JPH03221348A - クーラント制御方法及び制御装置 - Google Patents

クーラント制御方法及び制御装置

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JPH03221348A
JPH03221348A JP1555590A JP1555590A JPH03221348A JP H03221348 A JPH03221348 A JP H03221348A JP 1555590 A JP1555590 A JP 1555590A JP 1555590 A JP1555590 A JP 1555590A JP H03221348 A JPH03221348 A JP H03221348A
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coolant
cutting
control
axis
drive
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Hirotaka Shibata
芝田 宏隆
Fumiya Mizutani
水谷 文哉
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Yamazaki Mazak Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)、産業上の利用分野 本発明は、数値制御工作機械におけるクーラント(切削
油)の制御方法及び制御装置に関する。
(b)、従来の技術 従来、数値制御工作機械においてクーラントを制御する
際には、加工プログラム中にクーラントのON/○FF
命令を格納する形で行われている。
即ち、所定の切削動作中にクーラントを使用する場合に
は、加ニブロブラム中において、当該切削動作に関する
プログラムの前にクーラント射出手段を格納し、当該切
削動作に関するプログラムの後にクーラントOFF命令
を格納して、当該切削動作の間、切削箇所ヘクーラント
を供給するようにしている。
(C)0発明が解決しようとする問題点しかし、これで
は、プログラマ(又はオペレタンか加工プログラムを作
成(又は修正)する際にクーラントのON / OF 
F0期を判断しなげれはならないので、プログラマ(又
はオペレータ)かカロエに1シシしてy閂知識−\)経
験を持っていないと、当詠加工において適正なり−ラン
トの0N10 Fl”を行うことが出来ない。従って、
グーラントの使用量が不必要に多くなり、また、クーラ
ントをキリ状にして使用する場合には、クーラントの多
量使用によって作業環境が悪化するなどの問題点があっ
た。
更に、クーラントの0N10 F Fを適正に行う為に
は、加工プログラム中に多数のクーラントの0N10F
F命令を格納しなければならないので、加工プログラム
が複雑になり、加工プログラムの作成(又は修正)時間
が長くなるというrH:J照点があった。
本発明は、上記事情に鑑み、クーラントの0N10 F
 Fを好適に行うことの出来るクーラント制御方法及び
制御装置を提供することを目的とする。
(d)、問題点を解決するための手段 本発明は、工具(39)又はワーク(40)を駆動する
駆動手段(5,10,13,17)と、所定の制御信号
(SX、SY、SZ、SS)を出力して当該駆動手段(
5,10,13,17)を制御する岨動制御手段(23
,25)を有する数値制御工作機械(1)において、ク
ーラント射出手段(19,39a)を設け、加工に際し
て、前記肚動制御手段(23,25)から前記駆動手段
(5,10,13,17)への制御信号(S X。
sy、sz、ss)を検出して、該制御信号(SX、S
Y、SZ、SS)に基づいて切削中であるか否かを判定
し、切削中であると判定されると。
前記クーラント射出手段(19,39a)から切削箇所
へクーラント(CL N)を射出し、切削中でないと判
定されると、前記クーラント射出手段(19,39a)
からのクーラント(CLN)の射出を停止するようにし
て構成される。
また1本発明は、工具(39)又はワーク(40)を駆
動する駆動手段(5,10,13゜17)と、所定の制
御信号(sx、sy、sz、SS)を出力して当該駆動
手段(5,10,13,17)を制御する助動制御手段
(23,25)を有する数値制御工作機械(1)におい
て、切削箇所へクーラントCCL N)を射出するクー
ラント創出手段(19,27,29,39a)を設け。
前記駆動制御手段(23,25)から前記駆動手段(5
,10,13,17)への制御信号(SX、sy、sz
、ss)を検出して、該制御信号(SX、SY、SZ、
SS)に基づいて切削中であるか否かを判定する切削状
態判定手段(26)を設け、該切削状態判定手段(26
)の判定結果に基づいて、前記クーラント射出手段(1
9,27,29,39a)を制御するクーラント射出制
御手段(26)を設けて構成される。
また1本発明は、工具(39)又はワーク(40)を駆
動する駆動手段(5,10,13,17)と5加工プロ
グラム(PRO)に基づいて所定の制御信号(SX、S
Y、SZ、SS)を出力して当該駆動手段(5,10,
13,17)を制御する駆動制御手段(23,25)を
有する数値制御工作機械(1)において、クーラント射
出手段(19,39a)を設け、加工に際して、加工プ
ログラム()’RO)に基づいて、加工内容を判定し、
該判定された加工内容に基づいて、前記駆動制御手段(
23,25)から所定の駆動手段(5,10,13,1
7)への制御信号(SX。
sy、sz、ss)を選択し、該選択された制御信号(
sx、sy、sz、ss)に基づいて切削中であるか否
かを判定し、切削中であると判定されると、前記クーラ
ント射出手段(19,39a)から切削箇所へクーラン
ト(CLN)を射出し、切削中でないと判定されると、
前記クーラント射出手段(19,39a)からのクーラ
ント(CLN)の射出を停止するようにして構成される
また、本発明は、工具(39)又はワーク(4o)を駆
