JPH03224773A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

Info

Publication number
JPH03224773A
JPH03224773A JP2021406A JP2140690A JPH03224773A JP H03224773 A JPH03224773 A JP H03224773A JP 2021406 A JP2021406 A JP 2021406A JP 2140690 A JP2140690 A JP 2140690A JP H03224773 A JPH03224773 A JP H03224773A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carriage
platen
drive pulses
printing paper
reference position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2021406A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2817309B2 (ja
Inventor
Noritsugu Itou
規次 伊藤
Ikuji Kawahara
川原 郁次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2021406A priority Critical patent/JP2817309B2/ja
Priority to US07/647,820 priority patent/US5088842A/en
Priority to EP91300748A priority patent/EP0440464A1/en
Publication of JPH03224773A publication Critical patent/JPH03224773A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2817309B2 publication Critical patent/JP2817309B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J25/00Actions or mechanisms not otherwise provided for
    • B41J25/304Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface
    • B41J25/308Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface with print gap adjustment mechanisms
    • B41J25/3088Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface with print gap adjustment mechanisms with print gap adjustment means on the printer frame, e.g. for rotation of an eccentric carriage guide shaft
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/20Platen adjustments for varying the strength of impression, for a varying number of papers, for wear or for alignment, or for print gap adjustment
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J25/00Actions or mechanisms not otherwise provided for
    • B41J25/304Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface
    • B41J25/308Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface with print gap adjustment mechanisms

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は例えばドツトプリンタなどの印字装置に関する
(従来の技術) 例えばワイヤドツトインパクト方式のプリンタは、プラ
テンに沿って設けられたガイドバーを摺動するキャリッ
ジに、先端から印字ワイヤを出没させる印字ヘッドやイ
ンクリボンなどを備えて構成されている。そして、ロー
ラー状をなすプラテン上にセットされ該プラテンの回動
により送られる印字用紙に、前記印字ワイヤをインクリ
ボンを介して打付けることにより印字を行うようになっ
ている。
而して、かかるプリンタにあっては、適切な印字を行う
ために、印字用紙の紙面と印字ヘッド先端(印字ワイヤ
)との間に適切な距離のギャップが存在することが必要
