JPH03225943A - 混成集積回路装置 - Google Patents

混成集積回路装置

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JPH03225943A
JPH03225943A JP2141190A JP2141190A JPH03225943A JP H03225943 A JPH03225943 A JP H03225943A JP 2141190 A JP2141190 A JP 2141190A JP 2141190 A JP2141190 A JP 2141190A JP H03225943 A JPH03225943 A JP H03225943A
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Katsuhisa Suzuki
勝久 鈴木
Hiroaki Mizuno
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    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/22Secondary treatment of printed circuits
    • H05K3/28Applying non-metallic protective coatings

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  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、混成集積回路装置に係り、特に、当該混成集
積回路装置において半導体素子等を封止するに適した封
止構造に関する。
(従来技術) 従来、この種の混成集積回路装置においては、抵抗体や
配線パターンを印刷焼成した厚膜回路基板を、半導体素
子、コンデンサ等の電子部品をハンダ付けした状態にて
、ケーシング内に収容した上で、同ケーシング内にエポ
キシ樹脂材料をポツティングしてエポキシ樹脂層として
硬化させ、半導体の封止構造とするようにしたものがあ
る。
(発明が解決しようとする課題) ところで、このような構成においては、上述のエポキシ
樹脂層は、可撓性を有し、かつ低コストでありながら耐
久性をも有し、特性のバランスに優れるため、半導体の
封止にあたり広く採用されている。しかし、このエポキ
シ樹脂層が、高温高湿度(例えば、85℃85%RH)
の環境の中に長時間保持された場合、同エポキシ樹脂層
の形成材料自体が、吸湿し易く加水分解を起こすために
、有機酸や塩素イオン等のイオン性不純物の発生を招く
然るに、上述のエポキシ樹脂層が、厚膜回路基板、抵抗
体、配線パターン、電子部分の各表面と接触しているた
め、上述のように加水分解で生じたイオン性不純物が、
抵抗体のトリム部に侵入してその抵抗値を変動させ、配
線パターンの形成材料(Ag導体材料)に侵入して同配
線パターンを腐食所縁させるという不具合を招く。また
、上述のエポキシ樹脂層の熱収縮特性が大きいため、こ
のエポキシ樹脂層のヒートサイクル下での熱収縮により
、同エポキシ樹脂層が、厚膜回路基板上の半導体素子や
電子部品を引っ張ることとなり、その結果、半導体素子
や電子部品の厚膜回路基板に対するハンダ付は部分に破
損が生じ部品はがれを招くおそれがある。
また、上述のエポキシ樹脂層の加水分解に対処するにあ
たっては、同エポキシ樹脂層に代えて、シリコーン樹脂
材料からなるシリコーン樹脂層を採用することも考えら
れるが、シリコーン樹脂材料のコストが高く、得策でな
い。また、部品はがれという不具合に対しては、シリコ
ーン樹脂層でもってしても効果がない。
そこで、本発明は、以上のようなことに対処すべく、混
成集積回路装置において、エポキシ樹脂材料を封止材料
としてそのまま採用し、かつこのエポキシ樹脂材料の欠