動ずルilK動手段(5,1O113,17)と、加工
プログラム(PRO)に基づいて所定の制御信号(sx
、sy、sz、ss)を出力して当該駆動手段(5,1
0,13,17)を制御する駆動制御手段(23,25
)を有する数値制御工作機械(1)において、切削箇所
へクーラント(CLN)を射出するクーラント射出手段
(19,27,29,39a)を設け、加工プロクラム
(PRO)に基づいて、加工内容を判定する加工プログ
ラム解析手段(20)を設け、該加工プログラム解析手
段(20)によって判定された加工内容に基づいて、前
記駆動制御手段(23゜25)から所定の駆動手段(5
,10,13,17)への制御信号(SX、SY、SZ
、SS)を選択的に取り込むと共に、該取り込まわた制
御信号(sx、sy、sz、ss)に基づいて切削中で
あるか否かを判定する切削状態判定手段(26)を設け
、該切削状態判定手段(26)の判定結果に基づいて、
前記クーラント射出手段(19,27,29,39a)
を制御するクーラント射出制御手段(26)を設けて構
成される。
なお、括弧内の番号等は、図面における対応する要素を
示す、便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の
記載に限定拘束されるものではない。以下のr (e)
、作用Jの欄についても同様である。
(e)1作用 上記した構成により、駆動制御手段(23,25)から
駆動手段(5,10,13,17)への制御信号(sx
、sy、sz、ss)に基づいて切削中か否かが判定さ
れるように作用する。
(f)、実施例 以下、図面に基づき、本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明の適用される数値制御工作機械の一例
を示す図、 第2図は、第1図に示す数値制御工作機械の制御ブロッ
ク図、 第3図は、クーラント制御プログラムの一例を示すフロ
ーチャート、 第4図は、タップ加工の一例を示す図、第5図は、トリ
ル加工の一例を示す図。
第6図は、フライス加工の一例を示す図である。
本発明か適用される数(直制御工作機械1は、第1図に
示すように、機体2を有しており1機体2にはテーブル
3がX軸方向である矢印A、B方向に移動自在に支持さ
れている。テーブル3には、機体2に装着されたテーブ
ル駆動モータ5に回転駆動自在に装着されたボールネジ
6が螺合しており、テーブル駆動モータ5を適宜正逆方
向に回転駆動することによりボールネジ6を介してテー
ブル3は適宜矢印A、B方向に移動郷動される。
機体2には門型に形成されたコラム7かテーブル3を跨
ぐ形で設けられており、コラム7にはサドル9がY軸方
向である矢印C,D方向に移動自在に支持されている。
サドル9には、コラム7に装着されたサドル駆動モータ
10に回転駆動自在に装着されたボールネジ11が螺合
しており、サドル駆動モータ10を適宜正逆方向に回転
駆動することによりボールネジ↓1を介してサドル9は
適宜矢印C,D方向に移動駆動される。
サドル9にはヘット12が、Z軸方向である矢印E、F
′力方向移動自在に支持されており、ヘッド12には、
サドル9に装着されたヘッド駆動モータ13に回転駆動
自在に装着されたボールネジ15が螺合しており、ヘッ
ド駆動モータ13を適宜正逆方向に回転駆動することに
よりボールネシエ5を介してヘッド12は適宜矢印E、
F方向に移動駆動される。
ヘッド12には主軸16が、テーブル3側へ突出した形
で矢印G、H方向に回転自在に支持されており、主軸1
6には、ヘッド12に装着された主軸駆動モータ17が
接続されており、主軸駆動モータ17を適宜正逆方向に
回転駆動することにより主軸16は適宜矢印G、H方向
に回転駆動される。
また、ヘッド12には、主軸16に近接した位置に、ク
ーラントポンプエ9が装着されている。
また、主軸16には、タップ3921、トリル39B、
フェイスミル39.1.等の工具39か着脱自在に袋打
されている。
また、数値制御工作機械1は、第2図に示すように、主
制御部20を有しており、該主制御部20には、バスM
 20 aを介して、キーボード、デイスプレィ等の入
出力装置21、加工プロクラムメモリ22、XYZ軸制
御部23、主軸制御部25、クーラント制御部26等か
接続されている。
そして、XYz軸制御部23にはX軸コントローラ5a
、Y軸コントローラ10a及びZ軸コントローラ13a
が接続されている。そして、X軸コントローラ5aには
前記テーブル駆動モータ5が接続されており、Y軸コン
トローラ10aには前記サドル駆動モータ10が接続さ
れており、更に、Z軸コントローラ13aには前記ヘッ
ド駆動モータ13が接続されている。また、XYZ軸制
御部23はクーラント制御部26と接続されている。
主軸制御部25には主軸コントローラ17aが接続され
ており、主軸コントローラ17aには前記主軸駆動モー
タ17が接続されている。また、主軸制御部25はクー
ラント制御部26と接続されている。
クーラント制御部26にはポンプコントローラ27a、
29aか接続されており、ポンプコントローラ27aに
は、タンク30中のクーラントCLNを主軸16に装着
された工具39のクーラント射出穴39aに供給し得る
クーラントポンプ27が接続されており、ポンプコント
ローラ29aには、タンク30中のクーラントCLNを
クーラントノズル19に供給し得るクーラントポンプ2
9が接続されている。また、既に述べたように。
クーラント制御部26は、XYZ軸制軸制御部長3主軸
制御部25と接続されている。
数値制御工作機械1は以上のような構成を有するので、
テーブル3上に載置されたワーク40に対して、タップ
加工、ドリル加工、プライス加工等の加工を行う際には
以下のようにして行う。
ます、オペレータは、入出力装置21を介して、タップ
加工時のクーラントの制御モードMDを入力してクーラ
ント制御部26に設定する(尚、制御モードM Dはブ
ロクラマが加ニブロタラムPRO中に設定しておくこと
も出来る)。次に、オペレータが、入出力装置21から