となる。近年、このギャップの調整を自動的に行う調整
機構を組込んだものが開発されている。この調整機構は
、例えば前記ガイドバーを例えばその軸心から偏心した
軸を中心に回動させてキャリッジを前記プラテンに対し
て接離方向に移動させる接離機構により、印字動作を開
始する前に、キャリッジの先端部分に設けられたリボン
マスクをプラテン上の印字用紙に所定の圧力で押当てた
後、キャリッジを紙面から適切な距離たけ引離すように
構成されている。この場合、マイクロコンピュータなど
からなる制御装置には、例えば出荷時において、リボン
マスクを前記所定圧力と同等の圧力でプラテンに押当て
てこのときのキャリッジの位置が基準位置として予め記
憶されている。そして、この記憶された基準位置と前記
リボンマスクを印字用紙に押当てたときのキャリッジの
位置との差から、印字用紙の厚みが検出され、この印字
用紙の厚みに応じて予め設定されている適切な距離だけ
キャリッジが紙面から引離されるようになっている。こ
れにより、様々な厚みの印字用紙に対して、印字ヘッド
が印字に適する距離だけ離れた状態で印字動作を行うこ
とができる。
(発明が解決しようとする課題) ところで、前記プラテンはモータにより回転駆動されて
用紙送り機構を構成するものであるが、加工上さほどの
高い精度が得られない事情があり、僅かではあるが回転
軸心から偏心した状態に取付けられることがある。この
ような偏心があった場合、プラテンの円周上の部位によ
り、回転軸心からの距離が異なってしまうことになる。
ところが、上記した従来の調整機構では、いわばプラテ
ンの円周を回転軸心から等距離にある真円と仮定して、
その任意の一箇所にキャリッジを押当てたときの該キャ
リッジの位置を基準位置としている。そのため、上述の
ようにプラテンの回転軸心に対する偏心があると、次の
ような不具合が生じてしまう。即ち、基準位置を得るた
めにキャリッジを押当てたプラテンの当接部位が例えば
円周上の他の部位に比べて軸心からの距離が長い場合に
は、基準位置がプラテンの標準的な円周面からキャリッ
ジ寄りに離れることになりその位置からキャリッジを所
定距離だけ引離すと、ギャップの間隔が大きくなりすぎ
て、ひいては印字濃度が薄くなったりドツト抜は等が発
生してしまう。
一方、基準位置を得るためにキャリッジを押当てたプラ
テンの当接部位か例えば円周上の他の部位に比べて軸心
からの距離か短い場合には、それとは逆に基準位置がプ
ラテンの標準的な円周面よりも内側にくることになり、
ひいてはギャップの間隔か小さくなりすぎて、印字濃度
が濃くなったりリボン引掛は等が発生してしまう。
このように、従来のものでは、プラテンの円周面のうち
の軸心から標準的な距離にある部位に基づいた基準位置
を設定できないことがあり、この結果、印字用紙に対す
る印字ヘッドの適切な間隔のギャップを形成することが
できず、ひいては、印字品質の低下を招く虞があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は
、プラテンに回転軸心に対する偏心がある状態でも、印
字用紙と印字ヘッドとの間のギャップの調整を適切に行
うことかできる印字装置を提供するにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の印字装置は、キャリッジをプラテンに対して接
離方向に移動させる接離機構を設け、印字用紙がプラテ
ン上にセットされていない状態で接離機構により該プラ
テンにキャリッジ先端を押当ててこのときのキャリッジ
の位置を検出する動作をプラテンがキャリッジに対して
互いに異なる回動角度にあるときに実行してプラテンの
円周上の複数箇所に対してキャリッジの各位置を検出す
る基準位置検出手段を設け、この基準位置検出手段が検
出したキャリッジの各位置を平均化する手段を設け、こ
の平均化した基準位置を記憶する記憶手段を設け、この
記憶手段が記憶しCいるキャリッジの基準位置に基づい
て接離機構を駆動して印字用紙とキャリッジとの間の間
隔を調整する手段を設けた構成に特徴を有する。
(作用) 上記手段によれば、基準位置は、基準位置検出手段が検
出したプラテンの円周上の複数箇所に対するキャリッジ
の当接部位の平均的な位置となる。
従って、たとえプラテンが回転軸心に対して偏心してい
たとしても、プラテンの円周面のうちの軸心から標準的
な距離にある部位に基づいた基準位置を設定することが
でき、ひいては、印字用紙と印字ヘットとの間に常に適
切なギャップを形成することができる。
(実施例) 以下本発明をドツトプリンタに適用した一実施例につい
て図面を参照して説明する。
まず、印字装置たるドツトプリンタの要部の概略的な構
成を示す第2図において、キャリッジ1は、プラテン2
に沿って設けられたガイドバー3に摺動自在に取付けら
れている。また、キャリッジ1の図で手前側に設けられ
たスライド孔1aに、前記ガイドバー3と平行に設けら
れた固定バー4が遊挿されている。このキャリッジ1は
、図示しない一対のプーリー、ベルト及び駆動用モータ
5(第3図参照)などからなる周知のキャリッジ駆動機
構により、ガイドバー3に沿って移動されるようになっ
ている。また、第4図乃至第6図に示すように、プラテ
ン2の近傍には、該プラテン2上に印字用紙5がセット
されているがどぅがを検出する用紙検出センサ7が配設
されている。
