JPH0321458A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH0321458A
JPH0321458A JP15702789A JP15702789A JPH0321458A JP H0321458 A JPH0321458 A JP H0321458A JP 15702789 A JP15702789 A JP 15702789A JP 15702789 A JP15702789 A JP 15702789A JP H0321458 A JPH0321458 A JP H0321458A
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spur
carriage
spurs
recording sheet
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JP15702789A
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Shoichi Suga
祥一 菅
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、記録シートII送経路を横切って移動可能な
キャリッジに記録ヘッドが搭載されたインクジェット記
録装置に関する。
〔従来の技術〕
プリンタやファクシミリなどの記録装置の一型式として
、インクを記録ヘッドに供給し、該記録ヘンドの吐出口
からインクを吐出させて飛翔的インク滴を形威し、イン
ク滴を記録シートに付着させて画像を記録していくイン
クジェット記録装置が使用されている。
また、記録時の走査方式として、記録シーit送経路を
横切って移動可能なキャリッジ上に記録ヘッドが搭載さ
れたシリアル方弐の他に、ラインヘッドを使用するライ
ンプリント方式や一頁分まとめて記録するページプリン
ト方式などがある。
本発明は、シリアル方式のインクジェット記録装置を対
象とする. 第10図はこの種のインクジェット記録装置の一部破断
側面図である。
第10図において、普通紙、加工祇あるいはプラスチッ
ク薄板等の記録媒体としての記録シート(図示の例はカ
ットシ一ト)1は、最上層から一枚づつ分離爪によって
分離され、給紙ローラ3によって給送される。
給送された記録シ一ト1はフリクションローラ4および
これに圧接されたビンチローラ5、5に挾まれ、所定の
位置まで送られる。
記録へッド6はキャリッジ7上に搭載され、該キャリッ
ジ7はキャリッジ軸13、l3で案内支持され、記録シ
一ト1の搬送経路を横切って移動することができる. 記録ヘンド6の前面6aはインク液を吐出する吐出口が
形威されたインク吐出口面になっている。
このインク吐出口面6aには複数のインク吐出口が縦に
配列されており、記録ヘッド6を記録シー}1の左端お
よび右端の間で移動させること、並びに記録シ一ト1を
前記フリクシッンローラ4で搬送することにより、記録
シ一トlの全域にわたって画像(文字等も含む)を記録
していくことができる. 前記記録ヘンド6の対面位置には、記録シートl上に吐
出されたインクの乾燥を促進するための定着ヒーターを
兼ねたプラテン8がシート搬送経路に沿って配置されて
いる。
この定着ヒーター8は例えば60゜C程度に温調された
板金で構威されている。
記録された記録シ一トlは、排出ロ−ラ9とこれに圧接
された拍車ローラ10、10によって搬送され、スタッ
カll上へ排出される。
この際、前記拍車10,10は、記録シ一トlが浮き上
がって往復運動する記録ヘッド6に接触し、汚れてしま
うことを防止している。
また、記録ヘッド6のシート搬送方向上流側(第10図
では記録ヘット゛6の下側)には、記録シ一トlの浮き
上がりを防止するシート抑え板12が設けられている. 〔発明が解決しようとする技術的課題〕しかしながら、
前述のようなインクジエント記録装置にあっては、シー
ト押え板l2と拍車ローラ10,10との間が記録領域
(記録ヘッド通過部分)であり、ある程度の距離が確保
されているので、例えば、データ処理やデータ転送のた
め記録シ一ト1が長時間プラテン8上で停止するような
場合、記録シートの表裏の乾燥度の差によって記録シ一
トlに反りが生じ、記録シ一ト1がプラテン8から浮き
上がって記録ヘッド6と接触し、汚れが発生したり、記
