JPH03219938A - ブロー成形方法 - Google Patents

ブロー成形方法

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JPH03219938A
JPH03219938A JP1556790A JP1556790A JPH03219938A JP H03219938 A JPH03219938 A JP H03219938A JP 1556790 A JP1556790 A JP 1556790A JP 1556790 A JP1556790 A JP 1556790A JP H03219938 A JPH03219938 A JP H03219938A
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parison
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molding
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設楽 義晴
Yoshimasa Umezawa
梅沢 祥巨
Akira Iwawaki
岩脇 章
Satoshi Araki
荒木 敏
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、内部に中空部を有する偏平形状のプラスチッ
ク製品を成形するブロー成形方法に関するものである。
[従来の技術] 近年、ソーラ温水器の集熱板やパレットなどのように、
内部に中空部を有する偏平形状のブロー成形品が多く使
用されている。従来その成形にはリング状のノズルマン
ドレルが使用され、円筒状のパリソンから偏平形状にし
ていたため、歩留りが悪く製品の品質も悪かった。
このため、内部に中空部を有する偏平形状の製品を成形
するのに、歩留りの向上や製品品質の向上の要望から、
例えば特公昭[13−38285号公報に記載されてい
るような偏平ノズルマンドレルを用いたブロー成形装置
か開発されている。
また閉じた金型で形成されるキャビティ内に気体の流れ
を利用してパリソンを挿通させ、成形する方法として特
公昭5B−47337号公報に記載されている屈曲製品
の吹込成形方法も開発されており、この方法で偏平製品
を成形するのに、前記の偏平ノズルマンドレルから押し
出された偏平パリソンを用いることも可能である。
[発明が解決しようとする課題] 上述した公報記載の技術では、次のような欠点があった
(1)  リング状のノズルマンドレルからの偏平形状
の製品を成形するのは歩留りが悪く、また全周方向に均
一な押出速度で偏平形状を得ることが困難である。
(2)偏平製品で厚さに対して幅の広いものは、特公昭
5g−47337号公報に記載されている屈曲製品のブ
ロー成形方法では、閉じた金型にパリソンを導くことか
難しく、金型キャビティ内を挿通させることが難しく、
パリソンが金型内を挿通しても、パリソン内部で接着し
てしまい、成形することができない。
本発明は、上述した従来の欠点を除去し、金型キャビテ
ィ内に偏平パリソンを導きやすくして、偏平形状の製品
を容易に成形できるようにしたブロー成形方法を提供す
ることを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明のブロー成形方法は、接触面で互に接触し、該接
触面をはさんで成形キャビティを形成する2個のスライ
ド金型と、該2個のスライド金型の両側に配設され前記
2個のスライド金型の接触面が接近離反する方向に前記
2個のスライド金型を案内する案内型とより成る成形型
を用い、前記2個のスライド金型の接触面を離して前記
成形キャビティの間に中空偏平形状のパリソンを、該パ
リソンと成形キャビティの間に空気の流れを形成させて
、挿入した後、前記2個のスライド金型の接触面を互に
接触させ、前記パリソンの中空部に空気を吹込むことを
特徴とするものである。
[作   用] 2個のスライド金型の接触面を離すと、成形キャビティ
が拡がるためパリソンが容易に成形キャビティ内に挿入
でき、その後2個のスライド金型の接触面を接触させる
と、成形キャビティは所定の形状となり、偏平な製品を
成形することができる。
[実 施 例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の方法に使用する成形型の正面図、第2
図は第1図の■−■断面図であフて、2個のスライド金
型1.2は互に向き合った接触面3.4を有していて、
一方のスライド金型lの接触面3には成形キャビティ5
が形成されており、他方のスライド金型2の接触面4に
も成形キャビティ6が形成されている。
スライド金型1の両側には矢印方向に移動可能な型締装
置37に固定された案内型7.7が配設してあって、ス
ライド金型lを第1図、第2図の左右方向に案内するよ
うになっており、スライド金型2の両側にも型締装置3
8に固定された案内型8.8が配設してあって、スライ
ド金型2を第1図、第2図の左右方向に案内するように
なっている。案内型7.7間及び案内型8,8間にはシ
リンダ取付板9,10が固着されていて、シリンダ取付
板9.10に取付けられているシリンダ装置11.12
のピストンロッド13,14がスライド金型1,2の背
面に結合されている。そしてシリンダ装置11.12に
圧力流体を給排してピストンロッド13.14を伸長ま
たは収縮させると、スライド金型1.2は案内型7.8
に沿って摺動し、接触面3,4が互に接近したり離れた
りするようになっている。
案内型8の外側にはシリンダ装置15.16が取付けら
れていて、シリンダ装置15.16のピストンロッド1
7.18の先端には、ブロック19.20が結合されて
いる。シリンダ装置15.16に圧力流体を給排してピ
ストンロッド17.18を伸長させると、ブロック19
.20はスライド金型1.2の接触面3.4の間に突出
し、ピストンロッド17.18を収縮させると、接触面
3.4の外方に後退するようになっている。接触面3.
