JPH08112701A - Nc旋盤による加工方法及びバックアップ加工可能なnc旋盤 - Google Patents

Nc旋盤による加工方法及びバックアップ加工可能なnc旋盤

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JPH08112701A
JPH08112701A JP27700794A JP27700794A JPH08112701A JP H08112701 A JPH08112701 A JP H08112701A JP 27700794 A JP27700794 A JP 27700794A JP 27700794 A JP27700794 A JP 27700794A JP H08112701 A JPH08112701 A JP H08112701A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異常が発生した場合でもできるかぎり、加工
を続行できるようにして、可動率ゼロになる時間を短縮
する。 【構成】 主軸及び刃物台のうち少なくとも一方を複数
有し、それらを互いに関連させて加工を行なうNC旋盤
によって、通常の加工で使用する主軸及び刃物台のうち
複数有する方の一部が使用不能になるか設定により不使
用とされたとき、残りの使用可能な主軸及び刃物台を使
用するバックアツプ加工により加工する。例えば、通常
加工が(a)の場合に、第2主軸が使用できなくなった
場合は(b)の第1バックアップ加工を、第1主軸が使
用できなくなった場合は(c)の第2バックアップ加工
を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主軸及び刃物台のう
ち少なくとも一方を複数有し、それらを互いに関連させ
て加工を行なうNC旋盤による加工方法、及びバックア
ップ加工可能なNC旋盤に関する。
【0002】
【従来の技術】NC(数値制御)旋盤は、加工プログラ
ムにしたがって主軸の回転及びその主軸中心線方向(Z
方向)の移動と、刃物台のX,Y方向(Z方向に直交す
る面内で互いに直交する2方向)への移動を制御して、
刃物台に取り付けられた工具(刃物)によって、主軸に
保持された材料(ワーク)を加工する工作機械であり、
最近ではコンピュータを搭載したCNC旋盤が主流にな
りつつある。
【0003】そして、このようなNC旋盤の加工速度の
高速化,加工工程の高能率化,加工精度の高度化が進
み、且つ機能の拡大(汎用性),フレキシビリティ及び
安全性の向上等も計られ、広範な部品加工に使用されて
いる。そのため、最近のNC旋盤には主軸又は刃物台あ
るいはその両方を複数備え、それらを互いに関連させて
効率よく加工を行なえるものが多くなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のNC旋盤では、複数の主軸あるいは刃物台の
うち一つでも異常を起こすとアラーム状態となり、その
異常状態を解除するまでは全く加工作業を行なうことが
できなくなるため、その復旧に時間がかかると作業日程
が著しく遅延して大きな支障をきたすという問題があっ
た。また、少量の部品を加工するような場合に段取りの
手間を省くため、あるいは材料が少なくなった場合など
に、主軸あるいは刃物台の一部を使用せずに加工するよ
うなこともできなかった。
【0005】この発明は、上記の点に鑑みてなされたも
のであり、異常が発生した場合でもできるかぎり、加工
を続行できるようにして、可動率ゼロになる時間を短縮
すること、及び操作者の設定により主軸あるいは刃物台
の一部を使用せずに加工することもできるようにするこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、主軸及び刃物台のうち少なくとも一方を
複数有し、それらを互いに関連させて加工を行なうNC
旋盤によって、通常の加工で使用する上記主軸及び刃物
台のうち複数有する方の一部が使用不能になるか設定に
より不使用とされたとき、残りの使用可能な主軸及び刃
物台を使用するバックアツプ加工により加工するNC旋
盤による加工方法を提供する。この加工方法において、
上記使用可能な主軸及び刃物台により、上記バックアッ
プ加工の工程を一義的に決めることができる。
【0007】この発明はまた、主軸及び刃物台のうち少
