JPH0321657B2 - - Google Patents
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- JPH0321657B2 JPH0321657B2 JP58100144A JP10014483A JPH0321657B2 JP H0321657 B2 JPH0321657 B2 JP H0321657B2 JP 58100144 A JP58100144 A JP 58100144A JP 10014483 A JP10014483 A JP 10014483A JP H0321657 B2 JPH0321657 B2 JP H0321657B2
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Landscapes
- Knitting Of Fabric (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は、機能性に優れ、且つ優雅な光沢深み
のある色相、滑らかな表面タツチを有する合成繊
維の立毛パイル織編物の製造方法に関するもので
ある。 (従来技術) 立毛パイル織編物は織編物の表面に立毛を有
し、優雅な光沢、深みのある色相など独得の外観
効果を持ち、また滑らかな表面タツチがある織編
物であつて、該立毛パイル織編物を構成する繊維
として、従来は絹、レーヨン、アセテート、綿な
どが使われて来たが、色落ちし易い、シワになり
易く取扱いし難いなどの機能面で欠点があり、最
近では合成繊維を使用するものが増えて来てい
る。 しかしながら、一般にポリエステル、ナイロン
等の合成繊維をパイル糸として用いて、立毛パイ
ル製品を製造すると、パイルの起毛が均一に行わ
れなかつたり、二重織機で織成する場合にはパイ
ル糸の切断が発生したりして立毛面が不均一にな
り、さらに得られる立毛パイル製品の立毛面を積
極的に均一にするために剪毛等により先端を切断
しせめて立毛パイルの先端がカツトされたものを
用いるものが多い。合成繊維を用いるものでは、
かかるカツトされたパイル繊維の先端は“きのこ
状”となるため、パイル表面のタツチが粗硬とな
り、有害な光沢、深みのある色相が得られないと
いう大きな問題点を有している。例えばポリエス
テル繊維を用いた立毛パイル織編物を製造する工
程を観察すると、起毛や剪毛を行なつた場合、切
断された繊維の先端が第1図a,bに示すように
切断端部の広がつた“きのこ状”になり、これが
パイル表面タツチを粗硬にするという事が見出さ
れた。 第1図は、従来の合成繊維の立毛パイル織編物
の立毛切断端部を拡大した顕微鏡写真を示す図で
ある。 このような“きのこ状”の切断端部が多く存在
する立毛表面は粗くなつて風合が粗荒になるばか
りか、光がこの面で乱反射して起毛品独得の色の
深みが出ず、またこの出つ張りにゴミが引掛り易
くなつて起毛品の欠点であるゴミが付着し易い欠
点が一段と強調され、使い難くなるものと考えら
れる。 (発明の目的) 本発明は、以上の点に鑑み、その問題点を解決
する優れた解決方法を見出したもので、その目的
とするところは、 機能性、取扱性を改良すること パイル繊維の切断端部を改良すること の2点により立毛パイルの織編物表面が優雅な光
沢と深みのある色相をもち、かつ、染色堅牢性、
耐シワ性等のすぐれた合成繊維からなる立毛パイ
ル織編物が得られる製造方法を提供することにあ
る。 (発明の構成と作用) 本発明は、熱可塑性合成繊維からなる立毛を有
する織編物の製造において、単繊維の破断強度が
2.8g/de以下、且つ一次降伏点強度が1.2g/de
以上、破断伸度が50%以下、且つ、一次降伏点伸
度が10%以下の熱可塑性合成繊維を少なくとも該
立毛パイル繊維に用いて織編成し、しかる後該織
編物の立毛パイルを切断して立毛パイルの50%以
上が切断端部を有するカツトパイルにより構成す
ることにより得ることができるものである。 本発明方法において、パイルに使用する熱可塑
性合成繊維について説明する。 第3図は、ポリエステル繊維について、その単
繊維の強伸度の関係を示す図であつて、縦軸に強
