JPH0321190B2 - - Google Patents

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JPH0321190B2
JPH0321190B2 JP57043061A JP4306182A JPH0321190B2 JP H0321190 B2 JPH0321190 B2 JP H0321190B2 JP 57043061 A JP57043061 A JP 57043061A JP 4306182 A JP4306182 A JP 4306182A JP H0321190 B2 JPH0321190 B2 JP H0321190B2
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plaster
plaster according
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    • A61N2/06—Magnetotherapy using magnetic fields produced by permanent magnets
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    • A61F13/023—Adhesive bandages or dressings wound covering film layers without a fluid retention layer
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    • A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は治療用磁気プラスターに関する。更に
詳細には、リユーマチ、関節痛、坐骨神経痛、腰
痛及び磁場の利用により効果的に治療が可能であ
る他の疾患に対する磁気療法のための磁気プラス
ターに関する。
従来、磁気療法においては、高額な設備を用い
るものの外に、フエライトウエフアと粘着性の絆
創膏から成る簡便な治療用磁気プラスターを貼用
することが知られている。このような治療用磁気
プラスターは、例えば、西独国実用新案登録第
7919808号に開示されている。上述の公知の治療
用磁気プラスターの欠点は、正しい位置に接着さ
れなければ効力を生じ得ないという点にある。正
しい接着箇所を見つけることは素人には特に困難
であるが、同時に、このような療法に不慣れな物
理療法家や医師にとつても困難である。本発明者
は、フエライトウエフアがそれぞれ最適な場所に
付着されれば、従来の治療用磁気プラスターの貼
用における成功率がより高められることを見出し
た。
本発明の一つの目的は、従来の磁気療法を改良
し、よつてその成功度を高め、且つ用いるプラス
ターの取り扱いを簡易化せしめる点にある。本発
明のもう一つの目的は、磁気療法の新しい適用分
野を開発する点にある。
上述の問題は、約50〜2000ガウスの磁束密度を
有し、皮膚に適合し且つそれ自体が粘着層を有し
ているかもしくは皮膚に適合する別の絆創膏によ
つて皮膚に付着せしめることのできる、厚さ0.2
〜５mmの可撓性で永久的に磁化されたプラスチツ
クシートから成り、該プラスチツクシートは、
各々厚み方向の対向部分に互いに対向する磁極を
有するところの正及び負に交互に磁化され且つ平
行に配設された複数のストリツプ状区分より構成
され、隣りあつたストリツプ状区分の中心間距離
ｄが４〜10mmの範囲にあることを特徴とする医療
用磁気プラスターにより解決される。
本発明による磁気プラスターの磁束密度は、約
50〜2000ガウスの範囲にある。50ガウス未満であ
ると、磁場強度が低すぎて所望の医療効果が達成
されない。他方、2000ガウスを超える磁場強度を
得ることは一般に困難である。
本発明で用いる磁化されたプラスチツクシート
を第１図及び第２図を参照して説明する。第１図
に示すように、上記プラスチツクシート１におい
ては、正Ｎに磁化されたストリツプ状区分２と負
Ｓに磁化されたストリツプ状区分３がそれぞれ複
数平行に配設されている。正Ｎに磁化されたスト
リツプ状区分２と負Ｓに磁化されたストリツプ区
分３の間には、非磁化域４が存在することができ
る。上記プラスチツクシートの断面構造は、第２
図に示す。正Ｎに磁化されたストリツプ状区分２
と負Ｓに磁化されたストリツプ状区分３の各々
は、厚み方向の対向部分に互いに対向する磁極を