点をシリコーンゲルにより解消して、信頼性の高い封止
構造を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) かかる課題の解決にあたり、本発明の構成上の特徴は、
混成集積回路装置のケーシング内に収容した回路基板、
その半導体素子、抵抗体及び配線パターンを、前記ケー
シング内にて合成樹脂材料からなる樹脂層でもって封止
するようにした封止構造において、前記回路基板の前記
半導体素子及び配線パターンを含む表面部分と前記樹脂
層との間にシリコーンゲルでもってシリコーンゲル膜を
形成し、かつこのシリコーンゲル膜の膜厚を10(μm
)〜500(μm)の範囲内の値とするようにしたこと
にある。
(作用効果) このように構成した本発明においては、前記シリコーン
ゲル膜が、10(μm)〜500(μm)の範囲内の膜
厚でもって、前記樹脂層と前記回路基板の前記半導体素
子及び配線パターンを含む表面部分との間に形成される
ので、前記樹脂層からその加水分解に伴いイオン性不純
物が生じても、このイオン性不純物が、前記シリコーン
ゲル膜によりその10(μl11)〜500(μm)の
範囲内の膜厚との関連で、前記半導体素子、配線パター
ンから所望の耐湿寿命の確保に必要な時間の間確実に侵
入阻止されることとなる。従って、前記配線パターンが
、上述の時間の間、前記イオン性不純物から確実に遮断
されて、腐食することなく本来の配線機能を発揮し得る
。また、前記抵抗体も同様にイオン性不純物から確実に
遮断されてその本来の抵抗値を、変動を伴うことなく、
維持し得る。
また、前記樹脂層が熱収縮作用を繰返しても、前記シリ
コーンゲル膜が、そのゲル特性により、前記樹脂層と前
記半導体素子、抵抗体及び配線パターンとの間で応力的
な緩衝作用を果たすので、前記樹脂層の熱収縮による前
記半導体等に対する引っ張り力が前記シリコーンゲル膜
により緩和される。従って、前記半導体素子等の前記回
路基板からの部品はがれという問題が生じることもない
また、前記シリコーンゲル膜が存在せず前記樹脂層が前
記回路基板に直接密着する部分では、この密着部分にお
いて前記樹脂層の接着力が強力に作用するので、前記回
路基板に対し前記ケーシングから外方への引っ張り力が
作用しても、同回路基板が前記ケーシング内に適正に保
持され得る。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面により説明すると、第1
図は、本発明がシングルインラインパッケージ型(以下
、SIP型という)厚膜集積回路装置に適用された例を
示している。この厚膜集積回路装置は、偏平長方形状の
ケーシング10を備えており、このケーシング10の左
右側壁11゜12の各内面にはその長手方向に沿い案内
溝13が、第1図及び第3図に示すように、断面コ字状
に穿設されている。かかる場合、案内溝13の幅W(第
3図参照)は、0.8〜1.3(mm)の範囲内の値に
定められている。なお、ケーシング10はPBT樹脂材
料により形成されている。
このケーシング10内には、アルミナ基板からなる厚膜
回路基板20が、第1図〜第3図に示すごとく、その両
側縁部21,22をケーシング10の開口部14から案
内溝13内に遊嵌して収容されており、この厚膜回路基
板20の板厚t(第3図参照)は、0.7〜0.9(I
il!13の範囲内の値に設定されている。但し、板厚
tは、ケーシング10の案内溝13の@Wよりも、0.
1−0.4(mm)の範囲内の値だけ小さくなっている
また、この厚膜回路基板20は、その表面上に、ペース
ト状抵抗材料からなる抵抗体24.及びペースト状Ag
導体材料からなる配線パターン25を印刷焼成してなり
、半田マスクを兼ねるガラス保護膜によって被覆されて
いる。また、厚膜回路基板20の表面には、半導体素子
26及び各コンデンサ27が、その各端子にてハンダ付
けされており、この厚膜回路基板20の前縁部28には