度(g/de)横軸に伸度(%)をとつたもので
ある。 第3図において、通常の延伸糸により得られる
糸は1のように、強度・伸度が大であり、かかる
熱可塑性合成繊維は、切断した際の切断部切口
は、第1図に示すような“きのこ状”を示す。そ
こで、第3図の2に示すように、延伸倍率を下げ
る方法により低強度タイプの糸を用いてみても、
かかる方法のものでは、破断の仕事量があまり変
らず切断部切口は余り改善されず、反面、強度の
低下に伴つて糸の初期剛性率が低下し、得られる
立毛パイルが伏毛となり易く、又、立毛の腰もな
い等の欠点があつた。そこで、種々、検討の結
果、第3図の3に示すような特性を有する糸を立
毛パイルに用いればよいことをつきとめた。 即ち、立毛パイルに用いる繊維として、例え
ば、低配向で高結晶化させるなどの方法で得た第
3図の3に示すような特性を有する繊維を用いた
場合には、全く予期しない効果として第4図に示
すように、切断端部が“きのこ状”にならないカ
ツトパイルが得られることが見出された。第4図
は、本発明方法から得た立毛パイル織編物のカツ
トパイルの切断端部を拡大した顕微鏡写真を示す
図である。かかる現象は、起毛や剪毛によつて繊
維が切断される際に非常に大きな応力(引張、剪
断等)がかかるため、繊維内部の歪も応力に伴つ
て大きくなり、それに伴つて繊維も発熱するが、
ポリエステルなどの合成繊維は熱可塑性であるた
めその切り口は熱で軟化して歪み、また切断され
た瞬間に、この歪には回復力が働くが、繊維の各
部位によつて歪が異なり従つて回復力が異なるた
め、切断端部の形状は不均一になるものと思われ
る。 一方、第3図の3に示すごとき短型に近いよう
な物性を有するものでは、繊維切断の際に発生す
る歪エネルギーが少く発熱があまりないこと及び
強度が低いにもかかわらず一次降伏点までの荷伸
曲線が立つており、繊維が脆い為であると考えら
れる。実験の結果、この破断強度T2は高くても
2.8g/d以下、好ましくは2.3g/d以下が良
く、これが高いと熱可塑性合成繊維の場合破断面
が熱で粗荒になる。また仮にこの強度条件を満足
していても破断伸度E2が高いとやはり歪の仕事
量が増えて先端は粗くなるので、多くても50%以
下、好ましくは37%以下が望ましい。また一次降
伏伸度E1が大きいと繊維は伸び易くなつて鋭く
切れないので、この伸度E1は多くとも10%以下
にする必要があり、特に7%以下にすれば脆さは
一段と増して破断面は一層好ましくなる。同時に
一次降伏強度T1は1.2g/d以上でないとズルズ
ルと伸びて鋭く切れず、また立毛が伏毛となり易
くなるので好ましくない。 この様な物性の合成繊維を作るには色々な方法
があるが、その一方法は糸の結晶化を十分に行わ
せた後、延伸することにより、一次降伏強度を
1.2g/de以上と高くし、一次降伏伸度を10%以
下に下げると共に、非晶部の配向や分子密度が大
とならないようにして一次降伏点強度の分子間の
滑りを良くし破断強伸度が50%を超えないように
するのがよい。それには例えば、未延伸低配向状
態の繊維を熱処理して高度に結晶化(例えば、結
晶化度30%以上)させてから延伸(例えば、延伸
倍率1.5〜1.7)する結晶化延伸や、高速紡糸や急
冷紡糸で中間配向させた繊維高度に結晶化させる
方法などにより得ることができる。これ等の方法
に更にそのポリマーを第3成分で変成して滑りを
増すと一層その効果は増大する。 かくして得られる立毛パイル織編物は、少なく
とも立毛パイル繊維に熱可塑性合成繊維を用いた
ものであり、且つ、該立毛パイルの50%以上が切
断端部を有するカツトパイルにより構成されてい
るものである。従つて、ループ、パイルや該ルー
プ、パイルの表面を軽くバツフイングしたような
立毛パイル製品は含まない。更に、該カツトパイ
ルのうち最大パイル長を有するものが、一定長に
揃えられているものである。該切断端部を有する
立毛パイル織編物であつても、起毛したままのも
のか、又は、短繊維スライバーをニツトしただけ
のもののようにカツトパイル長が揃つていないも
のは、本発明が解決せんとする技術的な問題点が
少なく本発明の奏する作用・効果を得ることが困