そして、前記キャリッジ1には、例えばドツトインパク
ト方式の印字ヘッド8がプラテン2に対向して設けられ
ていると共に、図示しないインクリボンカセットが交換
可能に取付けられている。
さらに、このキャリッジ1の先端部分には、インクリボ
ン(図示せず)による前記印字用紙6の汚れを防止する
ためのリボンマスク9が取付けられている。周知のよう
に、前記印字ヘッド8は、先端部に多数本が縦に並んだ
印字ワイヤを備え、この印字ワイヤをプラテン2側に突
出させ、インクリボンをリボンマスク9の透孔9aを通
して前方へ押付けるようになっている。これにより、印
字ヘッド8は、キャリッジ1の移動に伴い前記プラテン
2上にセットされた印字用紙6に対して横方向に移動し
つつ、該印字用紙6の紙面にインクリボンのインクを打
付けて印字を行うようになっている。また、前記プラテ
ン2は、第4図に示すように両端の軸部2aがプリンタ
本体に回動自在に取付けられていると共に、図示しない
モータ等からなる用紙送り機構10(第3図参照)によ
り回転軸心0を中心に回動されるようになっており、こ
の用紙送り機構10により印字用紙6がプラテン2上を
送られるようになっている。
而して、前記印字ヘッド8による適切な印字を行うため
には、印字用紙6の紙面と印字ヘッド8の先端との間に
適切な距離のギャップGが形成されていることが必要と
なる。ここで、このギャップGを調整するための機構に
ついて説明する。
即ち、第2図に示すように、前記ガイドバー3の両端に
は、その軸心から偏心した位置に偏心軸部3a(片側の
み図示する)が一体的に設けられている。この偏心軸部
3aは前記側板に回動自在に支持され、これによりガイ
ドバー3はその軸心から偏心した軸を中心に矢印X及び
Y方向(第5図参照)に回動可能とされ、以てガイドバ
ー3の回動に伴って前記キャリッジ1が前記プラテン2
に対して接する方向及び離れる方向に移動するようにな
っている。そして、一方の偏心軸部3aが接離機構11
に連結され、この接離機構11によりガイドバー3が正
逆回動するようになっている。
この接離機構11は、この場合ステップモータ12の回
転力が軸13に回動自在に設けられた駆動ギア14に減
速されて伝達され、この駆動ギア14の回転力が前記軸
13に回動自在に設けられた従動ギア15にピン16を
介して伝達され、さらに従動ギア15の回転力が偏心軸
部3aの端部に固着された揺動ギア17に伝達される構
成となっている。このとき、前記ピン16は、一端部が
従動ギア15に固定され、他端部分が、駆動ギア14に
周方向に延びて形成された長孔18に挿通されており、
これと共に、該駆動ギア14に設けられたねじりコイル
ばね19のばね力により長孔18の一端部18a側に押
付けられている。
これにて、ステップモータ12の正回転による駆動ギア
14の矢印Y−力方向回転はそのまま従動ギア15に伝
達されてガイドバー3が矢印Y方向に回動され、以て、
キャリッジ1がプラテン2から離間する方向に後退する
ようになっている。
一方、それとは反対のステップモータ12の逆回転によ
る駆動ギア14の矢印X′力方向回転は、ねしリコイル
ばね19を介して従動ギア15に伝達されてガイドバー
3が矢印X方向に回動され、以て、キャリッジ1がプラ
テン2に近接する方向に前進するようになっている。こ
のとき、このキャリッジ1の前進方向への移動は、キャ
リッジ1先端のリボンマスク9がプラテン2あるいはプ
ラテン2上にセットされた印字用紙6に当接することに
より規制されるものであるが、この規制により従動ギア
15の負荷トルクが所定の大きさ以上となると、ねじり
コイルばね19が変形してビン17に回転力が伝達され
なくなり従動ギア15が停止するようになっている。言
換えるならば、キャリッジ1がプラテン2あるいは印字
用紙6に押当てられるときの押付は力は、ねじりコイル
ばね19のばね力に対応した圧力となっている。
また、この接離機構11には、従動ギア15に取付けら
れ多数のスリット20aを有する回転円板20と、この
回転円板20の光の透過・遮断を検出するホトインタラ
プタ21とからなるエンコーダ22が設けられている。
このエンコータ22は、キャリッジ1のプラテン2ある
いは印字用紙6への押当て時に従動ギア15が停止した
ことを検出するため、及び、キャリッジ1をプラテン2
から十分離間した所定の位置(以下原点Oと称する)に
停止させるためのもので、詳しくは後述するがその出力
が制御装置23(第3図参照)に与えられるようになっ
ている。
さて、制御装置23は、第3図に示すように、CPU 
(中央演算処理装置)24、後述のプログラム等を記憶
するROM (リードオンリーメモリー)25、各種の
データを一旦記憶するRAM(ランダムアクセスメモリ
ー)26及びこれらを相互に接続するバス27から構成
されている。この制御装置23は、前記用紙検出センサ
7及び前記エンコーダ22の出力に基づき、後述するよ
うなプログラムに従って、前記ステップモータ12及び
用紙送り機構10の通断電制御を実行し、本発明にいう
各手段を構成するようになっている。
この場合、制御装置23は、ステップモータ12に通電
を開始してから停止するまでに要した駆動パルス数をカ
ウントすることにより、キャリッジ1の位置即ち原点O
からの距離(移動距離)を、ステップモータ12の駆動
パルス数として検出するようになっている。そして、制