なくとも一方を複数有し、それらを互いに関連させて加
工を行なうNC旋盤において、次の各手段を設けたバッ
クアップ加工可能なNC旋盤も提供する。
【0008】(a)上記主軸及び刃物台による加工動作
を制御する加工動作制御手段、(b)異常の有無を判断
する異常有無判断手段、(c)上記異常有無判断手段が
異常なしと判別したとき、上記加工動作制御部に通常の
加工で使用する主軸及び刃物台を使用して加工を行なう
ように動作させる通常加工制御手段、(d)上記異常有
無判断手段が異常ありと判断したとき、その異常の内容
を判別する異常内容判別手段、(e)その判別結果が、
上記通常の加工で使用する主軸及び刃物台のうち複数有
する方の一部が使用不能になるか設定により不使用とさ
れたことによる異常であったときに、上記加工動作制御
部を残りの使用可能な主軸及び刃物台を使用して加工を
行なうように動作させるバックアップ加工制御手段、
【0009】
【作用】この発明のNC旋盤による加工方法を実施すれ
ば、複数の主軸あるいは刃物台の一部が使用不能になる
か、設定により不使用とされても、残りの使用可能な主
軸及び刃物台を使用してバックアップ加工により部品の
加工を継続することができる。したがって、可動率がゼ
ロになるような事態を従来より大幅に減らすことができ
る。また、少量生産時に段取りの手間を軽減したり、2
主軸のNC旋盤に対して材料の丸棒が1本しかなくなっ
ても加工を継続することができる。
【0010】また、この発明によるバックアップ加工可
能なNC旋盤では、異常(主軸あるいは刃物台の一部が
不使用と設定された場合も含む)が発生したとき、残り
の使用可能な主軸及び刃物台によって加工可能であれ
ば、自動的にそれらを使用するバックアッブ加工がなさ
れる。しがって、この発明による上記加工方法を自動的
に実施することができる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図3はこの発明による加工方法を実施
するNC旋盤の一例を示す外観斜視図である。
【0012】これは棒材加工用の主軸台摺動型のNC旋
盤であり、2主軸と1背面主軸を備えている。すなわ
ち、図3に示すようにベッド10の上面後部に、第1主
軸台11A及び第2主軸台(図示せず)が、主軸中心線
に平行なZ軸方向(矢示Z1,Z2方向)に図示しない
ガイドレールに沿って摺動可能に載置されており、この
第1主軸台11Aと第2主軸台は、それぞれ図示しない
Z1軸用サーボモータ及びZ2軸用サーボモータによっ
て、図示しない送りねじ機構を介して相互に独立して矢
示Z1,Z2方向へ移動される。
【0013】この第1主軸台11A及び第2主軸台にそ
れぞれ回転自在に支承され、かつそれぞれ第1主軸用ス
ピンドルモータ12A及び図示しない第2主軸用スピン
ドルモータによって独立して回転される第1主軸(中心
線のみをAで示す)及び第2主軸(中心線のみをBで示
す)が所定の間隔だけ離れて相互に平行に設けられてい
る。
【0014】この第1主軸及び第2主軸の前方には、刃
物台ベース13がベッド10に固定されてその全幅に亘
って立設されている。その刃物台ベース13には、前述
の第1主軸及び第2主軸の各中心線と同心の位置に第1
ガイドブッシュ14A及び第2ガイドブッシュ14Bが
配設されており、第1主軸及び第2主軸にそれぞれ把持
されたワーク15A,15Bは、第1及び第2ガイドブ
ッシュ14A,14BによってZ軸方向に摺動可能にガ
イドされる。
【0015】刃物台ベース13にはさらに、第1主軸と
第2主軸の各中心線A,Bの双方に直交するように交わ
る線(以下「基準直線」という)Lの両側(図3では上
側と下側)にそれぞれ第1刃物台17A及び第2刃物台
17Bが配設されている。この第1,第2刃物台17
A,17Bは、刃物台ベース13の前面にその全幅に亘
って基準直線Lに平行に形成されたガイドレール16
A,16Bに嵌合して、基準直線Lに平行なY軸方向
(矢示Y1,Y2方向)に摺動するY軸テーブル18
A,18B上に設けられ、そのY軸及び前述したZ軸の
双方に直交するX軸方向(矢示X1,X2方向)に摺動
するX軸テーブル19A,19B上に装着されている。
【0016】そして、Y軸テーブル18Aは刃物台ベー
ス13に取り付けられたY1軸用サーボモータ20Aに
よって矢示Y1方向に、Y軸テーブル18Bは刃物台ベ
