JPH03219295A - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPH03219295A
JPH03219295A JP2015334A JP1533490A JPH03219295A JP H03219295 A JPH03219295 A JP H03219295A JP 2015334 A JP2015334 A JP 2015334A JP 1533490 A JP1533490 A JP 1533490A JP H03219295 A JPH03219295 A JP H03219295A
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JP
Japan
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tonguing
detected
musical tone
optical axis
suction opening
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Pending
Application number
JP2015334A
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English (en)
Inventor
Yoshihisa Ito
義久 伊藤
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (al産業上の利用分野 この発明は電子楽器に関し、特に呼気によって楽音を制
御する電子楽器に関する。
(b)従来の技術 電子楽器の表現力を向上するため、管楽器型の電子楽器
や、鍵盤型電子楽器に付属し吹き込む息によって発音レ
ベルやビブラートの深さなどを制御するプレスコントロ
ーラが実用化されている。
このようなコントローラはマウスピースと呼ばれる本体
を有し、その吹込口から吹き込まれた息によって管内に
生じた圧力変化を圧力センサで検出して楽音制御信号を
生成するものが一般的であるこのようなプレスコントロ
ーラにおいて、楽音の立ち上がり音切り等を確実に検出
して発音に反映させるため、タンギングセンサが設けら
れていた。ここで、タンギングとは、r音を切るとき吹
込口を舌先で塞いで息を強制的に止め、発音するとき舌
先を吹込口から離して息を管内に一気に送り込む。」と
いう管楽器の基本的な演奏手法であり、このような奏法
によって管楽器の発音・消音をはっきりしたものにする
ことができる。従来のタンギングセンサは特開昭63−
15293号公報に示されるようなものでこのタンギン
クセンサはマウスピースの吹込口付近に光を照射する発
光部とこの光の反射を受光する受光部とを設け、受先部
が舌先で反射された光を検出したときタンギングと判断
するようにしていた。
(C)発明が解決しようとする課題 しかし、このような反射型のフォトセンサを用いたタン
ギングセンサでは、舌先で光が乱反射するため受光部で
受ける光量が弱く通常時とタンギング時との出力差が小
さいため、制御信号として用いる前に増幅器を設ける必
要があり、小型化。
コストダウンなどの点で不利になって欠点があった。ま
た、舌先の状態や演奏者により舌先での光の反射率が異
なるため、このバラツキを許容できる検出性能を備える
必要があり回路構成的に複雑になる問題点もあった。
この発明は、このような欠点に鑑み透過型フォトセンサ
を用いてタンギングを検出することにより、確実にタン
ギングを検出可能にした電子楽器を提供することを目的
とする。
(d1課題を解決するための手段 この発明は、吹込口を有し、この吹込口から吹き込まれ
る息の状態に基づいて楽音を制御する電子楽器において
、 透過型フォトセンサを、その光軸が前記吹込口を横切る
ように設け、 この透過型フォトセンサの検出値の変化に基づいて楽音
を制御するタンギング制御手段を設けたことを特徴とす
る。
(e)発明の作用 この発明の電子楽器では、光軸が吹込口を横断するよう
に透過型フォトセンサを設けた。舌先が吹込口に触れて
タンギングが行われたとき、この舌先がフォトセンサの
光軸を遮ることにより確実にタンギングを検出すること
ができる。さらに、光軸はある程度の幅を有することか
