JPH03221912A - 走査型顕微鏡における撮像方法 - Google Patents
走査型顕微鏡における撮像方法Info
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- JPH03221912A JPH03221912A JP1820390A JP1820390A JPH03221912A JP H03221912 A JPH03221912 A JP H03221912A JP 1820390 A JP1820390 A JP 1820390A JP 1820390 A JP1820390 A JP 1820390A JP H03221912 A JPH03221912 A JP H03221912A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、光学式の走査型顕微鏡において試料像を撮影
する方法、特に詳細には、高速撮像を可能とした方法に
関するものである。
する方法、特に詳細には、高速撮像を可能とした方法に
関するものである。
(従来の技術)
従来より、照明光を微小な光点に収束させ、この光点を
試料上において2次元的に走査させ、その際該試料を透
過した光あるいはそこで反射した光を光検出器で検出し
て、試料の拡大像を担持する画像信号を得るようにした
光学式走査型顕微鏡が公知となっている。なお特開昭6
2−217218号公報には、この走査型顕微鏡の一例
が示されている。
試料上において2次元的に走査させ、その際該試料を透
過した光あるいはそこで反射した光を光検出器で検出し
て、試料の拡大像を担持する画像信号を得るようにした
光学式走査型顕微鏡が公知となっている。なお特開昭6
2−217218号公報には、この走査型顕微鏡の一例
が示されている。
従来の光学式走査型顕微鏡においては、上記走査機構と
して、照明光ビームを光偏向器によって2次元的に偏向
させる機構が多く用いられていた。
して、照明光ビームを光偏向器によって2次元的に偏向
させる機構が多く用いられていた。
しかしこの機構においては、ガルバノメータミラーやA
OD (音響光学光偏向器)等の高価な光偏向器が必要
であるという難点が有る。またこの機構においては、照
明光ビームを光偏向器で振るようにしているから、送光
光学系の対物レンズにはこの光ビームが刻々異なる角度
で入射することになり、それによる収差を補正するため
に対物レンズの設計が困難になるという問題も認められ
ている。特にAODを使用した場合には、対物レンズ以
外にもAODから射出した光束に非点収差が生ずるため
特殊な補正レンズが必要となり、光学系をより複雑なも
のとしている。
OD (音響光学光偏向器)等の高価な光偏向器が必要
であるという難点が有る。またこの機構においては、照
明光ビームを光偏向器で振るようにしているから、送光
光学系の対物レンズにはこの光ビームが刻々異なる角度
で入射することになり、それによる収差を補正するため
に対物レンズの設計が困難になるという問題も認められ
ている。特にAODを使用した場合には、対物レンズ以
外にもAODから射出した光束に非点収差が生ずるため
特殊な補正レンズが必要となり、光学系をより複雑なも
のとしている。
上記の点に鑑み従来より、照明光ビームは偏向させない
で、試料台の方を2次元的に移動させて照明光光点の主
、副走査を行なうことが考えられている。さらには、本
出願人による特願平1−246946号明細書に示され
るように、送光光学系と受光光学系とを共通の移動台に
搭載し、この移動台を試料台に対して移動させることに
より、照明光光点の主、副走査を行なうことも考えられ
ている。
で、試料台の方を2次元的に移動させて照明光光点の主
、副走査を行なうことが考えられている。さらには、本
出願人による特願平1−246946号明細書に示され
るように、送光光学系と受光光学系とを共通の移動台に
搭載し、この移動台を試料台に対して移動させることに
より、照明光光点の主、副走査を行なうことも考えられ
ている。
(発明が解決しようどする課題)
上述のように光学系と試料台とを相対的に移動させて照
明光光点の走査を行なう場合は、撮像所要時間短縮化の
ために、光学系あるいは試料台を高速で移動させること
が求められる。そのため、この移動用の駆動源として例
えばピエゾ素子や超音波振動子等を利用することが考え
られる。
明光光点の走査を行なう場合は、撮像所要時間短縮化の
ために、光学系あるいは試料台を高速で移動させること
が求められる。そのため、この移動用の駆動源として例
えばピエゾ素子や超音波振動子等を利用することが考え
られる。
ところが、そのような素子で光学系あるいは試料台を移
動させる場合は、1主走査ラインの撮像が終了して照明
光光点を主走査始点に戻す際に、光ビームを偏向させる
場合のように主走査速度よりも高速で照明光光点を戻す
ことは困難となっている。すなわちこの場合は、主走査
帰線期間が通常の主走査期間と同じ長さとなってしまう
。このようになっていると、主走査帰線期間に無意味に
時間が費やされ、撮像所要時間が長くなって1.まう。
動させる場合は、1主走査ラインの撮像が終了して照明
光光点を主走査始点に戻す際に、光ビームを偏向させる
場合のように主走査速度よりも高速で照明光光点を戻す
ことは困難となっている。すなわちこの場合は、主走査
帰線期間が通常の主走査期間と同じ長さとなってしまう
。このようになっていると、主走査帰線期間に無意味に
時間が費やされ、撮像所要時間が長くなって1.まう。
周知の通り光学式の走査型顕微鏡においては、照明光光
点の収束位置を試料厚さ方向に移動させる毎に試料像を
撮像しく例えば数十画像程度)、その際得られた各画像
データから、光点移動範囲内で試料のすべての面に焦点
が合った画像を再構築することが広く行なわれている。
点の収束位置を試料厚さ方向に移動させる毎に試料像を
撮像しく例えば数十画像程度)、その際得られた各画像
データから、光点移動範囲内で試料のすべての面に焦点
が合った画像を再構築することが広く行なわれている。
また動きの有る試料に対しては多数の顕微鏡像を連続的
に撮像して、試料の動きを観察できる動画を出力するこ
とも行なわれている。このような要求のために多数の顕
微鏡像を撮像する際には、上記の理由により撮像所要時
間が長引くと、顕微鏡像出力のリアルタイム性を欠くこ
とになり、非常に好ましくない。
に撮像して、試料の動きを観察できる動画を出力するこ
とも行なわれている。このような要求のために多数の顕
微鏡像を撮像する際には、上記の理由により撮像所要時
間が長引くと、顕微鏡像出力のリアルタイム性を欠くこ
とになり、非常に好ましくない。
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたものであり
、走査型顕微鏡において、顕微鏡像を高速で撮像するこ
とができる方法を提供することを目的とするものである
。
、走査型顕微鏡において、顕微鏡像を高速で撮像するこ
とができる方法を提供することを目的とするものである
。
(課題を解決するための手段及び作用)本発明による走
査型顕微鏡における撮像方法は、先に述べたように試料
台と光学系とを相対的に移動させることにより、照明光
を試料上において主、副走査させ、この照明光走査を受
けた試料の部分からの光を光電的に検出して、試料の顕
微鏡像を担う画像信号を得る走査型顕微鏡において、光
学系と試料台とを主走査のために一方向に相対移動させ
る期間、および該一方向とは反対方向に相対移動させる
期間の双方において、照明光を試料上に照射して上記画
像信号を得ることを特徴とするものである。
査型顕微鏡における撮像方法は、先に述べたように試料
台と光学系とを相対的に移動させることにより、照明光
を試料上において主、副走査させ、この照明光走査を受
けた試料の部分からの光を光電的に検出して、試料の顕
微鏡像を担う画像信号を得る走査型顕微鏡において、光
学系と試料台とを主走査のために一方向に相対移動させ
る期間、および該一方向とは反対方向に相対移動させる
期間の双方において、照明光を試料上に照射して上記画
像信号を得ることを特徴とするものである。
上記のようにして画像信号を得れば、主走査帰線期間も
撮像のために有効に利用されるから、撮像所要時間が短
縮化される。
撮像のために有効に利用されるから、撮像所要時間が短
縮化される。
(実 施 例)
以下、図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細な説明