難なものである。本発明方法は、前記のようにカ
ツトパイル長が一定長に揃えられている必要があ
るが、しかしながら、カツトパイルの全てが一定
長を有てもよいが、長いカツトパイルだけを剪毛
等によりほぼ一定長に苅り揃えたものであつても
よい。カツトの手段は、剪毛等の公知の手段が用
いられる。 本発明により得られる立毛パイル織編物では、
カツトパイル繊維の切断端部の最大径の平均直径
d1が、該切断端部を除いた部分に平均直径d2に対
しd1/d2≦1.3であることである。第2図は、カ
ツトパイル繊維の切断端部を模型的に示した正面
図である。第2図において、d1は切断端部の最大
直径を、d2は切断端部以外の部分の平均直径を示
すものである。 この場合、繊維の切断端部の横断面は、必ずし
も円型ではないが、便宜上顕微鏡写真による見掛
巾を測定して代用される。又、このd1/d2の測定
は、各単繊維毎のバラツキが大きいので、全体の
把握には或る程度の本数を測定し平均することが
必要であり、少なくともn=10が必要である。 本発明者らは、種々のサンプルについて前記の
d1/d2を測定した結果d1/d2の平均値が1.3倍を
越えると、本発明方法の効果が少なくなること見
出したものである。特に該d1/d2の値が1.15以下
の場合は、風合・タツチの優れた、光沢・外観の
優れた、さらにゴミ付着のない立毛面が得られる
ものである。 具体的な例で示すと、第5図イ,ロは、通常の
延伸方法によるカチオン可染ポリエステル繊維を
カツトパイルに用いた際の切断端部を拡大した顕
微鏡写真の例を示す図、第5図ハ,ニは、本発明
方法による得られる立毛パイル織編物に用いる結
晶化延伸法によるカチオン可染ポリエステル繊維
を同じくカツトパイルとした際の切断端部を拡大
した顕微鏡写真の例を示す図である。同じロツト
から、さらに多くの顕微鏡写真を取り、その断面
比d1/d2を求めると表のごとくであつた。
のある色相、滑らかな表面タツチを有する合成繊
維の立毛パイル織編物の製造方法に関するもので
ある。 (従来技術) 立毛パイル織編物は織編物の表面に立毛を有
し、優雅な光沢、深みのある色相など独得の外観
効果を持ち、また滑らかな表面タツチがある織編
物であつて、該立毛パイル織編物を構成する繊維
として、従来は絹、レーヨン、アセテート、綿な
どが使われて来たが、色落ちし易い、シワになり
易く取扱いし難いなどの機能面で欠点があり、最
近では合成繊維を使用するものが増えて来てい
る。 しかしながら、一般にポリエステル、ナイロン
等の合成繊維をパイル糸として用いて、立毛パイ
ル製品を製造すると、パイルの起毛が均一に行わ
れなかつたり、二重織機で織成する場合にはパイ
ル糸の切断が発生したりして立毛面が不均一にな
り、さらに得られる立毛パイル製品の立毛面を積
極的に均一にするために剪毛等により先端を切断
しせめて立毛パイルの先端がカツトされたものを
用いるものが多い。合成繊維を用いるものでは、
かかるカツトされたパイル繊維の先端は“きのこ
状”となるため、パイル表面のタツチが粗硬とな
り、有害な光沢、深みのある色相が得られないと
いう大きな問題点を有している。例えばポリエス
テル繊維を用いた立毛パイル織編物を製造する工
程を観察すると、起毛や剪毛を行なつた場合、切
断された繊維の先端が第1図a,bに示すように
切断端部の広がつた“きのこ状”になり、これが
パイル表面タツチを粗硬にするという事が見出さ
れた。 第1図は、従来の合成繊維の立毛パイル織編物
の立毛切断端部を拡大した顕微鏡写真を示す図で
ある。 このような“きのこ状”の切断端部が多く存在
する立毛表面は粗くなつて風合が粗荒になるばか
りか、光がこの面で乱反射して起毛品独得の色の
深みが出ず、またこの出つ張りにゴミが引掛り易
くなつて起毛品の欠点であるゴミが付着し易い欠
点が一段と強調され、使い難くなるものと考えら
れる。 (発明の目的) 本発明は、以上の点に鑑み、その問題点を解決
する優れた解決方法を見出したもので、その目的
とするところは、 機能性、取扱性を改良すること パイル繊維の切断端部を改良すること の2点により立毛パイルの織編物表面が優雅な光
沢と深みのある色相をもち、かつ、染色堅牢性、