ら完全オンから完全オフまでの時間、また中間値等を検
出することによってタンギングの鋭さも検出することが
できる。
このように検出されたタンギングデータを楽音の発生に
用いることにより楽音の立ち上がりの速度、アタック部
レベルの制御が演奏者の意図を反映したものになるとと
もに、タンギングの仕方によって音色を変えることによ
って自然楽器に似た楽音の発音を可能にすることもでき
る。
if)実施例 第1図(A)、(B)はこの発明の実施例である電子管
楽器のマウスピース部の構造を示す図である。電子管楽
器とは木管楽器(クラリネット)に類似した形状とサク
ソフォンに類似したキーシステムを有し、マウスピース
部に吹き込む息の量によって発音/消音・発音レベルを
制御するとともに、サクソフォンに類似した指使いをす
ることによって音高を指定する電子楽器である。
マウスピース部lには吹込口2が開設されており、マウ
スピース部に吹き込まれた息はチューブ5を介して圧力
センサ8に伝達される。圧力センサ8はチューブ5から
伝達された息による圧力変化を検出する。この圧力変化
により制御部は、発音/消音の制御および発音レベルの
制御を行う。
また、マウスピース部の下面にはり−ド3が設けられて
いる。このリード3は先端(吹込口2側)が自由端とな
っており、この自由端には内側からアーム6が接触して
いる。リード3は吹奏時に唇で噛むことによって湾曲さ
せることができ、この湾曲によってアーム6が揺動する
。アーム6の他端には永久磁石9が取り付けられており
、永久磁石9の近傍にはホール素子10が固定されてい
るリード3の湾曲によってアーム6が揺動すると、永久
磁石9がホール素子10に接近して出力電圧が変化し、
リードを噛む量(リップコントロール量)が検出される
一方、発光部および受光部を有するフォトセンサ7には
光ファイバ4a、4bが接続されており一方の光ファイ
バ4aは発光素子からの光を伝達し、他方の光ファイバ
4bは受光素子へ光を伝達する。これら光ファイバ4a
、bの先端はそれぞれ吹込口の両側から対向するように
設けられており、発光素子が発した光は光ファイバ4a
、bを介して受光素子に受光されるようになっている。
演奏中にタンギングがされると、舌先によって両光ファ
イバ間の光軸は遮られ受光素子が光を受けなくなる。こ
れによってタンギングが検出される。
第2図は同電子管楽器の制御部のブロック図である。こ
の電子管楽器はCPU20によって制御されこのCPU
20はバス21を介して各部と接続されている。バス2
1にはROM22.RAM23、タイマ24.圧力検出
回路25.タンギング検出回路26.ベンド検出回路2
71機能スイッチ検出回路28.キースイッチ検出回路
29および音源回路30が接続されている。ROM 2
2にはこの電子管楽器の制御プログラムなどが記憶され
ており、RAM23には演奏中に発生した各種のデータ
を記憶するためのレジスタが設定される。タイマ24は
一定周期でCPU20に対して割り込みをかける回路で
ある。圧力検出回路25、タンギング検出回路26およ
びベンド検出回路27はそれぞれ圧力センサ8.フオト
センサ7およびホール素子10の検出値を読み取ってA
/D変換したのちバッファリングする機能を有している
。バッファリングされたデータはCPU20によって読
み取られる。また機能スイッチ検出回路28は電子管楽
器に備えられているモードスイッチや音色選択スイッチ
などの各種機能スイッチ32のオン/オフ状態を検出す
る。またキースイッチ検出回路29は木管楽器に類似し
た配列で設けられているキースイッチ33のオン/オフ
を検出する機能を有している。音源回路30はCPU2
0から送られてきた発音データに基づいて楽音を生成し
、サウンドシステム31に入力する。サウンドシステム
31は入力された楽音信号を増幅し、スピーカから音響
として出力する機能を有している。
第3図(A)、 (B)は同電子管楽器の動作を示すフ
ローチャートである。
同図(A)はメインルーチンを示す。この電子管楽器の
電源スィッチがオンされ動作を開始すると、先ずnlに
おいてレジスタのリセットなどのイニシャライズ動作が
実行される。こののち電子管楽器は演奏可能状態となり
、キースイッチのオン/オフ状態を検出するキースイッ
