JPH03108527A - 多孔性材料の製造方法 - Google Patents

多孔性材料の製造方法

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Publication number
JPH03108527A
JPH03108527A JP11304590A JP11304590A JPH03108527A JP H03108527 A JPH03108527 A JP H03108527A JP 11304590 A JP11304590 A JP 11304590A JP 11304590 A JP11304590 A JP 11304590A JP H03108527 A JPH03108527 A JP H03108527A
Authority
JP
Japan
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fiber
fine powder
covered
particles
mold
Prior art date
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Pending
Application number
JP11304590A
Other languages
English (en)
Inventor
Yosuke Tajima
陽介 田島
Koji Motoi
孝治 本居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Publication of JPH03108527A publication Critical patent/JPH03108527A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は建築材料、六七、t#f*ICaれやすい場所
に使用されるフロア−材に適する多孔性材料の製造方法
に関する。
〔従来の技術〕
従来から水に濡れやすい浴室、調理室、便所、玄関、ベ
ランダ、プールサイド、シャワールーム等の場所では多
孔性のフロア−材が使用されて−る。このような多孔性
のフロア−材の製造方法としては、実公昭57−153
08°号公報記載の4のが知られている。この従来の多
孔性材料であるフロア−材の製造方法は、0.3■以上
の粒径の砂等の骨材表面を熱硬化性樹脂で被覆して骨材
の接触部で連結固化することにより、連続した透水孔が
骨材間に形成された透水性レジンコンクリート−を形成
する。この透水性レジンコンクリート層に形成され六透
水孔にヨッて、水を表面から裏面部へ透過させることが
でき、水濡れ時の滑りを防止するようにしていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のような従来の製造方法による多孔性のフロア−材
は、単に骨材の接触部で連結固化して骨材間に間隙を形
成しているため微細孔の孔径が大きい。したがって微細
孔内に水とともに固体の夾雑物が入り、目詰まりを起こ
して汚れやすいという問題点を有してい次。
本発明は、かかる従来技術の有する8題点を解決するこ
とを目的としてなされ念ものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の多孔性材料の製造方法は、少量の熱硬化性樹脂
を予め付着させた&細粉粒体を成形型上に敷き詰め、前
記微細粉粒体をシート状物で覆い、このシート状物で覆
われた内部空間を真空脱気して成形し、硬化させること
を特徴とするものである。
本発明に用いられる微細粉粒体としては、例えば、ナイ
ロン繊維、ビニロン繊維、ポリプロピレン繊維等の合成
繊維、ガラスミルド7アイパー アルミナ短繊維等の無
機繊維やカーボン短繊維、ウオラストナイト、アノ曵タ
ルジャイト、ハイシライト、ウィスカ等の鉱物質繊維等
が挙げられる。これらはいずれのものも−穐のみで、又
は二種以上−緒に使用することができる。
微細粉粒体の寸法・粒径は、多孔性材料の用途等によっ
て最適の寸法は変わるが平均粒径0.1〜1000μm
程度のものが用いられる。そして微細粉粒体の繊維太さ
、粒径、形状および熱硬化性樹脂の粘度を調整すること
により、表面孔の孔径を調整することが可能である。
また、本発明に用いられる熱硬化性樹脂としアクリル系
樹脂(また必ずしも加熱する必要のない常温硬化反応性
樹脂を含む)等が挙げられる。
微細粉粒体への熱硬化性樹脂の添加方法は、微細粉粒体
に熱硬化性樹脂を噴霧するか注入する等して加える方法
が例示されるが、特に限定されず、均一に添加できれは
よい。
微細粉粒体に対する熱硬化性樹脂の混合量は、多孔性材
料の用途、使用する微細粉粒体等によって変えなければ
ならないので一概に決められないが、通常の場合微細粉
