JPH0322172Y2 - - Google Patents

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JPH0322172Y2
JPH0322172Y2 JP14364287U JP14364287U JPH0322172Y2 JP H0322172 Y2 JPH0322172 Y2 JP H0322172Y2 JP 14364287 U JP14364287 U JP 14364287U JP 14364287 U JP14364287 U JP 14364287U JP H0322172 Y2 JPH0322172 Y2 JP H0322172Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
pin
outer ring
roller
dust
dust caps
Prior art date
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Expired
Application number
JP14364287U
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English (en)
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JPS6447707U (ja
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Publication date
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Priority to JP14364287U priority Critical patent/JPH0322172Y2/ja
Publication of JPS6447707U publication Critical patent/JPS6447707U/ja
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Publication of JPH0322172Y2 publication Critical patent/JPH0322172Y2/ja
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  • Framework For Endless Conveyors (AREA)
  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、たとえばチエンをカーブ経路で案内
するのに使用されるローラの構造に関するもので
ある。
従来の技術 従来のローラ構造は、第5図,第6図に示すよ
うに、中央に貫通孔30を形成したインナーリン
グ31と、このインナーリング31に外嵌した一
対の軸受(ボールベアリング)32と、これら軸
受32間に亘つて外嵌したアウターリング33
と、このアウターリング33の内面に係合させた
一対の止め軸34とによつてローラ35を構成し
ている。そして上下一対のセグメントバー36
A,36Bへの組込みは、前記貫通孔30を通す
状態で両セグメントバー36A,36Bに亘つて
ボルトピン37を挿通し、ばね座金38を介して
ナツト39を締付けることで行え、その際に上部
のセグメントバー36Aとローラ35との間にダ
ストキヤツプ40を介在している。
考案が解決しようとする問題点 上記の従来形式によると、ローラ35をセグメ
ントバー36A,36Bに組込む際に、ローラ3
5側にインナーリング31が、またセグメントバ
ー36A,36B側にボルトピン37やナツト3
9が必要であることから部品点数が多く、コスト
高の原因となつていた。またインナーリング31
にボルトピン37を通す際に、隙間を取れば使用
時にガタ付きが生じ、隙間が小さければ挿通が容
易に行えないなどの問題もあつた。
本考案の目的とするところは、インナーリング
とボルトピンとを兼用化することで、構造や操作
の簡素化をはかり得るローラ構造を提供する点に
ある。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために本考案のローラ構造
は、ピンに軸受を介してアウターリングを取付
け、前記ピンの両端にダストキヤツプを外嵌し固
定するとともに、これらダストキヤツプに、前記
アウターリングとは反対側に直角状に折曲した係
止部を設け、両ダストキヤツプよりも外方に突出
するピン部分を、固定部材への支持部に形成して
いる。
作 用 かかる本考案構成によると、ピンの支持部をセ
グメントバーなどの固定部材に直接取付けること
によつて、このピンに対してアウターリングを回
転自在に配置し得、またピンに固定したダストキ
ヤツプは所期のほこり止めのほか、その係止部を
固定部材に係止させることでピンの回り止めを行
えるとともに、アウターリングと固定部材との間
のスペーサとなる。
実施例 以下に本考案の一実施例を第1図〜第4図に基
づいて説明する。
第1図,第2図においてローラ1は、その中心
部にピン2を有し、このピン2は、中央部分の径
大部3と、両端部分の径小部4A,4Bとにより
段軸状に形成される。両径小部4A,4Bにはそ
れぞれ軸受(ボールベアリング)5A,5Bが外
嵌され、これら軸受5A,5Bを径大部3の段面
に当て付けたとき、径小部4A,4Bはさらに外
方へ突出する長さに設定してある。前記軸受5
A,5Bの外面間に亘るようにアウターリング6
が外嵌され、以つてアウターリング6はピン軸心
7の周りに回転自在となる。前記ピン2の両径小
部4A,4Bにはそれぞれダストキヤツプ8A,
8Bが外嵌され固定される。これらダストキヤツ
プ8A,8Bの本体はリング板状であつて、その
中央貫通孔の周縁は内側への環状突部9A,9B
に形成される。そして圧入し固定した状態では、
両環状突部9A,9Bが軸受5A,5Bに接当し
