JPH03218349A - フツ素化アクリルテロマーならびに種々の基体の防水および防油処理におけるそれらの適用 - Google Patents

フツ素化アクリルテロマーならびに種々の基体の防水および防油処理におけるそれらの適用

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JPH03218349A
JPH03218349A JP2298766A JP29876690A JPH03218349A JP H03218349 A JPH03218349 A JP H03218349A JP 2298766 A JP2298766 A JP 2298766A JP 29876690 A JP29876690 A JP 29876690A JP H03218349 A JPH03218349 A JP H03218349A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、織物、パイルカーペット、ウオールカバリン
グ、木材、建築資材、金属およびプラスチック材料など
の基体の防水および防油処理に使用されるフッ素化物質
の分野に関するものであり、特に、非ハロゲン化物であ
ってもよい溶媒に可溶であり、とりわけ、仕上げおよび
ケアとして次の特性:柔軟性、外観の良さおよび手触り
の良さを有しなければならない皮革の保護に使用できる
新物質に関する。
特に皮革に適する物質として提案されているのは、水に
可溶または分散できるものであり、例えば次のものが挙
げられる。
*フッ素化カルボン酸のクロム錯体(米国特許第2, 
934, 450号、同第3. 651. 105号、
同第3, 907, 576号および3, 574, 
518号):これは、効果的に良好な特性を与えるが、
強い緑色を呈し、この色が該物質を適用する基体に付着
するので、用途が限定されるという欠点を有する。
*フッ素化カルボン酸(米国特許第3. 382. 0
97号)およびポリフルオロアルキルチオジカルボン酸
(米国特許第3. 471. 518号);*フランス
特許第2, 579. 211号に記載されている5 ようなアクリルコボリマーコしかし、該物質を水性媒体
中で使用するには、かなり長い乾燥時間を必要とし、更
に、皮革および支持体のなかには、水によって害を受け
るものもある。
フッ素化アクリレートボリマーまたはコボリマーも提案
されている(米国特許第3. 524. 760号)が
、これらの物質をその用途のために塩素化溶媒中で合成
または希釈すると、環境に対して危険である。
パーフルオ口基およびウレタン鎖を含む組成物も知られ
ている(例えば、米国特許第3. 468. 924号
、同第3, 503. 915号、同第3, 528.
 849号、同第3. 896. 035号、同第3,
 896, 251号、同第4, 024, 178号
、フランス特許第2. 062. 244号、西ドイツ
特許第 1, 620, 965号、カナダ特許第1,
 071. 225号、欧州特許第103, 752号
、スイス特許第520. 813号および同第512.
 624号参照)。し6 かし、残念ながら、これらの物質は、次のいずれかの欠
点を有する。
塩素化溶媒を含む: 製造が難しい合成中間体を必要とする;付与される耐汚
れ特性が比較的劣ったままである; 更に、有機溶媒中での溶解度が小さいので、水性エマル
ジョンとして提供される。
フッ素化チオールおよびエチレン性化合物から得られる
フッ素化テロマーが、米国特許第4. 460. 48
0号、同第4, 577. 036号およびフランス特
許第2, 416, 222号において、表面活性剤と
して提案されている。これらの物質は、一般に水に可溶
であり、耐水性および耐油性のどちらの特性も付与しな
い。
そこで、本出願人は、アルカンに可溶であり、皮革処理
に特に適した新しいテロマーを見い出した。該テロマー
は、皮革に対し、色、外観、手触りおよび取扱いに影響
を及ぼすことなく、また、光沢が衰えることな《顕著な
耐水性および耐油性を付与し、環境に対して目立った危
険も全く与えない。
本発明に係る物質は、テロマー化された形で下記 (a
)〜(c)を含むテロマーである。
(a)  一般式: RF−B−SR         (I)〔式中、RF
は炭素数2〜20の直鎖または分枝パーフルオロアルキ
ル基を表わし、Bは炭素数1〜4のアルキレン基を表わ
す。〕の1種以上のフッ素化チオールが2〜40重量%
、好ましくは10〜30重量%; (b)一般式: R   −D−Q−C−C=CH−R     (1f R 〔式中、Rfは炭素数2〜2Gの直鎖または分枝パーフ
ルオロアルキル基を表わし、Qは酸素またはイオウ原子
を表わし、Dは1個の炭素原子によってQに結合し、1
個以上の酸素、イオウおよび/または窒素原子を有し得
る 2価の鎖を表わし、Rは、一方が水素原子を表わし
、他方が水素原子または炭素数1〜4のアルキル基を表
わす。〕の1種以上のポリフッ素化モノマーが20〜7
0重量%、好ましくは30〜50重量%;および (c)  (b)で定義したちの以外の型の1種以上の