録ヘッド6に損傷を与えたりすることがあった。
本発明は、上記技術的課題に鑑みてなされたものであり
、記録シ一トlがプラテン8から浮き上がろうとする場
合でも、記録シ一ト1と記録ヘノド6との接触を防止し
、よごれや記録ヘッドのt員傷を防止し得るインクジェ
ット記録装置を提供することを目的とする. 〔課題解決のための手段〕 請求項1の発明は、記録ヘッドの両側のキャリソジ上に
、キャリッジ移動方向に回転自在な拍車を設けることに
より、プラテンから浮き上がった記録シートと記録ヘッ
ドとの接触を防止し、汚れや記録ヘッドの損傷を防止す
るものである。
請求項2の発明は、上記構成に加え、前記拍車を個々に
アップダウン可能とすることにより、記録時以外では前
記拍車をアップ状態にして記録シートの搬送を円清にす
るものである。
請求項3の発明は、キャリッジが右方向に移動して記録
する時は、記録ヘッドの右側の拍車をダウンさせ、該キ
ャリッジが左方向に移動して記録する時は記録ヘッドの
左側の拍車をダウンさせる構戒にし、記録直後の画像に
拍車が接触することを無くし、画像品位を向上させ得る
ものである.請求項4の発明は、記録ヘッドの記録時進
行方向側のキャリッジ上に、牛中リッジ移動方向に回転
自在な拍車を設けることにより、記録シートと記録ヘッ
ドとの接触を防止し、汚れやシート詰まりを防止するも
のである. 請求項5の発明は、複数個の拍車を同軸に重ねたti威
の拍車組立体を使用することにより、記録シートを一層
確実に押さえ得るインクジェット記録装置を提供するも
のである. 請求項6の発明は、請求項4の構成に加え、前記拍車を
アップダウン可能にして、記録時と非記録時で拍車を適
正位置に保持するものである。
請求項7の発明は、キャリンジが一定時間停止した後に
記録を行う場合に限り前記拍車をダウン状態にすること
により、必要な時だけ前記拍車を駆動して記録シートを
押さえる構成とするものである。
〔実施例〕
以下、第1図〜第9図を参照して、本発明を具体的に説
明する. 第1図は本発明の一実施例によるインクジェント記録装
置の要部構或を示す模式的平面図である。
第1図において、記録ヘッド6を搭載したキャリソジ7
は、キャリッジ軸l3、13に支持され、プラテン8と
の間に所定間隔を保って平行に移動するように構成され
ており、記録ヘッド6とプラテン8との間に送り込まれ
た記録シ一ト1に対して記録データに基づいて画像を記
録していく。
インクジェット記録装置では、記録へッド6と記録シ一
ト1との間隔が大きいと記録品位が低下するので、この
間隔は通常Is程度に設定されている。
また、キャリッジ7には、プラテン8に対し、当接状態
と離間状態との間で移動可能な拍車支持部材14A、1
4Bに回転自在に取り付けられた拍車15A,15Bが
設けられている。
前記拍車15A、15Bは、記録ヘッド6の右側と左側
の両側に配置されている。
第2図は前記拍車15Aまたは15Bの平面図であり、
第3図は第2図の縦断面図である。
第2図および第3図において、前記拍車15A、15B
としては、例えば、厚さ大が約0. 15aueのステ
ンレス鋼(SUS)の板材を用いて、歯先までの外径D
が約8ffiIl〜10aIII1で歯丈が約1mm 
〜2mmの歯形を形威し、その中心部をプラスチック威
形の軸部19に鋳込み戒形して一体化した構造のものが
使用されている。
前記拍車15A、15Bは、通常第1図に示すように、
拍車支持部材14A、14Bが拍車戻しばね16A,1
6Bに引かれているためプラテン8と離間(アップ)し
ているが、制御部31からの命令によりソレノイド17
A、17Bが各々ONすると拍車支持部材14A,14
Bがソレノイド17A、17Bの腕部18A、18Bに
押されるため、拍車15A、15Bがプラテン8に当接
する(ダウン)よう構成されている。
そこで、記録シ一ト2が長時間プラテン8上で停止し、
反りによって浮き上がってきても、右側または左側のソ
レノイド17Aまたは17BをONにし、右側または左
側の拍車15Aまたは15Bをダウンさせてキャリッジ
7を移動させることにより、記録シ一トlの記録ヘッド
6との接触を防止することができる。
なお、1行分の記録が終了すると、ONにしていたソレ
ノイド17Aまたは17BをOFFにすることにより、
拍車15Aまたは15Bは拍車戻しばね16Aまたは1
