JPH03213418A - 自動車ヒータの温水回路 - Google Patents

自動車ヒータの温水回路

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JPH03213418A
JPH03213418A JP829790A JP829790A JPH03213418A JP H03213418 A JPH03213418 A JP H03213418A JP 829790 A JP829790 A JP 829790A JP 829790 A JP829790 A JP 829790A JP H03213418 A JPH03213418 A JP H03213418A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
heater core
air chamber
passage
water channel
Prior art date
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Pending
Application number
JP829790A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Nakajo
中條 勇二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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Publication of JPH03213418A publication Critical patent/JPH03213418A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は自動車ヒータの温水回路に関する。
〈従来の技術〉 従来の自動車ヒータの温水回路としては、例えば第2図
に示すようなものがある(特開昭5911908号参照
)。すなわち、車室内R側に設置されている空気調和装
置のヒータコア1は、下方配置されている1次側温水路
Aと上方配置されている2次側温水路Bを介してエンジ
ンルームR側のエンジン2に接続してあり、ヒータコア
1の入口側に設けた温水コック3が開いていれば温水W
がエンジン2とヒータコア1間を循環するようにしであ
る。尚、図中4はラジェータで、別の循環路C,,Dに
てエンジン2と接続されている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながらこのような従来の自動車ヒータの温水回路
にあっては、循環する温水W中にどうしても空気泡が存
在する。なぜならば、エンジン2内へ循環液(温水W)
を補給する際に、循環液をエンジン2内空間へ隙間なく
完全に注入することが難しく、エンジン2内に多少の空
気が残留してしまうためである。従って、この残留空気
が循環中の温水W中に分散されて空気泡となる。
ところが、温水W中にこのような空気泡が存在している
と、ヒータコア1における流路が長く蛇行状となってい
ると共に、温水コック3部分において1次側温水路Aが
部分的に狭まっているため、温水Wと一緒に空気泡がヒ
ータコア■や温水コック3を通過することにより、「ゴ
ボゴポ」 「ジュルジュル」というような不快音を発生
させる。この不快音はヒータコア1が車室内R側に設置
されていることにより乗員にも聞こえてしまい、車室内
の静粛性を阻害していた。
この発明はこのような従来の技術に着目してなされたも
のであり、前記の如き不快音が発生しない自動車ヒータ
の温水回路を提供せんとするものである。
〈課題を解決するための手段〉 この発明に係る自動車ヒータの温水回路は、上記の目的
を達成するために、1次側温水路の一部に上側へ膨出さ
せた空気室を形成すると共に、該空気室と2次側温水路
とをバイパス路にて接続したものである。
〈作 用〉 温水中の空気泡はその性質上1次側温水路の上側部分を
流れるので、はとんどの空気泡は1次側温水路の上側へ
形成した空気室に入り込んでそこに溜まり、ヒータコア
には流れ込まない。従って、ヒータコア部分において空
気泡か通過する不快音は発生しない。また、空気室と2
次側温水路とはバイパス路にて接続されているので、空
気室内に溜まった空気(空気泡)は、2次側温水路へ流
れ込む。すなわち、2次側温水路内を流れる温水の流速
によるベンチュリ効果により、2次側温水路内へ臨まさ
れたバイパス路の出口部分が若干の負圧状態となるため
、空気室内の空気は次々に2次側温水路へ流れ込み、空
気室内に空気が溜まり過ぎることはない。
〈実 施 例〉 以下この発明の好適な一実施例を第1図に基づいて説明
する。尚、従来と共通する部分には同一の符号を付し、
重複する説明は省略する。この実施例に係る1次側温水
路Eの温水コック3付近には、特に上側へ向けて膨出形
成した空気室5が形成されている。そして、この空気室
5の上部と2次側温水路Fとはバイパス路Gにて接続さ
れており、このバイパス路Gの上端部は2次側温水路F
の中心位置で且つ温水Wの流れ方向に沿って曲折された
ノズル部6となっている。
そして、1次側温水路E内の温水Wに含まれている空気
泡Pは、その性質上、はとんど力月次側温水路Eの上側
部分を流れているものなので、空気泡Pのほとんどはこ
の空気室5内に入り込むこととなる。つまり、この空気
室5が1次側温水路Eにおいて一種の「エアトラップ」
となり、空気泡Pはこの空気室5を越えて温水コック3
及びヒータコア1側へ流れることはできない。従って、
空気泡Pが温水コック3やヒータコア1を通過すること
がないので、「ゴボゴボ」 「ジュルジュル」というよ
うな不快音が発生することはない。
そして、空気室5内へ入り込んだ空気泡Pはどんどんと
空気室5の上部へ溜まっていくが、空気室5の上部と2
次側温水路Fとがバイパス路Gにて接続されているため
に、空気室5の上部に溜まった空気(空気泡Pの集合体
)はこのバイパス路Gを通って2次側温水路Fへと流れ
出す。なぜならば、バイパス路Gの上端のノズル部6が
2次側温水路Fの温水W1刊こ臨まされているので、ノ
ズル部6を臨ませた部分の2次側温水路Fが一種の「ベ
ンチュリ部」となり、2次側温水路Fを流れる温水Wの
流速に応じたベンチュリ効果によりノズル部6の先端が
負圧状態となるからである。従って、空気室内5の空気
泡Pは次々に2次側温水路Fへ流れ込むこととなり、空
気室内5に空気泡Pが溜まり過ぎて、ヒータコア1側へ
オーバーフローするようなことはない。このように、温
水W内の空気泡Pは温水W自体の流れとは異なり、バイ
パス路Gを流れることにより、温水コック3及びヒータ
コア1を避けた独自の循環回路を形成する。
尚、以上の説明では、バイパス路Gの上部にノズル部6
を設けた例を示したが、本発明としてはこのノズル部6
を必ずしも設ける必要はない。すなわち、得られるベン
チュリ効果に差はあるものの、このノズル部6が無(で
も空気泡Pは2次側温水路Fへ流れ込む。
〈発明の効果〉 この発明に係る自動車ヒータの温水回路は、以上説明し
てきた如き内容のものであって、温水中の空気泡が1次
側温水路の空気室からバイパス路を経て2次側温水路へ
と流れ、空気泡かヒータコアを通過することはないので
、ヒータコアにおいて不快音が発生することはない。従
って、車室内の静粛性が保たれ、車室内における居住環
境が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る自動車ヒータの温水
回路を示す概略図、そして 第2図は従来の自動車ヒータの温水回路を示す概略図で
ある。 1−  ヒーターコア 2 ゛−エンジン 5−゛ 空気室 E−゛1次側温水路 F  −−2次側温水路 G −バイパス路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 エンジンとヒータコアとの間を、下方配置される1次側
    温水路と上方配置される2次側温水路とで接続して温水
    を循環させる自動車ヒータの温水回路において、 上記1次側温水路の一部に上側へ膨出させた空気室を形
    成すると共に、該空気室と2次側温水路とをバイパス路
    にて接続したことを特徴とする自動車ヒータの温水回路
JP829790A 1990-01-19 1990-01-19 自動車ヒータの温水回路 Pending JPH03213418A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030085940A (ko) * 2002-05-02 2003-11-07 기아자동차주식회사 차량용 냉각 시스템
KR100475787B1 (ko) * 2002-05-02 2005-03-10 기아자동차주식회사 가압식 냉각장치
KR100482800B1 (ko) * 2002-04-18 2005-04-14 기아자동차주식회사 자동차용 냉각수 순환 시스템
US20130320102A1 (en) * 2010-12-02 2013-12-05 Behr Gmbh & Co. Kg Motor vehicle air conditioning system

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