モノマーがθ〜65重量%、好ましくは25〜50重量
%。
パーフルオロアルキル基RFおよびRfは同一でも異な
っていてもよく、好ましくは、4〜16個9 の炭素原子を含む。
式(I)のフッ素化チオールの中では、Bが直鎖アルキ
レン基、特にエチレンまたはテトラメチレン基のものが
好ましい。これらのチオールは、公知の方法、例えばフ
ランス特許第2, 609. 463号に記載された方
法によって合成できる。
式(It)の好ましいポリフッ素化モノマーは、式: O 11 R  − (cH2) p−C)−C−C=Ct{−R
【 R        (I[) 〔式中、RFおよびRは上記で定義したとおりであり、
pは1〜20の整数、好ましくは2または4を表わす。
〕に対応するものである。これらのモノマーは、公知の
方法によって合成でき、例えば、式: R  −(cH2),,−OH      (IV)f の対応するアルコールを、硫酸またはpトルエ ンスルホン酸などの酸触媒の存在下で、式:HOOC−
C=CH−R           (V)l R のアルケンモノカルボン酸、例えば、アクリル酸、メタ
クリル酸およびクロトン酸などによってエステル化する
ことにより合成できる。式(V)のアルケンモノカルボ
ン酸の代わりに、そのエステル、無水物またはハロゲン
化物を使用することもできる。経済的および実際的理由
から、式(I[)の種々の基R{を有するモノマー混合
物を使用すると有益であることがわかっている。
式(I[)のポリフッ素化モノマーの他の例として挙げ
られるのは、式(V)の酸と以下の式で表されるアルコ
ール及びチオールとのエステルである。
1 1 Y′ R  − (cH2),−SH f R  一(cH2),−0  −  (cH2), −
OHf R  icH2),−S−  (cH,,),−OHf R  一(cH2),−10cH2CH2), −OH
f R  −(cI{2),−SO2−(cF{2),−O
Hf R  −CH=CH− (cH,,),一〇Hf (■) (■) (IX) (X) (XZ) (xm) R′ R  −COC)− (cH2),−OHf (XIV) R’ 12 C式中、Rfおよびpは上記で定義したとおりであり、
R′は、水素原子または炭素数1〜lOのアルキル基(
好ましくは、メチル)を表わし、R#は水素原子または
炭素数1〜4のアルキル基を表わし、qは1〜4の整数
(好ましくは、1または2)、rは 1〜20(好まし
くは1〜4)の整数であり、x,x’ ,yおよびY′
は同一でも異なっていてもよく、各々、水素原子または
炭素数1〜4のアルキル基を表わす。〕 本発明で使用できる好ましいモノマー(c)は、特に、
炭素数1〜Ill、好ましくは少なくとも6の直鎖、分
枝または環式のアルキルアクリレートおよびアルキルメ
タクリレートである。
また、本発明の範囲内で使用できる他のモノマー(c)
としては、次のものが挙げられる。
ハロゲン化されていても、されていなくてもよい低級オ
レフィン性炭化水素、例えば、エチレン、プロピレン、
イソブテン、3−クロロー lイソブテン、ブタジエン
、イソプレン、クロロブタジエン、ジクロ口ブタジエン
、フルオロブタジエン、ジフルオ口ブタジエン、2,5
−ジメチルへキサ− 1.5−ジエンおよびジイソブチ
レン;ハロゲン化ビニル、ハロゲン化アリルまたはハロ
ゲン化ビニリデン、例えば、塩化ビニル、塩化ビニリデ
ン、フッ化ビニル、フッ化ビニリデン、臭化アリルまた
は塩化メタリル; スチレンおよびその誘導体、例えば、ビニルトルエン、
α−メチルスチレン、α−シアノメチルスチレン、ジビ
ニルベンゼン、またはN−ビニルカルバゾール ビニルエステル、例えば、ビニルアセテート、ビニルプ
ロピオネート、[versatic acid Jとし
て工業的に知られている酸のビニルエステル、ビニルイ
ソブチレート、ビニルセネシオネート、ビ14 ニルサクシネート、ビニルイソデカノエート、ビ ニルステアレートまたはジビニルカーボネート;アリル
エステル、例えば、アリルアセテートおよびアリルヘプ
タノエート ーハロゲン化されていても、されていなくてもよいアル
キルビニルエーテルまたはアルキルアリルエーテル、例
えは、セチルビニルエーテル、ドデシルビニルエーテル
、n−プチルビニルエーテル、イソブチルビニルエーテ
ル、エチルビニルエーテル、2−エチルヘキシルビニル
エーテル、2クロロエチルビニルエーテルまたはテトラ
アリロキシエタン; ビニルアルキルケトン、例えばビニルメチルケトン; アクリル酸、メタクリル酸、α−クロロアクリル酸、ク
ロトン酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、シトラ
コン酸およびセネシオン酸など15 の不飽和酸、並びにそれらの無水物およびエステル、例
えば、ビニルアクリレート、ビニルメタクリレート、ア
リルアクリレート、アリルメタクリレート、 2−イソ
シアナトエチルアクリレート、2−イソシアナトエチル
メタクリレート、ジメチルマレエート、エチルクロトネ
