JPH0321268A - 防火・防鼠措置構造 - Google Patents

防火・防鼠措置構造

Info

Publication number
JPH0321268A
JPH0321268A JP1155134A JP15513489A JPH0321268A JP H0321268 A JPH0321268 A JP H0321268A JP 1155134 A JP1155134 A JP 1155134A JP 15513489 A JP15513489 A JP 15513489A JP H0321268 A JPH0321268 A JP H0321268A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fire
preventing
repellent
putty
rat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1155134A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigenobu Ishii
重信 石井
Shinkichi Nakagawa
中川 真吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP1155134A priority Critical patent/JPH0321268A/ja
Publication of JPH0321268A publication Critical patent/JPH0321268A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Sealing Material Composition (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、防火区画壁に対するケーブルやパイプの貫通
部等における如く、パテ状防火組戒物を詰物として用い
ている防火措置部に関しており、より具体的には、当該
防火措置部に対して鼠忌避効果を遺憾無く発揮させ得る
ような防火・防鼠措置構造を提供しようとするものであ
る。
〔従来の技術・発明が解決しようとする課題〕一般に、
防火区画壁のケーブル或いはパイプ類の貫通部では、一
方の側で火災が発生した際に火炎や煙が貫通して他方の
側に延焼等の二次災害を起こさないようにパテ状防火組
成物による詰物によって封鎖しているが、かかるパテ状
防火組放物による詰物が鼠に噛まれて封鎖状態が破られ
、防火機能を果たせなくなることがあった.そこで、従
来より、貫通部の防火措置部に対して、防鼠剤を塗り付
ける方法が検討されていたが、当該防鼠剤が短期間で飛
散して、高い防鼠効能を長期間持続させることができな
かった。
従来、防鼠効果を長期間持続させるものとして、鼠忌避
剤となるシクロヘキシミドを含有する芯物質をマイクロ
カプセル状の樹脂容器で包んだマイクロカプセル化鼠忌
避剤が提案されていた(特開昭62−135544号)
発明者等は、当該マイクロカプセル化鼠忌避剤を用いて
これをパテ状防火組成物の中に埋入させたものを詰物と
することを検討した。
ところが、鼠に実際に置らせると詰物としてのパテ状防
火組戒物の食害が顕著であった。
これは、忌避剤が軟らかいパテ状組成物の中に埋入担持
されていることで、忌避剤が鼠の歯に押されてパテ状防
火m戒物の中で動いてマイクロカプセルが噛み砕かれる
確立が低《なり、′もってカプセル内のシクロヘキシξ
ドがカプセル外に出すに忌避効果を現れなくなるためで
あると推定される. 本発明は、上記した実情に鑑み、マイクロカプセル化忌
避剤を用いた防鼠措置構造において、鼠がパテ状組或物
を躍ろうとする場合に確実に忌避効果を現出させること
のできる、防火・防鼠措置構造を提供することに目的が
ある。
〔課題を解決するための手段〕
かかる目的を達戒するためになされた本発明の手段は、
防火措置部における詰物としてのパテ状防火組戒物の表
面に合戒樹脂または合成ゴムによる被覆層を設け、該被
覆層の表面にマイクロカプセル化鼠忌避剤の塗布層を形
成したものである.かかる被覆層は、エポキシ系、アク
リル系、酢酸ビニル系、シリコン系等の合tcmIl=
や合戒ゴム等の中から選択されたものの塗料や接着剤を
採用するか、それらの組み合わせによるものでも良く要
は塗布後の乾燥により硬化するものであれば良い. 発明者等は、かかる手段の効能を確認するために、日立
電線■製商品「ハイシール」 (液状ポリクロロブレン
、永和アルもナ及び防炎性有機繊維を主成分としたもの
で、具体的には特公昭54−25950号公報を参照さ
れたい.)をパテ状防火組戒物として、これを250g
で約5eI1角の立方体に戒形し、被覆層として、エボ
キシ樹脂系の接着剤を用いて当該パテ状防火&ll底物
立方体の表面全体に塗り付けこれを硬化させた後に、忌
避剤としてマイクロカプセル化シクロヘキシξド(シク
ロヘキシくドで0.2wt%)を含有する塗料を1 2
 51/m”の割合で塗布したこれを自然乾燥させたも
のを本発明による資料Aとした。
また、資料Aに対する比較例として、上記と同様のパテ
状防火組底物250gにマイクロカプセル化シクロヘキ
シミドを2.5wt%(シクロへキシミドで0.2@t
%)を練り込み、約5(至)の立方体に威形したものを
資料Bとして用意した.そして、資料A.,13をとも
に、熊鼠に対する忌避効力試験に供してみた結果、資料
Bはパテ状防火&l戊物としての用をなさないほど食害
が著しくなっていたが、資料Aにおいては、試し傷程度