ース13に取り付けられたY2軸用サーボモータ20B
によって矢示Y2方向に、それぞれ送りねじ機構によっ
てガイドレール16A,16Bに沿って駆動され、略そ
の全長に亘って往復移動可能である。
【0017】X軸テーブル19AはY軸テーブル18A
に取り付けられたX1軸用サーボモータ21Aによって
Y軸テーブル18Aに対してX1方向に、X軸テーブル
19BはY軸テーブル18Bに取り付けられたX2軸用
サーボモータ21BによってY軸テーブル18Bに対し
てX2方向に、それぞれ送りねじ機構によって駆動さ
れ、所定ストローク往復移動可能である。
【0018】第1,第2刃物台17A,17Bには、そ
れぞれ複数(図示の例では4本)ずつの工具22A,
…,22B,…がY軸方向に所定の間隔で櫛歯状に取り
付けられている。なお、図示の例では、工具22A,
…,22B,…がいずれもバイトなどの外径切削工具で
ある場合を示している。
【0019】さらに、刃物台ベース13の図3で右端部
の基準線Lの延長位置に背面刃物台23を固設してお
り、この背面刃物台23に、複数(図示の例では3本)
の工具24,…をその各中心が基準線Lの延長線上に所
定の間隔で並ぶように配設している。この工具24,…
は背面加工用の工具であり、例えばドリル,エンドミル
などの相対回転工具で、必ずしも工具24,…が回転し
なくても、後述する背面主軸にチャックされたワークが
回転すれば加工可能である。
【0020】ベッド10の刃物台ベース13の手前側に
は、上記Y軸方向にその全幅に亘る溝10aが形成され
ており、その溝10aの手前側の段部上面に基準線Lに
平行な方向に延びるガイドレール25を形成しており、
このガイドレール25に背面主軸台ベース26を摺動自
在に嵌合させ、その上に背面主軸台27をその内部に設
けられている背面主軸の中心線に平行な矢示Z3方向に
摺動可能に設けている。この矢示Z3の方向は、前述し
た第1,第2主軸台の移動方向である矢示Z1,Z2の
方向と平行である。
【0021】背面主軸台ベース26は、ベッド10に取
り付けられたY3軸用サーボモータ28によって、図示
しない送りねじ機構を介して矢示Y3方向(水平面内で
矢示Z3方向に直交する方向)に駆動され、ベッド10
の略全幅に亘って往復移動可能である。背面主軸台27
は、背面主軸台ベース26に取り付けられたZ3軸用サ
ーボモータ29によって図示しない送りねじ機構を介し
て駆動され、背面主軸台ベース26に対して矢示Z3方
向に所定ストローク往復移動可能である。
【0022】背面主軸台27の内部に設けられた背面主
軸は、その中心線が基準線Lの高さにあり、先端部には
ワークをつかむチャックを備えており、背面主軸用のス
ピンドルモータ30によって回転される。その背面主軸
に保持されたワークは、主として前述した背面刃物台2
3に取り付けられた工具24,…によって加工される
が、第1刃物台17A又は第2刃物台17Bに背面加工
用の工具を取り付けた場合には、それらによって加工す
ることも可能である。
【0023】さらに、この背面主軸台27の図3で左側
の側面には、対向刃物台31が固設されており、そこに
複数(図示の例では3本)の工具32,…が背面主軸と
同じ高さで矢示Y3方向に所定の間隔で並ぶように取り
付けられている。この工具32,…も例えばドリル,エ
ンドミルなどの相対回転工具であり、第1又は第2主軸
に保持された回転するワークの前端面に対して、孔あけ
やねじ切り等の加工をすることが可能である。
【0024】このように、このNC旋盤は正面加工用の
2つの主軸と、その各主軸側で共用し得る第1刃物台1
7A,第2刃物台17B,及び対向刃物台31と、背面
加工用の1組の背面主軸及び背面刃物台23とを備えて
おり、これらを互い関連させて、一対のガイドブッシュ
14A,14Bにそれぞれガイドされる2個のワーク1
5A,15Bを同時に加工することができる。
【0025】次に、図3に示したNC旋盤の制御ユニッ
トの構成を図4のブロック図によって説明する。この制
御ユニットは、CPUを含むシステム制御部40,プロ
グラム入力部41,キーボード42a及びスイッチ42
bとディスプレイ43を備えた操作盤44,その入出力
制御部45,システム制御用プログラムメモリ(RO
M)46,自動プログラミング部47,加工プログラム
メモリ48,表示データ記憶部49,その他のデータを
