JPH03221024A - 内視鏡用保護装置 - Google Patents
内視鏡用保護装置Info
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- JPH03221024A JPH03221024A JP2016154A JP1615490A JPH03221024A JP H03221024 A JPH03221024 A JP H03221024A JP 2016154 A JP2016154 A JP 2016154A JP 1615490 A JP1615490 A JP 1615490A JP H03221024 A JPH03221024 A JP H03221024A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、内視鏡の挿入部および先端構成部が体液等
によって汚染されるのを防止するための内視鏡用保護装
置に関する。
によって汚染されるのを防止するための内視鏡用保護装
置に関する。
[従来の技術]
従来、人体内の観察等に用いられる内視鏡においては、
人体内に挿入される先端構成部および挿入部に体液等が
付着するのを防止するために、保護装置が用いられてい
る。この保護装置は、内視鏡の先端構成部および挿入部
を保護チューブに挿入するようにしたものであり、先端
構成部および挿入部を保護チューブに挿入した状態で人
体内に挿入される。内視鏡の使用後は保護チューブが取
り外され、新たな保護チューブと交換される。したがっ
て、先端構成部および挿入部が体液等によって汚染され
るのを防止することができ、それらを洗浄する必要がな
い。よって、洗浄の手間を省くことができる。
人体内に挿入される先端構成部および挿入部に体液等が
付着するのを防止するために、保護装置が用いられてい
る。この保護装置は、内視鏡の先端構成部および挿入部
を保護チューブに挿入するようにしたものであり、先端
構成部および挿入部を保護チューブに挿入した状態で人
体内に挿入される。内視鏡の使用後は保護チューブが取
り外され、新たな保護チューブと交換される。したがっ
て、先端構成部および挿入部が体液等によって汚染され
るのを防止することができ、それらを洗浄する必要がな
い。よって、洗浄の手間を省くことができる。
ところが、そのような保護チューブを用いた保護装置に
おいては、先端構成部から出射された照明光が保護チュ
ーブの底部と先端構成部の先端面との間で反射を繰り返
して観察用窓に入射し、いわゆるハレーションを引き起
こすため、非常に観察しにくくなるという問題があった
。
おいては、先端構成部から出射された照明光が保護チュ
ーブの底部と先端構成部の先端面との間で反射を繰り返
して観察用窓に入射し、いわゆるハレーションを引き起
こすため、非常に観察しにくくなるという問題があった
。
このような問題を解消し得るものとして、実公昭63−
332’09号公報に記載のものがある。
332’09号公報に記載のものがある。
この公報に記載の保護装置は、第16図に示すように、
先端構成部1の先端面で照明光用窓2と観察用窓3との
間の箇所に突出部4を形成したものであり、照明光用窓
2から出射された照明光は保護チューブ5の底部5aに
よって反射されて観察用窓3側へ向かう際に突出部4に
よって遮られる。
先端構成部1の先端面で照明光用窓2と観察用窓3との
間の箇所に突出部4を形成したものであり、照明光用窓
2から出射された照明光は保護チューブ5の底部5aに
よって反射されて観察用窓3側へ向かう際に突出部4に
よって遮られる。
したかって、照明光か観察用窓3に入射することがない
。
。
上記の保護装置において、照明光か保護チューブ5の底
部5aと先端構成部1の先端面との間で反射して観察用
窓3に入射するのを防止するためには、保護チューブ5
の底部5aを突出部4に必ず接触させる必要がある。そ
こで、上記の保護装置においては、保護チューブ5の底
部5aを張った状態で突出部4に接触させ、その状態で
保護チューブ5の底部5a側端部を締結バンド6によっ
て先端構成部lの外周に固定している。
部5aと先端構成部1の先端面との間で反射して観察用
窓3に入射するのを防止するためには、保護チューブ5
の底部5aを突出部4に必ず接触させる必要がある。そ
こで、上記の保護装置においては、保護チューブ5の底
部5aを張った状態で突出部4に接触させ、その状態で
保護チューブ5の底部5a側端部を締結バンド6によっ
て先端構成部lの外周に固定している。
[発明が解決しようとする課題]
ところが、締結バンド6を用いた場合には、次のような
問題があった。
問題があった。
すなわち、締結バンド6が保護チューブ5に対して外周
側に突出していると、先端構成部lおよび挿入部7を人
体内に挿入または脱出する際に、締結ハンド6が人体に
接触するため、挿入腕が行いにくくなるのみならず、締
結バンド6が人体を傷付けるおそれがある。さらに、締