でほぼ原形をとどめていた. 〔実施例〕 添付図面は、本発明による防火・防鼠措置構造をケーブ
ル貫通部において具体化した例である。
第1図は、防火区画壁1にケーブル2を貫通させた貫通
孔3の両側口部において、例えは日立電線偶の商品「ハ
イシール」 (液状ポリクロロプレン、水和アルξナ及
び防炎性有機繊維を主成分としたもの)の如きパテ状防
火組成物4を詰め込んで封鎖し、そのパテ状防火&l威
物4の外表面に合戒樹脂また1よ合戒ゴムの被覆層5を
塗布により形成し、その外側から忌避剤としてシクロヘ
キシミドを用いたマイクロカプセル化鼠忌避剤の塗布層
6を形成してなるものである. ケーブルが貫通していない貫通孔3′では、両側口部に
おいてパテ状防火組成物4′を詰め込んで塞ぎ、その外
表面に前述した例にならって合成樹脂または合戒ゴムの
被覆層5′、マイクロカプセル化忌避剤の塗布層6′を
順次形成するものである. 第2図は、防火区画壁1の貫通孔3に電線管7を貫通配
置し、この電線管7内にケーブル2を通して、ケーブル
貫通部を構威し、そして、電線管7と貫通孔3との間並
びに、電線管7とケーブル2との間のそれぞれにパテ状
防火&lltc物4を詰め込んで封鎖して所定の防火措
置構造を得るとともに、かかるパテ状防火組或物4の外
表面に合或樹脂または合或ゴムの被覆層5を塗布により
形成し、その外側から忌避剤としてシクロヘキシ壽ドを
用いたマイクロカプセル化鼠忌避剤の塗布層6を形成し
てなるものである. なお、7′のように電線管が区画壁に埋込一体化状態で
設けられている場合には、電線管7′と貫通孔との間の
詰物は設ける必要がない.第3図は、防火区画壁に!ケ
ーブル2を貫通させたjjiill孔3の両側口部にお
いて、珪酸カルシウム板やセラミックボードの如き防火
仮8をボルト締めによって取り付け、防火板8とケーブ
ル2との間にパテ状防火組成物4を詰め込んで封鎖する
ことにより所定の防火措置構造を得るとともに、かかる
防火Fi8を含めたパテ状防火組戒物4の外表面に合戒
樹脂または合成ゴムの被覆層5を塗布により形成し、そ
の外側から忌避剤としてシクロヘキシξドを用いたマイ
クロカプセル化鼠忌避剤の塗布層6を形成してなるもの
である.なお、ケーブルを貫通していない貫通孔3′に
おいては、両端で防火板8′で塞ぎ、その外側に合或樹
脂または合威ゴムの被覆層5′を塗布により形成し、そ
の外側から忌避剤としてシクロヘキシミドを用いたマイ
クロカプセル化鼠忌避剤の塗布層6′を形成しておくと
良い。
第4図は、防火区画壁lにケーブル2を貫通させた貫通
孔3内の隙間に、軟質防火組戒物9が密に充填され、そ
の両端面とケーブル2の周りをパテ状防火組威物4で封
鎖して、所定の防火措置構造を得るとともに、かかるパ
テ状防火&l戒物4の外表面に合成樹脂または合成ゴム
の被覆N5を塗布により形成し、その外側から忌避剤と
してシクロヘキシくドを用いたマイクロカプセル化鼠忌
避剤の塗布N6を形成してなるものである.なお、ケー
ブルを貫通していない貫通孔においては、貫通孔内全部
に軟質防火組放物9′を充填し、その両端面に合戒樹脂
または合戒ゴムの被覆層5′を塗布によ−り形成し、そ
の外側から忌避剤としてシクロヘキシ旦ドを用いたマイ
クロカプセル化鼠忌避剤の塗布層6′を形成しておくと
良い。
〔作用・効果〕
以上のような構造とする本発明の防火・防鼠措置構造に
よれば、軟質のパテ状防火組成物による防火措置部に対
して、その表面を覆う合成樹脂または合戊ゴムの被覆層
が硬化障壁として作用するので、鼠がマイクロカプセル
化鼠忌避剤の塗布層を蕩った場合に、マイクロカプセル
化忌避剤が動かずに確実に噛み砕かせることができ、そ
のことによって、防鼠効果を遺憾無く発揮することがで
きるものである. また、上記のような防鼠効果の向上によって、マイクロ
カプセル化忌避剤の量を少なくしても十分な防鼠性能を
発揮するので、経済的であるばかりでなく、パテ状防火
&lI或物本来の防火性能を失わないというもう一つの
利益を享受できる。
【図面の簡単な説明】 第1図乃至第4図は本発明にかかる防火・防鼠措置構造
の実施例を示す断面説明図である。 図中、lは防火区画壁、2はケーブル、3は貫通孔、4
はパテ状防火組底物、5は合戒樹脂または合威ゴムの塗
布による被覆層、6はマイクロカプセル化シクロヘキシ
ξド忌避剤の塗布層である。 峯 1 図 箒 2 図 牛 3ll2I 事 4 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)防火措置部における詰物としてのパテ状防火組成
    物の表面に合成樹脂または合成ゴムによる被覆層を設け
    、該被覆層の表面にマイクロカプセル化鼠忌避剤の塗布
    層を形成したことを特徴とする防火・防鼠措置構造。
JP1155134A 1989-06-16 1989-06-16 防火・防鼠措置構造 Pending JPH0321268A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1155134A JPH0321268A (ja) 1989-06-16 1989-06-16 防火・防鼠措置構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1155134A JPH0321268A (ja) 1989-06-16 1989-06-16 防火・防鼠措置構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0321268A true JPH0321268A (ja) 1991-01-30

