JP2017173610A - 楽音制御装置、電子楽器、楽音制御方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
吹奏の状態を示す吹奏情報を検出部から検出する検出処理と、
前記検出部から検出される吹奏情報と、保存部に保存されている比較基準情報との差異から、複数の奏法のうちのいずれの奏法かを判別する奏法判別処理と、
前記奏法判別処理によって判別した奏法に対応した楽音の生成を音源に指示する楽音指示処理と、
を実行する処理部を有することを特徴とする。
吹奏の状態を示す吹奏情報を検出部から検出し、
検出部から検出される吹奏情報と、保存部に保存されている比較基準情報との差異から、複数の奏法のうちのいずれの奏法かを判別し、
判別した奏法に対応した楽音の生成を音源に指示する
ことを特徴とする。
吹奏の状態を示す吹奏情報を検出部から検出する検出ステップと、
前記検出部から検出される吹奏情報と、保存部に保存されている比較基準情報との差異から、複数の奏法のうちのいずれの奏法かを判別する奏法判別ステップと、
前記奏法判別ステップによって判別した奏法に対応した楽音の生成を音源に指示する楽音指示ステップと、
を実行させることを特徴とする。
A.構造
図1を参照して本発明の一実施形態による電子管楽器100の全体構造について説明する。図1(a)は、アコースティック管楽器の「サックス」形状を模した電子管楽器100の全体構造を示す外観図、図1(b)はマウスピース6の構造を示す断面図である。図1(a)において、サックス形状を為す本体1の正面には、運指操作(音高を指定する演奏操作)される音高キー2が配設される。本体1の開口端3側の内部には、楽音を放音するスピーカ4が設けられる。また、本体1の側面側には、電源をパワーオン・オフする電源スイッチの他、各種操作スイッチを有する操作部5が設けられる。
次に、図2を参照して電子管楽器100の電気的構成について説明する。図2は、電子管楽器100の電気的構成を示すブロック図である。図2において、センシングパッド7は、上述したように、それぞれマトリクス配置された複数の検出素子から構成されるパッドPOS1〜POS12を備える。入力部9は、パッドPOS1〜POS12の各検出出力を、接触面積(接触検出した検出素子の数)を表すパッドデータPD1〜PD12に変換する。
次に、図6〜図7を参照して上記構成による電子管楽器100のCPU11が実行するメインルーチンおよびセンシングパッド処理の各動作について説明する。なお、以下の動作説明では、ことわりが無い限り動作の主体はCPU11である。
図6は、CPU11が実行するメインルーチンの動作を示すフローチャートである。電源スイッチ操作により電子管楽器100がパワーオンすると、CPU11は図6に図示するステップSA1に処理を進め、電子管楽器100の各部を初期化するイニシャライズを行う。イニシャライズが完了すると、ステップSA2に進み、センシングパッド処理を実行する。
図7は、CPU11が実行するセンシングパッド処理の動作を示すフローチャートである。前述したメインルーチンのステップSA2(図6参照)を介して本処理が実行されると、CPU11は図7に図示するステップSB1に処理を進め、入力部9が発生するパッドデータPD1〜PD12を取得してRAM13のバッファエリアBAに一時記憶する。
(付記)
[請求項1]
吹奏の状態を示す吹奏情報を検出部から検出する検出処理と、
前記検出部から検出される吹奏情報と、保存部に保存されている比較基準情報との差異から、複数の奏法のうちのいずれの奏法かを判別する奏法判別処理と、
前記奏法判別処理によって判別した奏法に対応した楽音の生成を音源に指示する楽音指示処理と、
を実行する処理部を有することを特徴とする楽音制御装置。
前記処理部は、更に、通常の奏法が為された場合に、前記検出部から検出される前記吹奏情報を前記比較基準情報として前記保存部に保存する保存処理と、を実行することを特徴とする請求項1に記載の楽音制御装置。
前記検出部は、ユーザの舌及び下唇の接触を検出する検出パッドをマウスピースに複数備え、
前記検出処理は、前記検出処理として、前記舌および前記下唇が前記マウスピースに接触する状態を前記吹奏情報として検出することを特徴とする請求項1又は2に記載の楽音制御装置。
前記処理部は、前記奏法判別処理として、前記複数の検出パッドから検出される前記吹奏情報が、前記保存部に保存した前記比較基準情報に対し、少なくとも、サブトーン奏法、タンギング奏法及び前記通常の奏法のいずれかの奏法かを判別することを特徴とする請求項3記載の楽音制御装置。
吹奏の状態を示す吹奏情報を検出する検出部と、
楽音を生成する音源部と、
請求項1乃至3のいずれかに記載の楽音制御装置と、
を備えることを特徴とする電子楽器。
楽音制御装置で実行され、
吹奏の状態を示す吹奏情報を検出部から検出し、
検出部から検出される吹奏情報と、保存部に保存されている比較基準情報との差異から、複数の奏法のうちのいずれの奏法かを判別し、
判別した奏法に対応した楽音の生成を音源に指示する
ことを特徴とする楽音発生方法。
楽音制御装置に搭載されるコンピュータに、