する。
する。
第1図は、本発明の方法によって試料像を撮像する透過
型の共焦点走査型顕微鏡の一例を示している。まず、走
査型顕微鏡の基本構成について、第1図および走査機構
を詳しく示す第2図を参照して説明する。
型の共焦点走査型顕微鏡の一例を示している。まず、走
査型顕微鏡の基本構成について、第1図および走査機構
を詳しく示す第2図を参照して説明する。
第1図に示されるように、照明光11を発する1ノーザ
ダイオード5が、移動台15に一体的に保持されている
。また移動台15には、コリメーターレンズ16および
対物レンズ17からなる送光光学系上8と、対物レンズ
19および集光レンズ20からなる受光光学系21とが
、互いに光軸を一致させて固定されている。
ダイオード5が、移動台15に一体的に保持されている
。また移動台15には、コリメーターレンズ16および
対物レンズ17からなる送光光学系上8と、対物レンズ
19および集光レンズ20からなる受光光学系21とが
、互いに光軸を一致させて固定されている。
これらの光学系18.21の間には、移動台15と別体
とされた試料台22が配されている。そして受光光学系
21の下方において移動台15には、光検出器9が固定
されている。この光検出器9としては、例えばフォトダ
イオード等が用いられる。また光検出器9の前側(図中
上方)には、ピンホール8aを有するピンホール板8が
配されている。
とされた試料台22が配されている。そして受光光学系
21の下方において移動台15には、光検出器9が固定
されている。この光検出器9としては、例えばフォトダ
イオード等が用いられる。また光検出器9の前側(図中
上方)には、ピンホール8aを有するピンホール板8が
配されている。
レーザダイオード5から発せられたレーザ光(照明光)
11は、コリメーターレンズ16によって平行光とさ
れ、次に対物レンズ17によって集光されて、試料台2
2に載置された試料23上で(表面部分あるいはその内
部で)微小な光点Pに収束する。
11は、コリメーターレンズ16によって平行光とさ
れ、次に対物レンズ17によって集光されて、試料台2
2に載置された試料23上で(表面部分あるいはその内
部で)微小な光点Pに収束する。
試料23を透過した各透過光11’ の光束は、受光光
学系21の対物レンズ19によって平行光とされ、次に
集光レンズ20によって集光されて点像Qに結像する。
学系21の対物レンズ19によって平行光とされ、次に
集光レンズ20によって集光されて点像Qに結像する。
この点像Qは、光検出器9によって検出される。この光
検出器9からは、光点Pで照射された試料23の各部分
の明るさを示す信号Sが出力される。
検出器9からは、光点Pで照射された試料23の各部分
の明るさを示す信号Sが出力される。
なお、上記点像Qをピンホール8aを介して検出するこ
とにより、そのハローや試料23で散乱した光をカット
することができる。
とにより、そのハローや試料23で散乱した光をカット
することができる。
次に、照明光11の光点Pの2次元走査について、第2
図も参照して説明する。移動台15は架台32に対して
、矢印X方向に移動自在に支持されている。
図も参照して説明する。移動台15は架台32に対して
、矢印X方向に移動自在に支持されている。
すなわち架台32には2本のガイドロッド40.40の
一端部が固定され、移動台15に設けられた2つのガイ
ド孔41.41中にこれらのガイドロッド40.40が
遊嵌されている。上記移動台15と架台32との間には
、積層ピエゾ素子33が介装されている。この積層ピエ
ゾ素子83はピエゾ素子駆動回路34から駆動電圧の印
加を受けて、移動台15を矢印X方向に高速で往復移動
させる。この往復移動の振動数は、例えば10.5k
Hzとされる。その場合、主走査幅を100μmとする
と、主走査速度は、10.5X103X100 XIO
’ x 2−2.1 m/ sとなる。
一端部が固定され、移動台15に設けられた2つのガイ
ド孔41.41中にこれらのガイドロッド40.40が
遊嵌されている。上記移動台15と架台32との間には
、積層ピエゾ素子33が介装されている。この積層ピエ
ゾ素子83はピエゾ素子駆動回路34から駆動電圧の印
加を受けて、移動台15を矢印X方向に高速で往復移動
させる。この往復移動の振動数は、例えば10.5k
Hzとされる。その場合、主走査幅を100μmとする
と、主走査速度は、10.5X103X100 XIO
’ x 2−2.1 m/ sとなる。
一方試料台22は架台32に対して、上記矢印X方向と
直角な矢印Y方向に移動自在に支持されている。すなわ
ち架台82には、2本のガイドロッド45、45の一端
部が固定され、試料台22に設けられた2つのガイド孔
4B、46中にこれらのガイドロッド45.45が遊嵌
されている。上記試料台22と架台32との間には、積
層ピエゾ素子47が介装されている。この積層ピエゾ素
子47はピエゾ素子駆動回路48から駆動電圧の印加を
受けて、試料台22を矢印Y方向に高速で往復移動させ
る。それにより試料台22は移動台15に対して相対移
動され、前記光点Pが試料23上を、主走査方向Xと直
交するY方向に副走査する。なお、本例において1画面
の走査線数は525本とされる。したがって副走査の所
要時間は、525+2÷(10,5xlO3) −1/
40秒となる。その場合、副走査幅を100μmとする
と、副走査速度は、 40X100 XIO’ =0.004 m/ 5m4
mm/s と、前記主走査速度よりも十分に低くなる。この程度の
副走査速度であれば、試料台22を移動させても、試料
23が飛んでしまうことを防止できる。
直角な矢印Y方向に移動自在に支持されている。すなわ
ち架台82には、2本のガイドロッド45、45の一端
部が固定され、試料台22に設けられた2つのガイド孔
4B、46中にこれらのガイドロッド45.45が遊嵌
されている。上記試料台22と架台32との間には、積
層ピエゾ素子47が介装されている。この積層ピエゾ素
子47はピエゾ素子駆動回路48から駆動電圧の印加を
受けて、試料台22を矢印Y方向に高速で往復移動させ
る。それにより試料台22は移動台15に対して相対移
動され、前記光点Pが試料23上を、主走査方向Xと直
交するY方向に副走査する。なお、本例において1画面
の走査線数は525本とされる。したがって副走査の所
要時間は、525+2÷(10,5xlO3) −1/
40秒となる。その場合、副走査幅を100μmとする
と、副走査速度は、 40X100 XIO’ =0.004 m/ 5m4
mm/s と、前記主走査速度よりも十分に低くなる。この程度の
副走査速度であれば、試料台22を移動させても、試料
23が飛んでしまうことを防止できる。
以上のようにして光点Pが試料23上を2次元的に走査
することにより、該試料23の2次元像を担持するアナ
ログの信号Sが得られる。以下第4図を参照して、この
画像信号Sから画素分割されたデジタル画像データを作
成する点について説明する。
することにより、該試料23の2次元像を担持するアナ
ログの信号Sが得られる。以下第4図を参照して、この
画像信号Sから画素分割されたデジタル画像データを作
成する点について説明する。
第4図は走査型顕微鏡の電気回路を示している。
図示されるようにピエゾ素子駆動回路34および48に
は、制御回路35から主走査ドライブ信号S1および副
走査ドライブ信号S2が入力され、それにより主、副走
査の同期を取って積層ピエゾ素子33.47が駆動され
る。なお第6図の(a) 、(b)に、上記主走査ドラ
イブ信号S1および副走査ドライブ信号S2の波形を示
す。前述した通り本実施例では、1画面の走査線数は5
25本であり、また主走査帰線期間にも撮像がなされる
ので、三角波である主走査ドライブ信号S1が525÷
2−282.5回振動する間に、同じく三角波である副
走査ドライブ信号S2が1/2周期変化する。
は、制御回路35から主走査ドライブ信号S1および副
走査ドライブ信号S2が入力され、それにより主、副走
査の同期を取って積層ピエゾ素子33.47が駆動され
る。なお第6図の(a) 、(b)に、上記主走査ドラ
イブ信号S1および副走査ドライブ信号S2の波形を示
す。前述した通り本実施例では、1画面の走査線数は5
25本であり、また主走査帰線期間にも撮像がなされる
ので、三角波である主走査ドライブ信号S1が525÷
2−282.5回振動する間に、同じく三角波である副
走査ドライブ信号S2が1/2周期変化する。