結バンド6は挿入部7の出し入れによって外れるおそれ
があり、人体内に異物として残留するおそれがある。
側に突出していると、先端構成部lおよび挿入部7を人
体内に挿入または脱出する際に、締結ハンド6が人体に
接触するため、挿入腕が行いにくくなるのみならず、締
結バンド6が人体を傷付けるおそれがある。さらに、締
結バンド6は挿入部7の出し入れによって外れるおそれ
があり、人体内に異物として残留するおそれがある。
そこで、上記の保護装置においては、先端構成部lの外
周に環状の溝8を形成し、この溝8に締結バンド6を入
り込ませることにより、締結バンド6が突出するのを防
止している。しかし、溝8を形成すると、先端構成部1
の強度が低下してしまう。特に、直径が2mm程度であ
る小径内視鏡においては強度低下が著しく、先端構成部
1が溝8から折損するおそれがある。
周に環状の溝8を形成し、この溝8に締結バンド6を入
り込ませることにより、締結バンド6が突出するのを防
止している。しかし、溝8を形成すると、先端構成部1
の強度が低下してしまう。特に、直径が2mm程度であ
る小径内視鏡においては強度低下が著しく、先端構成部
1が溝8から折損するおそれがある。
この発明は、上記問題を解決するためになされたもので
、ハレーションを防止することができるのは勿論のこと
、締結バンド等によって保護チューブを先端構成部に固
定する必要かなく、したかって先端構成部および挿入部
を人体に傷付けることなく容易に挿入腕することかでき
、しかも先端構成部が強度低下を来たしたり、あるいは
人体内に異物を残留させるおそれのない内視鏡用保護装
置を提供することを目的とする。
、ハレーションを防止することができるのは勿論のこと
、締結バンド等によって保護チューブを先端構成部に固
定する必要かなく、したかって先端構成部および挿入部
を人体に傷付けることなく容易に挿入腕することかでき
、しかも先端構成部が強度低下を来たしたり、あるいは
人体内に異物を残留させるおそれのない内視鏡用保護装
置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
この発明は、上記の目的を達成するために、底部を有す
る保護チューブに、照明光用窓および観察窓が隣接して
形成された先端構成部とこの先端部に続く挿入部とが挿
入されてなる内視鏡用保護装置において、前記照明光用
窓と前記観察用窓との間において互いに対向する先端構
成部の外面と保護チューブの内面とに互いに嵌まり合う
凹部と凸部とを形成し、しかも凸部を不透明部材によっ
て形成したことを特徴とするものである。
る保護チューブに、照明光用窓および観察窓が隣接して
形成された先端構成部とこの先端部に続く挿入部とが挿
入されてなる内視鏡用保護装置において、前記照明光用
窓と前記観察用窓との間において互いに対向する先端構
成部の外面と保護チューブの内面とに互いに嵌まり合う
凹部と凸部とを形成し、しかも凸部を不透明部材によっ
て形成したことを特徴とするものである。
[作用]
照明光用窓から出射され、保護チューブの底部と先端構
成部の先端面との間を反射して観察用窓に向かう照明光
(以下、反射光という)は、照明光用窓と観察用窓との
間において凹凸嵌合する凸部によって遮られる。したが
って、反射光が観察用窓に達することはない。
成部の先端面との間を反射して観察用窓に向かう照明光
(以下、反射光という)は、照明光用窓と観察用窓との
間において凹凸嵌合する凸部によって遮られる。したが
って、反射光が観察用窓に達することはない。
また、凹部と凸部とが保護チューブの長手方向に所定の
長さをもって嵌合しているので、保護チューブの底部が
先端構成部の先端面に接触していなくとも反射光が観察
窓に達するのを防止することができ、保護チューブの底
部と先端構成部の先端面との間には若干の隙間があって
も差し支えない。つまり、保護チューブについては、そ
れを張った状態で底部を先端構成部の先端面に接触させ
る必要がない。したがって、保護チューブの底部側端部
を先端構成部または挿入部の先端部に締結バンドを用い
て固定する必要がなく、保護チューブの開口部側端部を
人体に挿入されることのない挿入部の基端部もしくは操
作基体に固定すれば事足りる。
長さをもって嵌合しているので、保護チューブの底部が
先端構成部の先端面に接触していなくとも反射光が観察
窓に達するのを防止することができ、保護チューブの底
部と先端構成部の先端面との間には若干の隙間があって
も差し支えない。つまり、保護チューブについては、そ
れを張った状態で底部を先端構成部の先端面に接触させ
る必要がない。したがって、保護チューブの底部側端部
を先端構成部または挿入部の先端部に締結バンドを用い
て固定する必要がなく、保護チューブの開口部側端部を
人体に挿入されることのない挿入部の基端部もしくは操
作基体に固定すれば事足りる。
[実施例]
以下、この発明の実施例について第1図ないし第15図
を参照して説明する。
を参照して説明する。