記憶するRAM50,加工プログラム処理部51,通信
制御部52,加工動作制御部53とからなり、その加工
動作制御部53を介して図3に示した機構部を直接駆動
制御する駆動部60を制御する。
【0026】駆動部60は、図3に示した各軸用サーボ
モータ(20A,20B,21A,21B,28,29
等)の各軸モータのサーボ機構61を駆動制御する各軸
の制御駆動部62、各主軸のスピンドルモータ(12
A,30等)63を駆動制御するスピンドルモータ制御
駆動部64、及び各センサ(各スピンドルモータの回転
速度センサ,各テーブルの位置センサ等)65の検出信
号を入力するセンサ入力部66等からなる。
【0027】システム制御部40は、この制御ユニット
全体ひいてはNC旋盤全体を統括制御する部分で、自動
プログラミング部47と共に加工プログラムの作成処
理、入出力制御部45を介して操作盤44のキーボード
42a又はスイッチ42bからのデータや指令の入力及
びディスプレイ43への加工プログラムその他の表示に
関する処理、加工動作制御部53と共に加工プログラム
メモリ48に格納されている加工プログラムに基づいて
駆動部60を動作させてNC加工を行なうための処理な
どを行なう。また、この発明による異常発生(オペレー
タによる一部不使用の設定も含む)時のバックアップ加
工に関する処理も行なう。
【0028】プログラム入力部41は、外部のプログラ
ム作成装置(パソコン等)によって作成された加工プロ
グラムを、紙テープやフロッピディスクから入力する紙
テープリーダ,フロッピディスク装置(FDD)などで
ある。操作盤44は、NC加工を行なう際にキーボード
42aあるいはスイッチ42bから動作指令を行ない、
ディスプレイ43の表示によって動作を確認したりする
運転操作手段となる。また、自動プログラミング部47
の機能を使用してこのNC旋盤自体で必要な加工プログ
ラムを作成する際には、対話形自動プログラミングを行
なうための対話入力手段となる。
【0029】入出力制御部45は、この操作盤44のキ
ーボード42aあるいはスイッチ42bからの指令や入
力の判別、表示データ記憶部49に記憶された表示デー
タをディスプレイ43に表示するための制御等を行な
う。システム制御用プログラムメモリ46は、この制御
ユニットの動作を制御するためにシステム制御部40の
CPUが使用するプログラム及び固定データを格納した
ROMである。
【0030】自動プログラミング部47は、操作盤44
と共に加工プログラムの作成を行なう機能部であり、実
際にはシステム制御部40が持つ機能であるが、判り易
くするために別のブロックとして図示している。
【0031】加工プログラムメモリ48は、加工プログ
ラム格納部48aとバックアッププログラム格納部48
bを有するRAMである。加工プログラム格納部48a
には、通常のNC加工を行なうための加工プログラム
と、後述するバックアップ処理に係わる異常有無判断プ
ログラム,異常内容判別プログラム,及びバックアップ
加工種類選定プログラム等も格納する。バックアッププ
ログラム格納部48bには、使用できる主軸と刃物台の
組み合わせによって異なる複数のバックアップ加工プロ
グラムを格納する。
【0032】表示データ記憶部49は、操作盤44のデ
ィスプレイ43に表示させる各種のデータを格納するメ
モリ(RAM)である。RAM50は、加工に使用する
各工具(ツール)のデータや各種の初期セットデータ等
を記憶するメモリである。加工プログラムメモリ48と
表示データ記憶部49も、このRAM50の記憶容量が
充分あればこれを兼用することができる。
【0033】加工プログラム処理部51は、加工プログ
ラム格納部に格納された加工プログラムを使用して加工
制御を行なう際に、その加工プログラムの系統判別や実
行形式への変化等を行なって加工動作制御部53へ送り
出す機能を持つ。ここに後述する異常部切離し処理プロ
グラムも格納しておくことができる。しかし、この異常
部切離し処理プログラムを、加工プログラムメモリ48
に格納するようにしてもよい。
【0034】通信制御部52は、DNC装置等の外部シ
ステムとの通信を制御する回路であり、作成した加工プ
ログラムを外部システムに転送してその記憶媒体に格納
させたり、外部システムから加工プログラムを取り込ん
だりする際に使用する。
【0035】ここで、図1を参照してこのNC旋盤によ