6Bに引かれて離間状態(アップ状態)へ戻されるので
、記録シ一トlを改行する時拍車15Aまたは15Bで
記録シ一トlを引掛けたり、汚したりすることも防止さ
れる。
さらに、インクジェット記録装置にあっては、インク粘
度の増加やほこり付着を軽減する目的で、非記録時に記
録ヘッド6のインク吐出口面6aをキャップすることが
一般に行われているが、このキャップはプラテン8を外
れた非記録領域に配置されているので、キャップ時には
記録ヘッド6はキャリンジ7とともに記録シ一トlの搬
送経路外に退避しており、このため、記録シ一ト1をプ
ラテン8の所定位置まで装填するためのフィード(給紙
)時に拍車15A、15Bがじゃまになることはない。
第4図はキャリッジ走査型のインクジェット記録装置に
お′けるキャップ手段の配置を例示する斜視図である. インクジェット記録装置にあっては、非記録時に記録ヘ
フド6のインク吐出口部分6aからインク溶剤が蒸発し
てインク粘度が増大したり、ほこりが付着してインク吐
出口に目詰まりが生じたりすることがあり、これらを防
止する手段としてキャップ手段21が使用されている. さらに、上記の粘度増加や目詰まりが生した時、これを
積極的に解消することを目的として前記キャップ手段を
利用して前記インク吐出口からインクを吐出させてイン
ク性状を適性化する回復WJ.横を設けることも行われ
ている。
この場合、第4図に示すように、キャップ千段21はプ
ラテン8を外れた領域(通常、非記録領域に設けたホー
ムポジションHP)に配置されている。
このため、記録終了後にキャリッジ7をホームポジショ
ンH Pへ移動させ、かつ前記キャップ手段2lを前進
駆動して記録ヘッド6のインク吐出口面を密閉してキャ
ップする時、あるいは、記録装置を再起動した後記録を
開始する前の準備動作シーケンスの途中や記録動作の途
中にでも所定の時間間隔で、上記インク吐出口面を上記
キャップで密閉して回復操作を行う時には、前記キャリ
ッジ7および前記記録ヘッド6は、いずれも、記録範囲
外のホームポジションHP、すなわち、記録シート搬送
経路外の位置に退避していることになる。
したがって、前記キャリッジ7に設けられた前記拍車1
5A、15Bも記録シ一ト1の搬送経路外の位置に退避
しており、フリクションローラ(シート送りローラ)4
を駆動して記録シ一トlをプラテン8の所定位置まで装
填する場合(給紙する場合)でも、拍車15A,15B
は、記録シ一ト1に接触したりシート送り動作の邪魔に
なったりすることはない。
第5図は本発明を実施するインクジェット記録装置の制
御系のプロノク図である。
第5図において、30はインクジェット記録装置であり
、この記録装置30はホスト装置40からの記録データ
および記録指令信号などを取り込んで記録シ一トlに記
録していくものである。
31は中央処理装1cPUであり、ワークエリアとして
使用されるRAMとプログラムや書式データ等を格納し
ているROMとを内蔵している。
32は、記録ヘノド6が搭載されたキャリソジ7を往復
駆動するためのキャリッジモータであり、1亥キャリッ
ジモータ32はCPU3 1からの制ill信号に基づ
いてキャリッジモータ駆動回路33により駆動される。
記録ヘッド6は、前記キャリッジモータ32の動きに合
わせて記録制御回路34によって駆動され、その吐出口
面6aの各吐出口から所定のタイミングでインクを吐出
することにより、記録シ一トl上に画像を記録していく
. 34はシート送りローラ(第10図中のフリクシゴンロ
ーラ4)を駆動するシート送りモータを示し、このモー
タはCPU3 1によって制御されるシート搬送駆動回
路35によって駆動される。
36は、記録ヘッド6のキャップ千段2lを、インク吐
出口面6aに対し密着・離間するように駆動するキャッ
プ手段駆動モータを示し、該キャップ手段駆動モータ3
6は、CPU3 1によって制御される回復装置駆動回
路37によって駆動される。
また、拍車15A,15Bをアップダウン駆動するため
の前記ソレノイド17A,17B(第l図)は、CPU
3 1で制御される拍車アップダウン制御回路によって
駆動される。
第6図は本発明を実施したインクジェット記録装置の制
御を示すフローチャートである。
第6図において、プリントキーを押すなどして記録が開
始されると(ステップSIOO)、まず、キャリッジ7
の記録方向を判別する(ステップS101)。
