーセントとなるような比で歯抜はクロック信号63
(第11図イ)を発生させる。
歯抜はクロック信号63は第1のフリッププロップ回路
31に供給され、データクロック27(第11図口)の
立ち下がりによってセットされる。先に説明した基本ク
ロック25は、このデータクロック27の周波数を1/
2に分周した関係にある。このようにして、第1のフリ
ップフロップ回路31から歯抜はクロック信号64 (
第11図ハ)が出力され、第2のフリップフロップ回路
33から歯抜はクロック信号65 (第11図工)が出
力される。この歯抜はクロック信号65がスイッチ回路
13に供給される。スイッチ回路13は、この歯抜はク
ロック信号65がHレベルとなった状態でその入力側1
1を選択し、L(ロー)レベルの状態で他の入力側工2
 を選択するようになっている。
この画素密度変換装置の変換動作が開始されると、図示
しない読取装置から多値画像データ11(第11図示)
が供給されてくる。この多値画像データ11は、データ
クロック27と同期がとられて1画素ずつ加算回路41
の入力側11 に供給される。
今、歯抜はクロック信号65がHレベルとなった最初の
状態における多値画像データ11のピクセルの番号を“
1”とする。この1番目のピクセルの多値画像データ1
1が加算回路41の入力側11 に供給されたタイミン
グで、スイッチ回路13は入力側■、を選択している。
そこで、加算回路41には入力側■1 からこの1番目
のピクセルの多値画像データ11が人力され、他の入力
側I2 からはオール零の初期信号47が入力されて両
者の加算が行われる。この加算値は1番目のピクセルの
多値画像データ11そのものとなる。加算値は、多値画
像データ43としてフリップフロップ回路16に供給さ
れる。
フリップフロップ回路16のクロック入力端子には、第
11図口に示すデータクロック27が供給されている。
そこで、この1番目のピクセルの多値画像データがデー
タクロック27に同期してセットされる。これにより、
加算値を表わした多値画像データ44 (第11図へ)
が出力される。
この多値画像データ44は、n除算器46とスイッチ回
路13の双方に供給される。
ところで、n加算器48のリセット端子には第3のフリ
ップフロップ回路56からクロック信号67(第11図
ト)が供給されており、この状態で数値“1”を示すデ
ータ49がn除算器46に供給されている。したがって
、n除算器46は1番目のピクセルの多値画像データを
数値“1”で除し、多値画像データ50(第11図チ)
を出力する。この多値画像データ50はFIFOメモリ
18に供給される。
このFIFOメモリ18には、第11図ノ\に示した歯
抜はクロック信号64をインバータ35で反転したリー
ドクロック68(第11図り)が供給されている。この
リードクロック68がHレベルのときFIFOメモリ1
8はデータの入力を行わない。したがって、1番目のピ
クセルの値を表わした多値画像データ44はFIFOメ
モリ18に人力されず、スイッチ回路13jこのみ供給
されることになる。
1番目のピクセルの値を表わした多値画像データ44が
スイッチ回路13に供給されるとき、歯抜はクロック信
号65はLレベルに変化している。
したがって、この状態で1番目のピクセルの値を表わし
た多値画像データ44と2番目のピクセルの多値画像デ
ータ11とが加算回路41に入力され、加算値が求めら
れる。この加算値を表わした多値画像データ43はフリ
ップフロップ回路16にセットされ、多値画像データ4
4として出力されてスイッチ回路13とn除算器46に
供給される。このうちn除算器46では数値“2”によ
って除算される。しかしながら、この除算結果としての
多値画像データ50は先の場合と同様にFIFOメモリ
18には人力されない。
スイッチ回路13に供給された1番目と2番目のピクセ
ルの加算値を表わした多値画像データ44は、加算回路
41j二人力され3番目のピクセルの多値画像データ1
1と加算されて、これるの累算値が求められる。この3