るこの発明の加工方法の実施例を説明する。通常加工時
には、図1の(a)に示すように、第1主軸側と第2主
軸側で半サイクルずらして同一部品の加工を行なう。先
ず第1主軸側でセットされている棒材(ワーク)の先端
部を突っ切り加工を行なった後、第1主軸と第1刃物台
の工具とで前半の加工を行ない、続いて第1主軸と第2
刃物台の工具とで後半の加工を行なう。これで1個のワ
ークの加工が完了するが、繰り返し加工を行なう場合に
は、最初の突っ切り加工からの工程を再び繰り返す。
【0036】一方、第2主軸側では、第1主軸側で前半
の加工が終了した時点でセットされている棒材の先端部
を突っ切り加工した後、第2主軸と第1刃物台の工具と
で前半の加工を行ない、第1主軸側で後半の加工が終了
した時点で第1刃物台を第2刃物台と交換して後半の加
工を行ない、1個のワークの加工を完了する。繰り返し
加工を行なう場合には、最初の突っ切り加工からの工程
を再び繰り返すのは、第1主軸側と同様である。
【0037】第2主軸に異常が発生してそれを使用でき
なくなったか、あるいは第2主軸を使用しないように設
定した場合は、図1の(b)に示す第1バックアップ加
工を行ない、第1主軸側のみで加工する。すなわち、突
っ切り加工後第1主軸と第1刃物台の工具とで前半の加
工を行ない、その後刃物台を第2刃物台に交換して後半
の加工を行なう。その後繰り返し加工する場合は、この
加工工程を繰り返し実行する。
【0038】第1主軸に異常が発生してそれを使用でき
なくなったか、あるいは第1主軸を使用しないように設
定した場合は、図1の(c)に示す第2バックアップ加
工を行ない、第2主軸側のみで加工する。すなわち、突
っ切り加工後第2主軸と第1刃物台の工具とで前半の加
工を行ない、その後刃物台を第2刃物台に交換して後半
の加工を行なう。その後繰り返し加工する場合は、この
加工工程を繰り返し実行する。
【0039】また、第1刃物台あるいは第2刃物台に異
常が発生するか、それを使用しないように設定した場合
でも、一方の刃物台だけで加工に必要な全ての工具を装
着できるか、あるいは図3に示した対向刃物台31など
の他の刃物台を使用して不足する工具を使用可能に装着
できる場合には、それらの使用可能な主軸と刃物台の組
み合わせによってバックアップ加工を行なうことが可能
である。
【0040】このように、使用可能な主軸及び刃物台に
より、バックアップ加工の工程を一義的に決めることが
できる。図1において丸付きの数字は、各工程
のプログラム番号を示し、同一番号の工程は同一のプロ
グラムによって制御する。この各プログラムについては
後述する。
【0041】図2は、このようなバックアップ加工を自
動的に行なえるようにしたNC旋盤の図4に示した制御
ユニットにおけるバックアップ加工に関係する部分のみ
を示す機能ブロック図である。
【0042】異常有無判断部Aは、異常の有無を判断す
る手段であり、この異常にはオペレータにより複数ある
主軸あるいは刃物台の一部が不使用に設定された場合も
含む。異常内容判別部Bは、異常有無判断部Aによって
異常ありと判断された場合に、その異常内容が、主軸か
刃物台に関する異常かどうか、そうであればどのバック
アップ加工が可能な異常かを判別する異常内容判別手段
である。これらは図4におけるシステム制御部40の機
能によって実現される。
【0043】通常加工プログラムCは、異常有無判断部
Aが異常なしと判断したとき、加工動作制御部53に対
して通常の加工で使用する主軸及び刃物台を使用して加
工を行なうように駆動部60を動作させる通常加工制御
手段としての加工プログラムであり、図4に示した加工
プログラム格納部48aに格納されている。
【0044】第1バックアップ加工プログラムD及び第
2バックアップ加工プログラムEは、異常有無判断部A
が異常ありと判断し、異常内容判別部Bが、通常の加工
で使用する主軸及び刃物台のうち複数有する方の一部が
使用不能になるか設定により不使用とされたことによる
異常であると判別したとき、加工動作制御部53に残り
の使用可能な主軸及び刃物台を使用して加工を行なうよ
うに駆動部60を動作させるバックアップ加工制御手段
としての加工プログラムであり、図4に示したバックア
ッププログラム格納部48bに格納されている。
【0045】この第1バックアップ加工プログラムDと
