JPH03214742A - 選択エピタキシャル成長法 - Google Patents

選択エピタキシャル成長法

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JPH03214742A
JPH03214742A JP1104090A JP1104090A JPH03214742A JP H03214742 A JPH03214742 A JP H03214742A JP 1104090 A JP1104090 A JP 1104090A JP 1104090 A JP1104090 A JP 1104090A JP H03214742 A JPH03214742 A JP H03214742A
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Yasuo Nannichi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、GaAs (砒化ガリウム)等の■一V族化
合物半導体領域上への選択エピタキシャル成長法に関す
る。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課B]化合物
半導体領域上にマスクを用いて半導体エピタキシャル層
を選択的に成長させる場合、従来はマスクとしてシリコ
ン酸化物やシリコン窒化物が用いられている。これらの
マスク材料層の形成は、化合物半導体領域への悪影響(
主として表面領域から構成元素が離脱して表面領域が変
質すること)を最小限にするために、プラズマCVDや
光CVDといった低温成長技術を利用する。また、エピ
タキシャル成長させる箇所に開口を形成するなめに、フ
ォトレジストを用いるフォトリソグラフィ工程(フォト
レジスト膜の形成・露光・現像、マスク材料層のエッチ
ング、フォトレジスト膜の除去》を行う。高精細度のパ
ターンニングを行うには、マスク材料はできるだけ薄く
形成するとともに、高精度フォトリソグラフィ工程を採
用する必要がある。
エピタキシャル成長後にマスク材料層を除去する必要が
ある場合は、化合物半導体領域く基板)および半導体エ
ピタキシャル層に悪影響を与えないようにマスク材料層
を選択的にエッチング除去する必要がある。フォトリソ
グラフィ工程における開口形成のためのマスク材料層の
エッチングについても同様である。
選択エピタキシャル成長法の応用分野の1つとして量子
細線構造の作成があり、近年、新機能素子を実現すべく
精力的に研究が進められている。
この場合、エピタキシャル成長の厚みは原子層数を制御
するレベルの極めて薄いものになるとともに、エピタキ
シャル成長の平面パターンも極微細パターンとなる。し
かも、加工損傷の少ない極微細構造を実現しなければな
らない。また、1回目の選択エピタキシャル成長で結晶
成長させなかった領域に2回目の選択エピタキシャル成
長で1回目とは異なる結晶を成長させる場合が多い。こ
のため、マスクを用いた選択エピタキシャル成長を採用
する場合は、2回目の選択エピタキシャル成長のために
1回目の選択エピタキシャル成長のマスクを除去する工
程が必要となる。
ところで、量子細線構造の作成に上述の従来のマスクを
用いた選択エピタキシャル成長を採用するのは現状では
困難である。すなわち、量子細線構造に必要となる極微
細のマスクパターン(例えば200A幅のマスク)を実
現するのが困難である。また、マスク材料層の形成・除
去およびマス夕材料層への開口の形成の過程で、半導体
結晶に加工損傷を与え易いという問題もある。このよう
に、マスクを使用する方法で極微細パターンのエピタキ
シャル成長を行うには、マスク材料の選定と、その微小
領域限定性に問題があった。
極微細パターンのエピタキシャル成長を行う方法として
、局所的に光照射などによって励起エネルギーを与える
ことにより局所的に化学反応を限定する方法が知られて
いる。しかし、エピタキシャル成長を行っている間、持
続的に、がっ位置の狂いが生じないように励起を行う必
要があり、こ5 れが非常に難しい問題である。
そこで本発明の目的は、半導体結晶に加工損傷を与える
ことが少なく、かつ極微細パターンの結晶成長が可能な
選択エピタキシャル成長法を実現することにある。
[課題を解決するめための手段] 上記目的を達成するための本発明は、Ga(ガリウム)
を構成元素の1つとするIII−V族化合物半導体から
なる半導体領域の表面に前記構成元素に結合されたS(
・硫黄)原子からなるSの薄層を形成し、該Sの薄層の
所定部分に電磁波または粒子線を照射して、前記所定部
分から前記S原子を離脱させることにより前記Sの薄層
に第1の開口を形成し、前記半導体領域を酸素雰囲気に