Family

ID=15599297

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1155134A Pending JPH0321268A (ja) 1989-06-16 1989-06-16 防火・防鼠措置構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0321268A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100862910B1 (ko) * 2007-12-20 2008-10-13 주식회사 지에이엔지니어링건축사사무소 건축물용 지중배선의 소화구조물

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100862910B1 (ko) * 2007-12-20 2008-10-13 주식회사 지에이엔지니어링건축사사무소 건축물용 지중배선의 소화구조물

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20190177970A1 (en) Systems and methods for assisting in reducing the spread of fire, smoke or heat in a building
US4053704A (en) Plug and kit of parts including same for use in forming a moisture-proof cable splice enclosure
CN104619916B (zh) 用于拉索建筑的拉索锚固装置的密封
US4548853A (en) Closure for a surface opening having an object passing therethrough and method of forming the closure
US20200199867A1 (en) Systems and methods for assisting in reducing the spread of fire, smoke or heat in a building
JPH0321268A (ja) 防火・防鼠措置構造
JP2012229620A (ja) 防蟻構造および防蟻方法
US3783177A (en) Insulating cap
US4928451A (en) Anchor apparatus for a tendon in prestressed concrete slab
DE2524113A1 (de) Verfahren und vorrichtung zum verschotten von elektrischen leitungen oder kabeln
JPH0369808A (ja) ボルト・ナットの防食法及び保護キャップ
JPS62100117A (ja) ケ−ブルダクト内の防火シ−ル工法
JPH0270821A (ja) アンカー引張材
JP2510783Y2 (ja) 隔壁貫通配管部材
CN106972450B (zh) 一种高压固封式电缆中间接头
JP2842761B2 (ja) 永久アンカー体及びその造成法
JPS626814Y2 (ja)
KR0185540B1 (ko) 소화성(消火性) 천정판
KR200315925Y1 (ko) 영구 그라운드 앵커용 피복 인장재의 방수구조
JP2002271948A (ja) 無機繊維マット、及び区画貫通部の防火措置構造
JPS63130821A (ja) アンカ−ケ−ブルの構造
JPS62100118A (ja) 厚壁もしくは厚床におけるケ−ブル貫通部の防火シ−ル工法
JPH0210735Y2 (ja)
US20210253919A1 (en) Critter resistant electrical control box for use outdoors
ITPC940024A1 (it) Sistema e dispositivi per proteggere dalla corrosione i cavi di precompressione ed i relativi ancoraggi in costruzioni in calcestruzzo