御装置23の前記ROM25には、印字を行うに最適な
ギャップGを形成するためのキャリッジ1の印字用紙6
紙面からの引離し駆動パルス数NBのデータが予め記憶
されている。本実施例では、印字用紙6の厚みA(後述
する駆動パルス数NA)によって最適なギャップGの間
隔が異なるようにしており、印字用紙6の厚みが大きい
ものでは、厚みの薄いものに比べてギヤフジ6間隔を小
さくして印字ヘッド8のインパクト力を大きくしている
。従って、前記駆動パルス数NBのデータは駆動パルス
数N4に対応した夫々異なった値とされている。
尚、制御装置23は、前記キャリッジ駆動機構も制御す
るようになっている。また、プリンタには、印字用紙6
が単票か連帳かを検知するためのリミットスイッチなど
の用紙種検知手段28が設けられ、その出力が制御装置
23に与えられるようになっている。
次に、上記構成の作用について説明する。プリンタの図
示しない電源スィッチがオン操作されて電源が投入され
ると、制御装置23により、’R0M25に記憶されて
いる第1図のフローチャートに示す手順(プログラム)
にて、印字用紙6の紙面と印字ヘッド8の先端との間の
ギヤフジ6間隔が調整される。
まず、ステップ81〜ステツプS4は印字動作の準備段
階であり、任意の位置にあるキャリッジ1を印字開始位
置に移動させる動作が行われる。
ステップS1では、接離機構11によりキャリッジlを
プラテン2から後退(矢印Y方向)移動させて原点0に
停止させる。この停止即ちステップモータ12の駆動の
停止は、エンコーダ22の出力に基づいてなされる。つ
まり、キャリッジ1の移動中には、エンコーダ22から
の信号波形は短い時間間隔にて交互にハイレベルとロー
レベルとに変化するが、原点Oにキャリッジ1が到達し
たときには、信号波形の変化がなくなってローレベル(
またはハイレベル)が一定時間続くようになり、これを
検出することに基づいてステップモータ12の駆動が停
止されるのである。そして、キャリッジ駆動機構により
キャリッジ1をホームポジションを検知するまで移動さ
せ(ステップS2゜S3)た後、所定距離だけ移動させ
て印字開始位置に停止させる(ステップS4)。
次のステップS5では、用紙種検知手段28により、セ
ットされている印字用紙6が単票か連帳かの判断がなさ
れる。ここで単票のときには、次のステップS6にて、
用紙検出センサ7によりプラテン2上に印字用紙6がセ
ットされているかどうか(Paper Endが検知さ
れないかどうか)が判断され、ここで印字用紙6がセッ
トされている場合には用紙送り機構10により印字用紙
6を排出しくステップS7)、プラテン2上に印字用紙
6がない状態としてから、次のステップs9に進む。
一方、連帳のときには、ステップs8にて、プラテン2
上に印字用紙6がセットされていない場合(Yes)に
は、前記単票の場合と同様にステップS9に進み、セッ
トされている場合(No)にのみ、後述するステップS
17に進むようになっている。
さて、ステップ89〜ステツプS14にて、上述のよう
に印字用紙6がプラテン2上にセットされていない状態
で、プラテン2にキャリッジ1先端のリボンマスク9を
押当てたときの該キャリッジ1の位置を、プラテン2の
円周上の複数箇所に対して検出することが行われる。こ
れにて、本発明にいう基準位置検出手段が実現される。
即ち、ステップS9にて、ステップモータ12に駆動パ
ルスを与えて接離機構11により原点0にあったキャリ
ッジ1を前進(X方向)させる。このキャリッジ1の前
進により、リボンマスク9が任意め回動角度にあるプラ
テン2に当接するようになる(第4図(a)参照)。こ
のとき、前述のようにねじりコイルばね19のばね力に
応じた押付は力にてキャリッジ1はプラテン2に押当て
られ、このときの従動ギア15の停止に伴う回転円板2
0の停止をエンコーダ22が検出することにより(ステ
ップ510)ステップモータ12への通電が停止される
。そして、この停止したときまでにステップモータ12
に与えた駆動パルス数NLIがキャリッジ1の原点Oか
らの移動距離Ll(位置)としてRAM26に記憶され
る(ステップ511)この後、ステップモータ12に通
電されてキャリッジ1は原点Oまで後退される(ステッ
プ512)。そして、次のステップ31Bでは、用紙送
り機構10によりプラテン2を一定角度例えば45度回
動させる。これにより、プラテン2はキャリッジ1に対
して前回の検出時とは異なる回動角度にある状態にて該
キャリッジ1に対向され、このときプラテン1はまだ一
回転していないので(ステップS14でNo)、ステッ
プS9に戻り、再びキャリッジ1を前進させてプラテン
2に押当て、停止したときまでにステップモータ12に
与えた駆動パルス数NL2がキャリッジ1の原点0から
の移動距離L2(位置)としてRAM26に記憶される
(ステップ511)。そして、キャリッジ1を原点Oま
で後退させた(ステップ512)後、再度プラテン2を
45度回動させる。プラテン1が一回転するまで(ステ
ップS14でY e s )、上述のような動作が繰返
され(第4図(b)(C)参照)、この場合、プラテン
2の円周上8か所に対してのキャリッジ1の各位置即ち
原点Oからの移動距離L1〜L8が駆動パルス数NLI
〜N、8として検出されRAM26に記憶される。
次のステップS15では、キャリッジ1の原点0からの
各移動距離L1〜L8の平均化がなされて、基準位置が