耐シワ性等のすぐれた合成繊維からなる立毛パイ
ル織編物が得られる製造方法を提供することにあ
る。 (発明の構成と作用) 本発明は、熱可塑性合成繊維からなる立毛を有
する織編物の製造において、単繊維の破断強度が
2.8g/de以下、且つ一次降伏点強度が1.2g/de
以上、破断伸度が50%以下、且つ、一次降伏点伸
度が10%以下の熱可塑性合成繊維を少なくとも該
立毛パイル繊維に用いて織編成し、しかる後該織
編物の立毛パイルを切断して立毛パイルの50%以
上が切断端部を有するカツトパイルにより構成す
ることにより得ることができるものである。 本発明方法において、パイルに使用する熱可塑
性合成繊維について説明する。 第3図は、ポリエステル繊維について、その単
繊維の強伸度の関係を示す図であつて、縦軸に強
度(g/de)横軸に伸度(%)をとつたもので
ある。 第3図において、通常の延伸糸により得られる
糸は1のように、強度・伸度が大であり、かかる
熱可塑性合成繊維は、切断した際の切断部切口
は、第1図に示すような“きのこ状”を示す。そ
こで、第3図の2に示すように、延伸倍率を下げ
る方法により低強度タイプの糸を用いてみても、
かかる方法のものでは、破断の仕事量があまり変
らず切断部切口は余り改善されず、反面、強度の
低下に伴つて糸の初期剛性率が低下し、得られる
立毛パイルが伏毛となり易く、又、立毛の腰もな
い等の欠点があつた。そこで、種々、検討の結
果、第3図の3に示すような特性を有する糸を立
毛パイルに用いればよいことをつきとめた。 即ち、立毛パイルに用いる繊維として、例え
ば、低配向で高結晶化させるなどの方法で得た第
3図の3に示すような特性を有する繊維を用いた
場合には、全く予期しない効果として第4図に示
すように、切断端部が“きのこ状”にならないカ
ツトパイルが得られることが見出された。第4図
は、本発明方法から得た立毛パイル織編物のカツ
トパイルの切断端部を拡大した顕微鏡写真を示す
図である。かかる現象は、起毛や剪毛によつて繊
維が切断される際に非常に大きな応力(引張、剪
断等)がかかるため、繊維内部の歪も応力に伴つ
て大きくなり、それに伴つて繊維も発熱するが、
ポリエステルなどの合成繊維は熱可塑性であるた
めその切り口は熱で軟化して歪み、また切断され
た瞬間に、この歪には回復力が働くが、繊維の各
部位によつて歪が異なり従つて回復力が異なるた
め、切断端部の形状は不均一になるものと思われ
る。 一方、第3図の3に示すごとき短型に近いよう
な物性を有するものでは、繊維切断の際に発生す
る歪エネルギーが少く発熱があまりないこと及び
強度が低いにもかかわらず一次降伏点までの荷伸
曲線が立つており、繊維が脆い為であると考えら
れる。実験の結果、この破断強度T2は高くても
2.8g/d以下、好ましくは2.3g/d以下が良
く、これが高いと熱可塑性合成繊維の場合破断面
が熱で粗荒になる。また仮にこの強度条件を満足
していても破断伸度E2が高いとやはり歪の仕事
量が増えて先端は粗くなるので、多くても50%以
下、好ましくは37%以下が望ましい。また一次降
伏伸度E1が大きいと繊維は伸び易くなつて鋭く
切れないので、この伸度E1は多くとも10%以下
にする必要があり、特に7%以下にすれば脆さは
一段と増して破断面は一層好ましくなる。同時に
一次降伏強度T1は1.2g/d以上でないとズルズ
ルと伸びて鋭く切れず、また立毛が伏毛となり易
くなるので好ましくない。 この様な物性の合成繊維を作るには色々な方法
があるが、その一方法は糸の結晶化を十分に行わ
せた後、延伸することにより、一次降伏強度を
1.2g/de以上と高くし、一次降伏伸度を10%以
下に下げると共に、非晶部の配向や分子密度が大
とならないようにして一次降伏点強度の分子間の
滑りを良くし破断強伸度が50%を超えないように
するのがよい。それには例えば、未延伸低配向状
態の繊維を熱処理して高度に結晶化(例えば、結
晶化度30%以上)させてから延伸(例えば、延伸
倍率1.5〜1.7)する結晶化延伸や、高速紡糸や急
冷紡糸で中間配向させた繊維高度に結晶化させる
方法などにより得ることができる。これ等の方法
