JPH0321810Y2 - - Google Patents

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JPH0321810Y2
JPH0321810Y2 JP18056886U JP18056886U JPH0321810Y2 JP H0321810 Y2 JPH0321810 Y2 JP H0321810Y2 JP 18056886 U JP18056886 U JP 18056886U JP 18056886 U JP18056886 U JP 18056886U JP H0321810 Y2 JPH0321810 Y2 JP H0321810Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は連続鋳造装置のセグメント等を迅速に
交換するための交換台車に関する。
〔従来の技術〕
従来の連続鋳造機におけるセグメントの交換装
置としては、例えば第7図に示す特開昭48−
79810号公報に開示されている台車式ロールセグ
メント交換装置がある。この交換装置は、台車式
ロールセグメント50を図示の右方向へ移動し、
鋳造ラインへ設置するものである。
この台車式ロールセグメント50は、水平に設
置されたレール51a,51bと鋳造ライン上に
設置され昇降可能なレール52の上を走行し、鋳
造ラインへ移動する。その後昇降レール52を昇
降シリンダ53で下降させる。ついで固定フレー
ム54へ位置決めのためのコツターピン55を挿
入し、台車式ロールセグメント支持座56の下面
を密着させて締結する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところでこの従来の台車式ロールセグメント交
換装置には、下記のごとき問題点がある。
(a) 前記位置決めのためのコツターピン長さが通
常500mm程度の長さを有する。従つて昇降レー
ルの昇降ストロークを500mm以上とする必要が
あり、昇降のために多くの時間を必要とする。
(b) 昇降ストロークが大きいので、連続鋳造機の
湾曲部においては隣接するセグメント相互にお
いて干渉する部分が生じ、そのために湾曲部の
台車式ロールセグメントには従来の方法は採用
できなかつた。
従つて冷却水配管、エアー配管、油圧配管、
電気配線等の付帯設備が多いセグメント、特に
鋳造ラインに組込まれている電磁撹拌装置セグ
メント等を交換する場合は、台車式セグメント
交換にすれば移動自在な配線、配管を使用し、
配線、配管の取付け、取外しの必要性がなくな
り、交換時間を大巾に短縮できるが、その台車
式セグメント交換装置が前記理由で採用できな
いために、セグメント交換時間の短縮が図れな
かつた。
(c) 台車式ロールセグメントを固定フレームに締
結する場合、コツターピンにコツターを打ち込
む作業が必要であり、その作業に長時間を必要
としていた。
(d) 昇降レールと固定レール間に段差が生じ易
く、従つて台車走行に支障をきたしていた。
(e) 昇降レールとともに台車式ロールセグメント
を持ち上げる必要があり、昇降シリンダの出力
が昇降レールの重量分だけ余分に必要であつ
た。
本考案は上記問題点を解消するためになされた
もので、容易かつ迅速にセグメントを交換できう
る交換台車を提供する。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するための本考案の技術的手
段は、セグメント交換台車の台車フレームを押し
上げ装置を介して車輪支持ロツドに昇降自在に支
承し、前記台車フレームの下面に縦方向に貫通孔
と水平方向に挿通孔とを設けたストツパーを取付
け、該挿通孔には先端にU字穴を形成したクラン
パープレートを移動自在に挿通し、セグメントの
固定フレームに固定した昇降手段により昇降する
クランプロツドを前記貫通孔に貫入し、該ロツド
の先端部に設けたクラツプロツド溝に前記クラン
パープレートのU字穴を嵌入して台車フレームを
固定することを特徴とするものである。
〔作用〕
セグメントの交換に際して交換台車を固定フレ
ームに固定する場合は、台車を所定位置に移動し
て先ず固定フレームに設けられたクランプロツド
を上昇させてストツパーの貫通孔に貫入し、クラ
ンパープレートを水平移動させて、該プレートの
先端に形成したU字孔をクランプロツド溝に嵌入
する。ついでクランプロツドを下降させると、ク
ランパープレートおよびストツパーを介し、更に
押し上げ装置の押し上げ力に抗して交換台車全体
が下方に押下げられ、ストツパーが固定フレーム
に当接する。この場合押し上げ装置は台車を押上