有する。磁化されたプラスチツクシートからは、
磁力線５が放射され、医療効果を奏することがで
きる。隣りあつたストリツプ状区分２，３の中心
間距離ｄは４〜10mmの範囲にある。４mm未満の時
は、磁気の皮膚内への浸透の深さが不十分であ
り、10mmを超える時は、磁気は皮膚中深く浸透す
るが、磁界強度が低下して十分な医療効果を達成
すことが困難となる。本発明の中心間距離は、隣
りあつたストリツプ状区分にそれぞれ引かれた縦
方向中心線の間の距離を意味する。
本発明で用いるプラスチツクシート厚は、磁化
されるべきシートの特性を考慮して選定される
が、0.2〜５mmの範囲にある。シート厚が0.2mm未
満の時は、磁界強度が不十分であり、シート厚が
５mmを超えると、シートが高剛性となり重くなる
ので好ましくない。シート厚の好ましい範囲は、
獣医療目的では0.2〜３mmであるが、人体用では
0.5〜２mmである。
人体における発汗作用の活発な部位において、
水分を蒸散させる目的で、本発明によるプラスタ
ーに孔もしくはスリツトを設けることができる。
たとえば、直径約１〜３mmの円孔を互いに中心間
距離で約３〜40mmの間隔を置いて配設することが
好ましい。また、長さが約８〜40mm、好ましくは
約15〜35mmのスリツトを互いに中心間距離で約８
〜40mm、好ましくは約10〜15mmの間隔を置いてジ
グザグに配設することができる。
本発明による磁気プラスターの形状は臨界的で
はないが、円形、長円形、正方形もしくは長方形
が好ましい。皮膚への刺激を避けるため、正方形
もしくは長方形の四隅に丸みをつけることが望ま
しい。本発明による磁気プラスターの寸法は、特
に限定されないが、円形の直径、長方形の長径と
短径、正方形の辺及び長方形の縦と横の長さが５
〜1000mmの範囲、好ましくは５〜250mmの範囲に
あることが適当である。５mmよりも小さいプラス
ターは、フエライトウエフアを有する従来の治療
用磁気プラスターに比べ優越する点が少ない。
1000mmを超えると、患部への付着が困難となる。
本発明による磁気プラスターの好ましい一実施態
様としては、たとえば、四隅を丸くした長方形で
寸法が60×100mmの磁気プラスターが挙げられる。
本発明による磁気プラスターは比較的大きい断片
のまま、限られた期間、患部を包み適用すること
も可能である。この目的のためには、しばしば、
本発明による磁気プラスターに熱を施すのがよ
い。外部からの加熱が磁場による発熱を盛んにし
治療効果の改善をもたらすことがあるためであ
る。
本発明の磁気プラスターに用いる、可撓性で永
久的に磁化可能なあるいは磁化された、皮膚に適
合するプラスチツクシートとしては、たとえば、
フエライトや二酸化クロムの粒子などの磁化可能
な粒子を含有する。十分に可撓性である不活性の
プラスチツクシートが用いられる。十分に可撓性
で不活性のプラスチツクシートの好しい例として
は、天然あるいは合成ゴム、あるいはシリコーン
ゴムから形成されるゴム弾性プラスチツクシート
を挙げることができる。
本発明の医療用磁気プラスターにおいては、上
記の通り、平行に配設された正Ｎに磁化されたス
トリツプ状区分２と負Ｓに磁化されたストリツプ
状区分３の間には、非磁化域４が存在することが
できる。この非磁化域４は、下記の通り製造工程
に由来するものである。本発明においては、磁束
密度が約50〜2000ガウスであり、隣りあつたスト
リツプ状区分２，３の中心間距離ｄが４〜10mmの
範囲にある限り、上記の非磁化域４は、本発明磁
気プラスターの医療効果に影響しない。
フエライトや二酸化クロム等の粒子を含有する
プラスチツクシートを磁化して磁気プラスターを
製造する方法は、限定されることなく公知の方法
を用いて行なうことができる。磁化方法の具体例
を、第４図を参照して説明する。第４図に示すよ
うに、パルス電流発生器７により数ミリ秒間隔で
約10000Aオーダーのパルス化電磁電流を発生さ
せ、プラスチツクシート１上に配設され迂曲した
銅線等から成る導体８を通過させる。電流方向が
変化するため、10000ガウス１Ｔ以上の交番磁場
が発生する。この交番磁場により、プラスチツク
シート１内に埋め込まれた微小な、プラスチツク
で結合された上記粒子の永久的な磁化が生起し、
上記第１図及び第２図に示すような正Ｎに磁化さ
れたストリツプ状区分２と負Ｓに磁化されたスト
リツプ状区分３が平行に配設された磁化プラスチ
ツクシートを得ることができる。非磁化域４の幅
は、導体２の径に対応する。
正Ｎに磁化されたストリツプ状区分２と負に磁
化されたストリツプ状区分３を交互に配置せしめ