に更にそのポリマーを第3成分で変成して滑りを
増すと一層その効果は増大する。 かくして得られる立毛パイル織編物は、少なく
とも立毛パイル繊維に熱可塑性合成繊維を用いた
ものであり、且つ、該立毛パイルの50%以上が切
断端部を有するカツトパイルにより構成されてい
るものである。従つて、ループ、パイルや該ルー
プ、パイルの表面を軽くバツフイングしたような
立毛パイル製品は含まない。更に、該カツトパイ
ルのうち最大パイル長を有するものが、一定長に
揃えられているものである。該切断端部を有する
立毛パイル織編物であつても、起毛したままのも
のか、又は、短繊維スライバーをニツトしただけ
のもののようにカツトパイル長が揃つていないも
のは、本発明が解決せんとする技術的な問題点が
少なく本発明の奏する作用・効果を得ることが困
難なものである。本発明方法は、前記のようにカ
ツトパイル長が一定長に揃えられている必要があ
るが、しかしながら、カツトパイルの全てが一定
長を有てもよいが、長いカツトパイルだけを剪毛
等によりほぼ一定長に苅り揃えたものであつても
よい。カツトの手段は、剪毛等の公知の手段が用
いられる。 本発明により得られる立毛パイル織編物では、
カツトパイル繊維の切断端部の最大径の平均直径
d1が、該切断端部を除いた部分に平均直径d2に対
しd1/d2≦1.3であることである。第2図は、カ
ツトパイル繊維の切断端部を模型的に示した正面
図である。第2図において、d1は切断端部の最大
直径を、d2は切断端部以外の部分の平均直径を示
すものである。 この場合、繊維の切断端部の横断面は、必ずし
も円型ではないが、便宜上顕微鏡写真による見掛
巾を測定して代用される。又、このd1/d2の測定
は、各単繊維毎のバラツキが大きいので、全体の
把握には或る程度の本数を測定し平均することが
必要であり、少なくともn=10が必要である。 本発明者らは、種々のサンプルについて前記の
d1/d2を測定した結果d1/d2の平均値が1.3倍を
越えると、本発明方法の効果が少なくなること見
出したものである。特に該d1/d2の値が1.15以下
の場合は、風合・タツチの優れた、光沢・外観の
優れた、さらにゴミ付着のない立毛面が得られる
ものである。 具体的な例で示すと、第5図イ,ロは、通常の
延伸方法によるカチオン可染ポリエステル繊維を
カツトパイルに用いた際の切断端部を拡大した顕
微鏡写真の例を示す図、第5図ハ,ニは、本発明
方法による得られる立毛パイル織編物に用いる結
晶化延伸法によるカチオン可染ポリエステル繊維
を同じくカツトパイルとした際の切断端部を拡大
した顕微鏡写真の例を示す図である。同じロツト
から、さらに多くの顕微鏡写真を取り、その断面
比d1/d2を求めると表のごとくであつた。
【表】
以下、実施例により説明する。
実施例 1
5ナトリウムスルフオンイソフタレートを2.6
モル%含むポリエステルを紡速1200m/minで紡
糸して220De/24Filの未延伸糸を得た。これを
温度100℃のホツトローラー及び温度120℃のプレ
ートを用いて2.0倍に延伸して伸度110%の中間配
向糸とした后、更に10%の弛緩条件下で温度200
℃に加熱して結晶化させ、次いで室温条件下で
1.6倍に冷延伸する事により、T1=1.6g/d、T2
=2.1g/d、E1=5%、E2=30%のポリエステ
ルフイラメント糸を得た。このポリエステルフイ
ラメント糸をシンカーパイル糸に用いて編立てた
後、該パイルを剪毛した結果、その時の繊維切断
面の様子は第6図の如くカツトパイルの切断端部
は奇麗に切断されており、その時の平均直径比は
d1/d2=1.02で、出来た製品は色の深みのある優
れたものであつた。第6図は、本発明方法による
立毛パイル編物のカツトパイル切断端部を拡大し
た顕微鏡写真を示す図である。 比較例 1 実施例1と同じ未延伸糸を通常の方法で温度85
℃のホツトローラー及び温度180℃のプレートを
用いて3.0倍で延伸し、T1=3.3g/d、T2=3.8
g/d、E1=8%、E2=27%のポリエステルフ
イラメント糸を得た。このポリエステルフイラメ
ント糸を同様にしてシンカーパイル糸として用い
て編立てて該パイルを剪毛した結果は、第7図の