第2バックアップ加工プログラムEとは、使用可能な主
軸と刃物台の組み合わせによってそのプログラムの内容
が異なる。この例では、第1バックアップ加工プログラ
ムDは図1の(b)に示した第1バックアップ加工を行
なうためのプログラムであり、第2バックアップ加工プ
ログラムEは図1の(c)に示した第2バックアップ加
工を行なうためのプログラムである。
【0046】異常部切り離し処理プログラムFは、異常
が発生した部分に対して電源供給を遮断し、そこからの
検出信号は無視するように加工動作制御部53を介して
駆動部60を切り離し制御するためのプログラムであ
り、図4における加工プログラム処理部51又は加工プ
ログラムメモリ48のどこかに格納される。
【0047】異常処理プログラムGは、異常内容判別部
Bによって、異常内容が主軸又は刃物台に関するもので
はないか、あるいは主軸又は刃物台に関するものではあ
るがバックアッププログラムの容易がないものであると
判別されたとき、駆動部60への電源遮断等の異常処理
を加工動作制御部53に行なわせ、アラーム発生部Hに
アラームを発生させて、オペレータに異常発生を報知す
るためのプログラムであり、図4における加工プログラ
ムメモリ48のどこかに格納される。
【0048】この実施例に使用する各プログラムの格納
例を図5に示す。この実施例では、上述の異常有無判断
部Aで使用する異常有無判断プログラムと、異常内容判
別部Bで使用する異常内容判別プログラム及びバックア
ップ加工種類選定プログラムを、通常加工プログラムC
と共に、図4の加工プログラムメモリ48内の加工プロ
グラム格納部48aに格納する。
【0049】そして、第1バックアップ加工プログラム
D及び第2バックアップ加工プログラムEは、バックア
ッププログラム格納部48bに格納し、異常部切り離し
処理プログラムFは、加工プログラム処理部51に格納
する。
【0050】図6はこの実施例による加工処理のフロー
チャートである。加工を開始すると、まず異常があるか
否かを判断し、異常がなければ通常加工プログラムCに
より図1の(a)に示した通常加工を実行して2個のワ
ークを加工する。そして、繰り返しが設定されていれば
その通常加工による加工を繰り返し、繰り返しが設定さ
れていなければ処理を終了する。
【0051】異常があると判断した場合は、軸・刃物台
に関する異常か否かを判別し、そうでなければ電源遮断
及びアラーム発生等の異常処理を行なった後、処理を終
了して復帰を待つ。軸・刃物台に関する異常であると判
別すると、次いで使用可能な主軸及び刃物台の組み合わ
せに基づいてバックアップ加工の種類を判別し、バック
アップ加工プログラムの容易がない場合は、異常処理を
行なって処理を終了する。
【0052】その種類が第1バックアップ加工であると
判別すると、異常切り離し処理プログラムFによって前
述した異常切り離し処理を行なった後、第1バックアッ
プ加工プログラムDにより図1の(b)に示した第1バ
ックアップ加工を実行して1個のワークを加工し、繰り
返しが設定されていればこのプログラム第1バックアッ
プ加工を繰り返す。繰り返しが設定されていなければ処
理を終了する。
【0053】その種類が第2バックアップ加工であると
判別すると、異常切り離し処理プログラムFによって前
述した異常切り離し処理を行なった後、第2バックアッ
プ加工プログラムDにより図1の(c)に示した第2バ
ックアップ加工を実行して1個のワークを加工し、繰り
返しが設定されていればこのプログラム第2バックアッ
プ加工を繰り返す。繰り返しが設定されていなければ処
理を終了する。
【0054】次に、この発明の他の実施例を図7及び図
8によって説明する。この実施例では、バックアップ加
工専用のバックアップ加工プログラムを用意せずに、図
7に示すように通常加工プログラムを〜のプログラ
ム(それぞれ図1の〜の各工程を実行するプログラ
ム)に分け、そのとの間及びとの間に分岐
・ジャンプ用プログラムを入れ、通常加工時には全ての
プログラムを実行するが、バックアップ加工時にはBU
番号により実行できないプログラムをジヤンプすること
により、図1の(b)に示した第1バックアップ加工、
あるいは図1の(c)に示した第2バックアップ加工を
行なう。
【0055】図8はこの実施例による加工処理のフロー
チャートである。加工を開始すると、まず異常があるか
否かを判断し、異常がなければ通常加工を行なうためバ