記録方向が右方向であれば、右側用のソレノイド17A
をONさせて(ステップS102)拍車15Aをダウン
させることにより、プラテン8から浮き上がった記録シ
一ト1を記録ヘッド6と接触する前に゜(記録直前の位
置で)押え込んだ状態で1行分の記録を行い(ステップ
S103)、その後ソレノイド17AをOFFさせて拍
車15Aをアップさせる. ステンプSIOIで記録方向が左方向であれば、左側の
ソレノイド17BをONにし(ステップS105)、拍
車15Bをダウンさせて1行分を記録し(ステップS1
06)、その後でソレノイド17BをOFFにし(ステ
ップS10?)、拍車15Bをアップさせることにより
右方向記録時と全く同し効果が得られる。
1行分の記録が終了すると、ステップSl08で全ての
記録が終了したか否かを判別し、否であれば、ステップ
S109で改行(1行分記録シ一ト1を搬送)し、ステ
ップSIOIに戻って次行の記録を行う。
ステップ3108で肯(YES)であれば、ステップ3
1 10へ進んで記録を終了する。
以上説明した実施例によれば、プラテン8上に停止した
記録シ一トlが、該プラテンに内蔵されたヒーター等で
温められたり、表裏の乾燥度が異なるために生じる反り
によって浮き上がって・きた場合の、該記録シ一トlの
記録ヘッド6との接触を防止することができ、良好な記
録品位を得ることができた. 第7図は本発明の別の実施例によるインクジェット記録
装置の模式的平面図である。
第7図において、記録へッド6を搭載したキャリッジ7
には、該記録ヘッド6の記録時進行方向P側(図示の例
では右側)に、キャリッジ移動方向に回転自在な拍車l
5が配置されている。
また、この拍車15は、プラテン8に対し当接状態(ダ
ウン)と離間状態(アップ)との間で移動可能な、拍車
支持部材l4に回転自在に取り付けられている。
前記拍車l5は、通常では、拍車支持部材l4が拍車戻
しばねl6で引かれているため、プラテン8と離間(ア
ップ)しているが、制御部からの命令によりソレノイド
17がONすると、拍車支持部材l4がソレノイドl7
の腕部l8に押され、拍車l5がプラテン8に当接する
ように構威されている。
第8図は前記拍車15の側面図であり、同図においt、
前記拍車支持部材14には複数個(図示の例では4個)
の拍車l5が同軸上に重ねて配置されている。
この場合の各拍車15は、第2図および第3図で説明し
た拍車15Aまたは15Bと実質上同じ寸法、形状のも
のにすることができ、それぞれプラスチック戒形の軸部
l9に鋳込み戒形または圧人等で一体化されている。
このように拍車l5を複数個重ねることにより、記録へ
ノド6の高さ方向全域において、記録シ一トlの浮き上
がりを一N確実に押えることができる。
なお、前述の第2図および第3図の拍車15Aまたは1
5Bとして、第8図のような複数個の拍車15を適宜使
用することができる。
第7図のインクジェット記録装置のその他の部分は、第
l図、第4図および第5図で説明した前述の実施例と実
質上同しである。
したがって、記録シ一ト1が長時間ヒーター内蔵プラテ
ン8上で停止した場合などにおいて、反りによって浮き
上がってきても、ソレノイド17をONL、拍車l5を
ダウンさせてキャリッジ7を移動させることにより、記
録シ一ト1と記録ヘッド6との接触を無くすことができ
る。
なお、1行の記録が終了すると、ソレノイドl7をOF
Fにすることにより、拍車戻しばね16に引かれて拍車
15が離間状態(アップ)へ戻されるので、記録シ一ト
lを改行する時拍車l5で記録シ一トlを引っ掻いたり
、汚したりすることは確実に防止される。
第9図は、第7図のインクジェット記録装置の制御を示
すフローチャートである。
第9図において、記録キーを押すなどの操作により記録
が開始される(ステップ3100)と、キャリンジ7の
停止時間カウンタTが初期化される(ステップSIOI
)。
次ぎに、Tに単位時間tをカウントし(ステップS10
2)、キャリッジ7が記録のために動き出したか否かを
調べる(ステップSl03)。
ホスト内でのデータ処理やデータ転送等のためにキャリ
ノジ7が停止している間、ステップSl02およびステ
ップ5103をループし続け、その停止時間がカウンタ
Tに逐次記憶されていく.データ転送が終了し、キャリ
ッジ7に起動命令が来ると、ステップS104でカウン
タTが所定時間(例えば、30秒)より大きいか否かを