如くカツトパイルの切断端部は立形が大きく、そ
の平均直径比は、d1/d2=1.50であり、製品とし
て実施例1に比べ色の深みの点で良い結果が得ら
れず、ゴミ付着の点でもあまり良くなかつた。第
7図は従来の立毛パイル編地のカツトパイルの切
断端部の拡大顕微鏡写真を示す図である。 比較例 2 比較例1に於いて延伸時の延伸倍率を3倍から
2.5倍に低くして強度をダウンさせた。 この時のT1=1.2g/d、T2=2.6g/d、E1=
11%、E2=63%であつた。その時のカツトパイ
ルの切断端部は第8図の如きもので平均値径比は
d1/d2=1.45と先端形状は良くなく、この様に単
に強度T2を下げただけでは良い製品は得られな
かつた。 実施例 2 純ポリチレンテレフタレートよりなるポリエス
テル3000m/minの速度で紡糸して130De/24Fil
の中間配向未延伸糸を得た。次いでこれを15%の
弛緩状態で温度220℃に加熱して結晶化させ、更
に1.6倍の冷延伸を施した。この時のT1=1.8g/
d、T2=2.7g/d、E1=4%、E2=25%であつ
た。これを同じくシンカーパイル編地に編立てて
該パイルを剪毛したところ、その切断端部は第9
図の如くであり平均直径比は、d1/d2=1.22であ
り、製品としても着用感や風合面でほぼ満足出来
るものであつた。 比較例 3 実施例2と同じく紡糸した中間配向未延伸糸を
通常の方法で温度160℃に加熱しながら1.5倍に延
伸し、T1=3.6g/d、T2=4.9g/d、E1=9
%、E2=26%の糸を得た。これをカツトパイル
に用いたそのパイル切断端部は第10図の如くで
あつて、平均直径比は、d1/d2=1.82と高く、製
品としては色が白け気味で鮮かさが良くなく、触
感も幾分粗荒で不満足なものであつた。 実施例 3 5ナトリウムスルフオンイソフタレートを3.5
モル%含むポリエステルを急冷しながら4000m/
minの速度で紡糸し、引続いて温度200℃のホツ
トローラーで十分加熱結晶化した後冷却ローラー
で冷却して75De/24Filのポリエステルフイラメ
ント糸にして捲取つた。この時のT1=1.4g/d、
T2=1.7g/d、E1=7%、E2=32%であつた。
これをパイル編地に編立て、該パイルを剪毛した
結果は、第11図の如く優れたカツトパイル繊維
の切断端部を示し、その平均直径比はd1/d2=
1.05であり、色の深み、光沢、感触とも非常に優
雅で高級感に富んだベロアー製品を得る事が出来
た。 (発明の効果) この様に、本発明によればパイル繊維に合成繊
維を用いても奇麗な立毛製品が出来るので、従来
相入れなかつた機能面と風合の双方を満足した優
れた製品を得る事が可能となるものである。
モル%含むポリエステルを紡速1200m/minで紡
糸して220De/24Filの未延伸糸を得た。これを
温度100℃のホツトローラー及び温度120℃のプレ
ートを用いて2.0倍に延伸して伸度110%の中間配
向糸とした后、更に10%の弛緩条件下で温度200
℃に加熱して結晶化させ、次いで室温条件下で
1.6倍に冷延伸する事により、T1=1.6g/d、T2
=2.1g/d、E1=5%、E2=30%のポリエステ
ルフイラメント糸を得た。このポリエステルフイ
ラメント糸をシンカーパイル糸に用いて編立てた
後、該パイルを剪毛した結果、その時の繊維切断
面の様子は第6図の如くカツトパイルの切断端部
は奇麗に切断されており、その時の平均直径比は
d1/d2=1.02で、出来た製品は色の深みのある優
れたものであつた。第6図は、本発明方法による
立毛パイル編物のカツトパイル切断端部を拡大し
た顕微鏡写真を示す図である。 比較例 1 実施例1と同じ未延伸糸を通常の方法で温度85
℃のホツトローラー及び温度180℃のプレートを
用いて3.0倍で延伸し、T1=3.3g/d、T2=3.8
g/d、E1=8%、E2=27%のポリエステルフ
イラメント糸を得た。このポリエステルフイラメ
ント糸を同様にしてシンカーパイル糸として用い
て編立てて該パイルを剪毛した結果は、第7図の
如くカツトパイルの切断端部は立形が大きく、そ
の平均直径比は、d1/d2=1.50であり、製品とし
