JPH03220381A - フロアー材 - Google Patents

フロアー材

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Publication number
JPH03220381A
JPH03220381A JP1296490A JP1296490A JPH03220381A JP H03220381 A JPH03220381 A JP H03220381A JP 1296490 A JP1296490 A JP 1296490A JP 1296490 A JP1296490 A JP 1296490A JP H03220381 A JPH03220381 A JP H03220381A
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JP
Japan
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powder
porous
resin
floor material
nonporous
Prior art date
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Pending
Application number
JP1296490A
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English (en)
Inventor
Koji Motoi
孝治 本居
Yosuke Tajima
陽介 田島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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  • Floor Finish (AREA)
  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はフロア−材、特に水濡れ状態で使用する場合で
も、滑り難くしたフロア−材に関する。
〔従来の技術〕
浴室、調理室、便所、玄関等の水濡れ状態が頻繁に起こ
る場所に用いられるフロア−材は、特に水濡れ時に滑り
難いことが要求される。
従来、この種のフロア−材に関して、以下に示すような
技術が知られている。
■0.3閣−以上の粒径の砂等の骨材表面を熱硬化性樹
脂で連結固化することにより、骨材間に連続する透水孔
が形成された透水性レジンコンクリート層を形成し、こ
の透水孔によってフロア−材の表面から水を裏面側へ透
過させることができ、水濡れ時の滑りを防止することが
できる(例えば、実公昭57−15308号公報参照)
■塩化ビニル樹脂にて形成されるフロア−材表面に粒子
を撒布することにより、フロア−材表面に防滑性を付与
する(例えば、米国特許第4,196゜243号明細書
及び米国特許第4,239,797号明細書参照)。
■フロアー材表面に凹凸を形成するとともに、表面を粗
くし、また表面に弾性体を設けることによってフロア−
材表面に防滑性を付与する(例えば、米国特許第4,3
36.293号明細書及び米国特許第4.403.00
9号明細書参照)。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記■の構成では、透水孔の孔径が大き
いために、この透水孔内に水とともに夾雑物も入り、目
づまりを起こして透水性が低下する。上記■及び■の構
成では、フロア−材表面に凹凸を設けるなど表面に粗さ
を付与することにより滑りを防止するものであるため、
汚れ易いとともに表面平滑性に劣るという問題がある。
本発明は上記従来技術の有する問題に鑑みなされたもの
であって、水濡れ状態が頻繁に起こる使用条件下におい
ても、微細孔に水が浸入しゃすく滑り難いフロア−材を
提供することを目的とする。
他の目的は、表面平滑性に優れ、目づまりの発生し難い
耐久性に優れたフロア−材を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明にかかるフロア−材は、非多孔性粉体と多孔性粉
体と常温で粉体状の樹脂から、粉体状の樹脂を加熱溶融
させ、(反応を伴う場合も含む)成形してなる少なくと
も表面が多孔性を有することを特徴とし、また、このフ
ロア−材は非多孔性粉体に繊維状粉体を用い、また、粉
体状の樹脂の粒子径は多孔性粉体の孔径よりも大きく、
かつ非多孔性粉体の粒子径(繊維状の場合は、繊維長)
より小なることを特徴としている。
本発明に用いる多孔性粉体としては、ゼオライト、ベン
トナイト、セピオライト、ハーミュキュライト、軽石、
多孔シリカ粉、樹脂発泡ビーズ等が例示される。
非多孔性粉体としては、ガラス粉、水酸化アルミ粉、珪
砂粉、土砂、鉱物砕粉、金属粉、樹脂粉もしくはビーズ
(成形温度で溶融しないもの)等が例示される。
繊維状粉体としては、ガラス繊維粉、ウオラストナイト
等の鉱物繊維、ウィスカー、金属繊維、炭素繊維等の無
機繊維、ナイロン、ビニロン等の合成繊維等の有機繊維
等が例示される。
本発明に用いる常温で粉体状の樹脂粉としては、ポリ塩
化ビニル、ナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレン、
フッ素樹脂等の熱可塑性樹脂、又はフェノール樹脂、D
APプレポリマー、ポリイミド樹脂、エポキシ樹脂等の
熱硬化性樹脂等のパウダーが例示される。
非多孔粉体と多孔性粉体の合計量の樹脂粉に対する割合
は、原料真体積比で、粉体:樹脂粉=95:5〜40:
60になるように調整して混合する。粉体が多く95:
5を超えると強度が低下し、孔径が大きくなり目づまり