加工開始命令を入力すると、主制御部20は、加工プロ
グラムメモリ22から加工プログラムPROを読み出し
、該加工プログラムPR○に示された加工内容に基づい
て、XYZ軸制軸制御部長3軸制御部25に対して加工
動作を指令する。
すると、xyz軸III御部23は、X軸コントローラ
5aに対して所定のX軸制御信号SXを出力し、X軸コ
ントローラ5aは当該X軸制御信号SXに基づいてテー
ブル駆動モータ5を駆動制御して、テーブル3をX軸方
向、即ち第1図矢印穴、B方向へ所定の速度で適宜移動
駆動する。また、xyz軸制御部23は、Y軸コントロ
ーラ10aに対して所定のY軸制御信号SYを出力し、
Y軸コントローラloaは当該Y軸制御信号SYに基づ
いてサドル駆動モータ10を駆動制御して、サドル9を
Y軸方向、即ち矢印C,D方向l\所定の速度で適宜移
動駆動する。更に、XYZ軸制軸制御部長3Z軸コント
ローラ上38に対して所定のZ軸制御信号SZを出力し
、2Mコントローラ13aは当該Z軸制御信号Szに基
づいてヘット駆動モータ13を駆動制御して、ヘッド1
2をZ軸方向、即ち矢印E、F方向へ所定の速度で適宜
移動駆動する。
また、主軸制御部25は、主軸コントローラ17aに対
して所定の主軸制御信号SSを出力し、主軸コントロー
ラ17aは当該主軸制御信号SSに基づいて主軸駆動モ
ータ17を駆動制御して、主軸16を矢印G(又はH)
方向へ所定の回転数で適宜回転駆動する。
この際、XYZ軸制軸制御部長3のX軸、Y軸、Z軸制
御信号sx、sy、sz、及び主軸制御部25からの主
軸制御信号SSは、クーラント制御部26に対しても出
力される。そして、クーラント制御部26は、入力され
たX軸、Y軸、Z軸制御信号sx、sy、sz及び主軸
制御信号SSによって切削中であるか否かを判定し、第
3図に示すクーラント制御プログラムCCPに基づいて
、ポンプコントローラ27a、29aに対してクーラン
トON10 F F信号CON、COFを出力し、ポン
プコントローラ27a、29aは当該クーラント0N1
0FF信号CON、COFに基づいて各クーラントポン
プ27.29を駆動制御して、クーラントノズル19又
は主軸16に装着された工具39のクーラント射出穴3
9aヘタンク30からクーラントCLNを供給する。従
って。
前記加工プログラムPRO中にクーラント0N10FF
命令を格納しておく必要はなく、当該前ニブロタラムP
ROの作成は、加工に関して専門知識や経験のないもの
でも行え、また、多数のクーラントON10 F F命
令によって複雑化することがないので、短時間に作成す
ることが出来る。
例えば、ワーク40に対してタップ加工を行う際には、
主制御部20は、工具交換装置を介して主軸16に第4
図に示すようにタップ39Aを装着して、xyz軸制御
部23、主軸制御部25に対してタップ加工動作を指令
すると共に、加工プログラムPROに格納された制御コ
ーi−等に基づいて、加工内容を示す信号、即ち、タッ
プ加工であることを示すタップ加工信号TSGを、クー
ラント制御部26に対して出力する。すると、クーラン
ト制御部26は、第3図ステップSTIからステップS
T2へ入りクーラントのON10 FFjflA*を指
定した制御モートMDを判定する。そして、プログラマ
によって加工プログラムPR0中に第1制御モードMD
1が設定されている場合。
又はオペレータによって第1制御モードMD□が入力設
定された場合にはステップST3へ入り、各軸制御信号
sx、、sy、sz、ssの内、主軸制御部25から主
軸コントローラ17aに対して出力される主軸制御信号
SS@:選択して、該主軸制御信号SSに基づいて切削
中であるか否かを判定する。
即ち、タップ加工に際して、XYZ軸制御部23はX軸
、Y軸、Z軸コントローラ5a、10d、〕−3aに対
してX軸、Y軸、z中自制御偵号Sx、sy、szとし
て早送り信号SXQ、SYQ、S Z c re出力し
て、各駆動モータ5.10.13を介し7て、テーブル
3、サドル9、ヘッドエ2を、X軸、YIPI!1.1
111方向へ適宜移動駆動シテ、第4図に示すように、
主軸16に装着されたタップ39Aをワーク40上のタ
ップ加工すべき所定の穴40aの位置に整合する形で位
置決めする。そして、タップ39 A及びワーク40の
位置決めが完了すると、主軸制御部25は、主軸コント
ローラ17aに対して主軸制御信号SSとして主軸正転
信号SS+を出力し、主軸コントローラ17aは当該主
軸正転信号SS+に基づいて主軸駆動モータ17を駆動
制御して、主軸16をタップ39Aと共に所定の回転数
で正転方向である矢印G方向へ回転させる。また、XY
Z軸制御部23は、l軸コントローラ13aに対してZ
軸制御信号SZとして(−2)方向切削送り信号5ZF
−を出力し、2軸コントローラ13aは当該(−Z)方
向切削送り信号S Z F−に基づいてヘッド駆動モー
タ13を駆動制御して、主軸16の装着されたヘット1
2を、主軸16の回転に同期した形で所定の速度で(−
Z)方向である矢印F方向へ移動させる。すると、ワー
ク40上の穴40aにタップ391.か抽入され、穴4
0.aに対してネジ切りか行われる。
そして、穴40aに対する所定のネジ切りが終了すると
、主軸制御部25は主軸コントローラ17aに対して主
軸制御信号SSとして主軸停止信号5Sspを出力して
、主軸駆動モータ17による主軸16の回転を停止させ
、同時に、XYZ軸制御部23はl軸コントローラ13
aに対してZ軸制御信号SzとしてZ方向停止信号5Z
spを出力して、ヘッド駆動モータ13によるヘット1
2の移動を停止させて、タップ39Aを停止させる。
更に、主軸制御部25は主軸コントローラ17aに対し
て主軸制御信号SSとして主軸逆転信号SS−を出力し
、主軸コントローラ17aは当該主軸逆転信号SS−に
基づいて主軸駆動モータ]7を駆動制御し、主軸16を
タップ39Aと共+、ニア Itr定のj11転数で逆
転方間である矢印H方向へ回転させる。同時に、X、Y
Z細軸制御23は、l軸コントローラ13aに対してZ