一方光検出器9が出力したアナログ画像信号S(第6図
に(e)で示す)は画像信号用アンプ50で増幅された
後、A/D変換器51に入力される。またこのA/D変
換器51には、サンプリングクロック発生回路52から
サンプリングクロックS3が入力され、該A/D変換器
51はこのサンプリングクロックS3の周波数でアナロ
グ画像信号Sをサンプリング(標本化)シ、そしてデジ
タルの画像データSdに変換する。このデジタル画像デ
ータSdはデータ処理部58で後述する並べ換え処理を
受ける。この処理を受けた画像データSd’ は例えば
CRT等からなる画像再生装置54に送られ、試料23
の顕微鏡像再生のために供せられる。
に(e)で示す)は画像信号用アンプ50で増幅された
後、A/D変換器51に入力される。またこのA/D変
換器51には、サンプリングクロック発生回路52から
サンプリングクロックS3が入力され、該A/D変換器
51はこのサンプリングクロックS3の周波数でアナロ
グ画像信号Sをサンプリング(標本化)シ、そしてデジ
タルの画像データSdに変換する。このデジタル画像デ
ータSdはデータ処理部58で後述する並べ換え処理を
受ける。この処理を受けた画像データSd’ は例えば
CRT等からなる画像再生装置54に送られ、試料23
の顕微鏡像再生のために供せられる。
なお図では特に示されていないが、主、副走査方向X1
Yと直交する矢印Z方向(第1図参照)、すなわち光学
系18.21の光軸方向に試料台22を移動させること
もできる。こうして試料台22をZ方向に所定距離移動
させる毎に前記光点Pの2次元走査を行なえば、合焦点
面の情報のみが光検出器9によって検出される。そこで
、この光検出器9の出力Sから得られた画像データSd
をメモリに取り込むことにより、試料23をZ方向に移
動させ1ま た範囲内で、全ての面に焦点が合った画像を担う画像デ
ータを得ることが可能となる。
Yと直交する矢印Z方向(第1図参照)、すなわち光学
系18.21の光軸方向に試料台22を移動させること
もできる。こうして試料台22をZ方向に所定距離移動
させる毎に前記光点Pの2次元走査を行なえば、合焦点
面の情報のみが光検出器9によって検出される。そこで
、この光検出器9の出力Sから得られた画像データSd
をメモリに取り込むことにより、試料23をZ方向に移
動させ1ま た範囲内で、全ての面に焦点が合った画像を担う画像デ
ータを得ることが可能となる。
次に上記画像データSdの並べ換え処理について説明す
る。第1図図示のように架台32には、移動台15の主
走査方向位置を検出する主走査位置検出器B2aが取り
付けられている。一方柱動台15には、試料台22の副
走査方向位置を検出する副走査位置検出器62bが取り
付けられている。これらの位置検出器62a、82bは
例えば公知のリニアエンコーダ等から形成され、第6図
の(d)、(e)にそれぞれ示すように、移動台15、
試料台22の振動と同期して周期的に変化する主走査位
置信号S4、副走査位置信号S5を出力する。
る。第1図図示のように架台32には、移動台15の主
走査方向位置を検出する主走査位置検出器B2aが取り
付けられている。一方柱動台15には、試料台22の副
走査方向位置を検出する副走査位置検出器62bが取り
付けられている。これらの位置検出器62a、82bは
例えば公知のリニアエンコーダ等から形成され、第6図
の(d)、(e)にそれぞれ示すように、移動台15、
試料台22の振動と同期して周期的に変化する主走査位
置信号S4、副走査位置信号S5を出力する。
上記主走査位置信号S4は、第4図に示すようにアンプ
63で増幅されてから、前述のサンプリングクロック発
生回路52に入力される。サンプリングクロック発生回
路52は、1主走査ラインの画素数をNとすると、入力
された上記信号S4の2N倍の周波数fのサンプリング
クロックS3(第6図の(f)に示す)を発生させる。
63で増幅されてから、前述のサンプリングクロック発
生回路52に入力される。サンプリングクロック発生回
路52は、1主走査ラインの画素数をNとすると、入力
された上記信号S4の2N倍の周波数fのサンプリング
クロックS3(第6図の(f)に示す)を発生させる。
このサンプリン2
グクロックS3は前述のようにA/D変換器51に入力
され、アナログ画像信号Sのサンプリング周期を規定す
る。
され、アナログ画像信号Sのサンプリング周期を規定す
る。
また上記主走査位置信号S4は変位方向検出回路71に
入力される。この変位方向検出回路71は、例えば該信
号S4の変化率が0(ゼロ)となる毎に出力レベルを反
転させるように構成されており、照明光光点Pの試料2
3上における主走査が第1図中左向きになされている間
はH(high)レベルで、一方主走査が右向きになさ
れている間はL(low)1ノベルとなるパルス信号で
ある主走査方向判別信号S6を出力する(第6図の(g
)に示す)。一方副走査位置検出器82bが出力する副
走査位置検出信号S5もアンプ69で増幅されてから変
位方向検出回路72に入力される。この回路72も上記
の変位方向検出回路71と同様のものであり、照明光光
点Pの試料23上における副走査が第1図中前向きにな
されている間はH(hlgh)レベルで、一方副走査が
後向きになされている間はL (low )レベルとな
るパルス信号である副走査方向判別信号S7を出力する
(第6図の(11)に示す)。
入力される。この変位方向検出回路71は、例えば該信
号S4の変化率が0(ゼロ)となる毎に出力レベルを反
転させるように構成されており、照明光光点Pの試料2
3上における主走査が第1図中左向きになされている間
はH(high)レベルで、一方主走査が右向きになさ
れている間はL(low)1ノベルとなるパルス信号で
ある主走査方向判別信号S6を出力する(第6図の(g
)に示す)。一方副走査位置検出器82bが出力する副
走査位置検出信号S5もアンプ69で増幅されてから変
位方向検出回路72に入力される。この回路72も上記
の変位方向検出回路71と同様のものであり、照明光光
点Pの試料23上における副走査が第1図中前向きにな
されている間はH(hlgh)レベルで、一方副走査が
後向きになされている間はL (low )レベルとな
るパルス信号である副走査方向判別信号S7を出力する
(第6図の(11)に示す)。
上述のようにして生成された主走査方向判別信号S6お
よび副走査方向判別信号S7は、データ処理部53に入
力されるとともに、アップダウンカウンタ73に入力さ
れる。このアップダウンカウンタ73は、副走査方向判
別信号S7がLレベルの間は、主走査方向判別信号S6
が立上がり、あるいは立下る毎に「1.2.3・・・・
・・524.525 Jとアップカウントし、一方副走
査方向判別信号s7がHレベルの間は、主走査方向判別
信号s6が立上がり、あるいは立下る毎にr525.5
24.523・・・・・・3.2.1」とダウンカウン
トし、このカウント値をラインアドレスとするラインア
ドレスデータDaを出力する(第6図の(1)に示す)
。このラインアドレスデータDaも、上記データ処理部
53に入力される。
よび副走査方向判別信号S7は、データ処理部53に入
力されるとともに、アップダウンカウンタ73に入力さ
れる。このアップダウンカウンタ73は、副走査方向判
別信号S7がLレベルの間は、主走査方向判別信号S6
が立上がり、あるいは立下る毎に「1.2.3・・・・
・・524.525 Jとアップカウントし、一方副走
査方向判別信号s7がHレベルの間は、主走査方向判別
信号s6が立上がり、あるいは立下る毎にr525.5
24.523・・・・・・3.2.1」とダウンカウン
トし、このカウント値をラインアドレスとするラインア
ドレスデータDaを出力する(第6図の(1)に示す)
。このラインアドレスデータDaも、上記データ処理部
53に入力される。
ここで本発明の方法においては、照明光光点Pの主走査
が第1図中左向きになされる期間と右向きになされる期
間の双方において、前記光検出器9の出力が画像信号S
として取り込まれる。したかって、上記2通りの期間の
うちの一方のみにおいて撮像を行なう場合に比べると、
撮像所要時間を短縮可能である。なお第3図の(A)、
(B)にそれぞれ、本発明方法、従来方法における照明
光走査の様子を概略的に示す。図中Tで示す実線が、画
像信号Sが取り込まれる期間の走査軌跡を示しており、
また(B)において破線T°で示すのが主走査帰線であ
る。