ート、メチル水素マレエート、ブチル水素イタコネート
、グリコールジアクリレート、グリコールジメタクリレ
ート、ポリアルキレングリコールジアクリレートまたは
ポリアルキレングリコールジメタクリレート(例えば、
エチレングリコールジメタクリレートまたはトリエチレ
ングリコールジメタクリレート)、ジクロ口ホスファト
アルキルアクリレートまたはジクロロホスファトアルキ
ルメタクリレート(例えば、ジクロ口ホスファトエチル
メタクリレート)、ビス=(メタクリ口イルオキシエチ
ル)水素ホスフェート、メタクリ口イルオキシプ口ピル
16 トリメトキシシラン、2−ヒドロキシ− 3−クロロプ
ロピルアクリレートおよび 2−ヒドロキシ3−クロロ
プロピルメタクリレート; アクリロニトリル、メタクリ口ニトリル、 2クロロア
クリ口ニトリル、2−シアノエチルアクリレート、 2
−シアノエチルメタクリレート、メチレングルタ口ニト
リル、シアン化ビニリデン、アルキルシアノアクリレー
ト(例えば、イソプロビルシアノアクリレート)、トリ
アクリロイルへキサヒドローs−トリアジン、ビニルト
リクロロシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルト
リエトキシシラン、およびN−ビニル− 2−ピロリド
ン。
少なくとも 1個のエチレン結合および少なくとも 1
個の反応性基(すなわち、別のモノマー、別の化合物ま
たは基体そのものと反応して架橋を作ることのできる基
)を有する化合物もモノマー(c)17 として使用することができる。これらの反応性基はよく
知られており、OH,NH2,NH−アルキル、COO
Me (Me :アルカリ金属またはア/      
     / S○ −CH=CF{2, 2 NH−CO−CH工CH2などの極性基または官能基で
ある。この種のモノマーとしては、ヒドロキシアルキル
アクリレートおよびヒドロキシアルキルメタクリレート
(例えばエチレングリコールモノアクリレート、プロピ
レングリコールモノメタクリレート);ボリアルキレン
グリコールのアクリレートおよびメタクリレート;アリ
ルアルコール、アリルグリコレート、イソブテンジオー
ル、アリロキシエタノール、0−アリルフェノール、ジ
ビニルカルビノール、グリセロールα−718 リルエーテル、アクリルアミド、メタクリルアミド、マ
レアミド、マレイミド、N−(シアノエチル)一アクリ
ルアミド、N−イソプロビルアクリルアミド、ジアセト
ンーアクリルアミド、N(ヒドロキシメチル)一アクリ
ルアミド、N(ヒドロキシメチル)一メタクリルアミド
、N−(アルコキシメチル)一アクリルアミド、N(ア
ルコキシメチル)一メタクリルアミド、メチル2−アク
リルアミドー 2−メトキシアセテート、グリオキサル
ビスアクリルアミド、アクリル酸ナトリウム、メタクリ
ル酸ナトリウム;ビニルスルホン酸、スチレンーp−ス
ルホン酸、およびそれらのアルカリ金属塩; 3−アミ
ノクロトノニトリル、モノアリルアミン、ビニルピリジ
ン、グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレー
ト、アリルグリシジルエーテル、アク口レイン、N,N
−ジメチルアミノエチルメタクリレート、また19 はN−t−ブチルアミノエチルメタクリレートが挙げら
れる。
上述したコモノマー(c)の中で好ましいのは次のもの
である.ビニルアセテート、「ve+sajieJ酸の
ビニルエステル、イソブチルビニルエーテル、アクリル
酸、メタクリル酸、無水マレイン酸、エチレングリコー
ルジアクリレート、エチレングリコールジメタクリレー
ト、トリエチレングリコールジアクリレート、トリエチ
レングリコールジメタクリレート、アクリロニトリル、
メタクリ口ニトリル、 2−シアノエチルアクリレート
、N−ビニル− 2−ピロリドン、エチレングリコール
モノアクリレート、エチレングリコールモノメタクリレ
ート、プロピレングリコールモノアクリレート、プロピ
レングリコールモノメタクリレート、アクリルアミド、
メタクリルアミド、ジアセトンーアクリルアミド、N−
メチロールアクリルアミド、20 N−メチロールメタクリルアミド、イソブトキシメチル
アクリルアミド、イソブトキシメチルメタクリルアミド
、メチル2−アクリルアミドー 2メトキシアセテート
、グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレート
、N.N−ジメチルアミノエチルメタクリレート、N−
t−プチルアミノエチルメタクリレート。
本発明に係る物質は、溶媒の存在下または不存在下、テ
ロメリゼーションによりそれ自体公知の方法で製造され
る。 (a)で定義したチオールがテロゲンの役目を果
たし、(b)および (c)で定義したエチレン性化合
物がタクソゲンの役目を果たす。
一般に、テロメリゼーション反応は公知であり、例えば
以下の文献に記載されている。
“MonoIlleric  Acrylic  Es
ters    b7  HRIDDLE,   Re
inhold  Publishing  Corp.
