JPH0322016Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0322016Y2 JPH0322016Y2 JP1986097620U JP9762086U JPH0322016Y2 JP H0322016 Y2 JPH0322016 Y2 JP H0322016Y2 JP 1986097620 U JP1986097620 U JP 1986097620U JP 9762086 U JP9762086 U JP 9762086U JP H0322016 Y2 JPH0322016 Y2 JP H0322016Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locking piece
- protective
- protected
- protective sheet
- protective cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Helmets And Other Head Coverings (AREA)
- Wrappers (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、自動車の組立ライン等のように塗装
仕上げされた部材に他の部材を組立てるような作
業現場において、直接作業とは関係ない部分をカ
バーして損傷しないようにする保護カバーに関す
るものである。
仕上げされた部材に他の部材を組立てるような作
業現場において、直接作業とは関係ない部分をカ
バーして損傷しないようにする保護カバーに関す
るものである。
自動車等の組立て作業においては、ときとして
部品、工具が仕上げられた外表面に接触してこれ
を損傷してしまうことがあり、このため、作業時
には作業部分の被保護部を保護カバーにて被覆し
なければならない。
部品、工具が仕上げられた外表面に接触してこれ
を損傷してしまうことがあり、このため、作業時
には作業部分の被保護部を保護カバーにて被覆し
なければならない。
従来の技術
この種の保護カバーとしては実開昭60−85220
号公報に示されたものが知られている。この従来
の保護カバーは、内面に発泡材が添着された可撓
性を有する板状のカバー本体を、被保護部材の外
形にあわせた形状に形成し、このカバー本体の少
なくとも一側縁に被保護部材の縁辺に係止する係
止片を突出形成した構成となつている。
号公報に示されたものが知られている。この従来
の保護カバーは、内面に発泡材が添着された可撓
性を有する板状のカバー本体を、被保護部材の外
形にあわせた形状に形成し、このカバー本体の少
なくとも一側縁に被保護部材の縁辺に係止する係
止片を突出形成した構成となつている。
考案が解決しようとする問題点
上記従来の保護カバーにあつては各被保護部分
毎に専用の保護カバーを用意しなければならず極
めて汎用性が乏しかつた。また可撓性を有しては
いるが弾性的な剛性を有しているので、保護カバ
ーの一側部に力が作用すると保護カバー全体がは
ずれ落ちてしまうという問題があつた。さらに、
保護カバーは被保護部分全体の形状の大きさとな
つているので不使用時における格納スペースを広
く必要とする問題もあつた。
毎に専用の保護カバーを用意しなければならず極
めて汎用性が乏しかつた。また可撓性を有しては
いるが弾性的な剛性を有しているので、保護カバ
ーの一側部に力が作用すると保護カバー全体がは
ずれ落ちてしまうという問題があつた。さらに、
保護カバーは被保護部分全体の形状の大きさとな
つているので不使用時における格納スペースを広
く必要とする問題もあつた。
問題点を解決するための手段
本考案は上記のことにかんがみなされたもの
で、広い汎用性をもたせることができ、また簡単
にはずれ落ちることがなく、さらに少ないスペー
スで格納することができ、さらに、係止片に硬質
の板材を用いたにもかかわらず、この係止片を被
保護部材に傷がつくことなく係止することができ
るようにした保護カバーを提供しようとするもの
で、その構成は、一側縁に引掛部を設けた係止片
と、この係止片の他側縁に延設され、かつ柔軟性
を有する保護シートとからなり、係止片は内面に
保護材を添着した硬質の板材からなり、係止片と
保護シートとはリベツトにて固着され、リベツト
の内側は係止片の保護材の内側に沈頭状に構成し
てある。
で、広い汎用性をもたせることができ、また簡単
にはずれ落ちることがなく、さらに少ないスペー
スで格納することができ、さらに、係止片に硬質
の板材を用いたにもかかわらず、この係止片を被
保護部材に傷がつくことなく係止することができ
るようにした保護カバーを提供しようとするもの
で、その構成は、一側縁に引掛部を設けた係止片
と、この係止片の他側縁に延設され、かつ柔軟性
を有する保護シートとからなり、係止片は内面に