番目のピクセルの多値画像データ11を加えて累算値が
求められた段階でリードクロック68はLレベルとなる
。このときn除算器46は数値“3”によって1番目〜
3番目のピクセルの累算値を除算した結果を表わした多
値画像データ50をFIF○メモリ18に供給している
。したがって、この時点でFIFOメモリ18がこれら
3画素の統合された画素の濃度レベルを多値画像データ
50として受は入れることになる。
以上説明した最初のステップでは歯抜はクロック信号6
3がデータクロック2703周期に1周期の割合で発生
した。このため、1番目〜3番目のピクセルの多値画像
データ11から1画素分の多値画像データ50が得られ
た。次のステップでは歯抜はクロック信号63がデータ
クロック27の4周期に1周期の割合で発生する。した
がって、4番目〜7番目のピクセルの多値画像データ1
1から1画素分の多値画像データ50が得られることに
なる。更に次のステップでは歯抜はクロック信号63が
データクロック27の5周期に1周期の割合で発生する
。したがって、8番目〜12番目のピクセルの多値画像
データ11から1画素分の多値画像データ5oが得られ
ることになる。
以下同様にして、合計で12ビクセル分の多値画像デー
タ11から3画素分の多値画像データ50力Mi次F 
I FOメモリ18に取り込まれることになる。FIF
Oメモリ18には、リード側から図示しないクロック信
号が供給され、入力された画素順に多値画像データ51
の読み出しが行われ、2値化回路21で所定の閾値で2
値化された後、2値化画像データ52として出力される
ことになる。
第12図は、この第3の実施例の画素密度変換装置の処
理を具体的な濃度レベルで表わしたものである。この例
に示したように、3ビクセル、4ピクセル、5ビクセル
のそれぞれのグループに分けられ、それぞれの間で累積
値“36″、“118”、“152”が求められる。そ
して、これらがそれぞれのピクセルの数“3“4”“5
”で割られて、統合後の画素の多値レベルとしての数値
パ12”29”3o”が得ろれる。これらをそれぞれ閾
値“28″で2値化すると、それぞれの2値化データ5
2としてデータ“0”、“1”1”が得られることにな
る。
「発明の効果」 以上説明したように請求項1記載の発明では、互いに隣
接する2つの画素のそれぞれ多値で表わされた濃度レベ
ルを加算した後に2分し、これを濃度レベルとした1つ
の画素に統合する画素統合手段を用意して、この画素統
合手段の統合作業を順次繰り返させ、最林的に統合され
たそれぞれの画素の濃度レベルを所定の閾値で2値化し
、画素数を減少させた後の画素列として出力することに
した。したがって、各画素の濃度レベルを十分反映させ
たデータを基にして2値化が行われるので、例えば斜線
部分の画像を縮小して2値化画像とするような場合でも
、直線性を良好に保った画像を得ることができ、画質の
劣化を最小限に抑えることができる。
また、請求項2記載の発明では連続した所定数の画素の
それぞれ多値で表わされた濃度レベルを加算した後に前
記した所定数で除算し、これを濃度レベルとした1つの
画素に統合する画素統合手段を用意し、この画素統合手
段によって順次統合した結果得られたそれぞれの画素の
濃度レベルを所定の閾値で2値化することにしたので、
同様にそれぞれの画素の濃度レベルを正確に反映させた
2値化処理を行うことができる。
請求項3記載の発明では、連続した所定数の画素のそれ
ぞれ多値で表わされた濃度レベルを加算した後に前記し
た所定数で除算し、これを濃度レベルとした1つの画素
に統合する画素統合手段と、この画素統合手段による画
素の統合が行われるたびに前記した所定数をある回数に
おける数の合計が所望の値になる状態で個々に変化させ
る所定数指定手段を用意し、画素統合手段によって統合
された後のそれぞれの画素の濃度レベルを所定の閾値で
2値化し、画素数を減少させた後の画素列として出力す
るようにした。したがって、1つの画素にまとめる範囲
を変化させることができるので、この範囲を固定する場
合と比べて再生画像における画素間の干渉によるモアレ