が第1図中左向きになされる期間と右向きになされる期
間の双方において、前記光検出器9の出力が画像信号S
として取り込まれる。したかって、上記2通りの期間の
うちの一方のみにおいて撮像を行なう場合に比べると、
撮像所要時間を短縮可能である。なお第3図の(A)、
(B)にそれぞれ、本発明方法、従来方法における照明
光走査の様子を概略的に示す。図中Tで示す実線が、画
像信号Sが取り込まれる期間の走査軌跡を示しており、
また(B)において破線T°で示すのが主走査帰線であ
る。
上記のように画像信号Sを取り込むと、デジタル画像デ
ータSdは、1主走査ラインについてのデータ毎に交互
に、該ラインの画像情報を右向きに示すもの、左向きに
示すものとなる。さらに本実施例では、副走査の帰線期
間においても上記画像信号Sを取り込むようにしている
ので、画像データSdは、第6図の(j)に走査ライン
番号を付して示す通り、ある画像に関しては走査ライン
「1.2.3・・・」の順に並ぶのに対し、次に撮像さ
れた画像に関しては走査ラインr525.524.52
3・・・」の順に並ぶことになる。
ータSdは、1主走査ラインについてのデータ毎に交互
に、該ラインの画像情報を右向きに示すもの、左向きに
示すものとなる。さらに本実施例では、副走査の帰線期
間においても上記画像信号Sを取り込むようにしている
ので、画像データSdは、第6図の(j)に走査ライン
番号を付して示す通り、ある画像に関しては走査ライン
「1.2.3・・・」の順に並ぶのに対し、次に撮像さ
れた画像に関しては走査ラインr525.524.52
3・・・」の順に並ぶことになる。
デジタル画像データSdの並びが上述のように5
なっていても、画像再生装置54における走査表示ある
いは記録方式がそのような並びに対応したものであれば
、この画像データSdをそのまま画像再生装置54に入
力して、試料23の顕微鏡像を正しく再生可能である。
いは記録方式がそのような並びに対応したものであれば
、この画像データSdをそのまま画像再生装置54に入
力して、試料23の顕微鏡像を正しく再生可能である。
しかし、例えばNTSC方式等の一般的な規格に基づい
て画像再生するためには、上記画像データの並びの反転
を解消する必要がある。データ処理部53はそのために
設けられており、また本実施例のデータ処理部53は飛
越し走査に対応するための画像データ並べ換えも行なう
。
て画像再生するためには、上記画像データの並びの反転
を解消する必要がある。データ処理部53はそのために
設けられており、また本実施例のデータ処理部53は飛
越し走査に対応するための画像データ並べ換えも行なう
。
以下、このデータ処理部53の構成を詳しく示す第5図
を参照して説明する。主走査方向判別信号S6は、ライ
ンメモリ左右シフト指定用のD−フリップフロップ75
に入力される。それにより該フリップフロップ75から
は、第6図の(g゛)に示すように、移動金工5の1往
復動期間(2主走査期間)毎にH,Lレベルが反転する
左右シフト指定信号S8が出力される。この左右シフト
指定信号S8は、入力データセレクタ7B、左右シフト
可能なラインメモリ77および出力データセレクタ78
に人力6 される。前述したデジタル画像データSdは、上記入力
データセレクタ76を介してラインメモリ77に送られ
、そこに−時的に記憶されてから出力データセレクタ7
8を介して出力される。
を参照して説明する。主走査方向判別信号S6は、ライ
ンメモリ左右シフト指定用のD−フリップフロップ75
に入力される。それにより該フリップフロップ75から
は、第6図の(g゛)に示すように、移動金工5の1往
復動期間(2主走査期間)毎にH,Lレベルが反転する
左右シフト指定信号S8が出力される。この左右シフト
指定信号S8は、入力データセレクタ7B、左右シフト
可能なラインメモリ77および出力データセレクタ78
に人力6 される。前述したデジタル画像データSdは、上記入力
データセレクタ76を介してラインメモリ77に送られ
、そこに−時的に記憶されてから出力データセレクタ7
8を介して出力される。
先に述べた通り、上記デジタル画像データSdのうち第
m番目の主走査ラインについてのN個のデータが、該ラ
インの画像情報を右から左に向かって示しているとする
と、第m+1番目の主走査ラインについてのN個のデー
タは、該ラインの画像情報を左から右に向かって示すも
のとなる。以下、このような2通りの画像データの並び
方のうち前者をrN−IJ、後者を「1→N」と便宜的
に示す。第7図の(3)の上半分には、第m、m+1、
m+2、m+3・・・・・・番目の各主走査ラインにつ
いて次々と入力データセレクタ76に入力される画像デ
ータSdの並び方を示す。なお第7図の(1)には主走
査ドライブ信号S1を、同じ<(2)には左右シフト指
定信号S8の波形を示す。
m番目の主走査ラインについてのN個のデータが、該ラ
インの画像情報を右から左に向かって示しているとする
と、第m+1番目の主走査ラインについてのN個のデー
タは、該ラインの画像情報を左から右に向かって示すも
のとなる。以下、このような2通りの画像データの並び
方のうち前者をrN−IJ、後者を「1→N」と便宜的
に示す。第7図の(3)の上半分には、第m、m+1、
m+2、m+3・・・・・・番目の各主走査ラインにつ
いて次々と入力データセレクタ76に入力される画像デ
ータSdの並び方を示す。なお第7図の(1)には主走
査ドライブ信号S1を、同じ<(2)には左右シフト指
定信号S8の波形を示す。
ラインメモリ77は、1主走査ライン分のN個の画像デ
ータSdを便宜的に第5図中左右方向に1列に並べて記
憶するものとすると、新たに記憶される画像データSd
を図中左側のボートから順次入力させて、それまで記憶
されていたN個の画像データSdを右側のボートから順
次押し出す形で出力させるモードと、新たに記憶される
画像データSdを図中右側のボートから順次人力させて
、それまで記憶されていたN個の画像データSdを左側
のボートから順次押し出す形で出力させるモードの双方
で機能しうる。以下、このような2通りの書込み/続出
しモードのうち前者をrL−+RJモード、後者を「R
−+L」モードと示す。
ータSdを便宜的に第5図中左右方向に1列に並べて記
憶するものとすると、新たに記憶される画像データSd
を図中左側のボートから順次入力させて、それまで記憶
されていたN個の画像データSdを右側のボートから順
次押し出す形で出力させるモードと、新たに記憶される
画像データSdを図中右側のボートから順次人力させて
、それまで記憶されていたN個の画像データSdを左側
のボートから順次押し出す形で出力させるモードの双方
で機能しうる。以下、このような2通りの書込み/続出
しモードのうち前者をrL−+RJモード、後者を「R
−+L」モードと示す。
入力データセレクタ7Bと出力データセレクタ78は、
このような2通りの書込み/読出しモードを切り換える
。すなわち第7図の(4)に示すように、左右シフト指
定信号S8がHレベルのときは「L−RJモードで、−
吉左右シフト指定信号S8がLレベルのときはl”R+
Ljモードで画像データSdの書込み、読出しがなされ
る。したがって第7図(4)の例では、第m番目に入力
された画像データSd(つまり第m番目の主走査ライン
についてのデータ)は、第m+1番目の画像データSd
の入力にともなって読み出されるとき、入力時とは異な
るモードで読み出される。つまりこの場合、ラインメモ
リ77はいわゆるL I F O(last in f
irst out )メモリとして機能する。これと同
様のことは、第m+2番目、第m+4番目に入力された
画像データSdの読出し時にも起きる。それに対して、
m+1、m+3、m+5番目に人力された画像データS
dが各々m+2、m+4、m+6番目の画像データSd
の入力にともなって読み出される際には、モードの逆転
は起こらない。つまりこの場合、ラインメモリ77はい
わゆるFIFO(f’1rst in first
out )メモリとして機能する。
このような2通りの書込み/読出しモードを切り換える
。すなわち第7図の(4)に示すように、左右シフト指
定信号S8がHレベルのときは「L−RJモードで、−
吉左右シフト指定信号S8がLレベルのときはl”R+
Ljモードで画像データSdの書込み、読出しがなされ
る。したがって第7図(4)の例では、第m番目に入力
された画像データSd(つまり第m番目の主走査ライン
についてのデータ)は、第m+1番目の画像データSd