第1図および第2図はこの発明の一実施例を示すもので
ある。これらの図において、符号11は挿入部である。
ある。これらの図において、符号11は挿入部である。
この挿入部11は、柔軟性を有する筒状に形成されてお
り、その基端部が操作基体(図示せず)に取り付けられ
ている。一方、挿入部11の先端部には、先端構成部1
2が取り付けられている。なお、挿入部11としては、
硬質のものが用いられることもある。
り、その基端部が操作基体(図示せず)に取り付けられ
ている。一方、挿入部11の先端部には、先端構成部1
2が取り付けられている。なお、挿入部11としては、
硬質のものが用いられることもある。
先端構成部12の先端面13には、断面円形の突出部1
4.15がそれぞれ形成されている。
4.15がそれぞれ形成されている。
方の突出部14の先端面中央部には、照明光用窓■6か
開口している。この照明光用窓16は、光ファイバの束
からなるライトガイド17を介して光源装置(図示せず
)に接続されており、光源装置からライトガイド17を
介して供給された照明光が照明光用窓16から前方へ照
射されるようになっている。なお、符号18はライトガ
イド17を保護するためのカバーガラスである。このカ
バーガラス18については、それに代えて集光または拡
散用レンズが用いられることもあり、省略されることも
ある。
開口している。この照明光用窓16は、光ファイバの束
からなるライトガイド17を介して光源装置(図示せず
)に接続されており、光源装置からライトガイド17を
介して供給された照明光が照明光用窓16から前方へ照
射されるようになっている。なお、符号18はライトガ
イド17を保護するためのカバーガラスである。このカ
バーガラス18については、それに代えて集光または拡
散用レンズが用いられることもあり、省略されることも
ある。
他方の突出部15の先端面中央部には、観察用窓19が
開口している。この観察用窓19は、対物レンズ20.
21および光ファイバの束からなるイメージガイド22
を介して操作基体に設けられた接眼部(図示せず)に光
学的に接続されており、観察用窓19から入射される像
を接眼部で観察することができるようになっている。な
お、符号23は対物レンズを保護するためのカバーガラ
スである。このカバーガラス23についても省略される
ことがある。
開口している。この観察用窓19は、対物レンズ20.
21および光ファイバの束からなるイメージガイド22
を介して操作基体に設けられた接眼部(図示せず)に光
学的に接続されており、観察用窓19から入射される像
を接眼部で観察することができるようになっている。な
お、符号23は対物レンズを保護するためのカバーガラ
スである。このカバーガラス23についても省略される
ことがある。
上記の挿入部11および先端構成部12は、保護チュー
ブ24の内部に挿入されている。保護チューブ24は、
筒部25と、この筒部25の一端部を閉塞する底板26
とを備えている。筒部25は、この場合柔軟性を有する
透明な樹脂から形成されており、内径が挿入部11およ
び先端構成部12の外径より若干大径に形成され、また
その肉厚は0.1m mもしくはそれ以下の薄肉に形成
されている。勿論、筒部25については、伸縮性を有す
るものであれば、挿入部11より大径にする必要はなく
、また厚さもQ、l mm以上のものでもよい。
ブ24の内部に挿入されている。保護チューブ24は、
筒部25と、この筒部25の一端部を閉塞する底板26
とを備えている。筒部25は、この場合柔軟性を有する
透明な樹脂から形成されており、内径が挿入部11およ
び先端構成部12の外径より若干大径に形成され、また
その肉厚は0.1m mもしくはそれ以下の薄肉に形成
されている。勿論、筒部25については、伸縮性を有す
るものであれば、挿入部11より大径にする必要はなく
、また厚さもQ、l mm以上のものでもよい。
このように構成された筒部25の内部には、先端構成部
12の先端面13が底部26に突き当たるまで先端構成
部12および挿入部11が挿入され、筒部25の開口側
端部が挿入部11の基端部または操作基体に締結バンド
(図示せず)等によって固定されている。
12の先端面13が底部26に突き当たるまで先端構成
部12および挿入部11が挿入され、筒部25の開口側
端部が挿入部11の基端部または操作基体に締結バンド
(図示せず)等によって固定されている。
一方、底板26は、黒色等の暗色で不透明な硬質コム等
の樹脂からなるものであり、円板状に形成されている。
の樹脂からなるものであり、円板状に形成されている。
そして、底板26はその外径が筒部25の内径とほぼ同
一に形成されており、筒部25の一端部内周面に接着等
によって固定されている。また、底板26の上記突出部
14.15と対向する部分には、突出部14.15とほ
ぼ同一径または若干大径の貫通孔27.28がそれぞれ
形成されている。各貫通孔27.28の外側の端部には
、透明なガラスまたは硬質樹脂からなる保護部材29.