保護材を添着した硬質の板材からなり、係止片と
保護シートとはリベツトにて固着され、リベツト
の内側は係止片の保護材の内側に沈頭状に構成し
てある。
作用
係止片の引掛部を被保護部材の上側凹部に引掛
けることにより、係止片の一側部より延設された
保護シートにて被保護部材の外表面が保護され
る。
けることにより、係止片の一側部より延設された
保護シートにて被保護部材の外表面が保護され
る。
実施例
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図中1は係止片であり、この係止片1は例えば
厚さ1mm程度のポリプロピレンシート等からなる
板材を折り曲げ加工された構成となつており、そ
の一側縁に形成されたカギ状の引掛部2が被保護
部材3の凹部4に引つかかるようになつている。
この係止片1の内面には例えば厚さ2mm程度の発
泡ポリエチレン等の発泡材からなる保護材5が添
着してある。6は上記係止片1の他側縁から延長
して設けられた保護シートであり、この保護シー
ト6は係止片1の内面に上記保護材5と共にリベ
ツト7にて固着されている。この保護シート6は
柔軟性を有しており、かつ例えば0.3mm程度のポ
リ塩化ビニル等の軟質シート8と、厚さ2mm程度
のポリエステル等の不織布9とを積層した構成と
なつており、不織布9を内側にして係止片1に取
付けられている。上記保護材5及び保護シート6
を係止片1に固着するリベツト7の内側は沈頭状
になつており、かつその端面は不織布10にて被
覆されている。
厚さ1mm程度のポリプロピレンシート等からなる
板材を折り曲げ加工された構成となつており、そ
の一側縁に形成されたカギ状の引掛部2が被保護
部材3の凹部4に引つかかるようになつている。
この係止片1の内面には例えば厚さ2mm程度の発
泡ポリエチレン等の発泡材からなる保護材5が添
着してある。6は上記係止片1の他側縁から延長
して設けられた保護シートであり、この保護シー
ト6は係止片1の内面に上記保護材5と共にリベ
ツト7にて固着されている。この保護シート6は
柔軟性を有しており、かつ例えば0.3mm程度のポ
リ塩化ビニル等の軟質シート8と、厚さ2mm程度
のポリエステル等の不織布9とを積層した構成と
なつており、不織布9を内側にして係止片1に取
付けられている。上記保護材5及び保護シート6
を係止片1に固着するリベツト7の内側は沈頭状
になつており、かつその端面は不織布10にて被
覆されている。
上記のように構成された保護カバー11は第2
図に示すように、組立ライン上にある被保護部材
である自動車12の被保護部分の上部に係止片1
を引掛けることにより装着される。これにより被
保護部分が係止片1及び保護シート6にて被覆さ
れる。このとき、保護シート6は柔軟性を有して
いるので、この保護シート6は被保護部分の外形
に沿つて変形して部分的に突起部があつても被保
護部分全体は無理なく被覆される。また上記係止
片1がポリプロピレン等の硬質の板材で構成され
ていることにより、この係止片1は被保護部材3
の凹部に容易に離脱することなく係止される。さ
らにこのとき係止片1の内面に保護材5が添着さ
れていること、及び係止片と保護シート6とを固
着するリベツト7の内側が沈頭状になつているこ
とにより、係止片1部によつて被保護部材3が傷
付けられることがない。
図に示すように、組立ライン上にある被保護部材
である自動車12の被保護部分の上部に係止片1
を引掛けることにより装着される。これにより被
保護部分が係止片1及び保護シート6にて被覆さ
れる。このとき、保護シート6は柔軟性を有して
いるので、この保護シート6は被保護部分の外形
に沿つて変形して部分的に突起部があつても被保
護部分全体は無理なく被覆される。また上記係止
片1がポリプロピレン等の硬質の板材で構成され
ていることにより、この係止片1は被保護部材3
の凹部に容易に離脱することなく係止される。さ
らにこのとき係止片1の内面に保護材5が添着さ
れていること、及び係止片と保護シート6とを固
着するリベツト7の内側が沈頭状になつているこ
とにより、係止片1部によつて被保護部材3が傷
付けられることがない。
上記係止片1の内側に添着する保護材5と保護
シート6とはさらに接着剤にて接着してもよい。
係止片1は鋼板、アルミ板、プラスチツク板等弾
性及び剛性を有する板材が用いられる。
シート6とはさらに接着剤にて接着してもよい。
係止片1は鋼板、アルミ板、プラスチツク板等弾
性及び剛性を有する板材が用いられる。
また本考案に係る保護カバーは自動車の組立ラ
インのほかにピアノ、家具、ガラス工芸品等の取
扱現場でも用いられる。
インのほかにピアノ、家具、ガラス工芸品等の取
扱現場でも用いられる。
考案の効果
本考案によれば、保護カバーの大部分が柔軟性
を有する保護シート6にて構成されることによ
り、形状の異なる被保護部分に適用でき、極めて