の入力にともなって読み出されるとき、入力時とは異な
るモードで読み出される。つまりこの場合、ラインメモ
リ77はいわゆるL I F O(last in f
irst out )メモリとして機能する。これと同
様のことは、第m+2番目、第m+4番目に入力された
画像データSdの読出し時にも起きる。それに対して、
m+1、m+3、m+5番目に人力された画像データS
dが各々m+2、m+4、m+6番目の画像データSd
の入力にともなって読み出される際には、モードの逆転
は起こらない。つまりこの場合、ラインメモリ77はい
わゆるFIFO(f’1rst in first
out )メモリとして機能する。
なお上記モードの切替えについては、第7図図示以外の
第1〜m−1番目、第m+7〜525番目の画像データ
Sdに関しても勿論同様である。
第1〜m−1番目、第m+7〜525番目の画像データ
Sdに関しても勿論同様である。
上記のようにすることにより、第7図の(3)の下半分
に示すように、第m+1、m+3、m+5番目・・・・
・・のデータ読出しの際に画像データの並びが反転し、
結局すべての主走査ラインについての画 9 像データSdは「1→N」の並び方となって出力データ
セレクタ78から出力される。こうして並び方が統一さ
れた各主走査ライン毎の画像データSdは、画像メモリ
79に順次記憶される。
に示すように、第m+1、m+3、m+5番目・・・・
・・のデータ読出しの際に画像データの並びが反転し、
結局すべての主走査ラインについての画 9 像データSdは「1→N」の並び方となって出力データ
セレクタ78から出力される。こうして並び方が統一さ
れた各主走査ライン毎の画像データSdは、画像メモリ
79に順次記憶される。
上記画像メモリ79は、それぞれ1画像分の画像データ
Sdを記憶するフレームメモリ79Aと79Bとからな
る。そしてこれらのフレームメモリ79A179Bの一
方に1画像分の画像データSdが記憶される際、他方に
記憶されていた1画像分の画像データSdが読み出され
る。以下、この点を詳しく説明する。
Sdを記憶するフレームメモリ79Aと79Bとからな
る。そしてこれらのフレームメモリ79A179Bの一
方に1画像分の画像データSdが記憶される際、他方に
記憶されていた1画像分の画像データSdが読み出され
る。以下、この点を詳しく説明する。
アドレスセレクタ80A、80Bには、前述のアップダ
ウンカウンタ73が出力するラインアドレスデータDa
と、公知のアドレス信号発生器が発生したNTSCテレ
ビ信号用ラインうドレスデータDbとが、被選択データ
として入力される。ラインアドレスデータDaは先に述
べた通りのものであり、一方ラインアドレスデータDb
は飛越し走査のために、「1.2.3・・・・・・52
4.525 Jのラインアドレスを「1.3.5・・・
・・・523.525.2.4.6・・・・・・522
.524 Jの順に指定するものである。
ウンカウンタ73が出力するラインアドレスデータDa
と、公知のアドレス信号発生器が発生したNTSCテレ
ビ信号用ラインうドレスデータDbとが、被選択データ
として入力される。ラインアドレスデータDaは先に述
べた通りのものであり、一方ラインアドレスデータDb
は飛越し走査のために、「1.2.3・・・・・・52
4.525 Jのラインアドレスを「1.3.5・・・
・・・523.525.2.4.6・・・・・・522
.524 Jの順に指定するものである。
またこれらのアドレスセレクタ80A、80Bにはそれ
ぞれ前記副走査方向判別信号S7が入力され、該信号S
7がLレベルのときは、アドレスセレクタ80Aからラ
インアドレスデータDaが選択出力され、アドレスセレ
クタ80BからラインアドレスデータDbが選択出力さ
れる。−刃側走査方向判別信号S7がHレベルのときは
、アドレスセレクタ80AからラインアドレスデータD
bが選択出力され、アドレスセレクタ80Bからライン
アドレスデータDaが選択出力される。なお第6図の(
1°)と(1”)にそれぞれ、アドレスセレクタ80A
と80Bの出力データを示す。図中の数字が、ラインア
ドレスデータDaあるいはDbが示すラインアドレス番
号である。
ぞれ前記副走査方向判別信号S7が入力され、該信号S
7がLレベルのときは、アドレスセレクタ80Aからラ
インアドレスデータDaが選択出力され、アドレスセレ
クタ80BからラインアドレスデータDbが選択出力さ
れる。−刃側走査方向判別信号S7がHレベルのときは
、アドレスセレクタ80AからラインアドレスデータD
bが選択出力され、アドレスセレクタ80Bからライン
アドレスデータDaが選択出力される。なお第6図の(
1°)と(1”)にそれぞれ、アドレスセレクタ80A
と80Bの出力データを示す。図中の数字が、ラインア
ドレスデータDaあるいはDbが示すラインアドレス番
号である。
これらのアドレスセレクタ80A、80Bから出力され
たラインアドレスデータDaあるいはDbはそれぞれ、
アドレスレジスタ81A、81Bに入力される。これら
のアドレスレジスタ81A、81Bは、人力されたアド
レス番号順に従ってフレームメモリ79A、 79Bに
おける画像データSdの書込み、読出しのアドレスを指
示する。フレームメモリ79A、79Bの作動は基本的
にメモリ制御信号S9および、アト1ノスを与えるタイ
ミングを規定するラッチ信号S10によって制御される
が、これらのフレームメモリ79A、 79Bには上記
副走査方向判別信号S7も入力され、該信号S7がLレ
ベルのときはフレームメモリ79Aがデータ書込み状態
でフレームメモリ79Bがデータ読出し状態に、反対に
上記信号S7がHレベルのときは、フレームメモリ79
Aがデータ読出し状態でフレームメモリ79Bがデータ
書込み状態に設定される。
たラインアドレスデータDaあるいはDbはそれぞれ、
アドレスレジスタ81A、81Bに入力される。これら
のアドレスレジスタ81A、81Bは、人力されたアド
レス番号順に従ってフレームメモリ79A、 79Bに
おける画像データSdの書込み、読出しのアドレスを指
示する。フレームメモリ79A、79Bの作動は基本的
にメモリ制御信号S9および、アト1ノスを与えるタイ
ミングを規定するラッチ信号S10によって制御される
が、これらのフレームメモリ79A、 79Bには上記
副走査方向判別信号S7も入力され、該信号S7がLレ
ベルのときはフレームメモリ79Aがデータ書込み状態
でフレームメモリ79Bがデータ読出し状態に、反対に
上記信号S7がHレベルのときは、フレームメモリ79
Aがデータ読出し状態でフレームメモリ79Bがデータ
書込み状態に設定される。
したがって第6図の(l′)および(i″)に示される
ように、副走査方向判別信号S7がL +/ベベルきは
、アドレスレジスタ81Aによりデータ書込みのライン
アドレスが「1.2.3・・・・・・524.525」
の順に指定されながら、フレームメモリ79Aに1ライ
ン毎の画像データSdが書き込まれる。
ように、副走査方向判別信号S7がL +/ベベルきは
、アドレスレジスタ81Aによりデータ書込みのライン
アドレスが「1.2.3・・・・・・524.525」
の順に指定されながら、フレームメモリ79Aに1ライ
ン毎の画像データSdが書き込まれる。
−刃側走査方向判別信号S7がHI/ベベルときは、ア
ドレスレジスタ81Bによりデータ書込みのラインアド
レスがr525.524.528・・・・・・3.2.
1」の順に指定されながら、フレームメモリ79Bに1
ライン毎の画像データSdが書き込まれる。第に番目に
撮像される画像と、第k + 1番目に撮像される画像
とは、互いに副走査方向が反対になっているから、画像
メモリ79に送られて来る各主走査ライン毎の画像デー
タSdは、前者の画像に関してはライン番号1.2.3
・・・・・・524.525の順に並んでいるとすると
、後者の画像に関してはライン番号525.524.5
23・・・・・・3.2.1の順に並ぶことになる。そ
こで上述のようにデータ書込みに際してラインアドレス
の指定順を1副走査周期毎に反転させれば、すべての画
像について、ライン番号「1.2.3・・・・・・52
4.525 Jに関するライン毎の画像データS−dが
、各々フレームメモリ79Aあるいは79Bのラインア
ドレス「1.2.3・・・・・・524.525 Jの
箇所に書き込まれることになる。
ドレスレジスタ81Bによりデータ書込みのラインアド
レスがr525.524.528・・・・・・3.2.