判別する。
上記所定時間は、定着用ヒーターを兼ねたプラテン8上
で停止していた記録シ一ト1が、記録へンド6に接触す
るほどカール(浮き上がり)するのに要する時間に基づ
いて設定される.すなわち、この所定時間は、定着用ヒ
ーターの設定温度などによって変わるが、30秒未満の
停止では記録シ一トlと記録ヘッド6は接触しないが、
30秒以上では接触する可能性がある場合、この30秒
に設定される。
ステップS104での判断で、キャリッジ7の停正時間
が30秒未満の場合、通常どおり1行分の記録を行う(
ステンプS105)。
キャリッジ停止時間が30秒以上の場合は、ソレノイド
l7をONさせて(ステップS106)、拍車l5をダ
ウンさせることにより、プラテン8から浮き上がろうと
する記録シ一ト1を押え込んで1行分の記録を行う(ス
テップS107).1行分の記録が終了すると、ステッ
プ3108でソレノイド17をOFFにして拍車I5を
アッブさせる。
次に、ステップS109で全ての記録が終了したか否か
を判別し、否ならばステップSIIOで改行し、ステッ
プSlotへ戻って次行の記録を行う。
全ての記録が終了したならば、ステップSlllへ進ん
で終了する。
以上説明した実施例によれば、記録シ一トlが長時間プ
ラテン8上に停止した時など、記録シ一ト1の浮き上が
りが生じた場合でも、記録シ一ト1と記録へッド6との
接触による汚れや記録へッド6の損傷などを防止するこ
とができ、高品位の画像を記録し得るインクジェット記
録装置が提供された. なお、上記各実施例では拍車15A,15B、l5をア
ップダウンさせるのにソレノイド17A、17B、17
を用いたが、これは同様の制御が可能なものであれば、
モータ、ギヤ、カム等他の手段を用いることもできる。
また、上記各実施例では、拍車15A,15B,l5を
フ゜ラテン8に当接するまでダウンさせたが、浮き上が
る記録シ一ト1を記録ヘッド6に接触させないところま
で押さえるならば、完全に当接するまでダウンさせる必
要は無い。
さらに、第1図の実施例中の左右の拍車15A、15B
としても、第8図に示すように、同軸に複数個の拍車を
重ねた構造のものを使用することができる。
これとは逆に、第7図の実施例中の拍車15は、記録シ
一ト1を充分に押え込み得る場合は、一枚だけで構威し
てもよい。
また、第1図の実施例は片方向記録を行う記録装置で使
用することも可能であり、その場合、左側の拍車15B
はキャリッジリターン時にダウンさせることになる。
さらに、第l図の実施例中の左右の拍車15A、15B
を連動させて同時にダウンするように構威しても同様の
効果が得られる。
〔発明の効果] 以上の説明から明らかなように、請求項lの発明によれ
ば、記録シート搬送経路を横切って移動可能なキャリッ
ジに記録ヘッドが搭載されたインクジェット記録装置に
おいて、前記記録ヘッドの両側のキャリッジに、キャリ
ッジ移動方向に回転自在な拍車を設ける構戒にしたので
、表裏の乾燥度の差等により記録シートがプラテンから
浮き上がる場合でも、該記録シートを押さえて記録ヘッ
ドとの接触を防ぎ、汚れや記録ヘッドの損傷の可能性を
無くすことができる. 請求項2の発明によれば、上記構戒に加えて、前記拍車
がそれぞれ独立してプラテンに接近離反する方向にアン
プダウン可能に設けられているので、さらに、記録シー
ト送り時に、拍車が記録シートに引っ掛かったり、記録
シートを汚したりすることを防止できるという効果が得
られる。
請求項3の発明によれば、請求項2の構戒に加え、前記
キャリッジが右方向に移動して記録する時は記録ヘッド
の右側の拍車がダウンし、該キャリッジが左方向に移動
して記録する時は記録ヘッドの左側の拍車がダウンする
構戒にするので、記録時に自動的に拍車の位置を制御し
て記録シートと記録へ冫ドとの接触を無くすとともに、
記録シート搬送時における記録シートと拍車との接触も
無くすことができる。
請求項4の発明によれば、記録シート搬送経路を横切っ
て移動可能なキャリッジに記録ヘンドが搭載されたイン
クジェット記録装置において、記録ヘッドの記録時進行
方向側のキャリッジに、キャリッジ移動方向に回転自在
な拍車を設けるので、記録シートの表裏の乾燥度の差な
どにより記録シートがプラテンから浮き上がる場合でも
、記録シートと記録ヘッドとの接触を防ぎ、汚れや記録
ヘッドの損傷の可能性を無くすことができる。