さらすことにより、前記半導体領域の表面の前記第1の
開口の部分に前記構成元素に結合した酸素の薄層を形成
し、前記Sの薄層および前記酸素の薄層に所定のエネル
ギーを与えることによって前記S原子を前記半導体領域
の表面から離脱させて前記Sの薄層を除去し、前記Sの
薄層の除去によって形6 成された第2の開口を有する前記酸素の薄層をエピタキ
シャル成長のマスクとして、前記第2の開口に露出する
前記半導体領域上に半導体エピタキシャル層を形成する
選択エピタキシャル成長法に係わるものである。
なお、請求項2に示すように、Sの薄層を除去して第2
の開口を形成しないで、Sの薄層の上に半導体をエピタ
キシャル成長させることができる。
[作用] Sの薄層は、半導体領域に対する結合力が大きく、かつ
フォトレジストのように電磁波(光、X線など)および
粒子m(電子線、イオン線など)に対して感応ずる性質
を有するので、従来のフォトレジストとマスク材料層の
両方を兼ね備えたようなものである。しかも、Sの薄層
は、半導体領域の構成元素に結合されたS原子から成る
ものであるから、極限的に薄い膜となる。したがって、
Sの薄層の第1の開口は、第1の開口を形成したい部分
への電磁波または粒子線の照射によって、極めて高精細
度のパターンに形成できる。
第1の開口を有するSの薄層が形成された半導体領域の
表面側を酸素雰囲気にさらすと、Sの薄層上には酸素が
化学吸着せず、第1の開口の部分のみに酸素が化学吸着
して酸素の薄層が形成される。
酸素の薄層は、半導体領域の構成元素であるGaと酸素
との結合力が大きいため、Sの薄層よりも更に半導体領
域に対する結合力が大きい。したがって、熱処理、電磁
波の照射、粒子線の照射、あるいはこれらの組合わせ等
によってSの薄層および酸素の薄層に所定のエネルギー
(Sを離脱させるが酸素は離脱させない値のエネルギー
)を与えれば、Sの薄層のみを除去することができ、第
1の開口の逆パターンである第2の開口を有するる酸素
の薄層が形成される。第2の開口は、第1の開口のパタ
ーン精度をそのまま引継ぐので、極めて高精細度パター
ンに形成できる。
酸素の薄層は、上述のように半導体領域との結合力が大
きいので、エピタキシャル成長可能な温度領域でも安定
である。エピタキシャル成長を行うと、酸素の薄層はマ
スクとして機能し、選択エピタキシャル成長が行われる
。すなわち、エピタキシャル成長に関与する分子は、酸
素の薄層上には化学吸着せず、第2の開口の部分のみに
選択的に化学吸着する。したかって、第2の開口の部分
のみでエピタキシャル結晶成長が進行する。
なお、Sの薄層および酸素の薄層の形成、加工、除去の
工程において、半導体結晶に与える損傷は少ない。
一方、Sの薄層は表面安定化の効果が大きいので、Sの
薄層の上に結晶成長させてもよい。この場合、酸素の薄
層を形成した後にSの薄層を残存させたままでエピタキ
シャル成長を行う。エピタキシャル成長に関与する分子
は、酸素の薄層よりもSの薄層に化学吸着し易いので、
Sの薄層上のみにエピタキシャル結晶成長が進行する。
[実施例1] 本発明による選択エピタキシャル成長法の実施例を第1
図(A)〜(G)に基づいて説明する。
まず、第1図(A)に示すように,表面が(09 01》面であるGaAsからなる半導体領域2を有する
半導体基板1を用意する。半導体基板1をH2SO4 
(硫酸)−8202 (過酸化水素)H20(水)から
成る混合溶液で軽くエッチングして清浄化した上で、5
0%HF(弗酸)溶液で処理する。これにより、半導体
領域2の表面は、Ga(ガリウム)がHF溶液中に溶け
出し、半導体領域2をAs(砒素)酸化物層(下層)お
よびAs層(上層)が被覆した状態となる。次に、真空
中で550゜Cに維持し、紫外線を半導体領域2の表面
に照射する。これにより、As酸化物およびAs層が除
去されて、半導体領域2の表面はGa面となる。
次に、第1図(B)に示すように、半導体領域2の表面
にS(硫黄)を極めて薄く真空蒸着する。
さらに真空中で480℃、30分間の熱処理を行う。こ
の結果、真空蒸着されなSの多くは離散して、半導体領
域2の表面にSの薄層3が形成される。Sの薄層3は、
半導体領域2の表面の構成元素(この場合はGa)に結
合(化学吸着》された10 S原予から成るもので、単原子層ないし2原予層レベル
の極限的な薄さの薄層である。Sの薄層3は、あまり高
温の熱処理を行うと半導体領域2から解離してしまうが
、500℃以下の熱処理に対しては安定である。
続いて、所定パターンを描くように電子ビームをSの薄
層3に照射する。電子ビームが照射された部分では、S
原子が離脱して、第1図(C)に示すように、第1の開
口4を有するSの薄層3aが形成される。電子ビームが