1」の順に指定されながら、フレームメモリ79Bに1
ライン毎の画像データSdが書き込まれる。第に番目に
撮像される画像と、第k + 1番目に撮像される画像
とは、互いに副走査方向が反対になっているから、画像
メモリ79に送られて来る各主走査ライン毎の画像デー
タSdは、前者の画像に関してはライン番号1.2.3
・・・・・・524.525の順に並んでいるとすると
、後者の画像に関してはライン番号525.524.5
23・・・・・・3.2.1の順に並ぶことになる。そ
こで上述のようにデータ書込みに際してラインアドレス
の指定順を1副走査周期毎に反転させれば、すべての画
像について、ライン番号「1.2.3・・・・・・52
4.525 Jに関するライン毎の画像データS−dが
、各々フレームメモリ79Aあるいは79Bのラインア
ドレス「1.2.3・・・・・・524.525 Jの
箇所に書き込まれることになる。
このようにライン番号とラインアドレスとの対3
応が一義的に定められた上で71/−ムメモリ79Aあ
るいは79Bに記憶された画像データSdは、次に他方
のフレームメモリ79Bあるいは79Aに画像データ書
込みがなされる期間に読み出される。この読出しの際に
は、前記ラインアドレスデータDbに基づいて、読出し
のラインアドレスがいずれの場合も「1.3.5・・・
・・・523.525.2.4.6・・・・・・522
.524 Jの順に指定されるから、読み出された画像
データSd’ を前述のように画像再生装置54に送れ
ば、どの画像も共通の向きに再生されることになる。な
お第6図のくj′)に、画像データSd’ の並びを示
す。図中の数字が、主走査ライン番号を示している。
るいは79Bに記憶された画像データSdは、次に他方
のフレームメモリ79Bあるいは79Aに画像データ書
込みがなされる期間に読み出される。この読出しの際に
は、前記ラインアドレスデータDbに基づいて、読出し
のラインアドレスがいずれの場合も「1.3.5・・・
・・・523.525.2.4.6・・・・・・522
.524 Jの順に指定されるから、読み出された画像
データSd’ を前述のように画像再生装置54に送れ
ば、どの画像も共通の向きに再生されることになる。な
お第6図のくj′)に、画像データSd’ の並びを示
す。図中の数字が、主走査ライン番号を示している。
なお、1主走査ラインおきに画像データSdの並び方向
を反転させる変換処理は、以上説明した入力データセレ
クタ7B、ラインメモリ77および出力データセレクタ
78以外を利用して行なうことも可能である。以下、こ
の変換処理を行なうその他の3つの装置例について、そ
れぞれ第8.9.10図を参照して説明する。
を反転させる変換処理は、以上説明した入力データセレ
クタ7B、ラインメモリ77および出力データセレクタ
78以外を利用して行なうことも可能である。以下、こ
の変換処理を行なうその他の3つの装置例について、そ
れぞれ第8.9.10図を参照して説明する。
4
第8図に示される装置は、デュアルポートランダムアク
セスメモリ(dpRAM)82と、入力インターフェイ
ス88と、出力インターフェイス84と、シフトレジス
タ85とから構成されている。シフトレジスタ85は2
つのポインタPnとP (n+1)とをHレベル、それ
以外のポインタはLレベルとし、そしてこのようにHレ
ベルとする2つのポインタを順次シフトさせる。このシ
フトの方向はシフトクロックと左右シフト指定信号S8
(第5図中のものと同様)に基づいて、左、左、右、右
、左、左・・・と2主走査期間毎に切り換えられる。こ
れらのポインタは、dpRAM82においてデータSd
の書込み/読出しがなされるアドレスを指定するもので
あり、dpRAM82は、ポインタのシフト方向が右向
きの場合はポインタP (n+1)が指定するアドレス
M(n+1)から画像データSdを読み出し、ポインタ
Pnが指定するアドレスMnに画像データSdを書き込
む。一方ポインタのシフト方向が左向きの場合、dpR
AM82は上記とは反対に、ポインタPnが指定するア
ドレスMnから画像データSdを読み出し、ポインタP
(n+1)が指定するアドレスM(n+1)に画像デ
ータSdを書き込む。
セスメモリ(dpRAM)82と、入力インターフェイ
ス88と、出力インターフェイス84と、シフトレジス
タ85とから構成されている。シフトレジスタ85は2
つのポインタPnとP (n+1)とをHレベル、それ
以外のポインタはLレベルとし、そしてこのようにHレ
ベルとする2つのポインタを順次シフトさせる。このシ
フトの方向はシフトクロックと左右シフト指定信号S8
(第5図中のものと同様)に基づいて、左、左、右、右
、左、左・・・と2主走査期間毎に切り換えられる。こ
れらのポインタは、dpRAM82においてデータSd
の書込み/読出しがなされるアドレスを指定するもので
あり、dpRAM82は、ポインタのシフト方向が右向
きの場合はポインタP (n+1)が指定するアドレス
M(n+1)から画像データSdを読み出し、ポインタ
Pnが指定するアドレスMnに画像データSdを書き込
む。一方ポインタのシフト方向が左向きの場合、dpR
AM82は上記とは反対に、ポインタPnが指定するア
ドレスMnから画像データSdを読み出し、ポインタP
(n+1)が指定するアドレスM(n+1)に画像デ
ータSdを書き込む。
上記のようにすることにより、dpRAM82に記憶さ
れていた1主走査ライン分の画像データSdを順次読み
出して出力インターフェイス84から出力させるのと並
行して、入力インターフェイス83から入力される1主
走査ライン分の画像データSdを順次dpRAM82に
書き込むことが可能となっている。
れていた1主走査ライン分の画像データSdを順次読み
出して出力インターフェイス84から出力させるのと並
行して、入力インターフェイス83から入力される1主
走査ライン分の画像データSdを順次dpRAM82に
書き込むことが可能となっている。
なおポインタPOは実際にアドレスを指定することはな
いが、シフト方向が左向きのときにアドレスM1へのデ
ータ書込みを指定するために、かつシフト方向が右向き
のときにアドレスM1からのデータ読出しを指定するた
めにHレベルとされるポインタP1とともに、Hレベル
とされるものである。ポインタP(N+1)も同様に、
アドレスMNに対するデータ書込み/読出しのために、
ポインタPNとともにHレベルとされるものである。
いが、シフト方向が左向きのときにアドレスM1へのデ
ータ書込みを指定するために、かつシフト方向が右向き
のときにアドレスM1からのデータ読出しを指定するた
めにHレベルとされるポインタP1とともに、Hレベル
とされるものである。ポインタP(N+1)も同様に、
アドレスMNに対するデータ書込み/読出しのために、
ポインタPNとともにHレベルとされるものである。
上述したように2つのポインタPn、P (n+1)の
シフトの方向が、2主走査期間毎に変えられると、dp
RAM82に対する画像データSdの入出力状態は第7
図の(4)に示したものと同じとなり、そのため、該d
pRAM82から出力される画像データSdの並び状態
も第7図の(3)に示したものと同様に、すべて「1→
N」の状態に揃えられるようになる。
シフトの方向が、2主走査期間毎に変えられると、dp
RAM82に対する画像データSdの入出力状態は第7
図の(4)に示したものと同じとなり、そのため、該d
pRAM82から出力される画像データSdの並び状態
も第7図の(3)に示したものと同様に、すべて「1→
N」の状態に揃えられるようになる。
次に第9図に示す装置について説明する。この第9図の
装置においては、第8図の装置に設けられたシフトレジ
スタ85に代えて、アップダウンカウンタ86と加減算
器87が設けられている。アップダウンカウンタ86は
、入力されたクロックと左右シフト指定信号S8(第5
図中のものと同様)とに基づいて、該信号S8がHレベ
ルのときは「1.2.3・・・・・・N−1、N」とア
ップカウントし、反対に信号S8がLレベルのときはr
NSN−1・・・・・・3.2.1」とダウンカウント
して、そのカウント値を示す信号S20を出力する。こ
の信号S20は、dpRAM82に書込みアドレス指定
信号とし7 て入力される一方、加減算器87にも人力される。
装置においては、第8図の装置に設けられたシフトレジ
スタ85に代えて、アップダウンカウンタ86と加減算
器87が設けられている。アップダウンカウンタ86は
、入力されたクロックと左右シフト指定信号S8(第5
図中のものと同様)とに基づいて、該信号S8がHレベ
ルのときは「1.2.3・・・・・・N−1、N」とア
ップカウントし、反対に信号S8がLレベルのときはr
NSN−1・・・・・・3.2.1」とダウンカウント
して、そのカウント値を示す信号S20を出力する。こ
の信号S20は、dpRAM82に書込みアドレス指定
信号とし7 て入力される一方、加減算器87にも人力される。
この加減算器87には、上記左右シフト指定信号S8も
入力される。加減算器87はこの信号S8がHレベルの