ることによる特別の利点は、人体がより広い面積
において治療のための磁気作用を受けるばかりで
なく、それぞれの治療に最も適した磁極を、最も
適した場所の近くに位置せしめられることであ
る。換言すれば、ある種の疾患がより強く正極に
反応する一方で、他の疾患はより強く負極に反応
することを知見した。表面に２種類の磁極を有す
る本発明の磁気プラスターを用いた治療において
は、両方の磁極を利用することが可能であり、そ
れによつて治療の可能性を増大せしめることがで
きる。さらに、このような磁気プラスターの磁場
は交差した磁場であるためより深く組織に浸透す
る。
本発明の医療用磁気プラスターに用いるプラス
チツクシートとしては、例えば、自動車のラベル
貼りや塗装において粘着性の型板として使われる
市販のゴムシートを用いることができる。厚さ
0.5、0.9、１及び1.5mmのシートが市販されてい
る。
プラスチツクシートを皮膚に接着せしめる際
に、シートの一方の面に皮膚に適合する接着剤を
塗布するか、もしくは皮膚に適合する絆創膏の接
着力でシートを皮膚に付着せしめる方法を用いる
ことができる。皮膚に適合する接着剤は公知のも
のでよく、例えば従来のプラスターの製造に用い
られているものを使用することができる。本発明
による磁気プラスターにおいて、磁気シートそれ
自身が粘着層を有していれば、シートは皮膚に確
実に付着する。
しかし、人体の発汗作用の激しい部位に貼付す
る場合、シートが孔もしくはスリツトを有してい
ても患部への付着が困難となる可能性がある。こ
のような場合や、用いる磁気シートが特に皮膚に
適合する接着剤を塗布するための溶媒に対し敏感
であるような場合には、シートに接着剤を塗布せ
ず、その代りに、第３図に示すように、別の絆創
膏６を用い、その粘着層によつて磁気シート１を
患部に付着せしめることができる。絆創膏６の一
部が磁気シート１に接着し、また一部が皮膚に接
着すれば基本的には十分である。磁気シート１は
通常黒色であるから、磁気シート１全体を絆創膏
６で覆い、絆創膏６のストリツプ状にはみ出した
部分の粘着力で、シート１を皮膚に付着せしめる
のが便利である。本発明による磁気プラスターの
接着は、絆創膏６を皮膚の色にすることが容易で
あるため、特に薄物の衣類を通して黒色のシート
が透けて見える場合などでも、視覚的に目立たな
い。本発明による粘着性磁気プラスターにおい
て、粘着層をシリコーン加工した紙で覆うことが
のぞましい。前述のシリコーン加工した紙の層
は、プラスターを患部に貼付する前に剥ぎ取つて
処理できる。
粘着性磁気プラスターの裏面に肌色の弾性繊維
層を貼りあわせて、プラスターをより視覚的に目
立たなくさせることが基本的に可能である。ま
た、磁気シートの皮膚に接触しない面を、金属層
で覆うかもしくは明るい色に染色することも可能
である。金属塗膜は更に反射性を有しているた
め、いつそう効果的である。
本発明による磁気プラスターを用いて治療を行
なうと、患者が知覚し且つ測定可能な皮膚温の上
昇がみられるが、この温度上昇が特に体表面に拡
がる痛みや疾患をわずか数日間でかなりの程度回
復に導く。フエライトウエフアを用いた従来の治
療用磁気プラスターを使つて治療を施した患者は
全く治療しないか、もしくは治療した例はごくま
れであつたが、彼らに本発明によるところの磁気
プラスターをわずか数日間貼付したところ、症状
が緩和し、なかには治療にさえ至る者もあつた。
健康体についてもその皮膚温を測定し、且つ本
発明による磁気プラスターと、血液循環を刺激す
る成分例えばトウガラシエキス（Extractum et
Fructus Capsici）に基づく成分を含有する従来
のプラスターを貼付し、それぞれのプラスターの
作用によつて引き起こされる皮膚温の変化につい
て比較分析した。その結果、本発明による磁気プ
ラスターを用いた場合には、皮膚温の測定可能な
上昇は全く見られなかつたが、これに対し、血液
循環を刺激する植物エキスを含有した従来の磁気
プラスターについては、プラスターを貼付した皮
膚面において３℃、プラスターから10cmまで離れ
た部位において１〜２℃の温度上昇が見られた。
このように本発明による治療用プラスターの貼付
によつて感じる健康体皮膚温の上昇は、主観的な
ものであり且つ体細胞及び周囲の関連組織におけ
る物質代謝状況の変化に基づくものであるのに対
し、活性成分を有する従来のプラスターを使用す
ると、皮膚の血液循環が活発になり、ある種の人
為的炎症が生じてしまう。
プラスターの作用に関する上述した２つの原理
