JPH03213790A - ホースおよびその製造方法 - Google Patents

ホースおよびその製造方法

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JPH03213790A
JPH03213790A JP588490A JP588490A JPH03213790A JP H03213790 A JPH03213790 A JP H03213790A JP 588490 A JP588490 A JP 588490A JP 588490 A JP588490 A JP 588490A JP H03213790 A JPH03213790 A JP H03213790A
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fabric
cylindrical fabric
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fibers
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Shinichi Asaoka
浅岡 眞一
Shingo Nakanishi
中西 慎吾
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Kuraray Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は円形断面の状態を保持したまま保管されるホー
スでろって、筒状織物の製織性、通水丸断面の保持性な
どが曳好なホースに関するものでめる0 〔従来の技術〕 従来、消防ホースなどで円形断面を保持し九ホースは高
い水圧に耐えるものでおるため、ホースを構成する筒状
織物の緯糸は、単繊度が1000デニール以上、通常2
000〜4000デニールもの太いモノフィラメント糸
を1本または何本も撚り合わせて使用している。また、
高強力繊維を強力成分として芯繊維束を構成し、その回
りを短繊維による鞘を構成させたコアヤーンを用いた消
防ホースが特開@63−251688号公報、%開昭6
3−280989号公報に提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の高い水圧に耐えるホースを構成する筒状織物の緯
糸は、率m&が1000〜4000デニールもの太いモ
ノフィラメント糸を1本または何本も撚り合わせたもの
を使用して筒状織物を作るが、織糸が太くて剛性が高い
ため製織するのが非常に難しく、袋状織機では製織でき
ないし、サーキュラ−織機でも織製がむずかしく手間が
かかる。
また、得られた筒状織物の内面を樹脂被覆する場合、一
般的には、筒状繊物の外面を樹脂被覆した後、反転嘔せ
る方法が用いられているが、太いモノフィラメント糸を
用いた場合、剛性が高いために、反転できない。
更に太いモノフィラメント糸のためホースの屈曲疲労強
度が低いなどの問題があった。
本発明は円形断面の状態を保持したまま保管されるホー
スであって、筒状織物の製織性、通水丸断面の保持性な
どが良好で、屈曲疲労強度が高く、高い水圧に耐えるホ
ースを提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
不発明は、合成繊維の筒状織物と該筒状織物の内面を被
覆する樹脂層とからなるホースにおいて、筒状繊物の少
なくとも緯糸が単繊維繊[2〜100デニールの線維か
らなる自己熱接着性マルチフィラメントが該マルチフィ
ラメントを構成する少なくとも1成分の溶融物で接合さ
れた糸であることを特徴とするホースである。
また、不発明は、単繊維繊度2〜100デニルの繊維か
らなる自己熱接着性マルチフィラメントを少なくとも緯
糸として筒状織物と[7た後、該筒状織物の内面を被覆
する樹脂組成物を付与する前または付与する時あるいは
付与した後、該筒状織物を円形状態で自己熱接着性マル
チフィラメントの少なくとも1成分が軟化する温度以上