ときは、信号S20が示すカウント値に「1」をプラス
し、反対に信号S8がLレベルのときは信号S20が示
すカウント値から「1」をマイナスして、この加算ある
いは減算されたカウント値を示す信号S21を、読出し
アドレス指定信号としてdpRAM82に入力する。
入力される。加減算器87はこの信号S8がHレベルの
ときは、信号S20が示すカウント値に「1」をプラス
し、反対に信号S8がLレベルのときは信号S20が示
すカウント値から「1」をマイナスして、この加算ある
いは減算されたカウント値を示す信号S21を、読出し
アドレス指定信号としてdpRAM82に入力する。
dpRAM82においては、書込みアドレス指定信号S
20が示すカウント値がnのとき、アドレスMnに画像
データSdが書き込まれる。その際左右シフト指定信号
S8がHレベルで、書込みアドレスがMl、M2、M3
・・・・・・MNの順に指定される場合は、読出しアド
レス指定信号S21に基づいて、アドレスM(n+1)
に記憶されている画像データSdが読み出される。一方
左右シフト指定信号S8がLレベルで、書込みアドレス
がMN。
20が示すカウント値がnのとき、アドレスMnに画像
データSdが書き込まれる。その際左右シフト指定信号
S8がHレベルで、書込みアドレスがMl、M2、M3
・・・・・・MNの順に指定される場合は、読出しアド
レス指定信号S21に基づいて、アドレスM(n+1)
に記憶されている画像データSdが読み出される。一方
左右シフト指定信号S8がLレベルで、書込みアドレス
がMN。
M(N−1)・・・・・・M3、M2、Mlの順に指定
される場合は、アドレスMnに画像データSdが書8 き込まれるとき、読出しアドレス指定信号S21に基づ
いて、アドレスM(n−1)に記憶されている画像デー
タSdが読み出される。このように画像データ書込みに
先回りする形で画像データ読出しを行なうことにより、
この装置においても、1主走査ライン分の画像データS
dを記憶するdpRAM82からのデータ読出しと、そ
こへのデータ書込みとが並行して行なわれうる。
される場合は、アドレスMnに画像データSdが書8 き込まれるとき、読出しアドレス指定信号S21に基づ
いて、アドレスM(n−1)に記憶されている画像デー
タSdが読み出される。このように画像データ書込みに
先回りする形で画像データ読出しを行なうことにより、
この装置においても、1主走査ライン分の画像データS
dを記憶するdpRAM82からのデータ読出しと、そ
こへのデータ書込みとが並行して行なわれうる。
そしてこの装置においても、アップダウンカウンタ86
のアップカウントとダウンカウントは、左右シフト指定
信号S8に基づいて2主走査ライン毎に切り換えられる
から、dpRAM82より出力インターフェイス84を
介して出力される画像データSdの並び状態は、すべて
前述したrl−NJの状態に揃えられる。
のアップカウントとダウンカウントは、左右シフト指定
信号S8に基づいて2主走査ライン毎に切り換えられる
から、dpRAM82より出力インターフェイス84を
介して出力される画像データSdの並び状態は、すべて
前述したrl−NJの状態に揃えられる。
次に第10図の装置について説明する。この装置は、2
主走査ライン分の画像データSdを記憶しうるデュアル
ポートRAM90と、非同期バイナリ−カウンタ91と
、アップダウンカウンタ92と、インバータ93とを備
えている。画像データSdはdpRAM90の図中左側
のポートから入力されて記憶され、そして読出しに際し
ては右側のポートから出力される。この画像データSd
の書込みおよび読出しは、それぞれ書込み指示信号Sw
、読出し指示信号Srによって指示される。
主走査ライン分の画像データSdを記憶しうるデュアル
ポートRAM90と、非同期バイナリ−カウンタ91と
、アップダウンカウンタ92と、インバータ93とを備
えている。画像データSdはdpRAM90の図中左側
のポートから入力されて記憶され、そして読出しに際し
ては右側のポートから出力される。この画像データSd
の書込みおよび読出しは、それぞれ書込み指示信号Sw
、読出し指示信号Srによって指示される。
バイナリ−カウンタ91はクロックCL Kおよび水平
同期信号Hsyを受け、これらの信号CLK。
同期信号Hsyを受け、これらの信号CLK。
Hsyに基づいて常にアップカウントする。そのカウン
ト値を示す信号S22は、書込みアドレス指定信号とし
てdpRAM90に入力される。dpRAM90のアド
レスは2進数で表わせば例えば11ビツトで示されるも
のであり、最上位のビットは、第4.5図図示のものと
同様の主走査方向判別信号S6に基づいて定められる。
ト値を示す信号S22は、書込みアドレス指定信号とし
てdpRAM90に入力される。dpRAM90のアド
レスは2進数で表わせば例えば11ビツトで示されるも
のであり、最上位のビットは、第4.5図図示のものと
同様の主走査方向判別信号S6に基づいて定められる。
すなわち、例えば主走査ライン番号が奇数、偶数のとき
にそれぞれLレベル、Hレベルを取るこの信号S6は、
書込みアドレス指定用にはインバータ93で反転させて
、一方、読出しアドレス指定用にはそのままdpRAM
90に入力される。
にそれぞれLレベル、Hレベルを取るこの信号S6は、
書込みアドレス指定用にはインバータ93で反転させて
、一方、読出しアドレス指定用にはそのままdpRAM
90に入力される。
したがって、dpRAM90の記憶領域を概略的に第1
1図のように示すと、主走査ライン番号が奇数のときは
アドレス番号1024から始まるB領域に画像データS
dが書き込まれる。そしてその際、データ読出しのため
にはアドレス番号0〜1028のA領域が指定される。
1図のように示すと、主走査ライン番号が奇数のときは
アドレス番号1024から始まるB領域に画像データS
dが書き込まれる。そしてその際、データ読出しのため
にはアドレス番号0〜1028のA領域が指定される。
主走査ライン番号が偶数のときは、上記と反対に画像デ
ータ書込みのためにA領域が指定されるとともに、画像
データ読出しのためにB領域が指定される。こうしてい
ずれの場合も、1主走査ライン分の画像データSdの書
込みと読出しとが、相並行して行なわれる。
ータ書込みのためにA領域が指定されるとともに、画像
データ読出しのためにB領域が指定される。こうしてい
ずれの場合も、1主走査ライン分の画像データSdの書
込みと読出しとが、相並行して行なわれる。
そしてバイナリ−カウンタ91は常にアップカウントす
るから、主走査ライン番号が奇数のときもまた偶数のと
きも、画像データSdはBまたはA領域において第11
図中rL−+RJの向きで順次書き込まれる。このとき
の画像データSdの並びは、ライン番号が奇数のときは
「1→N」であるのに対し、ライン番号が偶数のときは
「N→1」となる。
るから、主走査ライン番号が奇数のときもまた偶数のと
きも、画像データSdはBまたはA領域において第11
図中rL−+RJの向きで順次書き込まれる。このとき
の画像データSdの並びは、ライン番号が奇数のときは
「1→N」であるのに対し、ライン番号が偶数のときは
「N→1」となる。
一方画像データSdの読出しにおいて、アップダウンカ
ウンタ92は前記主走査方向判別信号S61 を受け、該信号S6がHレベルのとき、つまり主走査ラ
イン番号が偶数のとき(このとき読出しは領域Bでなさ
れる)はアップカウントする。このカウント値を示す信
号S24は、読出しアドレス指定信号S24としてdp
RAM90に入力される。したがって領域Bにおいては
rL−+RJのモードで、すなわちアドレス番号102
4.1025・・・・・・の順に画像データSdの読出
しがなされる。したがって読み出された画像データSd
の並び状態は「1→N」となる。
ウンタ92は前記主走査方向判別信号S61 を受け、該信号S6がHレベルのとき、つまり主走査ラ
イン番号が偶数のとき(このとき読出しは領域Bでなさ
れる)はアップカウントする。このカウント値を示す信
号S24は、読出しアドレス指定信号S24としてdp
RAM90に入力される。したがって領域Bにおいては
rL−+RJのモードで、すなわちアドレス番号102
4.1025・・・・・・の順に画像データSdの読出
しがなされる。したがって読み出された画像データSd
の並び状態は「1→N」となる。
反対に主走査方向判別信号S6がLレベルのとき、つま
り主走査ライン番号が奇数のどき(このとき読出しは領
域Aでなされる)はダウンカウントする。このダウンカ
ウントの最初の値は、アップダウンカウンタ92に与え
られているロードデータ(1ライン分の画像データ数N
を示すデータ)S23によって規定される。つまり例え
ばN = 744であれば、ダウンカウントの最初の値
は743とされ、アドレス番号743.742.741
・・団・の順に画像データSdの読出しがなされる。こ
うすること2 により、領域Aから読み出された画像データSdも「1
→N」の並び状態となる。
り主走査ライン番号が奇数のどき(このとき読出しは領
域Aでなされる)はダウンカウントする。このダウンカ