原点0からの平均距離りとして求められる。これは駆動
パルス数NL1〜NL8の平均として演算され、その結
果が平均駆動パルス数N、としてRAM26に記憶され
る。従って、このステップ515により、本発明にいう
平均化手段及び記憶手段が実現される。続いて、用紙送
り機構10により印字用紙6の吸入が行われてプラテン
2上にセットされる(ステップ516)。
このように印字用紙6がプラテン2上にセットされると
、ステップ317〜ステツプS22にて印字を開始する
にあたってのギャップGの調整が行われる。まず、ステ
ップS17にて、ステップモータ12に駆動パルスを与
えて接離機構11により原点0にあったキャリッジ1を
前進(X方向)させる。このキャリッジ1の前進により
、該キャリッジ1は今度は印字用紙6の紙面に当接する
ようになる(第5図参照)。このときも同様に、ねじり
コイルばね19のばね力に応じた押付は力にてキャリッ
ジ1は印字用紙6に押当てられ、このときの従動ギア1
5の停止に伴う回転円板20の停止をエンコーダ22が
検出することにより(ステップ518)ステップモータ
12への通電が停止される。そして、この停止したとき
までにステップモータ12に与えた駆動パルス数NMが
キャリッジ1の原点Oからの移動距離M(位置)とされ
る(ステップ519)。
そして、ステップ320〜ステツプS22にて、本発明
にいう調整手段が実現される。即ち、ステップS20に
て、平均距離りと距離Mとの差、即ちRAM26に記憶
されている平均駆動パルス数NLと駆動パルス数NMと
の差が演算される。このとき、平均駆動パルス数N、と
駆動パルス数N2との差は、平均距離りと距離Mとの差
が印字用紙6の厚みAにほぼ相当することから、厚みA
に相当する駆動パルス数NAとなる。ステップS21で
は、ROM25に記憶されているデータから、演算され
た駆動パルス数NAに対応した引離し駆動パルス数NB
が読出され、次のステップS22にて、その引離し駆動
パルス数N、たけステップモータ12に通電され、キャ
リッジ1はその分だけ印字用紙6の紙面から後退してギ
ャップGが形成される(第6図参照)。以上の動作によ
り、印字用紙6の紙面と印字ヘッド8との間のギャップ
Gの調整が完了し、印字動作開始が可能となる。
尚、前記ステップS20にて、ステップS8でrNoJ
であってそのときに平均駆動パルス数N、の検出かなさ
れていないときには、基準位置としては、前回検出され
RAM26に記憶されている平均駆動パルス数NLの値
かそのまま使用されるようになっている。
このように本実施例では、プラテン2の円周上の45度
づつ回動角度の異なる8箇所に対してキャリッジ1を押
当ててそのときの各位置(駆動パルス数N、1〜NL8
)を平均化して基準位置(平均駆動パルス数NL)とし
た。従って、従来のようなプラテンの任意の一箇所にキ
ャリッジを押当てたときの該キャリッジの位置を基準位
置としていて印字用紙に対する印字ヘッドの適切な間隔
のギャップを形成することができない虞のあったものと
異なり、第4図に示すようにたとえプラテン2が回転軸
心0に対して偏心していたとしても、プラテン2の円周
面のうちの軸心0から標準的な距離にある部位に基づい
た基準位置を設定することができる。この結果、印字用
紙6と印字ヘッド9との間に常に適切な間隔のギャップ
Gを形成することができ、ひいては、リボン引掛けやド
ツト抜けが発生することなく、適切な印字濃度の印字を
行うことができるものである。
また、特に本実施例では、電源投入の都度、プラテン2
上に印字用紙6がセットされていない状態でその使用時
における基準位置(平均駆動パルス数N、、)を検出す
るようにしたので、例えば基準位置が使用開始当初(出
荷時)のものに固定されるものと比較すれば、例えば長
期間の使用によるプラテン2のたわみ変形などがあって
も、確実な基準位置を設定できてより高い信頼性を得る
ことができるものである。
尚、上記実施例では、基準位置を検出し記憶する動作を
プリンタの電源投入直後に毎回行うようにしたが、出荷
時にのみ実行するようにしても良く、あるいは適宜な時
期に間欠的に実行させるようにしても良い。また、ギヤ
ツブG間隔は、印字用紙6の厚みにかかわらず同等の間
隔とするようにしても良い。
その他、本発明は要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更し
て実施し得るものである。
[発明の効果] 以上の説明にて明らかなように、本発明の印字装置によ
れば、たとえプラテンが回転軸心に対して偏心かある状
態でも、プラテンの円周面のうちの軸心から標準的な距
離にある部位に基づいた基準位置を設定することができ
、この結果、印字用紙と印字ヘッドとの間のギャップの
調整を適切に行うことができ、ひいては適切な印字を行
うことができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図はギャッ
プ調整のフローチャート、第2図はプリンタの要部を示
した斜視図、第3図は全体のブロック図、第4図(a)
、(b)、(c)は軸心に対しての偏心状態を誇大的に
示したプラテン及びキャリッジ部分を示す縦断側面図で
あり、夫々キャリッジに対してプラテンの回動角度を4
5度づつ異ならせた様子を示すものである。第5図はキ
ャリッジをプラテン上の印字用紙に押当てた状態を示す