て実施例1に比べ色の深みの点で良い結果が得ら
れず、ゴミ付着の点でもあまり良くなかつた。第
7図は従来の立毛パイル編地のカツトパイルの切
断端部の拡大顕微鏡写真を示す図である。 比較例 2 比較例1に於いて延伸時の延伸倍率を3倍から
2.5倍に低くして強度をダウンさせた。 この時のT1=1.2g/d、T2=2.6g/d、E1=
11%、E2=63%であつた。その時のカツトパイ
ルの切断端部は第8図の如きもので平均値径比は
d1/d2=1.45と先端形状は良くなく、この様に単
に強度T2を下げただけでは良い製品は得られな
かつた。 実施例 2 純ポリチレンテレフタレートよりなるポリエス
テル3000m/minの速度で紡糸して130De/24Fil
の中間配向未延伸糸を得た。次いでこれを15%の
弛緩状態で温度220℃に加熱して結晶化させ、更
に1.6倍の冷延伸を施した。この時のT1=1.8g/
d、T2=2.7g/d、E1=4%、E2=25%であつ
た。これを同じくシンカーパイル編地に編立てて
該パイルを剪毛したところ、その切断端部は第9
図の如くであり平均直径比は、d1/d2=1.22であ
り、製品としても着用感や風合面でほぼ満足出来
るものであつた。 比較例 3 実施例2と同じく紡糸した中間配向未延伸糸を
通常の方法で温度160℃に加熱しながら1.5倍に延
伸し、T1=3.6g/d、T2=4.9g/d、E1=9
%、E2=26%の糸を得た。これをカツトパイル
に用いたそのパイル切断端部は第10図の如くで
あつて、平均直径比は、d1/d2=1.82と高く、製
品としては色が白け気味で鮮かさが良くなく、触
感も幾分粗荒で不満足なものであつた。 実施例 3 5ナトリウムスルフオンイソフタレートを3.5
モル%含むポリエステルを急冷しながら4000m/
minの速度で紡糸し、引続いて温度200℃のホツ
トローラーで十分加熱結晶化した後冷却ローラー
で冷却して75De/24Filのポリエステルフイラメ
ント糸にして捲取つた。この時のT1=1.4g/d、
T2=1.7g/d、E1=7%、E2=32%であつた。
これをパイル編地に編立て、該パイルを剪毛した
結果は、第11図の如く優れたカツトパイル繊維
の切断端部を示し、その平均直径比はd1/d2=
1.05であり、色の深み、光沢、感触とも非常に優
雅で高級感に富んだベロアー製品を得る事が出来
た。 (発明の効果) この様に、本発明によればパイル繊維に合成繊
維を用いても奇麗な立毛製品が出来るので、従来
相入れなかつた機能面と風合の双方を満足した優
れた製品を得る事が可能となるものである。
第1図は、従来の合成繊維の立毛パイル織編物
の立毛切断端部を拡大した顕微鏡写真を示す図、
第2図は、カツトパイル繊維の切断端部を模型的
に示した図、第3図は、ポリエステル繊維につい
て、その単繊維の強伸度の関係を示す図、第4図
は、本発明方法による立毛パイル織編物のカツト
パイルの切断端部を拡大した顕微鏡写真を示す
図、第5図イ,ロは、通常の延伸方法によるカチ
オン可染ポリエステル繊維をカツトパイルに用い
た際の切断端部を拡大した顕微鏡写真を示す図、
第5図ハ,ニは、本発明方法に使用し得る結晶化
延伸法によるカチオン可染ポリエステル繊維をカ
ツトパイルに用いた際の切断端部を拡大した顕微
鏡写真を示す図、第6図、第9図、第11図は、
本発明方法よる立毛パイル編物のカツト・パイル
の切断端部を拡大した顕微鏡写真を示す図、第7
図、第8図、第10図は、従来の合成繊維の立毛
パイル編物のカツト・パイルの切断端部を拡大し
た顕微鏡写真を示す図である。
の立毛切断端部を拡大した顕微鏡写真を示す図、
第2図は、カツトパイル繊維の切断端部を模型的
に示した図、第3図は、ポリエステル繊維につい
て、その単繊維の強伸度の関係を示す図、第4図
は、本発明方法による立毛パイル織編物のカツト
パイルの切断端部を拡大した顕微鏡写真を示す
図、第5図イ,ロは、通常の延伸方法によるカチ
オン可染ポリエステル繊維をカツトパイルに用い
た際の切断端部を拡大した顕微鏡写真を示す図、
第5図ハ,ニは、本発明方法に使用し得る結晶化
延伸法によるカチオン可染ポリエステル繊維をカ