ウントの最初の値は、アップダウンカウンタ92に与え
られているロードデータ(1ライン分の画像データ数N
を示すデータ)S23によって規定される。つまり例え
ばN = 744であれば、ダウンカウントの最初の値
は743とされ、アドレス番号743.742.741
・・団・の順に画像データSdの読出しがなされる。こ
うすること2 により、領域Aから読み出された画像データSdも「1
→N」の並び状態となる。
なお以上説明した実施例においては、ピエゾ素子により
光学系と試料台とが相対移動されるようになっているが
、本発明は、その他の手段を利用して光学系と試料台と
を相対移動させるようにした走査型顕微鏡に対しても勿
論適用可能である。
光学系と試料台とが相対移動されるようになっているが
、本発明は、その他の手段を利用して光学系と試料台と
を相対移動させるようにした走査型顕微鏡に対しても勿
論適用可能である。
(発明の効果)
以上詳細に説明した通り本発明の走査型顕微鏡における
撮像方法では、光学系と試料台とを相対的に移動させて
照明光光点を試料上で主、副走査させる際に、通常の主
走査期間に加えて、いわゆる主走査帰線期間においても
撮像するようにしたので、主走査帰線期間が長くなりが
ちである上述のような照明光走査機構を採用しても、撮
像所要時間が大いに短縮されうる。
撮像方法では、光学系と試料台とを相対的に移動させて
照明光光点を試料上で主、副走査させる際に、通常の主
走査期間に加えて、いわゆる主走査帰線期間においても
撮像するようにしたので、主走査帰線期間が長くなりが
ちである上述のような照明光走査機構を採用しても、撮
像所要時間が大いに短縮されうる。
よって本方法によれば、特に多数の画像から1画像を再
構築する場合や、多数の画像から動画を再生する等の場
合には、画像出力がよりリアルタイムに近い状態でなさ
れるようになる。
構築する場合や、多数の画像から動画を再生する等の場
合には、画像出力がよりリアルタイムに近い状態でなさ
れるようになる。
第1図は、本発明の方法を実施する走査型顕微鏡の一例
を示す概略正面図、 第2図は、上記走査型顕微鏡の要部を示す斜視図、 第3図は、本発明の方法における照明光走査を説明する
説明図、 第4図は、上記走査型顕微鏡の電気回路を示すブロック
図、 第5図は、第4図の電気回路の一部を詳しく示す回路図
、 第6図は、上記第4図の回路の各部における信号の波形
と、データの並びを示すグラフ、第7図は、各主走査ラ
イン毎の画像データの並びを反転させる処理を説明する
説明図、第8.9およびJ、0図は、1主走査ライン毎
の画像データの並びを一定に揃える処理を行なう装置の
他の例を示すブロック図、 第it図は、第1O図の装置が行なう処理を説明する説
明図である。 5・・・レーザダイオード 9・・・光検出器11・・
・照明光 11’ ・・・透過光15・・・
移動台 16・・・コリメーターレンズ17
.19・・・対物レンズ 18・・・送光光学系20
・・・集光レンズ 21・・・受光光学系22・
・・試料台 23・・・試料82・・・架台
33.47・・・積層ピエゾ素子84.
48・・・ピエゾ素子駆動回路 50.63.69・・・アンプ 51・・・A/D変
換器52・・・サンプリングクロック発生回路58・・
・データ処理部 54・・・画像再生装置82a・
・・主走査方向位置検出器 132b・・・副走査方向位置検出器 71.72・・・波形変換回路 78.8B、92・・・アップダウンカウンタ75・・
・D−フリップフロップ 76・・・入力データセレクタ 77・・・ラインメモ
リ78・・・出力データセレクタ 79A、79B・・・フレームメモリ 80A、80B・・・アドレスセレクタ5 第 81A、81B・・・アドレスレジスタ82.90・・
・デュアルポートRAM83・・・入力インターフェイ
ス 84・・・出力インターフェイス 85・・・シフトレジスタ 87・・・加減算器9
1・・・バイナリ−カウンタ 93・・・インバータ6 図 (B) 7〇−
を示す概略正面図、 第2図は、上記走査型顕微鏡の要部を示す斜視図、 第3図は、本発明の方法における照明光走査を説明する
説明図、 第4図は、上記走査型顕微鏡の電気回路を示すブロック
図、 第5図は、第4図の電気回路の一部を詳しく示す回路図
、 第6図は、上記第4図の回路の各部における信号の波形
と、データの並びを示すグラフ、第7図は、各主走査ラ
イン毎の画像データの並びを反転させる処理を説明する
説明図、第8.9およびJ、0図は、1主走査ライン毎
の画像データの並びを一定に揃える処理を行なう装置の
他の例を示すブロック図、 第it図は、第1O図の装置が行なう処理を説明する説
明図である。 5・・・レーザダイオード 9・・・光検出器11・・
・照明光 11’ ・・・透過光15・・・
移動台 16・・・コリメーターレンズ17
.19・・・対物レンズ 18・・・送光光学系20
・・・集光レンズ 21・・・受光光学系22・
・・試料台 23・・・試料82・・・架台
33.47・・・積層ピエゾ素子84.
48・・・ピエゾ素子駆動回路 50.63.69・・・アンプ 51・・・A/D変
換器52・・・サンプリングクロック発生回路58・・
・データ処理部 54・・・画像再生装置82a・
・・主走査方向位置検出器 132b・・・副走査方向位置検出器 71.72・・・波形変換回路 78.8B、92・・・アップダウンカウンタ75・・
・D−フリップフロップ 76・・・入力データセレクタ 77・・・ラインメモ
リ78・・・出力データセレクタ 79A、79B・・・フレームメモリ 80A、80B・・・アドレスセレクタ5 第 81A、81B・・・アドレスレジスタ82.90・・
・デュアルポートRAM83・・・入力インターフェイ
ス 84・・・出力インターフェイス 85・・・シフトレジスタ 87・・・加減算器9
1・・・バイナリ−カウンタ 93・・・インバータ6 図 (B) 7〇−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 試料が載置される試料台と、照明光を試料上に照射する
光学系とを相対的に移動させることにより、この照明光
を試料上において主、副走査させ、この照明光走査を受
けた試料の部分からの光を光電的に検出して、試料の顕
微鏡像を担う画像信号を得る走査型顕微鏡において、 前記光学系と試料台とを主走査のために一方向に相対移
動させる期間、および該一方向とは反対方向に相対移動
させる期間の双方において、照明光を試料上に照射して
前記画像信号を得ることを特徴とする走査型顕微鏡にお
ける撮像方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1820390A JPH03221912A (ja) | 1990-01-29 | 1990-01-29 | 走査型顕微鏡における撮像方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1820390A JPH03221912A (ja) | 1990-01-29 | 1990-01-29 | 走査型顕微鏡における撮像方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03221912A true JPH03221912A (ja) | 1991-09-30 |
Family
ID=11965083
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1820390A Pending JPH03221912A (ja) | 1990-01-29 | 1990-01-29 | 走査型顕微鏡における撮像方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03221912A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001500986A (ja) * | 1996-09-19 | 2001-01-23 | モレキュラー・ダイナミックス・インコーポレイテッド | 微小画像結像システム |
JP2006113484A (ja) * | 2004-10-18 | 2006-04-27 | Olympus Corp | 走査型共焦点顕微鏡 |
-
1990
- 1990-01-29 JP JP1820390A patent/JPH03221912A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001500986A (ja) * | 1996-09-19 | 2001-01-23 | モレキュラー・ダイナミックス・インコーポレイテッド | 微小画像結像システム |
JP2006113484A (ja) * | 2004-10-18 | 2006-04-27 | Olympus Corp | 走査型共焦点顕微鏡 |
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