の温度で加熱することを特徴とするホースの製造方法で
ある。
すなわち、本発明の特徴は、ホースの筒状織物を青酸す
る少なくとも緯糸に、単繊維繊度が2〜100デニール
の細繊度の繊維からなる自己熱接着性マルチフィラメン
ト糸を用いて、筒状織物の製織を容易にすると共に、筒
状織物に可撓性を付与する。そして、ホースの製品化ま
での過程でマルチフィラメント糸の構成繊維の少なくと
も1成分を軟化溶融させフィラメント糸を相互に融着さ
せて剛直化し、成形したホースの通水丸断面の保持を図
ることにある。
本発明に用いる自己熱接着性マルチフィラメントは、二
成分以上の重合体よりなる複合繊維であって、該複合繊
維を構成する少なくとも1成分の熱可塑性重合体がその
他の成分の・・・・重合体(高軟化点重合体)より少な
くとも20℃低い軟化点を再する熱可塑性重合体(低軟
化点重合体)よりなる複合繊維である。該複合繊維は単
独でマルチフィラメントとしても良いし、他の公知のフ
ィラメントとの複合糸としても良い。
高軟化点重合体としては、例えば、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリブチレンテレフタレートなどのポリエス
テル、6−ナイaン、6ローナイロン、610−ナイロ
7などのポリアミド、ポリプロピレンなどが挙げられる
。また、低軟化点重合体は、他の構成材料の軟化点より
少なくとも20℃低い軟化点の重合体で、例えば、ポリ
エチレン、エチレンプロヒレン共重合体、ポリプロピレ
ン、エチレン酢酸ビニル共電合体、エチレン酢酸ビニル
共重合体鹸化物などのオレフィン系重合体、ヘキサメチ
レンテレフタレート共重合体、エチレンテレフタレート
共重合体などのポリエステル系1合体、ポリ塩化ビニル
などから選ばれた熱可塑性重合体である。本発明にいう
複合繊維は、芯鞘型、サイドバイサイド型等の型状をと
りうるが、強度が付与出来る点で芯鞘型が好フしい。芯
鞘型の複合繊維とする場合には、芯成分重合体と鞘成分
1合体の組み合わせは、重量比で芯成分対鞘成分が40
:60〜80:20の範囲が好ましい。
この範囲外の重合体組成ではフィラメント糸の強度が低
下したり、マルチフィラメント糸の接合が不十分になる
場合がある。複合繊維の製造法は公知の紡糸法で両型合
体の所定量を複合紡糸口金に供給して紡糸し、延伸して
単繊度2〜100デニール、好ましくri10〜80デ
ニールの複合フィラメント糸とする。単繊度が100デ
ニールエリ太くなるとII!Ifff:が高くなり3J
!織が困難となる。1また1本発明に用いる自己熱接着
性マルチフィラメントとしては二種以上の繊維を用いた
複合糸でろって、該複合糸を構成する少なくとも1種類
の繊維がその他の繊維(高軟化点繊維)の軟化点より少
なくとも20℃低い軟化点を有する繊維(低軟化点繊維
)である複合糸(特に芯緘錨を高軟化点繊維、鞘繊維を
低軟化点繊維とした複合糸)を用いることが出来る。高
軟化点繊維としては。
例えば、ポリビニルアルコール繊維、全芳香族ポリアミ
ド繊維、全芳香族ポリエステル繊m、ポリエステル繊維
、ポリアミド繊維、ポリアクリロニトリル系繊維等のマ
ルチフィラメント糸を用い、低軟化点繊維としては例え
ばポリエチレン、ポリプロピレン及びその共重合体など
のオレフィン系繊維、ポリエチレンテレフタレート共重
合体、ヘキサスチレンテレフタレート共重合体などのポ
リエステル系繊維、ポリ塩化ビニルなどの熱可塑性繊維
等を用いる。
高軟化点繊維と低軟化点繊維は共にフィラメント糸ヲ用
いマルチフィラメントとしても良いし、高軟化点繊維を
フィラメント糸とし、低軟化点繊維をステープルとして
用いたコアヤーンとしても良い。
低軟化点重合体あるいは低軟化点繊維の軟化点を高軟化
点重合体あるいに高軟化点繊維の軟化点よりも20℃以
上低くすることにより、自己熱接着性マルチフィラメン
トを軟化させて出来た糸が強力および屈曲疲労強度に優
れた糸となしうる。
これらの複合フィラメント糸あるいにコアヤーンは合糸