広い汎用性をもたせることができる。また使用時
に保護カバーの一部である保護シート6に押圧力
が作用しても、この保護シート6は柔軟性を有し
ているので、保護カバーが被保護部材からはず落
ちることがない。さらに不使用時には係止片1を
芯にして保護シート6をまるめて格納することが
でき、少ないスペースで格納できる。そしてさら
に、係止片1が硬質の板材で構成されていること
により、この係止片1は被保護部材3の凹部に容
易に離脱することなく係止される。またさらに、
上記係止片1の内面に保護材5が添着されている
こと、及び係止片1と保護シート6とを固着する
リベツト7の内側が沈頭状になつていることによ
り、係止片1が硬質の板材にて構成されているに
もかかわらず、この係止片1及びリベツト7にて
被保護部材に傷付けることがない。
を有する保護シート6にて構成されることによ
り、形状の異なる被保護部分に適用でき、極めて
広い汎用性をもたせることができる。また使用時
に保護カバーの一部である保護シート6に押圧力
が作用しても、この保護シート6は柔軟性を有し
ているので、保護カバーが被保護部材からはず落
ちることがない。さらに不使用時には係止片1を
芯にして保護シート6をまるめて格納することが
でき、少ないスペースで格納できる。そしてさら
に、係止片1が硬質の板材で構成されていること
により、この係止片1は被保護部材3の凹部に容
易に離脱することなく係止される。またさらに、
上記係止片1の内面に保護材5が添着されている
こと、及び係止片1と保護シート6とを固着する
リベツト7の内側が沈頭状になつていることによ
り、係止片1が硬質の板材にて構成されているに
もかかわらず、この係止片1及びリベツト7にて
被保護部材に傷付けることがない。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
断面図、第2図は使用状態を示す斜視図である。 1は係止片、2は引掛部、5は保護材、6は保
護シート。
断面図、第2図は使用状態を示す斜視図である。 1は係止片、2は引掛部、5は保護材、6は保
護シート。
Claims (1)
- 一側縁に引掛部2を設けた係止片1と、この係
止片1の他側縁に延設され、かつ柔軟性を有する
保護シート6とからなり、係止片1は内面に保護
材を添着した硬質の板材からなり、係止片1と保
護シート6とはリベツト7にて固着され、リベツ
ト7の内側は係止片1の保護材の内側に沈頭状に
構成したことを特徴とする保護カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986097620U JPH0322016Y2 (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986097620U JPH0322016Y2 (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS636933U JPS636933U (ja) | 1988-01-18 |
JPH0322016Y2 true JPH0322016Y2 (ja) | 1991-05-14 |
Family
ID=30964760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986097620U Expired JPH0322016Y2 (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0322016Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5652629B2 (ja) * | 2013-12-24 | 2015-01-14 | 三菱自動車工業株式会社 | 車体用保護シート |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4721786U (ja) * | 1971-03-24 | 1972-11-11 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5014137U (ja) * | 1973-06-06 | 1975-02-14 |
-
1986
- 1986-06-27 JP JP1986097620U patent/JPH0322016Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4721786U (ja) * | 1971-03-24 | 1972-11-11 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS636933U (ja) | 1988-01-18 |
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