、複数のリードビン29〜29が、その各基端部にて、
嵌着されている。
シリコンゲルからなる膜30(以下、シリコンゲル膜3
0という)は、第1図及び第2図に示すごとく、厚膜回
路基板20の前縁部28(第1図及び第2図にて符号D
+により示す領域に相当する)を除く残余の表面部分(
第1図及び第2図にて符号D2により示す領域に相当す
る)に、半導体素子26、各コンデンサ27をも含めて
被覆するように薄膜状にコーティングされており、この
シリコンゲル膜30の膜厚Sは、50(μl1l)〜5
00(μm)の範囲内の値に設定されている。
エポキシ樹脂層40は、エビビス型エポキシ樹脂と脂肪
族ポリアミンとからなる可撓性エポキシ樹脂材料でもっ
て、第2図に示すごとく、ケーシング10内の残余の空
所部分を占めるように形成されているもので、このエポ
キシ樹脂N40は、ケーシング10の内表面と密着する
と共に、シリコンゲル膜30の外表面、厚膜回路基板2
0の前縁部28の表面及び各リードビン29の基端部表
面に密着している。
ところで、このように構成した厚膜集積回路装置の製造
方法は、以下の工程による。
(1)まず、ケーシング10を準備するとともに、上述
のように抵抗体24、配線パターン25、ガラス保護膜
、半導体素子26及び各コンデンサ27を備えた厚膜回
路基板20を準備する。
(2)このような厚膜回路基板20の前縁部28を除く
残余の部分全体をディッピング方式によりシリコーンゲ
ル内に浸漬させて一度にシリコーンゲル膜30を塗布形
成する。
即ち、粘度250〜1000(CP)のシリコーンゲル
の中に、厚膜回路基板20を(その前縁部28を除く)
ゆっくり浸漬してゆく。しかして、厚膜回路基板20を
各リードビン29の基端部から2(■)の部分でシリコ
ーンゲル中に浸漬させた上で阿厚膜回路基板20をシリ
コーンゲル中から引き上げる。
ついで、このように引き上げた厚膜回路基板20に付着
したシリコーンゲルを硬化炉内にて150(’C)にて
30(分)間離化させる。その結果、50(μln)〜
200(μm)の膜厚をもつシリコーンゲル膜30が厚
膜回路基板2oの前縁部を除く残余の部分全体に簡単に
形成できる。
(3)然る後、シリコーンゲルff130を形成した厚
膜回路基板20をケーシング10内にその案内溝13に
沿わせて嵌装した上、上述の可撓性エポキシ樹脂材料を
ケーシング10内にポツティングし硬化させてエポキシ
樹脂層40を形成する。これにより、厚膜集積回路装置
の製造が完了する。
ここで、上述のような構成及び製造方法を採用した根拠
について説明する。
(1)シリコーンゲル膜30の厚膜Sについて。
一般に、膜厚Sのシリコーンゲル膜30内を拡散するエ
ポキシ樹脂層40からの加水分解によるイオン量はS2
に反比例する。従って、シリコーンゲル膜30の膜厚S
が厚い程、耐久寿命が長くなると予測される。そこで、
環境条件の厳しい車載用半導体素子に要求される品質要
求時間として、85 (℃)85 (%R旧旧聞囲気下
3000時間以上の寿命をもつための最低品質のシリコ
ーンゲル膜の膜厚を実験的に求めてみたところ、第4図
に示す特性曲線Ωが得られた。これにより、シリコーン
0− ゲル膜の膜厚Sが10(μm)以上であればよいことが
確認できた。
また、厚膜回路基板20にシリコーンゲル膜30を塗布
形成した後に同厚膜回路基板20をケーシング10内に
嵌装することとなるため、シリコーンゲル膜3oの膜厚
Sが厚過ぎると、厚膜回路基板20の両側縁部21,2
2をケーシング10の案内溝13内に遊嵌することがで
きない。従って、厚膜回路基板20が嵌装不良となった
り、シリコーンゲル膜30が、案内溝13によりはぎ取
られて、エポキシ樹脂材料のポツティングの後も、部分
的に表面にまで露出してしまうという事態が生じる。
これに対しては、案内溝13の幅Wを広くすればよいが
、かかる場合には、厚膜回路基板20のケーシング10