して総繊度2,000〜20,000デニールのマルチ
フィラメント糸として製織用に使用することが好ましい
。この総繊度は所望するホースの太さから選択されるも
のである。
本発明に用いる繊維の断面は円形に限らず異形とするこ
とが出来る。
次に、筒状織物の製織は前述のフィラメント糸を少なく
とも緯糸に使用するが、ホースに加工するときの熱処理
によって通水丸断面を保持させるためには、熱溶融成分
が少なくとも10重量%、好ましくは30〜70重量%
の範囲である。熱溶融成分が70重量%を越えて多くな
ると、ホースの強度が低下してしまう。一方の軽糸は同
じマルチフィラメント糸あるいは紡績糸、他の繊維のマ
ルチフィラメント糸あるいは紡績糸のいずれかを使用す
る。そして、筒状織物を、例えば、サーキュラ−ルーム
を用いて製織する。織物の目付としては600〜900
V♂が一般的である。得られた筒状織物には少なくとも
内面を樹脂組成物で被覆して樹脂層を形成させる。付与
する樹脂被覆量としてハ012m以上の厚みが一般的で
ある。この内面を被覆する樹脂はゴム状重合体の組成物
、例えば、天然ゴムラテックス、ポリブタジェン、ポリ
イソプレン、アクリロニトリルブタジェン(スチレン)
共重合体、スチレンブタジェン共重合体などの合成ゴム
ラテックス、ポリウレタンエラストマー ポリエステル
エラストマー 可塑化ポリ塩化ビニル、ンリコン系エラ
ストマー、変成熱可塑性重合体などから選ばれた樹脂で
ある。そして、樹脂は必要に応じて架橋剤、安定剤、難
燃剤、その他各種の添加剤を添加した組成物とし、樹脂
あるいは樹脂組成物は溶液、分散液あるいは乳化液の状
態として筒状織物に付与して被覆層を形成させる。また
は、樹脂あるいは樹脂組成りの溶融物を付与して被覆層
を形成させる。樹脂被覆層を形成した筒状織物は円形状
態にして、前述した低軟化点重合体めるいは低軟化点繊
維の軟化点以上の温度で加熱し、低軟化点重合体あるい
は低軟化点繊維の溶融によって少なくとも自己熱接着性
マルチフィラメント糸の接合を行う。また、被覆樹脂の
キュアーを兼ねて行うこともよい。しかし、自己熱接着
性マルチフィラメント糸の接合を行わしめる熱処理は、
製織後の筒状織物で熱処理してもよい。この熱処理で少
なくとも自己熱接着性マルチフィラメント糸は溶融接合
して剛直化し、ホースの形態が安定したものとなる。な
お、ホースの円形通水断面の形成は筒状織物の熱処理前
に行うことが好萱しく、例えば、樹脂組成液をホース内
に満た【2て成型するとか、空気を吹き込んで膨ら1せ
ておくとかの方法で円形状ホースとすることが、後で整
形するよりは容易でめる。
次に、本発明を図面で説明する。第1図はホースの形態
を示す模式図であり、第1図(1)は本発明のホースの
一例の部分模式図で、丸断面を保持した状態図、第1図
(2)は従来のホースの部分模式図で、折れたり、へこ
んだりしている状態図。
第2図および第3図は本発明のホースの一例の横断面お
よび縦断面の部分模式図であり、1は被榎樹脂層、2F
i緯糸、3は経糸である。第4図はホースの通水断面保
持性を測定するための方法を示したものである。
本発明のホースは、細繊度の繊維のマルチフィラメント
糸で製織するため、製織性が良好で生地の地合の良いも
のが得られ、筒状織物は可撓性であるため加工性がよく
、ホースは高い水圧にも耐える強力および高い屈曲疲労
強度のものとなる。
更に、筒状織物とした後に繊維の低軟化点重合体あるい
はマルチフィラメントの低軟化点線維を軟化溶融L7て
、少なくともマルチフィラメント糸を接合することによ
って、繊維が剛直化して形態が安定化し、円形通水断面
を保持することができる。
更に、織物の繊維が接合し織り組織が′I&密化するこ
とができるため、被覆樹脂量を減少させることも可能で
あり、軽量化ホースを製造することもできる。
本発明のホースはビル内の消防ホース、送水ホース、各
種送液ホースなどに適する。また、送気用ホースに適用
するホースを製造することもできる0 〔実施例〕 次に、不発明の実施態様を具体的な実施例で説明するが