30がそれぞれ固定されている。
一に形成されており、筒部25の一端部内周面に接着等
によって固定されている。また、底板26の上記突出部
14.15と対向する部分には、突出部14.15とほ
ぼ同一径または若干大径の貫通孔27.28がそれぞれ
形成されている。各貫通孔27.28の外側の端部には
、透明なガラスまたは硬質樹脂からなる保護部材29.
30がそれぞれ固定されている。
このように構成された底板26において、その貫通孔2
7.28には、突出部14.15が保護部材29.30
に突き当たるまでそれぞれ挿入される。この状態におい
ては、底板26の貫通孔27.28間に位置する部分が
突出部14.15間に入り込む。この点から明らかなよ
うに、底板26の貫通孔29.30間に位置する部分が
凸部31となり、先端構成部12の先端面13と突出部
14.15とによって囲まれる部分が凹部32になって
いる。
7.28には、突出部14.15が保護部材29.30
に突き当たるまでそれぞれ挿入される。この状態におい
ては、底板26の貫通孔27.28間に位置する部分が
突出部14.15間に入り込む。この点から明らかなよ
うに、底板26の貫通孔29.30間に位置する部分が
凸部31となり、先端構成部12の先端面13と突出部
14.15とによって囲まれる部分が凹部32になって
いる。
上記のように構成された内視鏡用保護装置においては、
照明光用窓16から出射され、保護部材29によって反
射されて観察用窓19に向かう反射光は、凸部31に当
たる。この場合、凸部31が不透明な部材で形成されて
いるから、反射光は凸部31によって確実に遮断される
。したがって、反射光が観察用窓19に入射することが
なく、ハレーションを防止することがでる。よって、観
察を明瞭な状態で行うことができる。
照明光用窓16から出射され、保護部材29によって反
射されて観察用窓19に向かう反射光は、凸部31に当
たる。この場合、凸部31が不透明な部材で形成されて
いるから、反射光は凸部31によって確実に遮断される
。したがって、反射光が観察用窓19に入射することが
なく、ハレーションを防止することがでる。よって、観
察を明瞭な状態で行うことができる。
また、凸部31が凹部32に対して保護チューブ24の
長手方向に入り込んでいるから、保護チューブ24の筒
部25の使用中における伸ひ、あるいは保護チューブ2
4の挿入部11先端側への若干の位置ずれ等により、底
板26の保護部材2930が突出部14.15の先端面
から離間したとしても、反射光か観察窓19に入射する
のを確実に防止することができる。したがって、筒部2
5の底板26例の端部を締結バントによって先端構成部
12の外周面に固定する必要がない。よって、先端構成
部12および挿入部11を人体内に容易に挿脱すること
かでき、また締結バンドによる人体に対する損傷を防止
することかできる。
長手方向に入り込んでいるから、保護チューブ24の筒
部25の使用中における伸ひ、あるいは保護チューブ2
4の挿入部11先端側への若干の位置ずれ等により、底
板26の保護部材2930が突出部14.15の先端面
から離間したとしても、反射光か観察窓19に入射する
のを確実に防止することができる。したがって、筒部2
5の底板26例の端部を締結バントによって先端構成部
12の外周面に固定する必要がない。よって、先端構成
部12および挿入部11を人体内に容易に挿脱すること
かでき、また締結バンドによる人体に対する損傷を防止
することかできる。
さらに、締結バンド等が不要であるから、人体内に異物
として残留するおそれかないのは勿論のこと、それ用の
環状溝を先端構成部12の外周面に形成する必要がない
。したがって、先端構成部12の強度が低下することが
なく、その折損を防止することができる。
として残留するおそれかないのは勿論のこと、それ用の
環状溝を先端構成部12の外周面に形成する必要がない
。したがって、先端構成部12の強度が低下することが
なく、その折損を防止することができる。
次に、この発明の他の実施例について説明する。
なお、上記実施例と同様な構成部分には同一符号を付し
てその説明を省略する。また、以下の実施例においても
上記実施例と同様な効果が得られるのは勿論である。
てその説明を省略する。また、以下の実施例においても
上記実施例と同様な効果が得られるのは勿論である。
第3図に示す保護装置は、保護チューブ24の筒部25
を底付きにしたものであり、底板26は筒部25の底部
分25aに接着等によって固定されている。この実施例
においては、底部分25aが上記実施例における保護部
材29.30の機能を果すので、保護部材が設けられて
いない。
を底付きにしたものであり、底板26は筒部25の底部
分25aに接着等によって固定されている。この実施例
においては、底部分25aが上記実施例における保護部
材29.30の機能を果すので、保護部材が設けられて
いない。
第4図および第5図に示す保護装置は、観察用窓19が
開口する突出部15だけを形成したものであり、突出部
15の外周面と先端面13とによって凹部32が形成さ
れている。この場合にも、照明光用窓から出射され、筒
部25の底部分25aによって反射された反射光は、凸
部31によって観察用窓19へ至るのを阻止される。
開口する突出部15だけを形成したものであり、突出部