げる力として作用しており、この双方の力により
台車は緊密に固定フレームに締結される。
また交換台車を移動させる場合は、先ずクラン
プロツドを上昇させると、押し上げ装置の押し上
げ力により台車全体が上昇し、更にクランプロツ
ドを上昇させてクランパープレートをクランプロ
ツド溝から離脱させる。ついでクランプロツドを
下降させ貫通孔から抜きとると、交換台車は固定
フレームから完全に切離されて移動可能となる。
〔実施例〕
本考案の一実施例を以下図面に基でいて説明す
る。第1図はセグメント交換台車の側面図、第2
図は第1図の平面図、第3図a,bは第2図のA
−A部断面図であつて、交換台車の動作を説明す
る図面、第4図は第3図bのC−C部断面図、第
5図は台車フレームの押し上げ装置の他の実施例
を示す図面、第6図は第2図のB−B部矢視図で
ある。
第1図および第2図において、連続鋳造装置に
取付けられるセグメント交換台車1は、台車フレ
ーム2に取付けられた台車車輪3によつてレール
4上を走行可能になつており、台車1に搭載され
た電磁撹拌装置セグメント5を走行用油圧シリン
ダ6によつてストランドラインに出入するように
なつている。
上記台車車輪3には、第3図a,bに示すごと
く、車輪3の取付フレーム11上に垂直に車輪支
持ロツド12が取付けられ、この車輪支持ロツド
12はブツシユ13を介して台車フレーム2を貫
通し、その頂部に設けられた押し上げ装置14に
よつて台車フレーム2を上方に引上げるように支
持している。この押し上げ装置14は、台車フレ
ーム2に取付けられたバネ15と、このバネ15
介して車輪支持ロツド12に外挿された支持筒1
6によつて構成され、バネ15の縮退力によつて
台車フレーム2を上方に引上げるものである。
さらに台車フレーム2の下面には、縦方向に貫
通孔22と水平方向に挿通孔23とが設けられた
ストツパー21が取付けられ、挿通孔23には先
端にU字穴25を形成したクランパープレート2
4が挿通されており、油圧シリンダー26により
クランパープレート24は挿通孔23内を水平に
移動する。
前記セグメント交換台車1がストランドライン
の所定の所に位置した場合に、上記ストツパー2
1の貫通孔22と合致するセグメントの固定フレ
ーム30上面には、クランプシリンダ31によつ
て昇降するクランプロツド32が設けられてい
る。このクランプロツド32の先端部にはその周
辺にクランプロツド溝33が刻設されており、ク
ランプロツド32をストツパー21に貫入し、ク
ランプロツド溝33にクランパープレート24の
U字穴25を嵌入して交換台車1を固定フレーム
30に固定するようになつている。なお34は固
定座であり、ストツパー21の直下部の固定フレ
ーム30上に取付けられており、ストツパー21
の下面との間には若干の遊隙が保たれている。
第5図は台車フレーム押し上げ装置の他の実施
例であり、この押し上げ装置17は前記のバネ1
5にかわり油圧シリンダ18を使用したものであ
り、支持筒16の上部に載置された油圧シリンダ
18と車輪支持ロツド12とを連結し、台車フレ
ーム2を支持昇降させるようにしている。この場
合油圧シリンダ18は、別に設けた油圧用アキユ
ームレーター(図示せず)により、油圧力をバネ
15のバネ力と同じになるように設定されてい
る。
次に、第3図a,bによりセグメント交換台車
1の作動を説明する。セグメント交換台車1が待
機位置にある場合や移動する場合は、第3図aに
示すように台車フレーム2は押し上げ装置14、
により上方に引上げられている。ストランドライ
ンの設定位置に台車1が到達すると、先ずクラン
プロツド32を上昇させて貫入孔22に貫入し、
二点鎖線で示した32aの位置に停止させる。次
にクランパープレート24をストツパー21上面
を摺動させながら左方向に移動してクランプロツ
ド溝33とクランパープレート24のU字穴25
とを嵌合させる。
さらに第3図bに示すように、クランプロツド
33とU字穴25とを嵌合した状態でクランプロ
ツドを下降させ、クランプロツド溝33の上面と
クランパープレート24の上面ならびにクランパ
ープレート24の下面とストツパー21の上面と
を密着させ、押し上げ装置14の引上げ力に抗し
て、台車フレーム2を下降させる。このようにし
てストツパー21の下面を固定フレーム30の固
定座34上面を密着させ、台車フレーム2の固定
フレーム30への締結を完了する。なお、台車フ
レーム2を下降させる際、押し上げ装置14のバ
ネ15は車輪支持ロツド12の段付部の端面によ
り圧縮される。
前記バネ15のバネ力は、台車フレーム2とそ
の上に搭載されている電磁撹拌装置セグメント5