内での位置決め精度で低下してしまうため、得策ではな
い。そこで、厚膜回路基板20のケーシング10内での
位置決め精度を所望の値に維持するに必要なシリコーン
ゲル膜30の膜厚Sを、案内溝13と厚膜回路基板20
の寸法11 関係を考慮して検討したところ、 次の結果が得ら れた(表−1参照) (表−1) 即ち、 (表−1)により、シリコーンゲル膜30の膜
厚Sは、500(μm)以下でなければならないことが
確認できた。但し、 (表−1)における良好との判定
基準は、第5図に示すごとく、シリコーンゲル膜30の
一部がエポキシ樹脂層40から露出しない場合とした。
一方、 (表−1)における不良との判定基準は、第6
図に示すごとく、シリコーンゲル膜30の一部がエポキ
シ樹脂層40から外方へ突出する場合とした。
以上のことから、シリコーンゲル膜30の膜厚12− 8は、10 (μm) 〜500 (μc) cQ範囲
にあればよいことが分か。。本実施例では、シリコーン
ゲル膜30の膜厚Sは、50 (μm) 〜500 (
μm)の範囲内の値数、10 (μm) −500(μ
m)の範囲を充足している。
(2)シリコーンゲル膜30の塗布形成領域を厚膜回路
基板20の前縁部28以外の部分に限った根拠について
厚膜回路基板20において半導体素子等の電子部品の実
装及び抵抗体等の印刷焼成回路網の形成がなされる領域
(第1図及び第2図にて符号D2参照)は、その配線密
度も高く、エポキシ樹脂層40の加水分解による影響を
最も敏感に受は易い。
一方、厚膜回路基板20の前縁部28(第1図及び第2
図にて符号D1参照)の領域は、配線間隔も広く、上述
の加水分解による不純物イオンの影響を受けにくい。
従って、厚膜回路基板20の前縁部28にまでシリコー
ンゲル膜を塗布形成する必要性に乏しい。
また、厚膜回路基板20の前縁部28以外の部分−15
= 全体にシリコーンゲル膜を形成することとすれば、上述
のディッピング方式を採用することができる。
また、厚膜集積回路装置をプリント基板Pに実施するに
あたっては、厚膜回路基板20の各リードビン29を第
7図及び第8図のようにクリンチqにより折り曲げるこ
ととなる。かかる場合、ケーシング10の内部から厚膜
回路基板20をプリント基板P側へ引き抜くようにクリ
ンチqによる折曲力が作用するため、この折曲力に打ち
勝って厚膜回路基板20をケーシング10内に適正に保
持する保持力が必要となる。
ところで、厚膜集積回路装置においては、上述の保持力
は、エポキシ樹脂層40と厚膜回路基板20との間の接
着力により生じるのが通常である。
しかし、シリコーンゲル膜でもって厚膜回路基板20全
体をコーティングした後にエポキシ樹脂材料のボッティ
ングによりエポキシ樹脂層を形成した場合、このエポキ
シ樹脂層とシリコーンゲル膜との間の接着力が、同シリ
コーンゲル膜のゲル特性との関係で著しく低下してしま
う。
14 そこで、上述の保持力を確保するために、各リードビン
29の基端部と厚膜回路基板20の前縁部28を、シリ
コーンゲル膜でコーティングすることなく、エポキシ樹
脂材料のポツティングにより形成されるエポキシ樹脂N
50でもって直接封止することとした。かかる場合、シ
リコーンゲル膜30が厚膜回路基板20上のすべての電
子部品及び印刷焼成素子を完全に被覆する状態も確保で
きるので、エポキシ樹脂N40とシリコーンゲル膜30
との間に、応力上の緩衝層がシリコーンゲル膜30のゲ
ル特性との関連で形成される。従って、ヒートサイクル
試験において、厚膜回路基板20からの部品はがれを確
実に防止できる(第8図参照)。このことは、シリコー
ンゲル膜30がバリヤ層として機能し厚膜集積回路装置
の耐湿寿命を著しく向上させ得ることを意味する。
因みに、半導体素子のみをシリコンゲルでコーティング
した場合の厚膜集積回路装置(以下、第1回路装置とい
う)と本実施例の厚膜集積回路装置(以下、第2回路装