て、軸受5A,5Bを介してアウターリング6の
ピン軸心7方向での位置決めを行うとともに、そ
の突出量によつてダストキヤツプ8A,8Bがロ
ーラ1に接当するのを防止するスペーサの役目を
成す。両ダストキヤツプ8A,8Bの周方向の一
箇所は外方への延長部に形成され、この延長部の
端部はアウターリング6とは反対側に直角状に折
曲した係止部10A,10Bに形成される。
第3図,第4図はオーバヘツドコンベヤのカー
ブ経路部14の一部を示し、上位のチエンガイド
レール15と、下位の左右一対のトロリガイドレ
ール16とは、その複数個が連結板17にて一体
化されている。前記チエンガイドレール15は複
数個の支持ローラ18を介してチエン19を支持
案内し、またチエン19は適当間隔置きに伝動突
起20を垂設している。一方、トロリガイドレー
ル16は、複数個の支持ローラ21を介してトロ
リ22を支持案内し、またトロリ22は前記伝動
突起20との間で係脱自在な受動突起23を有す
る。前記連結板17の内面でカーブ経路部14の
内側部分には上下方向のホルダー24が固定さ
れ、これらホルダー24の上下端には通しボル
ト・ナツト25を介して上下一対のセグメントバ
ー26A,26Bが固定される。量セグメントバ
ー26A,26Bは固定部材の一例であつて、前
記ピン2のダストキヤツプ8A,8Bよりも外方
に突出して支持部となる前記径小部4A,4Bに
見合う取付け孔27A,27Bをカーブ経路部1
4に沿つて複数有する。
両セグメントバー26A,26B間へのローラ
1の組込みは、まず、たとえば連結板17から取
外した状態で、両小径部4A,4Bを取付け孔2
7A,27Bに密状であるが回転自在に嵌め込
み、そして係止部10A,10Bをセグメントバ
ー26A,26Bの内側面へ係止させることでユ
ニツト化させる。この状態で両セグメントバー2
6A,26B間にホルダー24が位置するように
ユニツト物をセツトしたのち、両セグメントバー
26A,26Bからホルダー24に亘つてボル
ト・ナツト25を通し締付けることで組込みを終
える。使用時においては、チエン19が各アウタ
ーリング6に接当して案内され、このとき各アウ
ターリング6は軸受5A,5Bを介してピン軸心
7の周りで遊転する。その際にピン2は、一体化
したダストキヤツプ8A,8Bの係止部10A,
10Bをセグメントバー26A,26Bに係止さ
れていることから回り止めされる。そしてダスト
キヤツプ8A,8Bにより、ほこりが軸受5A,
5B内へと侵入するのを防止でき、さらに環状突
部9A,9Bによるスペーサ作用によつて、アウ
ターリング6がダストキヤツプ8A,8Bに接触
するのを防止し得る。
考案の効果 上記構成の本考案によると、ピンの支持部をセ
グメントバーなどの固定部材に直接取付けること
によつて、このピンに対してアウターリングを回
転自在に配置することができ、これにより従来の
インナーリングとボルトピンとを、このピンで兼
用できることになつて、部品点数を少くできると
ともに、ガタ付きのない取付けを容易に行うこと
ができる。またピンに固定したダストキヤツプ
は、所期のほこり止めのほか、その係止部を固定
部材に係止させることでピンの回り止めを行うこ
とができるとともに、アウターリングと固定部材
との間のスペーサとして、アウターリングの円滑
な回転を助ける。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の一実施例を示し、第
1図はローラの縦断面図、第2図は同平面図、第
3図は使用状態での縦断面図、第4図は同平面
図、第5図は従来例を示す一部縦断面図、第6図
は同平面図である。 2……ピン、3……径大部、4A,4B……径
小部、5A,5B……軸受、6……アウターリン
グ、7……ピン軸心、8A,8B……ダストキヤ
ツプ、9A,9B……環状突部、10A,10B
……係止部、14……カーブ経路部、17……連
結板、19……チエン、24……ホルダー、25
……ボルト・ナツト、26A,26B……セグメ
ントバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ピンに軸受を介してアウターリングを取付け、
    前記ピンの両端にダストキヤツプを外嵌し固定す
    るとともに、これらダストキヤツプに、前記アウ
    ターリングとは反対側に直角状に折曲した係止部
    を設け、両ダストキヤツプよりも外方に突手する
    ピン部分を、固定部材への支持部に形成したこと
    を特徴とするローラ構造。
JP14364287U 1987-09-18 1987-09-18 Expired JPH0322172Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14364287U JPH0322172Y2 (ja) 1987-09-18 1987-09-18

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14364287U JPH0322172Y2 (ja) 1987-09-18 1987-09-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6447707U JPS6447707U (ja) 1989-03-24
JPH0322172Y2 true JPH0322172Y2 (ja) 1991-05-15

Family

ID=31410644

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JP14364287U Expired JPH0322172Y2 (ja) 1987-09-18 1987-09-18

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JPS6447707U (ja) 1989-03-24

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