fl!I制御f8制御7上軸コントローラ13aは当該
(十z)方向切削送り信号SzF+に基づいてヘット駆
動モータ13を駆動制御し,主軸L6の装着されたヘッ
ド12を、主@16の回転に同期した形で所定の速度で
(+Z)方向である矢印E方向へ移動させる。すると、
ネジ切りが終了した穴40aからタップ39Aが引き出
され、タップ加工が終了する。
この間に、クーラント制御部26は主軸制御部25から
主軸コントローラ17aに対して出力される前記各主軸
制御信号ss..ss,,、SS−を検出して切削中で
あるか否かを判定する。即ち、主軸制御信号SSが主軸
正転信号SSやである場合には切削中であると判定し,
第3図ステップST3からステップST4へ入り、クー
ラント制御部26はポンプコントローラ27aに対して
クーラントポンプ号CONを出力する。そして、ポンプ
コントローラ27aは当該クーラントON伯−号CON
に基づいてクーラントポンプ27を駆動して、タンク3
0から主軸16に装着されたタップ39Aヘクーラント
CLNを供給する。そして、供給されたクーラントCL
Nは切削中のタップ39Aのクーラント穴39aから切
削箇所に射出され、タップ39Aによるワーク40の穴
40aのネジ切りは円滑に行われる。
また、主軸制御信号SSが主軸正転信号SSャでない場
合、即ち、主軸制御信号SSが主軸停止信号SSs、、
主軸逆転信号SS−等の場合には切削中でないと判定し
、ステップST3からステップST5へ入り、クーラン
ト制御部26はポンプコントローラ27aに対してクー
ラントOFF信号COFを出力する。そして、ポンプコ
ントローラ27aは当該クーラントOF F信号COF
に基づいてクーラントポンプ27を停止させ、タップ3
9AへのクーラントCLNの供給を停止する。
従って、タップ39Aによる切削中の場合にのみクーラ
ントCLNが切削箇所に射出され、切削前又は切削後は
クーラントCLNの射出が停止されるので、不必要に多
量なり−ラン1〜CLNが使用されることを防止するこ
とか出来る。
また、前述のステップST2において、プログラマによ
って加工プログラムPRO中に第2制御モートMD、が
設定されている場合、又はオペレータによって第2制御
モードMD、が入力設定された場合には、ステップST
2からステップST7へ入る。そして、前述の第1制御
モードMD、の場合と同様にして、クーラント制御部2
6は主軸制御部25から主軸コントローラ17aに対し
て出力される主軸制御信号SSを検出して切削中である
か否かを判定する。そして、主軸制御信号SSが主軸正
転信号SS+である場合には切削中であると判定し、ス
テップST7からステップST8へ入り、クーラント制
御部26は、ポンプコントローラ27aに対してクーラ
ントポンプ号CONを出力してクーラントポンプ27を
駆動し、タンク30から主軸16に装着されたタップ3
99ヘクーラントCLNを供給する。そして、供給され
たクーラントCLNは切削中のタップ39Aのクーラン
ト穴39aから切削箇所に射出され、タップ39Aによ
るワーク40の穴40aのイ、ジ切りは円滑に行われる
。そして、この場合には、ステップST9においてタイ
マによる計時を行い、一定時間経過すると、ステップ5
TIOへ入り。
クーラント制御部26は、ポンプコントローラ27aに
対してクーラントOFF信号COFを出力してクーラン
トポンプ27を停止し、タップ399へのクーラントC
LNの供給を停止する。
また、主軸制御信号SSが主軸正転信号SSヤでない場
合には切削中でないと判定し、ステップST7からステ
ップ5TIOへ入り、クーラント制御部26は、ポンプ
コントローラ27aに対してクーラントOFF信号CO
Fを出力してクーラントポンプ27を停止させ、タップ
39AへのクーラントCLNの供給を停止する。
従って、タップ加工において不必要に多量のクーラント
CLNが使用されることを防止することが出来る。
尚、上述の場合には、主軸制御信号SSが主軸正転信号
SS+の場合にクーラントCLNを切削箇所に射出させ
る場合について述へたが、プログラマが加工プログラム
PROにおいて指定するか、又は、オペレータか入出力
装置21を介してパラメータを変更することによって、
主軸制御信号SSが主軸逆転信号SS−の場合にクーラ
ントCLNを射出させるようにすることも出来る。
そして、クーラント制御部26は、ステップST6.5
TIIでワーク40に関するタップ加工が終了したか否
かを判定する。即ち、タップ加工が終了した場合には、
加工プログラムPROに基づいて、主制御部20からク
ーラント制御部26に対してタップ加工終了信号TES
が出力されるので、クーラント制御部26は当該信号T
ESが入力された場合にタップ加工が終了したと判定し
てステップ5T22へ入る。
ステップ5T22では、クーラント制御部26は、ワー
ク40に関する全ての加工か完rしたか否かを判定する
。即ち、加工プログラムPR0に基づく加工か完了した
場合には、主制御部20からクーラント制御部26に対
して加工完了信号PESが出力されるので、クーラント
制御部26は当該信号PESが入力されない場合は加工
が完了していないと判定してステップSTIへ戻る。
またワーク40に対してトリル加工を行う際には、主制
御部20は、工具交換装置を介して主軸16に第5図に
示すようにドリル393を装着して、xyz軸制御部2
3、主軸制御部25に対してドリル加工動作を指令する
と共に、加工プログラムPROに格納された制御コード
等に基づいて、加工内容を示す信号、即ち、ドリル加工
であることを示すトリル加工信号DSGを、クーラント
制御部26に対して出力する。すると、クーラント制御
部26は、第3図ステップSTI、5T12からステッ
プ5T13へ入り、各軸制御信号SX、SY、Sz、S
Sの内、XYZ軸制御部23かI−)z軸コントローラ
13aに対して出力されるZ軸制′#伯号SZを選択し
て、該Z軸制御信号SZに基づいて切削中であるか否か
を判定する。
即ち、1−リル加工に際して、XYz軸制御部23はX