の重量を押し上げる力に設定される。このため、
ほぼバネ力とセグメント交換台車1の重量とはバ
ランスしており、台車を下降させる際のクランプ
シリンダ31の下降時出力は小さくてよい。
また、台車フレーム2の昇降量は移動時に固定
フレーム30と干渉しないだけの遊隙が確保され
ておればよく、5mm程度のわずかな昇降ストロー
クでよい。
以上は押し上げ装置14にバネ15を用いるこ
とで本実施例の説明をおこなつたが、セグメント
交換台車1の締結力を強固にする場合は、第5図
に示した油圧シリンダ18を用い、シリンダのロ
ツド側の油圧室へ圧油を入れて、クランプシリン
ダ31の締結力に油圧シリンダ18の締結力を付
加させることができる。
〔考案の効果〕
本考案は以上の如き構成および作用を有してい
るので、下記の効果を奏する。
(a) セグメント交換台車の昇降ストロークを5mm
程度に極小にすることができ、連続鋳造装置の
湾曲部において隣合うセグメントとの干渉がな
くなり、従つて従来困難であつた配管、配線等
の接続及び取外しを必要としない台車方式のセ
グメント交換装置を採用することができ、セグ
メント交換時間を大巾に短縮できる。
(b) セグメント締結を従来はコツター打込み等の
手作業で行つていたが、本考案では遠隔操作で
容易に締結できるので、作業時間短縮は勿論の
こと、大巾な省力化を図ることができる。
(c) レール、車輪及び車輪取付フレーム等を昇降
させる必要がないので、セグメント交換台車の
昇降出力を軽減できるとともに、従来の如く固
定レールと昇降レールの段差が生ずるというこ
とがないので、台車走行トラブルが解消され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本考案の実施例であり、第1
図はセグメント交換台車の側面図、第2図は第1
図の平面図、第3図a,bは第2図のA−A部断
面図であつて、交換台車の動作を説明する図面、
第4図は第3図bのC−C部断面図、第5図は台
車フレームの押し上げ装置の他の実施例を示す図
面、第6図は第2図のB−B矢視図、第7図は従
来のセグメント交換装置の一例を示す正面図であ
る。 1……セグメント交換台車、2……台車フレー
ム、3……台車車輪、12……車輪支持ロツド、
14,17……押し上げ装置、21……ストツパ
ー、22……貫通孔、23……挿通孔、24……
クランパープレート、25……U字穴、26……
油圧シリンダ、30……固定フレーム、31……
クランプシリンダ、32……クランプロツド、3
3……クランプロツド溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. セグメント交換台車の台車フレームを押し上げ
    装置を介して車輪支持ロツドに昇降自在に支承
    し、前記台車フレームの下面に縦方向に貫通孔と
    水平方向に挿通孔とを設けたストツパーを取付
    け、該挿通孔には先端にU字穴を形成したクラン
    パープレートを移動自在に挿通し、セグメントの
    固定フレームに固定した昇降手段により昇降する
    クランプロツドを前記貫通孔に貫入し、該ロツド
    の先端部に設けたクラツプロツド溝に前記クラン
    パープレートのU字穴を嵌入して台車フレームを
    固定することを特徴とする連続鋳造装置のセグメ
    ント交換台車。
JP18056886U 1986-11-26 1986-11-26 Expired JPH0321810Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP18056886U JPH0321810Y2 (ja) 1986-11-26 1986-11-26

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JP18056886U JPH0321810Y2 (ja) 1986-11-26 1986-11-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6385359U JPS6385359U (ja) 1988-06-03
JPH0321810Y2 true JPH0321810Y2 (ja) 1991-05-13

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JP18056886U Expired JPH0321810Y2 (ja) 1986-11-26 1986-11-26

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