チ処理動作(n2)、機能スイッチのオンによるモード
設定動作などのその他処理動作(n3)が繰り返し実行
される。キースイッチ処理動作(n2)によって検出さ
れたキーオンパターンにより音高が決定される。
同図(B)はタイマインクラブド動作を示す。
この動作は約ll1)3毎に繰り返し実行される。まず
n5では直前のタイマインタラブド動作によって検出し
た圧力センサ8の値を判断し、Oの場合には06以下の
動作に進み、Oでない場合にはn12以下の動作に進む
n6では先ず圧力センサ8が検出した圧力値を読み込む
。読み込まれた圧力値が前回の圧力値から変化があった
場合(0以外の値になった場合)にはn7→n8に進み
、変化がない場合(Oのままの場合)にはそのままリタ
ーンする(nl)。
n8では一定時間遅延動作(カウンタのカウントアンプ
等)を実行したのち再度圧力センサ8から圧力値を読み
込む(n9)。n6.n9の圧力読取値の差に基づいて
ベロシティ (イニシャルタッチ)を割り出しくn1o
)、このベロシティデータ、圧力データおよびノートオ
ン信号を音源回路30に送信する(nil)。次にホー
ル素子10の出力を読み込み(nl?)、ベンド量に変
化があるか否かを判断する(n 18)。ベンド出力に
変化がある場合には新たなベンドデータを音源回路30
へ送出する(n19)。n20ではタンギングを検出す
るフォトセンサの出力を読み込み(n20)、タンギン
グ出力に変化がある場合にはn22で動作を一定期間遅
延動作を行ったのち再度フォトセンサ7の出力を読み込
む(n23)。
n20.n23の読取値の差に基づいてタンギング速度
を求め(n24)、これをタンギングデータとして音源
回路30に送出する(n25)。
方タンギング出力に変化がない場合にはn21から直接
リターンする。
また、n5において前回の圧力センサの読取値が0でな
かった場合にはn12に進み、今回の圧力センサの値を
読み込む(n 12)。この読み込まれた圧力センサの
値が前回の読取値と変化ない場合にはn13から直接n
17に進む。変化がある場合には今回の読取値が0であ
るか否かを判断しくn14)、Oの場合にはノートオフ
信号を音源回路へ送出して(n l 6)リターンする
。今回検出した圧力が0でない場合にはその圧力データ
を音源回路に送出したのち(n15)、n17以下に進
んで、ベンド、タンギングの検出動作を実行する。
この電子管楽器でタンギングの速度(舌先を吹込口に吹
き込む速度)を変化させると、タンギングセンサ(フォ
トセンサ7)の出力は、第4図(A)、(B)に示すよ
うな変化を示す。立ち上がり、立ち下がりの速度を前記
n20〜n24で検出して発音や音切りの表情づけを行
うことができるこの実施例では電子管楽器について説明
したが、上記のタンギングセンサを、鍵盤型電子楽器に
接続されマウスピース部のみを有するプレスコントロー
ラに適用しても同様の効果を得ることができる。
(沿発明の効果 以上のようにこの発明の電子楽器では透過型のフォトセ
ンサによってタンギングを検出するようにしたことによ
り、タンギングの有無を確実に検出することができると
ともにタンギングの速度をも正確に検出することができ
、タンギングによる楽音の表情づけを容易にすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図(AL (B)はこの発明の実施例である電子管
楽器のマウスピース部の構造を示す図、第2図は同電子
管楽器の制御部のブロック図、第3図(A)、 (B)
は同電子管楽器の動作を示すフローチャート、第4図(
A)、  (B)はタンギングの速度によるフォトセン
サの検出値の違いを説明する図である。 7−フォトセンサ、 4a、4b−光ファイバ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)吹込口を有し、この吹込口から吹き込まれる息の
    状態に基づいて楽音を制御する電子楽器において、 透過型フォトセンサを、その光軸が前記吹込口を横切る
    ように設け、 この透過型フォトセンサの検出値の変化に基づいて楽音
    を制御するタンギング制御手段を設けたことを特徴とす
    る電子楽器。
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