粒体100重量部に対して熱硬化性樹脂5〜4OJ![
置部程度である。
微細粉粒体に熱硬化性樹脂を添加してスー/(−ミキサ
ー /曵ドルミキサー リボンプレング等の公知の混線
機、又は混合機により、&細粉粒体表面に熱硬化性樹脂
を付着させてから、微細粉粒体を成形型上に敷き詰める
成形型上に均一に敷き詰めた熱硬化性樹脂が付着した微
細粉粒体をシート状物で覆い、大気と遮断できるように
する。このシート状物で覆われた内部空間を真空ポンプ
で排気し、真空脱気することにより敷き詰められた微細
粉粒体間の大きな空間を減圧して大気圧の均一な圧力で
締め込み、大きな空間をなくす。真空脱気は好ましくは
400mHg以下の減圧状態を保つようにする。なお、
この真空脱気により締め込まれ九微細粉粒体の成形物を
加熱しつつ硬化きせてもよい。この加熱成形の処理は真
空脱気と併せてホットプレスにより加熱しつつ成形して
もよいし、また真空脱気したままプレスで加圧成形した
後に硬化させるようにしてもよい。このように真空脱気
して成形することにより微細粉粒体が締め込まれ、成形
ムラの無い、孔径の揃った微細孔の開孔した成形体か形
成される。
本発明に用いられるシート状物としては、九とえば、ポ
リエチレン、ポリプロピレン等のフィルムが挙げられる
。多孔性成形体の硬化時に発生する熱硬化性樹脂に含ま
れるスチレン蒸気等によりシート状物が溶解して脱気が
悪くなることのない材質のものが望ましい。
また、成形型内に密関するためのシート状物または容器
を置き、この内に微細粉粒体を注入又は敷き詰め人後真
空脱気してもよい。
〔作 用〕
少量の熱硬化性樹脂で表面を湿らせた微細粉粒体を成形
型上に均一に敷き詰め、シート状物で覆い、真空で脱気
して成形することにより均一な圧力下で微細粉粒体間に
形成された微細な空隙を残して多孔性材料に成形でき、
この成形体を硬化させるので、成形時の開孔にムラが無
く、表面に微細孔が開孔した成形体を成形できる。その
ため、汚れに<<、水濡れ時に滑りにくい多孔性材料が
得られる。
〔実施例〕 以下実施例を示す。この実施例によ’7Nられた成形体
について下記の試験方法および評価方法により、孔径、
細孔容積、耐汚染性、滑り抵抗性の試験を行い、その評
価を表−1に示した。
なお、比較のため従来例および参考例についても同様に
試験と評価を行い、表−1に併せて示した。
実施例1 ウオラストナイト(800メッシュノ叱ス)1重量部に
エポキシ樹脂4重量部を加え、混合撹拌し、これを成形
型上にふるい落し、この成形型全体をポリプロピレンシ
ートで侵い、シートで榎われた内部空間を真空脱気し、
120℃で加熱硬化して成形体を得喪。この成形体につ
いての試験の結果は、孔径、細孔容積、耐汚染性、水濡
れ時の滑り抵抗性すべて良好であった。
実施例2 ビニロン(800メッシュノ曵ス)131fiiに不飽
和ポリエステル樹脂4重量部を加え、混合型 撹拌し、これを成形ゞ上にふるい落し、この成形型全体
をポリエチレンシートで覆い、シートで覆われた内部空
間を真空脱気し、100℃で加熱硬化して成形体を得た
。この成形体についての試験の結果は、111!1!1
1’施例と同様にすべて良好であった。
一大」L剋」− ウオラストナイト(400メツシユパス)1重量部に不
飽和ポリエステル樹脂4重量部を加え、混合撹拌し、こ
れを成形型上にふるい落とし喪。この成形型をポリプロ
ピレンシートで覆い、シートで覆われた内部空間を真空
脱気し、さらに減圧状態のままプレス成形(80Kp/
cd)した後、80℃で加熱硬化して成形体を得た。
この成形体についての試験の結果は、実施例1と同様に
すべて良好であった。
従来例 また、従来例として実公1111457−15308号
公報に記載された0、3fi以上の粒径の#′5重量部
に不飽和ポリエステル樹脂1重量部を混合して砂の表面
を樹脂で被覆し、これを成形型に敷き詰め80℃で加熱
硬化して板状の透水性レジンコンクリート材を得た。こ
の成形体について下記の方法により試験した。その結果
、細孔容積、水濡れ時の滑り抵抗性は良好だったが、孔
径が大きく、耐汚染性が悪く目詰まりを起こしやすく汚
れやすい。
参考例 伊勢化学製の孔径0.3μmのマイクロポーラスガラス
のガラスフィルターl■XX100mX100を使用し
、参考例とした。この試験片についての試験結果は、孔
径、細孔容積は良いが、汚染性が悪く、目詰まりを起こ
しやすく汚れやすい。又、水濡れ時の滑り抵抗性もやや
悪いO なお、孔径については、水銀圧入法により測定し、その
評価は、全細孔容積中の容積分率が、1μm以上が10
%未満のものは0で、1μm以上が103以上あり5μ
m以上が10%未満のものはOで、5μm以上が10%
以上あるものは×で示した。
細孔容積については、水IIi置換法により測定し、そ
の評価は、全細孔容積が、0.01X:/g以上のもの
は0で示し、0.01〜0.05 cc / gのもの