ックアップ番号BUを「0」にし、第1主軸側で加工
プログラムを実行する。次いでBUの判別で「BU=
0」であるから、第1主軸側で加工プログラムを、第
2主軸側で加工プログラムをそれぞれ実行する。
【0056】その後のBUの判別でも「BU=0」であ
るから、第2主軸側で加工プログラムを実行する。こ
れによって図1の(a)に示した通常加工を実行して2
個のワークを加工する。そして、繰り返しが設定されて
いなければ処理を終了するが、繰り返しが設定されてい
れば再びBUを判別し、「BU=0」であるから、加
工プログラムの実行へ戻り、それ以後の処理を繰り返
す。
【0057】最初の異常の有無の判断で異常があると判
断した場合は、次に軸・刃物台に関する異常か否かを判
別し、そうでなければ電源遮断及びアラーム発生等の異
常処理を行なった後、処理を終了して復帰を待つ。軸・
刃物台に関する異常であると判別すると、次いで使用可
能な主軸及び刃物台の組み合わせに基づいてバックアッ
プ加工の種類を判別し、バックアップ加工の容易がない
場合は、異常処理を行なって処理を終了する。
【0058】第2主軸が使用できない場合は第1バック
アップ加工を行なえるのでBUを「1」にし、第1主軸
が使用できない場合は第2バックアップ加工を行なえる
のでBUを「2」にする。そして、BUを「1」にした
ときは第1主軸側で加工プログラムを実行し、次のB
Uの判別で「BU=1」であるから加工プログラムを
実行して、図1の(b)に示した第1バックアップ加工
による1個のワークの加工を完了する。その後、BUの
判別で「BU=1」であるから繰り返しの有無を判断
し、繰り返しが設定されていなければ処理を終了し、繰
り返しが設定されていれば加工プログラムの実行へ戻
り、それ以後の処理を繰り返す。
【0059】BUを「2」にしたときは、BUの判別へ
進んで、「BU=2」であるから第2主軸側で加工プ
ログラムを実行し、次のBUの判別でも「BU=2」で
あるから加工プログラムを実行して、図1の(c)に
示した第2バックアップ加工による1個のワークの加工
を完了する。そして、繰り返しが設定されていなければ
処理を終了するが、繰り返しが設定されていれば再びB
Uを判別し、「BU=2」であるから最初のBUの判別
へ戻り、それ以後の処理を繰り返す。このように、この
実施例によれば専用のバックアップ加工プログラムを用
意しなくても、前述の実施例と同等のバックアッブ加工
を行なうことができる。
【0060】以上の各実施例は、異常が発生した場合に
残りの使用できる主軸及び刃物台の組み合わせによって
一義的にバックアップ加工の種類をNC装置自体で決め
る場合の例を説明した。しかし、一義的にきめられない
場合もあるので、異常が発生した場合に、加工に使用す
る主軸,刃物台記録部の内容を読み出し、残った使用可
能な主軸及び刃物台と比較して、バックアップ加工に使
えるかどうかを判断し、その結果をディスプレイ43に
表示し、その表示からオペレータが選択してバックアッ
プ加工を行なわせるようにすることもできる。
【0061】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明のN
C旋盤による加工方法によれば、NC旋盤に異常が発生
して、複数ある主軸あるいは刃物台の一部が使用不能に
なるか、設定により不使用とされても、残りの使用可能
な主軸及び刃物台を使用してバックアップ加工により部
品の加工を行なうことができるので、可動率がゼロにな
るような事態を従来より大幅に減らすことができる。ま
た、少量生産時に段取りの手間を軽減したり、2主軸の
NC旋盤に対して材料の丸棒が1本しかないような場合
でも、加工を継続することができる。
【0062】また、この発明によるバックアップ加工可
能なNC旋盤によれば、異常(主軸あるいは刃物台の一
部が不使用と設定された場合も含む)が発生したとき、
残りの使用可能な主軸及び刃物台によって加工可能であ
れば、自動的にそれらを使用するバックアッブ加工がな
され、能率よくバックアップ加工を行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のNC旋盤による加工方法の実施例を
説明するための工程図である。
【図2】この発明によるバックアップ加工可能なNC旋
盤の制御ユニットにおけるこの発明に係わる部分のみを
