JPH03212243A - 真空掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は真空掃除機に関連する。特に、この発明は、直
立型の真空掃除機とキャニスタ−型の真空掃除機の特徴
を併せ持った変換可能（ｃｏｎｖｅｒｔｉｂｌｅ）の真
空掃除機に関連する。

［従来の技術］ 直立型とキャニスタ−型双方の利点を具現化した変換可
能の真空掃除機は最近流行してきている。

このような真空掃除機は、カーペットなどの床面を掃除
する場合には直立型として使用され、室内家具や長いカ
ーテンのようなものの一般的な掃除目的の場合にはキャ
ニスタ−型として使用される。

後者の目的の場合、別体のノズルを真空掃除機のソケッ
トから引き出したホースの一端に取り付ける。

床の掃除を行う場合には、ホースの端部はソケット内に
挿入され吸引管で床面を吸引することが可能となる。両
方のタイプの掃除機として動作させるために必要な部品
は、−船釣な掃除目的として使用されるときにホースの
端部に取付けられる別体のノズルは別として、全てが掃
除機に結合されている。

このような変換可能の真空掃除機の設計上の不利な点は
、真空を生成するファン又はエアーポンプを駆動するの
と床掃除の動作中に床面を掻きこするためのブラシを駆
動するのに異なるモーターを使用しているということで
ある。

従来の掃除機でもいくつかのものは、吸引管用のファン
と回転ブラシを駆動するのに同一のモーターを使用して
いる。しかしこれらのタイプの真空掃除機は、複雑な設
計となっているために製造が難しく、そのコストも高い
。また、このような真空掃除機では、ホースの端部に取
り付けられるノズルが真空掃除機本体とは別々に格納さ
れる。

知られている真空掃除機の中には、ファン又はエアーポ
ンプと回転ブラシを単一のモーターを用いて駆動すると
ともに、−船釣な掃除目的に使用されるノズルを真空掃
除機本体に保持するタイプのものが一つある。しかしこ
の知られている真空掃除機は、製造が難しい複雑な設計
となっており、また多数の部品から成るために真空掃除
機が高価なものとなってしまうという欠点がある。

［発明が解決しようとする課題］ したがって、改良された新規な変換可能の真空掃除機で
あって、上述の種々の困難を解決し、そして全体として
上述のものより良くより有利な結果が得られ、しかも上
述のニーズに見合う真空掃除機が開発されることが望ま
れていた。

［問題点を解決するための手段］ 本発明は変換可能の真空掃除機を提供する。

特に本発明はこのような見方をすると、本発明に係る真
空掃除機は、床面に沿って稼働であるとともに、回転可
能のブラシを取り付けるためのブラシチェンバーを含む
ノズルベースと、一端がブラシチェンバーとつながって
おり多端がノズルベースの外周部とつながっている第１
の吸引通路を１５− 具備している。モーター及びフィルターハウジングはノ
ズルベース上に回転可能に取り付けられている。このハ
ウジングは、第１の端部が第１の吸引通路の第２の端部
とつながっており、第２の端部がモーター及びフィルタ
ーハウジングの外周部とつながっている第２の吸引通路
を有している。

モーターチェンバーは、モーター及びフィルターハウジ
ングの中に第２の吸引通路と離間して形成されている。

吸引チェンバーはモーター及びフィルターハウジングの
内部において第２の吸引通路及びモーターチェンバーか
ら離して配置されている。この吸引チェンバーは、モー
ター及びフィルターハウジングの外周部につながった挿
入ポートを有している。モーター及びフィルターハウジ
ングの外側には、変換可能のホースが取り付けられてい
る。このホースの第１の端部は第２の吸引通路の第２の
端部につながっており、第２の端部は吸引チェンバーの
挿入ポートにつながっている。

変形可能のホースの第１の端部は、第２の吸引通路につ
ながった状態から選択的に切り放すことができ、こうす
ることによって真空掃除機を関連する掃除用具とともに
使用することができる。

本発明の別の見方をすると、本発明は直立型及びキャニ
スタ−型の真空掃除機について開示している。

また、本発明はこのような見方をすると、本発明に係る
真空掃除機は、床面に沿って移動可能であるとともに、
回転可能のブラシを取り付けるためのブラシチェンバー
を含むノズルベースと、−端がブラシチェンバーとつな
がっており他端がノズルベースの外周部とつながってい
る第１の吸引通路を具備している。モーター及びフィル
ターハウジングはノズルベース上に回転可能に取り付け
られている。このハウジングは第１のモーターシェル及
び第２のモーターシェルからなり、この二つのモーター
シェルが協働して、モータチェンバーとこのモーターチ
ェンバーから離して設けられた第２の吸引通路とを規定
し、これらの間を遮断している。第２の吸引通路はその
第１の端部において第１の吸引通路の第２の端部とつな
がっており、第２の端部においてモーター及びフィルタ
ーハウジングの外周部とつながっている。モーターはモ
ーターチェンバー内部に設置されている。モーター及び
フィルターハウジングは更に、第１及び第２のモーター
シェルに隣接して設けられたフィルターバッグハウジン
グこのフィルターバッグハウジングを有している。この
フィルターハウジングは外周部を有しており、この内部
に吸引チェンバーが配置されている。この吸引チェンバ
ーはフィルターバッグハウジングの外周部とつながった
挿入ポートを有している。フィルターバッグは吸引チェ
ンバー内部に位置している。更に第１及び第２の端部を
有しているワンドを有しており、この第１の端部は選択
的に第２の吸引通路の第２の端部に固定することができ
る。変形可能のホースはモーター及びフィルターハウジ
ングの外側に取り付けられている。このホースの第１の
端部はワンドの第２の端部とつながっており、第２の端
部は吸引チェンバーの挿入ポートとつながっている。ワ
ンドは吸引通路の第２の端部から選択的に切り放すこと
ができ、こうすることにより真空掃除機を関連する掃除
用具とともに使用することができる。

更に本発明の別の見方をすれば、本発明に係る変換可能
の真空掃除機は、床面を掃除するのに用いることができ
るとともに、床よりも高い部分の掃除を行うことができ
る。

本発明をこのように見れば、本発明に係る真空掃除機は
、床面に沿って移動可能であるとともに、回転可能のブ
ラシを取り付けるためのブラシチェンバーを含むノズル
ベースと、一端がブラシチェンバーとつながっており他
端がノズルハウジングの外周部とつながっている第１の
吸引通路を具備している。ノズルハウジングは更に実質
的に半円形のチェンバーを有しており、その両側にはそ
れぞれ第１及び第２のフランジ状の部分がある。外周部
の下部がたる型をしたモーター及びフィルターハウジン
グはノズルハウジングチェンバー内に回転可能に設けで
ある。モーター及びフィルターハウジングは、フランジ
状の第１の端部及びフラ９− ンジ状の第２の端部を持つ第１のモーターシェル、及び
フランジ状の第１の端部及びフランジ状の第２の端部を
持つ第２のモーターシェルから成る。

第１及び第２のモーターシェルは協働してモーターチェ
ンバー及びこのモーターチェンバーとは離して設けられ
た第２の吸引通路を規定し、これらの間を遮断する。第
２の吸引通路はその第１の端部において第１の吸引通路
とつながっており、第２の端部においてモーター及びフ
ィルターハウジングの外周部とつながっている。第１及
び第２のモーターシェルのフランジ状の第１の端部をノ
ズルハウジングの第１のフランジ部に固定するとともに
、ノズルハウジング上にモーター及びフィルターハウジ
ングの第１のピボット軸を与えるための第１の手段を設
ける。第２の手段は、第１のモーターシェルのフランジ
状の第２の端部と第２のモーターシェルのフランジ状の
第２の端部とを固定すると共に、ノズルハウジング上に
モーター及びフィルターハウジングの第２のピボット軸
を与える。第２の吸引通路の第１の端部は、第１及び２
０ 第２のモーターシェルのフランジ状の第２の端部まで延
び、そしてノズルハウジングを組み合わして形成される
シェル部分において規定される第１の吸引通路の第２の
端部につながっている。モーターおよびフィルターハウ
ジングは更にフィルターバッグハウジングを有しており
、この中で吸引チェンバーが規定される。この吸引チェ
ンバーは第２の吸引通路及びモーターチェンバーから離
間して配置される。吸引チェンバーはフィルターバッグ
ハウジングの外周部とつながった挿入ポートを有してい
る。ワンドの第１の端部は選択的に第２の吸引通路又は
第２の端部に固定される。変形可能のホースはモーター
及びフィルターハウジングの外部に取り付けられる。こ
のホースの第１の端部はワンドの第２の端部とつながっ
ており、第２の端部は吸引チェンバーの挿入ポートとつ
ながっている。ワンドは選択的に吸引通路の第２の端部
から切り放すことができ、こうすることにより真空掃除
機を関連する掃除用具と共に使用することが可能となる
。

［作用］ 本発明の作用の一つは、改良された新規の変換可能の真
空掃除機を提供できるということである。

本発明の他の作用は、直立型の真空掃除機とキャニスタ
−型の真空掃除機の双方の特長を結合した改良型の真空
掃除機を提供できるということである。

本発明の別の作用は、製造コストが易く製造が容易であ
るにもかかわらず、強固で耐久性に優れた変換可能の真
空掃除機を提供できるということである。

更に本発明の別の作用は、回転ブラシを用いて床の清掃
作業を行うことができるとともに、床より上の清掃作業
もでき、また真空の生成とブラシの駆動に同一のモータ
ーを使用する変換可能の真空掃除機を提供できるという
ことである。

更に本発明の別の作用は、縁部を掃除できるという特長
を持った真空掃除機を提供できるということである。

本発明の別の作用は、付属の掃除用具、余分のベルト、
及びスペア−のフィルターバッグを直接掃除機本体に保
持することができる保持手段を具備した真空掃除機を提
供できるということである。

更に本発明の別の作用は、ノズルベースと協働して真空
掃除機の異なる吸引通路を規定するモーターハウジング
を提供できるということである。

更に本発明の別の作用は、吸引通路がピボット軸を通っ
てノズルベースとモーター及びフィルターハウジングと
の間に延在している真空掃除機を提供できるということ
である。

［実施例コ 図面を参照するに当たり、これらの図面に示したものは
本発明の好ましい具体例を例示することを目的とするも
のであって、図面と同じものに限定することを目的とす
るものではない。第１図は本題の新規な真空掃除機Ａを
示している。例示している真空掃除機は主として変換可
能の真空掃除機の特定のタイプのものとして設計された
もので以下の説明もこれに沿って行うが、ここに開示し
たもののいくつかの特長は、異なるタイプの変換２３− 可能の真空掃除機だけでなく他のタイプの真空掃除機に
おいて使用する場合においても適用できるということを
理解する必要がある。

真空掃除機Ａはブラシチェンバー１２を含んだノズルベ
ース１０を有している。ブラシチェンバー内には、螺旋
状に連続的に設けられたブリストル（剛毛）１６を有す
る回転可能のブラシ１４が取り付けである。

ここでしばらくの間第２図を参照するに、ノズルベース
１０の後端部には一対の車輪２２が取り付けてあり、ノ
ズルベースの両側で真空掃除機を回転可能に支持してい
る。また、前部にも回転可能に支持するために少なくと
も一つのローラーが設けである（図には現れない）。

ノズルベース１０の内部にブラシチェンバー１２から離
して設けであるのは、第１の吸引通路２４である。この
第１の吸引通路２４には、ブラシチェンバー１２とつな
がっている第１の端部２６、及び第１の端部２６に対し
垂直に設けられた第２の端部２８がある。この第２の端
部２８は実質的２４− に円形であり、ノズルベース１０の上面上に規定された
半円柱形の凹部３２の第１の半円形フランジ側面３０、
及びノズルベース１０の外側シェル３３の半円形からな
っている。ノズルベース上に規定される半円柱形の凹部
３２は、半円形のフランジ状側面３４を有している。

第２図を参照するに、回転可能のブラシ１４は、真空掃
除機Ａの左側から見たときに反時計回りに動く。ブリス
トル１６によって形成される螺旋状の経路は、激しく揺
動されて床から離れたゴミを含む空気を矢印３６で示す
方向に沿って第１の吸引通路の第１の端部２６まで移動
させる。

このブラシチェンバー１２の隣には、側方吸引チェンバ
ー４０が設けてあり、これにより真空掃除機Ａを縁部の
掃除に使用することが可能となる。

チェンバー４０からは、ハウジング１ｏによって規定さ
れる通路４２が延びており、この通路によって第１の吸
引通路２４へ導かれる。この通路４２を通して空気の移
動をコントロールするのが、ピボット軸４８の回りに回
転可能に設けられたアーム４６からなるバルブ手段４４
である。ノズルベースの外側には、アーム４６をピボッ
ト軸４８の回りに回すことによって簡単にバルブ手段４
４をコントロールすることができるようする適切なコン
トロール手段（図示せず）が設けである。移動可能のフ
ラップ又はアーム４６によって、側縁部４０とブラシチ
ェンバー１６のうち、希望に応じていずれからも真空掃
除機によって吸引を行うことができる。

ノズルベース１０上にはモーター及びフィルターハウジ
ング６０が回転可能に取り付けられ、これはノズルベー
ス１０の前記半円柱形の凹部３２内に取り付けることが
できるよう、低部の外周が実質的にたる形をしている。

ここで第３図を参照するに、たる形の低部の外周は第１
のモーターシェル６２と第２のモーターシェル６４とを
合わせることによって形成され、これらが協働してモー
ターチェンバー６６を規定する。このモーターチェンバ
ー内に収納されるのは、近傍にファン７０を有するタイ
プの通常の適切な電気モーター６８である。このモータ
ーはファンケース７４の内部にあるファンの羽根（図上
では見えない）に接続されたシャフト７２を有しており
、このシャフトが回転することによって羽根が回る。こ
のファンには二つの機能があり、一つは真空掃除機の吸
引を行うことで、もう一つは空気の流れがファンケース
を通ってモーターの固定子と回転子との間に達するので
モーターの冷却を行うことである。

第２図を参照すると、シャフト７２は、この回りにベル
ト７６を掛け渡すことができるようにモーターチェンバ
ー６６の外側まで延びている。このベルトはノズルベー
ス１０内に形成されたベルト用通路７８の中を通り、ブ
ラシ１４の対応する部分の回りにきちんと掛け渡されて
いる。

再び第３図を参照すると、第１及び第２のモーターシェ
ル６２．６４はそれぞれ第１の端部のフランジ部分８２
．８４を有しており、これらはともに半円形で、両者が
協働してチェンバーの第１のフランジサイド３０及び外
側シェル３３によって規定される円形の空間内で回転可
能に嵌合する円形のスタップを規定する。循環用の軸受
は筒８６が、モーター及びノズルベース１０上のフィル
ターハウジング６０の回転を助けるために、フランジに
よって形成されたこのスタンプの回りに位置している。

この軸受は筒８６はまた、エアーシールの役割も果たす
。

シェル６２及び６４はまた、一対の壁９０及び９１によ
ってモーターチェンバー６６から隔離された第２の吸引
通路８８を協働して規定する。この第２の吸引通路には
、第１の吸引通路の第２の端部２８とつながっている第
１の端部９２、及び第１のモーターシェル６２の外側の
外周部９６へ延びる第２の端部９４がある。第１図およ
び第３図の矢印は第２の吸引通路８８を通るゴミを含ん
だ空気の流れを示している。

モーターシェル６２及び６４には、半円形の第２の端部
の第１及び第２のフランジ９８及び１００がそれぞれ設
けである。二つのフランジ９８及び１００は協働して円
形のスタップを形成する。

円形スタンプの内部にはスリーブ１０１がスタノ＝２７ ブを通って延びるモーターシャフト７２を囲むように配
置される。このスリーブ１０１はノズルベース１０から
モーターチェンバー６６をシールするシール部材の役割
を果たす。ロックリング１０３は、ノズルベース１０の
フランジ状の第２の側部３４とともに第１及び第２のシ
ェルの第２のフランジ状の端部９８及び１００を固定す
る。フランジ３４は半円形であり、ロックリング１０３
は、モーター及びフィルターハウジングがノズルベース
上で回転するときに第１及び第２のモーターシェルがノ
ズルベースに関して回転できるような形状とされている
。フランジ３４の内側であってフランジ９８及び１００
を取り囲むように潤滑用及びシーリング用の軸受筒１０
４が設けられ、これによってモーター及びフィルターハ
ウジングの回転動作を助けると共に、この点でのシール
を与える。

また第１のモーターシェル６２の外側外周部９６の上に
は、上部開口部１０５が設けである。再び第１図を参照
すると、この上部開口部１０５は、２８− 二つのモーターシェル６２及び６４によって規定され第
２の吸引通路８８とモーターチェンバー６６との間の第
３の吸引通路１０６とつながっている。この吸引通路１
０６は上端部１０８、及び開口部１１１を介している。

モーターチェンバー６６とつながっている下端部１１０
を有している。

第３の吸引通路１０６を第２の吸引通路８８から隔てて
いるのは、第３の壁１１２．第４の壁１１４および第１
の壁９ｏである。また第３の吸引通路１０６をモーター
チェンバー６６から隔てているのは第２の壁９１である
。

モーター及びフィルターハウジング６０の上に第１及び
第２のモーターシェル６２及び６４から離して設けであ
るのは、フィルターバッグハウジング１２０である。こ
のフィルターバッグハウジング１２０は、好ましくは第
２のモーターシェル６４と一体的に形成する。しかしこ
のフィルターバッグハウジング１２０を、第１及び第２
のモーターシェル６２及び６４のうち少なくとも一つに
適切に固定するような分離した部品とすることもできる
ことは理解する必要がある。フィルターバッグハウジン
グの中には吸引チェンバー１２２が規定されている。こ
の吸引チェンバーの中には、適切なフィルターバッグ１
２４が位置しているとともに、第３の吸引通路１０６に
近接して平面状のフィルター部材１２６が位置している
。フィルターバッグ１２４は好ましくは、吸引通路１２
２の壁に回転可能に取り付は可能のブラケット１２８に
装着される。

フィルターバッグ１２４の挿入端部には挿入チューブ１
３０がつながっている。挿入チューブ１３０には、フィ
ルターバッグ１２４につながった第１の端部３２及びフ
ィルターバッグハウジング１２０の外周部の外側に位置
する第２の端部１３４がある。この挿入チューブの第２
の端部１３４にはホース１４０の第１の端部１４２が適
切に固定される。ホース１４０の第２の端部１４４は筒
状のアダプター１４６に固定される。

ここで第４図を参照するに、このアダプターは第１の端
部１４８を有しており、これによってア３１− ダブターはホースの第２の端部に装着される。またアダ
プターには側壁１５２を通る開口部があり、この側壁の
内部を通る穴１５４につながっている。

アダプター上には環状部材１５６が回転可能に設けてあ
り、この環状部材によって開口部１５０を選択的に閉じ
ることができる。アダプターの第２の端部１５８はワン
ド１６２の第１の端部１６０とつながっている。再び第
１図を参照すると、このワンドの第２の端部１６４は、
第２の吸引通路の第２の端部９４に選択的にはめ込むこ
とができるよう延びている。

希望に応じて、第１及び第２のモーターシェル６２及び
６４、フィルターバッグハウジング１２０、及びノズル
ベース１０も適当なプラスティック材料で成形すること
ができる。しかし注意すべきことは、これらのうちの一
つ又はそれ以上の部品をアルミニュウム、カーボンファ
イバーを充填した合成樹脂などの複合材料、その他の材
料によっても成形できるということである。

真空掃除機Ａの動作を以下に示す。モーター６３２− ８の駆動を開始すると、ブラシ１４は回転しファン７０
によってブラシチェンバー内で吸引が行われる。こうし
てゴミを含んだ空気は吸い上げられて第１の吸引通路２
４に運ばれ、ここを通って第１及び第２のモーターシェ
ル６２及び６４が協働して規定する第２の吸引通路８８
に運ばれる。ゴミを含んだ空気はワンド１６２に入り、
ここを通ってアダプター１４６内に運ばれる。そしてこ
の空気はアダプター１４６を通ってホース内に流れ挿入
チューブ１３０へと流れ、そしてフィルターバッグ１２
４へと運ばれる。

ゴミはフィルターバッグ１２４によって捕らえられ、き
れいな空気は矢印１６６で示すようにバッグから流れ出
てモータシェル６２及び６４が協働して規定する第３の
吸引通路１０６へ達する。

きれいな空気はファン７０によって吸引され、第１のモ
ーターシェル６２の外側外周部９６に設けられた多数の
スロットから排出される。

縁部の掃除を行いたいときは、アーム４６を回転させる
ことによって第１の吸引通路の第１の端部２６が遮断さ
れ、これによりゴミを含んだ空気は側方の吸引チェンバ
ー４０によって吸い上げられ、上で述べた経路と同じ経
路を通って運ばれる。

第５図を参照するに、真空掃除機を床よりも上の部分を
掃除するのに用いたときは、ワンドの第２の端部１６４
を第２の吸引通路の第２の端部９４から取り外し、専用
の掃除用具、例えばブラシ１８０をこのワンドの第２の
端部に固定し、これにより真空掃除機を床よりも上の掃
除に使用することができるようになる。この場合、吸引
はブラシ１８０の部分から行われ、空気はワンド１６２
からアダプター１４６を通って運ばれ、ホース１４０に
入る。その後空気はホース及び挿入チューブ１３０を通
ってフィルターバッグ１２４に運ばれる。再びゴミはこ
のフィルターバッグで捕らえられ、きれいな空気は第３
の吸引通路１０６及びファン７０を通り、第１のモータ
ーシェル６２に設けられた細長い出口１６８から排出さ
れる。

環状部材１５６は床から離れた部分の掃除を行うときに
、例えばカーテンなどを掃除するときに開口部１５０を
開いて吸引力を現象させるために用いる。

モーター及びフィルターハウジング６０の背面１８２は
、付属のノズル１８４、余分のワンド１８６、スペア−
のベルト１８８、及びスペア−のフィルターバッグ１９
０をうまく保持できるような外形とされている。

本発明の好ましい具体例について説明してきた。

この明細書を読み、理解することによって修正及び変更
が考えられることは明らかである。このような修正又は
変更の全てを、添付したクレーム又はこれらと等価なも
のの範囲内である限りにおいて本発明に含むことを意図
している。

［効果コ 本発明の利点の一つは、改良された新規の変換可能の真
空掃除機を提供できるということである。

本発明の他の利点は、直立型の真空掃除機とキャスター
型の真空掃除機の双方の特長を結合した改良型の真空掃
除機を提供できるということである。

本発明の別の利点は、製造コストが安く製造が容易であ
るにもかかわらず、強固で耐久性に優れた変換可能の真
空掃除機を提供できるということである。

更に本発明の別の利点は、回転ブラシを用いて床の清掃
作業を行うことができるとともに、床より上の製造作業
もでき、また真空の生成とブラシの駆動に同一のモータ
ーを使用する変換可能の真空掃除機を提供できるという
ことである。

更に本発明の別の利点は、綾部を掃除できるという特長
を持った真空掃除機を提供できるということである。

本発明の別の利点は、付属の掃除用具、余分のベルト、
及びスペア−のフィルターバッグを直接掃除機本体に保
持することができる保持手段を具備した真空掃除機を提
供できるということである。

更に本発明の別の利点は、ノズルベースと協働して真空
掃除機の異なる吸引通路を規定するモーターハウジング
を提供できるということである。

５− 更に本発明の別の利点は、吸引通路がピボット軸を通っ
てノズルベースとモーター及びフィルターハウジングと
の間に延在している真空掃除機を提供できるということ
である。

更にこれ以外の特長や利点については、詳しい明細書を
読み、かつ、理解することによって、当業者にとって明
かとなろう。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の変換可能の真空掃除機の一部を断面図
としである立面図、 第２図は第１図の真空掃除機を、その一部を断面図とし
た上からみた平面図、 第３図は第２図の真空掃除機のモーターハウジングの部
分を拡大した断面図、 第４図は第１図のアダプター及び、ホース及びワンドに
近接する部分の一部を断面図とした拡大した前部立面図
、 第５図は第１図の真空掃除機の縮小した後部立面図で、
変換の様子を例示した図である。 １０・・・ノズルベース、１２・・・ブラシチェンバー
３６− １４・・・ブラシ、２４・・・第１の吸引通路、６０・
・・フィルターハウジング、６６・・・モーターチェン
バー８８・・・第２の吸引通路、１２２・・・吸引チェ
ンバー１４０・・・ホース

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、床面に沿って移動可能であり、回転ブラシを取付け
   るためのブラシチェンバー及び、一端において前記ブラ
   シチェンバーとつながっており他端においてノズルベー
   スの外側外周部とつながっている第１の吸引通路を含む
   ノズルベースと； 前記ノズルベースに回転可能に取り付けられたモーター
   及びフィルターハウジングを有し、このハウジングは： 第１の端部において前記第１の吸引通路の第２の端部と
   つながっており、第２の端部において前記モーター及び
   フィルターハウジングの外側外周部とつながっている第
   ２の吸引通路、前記モーター及びフィルターハウジング
   の内部に、前記第２の吸引通路と離して形成されたモー
   ターチェンバー、及び 前記モーター及びフィルターハウジング内に前記第２の
   吸引通路及び前記モーターチェンバーから離して配置さ
   れた吸引チェンバーからなり、前記吸引チェンバーは前
   記モーター及びフィルターハウジングの前記外側外周部
   とつながった挿入ポートを有し；そして、 真空掃除機に取り付けられた変形可能のホースを有し、
   このホースの第１の端部は前記第２の吸引通路の第２の
   端部とつながっており、第２の端部は前記吸引チェンバ
   ーの挿入ポートとつながっており、前記変形可能のホー
   スの前記第１の端部は真空掃除機を関連する掃除用具と
   ともに用いることができるよう前記第２の吸引通路との
   接続から選択的に取り外すことができる、変換可能の真
   空掃除機。 ２、更に、前記ホースの第１の端部に選択的に固定され
   る第１の端部、及び前記モーター及びフィルターハウジ
   ングの第２の吸引通路の第２の端部に固定される第２の
   端部からなるワンドを有する請求項１記載の真空掃除機
   。 ３、更に、前記ホースの第１の端部に回転可能に固定さ
   れた第１の端部、及び前記ワンドの第１の端部に取り外
   し可能に固定された第２の端部からなるアダプターを有
   する請求項２記載の真空掃除機。 ４、開口部が前記アダプターの側壁にあり、更に前記ア
   ダプターの側壁の開口部を選択的に周囲とつなげること
   ができるよう前記アダプター上に回転可能に取り付けら
   れた環状部材（ｃｏｌｌａｒ）を有する請求項３記載の
   真空掃除機。 ５、更に、前記ノズルベース内の前記ブラシチェンバー
   に隣接した位置に設けられた縁部掃除チェンバー；およ
   び、 前記縁部掃除チェンバーを前記第１の吸引通路と選択的
   につなげるバルブ手段と、 よりなる請求項１記載の真空掃除機。 ６、更に、前記モーター及びフィルターハウジングに位
   置するフィルターバック；及び、 前記モーター及びフィルターハウジング内の前記フィル
   ターバッグよりも下流に位置する平面状のフィルター部
   材と、 よりなる請求項１記載の真空掃除機。 ７、更に、空気を前記モーターチェンバーから排気する
   ために前記モーター及びフィルターハウジング上に設け
   られた少なくとも一つの排気ポートからなる請求項１記
   載の真空掃除機。 ８、床面に沿って移動可能であり、回転ブラシを取り付
   けるためのブラシチェンバー及び、一端において前記ブ
   ラシチェンバーとつながっており他端においてノズルベ
   ースの外側外周部とつながっている第１の吸引通路を含
   むノズルベースと； 前記ノズルベースに回転可能に取り付けられたモーター
   及びフィルターハウジングを有し、このハウジングは： 第１のモーターシェルと、 第２のモーターシェルと、そして前記第１及び第２のモ
   ーターシェルは協働してモーターチェンバー及びこのモ
   ーターチェンバーから離して設けられこれらの間を遮断
   する第２の吸引通路を規定し、前記第２の吸引通路は第
   １の端部において前記第１の吸引通路の第２の端部とつ
   ながっており、第２の端部において前記モーター及びフ
   ィルターハウジングの外側外周部とつながり、 前記モーターチェンバー内に設けられたモーターと、 前記第１及び第２のモーターシェルに隣接して位置する
   フィルターバックハウジングであって、外側外周部、前
   記フィルターバッグハウジング内に配置された吸引チェ
   ンバーを有し、前記吸引チェンバーは前記フィルターバ
   ッグハウジングの前記外側外周部とつながった挿入ポー
   トを有するフィルターバッグハウジングと、前記吸引チ
   ェンバー内に位置するフィルターバッグと、そして 前記第１及び第２のモーターシェルによって規定される
   第３の吸引通路であって、前記第３の吸引通路は第１の
   端部において前記吸引チェンバーとつながり、第２の端
   部において前記モーターチェンバーとつながっている第
   ３の吸引通路と、からなり；そして、 前記第２の吸引通路の第２の端部と前記吸引チェンバー
   の挿入ポートとをつなげるチューブ状の導管を有する、 直立型とキャニスター型とを結合した真空掃除機。 ９、前記チューブ状の導管は、 前記第２の吸引通路の第２の端部に選択的に固定される
   第１の端部、及び第２の端部を有するワンド；及び、 前記モーター及びフィルターハウジングの外側に取付け
   られた変形可能のホースから成り、前記ホースはその第
   １の端部が前記ワンドの第２の端部とつながり、第２の
   端部が前記吸引チェンバーの挿入ポートにつながり、こ
   こで前記ワンドは真空掃除機を関連する掃除用具ととも
   に使用することができるよう前記吸引通路の第２の端部
   から選択的に取り外すことができる、請求項８記載の真
   空掃除機。 １０、更に、第１の端部が前記ホースの第１の端部に回
   転可能に固定され、第２の端部が前記ワンドの第１の端
   部に取り外し可能に固定されているアダプターからなる
   請求項９記載の真空掃除機。 １１、開口部が前記アダプターの側壁にあり、更に前記
   アダプターの側壁の開口部を選択的に周囲とつなげるこ
   とができるよう前記アダプター上に回転可能に取り付け
   られた環状部材を有する請求項１０記載の真空掃除機。 １２、更に、前記モーター及びフィルターハウジングの
   内部に設けられ、前記吸引チェンバーを前記第３の吸引
   通路から分離する役割を果すエアーフィルターを有する
   請求項８記載の真空掃除機。 １３、更に、前記モーター及びフィルターハウジングに
   固定された挿入チューブを有し、この挿入チューブの第
   １の端部は前記チューブ状の導管とつながっており、第
   ２の端部は前記フィルターバッグとつながっている、請
   求項８記載の真空掃除機。 １４、床面に沿って移動可能であり、回転ブラシを取り
   付けるためのブラシチェンバー及び、一端において前記
   ブラシチェンバーとつながっており他端においてノズル
   ベースの外側外周部とつながっている第１の吸引通路を
   含むノズルハウジングであって、前記ノズルハウジング
   には更に互いに反対の両側に第１及び第２のフランジ上
   の部分を有する実質的に半円形のチェンバーを含んでい
   るノズルハウジングと； 前記ノズルハウジングに回転可能に取り付けられた、実
   質的にたる形をした低部外周部を有するモーター及びフ
   ィルターハウジングであって、このモーター及びフィル
   ターハウジングは：フランジ状の第１の端部及びフラン
   ジ状の第２の端部を有する第１のモーターシェルと、フ
   ランジ状の第１の端部及びフランジ状の第２の端部を有
   する第２のモーターシェルであって、前記第１及び第２
   のモーターシェルは協働してモーターチェンバー及び第
   ２の吸引通路を規定し、この第２の吸引通路は前記モー
   ターチェンバーから離して設けられてこれらの間を遮断
   し、前記第２の吸引通路はその第１の端部において前記
   第１の吸引通路の第２の端部とつながり、第２の端部に
   おいて前記モーター及びフィルターハウジングの外側外
   周部とつながっている第２のモーターシェルと、 前記第１及び第２のモーターシェルのフランジ状の第１
   の端部を前記ノズルハウジングの第１のフランジ状の部
   分に固定するとともに、前記ノズルハウジング上に前記
   モーター及びフィルターハウジングの第１のピボット軸
   を与える第１の手段と、 前記第１及び第２のモーターシェルのフランジ状の第２
   の端部を互いに固定するとともに、前記ノズルハウジン
   グ状に前記モーター及びフィルターハウジングの第２の
   ピボット軸を与える第２の手段で、ここで、前記第２の
   吸引通路の第１の端部は前記第１及び第２のモーターシ
   ェルのフランジ状の第２の端部で終了するとともに、前
   記ノズルハウジングの重ね合わされたシェル部分におい
   て規定される前記第１の吸引通路の第２の端部とつなが
   っており、そして内部で吸引チェンバーが規定されるフ
   ィルターバッグハウジングを有し、前記吸引チェンバー
   は前記第２の吸引通路及び前記モーターチェンバーは前
   記フィルターバッグハウジングの外側外周部とつながっ
   た挿入ポートを有しており；前記第２の吸引通路に選択
   的に固定される第１の端部、及び第２の端部を有するワ
   ンドを有し；そして、 前記モーター及びフィルターハウジングの外側に取り付
   けられた変形可能のホースを有し、前記ホースは前記ワ
   ンドの第２の端部につながった第１の端部及び前記吸引
   チェンバーの挿入ポートにつながった第２の端部を有し
   、ここで前記ワンドは真空掃除機を関連する掃除用具と
   ともに使用することができるよう前記吸引通路の第２の
   端部から選択的に切り放すことができる、 床面の掃除のため、及び床面よりも上の掃除のためのい
   ずれにも用いることができる変換可能の真空掃除機。 １５、更に、第１の端部が前記ホースの第１の端部に回
   転可能に固定され、第２の端部が前記ワンドの第１の端
   部に取り外し可能に固定されているアダプターを有する
   請求項１４記載の真空掃除機。 １６、前記アダプターの側壁に開口部が設けられ、更に
   、前記アダプターの側壁の開口部を選択的に周囲とつな
   げることができるよう前記アダプター状に回転可能に取
   り付けられた環状部材を有する請求項１５記載の真空掃
   除機。 １７、更に、前記吸引チェンバー内に固定されたフィル
   ターバッグ；及び、 前記モーター及びフィルターハウジングの内部に設けら
   れ、前記吸引チェンバーを前記モーター及びフィルター
   ハウジングの前記モーターチェンバーから分離する役割
   を果たす平面状のフィルター部材、 を有する請求項１４記載の真空掃除機。 １８、更に、前記第１及び第２のモーターシェルによっ
   て規定される第３の吸引通路を有し、前記第３の吸引通
   路は前記第２の吸引通路と前記モーターチェンバーとの
   間に延在しているとともに、一端が前記吸引チェンバー
   とつながっており他端が前記モーターチェンバーとつな
   がっている、請求項１７記載の真空掃除機。 １９、更に、モーターハウジングよりも外側に延びてい
   るモーターシャフトと； 前記モーターシャフトの回りに掛け渡されているベルト
   と；そして、 前記ベルトを収容するための前記実質的に半円形のチェ
   ンバーの外側のノズルハウジング内に形成されるベルト
   通路を有し、このベルトは回転可能のブラシの回りにも
   掛け渡されている、請求項１４記載の真空掃除機。 ２０、更に、前記ノズルベース内の前記ブラシチェンバ
   ーに隣接して位置する縁部掃除部材と；そして、 前記縁部掃除部材を選択的に前記第１の吸引通路とつな
   げるバルブ手段と、 を有する請求項１４記載の真空掃除機。