   (1965)pages 149 to 151
 ;21 G.  NAGY  ″L’ indosj+ie  
chimique   −  N[L570Janua
r7  1965  −  pages  1  1o
  6  ;R  B   FOX  and  DE
  HELD   U.S.  NavaResear
ch Laboratory IIIa+hinglo
n,  NRL Repo目5190  −  19 
 Nov.  1958  ;M  S   KARA
SCH  and  C.F.  Focus  − 
 loutfbg.  Chem.   13.  1
948.  pages  97  to  100C
 M  STARKS  ″F+ee Radical
 Telomerixalion    Academ
ic  Press  1974  ;B  BOUT
EVIN  a+++I  Y,  PIETRASA
NTA  ″LesacBlajes  c+  po
lyacrylajes  fluo+e+.  de
rivese+   applications   
   (  “』Fluorinated  acBl
afesand  polyacrylates,  
derivatives  and  applica
−}ioni  ” )   −  EREC.  1
988.反応は、室温から反応混合物の沸点までの温度
で、連続的、不連続的または徐々に行うことができ、好
ましくは、50〜90℃で行う。試薬の全濃度22 は5〜100重量%の間で変えることができる。
テロメリゼーションは、ケトン溶媒(例えば、アセトン
、メチルエチルケトンまたはメチルイソブチルケトン)
、アルコール(例えば、イソプロパ.ノール)、エステ
ル(例えば、酢酸エチルまたは酢酸ブチル)、エーテル
(例えば、ジイソプ口ピルエーテル、エチレングリコー
ルエチルエーテル、エチレングリコールメチルエーテル
、テトラヒド口フランまたはジオキサン)、脂肪族また
は芳香族炭化水素、ハロゲン化炭化水素(例えば、パー
クロロエチレン、1,1.1−}リクロ口エタンまたは
トリクロロトリフルオ口エタン)、ジメチルホルムアミ
ドまたはN−メチル− 2−ピロリドン中で行うことが
できる。これらの溶媒は 1種のみ、あるいは混合物に
して使用することができる。
テロメリゼーションは開始剤の存在下で行われ、開始剤
の使用量は、用いるテロゲンおよびタクソ23 ゲンの全重量に対して1〜4%である。使用できる開始
剤としては、過酸化ベンゾイル、過酸化ラウロイル、過
酸化スクシニルおよびt−プチルパーピパレートなどの
過酸化物、または2.2′ −アゾービスイソブチロニ
トリル、4.4’ −アゾービス(4−シアノペンクン
酸)およびアゾジカーボンアミドなどのアゾ化合物が挙
げられる。また、紫外線放射およびペンゾフェノン、2
−メチルアントラキノンまたは2−クロロチオキサント
ンなどの光開始剤の存在下で反応を行うこともできる。
適切ならば、得られたテロマー溶液をテロメリゼーショ
ン溶媒で希釈するか、または、相互混和性があるならば
別の溶媒または溶媒混合物で希釈してもよい。所望なら
ば、溶媒除去によりテロマーを単離することもできる。
本発明に係る物質によって疎油性および疎水性を与え得
るものとして挙げることのできる基体は、24 主として皮革である。他の種々の材料、例えば、紙;セ
ルロースまたは再生セルロースをベースとした織物また
は不織物;綿、セルロースアセテート、ウール、絹、ポ
リアミド繊維、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリウ
レタンまたはポリアクリロニトリルなどの天然繊維、人
工繊維または合成繊維;プラスチック材料;ガラス;木
材,金属;磁器;石造物;および着色表面も挙げられる
皮革の場合は、本発明に係るテロマー溶液を、噴霧また
はブラシを使用した塗布などのよ《知られた方法に従っ
て、主に、アルコール媒体、脂肪族炭化水素媒体または
脂肪族炭化水素とアルコールとの混合物中で適用する。
本発明に係るテロマーで処理した支持体は、室温または
支持体の種類によって250℃まで変わり得る高温下で
簡単に乾燥すると、良好な疎油性および疎水性を有する
。皮革は、優先的に、室温ま25 たは約60℃までの中位の温度で乾燥される。
特定の効果またはより良好な定着を得るために、ある種
の支持体に対しては、本発明に係るテロマーをある種の
アジュバント、ボリマー、熱縮合性物質、触媒、抗紫外
線剤、殺菌剤、静電防止剤などと結合すると有益である
こともある。
使用すべきテロマーの量は、処理すべき支持体の性質お
よびテロマーのフッ素含量によって変化する。皮革につ
いては、一般に0.2〜5 g/d,好ましくは0.5
〜2.5g/rrfである。こうして処理すると、クロ
ム塩または植物タンニンでなめされたあらゆる種類の皮
革は良好な疎水性および疎油性を有する。
本発明に従って処理した基体の性能評価のために、次の
試験を使用した。
耐水性(RW)測定試験 この試験は、基体上に置かれた一滴の水が浸透26 するのに要する時間を測定することから成る。浸透時間