、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。な
お、実施例中の部およびチはことわりのない限り、重量
に関するものである。
本発明の円形通水断面の保持性の測定法に、長さ1mの
ホースの一端を固定し、第4図に示すように最小巻取り
直径(直径300 mm )を持った枕木に沿って90
度に曲げ、その先端に20−の荷重をかけて30分間放
置した後、次式で潰れ率を求める。
潰れ率(チ) = [(CI −C2)/CI )X1
00〔ただし、  C1は荷重を掛ける前の、(Jは荷
重を掛けた後の%A点とB点を通る外径(単位■)〕荷
重を取り除いた後の潰れ率も同様の方法で求めた。
本発明にいう軟化点は示差走査熱量測定(DSC)によ
り常法に従って求めることが出来る。
5i!施例1 芯成分重合体にポリエチレンテレフタレート軟化点25
0℃60部、鞘成分重合体にヘキサメチレンテレフタレ
ート系共重合ポリエステル(軟化点135℃)40部か
らなる単#!度20デニールの芯鞘型複合繊維のフィラ
メント糸1000デニール15Qfi1.を金糸・撚糸
して#;繊度4000デニールのコードとして緯糸に用
い、一方の経糸には単繊度2デニールのポリエチレンテ
レフタレート穢m(軟化点250℃)の20番手紡績糸
を4本を合撚糸し、それを更に2本合糸して用い、経方
向の経糸コードの総本数138本、緯糸コードのW&り
密度60不710 cm間とし、サーキュラ−織機で内
径25簡の平織り組織の筒状織物を作った。次いで筒状
織物の表面にポリエステルエラストマー樹脂組成物を平
均厚さ2mに塗布して120℃で乾燥し、しかる後、筒
状織物を反転して樹脂層を内面にしてホースの形態を整
え、ホースの断面を円形に膨ら1せた状態を保持しつつ
温度155℃で熱処理を行った。得られたホースの性能
は表1に示した。
得られたホースはビル内の消防ホースとして好適なもの
であった。
比較例1 緯糸に高強力ポリエチレンテレフタレートの単[220
00デニールのモノフィラメント糸を用い、モノフィラ
メント糸を2本合糸してコードとしたものを、実施例1
よ同様にしてホースを作った。ただし、この場合にホー
スの反転ができないので、流し込み方式で樹脂組成分を
塗布した。得らf′したホースの性能を表1に示した。
表 1 すなわち、実施例1のホースは潰れ率が小さく、形態の
安定なものであり、また筒状織物の製織性がよく、地合
いの良い生地が得られた。それに対して、比較例1のホ
ースは座屈気味に変形し、その変形は回復性の乏しいも
のである。また筒状織物の製織性が悪く、地合いの良い
生地が得られなかった。更に、織物と樹脂との接着性も
実施例1のホースのほうが約3.7 kp / 3 c
m高かった。
実施世J2 芯成分重合体にポリエチレンテレフタレート(軟化点2
50℃)50部、鞘成分重合体にヘキサメチレンテレフ
タレート系共重合ポリエステル(軟化点135℃)50
部からなる単繊度75デニールの芯鞘型複合繊維のフィ
ラメント糸1500デニール/20fil  を4本合
糸・撚糸して6000デニールのコードとして緯糸とし
、一方の経糸には芯成分重合体にポリエチレンテレフタ
レート(軟化点250℃)60g、鞘成分重合体にヘキ
サメチレンテレフタレート系共重合ポリエステル(軟化
点135℃)40部からなる単繊度20デニールの芯鞘
型複合繊維のフィラメント糸1000デニール150f
ijを合糸・撚糸して総繊度4000デニールのコード
として経糸に用い、経方向の経糸コードの総本数160
本、緯糸コードの織り密度60本/ 10 cm間とし
、サーキュラ−織機で内径65■の平織り組織の筒状織
物を作った。
次いで筒状織物の表面にポリエステルエラストマー樹脂
を平均厚さ25請に塗布して120℃で乾燥し、しかる
後、筒状織物を反転して樹脂層を内面にしてホースの形
態を整え、ホースの断面を円形に膨らませた状態を保持
し7つつ温度155℃で熱処理を行った。得らt″Lだ
ホースは樹脂との接着性が良く、潰れ率が荷重下で8.