示す機能ブロック図である。
【図3】この発明を実施するNC旋盤の一例を示す外観
斜視図である。
【図4】同じくそのNC旋盤の制御ユニットの構成を示
すブロック図である。
【図5】図2に示した実施例で使用する各プログラムの
格納例を示す図である。
【図6】同じく図2に示した実施例による加工処理のフ
ローチャートである。
【図7】この発明によるバックアップ加工可能なNC旋
盤の他の実施例における加工プログラム格納例を示す図
である。
【図8】同じくその実施例による加工処理のフローチャ
ートである。
【符号の説明】
10:ベッド 11A:第1主軸台 12A:第1
主軸用スピンドルモータ 13:刃物台ベース 14A:第1ガイドブッシュ 14B:第2ガイドブッシュ 15A,15B:ワー
ク 16A,16B,25:ガイドレール 17A:第1
刃物台 17B:第2刃物台 18A,18B:Y軸テーブル 19A,19B:X軸テーブル 20A:Y1軸用サ
ーボモータ 20B:Y2軸用サーボモータ 21A:X1軸用サ
ーボモータ 21B:X2軸用サーボモータ 22A,22B,2
4,32:工具 23:背面刃物台 26:背面主軸台ベース 2
7:背面主軸台 28:Y3軸用サーボモータ 29:Z3軸用サーボ
モータ 30:背面主軸用のスピンドルモータ 31:対向刃
物台 40:システム制御部 41:プログラム入力部
42a:キーボード 42b:スイツチ 43:ディスプレイ 44:操
作盤 45:入出力制御部 46:システム制御用プログラ
ムメモリ(ROM) 47:自動プログラミング部 48:加工プログラム
メモリ 48a:加工プログラム格納部 48b:バックアッ
ププログラム格納部 49:表示データ記憶部 50:RAM 51:加
工プログラム処理部 52:通信制御部 53:加工動作制御部 60:
駆動部 61:各軸モータのサーボ機構 62:各軸の制御駆
動部 63:各主軸のスピンドルモータ 64:スピンドル
モータ制御駆動部 65:各センサ 66:センサ入力部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主軸及び刃物台のうち少なくとも一方を
    複数有し、それらを互いに関連させて加工を行なうNC
    旋盤によって、 通常の加工で使用する前記主軸及び刃物台のうち複数有
    する方の一部が使用不能になるか設定により不使用とさ
    れたとき、残りの使用可能な主軸及び刃物台を使用する
    バックアツプ加工により加工することを特徴とするNC
    旋盤による加工方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のNC旋盤による加工方法
    において、前記使用可能な主軸及び刃物台により、前記
    バックアップ加工の工程を一義的に決めることを特徴と
    するNC旋盤による加工方法。
  3. 【請求項3】 主軸及び刃物台のうち少なくとも一方を
    複数有し、それらを互いに関連させて加工を行なうNC
    旋盤において、 前記主軸及び刃物台による加工動作を制御する加工動作
    制御手段と、 異常の有無を判断する異常有無判断手段と、 該手段が異常なしと判断したとき、前記加工動作制御部
    に通常の加工で使用する主軸及び刃物台を使用して加工
    を行なうように動作させる通常加工制御手段と、 前記異常有無判断手段が異常ありと判断したとき、その
    異常の内容を判別する異常内容判別手段と、 その判別結果が、前記通常の加工で使用する主軸及び刃
    物台のうち複数有する方の一部が使用不能になるか設定
    により不使用とされたことによる異常であったとき、前
    記加工動作制御部を残りの使用可能な主軸及び刃物台を
    使用して加工を行なうように動作させるバックアップ加
    工制御手段とを設けたことを特徴とするバックアツプ加
    工可能なNC旋盤。
  4. 【請求項4】 前記バックアップ加工制御手段が、残り
    の使用可能な主軸及び刃物台の組み合わせにより選択さ
    れる複数のバックアッ加工プログラムを有することを特
    徴とする請求項3記載のバックアツプ加工可能なNC旋
    盤。
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