15の外周面と先端面13とによって凹部32が形成さ
れている。この場合にも、照明光用窓から出射され、筒
部25の底部分25aによって反射された反射光は、凸
部31によって観察用窓19へ至るのを阻止される。
なお、この実施例とは逆に、照明光用窓が開口する突出
部だけを形成するようにしてもよいことは勿論である。
部だけを形成するようにしてもよいことは勿論である。
第6図および第7図に示す保護装置は、突出部15を先
端面13のほぼ半分の大きさにしたものであり、これに
対応して底板26か先端面1.3の突出部15以外の部
分の大きさとほぼ同一になされている。
端面13のほぼ半分の大きさにしたものであり、これに
対応して底板26か先端面1.3の突出部15以外の部
分の大きさとほぼ同一になされている。
第8図および第9図に示す保護装置は、先端構成部12
の先端面13の中央部に照明光用窓16と観察用窓19
との間を通って延びる溝(凹部)33を形成する一方、
筒部25の底部分25Hに溝33に入り込む遮蔽部材(
凸部)34を設けたものである。勿論、遮蔽部材34は
不透明な材質からなるものであり、その表面は黒色等の
暗色に彩られている。
の先端面13の中央部に照明光用窓16と観察用窓19
との間を通って延びる溝(凹部)33を形成する一方、
筒部25の底部分25Hに溝33に入り込む遮蔽部材(
凸部)34を設けたものである。勿論、遮蔽部材34は
不透明な材質からなるものであり、その表面は黒色等の
暗色に彩られている。
第10図および第11図に示す保護装置は、先端構成部
12の先端面に、照明光用窓16を囲む環状溝(凹部)
35と、観察用窓19を囲む環状溝(凹部)36とをそ
れぞれ形成する一方、筒部25の底部分25aに各環状
溝35.36に入り込む筒部材37.38をそれぞれ設
けたものである。
12の先端面に、照明光用窓16を囲む環状溝(凹部)
35と、観察用窓19を囲む環状溝(凹部)36とをそ
れぞれ形成する一方、筒部25の底部分25aに各環状
溝35.36に入り込む筒部材37.38をそれぞれ設
けたものである。
なお、環状溝36および筒部材37の組と、環状溝36
および筒部材38の組とのいずれか一方の組だけを設け
てもよい。
および筒部材38の組とのいずれか一方の組だけを設け
てもよい。
第12図および第13図に示す保護装置は、観察用窓1
9を先端構成部12の中央部に配置するとともに、照明
光用窓16を観察用窓19を囲むよう環状に形成したも
のであり、それに対応して、先端構成部12の先端面1
3には、観察用窓19と照明光用窓16との間を環状に
延びる環状溝(凹部)39が形成され、この環状溝39
に入り込むリング部材(凸部)40か筒部25の底部分
25aに固定されている。
9を先端構成部12の中央部に配置するとともに、照明
光用窓16を観察用窓19を囲むよう環状に形成したも
のであり、それに対応して、先端構成部12の先端面1
3には、観察用窓19と照明光用窓16との間を環状に
延びる環状溝(凹部)39が形成され、この環状溝39
に入り込むリング部材(凸部)40か筒部25の底部分
25aに固定されている。
また、上記の各実施例は、直視用のものであったが、こ
の発明は側視用の内視鏡にも適用することができる。
の発明は側視用の内視鏡にも適用することができる。
すなわち、第14図(A)、(B)、(C)に示す実施
例においては、内視鏡の先端構成部12の外周面に挿入
部11の長手方向と直交する方向を向く平坦面41が形
成されている。この平坦面41には、照明光用窓16と
観察用窓19とが挿入部11の長手方向と直交する方向
に互いに離間して形成されるとともに、これら照明充用
窓16と観察用窓19との間を挿入部11の長平方向に
延びる凹部42が形成されている。なお、符号43はプ
リズムである。
例においては、内視鏡の先端構成部12の外周面に挿入
部11の長手方向と直交する方向を向く平坦面41が形
成されている。この平坦面41には、照明光用窓16と
観察用窓19とが挿入部11の長手方向と直交する方向
に互いに離間して形成されるとともに、これら照明充用
窓16と観察用窓19との間を挿入部11の長平方向に
延びる凹部42が形成されている。なお、符号43はプ
リズムである。
一方、保護チューブ24は、先端構成部12および挿入
部11に適合した形状に形成されており、上記凹部42
と対向する内面には、遮蔽部材(凸部)44か設けられ
ている。そして、保護チューブ24の内部には、先端構
成部12および挿入部11が挿入され、挿入した状態に
おいては、遮蔽部材44が凹部42に入り込む。
部11に適合した形状に形成されており、上記凹部42
と対向する内面には、遮蔽部材(凸部)44か設けられ
ている。そして、保護チューブ24の内部には、先端構
成部12および挿入部11が挿入され、挿入した状態に
おいては、遮蔽部材44が凹部42に入り込む。
また、第15図(A)、(B)、(C)に示すこの発明
を側視用内視鏡に適用した他の実施例を示すものであり
、この実施例においては、平坦面41に2つの突出部4
6.47がそれぞれ形成されている。一方の突出部46
の先端面には、照明光用窓16が開口しており、他方の
突出部47には観察用窓19が開口している。したがっ
て、平坦面41と2つの突出部46.47とによって囲
まれる部分が凹部48となっている。
を側視用内視鏡に適用した他の実施例を示すものであり