54.除重後3%と小さく、形態の安定なものであった
。また、筒状織物の製織性がよく、地合いの良い生地が
得られた。このホースは円形通水断面の保持性が良く、
消防ホースに適したものであった。
実施例3 芯成分重合体にポリエチレンテレフタレート(軟化点2
50℃)45部、鞘成分重合体にヘキサメチレンテレフ
タレート系共重合ポリエステル(軟化点135℃)55
部からなる単繊度20デニールの芯鞘型複合繊維のマル
チフィラメント糸500デニール/ 25 filと、
全芳香族ポリエステル繊維(軟化点290℃)(p−ヒ
ドロキシ安息香酸と6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸の
縮合重合体でなる繊維)のマルチフィラメント糸500
デニール/96filをl:1で合撚して1000デニ
ールのマルチフィラメント糸とし、更に4本合懲してi
s度4. OOOデニールのコードトシテ緯糸に用い、
一方のM糸には単繊度2デニールのポリエチレンテレフ
タレートIIM(軟化点250℃)の20番手紡績糸を
4本合撚糸し、更に2本合糸して用い、経方向の経糸コ
ードの総本数138本、緯糸コードの織り密度60木/
10crn間とし、サーキュラ−織機で内径25■の平
織り組織の筒状織物を作った。製織性はよく、得られた
筒状織物は地合いの良い生地であった。次いで筒状織物
には架橋剤を含むインプレン系合成ゴムラテックス組成
液を平均厚さ約2mに塗布し、120℃で乾燥し、しか
る後、筒状織物を反転して樹脂層を内面にしてホースの
形態を整え、ホースの断面を円形に膨らませた状態を保
持しつつ温度160℃で熱処理を行って芯鞘型複合繊維
の鞘成分の重合体を溶融してコードを接合すると共に、
織物組織も接合されて形態の安定したホースを得た。こ
のホースは破断強度が高くビル内の消防ホースとして好
適であった。
〔発明の効果〕
不発明のホースに、単線維が細繊度のマルチフィラメン
ト糸で製繊するため、モノフィラメント糸では製繊でき
ない袋酸ジ織機でも製織できることから製織性が良好で
生地の地合の良いものが得られ、筒状織物は可撓性であ
るため、特に筒状織物の外面に樹脂加工して、反転でき
ることから加工性がよく、ホースは高い水圧にも耐える
強力および高い屈曲疲労強度のものとなる。史に、筒状
織物とした後に前述の低軟化点重合体めるいは低軟化点
繊維を溶融して、少なくともマルチフィラメント糸を接
合することによって、繊維が剛直化して形態が安定化し
、円形通水断面を保持することができる。更に、織物の
線維が接合し織り組繊が繊密化することができるため、
被覆樹脂量を減少させ、@量化ボースを段進することも
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は不−スの形態を示す模式図であり、第1図(1
)U本発明のホースの一例の部分模式図で、丸断面を保
持した状態図、第1図(2)は従来のホースの部分模式
図で、折れたり、へこんだりしている状態図。第2図お
よび第3図は本発明のホースの一例の横断面および縦断
面の部分模式図である。第4図はホースの通水断面保持
性を1111足するための方法を示したものである。 1・・・被覆樹脂層、 2・・・緯糸、 3・・・経糸。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)合成繊維の筒状織物と該筒状織物の内面を被覆す
    る樹脂層とからなるホースにおいて、筒状織物の少なく
    とも緯糸が単繊維繊度2〜100デニールの繊維からな
    る自己熱接着性マルチフィラメントが該マルチフィラメ
    ントを構成する少なくとも1成分の溶融物で接合された
    糸であることを特徴とするホース。
  2. (2)単繊維繊度2〜100デニールの繊維からなる自
    己熱接着性マルチフィラメントを少なくとも緯糸として
    筒状織物とした後、該筒状織物の内面を被覆する樹脂組
    成物を付与する前または付与する時あるいは付与した後
    、該筒状織物を円形状態で自己熱接着性マルチフィラメ
    ントの少なくとも1成分が軟化する温度以上の温度で加
    熱することを特徴とするホースの製造方法。
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