JPH03221615A - 環状袋体を用いた岩盤緑化工法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、平地や法面等の硬い岩盤上にアンカーピンを
用いて苗木根を植生せしめる場合に、粗目袋の環状袋体
を用いて植生せしめる環状袋体を用いた岩盤緑化工法に
関する。

「従来の技術」 従来、平地や法面等の岩盤上に緑化植生のために植樹苗
木の根を植え付ける場合、苗木を保持固定する必要から
硬い岩盤に比較的大きな穴をあけて、この穴の中に肥沃
な良質土と共に苗木の根部を入れて安定させていたもの
であった。このような保持固定方法は、硬い岩盤上に大
きな穴をあけるという労力や手間が必要となり、また、
大きな穴の中に木部を垂直に保って安定せしめることは
容易ではないという問題を有していた。そこで出願人は
、このような問題点を解消するために、先にアンカーピ
ンを用いて苗木根を安定せしめる工法を開発した（特願
平１−２４１３３０号）、。

この技術は、支柱部と挿入部を有する棒状のアンカービ
ンの中央部に爪を形成しておき、このアンカービンを用
いて、岩盤状の傾斜法面上にドリル等で小穴を穿設し、
この小穴にアンカービンの挿入部を挿入し、アンカービ
ンの爪部と支柱部とによって苗木を垂直に保持固定した
後、苗木の根部に客土を吹き付けて覆土して植生緑化を
行うというものである。

「発明が解決しようとする課題」

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）粗目袋の中に堆肥を含む良質土を充填し、その表
   面に種子源を付着し、中央に挿入孔を有する環状袋体を
   形成し、 この環状袋体を平地又は傾斜した岩盤面にアンカーピン
   で保持した苗木根の廻りを囲むように固定し、 環状袋体の内側に水分と肥料を含む良質土を詰めて苗木
   根を養生育成するようにした、 ことを特徴とする環状袋体を用いた岩盤緑化工法。
2. （２）環状袋体の側面形状をその直径方向の一端から他
   端に向けて次第に厚みを薄くした環状袋体に形成した請
   求項１記載の環状袋体を用いた岩盤緑化工法。