軸、Y軸、2軸コン1〜ローラ5a、10a、13aに
対してX軸、Y軸、Z軸制御信号Sx、sy、szとし
て早送り信号SX、、SYQ、SZoを出力して、各駆
動モータ5.10.13を介して、テーブル3、サドル
9、ヘッド↓2を、X軸、Y軸、Z軸方向へ適宜移動駆
動して、第5図に示すように、主軸16に装着されたト
リル39□をワーク40上のドリル加工すべき所定の位
置に位置決めする。そして、ドリル39.の位置決めが
完了すると、主軸制御部25は、主軸コントローラ17
aに対して主軸制御信号SSとして主軸正転信号SS4
を出力して、主軸駆動モータ17を介して、主軸16を
ドリル39.と共に所定の回転数で正転方向である矢印
G方向へ回転させる。そして、XYZ軸制御部23は、
2軸コントローラ13aに対してZ軸制御信号Sxとし
て(−Z)方向切削送り信号5ZF−を出力して、ヘッ
ト駆動モータ13を介して、主軸16の装着されたヘッ
ド12を、所定の送り速度で(−2)方向である矢印F
方向へ移動させて、ドリル39hをワーク40に突入さ
せる。すると、ワーク40に対して穴開けか行われる。
そして、所定の深さまでの穴開けか終了すると、XYZ
軸制御部23は2軸コントローラ13aに対してZ軸制
御信号Sxとして2方向停止信号5Zspを出力して、
ヘット駆動モータ13によるヘッド12の移動を停止さ
せ、ドリル39.の送りを停止させる。更に、XYz軸
制御部23は、2軸コントローラ13aに対してZ軸制
御信号Sxとして(+Z)方向送り信号SZ4を出力し
て、ヘット駆動モータ13を介して、主軸工6の装着さ
れたヘッド12を、(十Z)方向である矢印E方向へ移
動させる。すると、ワーク40からドリル39Bが引き
出され、ドリル加工が終了する。
この間に、クーラント制御部26はXYZ軸制御部25
から2軸コントローラ13aに対して出力される前記各
2軸制御信号S ZQ、 S ZF−+5Zsp、SZ
。を検出して切削中であるか否かを判定する。即ち、Z
軸制御信号Sxが(−2)方向送り信号Sz−である場
合、即ち、Z軸制御信号Sxが(−2)方向切削送り4
g号5Zp−等である場合には切削中であると判定し、
第3図ステップS゛r13からステップS T 14へ
入り、クーラント制御部26は、ポンプコントローラ2
9aに対してクーラントノズル号CONを出力してクー
ラントポンプ29を駆動し、タンク3oからクーラント
ノズル19ヘクーラントCLNを供給する。そして、供
給されたクーラントCLNはクーラントノズル19から
切削箇所、即ち、切削中のドリル39、へ向けて射出さ
れ、ドリル39.によるワーク40への穴開けは円滑に
行われる。
また、Z軸制御信号Sxが(−Z)方向送り信号SZ−
でない場合、即ち、Z軸制御信号Sxが早送り信号SZ
o、Z軸停止信号5Zsp、(+2)方向送り信号SZ
+等である場合には切削中でないと判定し、ステップS
TI 3からステップ5T15へ入り、クーラント制御
部26は、ポンプコントローラ29aに対してクーラン
トOF F (I号COFを出力してクーラントポンプ
29を停止させ、クーラントノズル19へのクーラント
CLNの供給を停止する。
従って、ドリル39.による切削中の楊aにのみクーラ
ントCLNが切削箇所に射出され、切削前又は切削後は
クーラントCLNの射出が停止されるので、不必要に多
量なり−ラントCLNか使用されることを防止すること
が出来る。
尚、上述の場合には、Z軸制御信号Szが(−2)方向
送り信号SZ−の場合にクーラントCLNを切削箇所へ
射出させる場合について述べたが、プログラマが加工プ
ロクラムPROにおいて指定するか、又は、オペレータ
が入出力装置21を介してパラメータを変更することに
よって、Z軸制御信号SZか(+Z)方向送り信号SZ
◆の場合にクーラントCLNを射出させるようにするこ
とも出来る。
そして、クーラント制御部26は、ステップS T l
 6でワーク40に関するトリル加工が終了したか否か
を判定する。即ち、トリル7I01が終了した場合には
、加工プログラムPROに基づいて、主制御部20から
クーラント制御部26に対してドリル加工終了信号DE
Sが出力されるので、クーラント制御部26は当該信号
DESが入力された場合にトリル加工か終了したと判定
してステップ5T22へ入る。
ステップ5T22において、クーラント制御部26は、
主制御部20から加工完了信号PESが出力されない場
合は加工が完了していないと判定してステップSTIへ
戻る。
またワーク40に対してフライス加工を行う際には、主
制御部20は、工具交換装置を介して主軸16に第6図
に示すようにフェイスミル390等を装着して、xyz
軸制御部23.主軸制御部25に対してフライス加工動
作を指令すると共に、加工プログラムPROに格納され
た制御コード等に基づいて、加工内容を示す信号、即ち
、フライス加工であることを示すフライス加工信号MS
Gを、クーラント制御部26に対して出力する。
すると、クーラント制御部26は、第3図ステップST
I、5T12,5T17からステップ5T18へ入り、
各軸制御信号sx、sy、sz、sSの内、XYZ軸制
御部23からY軸、Y軸、Z軸コントローラ5a、lo
a、13aに対して出力されるY軸、Y軸、Z軸制御信
号SX、SY、SZを選択して、各軸制御信号sx、s
y、szに基づいて切削中であるか否かを判定する。
即ち、フライス加工に際して、XYZ軸制御部23はY
軸、Y軸、Z軸コントローラ5a、10a、13aに対
してY軸、Y軸、Z軸制御信号SX、 SY、SZとし
て早送り信号S Xo、 S Yo、SzOを出力して
、各駆動モータ5.10.13を介して、テーブル3、
サドル9、ヘッド12を。
Y軸、Y軸、Z軸方向へ適宜移動駆動して、第6図に示
すように、主軸16に装着されたフェイスミル39cを
所定の加工開始点PSPに位置決めする。そして、フェ
イスミル39(、の加工開始点PSPへの位置決めが完
了すると、xyz軸制御部23は、Y軸、Y軸、Z軸コ