縦断側面図、第6図はギャップ調整が完了した状態を示
す縦断側面図である。 図面中、1はキャリッジ、2はプラテン、3はガイドバ
ー 3aは偏心軸部、6は印字用紙、7は用紙検出セン
サ、8は印字ヘッド、9はリボンマスク、10は用紙送
り機構、11は接離機構、12はステップモータ、22
はエンコーダ、23は制御装置(各手段)を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、キャリッジをプラテンに沿って移動させつつ該キャ
    リッジの先端部に設けられた印字ヘッドにより前記プラ
    テン上の印字用紙に印字を行うものにおいて、前記キャ
    リッジを前記プラテンに対して接離方向に移動させる接
    離機構と、前記印字用紙がプラテン上にセットされてい
    ない状態で前記接離機構により該プラテンにキャリッジ
    先端を押当ててこのときのキャリッジの位置を検出する
    動作を該プラテンが該キャリッジに対して互いに異なる
    回動角度にあるときに実行して該プラテンの円周上の複
    数箇所に対してキャリッジの各位置を検出する基準位置
    検出手段と、この基準位置検出手段が検出したキャリッ
    ジの各位置を平均化する手段と、この平均化した基準位
    置を記憶する記憶手段と、この記憶手段が記憶している
    キャリッジの基準位置に基づいて前記接離機構を駆動し
    て前記印字用紙と前記キャリッジとの間の間隔を調整す
    る手段とを具備したことを特徴とする印字装置。
JP2021406A 1990-01-31 1990-01-31 印字装置 Expired - Fee Related JP2817309B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021406A JP2817309B2 (ja) 1990-01-31 1990-01-31 印字装置
US07/647,820 US5088842A (en) 1990-01-31 1991-01-30 Dot matrix printer having a print head position adjusting feature dependent on an eccentricity of a platen
EP91300748A EP0440464A1 (en) 1990-01-31 1991-01-31 Dot matrix printer having a print head position adjusting feature dependent on an eccentricity of a platen

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021406A JP2817309B2 (ja) 1990-01-31 1990-01-31 印字装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03224773A true JPH03224773A (ja) 1991-10-03
JP2817309B2 JP2817309B2 (ja) 1998-10-30

Family

ID=12054163

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021406A Expired - Fee Related JP2817309B2 (ja) 1990-01-31 1990-01-31 印字装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5088842A (ja)
EP (1) EP0440464A1 (ja)
JP (1) JP2817309B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103106729A (zh) * 2012-12-24 2013-05-15 广州广电运通金融电子股份有限公司 薄片类介质厚度鉴别装置及其鉴别方法

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04355177A (ja) * 1991-05-31 1992-12-09 Brother Ind Ltd 印字ヘッドのギャップ調整装置
JP2838952B2 (ja) * 1992-07-17 1998-12-16 沖電気工業株式会社 ワイヤドットインパクトプリンタ装置のヘッドギャップ調整方法
US5474391A (en) * 1992-10-19 1995-12-12 Oki Electric Industry Co., Ltd. Print gap setting in an impact printer
JPH10250181A (ja) * 1997-01-13 1998-09-22 Canon Inc 画像記録装置
US6427776B1 (en) 2000-03-27 2002-08-06 Weatherford/Lamb, Inc. Sand removal and device retrieval tool