4およびブロック19.20は第1図に示すように屈曲
した形状になっており、成形キャビティ5,6は第2図
に示すように厚さ(第2図の左右方向)に対して幅(第
2図の上下方向)が長い偏平な断面形状になっている。
スライド金型1.2の接触面3.4の上方には、第1図
に示すように偏平ノズルマンドレル21が設けてあって
、その中心には、空気を吹き出す空気吹込みピン22が
下方へ向けて突出している。
スライド金型1.2の上面には、接触面3.4の上端を
はさんで上部シャッター23.24が設けてあって、シ
リンダ装置25.26のピストンロッドに結合され、接
触面3.4の上端に対して進退できるようになっている
スライド金型1.2の接触面3.4の下端をはさんで下
部シャッター27.28が設けてあって、シリンダ装置
29.30のピストンロッドに結合され、接触面3,4
の下端に対して進退できるようになっている。下部シャ
ッター27.28の下側には吸引カバー31が設けてあ
って、シリンダ装置32によって下部シャッター27.
28の下面に密接されるようになっている。吸引カバ−
31内部の空気は、吸引パイプ33を介して図示しない
吸引装置により吸引されるようになっている。
上述した成形型を用いて、内部に中空部を有し、偏平で
屈曲した製品をブロー成形する方法を次に説明する。
シリンダ取付板9.lOに取付けであるシリンダ装置1
1.12のピストンロッド13.14を収縮してスライ
ド金型1.2の接触面3.4を離した状態とした後、シ
リンダ装置15.18のピストンロッド17.18を伸
長してブロック19.20をスライド金型1.2の接触
面3.4の間に突出させ、次にシリンダ装置11.12
のピストンロッド13.14を伸長してスライド金型1
.2の接触面3.4を接近させると、第1図、第2図に
示すようにブロック19゜20は接触面3.4の間に挾
まり、接触面3.4が離れた状態でスライド金型1.2
は停止する。この時の成形キャビティ5,6間の距離は
、成形する製品の厚さより大きな寸法になっている。
この状態で上部シャッター23.24及び下部シャッタ
ー27.28を接触面3,4より後退させ、吸引カバー
31を下部シャッター27.28の下面に密接させ、吸
引カバー31の内部を吸引パイプ33を介して図示しな
い吸引装置により吸引すると、成形キャビティ5.6の
上部から空気が流入し、成形キャビティ5.6の間には
上方から下方へ流れる空気流が発生する。
1−1.−で第1図に示す偏平ノズルマンドレル21か
ら中空偏平のパリソン34を押し出すと、パリソン34
は上部シャッター23.24間の金型開口部35から成
形キャビティ5.6間を上方から下方へ流れる空気流に
案内され、成形キャビティ5.6の中に挿入されて行く
。なおこの際、偏平なパリソン34か、成形キャビティ
5.6間を上方から下方へ流れる空気流の圧力で押しつ
ぶされないようにするため、パリソン34を金型開口部
35に挿入する前に、第3図に示すようにパリソン34
の先端をブリピンチ部36として接着し、空気吹込みピ
ン22からパリソン34の中空部34゛に空気を吹込ん
で内部から予圧を与えて成形キャビティ5.6の中に挿
通してもよい。
成形キャビティ5.6の下端までパリソン34を挿入し
終ると、吸引カバー31内の吸引を停止させて成形キャ
ビティ5.6内の空気流を止め、第5図に示すようにシ
リンダ装置15.16のピストンロッド17.1gを収
縮してブロック19.20を接触面3.4の外方に後退
させ、シリンダ装置11゜12のピストンロッド13.