ントローラ5a、10a、13aに対してY軸、Y軸、
Z軸制御信号SX、SY、SZとして停止信号5Xsp
、5YSPb S ZIPを出力して、各駆動モータ5
,10.13によるテーブル3、サドル9、ヘッド12
の移動を停止させる。この際、主軸制御部25は、主軸
コントローラ17aに対して主軸制御信号SSとして主
軸正転信号SS+を出力して、土軸麿動モータ17を介
して、主軸16をフェイスミル39Cと共に所定の回転
数で正転方向である矢印G方向へ回転させる。そして、
xyz軸制御部23は、Y軸コントローラloaに対し
てY軸制御信号SYとして(−Y)方向早送り信号5Y
Q−を出力して、サドル駆動モータ10を介して、サド
ル9を(−Y)方向、即ち矢印C方向へ移動させ、Z軸
コントローラ13aに対してZ軸制御信号SZとして(
−Z)方向早送り信号5Zo−を出力して、ヘット駆動
モータ13を介して、ヘッド12を(−2)方向、即ち
矢印F方向へ移動させて、フェイスミル39cを加工開
始点PSPから切削開始点MSPに移動させ、位置決め
する。切削開始点MSPへの位置決めが完了すると、X
YZ軸制御部23は、2軸コントローラ13aに対して
Z軸制御信号SZとしてZ方向停止信号5Zspを出力
して、ヘッド駆動モータ13によるヘッド12の移動を
停止させると共に、Y軸コントローラ10aに対してY
軸制御信号Szとして(−Y)方向切削送り信号S Y
 p−を出力して、サドル駆動モータ10を介して、サ
ドル9を(−Y)方向、即ち矢印C方向へ移動させ、フ
ェイスミル39゜を切削開始点MSPから切削終了点M
FPまで所定の送り速度で移動させる。すると、ワーク
40に対してフェイスミル39cによるフライス削りが
行われる。
そして、フェイスミル39Gが切削終了点MF Pまで
移動すると、XYZ軸制御部23は、Y軸コントローラ
10aに対してY軸制御信号SYとして)′方向停止信
号S Y s pを出力して、サドルI!l[動モータ
10によるサドル9の移動を停止させると共に、2軸コ
ントローラ13aに対してZ軸制御信号Szとして(+
2)方向早送り信号SZQ+を出力して、ヘット駆動モ
ータ13をブトして、ヘット12を(十Z)方向、即ち
矢印E方向へ移動させ、フェイスミル39cをワーク4
0から退避させ、フライス加工エを終了する。
この間に、クーラント制御部26はXYZ軸制御部25
からY軸、Y軸、Z軸コントローラ5a、]Oa、13
aに対して出力される前記各Y軸、Y軸、Z軸制御信号
sx、sy、szを検出して切削中であるか否かを判定
する。即ち、何れかの軸制御信号sx、sy、szが切
削送り信号SXv、SYF、SZFである場合には切削
中であると判定する。即ち、X軸制御信号SXがX方向
停止信号5Xspであり、Y軸制御信号SYが(−Y)
方向切削送り信号5YF−であり、Z軸制御信号SZが
Z方向停止信号5Zspである場合には、Y軸制御信号
SYが切削送り信号SY、であるので切削中であると判
定し、第3図ステップS T 18からステップ5T1
9へ入り、クーラント制御部26は、ポンプコントロー
ラ29aに対してクーラントノスル号CONを出力して
クーラントポンプ29を駆動し、タンク30からクーラ
ントノスル19ヘクーラントCLNを供給する。そして
、供給されたクーラントCLNはクーラントノスル19
から、切削箇所、即ち、9J削開始点M S Pから切
削終了点MFPまで移動中のフェイスミル39cへ向け
て射出され、フェイスミル39cによるワーク40の切
削は円滑に行われる。
また、何れの軸制御信号SX、SY、SZも切削送り信
号S XF、  S YF、 S Zpテない場合、即
ち、X軸制御信号SXがX方向停止信号5Xspであり
、Y軸制御信号SYが(−Y)方向早送り信号5Yo−
であり、Z軸制御信号SZが(−Z)方向早送り信号5
Zo−である場合や、X軸制御信号SXがX方向停止信
号5Xspであり、Y軸制御信号SYがY方向停止信号
5Yspであり、Z軸制御信号SZが(+2)方向早送
り信号5zQ4である場合には切削中でないと判定し、
ステップST工8からステップ5T2oへ入り、クーラ
ント制御部26は、ポンプコントローラ29aに対して
クーラントOFF信号COFを出力してクーラントポン
プ29を停止させ、クーラントノズル19へのクーラン
トCLNの供給を停止する。
従って、フェイスミル39cが切削開始点MSPから切
削終了点MFPへ移動する切削中の場合にのみクーラン
トCLNが切削箇所に射出され。
フェイスミル39cか力l1開始点P S Pから切削
開始点MSPまで移動する場合や、フェイスミル39C
が切削終了点MFPから退避する場合にはクーラントC
LNの射出か停止されるので、不必要に多量なり−ラン
トCLNが使用されることを防止することが出来る。ま
た、クーラントCLNをキリ状にして使用する場合に、
クーランI−CLNの使用量か最小限に押さえられるの
で、作業環境が悪化することを防止することが出来る。
そして、クーラント制御部26は、ステップ5T21で
ワーク40に関するフライス加工か終了したか否かを判
定する。即ち、フライス加工か終了した場合には、加工
プロクラムPR○に基づいて、主制御部20からクーラ
ント制御部26に対してフライス加工終了信号MESが
出力されるので、クーラント制御部26は当該信号ME
Sが人力された場合にフライス加工が終了したと判定し
てステップS T 22 /\入る。
ステップ5T22において、クーラント制御部26は、
主制御部20から加l完了借号PESを受けると、加工
が完了したものと判定する。
尚、上述の実施例においては、タップ加工の場合にはタ
ップ39Aのクーラント射出穴39aからクーラントC
LNを射出し、ドリル加工やフライス加工の場合にはク
ーラントノズル19がらクーランl−CL Nを射出す
る場合について述べたか、タップ加工の場合にクーラン
トノスル19からクーラントCLNを射出し、ドリル加
工等の場合に1−ダル391等からクーラントCLNを
射出するようにしてもよいことは勿論である。