、この実施例においては、平坦面41に2つの突出部4
6.47がそれぞれ形成されている。一方の突出部46
の先端面には、照明光用窓16が開口しており、他方の
突出部47には観察用窓19が開口している。したがっ
て、平坦面41と2つの突出部46.47とによって囲
まれる部分が凹部48となっている。
保護チューブ24は、弾性に富む材質からなるものであ
り、その内径が先端構成部12および挿入部11の内径
と同等またはそれよりも若干小径に形成されている。ま
た、保護チューブ24の平坦面41と対向する内周面に
は、3つの遮蔽部材49.50.51が固定されている
。3つの遮蔽部材のうち遮蔽部材50は、保護チューブ
24内に先端構成部12および挿入部11を挿入した際
に、2つの突出部4,6.47の間の凹部48に入り込
むように配置されている。したがって、反射光が観察窓
19に入射するのを主として防止するのは、遮蔽部材5
0てあり、他の遮蔽部材49゜51については設けなく
ともよい。ただし、遮蔽部材50を含め、遮蔽部材49
.51は、平坦面41に接触した状態においては、保護
チューブ24の内周面が断面円形になるように形成され
ており、保護チューブ24の形状を保持する機能をも果
している。
り、その内径が先端構成部12および挿入部11の内径
と同等またはそれよりも若干小径に形成されている。ま
た、保護チューブ24の平坦面41と対向する内周面に
は、3つの遮蔽部材49.50.51が固定されている
。3つの遮蔽部材のうち遮蔽部材50は、保護チューブ
24内に先端構成部12および挿入部11を挿入した際
に、2つの突出部4,6.47の間の凹部48に入り込
むように配置されている。したがって、反射光が観察窓
19に入射するのを主として防止するのは、遮蔽部材5
0てあり、他の遮蔽部材49゜51については設けなく
ともよい。ただし、遮蔽部材50を含め、遮蔽部材49
.51は、平坦面41に接触した状態においては、保護
チューブ24の内周面が断面円形になるように形成され
ており、保護チューブ24の形状を保持する機能をも果
している。
なお、上記の実施例においては、鉗子チャンネル等の部
材を省略しであるが、それらのものがあってもよいこと
は勿論である(特開昭61−179128号公報参照)
。
材を省略しであるが、それらのものがあってもよいこと
は勿論である(特開昭61−179128号公報参照)
。
また、上記の実施例においては、照明光用窓と観察用窓
とをそれぞれ1個宛形成しているが、少なくとも一方を
複数個形成してもよい。その場合には、照明光用窓と観
察窓との各間に凹部と凸部とを形成すればよい。
とをそれぞれ1個宛形成しているが、少なくとも一方を
複数個形成してもよい。その場合には、照明光用窓と観
察窓との各間に凹部と凸部とを形成すればよい。
[発明の効果]
以上説明したように、この発明の内視鏡用保護装置によ
れば、照明充用窓と観察用窓との間において互いに対向
する先端構成部の外面と保護チューブの内面とに互いに
嵌まり合う凹部と凸部とを形成し、しかも凸部を不透明
部材によって形成したものであるから、ハレーションを
防止することができるのは勿論のこと、保護チューブを
締結バンド等によって先端構成部に固定する必要がない
から、先端構成部および挿入部を人体に傷付けることな
く容易に挿入腕することができ、さらに保護バンド等が
異物として人体内に残留するのを防止することができ、
また先端構成部の強度低下を防止してその折損を防止す
ることができる等の効果が得られる。
れば、照明充用窓と観察用窓との間において互いに対向
する先端構成部の外面と保護チューブの内面とに互いに
嵌まり合う凹部と凸部とを形成し、しかも凸部を不透明
部材によって形成したものであるから、ハレーションを
防止することができるのは勿論のこと、保護チューブを
締結バンド等によって先端構成部に固定する必要がない
から、先端構成部および挿入部を人体に傷付けることな
く容易に挿入腕することができ、さらに保護バンド等が
異物として人体内に残留するのを防止することができ、
また先端構成部の強度低下を防止してその折損を防止す
ることができる等の効果が得られる。
第1図および第2図はこの発明の一実施例を示すもので
、第1図はその要部を示す縦断側面図、第2図は底板お
よび内視鏡の先端部を示す斜視図、第3図はこの発明の
他の実施例を示す第1図と同様の図、第4図および第5
図はこの発明のさらに他の実施例を示すもので、第4図
はその要部の縦断側面図、第5図は内視鏡の先端部を示
す斜視図、第6図および第7図、第8図および第9図、
第1O図および第11図、並びに第12図および第13
図はこの発明の別の実施例を示すもので、第6図、第8
図、第10図および第12図はそれぞれ第4図と同様の
図、第7図、第9図、第11図および第13図はそれぞ
れ第5図と同様の図、第14図(A)、(B)、(C)
はこの発明を側視用内視鏡に適用した実施例を示すもの
で、第14図(A)は内視鏡の先端側端部を示す平面図
、第14図(B)は第14図(A)のB−B矢視断面図
、第14図(C)は第14図(B)のC−C矢視断面図
、第15図(A)、(B)、(C)はこの発明を側視用
内視鏡に適用した他の実施例を示すもので、第15図(
A−)は内視鏡の先端側端部を示す平面図、第15図(
B)は保護チューブの側断面図、第15図(C)は内視