ツトパイルに用いた際の切断端部を拡大した顕微
鏡写真を示す図、第6図、第9図、第11図は、
本発明方法よる立毛パイル編物のカツト・パイル
の切断端部を拡大した顕微鏡写真を示す図、第7
図、第8図、第10図は、従来の合成繊維の立毛
パイル編物のカツト・パイルの切断端部を拡大し
た顕微鏡写真を示す図である。
Claims (1)
- 1 熱可塑性合成繊維からなる立毛パイルを有す
る織編物の製造において、単繊維の破断強度が
2.8g/de以下、且つ一次降伏点強度が1.2g/de
以上、破断伸度が50%以下、且つ一次降伏点伸度
が10%以下の熱可塑性合成繊維を少なくとも該立
毛パイル繊維に用いて織編成し、しかる後該織編
物の立毛パイルを切断して立毛パイルの50%以上
が切断端部を有するカツトパイルにより構成する
ことを特徴とする合成繊維の立毛パイル織編物の
製造方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58100144A JPS59228053A (ja) | 1983-06-07 | 1983-06-07 | 合成繊維の立毛パイル織編物およびその製造方法 |
US06/617,593 US4539242A (en) | 1983-06-07 | 1984-06-05 | Pile fabric with non-mushroom shaped cut ends |
DE3421154A DE3421154C2 (de) | 1983-06-07 | 1984-06-07 | Textiles Polmaterial und Verfahren zu seiner Herstellung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58100144A JPS59228053A (ja) | 1983-06-07 | 1983-06-07 | 合成繊維の立毛パイル織編物およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59228053A JPS59228053A (ja) | 1984-12-21 |
JPH0321657B2 true JPH0321657B2 (ja) | 1991-03-25 |
Family
ID=14266114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58100144A Granted JPS59228053A (ja) | 1983-06-07 | 1983-06-07 | 合成繊維の立毛パイル織編物およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59228053A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61186550A (ja) * | 1985-02-07 | 1986-08-20 | 東洋紡績株式会社 | カツトパイル織物用ポリエステル原糸 |
JPS62250256A (ja) * | 1986-04-18 | 1987-10-31 | ユニチカ株式会社 | ポリエステルパイル編地 |
WO2020100930A1 (ja) * | 2018-11-16 | 2020-05-22 | デンカ株式会社 | 毛状体を有する熱可塑性樹脂シート及びその成形品 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5935591Y2 (ja) * | 1977-10-28 | 1984-10-01 | 東レ株式会社 | パイル織物 |
-
1983
- 1983-06-07 JP JP58100144A patent/JPS59228053A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59228053A (ja) | 1984-12-21 |
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