の発生を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は請求項1記載の発明の原理を示す原理図、第2
!!lは請求項2記載の発明の原理を示す原理図、13
図は請求項3記載の発明の原理を示す原理図、JR4図
〜第6図は本発明の第1の実施例を説明するためのもの
で、このうち第4図は画素密度変換装置回路構成の要部
を示すブロック図、第5図はこの装置の各部のタイミン
グを示すタイミング図、gJ6図(イ)〜(ハ)は従来
の2つの装置と本実施例の装置のそれぞれについての具
体的なデータ処理の様子を示す説明図、第7図〜第9図
は本発明の第2の実施例を説明するためのもので、この
うち第7図は画素密度変換装置回路構成の要部を示すブ
ロック図、第8図はこの装置の各部のタイミングを示す
タイミング図、第9図は本実施例の装置の具体的なデー
タ処理の様子を示す説明図、第10図〜第12図は本発
明の第3の実施例を説明するためのもので、このうち第
10図は画素密度変換装置回路構成の要部を示すブロッ
ク図、第11図はこの装置の各部のタイミングを示すタ
イミング図、第12図は本実施例の装置の具体的なデー
タ処理の様子を示す説明図、第13図は従来における単
純間引きの手法を用いた装置のデータ処理の原理を示す
説明図、第14図は従来にふける2値化後に論理和をと
る手法を用いた装置のデータ処理の原理を示す説明図で
ある。 11・・・・・・(元の)多値画像データ、12・・・
・・・平均値演算回路、 13・・・・・・スイッチ回路、 16・・・・・・フリップフロップ回路、18・・・・
・・FIF○メモリ、 21・・・・・・2値化回路、 22・・・・・・2値化画像データ、 24・・・・・・タイミング発生回路、26・・・・・
・倍率データ、 28・・・・・・マルチプライヤ、 31・・・・・・第1のフリップフロップ回路、33・
・・・・・第2のフリップフロップ回路、35・・・・
・・インバータ、41・・・用加算回路、46・・・・
・・n除算器、48・・・・・・n加算器、62・・・
・・・パルス発生器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、互いに隣接する2つの画素のそれぞれ多値で表わさ
    れた濃度レベルを加算した後に2分し、これを濃度レベ
    ルとした1つの画素に統合する画素統合手段と、 前記画素統合手段の統合作業を順次繰り返させ、連続し
    た所定数の画素を1個の画素に最終的に統合する統合制
    御手段と、 この統合制御手段によって最終的に統合されたそれぞれ
    の画素の濃度レベルを所定の閾値で2値化し、画素数を
    減少させた後の画素列として出力する2値化手段 とを具備することを特徴とする画素密度変換装置。 2、連続した所定数の画素のそれぞれ多値で表わされた
    濃度レベルを加算した後に前記所定数で除算し、これを
    濃度レベルとした1つの画素に統合する画素統合手段と
    、 この画素統合手段によって順次統合した結果得られたそ
    れぞれの画素の濃度レベルを所定の閾値で2値化し、画
    素数を減少させた後の画素列として出力する2値化手段 とを具備することを特徴とする画素密度変換装置。 3、連続した所定数の画素のそれぞれ多値で表わされた
    濃度レベルを加算した後に前記所定数で除算し、これを
    濃度レベルとした1つの画素に統合する画素統合手段と
    、 この画素統合手段による画素の統合が行われるたびに前
    記所定数をある回数における数の合計が所望の値になる
    状態で個々に変化させる所定数指定手段と、 前記画素統合手段によって統合された後のそれぞれの画
    素の濃度レベルを所定の閾値で2値化し、画素数を減少
    させた後の画素列として出力する2値化手段 とを具備することを特徴とする画素密度変換装置。
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