が2時間より長いと、この耐性は優れていると判定する
耐油性(RO)測定試験 この試験は、基体上に置かれた一滴のワセリン油が浸透
するのに要する時間を測定することから成る。浸透時間
が2時間より長いと、この耐性は優れていると判定する
。この試験は、9時間後に故意に停止する。というのは
、この時間経過が耐油性の最大値を示すと考えられるが
らである。
疎水性(H)測定試験 支持体のいくつかに対しては、 ■から10まで番号を
付けた、下記重量比の水/イソプロパノール混合物から
成る試験溶液を使用して、疎水効果を測定した。
27 この試験は、処理済の基体上にこれらの混合物を何滴か
置き、得られる効果を見ることから成る。
評価は、30秒接触した後に基体を浸透しなかったまた
は濡らさなかった溶液で、イソプロパノールの割合の最
も高い溶液に対応する番号をその値と28 することにより行う。
処理済支持体の油(O R)および水(S T)に関す
る反発性は、AATCC基準118−1975 (疎油
性:炭化水素耐性試験)およびAATCC基準22− 
1975 (疎水性:噴霧試験)に従って測定した。
皮革に対する疎水性(噴霧試験)は、次の方法で測定し
た:全での水を皮革の表面上に注いだ後、該表面を水平
に置いて一枚の吸取紙でおおい、重さ 2kgの金属ロ
ーラーを前後に動かすことにより全体に圧力をかける。
そして、皮革を濡らす水によって形成されたスポットの
関数として、AATCC基準22− 1975の評価表
に示された値に従って評価を行う。一方、織物に関して
は、厳密にその基準に従って測定を行った。
以下の実施例により本発明を説明するが、特に断わらな
い限り、「部」および「%」は「重量部」および「重量
%」であり、本発明は以下の実施例29 によって限定されるものではない。
実施例 1 a)製造 n−へブタン41.25部、酢酸エチル13.9部、チ
オールC8F17C2H4sH2.5部および下記組成
: n:5     7     911    1315 % :l    58    24    12   
  32 を有する一般式: 0 CH3 (XVI) のポリフッ素化モノマーの混合物5.6部、次いで、工
業的純度のステアリルメタクリレート(約70%のC1
gエステルと30%の016エステルとを含む混合物)
105部、エチレングリコールモノメタクリレート1.
37部およびグリシジルメタクリレートの30 0.75部を、容量が500体積部で、撹拌器、温度計
、還流コンデンサー、滴下漏斗、窒素入口および加熱装
置を備えた反応器に充填する。
無水窒素蒸気によって反応器から空気を追い出して溶液
を還流(77°C)し、過酸化ラウロイル0.2部およ
びt−プチルパーピパレート0. 06部を加え、n−
へブタン 13. 75部、酢酸エチル4.6部、チオ
ールc 8 F 17c 2 H 4 S H  7.
 5部、上記のポリフッ素化モノマー混合物16. 7
5部、工業的純度のステアリルメタクリレート3.36
部、エチレングリコールメタクリレート 4,1部およ
びグリシジルメタクリレート2,25部の溶液を 1時
間にわたって滴下する。
次いで、この混合物を還流温度で6時間保持し、その間
、30分毎に0,06部のt−プチルパーピパレートを
加え、150分毎の 0.1部の過酸化ラウロイルを加
える。6時間経過後、クロマトグラフイ−31 分析(VPC)により、チオールおよび七ノマーの全て
が消滅していることがわかる。
室温まで冷却後、本発明に係るテロマーの透明な黄色溶
液が得られる。この溶液を120℃で2時間乾燥するこ
とにより、不揮発性物質の割合を測定し、次いで、n−
へブタンと酢酸エチルの75/25混合物を加えてその
割合を25%に調整すると、フッ素の割合が9.5%で
ある淡黄色の透明溶液(S1)が得られる。
b)適用 この溶液(81)2部をn−へブタンとイソプロパノー
ルの85/+5混合物で100部に希釈する。次いで、
こうして得られた新しい溶液を、クロムでなめした子牛
皮革に20[1g/ifの量で噴霧することにより塗布
し、室温で8時間乾燥した後、得られた性能を試験する
。その結果を、同様の未処理皮革と比較して次の表に示
す。
32 本発明に係るテロマーの新しい溶液を、溶液(Sl)4
部をn−へブタンで 100部に希釈することにより調
製する。この新しい溶液を、植物でなめした子牛皮革に
 100g/rrrの量で噴霧することにより塗布し、
室温で8時間乾燥した後、得られた性能を試験する。そ
の結果を、同様の未処理皮革と比較して次の表に示す。
実施例 2 a)製造 実施例1と同様の方法であるが、エチレングリコールモ
ノメタクリレートを加えないで行う。25%まで希釈す
ると、本発明に係るテロマーの溶液(S2)が得られる
。この溶液はlO.5%のフ・ソ素を含む。
b)適用 この溶液(S2)4部をn−へブタンで100部に希釈
し、次いで、その希釈溶液( S 2d)をポリエステ
ル織物(P E)およびボリアミド織物(PA)に対し
て各々70%および65%の度合でサイジングすること
により適用する。次いでその織物を室温で乾燥し、その
処理済織物をNF基準607−136 6Aに従って洗
浄前ならびに 1回および3回の洗浄後に未処理織物と