吹奏の状態を示す吹奏情報を検出部から検出する検出ステップと、
前記検出部から検出される吹奏情報と、保存部に保存されている比較基準情報との差異から、複数の奏法のうちのいずれの奏法かを判別する奏法判別ステップと、
前記奏法判別ステップによって判別した奏法に対応した楽音の生成を音源に指示する楽音指示ステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。
2 音高キー
3 開口端
4 スピーカ
5 操作部
6 マウスピース
7 センシングパッド
8 息圧センサ
9 入力部
10 A/D変換部
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 音源
15 サウンドシステム
100 電子管楽器
Claims (7)
- 吹奏の状態を示す吹奏情報を検出部から検出する検出処理と、
前記検出部から検出される吹奏情報と、保存部に保存されている比較基準情報との差異から、複数の奏法のうちのいずれの奏法かを判別する奏法判別処理と、
前記奏法判別処理によって判別した奏法に対応した楽音の生成を音源に指示する楽音指示処理と、
を実行する処理部を有することを特徴とする楽音制御装置。 - 前記処理部は、更に、通常の奏法が為された場合に、前記検出部から検出される前記吹奏情報を前記比較基準情報として前記保存部に保存する保存処理と、を実行することを特徴とする請求項1に記載の楽音制御装置。
- 前記検出部は、ユーザの舌及び下唇の接触を検出する検出パッドをマウスピースに複数備え、
前記検出処理は、前記検出処理として、前記舌および前記下唇が前記マウスピースに接触する状態を前記吹奏情報として検出することを特徴とする請求項1又は2に記載の楽音制御装置。 - 前記処理部は、前記奏法判別処理として、前記複数の検出パッドから検出される前記吹奏情報が、前記保存部に保存した前記比較基準情報に対し、少なくとも、サブトーン奏法、タンギング奏法及び前記通常の奏法のいずれかの奏法かを判別することを特徴とする請求項3記載の楽音制御装置。
- 吹奏の状態を示す吹奏情報を検出する検出部と、
楽音を生成する音源部と、
請求項1乃至3のいずれかに記載の楽音制御装置と、
を備えることを特徴とする電子楽器。 - 楽音制御装置で実行され、
吹奏の状態を示す吹奏情報を検出部から検出し、
検出部から検出される吹奏情報と、保存部に保存されている比較基準情報との差異から、複数の奏法のうちのいずれの奏法かを判別し、
判別した奏法に対応した楽音の生成を音源に指示する
ことを特徴とする楽音発生方法。 - 楽音制御装置に搭載されるコンピュータに、
吹奏の状態を示す吹奏情報を検出部から検出する検出ステップと、
前記検出部から検出される吹奏情報と、保存部に保存されている比較基準情報との差異から、複数の奏法のうちのいずれの奏法かを判別する奏法判別ステップと、
前記奏法判別ステップによって判別した奏法に対応した楽音の生成を音源に指示する楽音指示ステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
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JP2016060475A JP6710432B2 (ja) | 2016-03-24 | 2016-03-24 | 楽音制御装置、電子楽器、楽音制御方法およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Family Applications (1)
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JP2016060475A Active JP6710432B2 (ja) | 2016-03-24 | 2016-03-24 | 楽音制御装置、電子楽器、楽音制御方法およびプログラム |
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03219295A (ja) * | 1990-01-25 | 1991-09-26 | Yamaha Corp | 電子楽器 |
JPH0772853A (ja) * | 1993-06-29 | 1995-03-17 | Yamaha Corp | 電子管楽器 |
JP2000122641A (ja) * | 1998-10-21 | 2000-04-28 | Casio Comput Co Ltd | 電子管楽器 |
JP2015225304A (ja) * | 2014-05-29 | 2015-12-14 | カシオ計算機株式会社 | 電子楽器、発音制御方法、およびプログラム |
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2016
- 2016-03-24 JP JP2016060475A patent/JP6710432B2/ja active Active
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