第1の開口4の部分のみに照射されるように走査する直
接描画法を用いているので、Sの薄層が極限的に薄いな
めにパターンエッジが鋭く描画されることも手伝って、
極めて高精細度にパターンニングできる。
次に、半導体基板1を酸素雰囲気中に放置すると、第1
図(D)に示すように、第1の開口4の部分においての
み酸素が半導体領域2に化学吸着され、酸素の薄層5が
形成される。すなわち、Sの薄層3aが酸素の化学吸着
に対するマスクとして作用する。酸素の薄層5は、Sの
薄層3と同様、11 単原子層または2原子層レベルの′!f!@的な薄さの
薄層である。酸素の薄層5は、Sの薄層3aよりも更に
半導体領域2に対する結合力か大きく、600℃以下の
熱処理に対しては安定である。
次に、真空中で550゜C、30分間の熱処理を行う。
第1図(E)に示すように、S原子は半導体領域2から
離脱してSの薄層3aが除去され、第1の開口5の逆パ
ターンに第2の開口6が形成される。第2の開口6は、
第1の開口4の高精細度パターンをそのまま引継いでい
る。
その後、第1図(F)に示すように、GaAsの気相エ
ピタキシャル成長を行う。ここでは、酸素の薄層5の解
離を防止するとともに良好な成長界面を形成するために
、低温成長が可能な公知のマイグレーション・エンハン
スト・エピタキシ法(MEE法)を採用した。すなわち
、半導体基板1を真空中で550℃に維持して、Asを
含む分子とGaを含む分子を交互に半導体基板1上に供
給し、単原子層〜数原予層のGaAsエピタキシャル層
7を成長させる。エピタキシャル層7は酸12 素の薄層5a上には形成されず、選択エピタキシャル成
長となる。
最後に、第1図(G)に示すように、半導体基板1を真
空中で550゜Cに維持し、紫外線を半導体基板1の表
面全体に照射すると、酸素原子が半導体領域2から離脱
して酸素の薄層5が除去される。
なお、量子細線デバイスを作成する場合であれば、酸素
の薄層5で被覆されていた半導体領域2の表面に、例え
ばAIAs(砒化アルミニウム)を成長させることにな
る。この場合には、第1図(B)〜(G)に準じた工程
を繰り返してAHASの選択エピタキシャル成長を行う
[実施例2コ 第1図(B>におけるSの薄層3の形成を硫化物溶液処
理により行った例であり、他は実施例1と全く同じであ
る。したがって、図示と符号は実施例1と共通する。
まず、Ga面を露出させる処理までを行った第1図(A
)の半導体基板1を用意する。
13 次に、半導体基板1を室温に保持した濃度1規定の硫化
アンモニウム溶液に浸漬する。浸漬時間は数秒以上であ
ればよい。硫化アシモニウムは、化学式: (NH.)
2 Sで表される標準化合物に対してSを過剰に含むも
ので、化学弐m (N}I4). Sx (x>1 )
で表されるものである。半導体基板1を硫化アンモニウ
ム溶液から取出して、GaAs領域2の表面にN2ガス
を吹き付け、付着している溶液をほとんど除去する。こ
の結果、GaAs領域2の表面には、約10OAの厚さ
を有しかつSを主成分とするアモルファス状の被膜が形
成される。続いて、半導体基板1を真空中に約30分間
放置すると、この被膜はほとんど消失し、第1図(B)
に示すように、単原子層ないし2原子層kベルのSの薄
層3が形成される。なお、硫化アンモニウム溶液に浸漬
した後に、この溶液を純水で急激に薄めると、真空放置
を行わなくともSの薄層3が形成される。硫化アンモニ
ウム溶液浸漬の代わりにSを含んだアルカリ性溶液やS
を含んだ有機溶媒への浸漬でもSの薄層3を形成す14 ることができる。
Sの薄層3への第1の開口4の形成およびその後の工程
は、第1図(C)〜(G)に基づいて実施例1で説明し
た方法と同一であるので、その説明を省略する。
[変形例] 本発明は前記実飾例に限られることなくその趣旨の範囲
で種々の変形応用が可能である。
例えば、半導体領域2を構成する半導体材料は、GaA
sに限らず、GaAIAs (砒化ガリウム・アルミニ
ウム),GaAsP(砒化燐化ガリウム) 、GaP 
(燐化ガリウム)等のGaを構成元素とするIII−V
族化合物半導体2であればよい。エピタキシャル層7を
構成する半導体材料も、GaAsに限らず、酸素の薄層
5の解離を起こさない温度でエピタキシャル成長可能な
半導体であれば何でもよい。通常、エピタキシャル層7
を構成する半導体材料も、■−v族化合物半導体の中か
ら選択される。Sの薄層3の形成は、真空蒸着に代表さ
れる物理的被着法を選んでもよいし、Sを含15 む溶液に接触させる処理に代表される化学的被着法を選
んでもよい。Gaと酸素の結合力が大きいので、Sの薄
層3の形成に先立って半導体領域2の表面にGa原子が
多く露出ずるような処理(実施例1、2のH F処理と