鏡に保護チューブを装着した状態で示す側断面図、第1
6図は従来の内視鏡用保護装置の要部を示す断面図であ
る。 11・挿入部、12・・・先端構成部、13・・・先端
面(外面)、16・・・照明光用窓、19・・・観察用
窓、24・・・保護チューブ、31・凸部、32・・凹
部、33・・・溝(凹部)、34・・・遮蔽部材(凸部
)、35.36−・環状溝(凹部)、37.38・・・
筒部材(凸部)、39・・環状溝(凹部)、40・・リ
ング部材(凸部)、42・・・凹部、44・・・遮蔽部
材(凸部)、48・・凹部、50・・・遮蔽部・材(凸
部)。
、第1図はその要部を示す縦断側面図、第2図は底板お
よび内視鏡の先端部を示す斜視図、第3図はこの発明の
他の実施例を示す第1図と同様の図、第4図および第5
図はこの発明のさらに他の実施例を示すもので、第4図
はその要部の縦断側面図、第5図は内視鏡の先端部を示
す斜視図、第6図および第7図、第8図および第9図、
第1O図および第11図、並びに第12図および第13
図はこの発明の別の実施例を示すもので、第6図、第8
図、第10図および第12図はそれぞれ第4図と同様の
図、第7図、第9図、第11図および第13図はそれぞ
れ第5図と同様の図、第14図(A)、(B)、(C)
はこの発明を側視用内視鏡に適用した実施例を示すもの
で、第14図(A)は内視鏡の先端側端部を示す平面図
、第14図(B)は第14図(A)のB−B矢視断面図
、第14図(C)は第14図(B)のC−C矢視断面図
、第15図(A)、(B)、(C)はこの発明を側視用
内視鏡に適用した他の実施例を示すもので、第15図(
A−)は内視鏡の先端側端部を示す平面図、第15図(
B)は保護チューブの側断面図、第15図(C)は内視
鏡に保護チューブを装着した状態で示す側断面図、第1
6図は従来の内視鏡用保護装置の要部を示す断面図であ
る。 11・挿入部、12・・・先端構成部、13・・・先端
面(外面)、16・・・照明光用窓、19・・・観察用
窓、24・・・保護チューブ、31・凸部、32・・凹
部、33・・・溝(凹部)、34・・・遮蔽部材(凸部
)、35.36−・環状溝(凹部)、37.38・・・
筒部材(凸部)、39・・環状溝(凹部)、40・・リ
ング部材(凸部)、42・・・凹部、44・・・遮蔽部
材(凸部)、48・・凹部、50・・・遮蔽部・材(凸
部)。
Claims (1)
- 底部を有する保護チューブに、照明光用窓および観察用
窓が隣接して形成された先端構成部とこの先端部に続く
挿入部とが挿入されてなる内視鏡用保護装置において、
前記照明光用窓と前記観察用窓との間において互いに対
向する先端構成部の外面と保護チューブの内面とに互い
に嵌まり合う凹部と凸部とを形成し、しかも凸部を不透
明部材によって形成したことを特徴とする内視鏡用保護
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016154A JP2832851B2 (ja) | 1990-01-29 | 1990-01-29 | 内視鏡用保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016154A JP2832851B2 (ja) | 1990-01-29 | 1990-01-29 | 内視鏡用保護装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03221024A true JPH03221024A (ja) | 1991-09-30 |
JP2832851B2 JP2832851B2 (ja) | 1998-12-09 |
Family
ID=11908590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016154A Expired - Lifetime JP2832851B2 (ja) | 1990-01-29 | 1990-01-29 | 内視鏡用保護装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2832851B2 (ja) |
Cited By (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5458132A (en) * | 1993-03-15 | 1995-10-17 | Olympus Optical Co., Ltd. | Endoscope cover-sheathed endoscope system |
US5458133A (en) * | 1993-03-15 | 1995-10-17 | Olympus Optical Co., Ltd. | Cover type endoscope apparatus |
US5460167A (en) * | 1993-03-04 | 1995-10-24 | Olympus Optical Co., Ltd. | Endoscope cover with channel |