比較して試験する。得られた結果を次の表に示す。
同じ希釈溶液( S 2d)を、200 g / rr
rの量で噴霧することによりクロムでなめした子牛皮革
に適用し、室温で8時間乾燥した後、得られた性能を3
5 未処理皮革の性能と比較する。
その結果を次の表 に示す。
実施例 3 a)製 造: ヘプタン41 3部、 酢酸ブチルl3 9部、 下記 組成: 5 7 9 l1 13 l5 % : 58 24 12 3 2 1 を有する一般式: 3 6 CF  −(cF  )  −C2H4−SH  (X
■)3         2m のチオール混合物6部、実施例1と同様のポリフッ素化
モノマー混合物5.6部、工業的純度のステアリルメタ
クリレート10,5部、N−ビニル− 2ピロリドン 
1.5部およびグリシジルメタクリレート0. 75部
を順次、実施例1と同一の反応器に充填する。
無水窒素蒸気によって反応器から空気を追い出して溶液
温度を85℃にし、過酸化ラウロイル0.2部およびt
−プチルパーピパレート0.06部を加え、次いで、n
−へブタン13.8部、酢酸ブチル4,6部、同様のチ
オールCF  −(cF  ) −C2H43    
 2m SH混合物17.6部、実施例1と同様のポリフッ素化
モノマー混合物16. 75部、工業的純度のステアリ
ルメタクリレート3.36部、N−ビニル− 2一ピロ
リドン0.5部およびグリシジルメタクリレート225
部の溶液を1時間にわたって滴下する。
37 次いで、この混合物を85℃で6時間保持し、その間、
30分毎に0.06部のt−プチルパーピパレートを加
え、150分毎に 0.1部の過酸化ラウロイルを加え
る。6時間経過後、クロマトグラフィー分析(VPC)
により、チオールおよびモノマーの全てが消滅している
ことがわかる。室温まで冷却後、本発明に係るテロマー
の黄色溶液が得られる。
130℃で2時間乾燥することにより、不揮発性物質の
割合を測定し、次いで、n−へブタンと酢酸ブチルの7
5/25混合物を加えてその割合を25%に調整すると
、フッ素の割合力月1.5%である淡黄色の透明溶液(
S3)が得られる。
b)適 用: この溶液(83)5部をn−へプタン/酢酸ブチル/イ
ソプロパノールの75/ 15/ 15混合物で100
部に希釈する。次いで、得られた新しい溶液を、クロム
でなめした子牛皮革に200 g / rrl’の量で
噴38 霧することにより塗布し、室温で8時間乾燥した後、性
能を試験する。得られた結果を、同様の未処理皮革と比
較して次の表に示す。
実施例 4 a)製 造: n−へブタン13.3部、酢酸エチル40部、アセトン
2部、チオールC6Fl3−C2H4−SH 1.6部
、下記組成: 3 9 5 7 9 l1 l3 15 % : 58 24 I2 3 2 1 を有する一般式: CH30 ポリフッ素化モノマー混合物8部、次いで、ノニルメタ
クリレート 6.5部およびグリシジルメタクリレート
 0.5部を、実施例1と同一の反応器に充填する。
無水窒素蒸気によって反応器から空気を追い出して溶液
を還流(656C)L、2,2′−アゾーイソブチロニ
トリル(AIBN)0.2部およびt−プチルパーピバ
レー”ト0. 06部を加え、次いで、n−へブタン3
部、酢酸エチル9.3部、アセトン6部、チオールC6
Fl3C2H4SH 4.8部、上記と同様のポリフッ
素化モノマー混合物24部、ノニルメ40 タクリレート 2.4部およびグリシジルメタクリレ−
ト1.4部の溶液を1時間にわたって滴下する。
次いでこの混合物を還流温度で6時間保持し、その間、
30分毎に0.06部のt−プチルパーピパレートを加
え、 150分毎に 0.1部のAIBNを加える。6
時間経過後、クロマトグラフィー分析(VPC)により
、チオールおよびモノマーの全てが消滅していることが
わかる。室温まで冷却後、本発明に係るテロマーの褐色
溶液が得られる。120℃で2時間乾燥することにより
、不揮発性物質の割合を測定し、次いで、n−へブタン
と酢酸エチルの25/ 75混合物を加えてその割合を
25%に調整すると、フッ素の割合がlO%である黄土
色の透明溶液(S4)が得られる。
b)適 用: この溶液(S4)4部をn−へブタンとイソプロパノー
ルの85/15混合物で100部に希釈する。次41 いで、こうして得られた新しい溶液を、クロムでなめし
た子牛皮革に200 g / rrrの量で噴霧するこ
とにより塗布し、室温で8時間乾燥した後、性能を試験
する。得られた結果を、同様の未処理皮革と比較して次
の表に示す。
実施例 5 a)製 造: n−へブタン18.4部、酢酸エチル18,4部、メチ
ルイソブチルケトンl8,4部、チオールC8FI7A
  9 C 2 H 4  S H 2部、下記組成m:   
 5     7     9     It    
13     15% :582412321 を有する一般式: 0 (XIX) ポリフッ素化モノマー混合物3.1部、工業的純度のラ
ウリルメタクリレート(約65%のC12エステルおよ
び35%のCl4エステルを含む混合物)12.5部、
グリシジルメタクリレート0.75部および酢酸ビニル
3部を、実施例1と同一の反応器に充填する。