その後の真空熱処理)を行うと酸素の薄層5の高温安定
性が良好になる。
しかし、熱処理の温度に注意してこの温度を低めに設定
すれば、この処理は省略できる。第1の開口4の形成に
おいては、紫外線レーザーによる干渉露光法等の露光マ
スクを用いない直接描画法を利用してもよいし、露光マ
スクを用いた描画法でも良い。ただし、超高精細度パタ
ーンを描画するには、現状では電子ビーム照射による直
接描画法を選択することになる。Sの薄層3aの除去の
ためにS原子および酸素原子にエネルギーを与える方法
は、熱処理による方法が簡単であるが、紫外線照射と熱
処理を併用ずるなどの他の方法としてもよい。酸素の薄
層5の除去は、紫外線照射と熱処理を併用ずるのが簡便
であるが、他の電磁波または粒子線の照射を利用しても
よいし、状況によ16 っては熱処理のみによってS原子を離脱させる方法とし
てもよい。エピタキシャル成長法は、比較的低温成長が
可能な気相成長法、例えばMBE法(分子線エピタキシ
ャル成長法:前述のMEE法はMBE法の1種)やMO
CVD法(有機金属分解法)を適宜採用することになる
一方、第1図(D)の状態からエピタキシャル成長を行
ってもよい。Sの薄層3aは、表面安定化膜として優れ
た性質を有するので残存しても問題はないし、エピタキ
シャル成長の下地となる程度にS原子が規則正しく配列
されている。エピタキシャル成長に関与する分子は、酸
素の薄層5上には化学吸着され難いので、Sの薄層3a
の上のみにエピタキシャル層7が結晶成長ずる。ただし
、エピタキシャル成長の温度は、S原予の離脱を起こさ
ないように500℃程度以下にする必要がある。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、マスクを用いる選択エ
ピタキシャル成長法の新しい方法を提供17 することができ、特に、超高精細パターンの選択エピタ
キシャル成長が可能になる。したがって、量子細線素子
等の極微細構造を有する化合物半導体素子の作成が可能
になる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)〜(G)は本発明の実施例1に係わる選択
エピタキシャル成長法を工程順に示す断面図である。 1・・・半導体基板、2・・・半導体領域、3・・・S
の薄層、4・・・第1の開口、5・・・酸素の薄層、6
・・・第2の開口、7・・・エピタキシャル層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1]Ga(ガリウム)を構成元素の1つとするIII−
    V族化合物半導体からなる半導体領域の表面に前記構成
    元素に結合されたS(硫黄)原子からなるSの薄層を形
    成し、 該Sの薄層の所定部分に電磁波または粒子線を照射して
    、前記所定部分から前記S原子を離脱させることにより
    前記Sの薄層に第1の開口を形成し、 前記半導体領域を酸素雰囲気にさらすことにより、前記
    半導体領域の表面の前記第1の開口の部分に前記構成元
    素に結合した酸素の薄層を形成し、前記Sの薄層および
    前記酸素の薄層に所定のエネルギーを与えることによっ
    て前記S原子を前記半導体領域の表面から離脱させて前
    記Sの薄層を除去し、 前記Sの薄層の除去によって形成された第2の開口を有
    する前記酸素の薄層をエピタキシャル成長のマスクとし
    て、前記第2の開口に露出する前記半導体領域上に半導
    体エピタキシャル層を形成することを特徴とする選択エ
    ピタキシャル成長法。 [2]Ga(ガリウム)を構成元素の1つとするIII−
    V族化合物半導体からなる半導体領域の表面に前記構成
    元素に結合されたS(硫黄)原子からなるSの薄層を形
    成し、 該Sの薄層の所定部分に電磁波または粒子線を照射して
    、前記所定部分から前記S原子を離脱させることにより
    前記Sの薄層に第1の開口を形成し、 前記半導体領域を酸素雰囲気にさらすことにより、前記
    半導体領域の表面の前記第1の開口の部分に前記構成元
    素に結合した酸素の薄層を形成し、該酸素の薄層をエピ
    タキシャル成長のマスクとして、前記Sの薄層上に半導
    体エピタキシャル層を形成することを特徴とする選択エ
    ピタキシャル成長法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0729824A (ja) * 1993-07-07 1995-01-31 Nec Corp 化合物半導体薄膜の形成方法

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