また、上述の実施例においては、各軸制御信号sx、s
y、 S2.5S(7)内、タップ加工17)場合には
主軸コントローラl ”7 aに対して出力される主軸
制御信号SSを選択して、該主軸制御信号SSに基づい
てクーラントCL Nを制御し、ドリル加工の場合には
2軸コントローラ13aに対して出力されるZ軸制御信
号SZを選択して、該Z軸制御信号SZに基づいてクー
ラントCLNを制御し、フライス加工の場合にはX軸、
Y軸、Z軸コントローラ5a、10a、13aに対して
出力されるX軸、Y軸、Z軸制御信号sx、sy、sZ
を選択して、該X軸、Y軸、Z軸制御信号SX、sy、
szに基づいてクーラントCLNを制御する場合につい
て述べたが、各軸制御信号SX、Sy、sz、ssは切
削中であるか否かを判定するための情報であるので、各
軸コントローラ5a、10a、13a、17aに対して
出力される各軸制御信号sx、sy、sz、ssを適宜
組合せる形で選択して、該選択された各軸制御信号に基
づいて切削中か否かを判定してクーラントCLNを制御
するようにしてもよい。
また、タップ加工、ドリル加工、フライス加工等におい
てそれぞれ異種のクーラントCLNを使用する場合に前
記各軸制御信号sx、sy、sZ、SSに基づいて使用
中すべきクーラントCLNの種類を判定することが出来
るので、複数棟のクーラントCLNを使用する際に、前
記各軸制御信号sx、sy、sz、ssに基づいて各ク
ーラントタンクを切り替え、使用クーラントの自動切替
えにより、クーラントCLNの選択を自動的に行わせる
ことも可能になるばかりか、異種のクーラントCLN′
h′N混入しないようにすることも可能である。
(g)0発明の効果 以上、説明したように、本発明によれば、工具39又は
ワーク40を駆動する各駆動モータ5.10.13.1
7等の駆動手段と、各軸制御信号sx、sy、sz、s
s等の所定の制御信号を出力して当該駆動手段を制御す
るXYz軸制御部23、主軸制御部25等の駆動制御手
段を有する数値制御工作機械1において、クーラントノ
スル19、クーラント射出穴39a%のクーラント射出
手段を設け、加工に際して、荊記駆動制御手段から前記
駆動手段への制御信号を検出して、該制御信号に基づい
て切削中であるか否かを判定し、切削中であると判定さ
れると、前記クーラント射出手段から切削箇所へクーラ
ントCLNを射出し、切削中でないと判定されると、前
記クーラント射出手段からのクーラントCLNの射出を
停止するようにしてIttしたので、加工プログラムP
ROにクーラントON10 F F命令が格納されてい
なくても、切削中であるときにはクーラントCLNを射
出し、切削中でないときにはクーラントCLNの射出を
停止することが出来る。従って、クーラントCLNの使
用量を最小限に押さえることが出来、また、クーラント
CLNをキリ状にして使用する場合にクーラントCLN
の多量使用によって作業環境が悪化することを防止する
ことが出来る。そして、加工プログラムPROを作成す
る際に、クーランl−CL Nの0N10FF時期を判
断する必要がないので、加工に関して専門知識や経験を
持たないものか加工プログラムPROを作成しても、好
適にクーラントCLNの0N10FFを行うことが出来
、更に、加工プログラムPR○が多数のクーラント0N
10FF命令によって複雑になることが無いので、加工
プログラムPROの作成時間を短くすることが出来る。
また、本発明は、工具39又はワーク40を駆動する各
駆動モータ5.10.13.17等の駆動手段と、各軸
制御信号sx、sy、sz、sS等の所定の制御信号を
出力して当該恥動手段を制御するXYZ軸制御部23、
主軸制御部25等の駆動制御手段を有する数値制御工作
機械上において、切削箇所へクーラントCLNを射出す
るクーラントノズル19、クーラントポンプ27.29
、クーラント射出穴39a等のクーラント射出手段を設
け、前記駆動制御手段から前記駆動手段への制御信号を
検出して、該制御信号に基づいて切削中であるか否かを
判定するクーラント制御部26等の切削状態判定手段を
設け、該切削状態判定手段の判定結果に基づいて、前記
クーラント射出手段を制御するクーラント制御部26等
のクーラント射出制御手段を設けて構成したので、切削
状態判定手段によって切削中であると判定された場合の
みに、クーラント射出制御手段を介してクーラント射出
手段からクーラントCLNを射出させることが出来る。
従って、加工プログラムPRO中にクーラント0N10
FF命令か格納されていなくても、クーラントCLNの
使用量を最小限に押さえることが出来るクーラント制御
装置の提供が可能となる。
また、本発明は、工具39又はワーク40を駆動する各
駆動モータ5.10.13.17等の駆動手段と、加工
プログラムPROに基づいて各軸制御信号sx、sy、
sz、ss等の所定の制御信号を出力して当該駆動手段
を制御するxyz軸制御部23.主軸制御部25等の駆
動制御手段を有する数位制御工作機械1において、クー
ラントノスル19、クーラント射出穴39a等のクーラ
ント射出手段を設け、加工に際して、加工プログラムP
ROに基づいて、タップ加工、ドリル加工、フライス加
工等の加工内容を判定し、該判定された加工内容に基づ
いて、前記駆動制御手段から所定の駆動手段への制御信
号を選択し、該選択された制御信号に基づいて切削中で
あるか否かを判定し、切削中であると判定されると、前
記クーラント射出手段から切削箇所へクーラントCLN
を射出し、切削中でないと判定されると、前記り一ラン
ド射出手段からのクーラントCLNの射出を停止するよ
うにして構成したので、切削中であるか否かを、加工内
容毎に好適に判定することが出来る。従って、加エプロ
クラムPRO中にクーラント0N10FF命令が格納さ
れていなくても、切削中であるときのみにクーラントC
LNを射出することか出来るので、クーラントCLNの
使用量を最小限に押さえることが出来る。
また、本発明は、工具39又はワーク40を駆動する各
駆動モータ5.10.13.17等の駆動手段と、加工