JP6957874B2 (ja) * 2016-12-27 2021-11-02 セイコーエプソン株式会社 移動体支持装置および印刷装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE403326B (sv) * 1976-11-10 1978-08-07 Facit Ab Skrivare med ett pa en rorlig vagn fest skrivhuvud
DE3318933C1 (de) * 1983-05-25 1984-06-07 Degussa Ag, 6000 Frankfurt Verfahren zur Trennung von L-Leucin und L-Isoleucin
US4676675A (en) * 1984-05-09 1987-06-30 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Media thickness compensating device for a printer
JPS63112182A (ja) * 1986-10-31 1988-05-17 Toshiba Corp プリンタ装置
EP0292102B1 (en) * 1987-03-24 1991-07-17 Fujitsu Limited Device for monitoring the thickness of printing sheets in a printer
JP3025778B2 (ja) * 1988-04-08 2000-03-27 レックスマーク・インターナショナル・インコーポレーテッド 印刷ヘツドの間隙調節機能付きのプリンタ
JPH0259378A (ja) * 1988-08-24 1990-02-28 Brother Ind Ltd プリンタ
US4990004A (en) * 1988-10-12 1991-02-05 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Printer having head gap adjusting device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103106729A (zh) * 2012-12-24 2013-05-15 广州广电运通金融电子股份有限公司 薄片类介质厚度鉴别装置及其鉴别方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP0440464A1 (en) 1991-08-07
JP2817309B2 (ja) 1998-10-30
US5088842A (en) 1992-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH03224775A (ja) 印字装置
JPH0596814A (ja) 印字装置
JPH04355177A (ja) 印字ヘッドのギャップ調整装置
JPH03224773A (ja) 印字装置
US5087134A (en) Method of and device for printer control
US5018888A (en) Paper tension adjusting device and method for a printer
US6857799B2 (en) Motor control method and apparatus, time recorder having same and impact type printing apparatus
JP2874240B2 (ja) 印字装置
JPH03161381A (ja) 印字装置の紙面間距離調整装置
JPS61262161A (ja) プリンタの印字ヘツドの自動調整機構
JP3019544B2 (ja) 印字装置のヘッドギャップ調整装置
JPS6131275A (ja) ワイヤドットプリンタ
JP2712393B2 (ja) プリンタの印字ヘッド取付方法
JP2813043B2 (ja) プリンタの印字ヘッドギャップ自動調整装置
JP2862915B2 (ja) プリンタの印字ヘッド間隔調整装置
JP2844009B2 (ja) プリンタのヘッド間隙自動調整装置
JPH0535311U (ja) 印字ヘツドギヤツプ自動調整装置
JP3626635B2 (ja) プリンタ
JPH0811365A (ja) ヘッドギャップ調整機構
JPH0577520A (ja) ワイヤ印字ヘツド装置における印字隙間調節装置
JP2562291B2 (ja) 給紙方法
JPH10235962A (ja) インパクトプリンタ
US5052831A (en) Device for exact registration of monochrome images of a color reproduction in a thermal ink transfer printer
JPS5931176A (ja) 印字装置におけるハンマ停止方法
JPH0542356B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080821

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090821

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees