JPH03212502A - 砂入り人工芝コート - Google Patents

砂入り人工芝コート

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JPH03212502A
JPH03212502A JP690890A JP690890A JPH03212502A JP H03212502 A JPH03212502 A JP H03212502A JP 690890 A JP690890 A JP 690890A JP 690890 A JP690890 A JP 690890A JP H03212502 A JPH03212502 A JP H03212502A
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JP
Japan
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sand
artificial turf
water
elastic belt
permeable elastic
Prior art date
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Pending
Application number
JP690890A
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English (en)
Inventor
Osamu Shimada
修 島田
Shigenori Kuraguchi
倉口 茂則
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YOKOHAMAGOMU KOUGIYOUHIN HOKKAIDO HANBAI KK
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
YOKOHAMAGOMU KOUGIYOUHIN HOKKAIDO HANBAI KK
Yokohama Rubber Co Ltd
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Publication date
Application filed by YOKOHAMAGOMU KOUGIYOUHIN HOKKAIDO HANBAI KK, Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical YOKOHAMAGOMU KOUGIYOUHIN HOKKAIDO HANBAI KK
Priority to JP690890A priority Critical patent/JPH03212502A/ja
Publication of JPH03212502A publication Critical patent/JPH03212502A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、テニスコート、各種のグラウンド、ゴルフ場
の小径路等に適用される砂入り人工芝コートに関する。
〈従来の技術〉 近年、テニスコート、多目的コート、陸上競技場や校庭
等の各種のグラウンド等に人工芝が適用されている。 
この人工芝は天然の芝生に比べ管理が容易で、かつ降雨
等の悪天候にも強いという利点を有する。
ところが、通常の人工芝のコート(グラウンド)はその
もの単体では比較的硬いため使用者の膝や腰に負担がか
かり、膝、腰等を痛め易いという問題点が有る。 また
、転倒時に擦過傷はもちろんのこと、皮膚や衣服との間
で大きな摩擦熱を生じるため、火傷を負フてしまう危険
性も高い。
このような問題を解決し、より土や天然の芝生に近い感
触のコートが得られる人工芝として砂入り人工芝のコー
トが注目され、また普及している。
砂入り人工芝とは、通常の人工芝に比べ、ターフの長い
(例えば19 a+m〜25 a++o)人工芝を用い
、この人工芝の目の間に、通常1m2当り30kg程度
の調整砂を充填してなるものである。
このような砂入り人工芝は、通常、路盤上にアスファル
ト−コンクリート舗装(以下、アスコンl[とする。)
を行ない、このアスコン舗装上に敷き詰められて施工さ
れ、各種のコートとして利用される。
敷き詰められた砂入り人工芝は、端部を周囲に形成され
た排水溝に巻きこむ、あるいは排水溝の蓋体で挟みこむ
方法、外縁部にプラスチック族の縁材を配し、釘で固定
する方法、外縁部に格子状のプラスチック材を配する方
法、さらに単に自重によって、所定の位置に固定される
〈発明が解決しようとする課題〉 ところが、このような従来の砂入り人工芝によるコート
では、施工後、降雨などによって経時と共に充填された
砂が流出してしまうという欠点がある。 そのため、流
出した砂を補充する必要があり、コートを良好な状態で
維持するためにはランニングコストが高くなり、また手
間もかかる。
さらに、流出した砂はコート外に形成される排水溝に1
積されてしまい、排水溝の清掃等の手間もかかる。
外縁部に格子状のプラスチック材を配した砂入り人工芝
コートでは、他のものに比べ砂の流出を有る程度は防止
できるものの、やはり砂の流出や補充は問題となってい
る。 しかもプラスチック材は通常塩化ビニル等の硬質
材であるので危険性が高く、また経時と共に反る、曲る
等の変形を生じ、耐久性に問題がある。
本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決すること
にあり、降雨などによる砂の流出を防止することができ
、耐久性も高く、安全で、しかも外観も良好な砂入り人
工芝コートを提供することにある。
〈課題を解決するための手段〉 前記目的を達成するために、本発明は、砂入り人工芝の
端部に透水性弾性ベルトを配してなることを特徴とする
砂入り人工芝コートを提供する。
また、前記透水性弾性ベルトは、弾性粒体をバインダー
で成形してなるものであるのが好ましい。
また、前記透水性弾性ベルトの透水係数が5 x 10
−”cm/sec以上であるの好ましい。
また、前記透水弾性ベルトの空隙率が25〜40%であ
るのが好ましい。
以下、本発明の砂入り人工芝コートについて詳細に説明
する。
なお、本発明においてコートとは、テニスコート等の球
技場、陸上競技場等の各種競技場のみならず、各種の用
途に使用可能な多目的コート、校庭等や、さらにはベラ
ンダ、ジョギングロード、ゴルフ場の小径路等、砂入り
人工芝を表面に配することができる全ての面を含むもの
である。
第1図に、本発明の砂入り人工芝コートの一実施例の断
面図が示される。
図示例の砂入り人工芝コート10は、砂入り人工芝12
の外縁部に、透水性弾性ベルト14を配してなるもので
あり、通常の砂入り人工芝コートと同様に、路盤16の
上面にアスコン鋪装置8を施し、その上面に配されて施
工される。 また、砂入り人工芝コート10の外周部に
は、排水溝20が形成されている。
本発明に通用される砂入り人工芝12としては、特に限
定はなく、現在公知の砂入人工芝はいずれも通用可能で
ある。
本発明の砂入り人工芝コート10は、このような砂入り
人工芝12の外縁部もしくは端部に、透水性弾性ベルト
14を配してなるものである。
この透水性弾性ベルト14は、降雨などの際に、砂入り
人工芝12に充填された砂の流出を防止し、しかも水は
良好に排水溝20に排出する、いわばフィルタのような
作用を有する弾性体である。
ここで本発明において弾性体とは、好ましくは砂入り人
工芝12に近い感触を有する物である。
透水性弾性ベルト14をこのような弾性体とすることに
より、転倒などによる怪我を防止することができ、また
、触感も良好な、安全かつ快適な砂入り人工芝コートを
実現することが可能である。
前述のように透水性弾性ベルト14は透水性を有する、
つまり水が通過可能なものである。
透水性には特に限定はなく、砂入り人工芝コート10を
使用する国、地方等の降雨量などの気象環境に応じて設
定すればよいが、好ましくは5 x 10−”cm/s
ec以上、特に5X10−’cIIl/sec以上の透
水係数を有するのが好ましい。
なお、上記の透水係数は、JIS A121B−196
1によって計測したものである。
このような透水性弾性ベルト14は、25%以上の空隙
率を有するものが好ましい、 空隙率が25%未満では
良好な透水性を得ることができない、 なお、透水性弾
性ベルト14の空隙率は、40%を超えると耐久性や触
感等に問題を生じるため好ましくない。
このような透水性弾性ベルト14としては、コルク、発
泡スチロール、塩化ビニルスポンジ等の各種の樹脂スポ
ンジ、発泡ポリウレタン等の各種の樹脂発泡体等、前述
の弾性、透水率および空隙率を満たすことのできる種々
のものが適用可能であるが、好ましくは、弾性粒体をバ
インダーで成形することにより得られたものが好適に適
用される。
透水性弾性ベルト14をこのように成形することにより
、前述の弾性、透水係数、さらに空隙率を好適に満足さ
せ、かつ歩行感覚や触感が良好で、しかも耐久性や、ス
パイク等の使用にも十分な強度を有する透水性弾性ベル
ト14を得ることが可能である。 さらに、必要に応じ
て着色することも容易である。
弾性粒体としては特に限定は無いが、ゴムチップ、ウレ
タンチップ、EPDMチップ等が好適に例示される。
具体的には、ゴムチップとしては、天然ゴム、スチレン
ブタジェンゴム(SBR)、ポリブタジェンゴム(BR
)、エチレンプロピレンゴム(EPT)等、さらにこれ
らの加硫ゴム等、を粉砕したものが例示される。 また
、廃タイヤを粉砕して得られたゴムチップも好適に通用
可能である。
このような弾性粒体のサイズは特に限定はないが、前記
の空隙率および透水係数、さらに砂入り人工芝12の砂
の流出を好適に防止可能である等の点で、平均粒径で3
mm以下のサイズを有するものを適用するのが好ましい
また、透水性弾性ベルト14を成形する際のバインダー
としては特に限定はないが、ウレタン系バインダー ポ
リブタジェン系バインダー、弾性エポキシ系バインダー
等が好適に例示される。
透水性弾性ベルト14を成形する際の弾性粒体とバイン
ダーとの混合比は、目的とする透水性弾性ベルト14の
弾性係数、透水係数、さらには空隙率等によって適宜決
定すればよいが、通常、弾性粒体:バインダーの重量比
で、1:3〜10:1程度である。
このような弾性粒体とバインダーとを用いて透水性弾性
ベルト14を成形する方法としては各種の方法が適用可
能であり、弾性粒体とバインダーとの混合物を所望の形
状の金型に充填してバインダーを硬化する方法や、弾性
粒体とバインダーとの混合物をブロック硬化したものを
、スライサー カッター等により切断する方法、また、
金型に充填してプレスして成形する方法等が好適に例示
される。
なお、透水性弾性ベルト14の断面形状には特に限定は
なく、砂入り人工芝コート10の用途に応じて決定すれ
ばよいが、砂の流出を防止するために、少なくとも、施
工した際に適用する砂入り人工芝12よりも2〜5■■
程度高くなる形状とするのが好ましい。
本発明の砂入り人工芝コート10を施工する方法として
は、例えば、第1図に示されるように、路盤16の上面
にアスコン舗装置8や、コンクリート舗装を施し、その
上面の所定の場所に砂入り人工芝12を配した後、外縁
部にブライマーを散布して、ウレタン系、ゴム系、エポ
キシ系等の各種の接着剤や、両面テープを用いて透水性
弾性ベルト14を接着すればよい。
また、必要に応じて砂入り人工芝12の外周部をアスコ
ン鋪装置8に接着してもよい。 この際には、砂入り人
工芝12と透水性弾性ベルト14とは同じ接着剤や両面
テープで接着してもよく、また異なっていてもよい。 
 また、先に透水性弾性ベルト14を施工した後、砂入
り人工芝12を施工してもよいのはもちろんである。
なお、本発明の砂入り人工芝コート10の施工方法はこ
れに限定されるものではなく、路盤16に直接砂入り人
工芝12と透水性弾性ベルト14とを配してもよいし、
また必要に応じて各種の中間層や、パッド材を配し、そ
の上に施工したものであってもよいのはもちろんである
図示例においては、砂入り人工芝12と透水性弾性ベル
ト14とは重なることなく、端面な突き合せて施工され
ているが、本発明はこれに限定されるものではなく、必
要に応じて砂入り人工芝12の端部と透水性弾性ベルト
14とを重ねてもよい、 しかしながら、リサーフエイ
スが容易である等の点で、図示例のように重ねることな
く施工されるのが好ましい。
〈実施例〉 以下、本発明の具体的実施例を挙げ、本発明をより詳細
に説明する。
[実施例1] 平均粒径3■■のウレタンチップと、バインダーとして
ウレタン樹脂とを、重量比で4:1で混合した。
この混合物を、工場床の平坦部分で2000x 100
0 x 23 (m層)のシートを作り、ハンドカッタ
ーにて切断して、高さ23 am、巾50mmの断面形
状を有する、長さ2000 amの透水性弾性ベルト1
4を作製した。
この透水性弾性ベルト14の空隙率は32%、透水係数
は5 x l Ocm/seeであった。
このような透水性弾性ベルト14と、砂入り人工芝12
として、縦20m1横3.66m。
厚さ19mmの人工芝を割り付けて、本発明の砂入り人
工芝コート10を作製した。
施工は路盤16の上面にアスコン舗装置8を施し、最初
に透水性弾性ベルト14を周辺に施工し、次にアスコン
舗装置8面上に砂入り人工芝12を配した。 また、周
囲には排水溝20を形成した。 なお、断面形状は第1
図に示されるものと同様であった。
このようにして得られた本発明の砂入り人工芝コート1
0に、雨量25 mm/hrの雨が降るのを現地調査し
たところ、砂入り人工芝12に充填された砂の排水溝2
0への流出は殆ど見られなかった。
〈発明の効果〉 以上詳細に説明したように、本発明の砂入り人工芝コー
トは、降雨などによる砂の流出を防止することができ、
排水溝の清掃や砂の補充等の必要のない、保守が容易で
、ランニングコストの低いものである。
また、末端部分(外縁部)が弾性を有するので、転倒等
の際の危険性も低く、また、触感も良好である。
しかも、透水性弾性ベルトを外縁部に配することにより
、とかく単調になりがちなコート面をメリハリのある、
良好な外観を有するものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の砂入り人工芝コートの一実施例の概
略断面図である。 符号の説明 10・・・砂入り人工芝コート、 12・・・砂入り人工芝、 14・・・透水性弾性ベルト、 16・・・路盤、 18・・・アスコン舗装、 20・・・排水溝 FIG、1

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)砂入り人工芝の外縁部または端部に透水性弾性ベ
    ルトを配してなることを特徴とする砂入り人工芝コート
  2. (2)前記透水性弾性ベルトは、弾性粒体をバインダー
    で成形してなるものである請求項1に記載の砂入り人工
    芝コート。
  3. (3)前記透水性弾性ベルトの透水係数が5×10^−
    ^2cm/sec以上である請求項1または2に記載の
    砂入り人工芝コート。
  4. (4)前記透水弾性ベルトの空隙率が25%以上である
    請求項1ないし3のいずれかに記載の砂入り人工芝コー
    ト。
JP690890A 1990-01-16 1990-01-16 砂入り人工芝コート Pending JPH03212502A (ja)

Priority Applications (1)

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JP690890A JPH03212502A (ja) 1990-01-16 1990-01-16 砂入り人工芝コート

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JP690890A JPH03212502A (ja) 1990-01-16 1990-01-16 砂入り人工芝コート

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JP690890A Pending JPH03212502A (ja) 1990-01-16 1990-01-16 砂入り人工芝コート

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JP (1) JPH03212502A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0627916U (ja) * 1992-04-02 1994-04-15 正博 村瀬 道路線引き用ブロック
JP2008297808A (ja) * 2007-05-31 2008-12-11 Nippo Corporation:Kk 人工芝舗装構造体およびその施工方法

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