無水窒素蒸気によって反応器から空気を追い出して溶液
を還流(77℃)し、過酸化ラウロイル0、2部および
t−プチルパーピパレート0.06部を加え、次いで、
n−へブタン6.1部、酢酸エチル43 6.1部、メチルイソブチルケトン6.1部、チオール
C8Fl7C2H4SH 4部、上記と同様のポリフッ
素化モノマー混合物9.2部、工業的純度のラウリルメ
タクリレート12.5部、酢酸ビニル 1部およびグリ
シジルメタクリレート2.25部の溶液を 1時間にわ
たって滴下する。
次いで、この混合物を還流温度で6時間保持し、その間
、30分毎に006部のt−プチルパーピパレートを加
え、 150分毎に 01部の過酸化ラウロイルを加え
る。6時間経過後、クロマトグラフイー分析(V P 
C)により、チオールおよびモノマーの全てが消滅して
いることがわかる。室温まで冷却後、本発明に係るテロ
マーの真白な溶液が得られる。120°Cで2時間乾燥
することにより、不揮発性物質の割合を測定し、次いで
、n−へブタン、酢酸エチルおよびメチルイソブチルケ
トンの等割合の混合物を加えてその割合を25%に調整
すると、44 フッ素の割合が5.5%である透明溶液(S5)力《得
られる。
b)適 用: この溶液(S5)8部をn−へブタンとイソプロパノー
ルの75/25混合物で 100部に希釈する。次いで
、こうして得られた希釈溶液を、クロムでなめした子牛
皮革に200g/rrfの量で噴霧することにより適用
し、室温で8時間乾燥した後、性能を試験する。得られ
た結果を、同様の未処理皮革と比較して次の表に示す。
4 5 実施例 6 a)製 造: n−へブタン58.1部、酢酸エチル19.4部、チオ
ールC6F13−C2H4−SH O.3部、実施例1
と同様のポリフッ素化モノマー混合物6部、次いで、工
業的純度のステアリルメタクリレートl1.1部、 2
−ヒドロキシ− 3−クロロプロピルメタクリレート 
05部およびグリシジルメタクリレート09部を、実施
例1と同様の反応器に充填する。
無水窒素蒸気によって反応器から空気を追い出して溶液
を還流(77°C)L、2,2′ −アゾーイソブチロ
ニトリル(AIBN)0.3部を加え、次いで、n−へ
ブタン19.3部、酢酸エチル6.5部、チオールC6
Fl3C2H4SH0.8部、実施例1と同様のポリフ
ッ素化モノマー混合物17.8部、工業的純度のステア
リルメタクリレート 3.7部、2ヒドロキシ− 3−
クロロプロピルメタクリレート46 1.5部およびグリシジルメタクリレート2.3部の溶
液を1時間にわたって滴下する。
次いでこの混合物を還流温度で6時間保持し、その間、
60分毎に0.15部のAIBNを加える。 6時間経
過後、クロマトグラフィー分析(VPC)により、チオ
ールおよびモノマーの全てが消滅していることがわかる
。室温まで冷却後、本発明に係るテロマーの透明な黄色
溶液が得られる。120℃で2時間乾燥することにより
、不揮発性物質の割合を測定し、次いで、n−へブタン
と酢酸エチルの75/ 25混合物を加えてその割合を
25%に調整すると、フッ素の割合が8.5%である淡
黄色の透明溶液(S6)が得られる。
b)適 用: この溶液(S6)6部をn−へブタンとイソプロパノー
ルの50/ 50混合物で100部に希釈する。次いで
、その希釈溶液を、クロムでなめした子牛皮47 革に 200g/rrfの量で噴霧することにより適用
し、室温で8時間乾燥した後、性能を試験する。得られ
た結果を、同様の未処理皮革と比較して次の表に示す。
実施例 7 a)合 成: n−へブタン41.25部、酢酸エチル13.9部、チ
オールC8F17−C2H4−SH 2.5部、実施例
1と同様のポリフッ素化モノマー混合物5.6部、48 次いで、スチレン1.64部を、実施例1と同一の反応
器に充填する。
無水窒素蒸気によって反応器から空気を追い出して溶液
を還流(77°C)し、過酸化ラウロイル0.2部およ
びt−プチルパーピパレート0. 06部を加え、次い
で、n−へブタン 13. 75部、酢酸エチル4.6
部、チオールC g F 17  C 2 H 4  
S H7,5部、実施例1と同様のポリフッ素化モノマ
ー混合物16.75部、およびスチレン4.9部の溶液
を1時間にわたって滴下する。
次いでこの混合物を還流温度で6時間保持し、その間、
30分毎に0.06部のt−プチルパーピパレートを加
え、 150分毎に0.1部の過酸化ラウロイルを加え
る。6時間経過後、クロマトグラフィー分析(VPC)
により、チオールおよびモノマーの全てが消滅している
ことがわかる。
室温まで冷却後、本発明に係るテロマーの真白49 の溶液が得られる。120°Cで2時間乾燥することに
より、不揮発性物質の割合を測定し、次いで、n−へブ
タンと酢酸エチルの75/25混合物を加えてその割合
を25%に調整すると、フッ素の割合が13,3%であ
る透明溶液(S7)が得られる。
b)適 用: この溶液(37)3部をn−へプタン/酢酸ブチル/イ
ソプロパノールの60/ 20/ 15混合物で100
部に希釈する。次いて、こうして得られた希釈溶液を、
クロムでなめした子牛皮革に200g/rrfの量で噴
霧することにより塗布し、室温で8時間乾燥した後、性