置 という)を、85(℃)15− 85(%RH)の恒温恒湿槽にて通電試験を行ってみた
ところ、第1回路装置では、2000時間の経過時に、
厚膜回路基板の配線パターンの構成材料(Ag導体材料
)が腐食して同配線パターンの断線不良を生じ、かつ厚
膜回路基板の抵抗体が、抵抗値ドリフトによる特性変動
不良を生じていた。
一方、第2回路装置では、3000時間の経過時でも、
第1回路装置でみられたような不具合は全く発生せず、
また、第2回路装置の分解調査をもってしても同様であ
った。
さらに、第1及び第2の回路装置を、−4O(℃)〜1
.25(’C)の温度を繰返す温度サイクル試験に付し
たところ、第1回路装置では、2000サイクル終了時
に、厚膜回路基板とコンデンサとのハンダ付は部分が破
壊したのに対し、第2回路装置では、3000サイクル
終了時でも、第1回路装置にいうような破壊は全く生じ
なかった。
また、第2回路装置についてのみ、第7図及び第8図に
示すようなプリント基板Pへの実装時に、クリンチqに
よる厚膜回路基板20の引抜き強度16− を調べてみたところ、エポキシ樹脂層40と厚膜回路基
板20の前縁部28との間の強い接着力及びエポキシ樹
脂層40とシリコーンゲル膜30との間の緩衝応力が有
効に相互作用的に発揮されて第8図の状態にて厚膜回路
基板20をケーシング10内に適正に保持できた。
なお、本発明の実施にあたっては、前記実施例にて述べ
たようなディッピング方式によることなく、シリコーン
ゲルを厚膜回路基板20の前縁部28以外の部分にコー
ティングするようにすれば、膜厚Sを10(μm)〜5
00(μm)の範囲内の値にすることを前提に、前記実
施例と同様のシリコーンゲル膜による作用効果を実現で
きる。かかる場合、シリコーンゲルのコーティングは、
厚膜回路基板20の前縁部28のみならず同厚膜回路基
板20の両側縁部21,22及び後縁部24をも除く範
囲に限定してもよい。また、さらに、シリコーンゲルの
コーティングは、厚膜回路基板20の裏面をも除くよう
にしてコーティングしてもよい。
17− また、本発明の実施にあたっては、ボッティング材料と
して、可撓性エポキシ樹脂材料に限ることなく、例えば
、ウレタン樹脂材料を採用して実施してもよい。
また、本発明の実施にあたっては、厚膜集積回路装置に
限ることなく、薄膜集積回路装置、即ち一般的に、SI
P型混成集積回路装置に本発明を適用して実施してもよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した厚膜集積回路装置の一実施例
をしめす部分破断平面図、第2図は同断面図、第3図は
第1図にて3−3線に沿う新面図、第4図は膜厚Sと耐
湿寿命との関係を示すグラフ、第5図及び第6図はシリ
コーンゲル膜の膜厚の判断基準を示す説明図、並びに第
7図及び第8図は厚膜集積回路装置のプリント基板に対
する実装説明図である。 符  号  の  説  明 10・・・ケーシング、20・・・厚膜回路基板、24
・・・抵抗体、25・・・配線パターン、218− 6 ・半導体素子、 30 ・ シリコーンゲル 膜。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 混成集積回路のケーシング内に収容した回路基板、その
    半導体素子、抵抗体及び配線パターンを、前記ケーシン
    グ内にて合成樹脂材料からなる樹脂層でもつて封止する
    ようにした封止構造において、前記回路基板の前記半導
    体素子及び配線パターンを含む表面部分と前記樹脂層と
    の間にシリコーンゲルでもつてシリコーンゲル膜を形成
    し、かつこのシリコーンゲル膜の膜厚を10(μm)〜
    500(μm)の範囲内の値にするようにしたことを特
    徴とする混成集積回路装置のための封止構造。
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