請求項5の発明によれば、請求項4のtl或に加え、前
記拍車が同軸上に複数個重ねて設けられるので、記録ヘ
ッドの高さ方向全域で記録シートを確実に押えることが
できる。
請求項6の発明によれば、請求項4の横戒に加え、前記
拍車がプラテンに接近離反する方向にアップダウン可能
に設けられるので、さらに、記録シート送り時に、拍車
が記録シートに引っ掛かったり、記録シートを汚したり
することを防止し得るという効果が得られる。
請求項7の発明によれば、請求項6の構戒に加え、前記
拍車が、通常は、記録シートから離れたアップ状態にあ
り、キャリッジが一定時間以上停止した後に記録を行な
う時に記録シートに接近したダウン状態になる構戒にし
たので、長時間停止した時だけ拍車をダウンさせ、不必
要な拍車のアップダウンの時間を短縮できるという効果
の他に、拍車が未定着状態の記録領域を通過して点線状
のインク跡が発生するという問題を解消し得るという効
果が得られる.
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるインクジL ”)ト記
録装置の要部構威を示す模式的平面図、第2図は第1図
中の拍車の平面図、第3図は第2図の縦断面図、第4図
は第l図のインクジェット記録装置における記録ヘッド
のキャップ手段の配置を示す部分斜視図、第5図は第1
図のインクジエ・ノト記録装置の制御系のブロック図、
第6図は第1図のインクジェット記録装置の制御を示す
フローチャート、第7図は本発明の他の実施例によるイ
ンクジェット記録装置の要部構威を示す模式的平面図、
第8図は第7図中の拍車の側面図、第9図は第7図のイ
ンクジェット記録装置の制御を示すフローチャート、第
10図は本発明を実施するのに好適なインクジェット記
録装置の部分破断側面図である. 1−・一 記録シート、6−・一記録ヘッド、7キャリ
ッジ、8・・〜・・−プラテン(定着用ヒーター内蔵型
)、14、14A、14B−・一一一一一拍車支持部材
、15、15A,15B−・一・・一拍車。 (7884)弁理士大音康毅

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)記録シート搬送経路を横切って移動可能なキャリ
    ッジに記録ヘッドが搭載されたインクジェット記録装置
    において、前記記録ヘッドの両側のキャリッジに、キャ
    リッジ移動方向に回転自在な拍車を設けることを特徴と
    するインクジェット記録装置。
  2. (2)前記拍車がそれぞれ独立してプラテンに接近離反
    する方向にアップダウン可能に設けられていることを特
    徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. (3)前記キャリッジが右方向に移動して記録する時は
    記録ヘッドの右側の拍車がダウンし、前記キャリッジが
    左方向に移動して記録する時は前記記録ヘッドの左側の
    拍車がダウンすることを特徴とする請求項2に記載のイ
    ンクジェット記録装置。
  4. (4)記録シート搬送経路を横切って移動可能なキャリ
    ッジに記録ヘッドが搭載されたインクジェット記録装置
    において、前記記録ヘッドの記録時進行方向側のキャリ
    ッジに、キャリッジ移動方向に回転自在な拍車を設ける
    ことを特徴とするインクジェット記録装置。
  5. (5)前記拍車が同軸上に複数個重ねて設けられている
    ことを特徴とする請求項1または請求項4に記載のイン
    クジェット記録装置。
  6. (6)前記拍車がプラテンに接近離反する方向にアップ
    ダウン可能に設けられていることを特徴とする請求項4
    に記載のインクジェット記録装置。
  7. (7)前記拍車が、通常は、記録シートから離れたアッ
    プ状態にあり、キャリッジが一定時間以上停止した後に
    記録を行なう時に記録シートに接近したダウン状態にな
    ることを特徴とする請求項6に記載のインクジェット記
    録装置。
JP15702789A 1989-06-20 1989-06-20 インクジェット記録装置 Pending JPH0321458A (ja)

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