US5460166A (en) * | 1993-03-11 | 1995-10-24 | Olympus Optical, Ltd. | Endoscope of an endoscope cover system wherein, at the time of the maximum curvature, a fluid tube path will be curved as twisted so as to move to the side on which the radius of curvature will become larger |
JPH0871032A (ja) * | 1994-09-09 | 1996-03-19 | Olympus Optical Co Ltd | 側視型カバー式内視鏡 |
US5514074A (en) * | 1993-02-12 | 1996-05-07 | Olympus Optical Co., Ltd. | Endoscope apparatus of an endoscope cover system for preventing buckling of an endoscope cover |
US5536236A (en) * | 1993-02-12 | 1996-07-16 | Olympus Optical Co., Ltd. | Covered endoscope system |
US5536235A (en) * | 1993-02-09 | 1996-07-16 | Olympus Optical Co., Ltd. | Endoscope apparatus of endoscope cover type |
US5538496A (en) * | 1993-02-01 | 1996-07-23 | Olympus Optical Co., Ltd. | Endoscope cover type endoscope |
US5556367A (en) * | 1993-03-05 | 1996-09-17 | Olympus Optical Co., Ltd. | Cover type endoscope apparatus |
US5562602A (en) * | 1993-03-15 | 1996-10-08 | Olympus Optical Co., Ltd. | Insert cover portion of endoscope cover, insert cover portion having channels of endoscope cover, endoscope-cover-type endoscope, endoscope-cover-system endoscope and endoscope apparatus |
US5575752A (en) * | 1993-02-19 | 1996-11-19 | Olympus Optical Co., Ltd. | Endoscope system, cover type endoscope unit, channeled cover type endoscope unit, holding tool in endoscope system, and housing member of cover type endoscope unit |
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US5688221A (en) * | 1993-02-12 | 1997-11-18 | Olympus Optical Co., Ltd. | Endoscope cover for endoscope system having uniform flexibility |
US5695450A (en) * | 1993-03-05 | 1997-12-09 | Olympus Optical Co., Ltd. | Cover-type endoscope apparatus |
US5697887A (en) * | 1993-02-23 | 1997-12-16 | Olympus Optical Co., Ltd. | Endoscope cover apparatus for use with cover-type endoscope and endoscope cover holding apparatus |
US5733243A (en) * | 1993-02-12 | 1998-03-31 | Olympus Optical Co., Ltd. | Endoscope apparatus of an endoscope cover system for preventing buckling of an endoscope cover |
JP2006010997A (ja) * | 2004-06-25 | 2006-01-12 | Nec Corp | カメラ付き携帯電話器 |
JP2014239759A (ja) * | 2013-06-11 | 2014-12-25 | オリンパス株式会社 | 内視鏡、内視鏡システム |
-
1990
- 1990-01-29 JP JP2016154A patent/JP2832851B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2832851B2 (ja) | 1998-12-09 |
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