能を試験する。得られた結果を、同様の未処理皮革と比
較して次の表に示す。
5 0 実施例 8 a)製 造: n−へブタン41.25部、酢酸エチル13.9部、チ
オールC8F 17  C2 H4  S H 2.5
部、実施例1と同様のポリフッ素化モノマー混合物5、
6部を実施例1と同一の反応器に充填する。
無水窒素蒸気によって反応器から空気を追い出して溶液
を還流(77℃)し、AIBNO.1部、過酸化ラウロ
イル0.1部およびt−プチルパーピパレート0,06
部を加え、次いで、n−へプタン51 13. 75部、酢酸エチル4.6部、チオールC8F
l7C2H4−SH  7.5部、実施例1と同様のポ
リフッ素化モノマー混合物16.75部の溶液を 1時
間にわたって滴下する。
次いでこの混合物を還流温度で6時間保持し、その間、
30分毎に0,06部のt−プチルパーピパレートを加
え、 150分毎に0.05部の過酸化ラウロイルおよ
び0.05部のAIBNを加える。6時間経過後、クロ
マトグラフィー分析(V P C)により、チオールお
よびモノマーの全てが消滅していることがわかる。室温
まで冷却後、本発明に係るテロマーの真白の溶液が得ら
れる。120℃で2時間乾燥することにより、不揮発性
物質の割合を測定し、次いで、n−へブタンと酢酸エチ
ルの75/25混合物を加えてその割合を19%に調整
すると、フッ素の割合が12.1%である透明溶液(S
8)が得られる。
52 b)適 用: この溶液(S8)3.5部をn−ヘプタン/酢酸ブチル
/イソプロパノールの60/ 20/ 15混合物で1
00部に希釈する。次いで、その希釈溶液を、クロムで
なめした子牛皮革に200g/ofの量で噴霧すること
により適用し、室温で8時間乾燥した後、性能を試験す
る。得られた結果を、同様の未処理皮革と比較して次の
表に示す。
5 3

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)テロマー化された形で下記(a)〜(c)を含む
    ことを特徴とするフッ素化アクリルテロマー。 (a)一般式: R_F−B−SH( I ) 〔式中、R_Fは炭素数2〜20の直鎖または分枝パー
    フルオロアルキル基を表わし、Bは炭素数1〜4のアル
    キレン基を表わす。〕の1種以上のフッ素化チオールが
    2〜40重量%; (b)一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔式中、R_fは炭素数2〜20の直鎖または分枝パー
    フルオロアルキル基を表わし、Qは酸素またはイオウ原
    子を表わし、Dは1個の炭素原子によってQに結合し、
    1個以上の酸素、イオウおよび/または窒素原子を有し
    得る2価の鎖を表わし、Rは、一方が水素原子を表わし
    、他方が水素原子または炭素数1〜4のアルキル基を表
    わす。〕の1種以上のポリフッ素化モノマーが20〜7
    0重量%;および (c)(b)で定義したもの以外の型の1種以上のモノ
    マーが0〜65重量%。
  2. (2)式( I )のフッ素化チオール含有量が10〜3
    0重量%であることを特徴とする請求項1に記載のテロ
    マー。
  3. (3)式(II)のポリフッ素化モノマー含有量が30〜
    50重量%であることを特徴とする請求項1または2に
    記載のテロマー。
  4. (4)式(II)以外のモノマー含有量が25〜50重量
    %であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項
    に記載のテロマー。
  5. (5)パーフルオロアルキル基R_FおよびR_fが、
    同一でも異なっていてもよく、4〜16個の炭素原子を
    含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記
    載のテロマー。
  6. (6)Bが直鎖アルキレン基、好ましくはエチレンまた
    はテトラメチレン基であることを特徴とする請求項1〜
    5のいずれか一項に記載のテロマー。
  7. (7)Qが酸素原子であり、Dが炭素数1〜20の直鎖
    アルキレン基、好ましくはエチレンまたはテトラメチレ
    ン基であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一
    項に記載のテロマー。
  8. (8)モノマー(c)またはモノマー(c)の少なくと
    も1種が炭素数1〜18、好ましくは少なくとも6の直
    鎖、分枝または環式のアルキルアクリレートまたはアル
    キルメタクリレートであることを特徴とする請求項1〜
    7のいずれか一項に記載のテロマー。
  9. (9)異種の基体、特に皮革の防油および防水における
    請求項1〜8のいずれか一項に記載のテロマーの適用。
  10. (10)請求項1〜8のいずれか一項に記載のテロマー
    によって処理された材料または物品。
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