プログラムPR○に基づいて各軸制御信号sx、sy、
sz−ss等の所定の制御(g号を出力して当該恥動手
段を制御するXYZ軸制W部23.玉軸fFil制御部
25等の駆動制御手段を有する数値制御工作機械工にお
いて、切削箇所へクーラントCLNを射出するクーラン
ト−ノズル19、クーラントポンプ27.29、クーラ
ント射出穴39a等のクーラント射出手段を設け、加工
プログラムP ROに基づいて、タップ加工、ドリル加
工、フライス加工等の加工内容を判定する主制御部20
等の加工プログラム解析手段を設け、該加工プログラム
解析手段によって判定された加工内容に基づいて、前記
駆動制御手段から所定の駆動手段への制御信号を選択的
に取り込むと共に該取り込まれた制御信号に基づいて切
削中であるか否かを判定するクーラント制御部26等の
切削状態判定手段を設け、該切削状態判定手段の判定結
果に基づいて、前記クーラント射出手段を制御するクー
ラント制御部26等のクーラント射出制御手段を設けて
構成したので、切削状態判定手段によって加工内容毎に
切削中であるか否かを好適に判定することか出来、切削
中であると判定された場合のみに、クーラント射出制御
手段を介してクーラント射出手段からクーラントCLN
を射出させることが出来る。従って、加工プログラムP
R0甲にクーラント0N10FF命令か格納されていな
くても、クーラントCLNの使用量を最小限に押さえる
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の適用される数値制御工作機械の一例
を示す図、 第2図は、第1図に示す数値制御工作機械の制御ブロッ
ク図。 第3図は、クーラント制御プログラムの一例を示すフロ
ーチャート、 第4図は、タップ加工の一例を示す図、第5図は、ドリ
ル加工の一例を示す図。 第6図は、フライス加工の一例を示す図である。 1・・数値制御工作機械 5・・・・・駆動手段(チーフル註動モータ)10・・
・・駆動手段(サドル駆動モータ)13・・・・駆動手
段(ヘッド駆動モータ)17・・・・駆動手段(主軸l
凭動モータ)19 ・クーラント射出手段 (クーラントノスル) 20・・・・・・加工プログラム解析手段(主制御部) 23・・・・・・駆動制御手段(xyz軸制御部)25
・・・・・・駆動制御手段(主軸制御部)26・・・・
・・クーラント射出制御手段、切削状態判定手段 (クーラント制御部) 27.29・・・・・・クーラント射出手段(クーラン
トポンプ) 39・・・・・・工具 39a・・・・・・クーラント射出手段(クーラント射
出穴) 40・・・・・・ワーク SX・・・・・・制御信号(X軸制御信号)sy・・・
・・・制御信号(Y軸制御信号)Sz・・・・・・制御
信号(Z軸制御信号)SS・・・・・・制御信号(主軸
制御信号)CLN・・・・・・クーラント PRO・・・・・・カロエプログラム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、工具又はワークを駆動する駆動手段と、所定の
    制御信号を出力して当該駆動手段を制御する駆動制御手
    段を有する数値制御工作機械において、 クーラント射出手段を設け、 加工に際して、 前記駆動制御手段から前記駆動手段への制御信号を検出
    して、該制御信号に基づいて切削中であるか否かを判定
    し、 切削中であると判定されると、前記クーラント射出手段
    から切削箇所へクーラントを射出し、 切削中でないと判定されると、前記クーラント射出手段
    からのクーラントの射出を停止するようにして構成した
    クーラント制御方法。
  2. (2)、工具又はワークを駆動する駆動手段と、所定の
    制御信号を出力して当該駆動手段を制御する駆動制御手
    段を有する数値制御工作機械において、 切削箇所へクーラントを射出するクーラント射出手段を
    設け、 前記駆動制御手段から前記駆動手段への制御信号を検出
    して、該制御信号に基づいて切削中であるか否かを判定
    する切削状態判定手段を設け、 該切削状態判定手段の判定結果に基づいて、前記クーラ
    ント射出手段を制御するクーラント射出制御手段を設け
    て構成したクーラント制御装置。
  3. (3)、工具又はワークを駆動する駆動手段と、加工プ
    ログラムに基づいて所定の制御信号を出力して当該駆動
    手段を制御する駆動制御手段を有する数値制御工作機械
    において、クーラント射出手段を設け、 加工に際して、 加工プログラムに基づいて、加工内容を判定し、 該判定された加工内容に基づいて、前記駆動制御手段か
    ら所定の駆動手段への制御信号を選択し、 該選択された制御信号に基づいて切削中であるか否かを
    判定し、 切削中であると判定されると、前記クーラント射出手段
    から切削箇所へクーラントを射出し、 切削中でないと判定されると、前記クーラント射出手段
    からのクーラントの射出を停止するようにして構成した
    クーラント制御方法。
  4. (4)、工具又はワークを駆動する駆動手段と、加工プ
    ログラムに基づいて所定の制御信号を出力して当該駆動
    手段を制御する駆動制御手段を有する数値制御工作機械
    において、切削箇所へクーラントを射出するクーラント
    射出手段を設け、 加工プログラムに基づいて、加工内容を判定する加工プ
    ログラム解析手段を設け、 該加工プログラム解析手段によって判定された加工内容
    に基づいて、前記駆動制御手段から所定の駆動手段への
    制御信号を選択的に取り込むと共に、該取り込まれた制
    御信号に基づいて切削中であるか否かを判定する切削状
    態判定手段を設け、 該切削状態判定手段の判定結果に基づいて、前記クーラ
    ント射出手段を制御するクーラント射出制御手段を設け
    て構成したクーラント制御装置。
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