14を伸長すると、第4図、第5図に示すようにスライ
ド金型lの接触面3とスライド金型2の接触面4とは互
に接近して密に接触する。この時の成形キャビティ5゜
6は、成形すべき製品の形状、寸法と一致することにな
る。
スライド金型1.2の接触面3.4を接触させた後、上
部シャッター23.24 、下部シャッター27゜28
を第4図に示すように前進させて閉じ、空気吹込みピン
22からパリソン34の中空部に空気を吹込んでパリソ
ン34を成形キャビティ5.6に密接させると、内部に
中空部を有し、屈曲した偏平形状の製品を成形すること
ができる。
シリンダ装置11.12のピストンロッド13,14を
収縮してスライド金型1.2の接触面3.4を離し更に
型締装置37.38を互に離す方向に移動させることに
より、成形した製品を成形キャビティ5.6から取出す
ことができる。
第6図、第7図は本発明の方法に使用する成形型の他の
実施例を示すもので、第6図、第7図はそれぞれ第2図
、第5図と同様の断面図である。
第6図、第7図において第2図、第5図と同一部分には
同一符号を付しており、この成形型はスライド金型1.
2と案内型7,8とより成るものであって、第2図、第
5図におけるブロック19.20及びシリンダ装置15
.16は備えていない。
第6図、第7図の成形型を使用する場合においても、第
6図に示すようにスライド金型1.2の接触面3.4を
離した状態にして、中空偏平のパリソン34を空気流に
案内させて成形キャビティ5,6の中に挿入し、次にス
ライド金型1.2の接触面3,4を第7図に示すように
互に接触させ、パリソン34の中空部に空気を吹込んで
所要の製品に成形するものである。
[発明の効果] 本発明は2個のスライド金型の接触面を離し、成形キャ
ビティを拡げた状態にして中空部を有し偏平で屈曲した
パリソンであっても、容易に成形キャビティ内に挿入す
ることができる。
そしてスライド金型の接触面を接触させてパリソンの中
空部に空気を吹込むことにより、偏平製品の最終形状に
無理なく成形でき、肉厚の均一な製品を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法に使用する成形型の一実施例の正
面図、第2図は第1図の■−■断面図、第3図はパリソ
ンの先端を接着した状態を示す斜視図、第4図はパリソ
ン成形時の成形型の縦断正面図、第5図は第4図のv−
■断面図、第6図、第7図は成形型の他の実施例の第2
図、第5図と同様な断面図である。 図中、1.2はスライド金型、3,4は接触面、5.6
は成形キャビティ、7,8は案内型、22は空気吹込み
ピン、31は吸引カバー、33は吸引パイプ、34はパ
リソン、34°は中空部を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)接触面で互に接触し、該接触面をはさんで成形キャ
    ビティを形成する2個のスライド金型と、該2個のスラ
    イド金型の両側に配設され前記2個のスライド金型の接
    触面が接近離反する方向に前記2個のスライド金型を案
    内する案内型とより成る成形型を用い、前記2個のスラ
    イド金型の接触面を離して前記成形キャビティの間に中
    空偏平形状のパリソンを、該パリソンと成形キャビティ
    の間に空気の流れを形成させて、挿入した後、前記2個
    のスライド金型の接触面を互に接触させ、前記パリソン
    の中空部に空気を吹込むことを特徴とするブロー成形方
    法。
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