はOで、0.05ce/g未満のものは×で示した。
耐汚染性については、タルク粉(10μm以下)を水中
に分散させ(0,2g/ce)、この液50Q:を試験
片100 [X 100 mに適時散布して試験し、そ
の評価は、タルク粉が表面に残り、後で洗い流すことが
可能なものは0で、タルク粉が裏面より流出又は目詰ま
りを起こしたものは×で示した。
ま九、滑り抵抗性については、成形体の傾斜面において
、JIS A 5721の滑り試験におけるフェルトの
代わりに人工皮革片(50ms+X30■)、荷重2都
を用いて、成形体の傾斜を食えて人工皮革片が滑り出す
角度θを測定し、摩擦係数(tinθ)を計算して求め
、その評価は摩擦係&0.8以Jlof、0.8〜0.
6 ヲ○で、0.6未満のものはXで示した。
〔発明の効果〕
本発明によれば、成形特真空脱気するので微細粉粒体間
の接着性が向上し、成形体表面に微細な孔が開孔した多
孔性材料が得られる。その多孔性材料は水濡れ時に滑り
にくく、しかも汚れにくいので、浴室、調理室、便所、
玄関、ベランダ、プールサイド、シャワールーム等にお
けるフロア−材として利用できる。また、本発明により
製造される多孔性材料は表面の微細孔が開孔しているこ
とから、フロア−材だけでなく吸放混壁材、防音材等各
種の建築材料に適す。
以  上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  少量の熱硬化性樹脂を予め付着させた微細粉粒体を成
    形型上に敷き詰め、前記微細粉粒体をシート状物で覆い
    、このシート状物で覆われた内部空間を真空脱気して成
    形し、硬化させることを特徴とする多孔性材料の製造方
    法。
JP11304590A 1989-06-12 1990-04-27 多孔性材料の製造方法 Pending JPH03108527A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1-149109 1989-06-12
JP14910989 1989-06-12

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03108527A true JPH03108527A (ja) 1991-05-08

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ID=15467900

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11304590A Pending JPH03108527A (ja) 1989-06-12 1990-04-27 多孔性材料の製造方法

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JP (1) JPH03108527A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8764594B2 (en) 2007-08-09 2014-07-01 Campagnolo S.R.L. Sprocket module for a bicycle and sprocket assembly comprising such a module
CN110105045A (zh) * 2019-06-04 2019-08-09 河北工业大学 一种凹凸棒石强韧化卫生陶瓷坯体及其制备方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8764594B2 (en) 2007-08-09 2014-07-01 Campagnolo S.R.L. Sprocket module for a bicycle and sprocket assembly comprising such a module
US10337599B2 (en) 2007-08-09 2019-07-02 Campagnolo S.R.L. Sprocket module for a bicycle and sprocket assembly comprising such a module
US10408326B2 (en) 2007-08-09 2019-09-10 Campagnolo S.R.L. Sprocket module for a bicycle and sprocket assembly comprising such a module
CN110105045A (zh) * 2019-06-04 2019-08-09 河北工业大学 一种凹凸棒石强韧化卫生陶瓷坯体及其制备方法

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