を起こしやすくなり、粉体が少なく40:60未満にな
ると、多孔性の性質が悪くなる。
加熱成形は非多孔粉体と多孔性粉体と樹脂粉の混合物を
成形した後加熱して成形体を得るか、又は加熱と加圧を
同時に行い成形体を得るか何れであってもよく、ホット
プレスにより温度を調節しつつ加熱・加圧してすること
が好ましい。成形時に温度をコントロールすることで多
孔体孔内へ樹脂を浸入させない。
〔作 用〕
多孔性粉体と非多孔性粉体と粉体状の樹脂を使用し、加
熱成形して粉体状の樹脂を溶融(または反応)させると
、多孔性粉体の空隙には樹脂が浸入せず微細孔がそのま
ま存在すると共に、粉粒体間に空隙が均一に形成されて
多孔性になる。また、粉体状の樹脂を加熱成形して溶融
させるので、粘度が充分高いため多孔性粉体が軽量であ
っても浮き上がって系内で不均一になることがなく、加
熱成形により表面は平滑になり、強度に優れた(非多孔
性粉体が繊維である場合はさらに強度に優れる)フロア
−材となる。
〔実施例〕
以下本発明による実施例を示す。
2隻■土 粒径200μ−の水酸化アルミ    4重量部粒10
00バ孔)30μmの軽石      4重量部粒径5
0μ−のフェノール樹脂    2重量部なる配合に調
整した原料の粉体組成物・をスーパーミキサーで均一に
混合した後、ホットプレスにより温度160℃、圧力3
0kg/cs”で成形し多孔体を作成した。
W 粒径500μ−のウオラストナイト  5重量部粒20
10.5 (孔)μ−のセピオライト  1重量部粒径
500μ−のナイロン      4重量部なる配合に
調整した原料の粉体組成物をスーパーミキサーで均一に
混合した後、ホットプレスにより温度250°C1圧力
20kg/cm”で成形し多孔体を作成した。
皇旌貞1 粒径400μ−のアルミナファイバー 4重量部粒20
0015 (孔)μ―のバーミキューライト 3重量部
粒径50μ−のDAPプレポリマー   3重量部なる
配合に調整した原料の粉体組成物をスーパーミキサーで
均一に混合した後、温度160°Cで溶融成形し多孔体
を作成した。
止校医上 水酸化アルミなしで、 粒100150(孔)μ−の軽石       2重量
部粒径50μ■のフェノール樹脂    1重量部とし
た以外は実施g41と同様にして多孔体を作成した。
比m 粒径200μ−の水酸化アルミ 、   2重量部軽石
なし 粒径100μ−のフェノール樹脂   1重量部とした
以外は実施例1と同様にして非多孔体を作成した。
1較t3 粒径10μ−の水酸化アルミを用いた以外は実施例1と
同様にして多孔体を作成した。
を較■土 粒径を20μ胃に粉砕したフェノール樹脂を用いた以外
は実施例1と同様にして非多孔体を作成した。
1較1 実公昭57−15308号公報記載の方法によりレジコ
ンクリートを製造した。
(評価) 上記の様にして作成した成形体について、下記の方法に
より、水濡れ時の不滑性、目づまり、耐摩耗性、感応試
験を行い、その結果を表−1に示した。
(1)水濡れ時の不滑性 JIS A 5721におけるフェルトの代わりに、人
工皮革試験片を用い、それ以外はJIS A 5721
と同様にして、水濡れ時における人工皮革試験片(5抛
−X30mm、荷重3kg)により行い、摩擦係数0.
8以上を○で示し、0.6〜0.8をΔで示し、0.6
未満を×で示した。
(2)目づまり タルク粉(粒径10μ−以下)をQ、2g/ccの割合
で水中に分散させ、この分散液を100m5X100−
一の透水性フロア−材に50cc散布し、タルク粉がフ
ロア−材の表面に残り、後で洗い流すことが可能かどう
かで行い、後で洗い流すことが可能な場合をOで示し、
タルク粉がフロア−材の細孔で目づまりを起こす場合を
×で示した。
(3)耐摩耗性 J I S−に−7204法により、摩耗輪C5−17
を用い、摩耗量400■未満を01以上をXで示した。
(4)感応試験(平滑性) モニター10名によりひざをついた時に痛いと感しると
報告したものが2名以上の場合を×、1名以下の場合を
○で示した。
表−1 〔発明の効果〕 以上の如く、本発明のフロア−材は、細孔が均一に分布
して多孔性であり水濡れ時に孔内への水の移動がおこり
、表面の水膜が減少し、その結果滑り難いフロア−材と
なる。また、上記のような多孔粉体と非多孔粉体を、粉
体状の樹脂を加熱溶融(または反応)させることにより
、均一に微細孔が形成されているので、表面平滑性に優
れ、目づまりの発生し難い耐久性に優れたフロア−材が
得られる。
以上

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)多孔性粉体と、非多孔性粉体と、常温で粉体状の
    樹脂とを加熱成形して得られる少なくとも表面に多孔性
    を有することを特徴とするフロアー材。
  2. (2)(1)項に記載の粉体状の樹脂の粒子径を多孔性
    粉体の空隙の孔径よりも大きく、かつ非多孔性粉体の粒
    子径よりも小さくしたことを特徴とするフロアー材。
  3. (3)非多孔性粉体に繊維状粉体を用いることを特徴と
    する(1)項に記載のフロアー材。
JP1296490A 1990-01-22 1990-01-22 フロアー材 Pending JPH03220381A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100450478B1 (ko) * 2002-03-11 2004-10-01 권혁성 송이 분말을 포함하는 장판

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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