は全く異なつたものである。ゆえにこれら２つの
原理を結合することが基本的に可能である。した
がつて、本発明による磁気プラスターの好ましい
一実施様態として、血液循環を刺激する物質を粘
着層に添加する。血液循環を刺激する物質として
は、既に公知であり且つ治療上の効果を実証され
ているものならばいかなるものでもよい。血液循
環を刺激するカラシ、パプリカあるいはトウガラ
シからの物質は特に好ましい。約0.05〜５重量％
好ましくは0.1〜３重量％のトウガラシエキス
（Extractum et Fructus Capsici）の混合物が、
従来のプラスターにおいて有効であることが実証
されており、従つて本発明による磁気プラスター
の粘着層にそれを上述したと同じ量だけ添合せし
めることが基本的に適当である。
血液循環を刺激する物質を添合した本発明の磁
気プラスターは、その作用において２つの態様を
示す。したがつてその貼用により、より速やかで
且つよりすぐれた効果が生じる。
血行が悪く冷えた組織に、血液循環を刺激する
物質を添合しない医療用磁気プラスターを貼付
し、その皮膚温を測定したところ、本発明の磁気
プラスターは、血液循環を刺激する物質を添合し
ない場合でさえも皮膚温の測定可能な上昇を生じ
せしめることがわかつた。
本発明による磁気プラスターの実施態様を、下
記の実施例により更に詳細に説明するが、本発明
の範囲は実施例に限定されるものではない。
実施例 １ 磁気ゴムシート〔スイス国、チユーリヒ、リユ
ーチエンバツハ、シユトセラ、71に住所を有する
ゼーリマーク（Serimag）社製；長さ125mm、幅
100mm、厚さ0.5mm；第１図及び第２図に示すよう
に、正Ｎに磁化されたストリツプ状区分２と負Ｓ
に磁化されたストリツプ状区分３が平行に配設さ
れ、隣りあつたストリツプ状区分２，３の中心間
距離ｄは５mm；磁束密度400ガウス〕を、皮膚に
適合する肌色の絆創膏６を第３図に示すように用
いて、重度のリウマチ性の症状を呈する患部に貼
付した。ごくわずかな時間を経過した後、患者は
患部の皮膚温が著しく上昇し、且つ血液循環が良
好となるのを感じた。２〜５日後にプラスターを
除去した。痛みが著しく緩和しただけの患者もあ
つたが、その他の患者については痛みは完全にな
くなつた。痛みが緩和したのみの患者について、
１〜２月後に治療を繰り返したところ、痛みは更
に軽減した。
実施例 ２ 実施例１で用いた磁気シートに、直径２mmを有
する円孔を、互いに中心間距離で10mmの間隔を置
いて配設し（すなわち穿孔して）、皮膚に適合す
る肌色の絆創膏を用いて実施例１と同様の方法で
患部に貼付した。穿孔したプラスターを貼付した
皮膚はその後汗の影響を受けにくくなつたが、一
方治療の効果がプラスターを穿孔したことにより
そこなわれることはなかつた。
実施例 ３ 実施例１で用いた磁気シートに、長さ35mmを有
するスリツトを、互いに中心間距離で10mmの間隔
を置いてジグザグに配設した。得られた磁気シー
トの一面に、皮膚に適合する接着剤を塗布し、更
にシリコーン加工した紙で覆つた。スリツトはプ
ラスターの弾性を増加せしめると同時に、皮膚か
らの水分の蒸散を円滑にした。治療の成果につい
ては、実施例１において得られたものと同じ結果
が得られた。
実施例 ４ 実施例１で用いた磁気シートに、長さ15mmを有
するスリツトを、互いに中心間距離で15mmの間隔
を置いてジグザグに配設した。得られた磁気シー
トの一面に、トウガラシエキス（Extractum et
Fructus Capsici）を３重量％含有した、皮膚に
適合する接着剤を塗布した。更に、その接着剤層
をシリコーン加工した紙で覆つた。シリコーン加
工した紙は、治療に先立つて容易にはがすことが
可能であり、プラスターを必要な箇所に付着せし
めるに際し、何の問題も生じなかつた。スリツト
はプラスターの弾性を増加せしめると同時に、皮
膚からの水分の蒸散を円滑にした。血液循環を刺
激する物質の添加により、プラスターを貼付した
部位における温度の上昇が患者の自覚と共に測定
によつても認められた。この温度上昇は治療の効
果をより増大せしめ、且つすみやかにするもので
ある。
実施例 ５〜８ 治療目的に準じて特別に製造された医療用磁気
プラスター（大阪、山内ゴム株式会社製）を用い
て、実施例１〜４を繰り返した。シートはどれも
厚さ１mmで、正Ｎに磁化されたストリツプ状区分
と負Ｓに磁化されたストリツプ状区分の中心間距
離が４mmのものと８mmのものの２種類を用いた。
磁束密度は約600ガウス（0.06T）であつた。治
療の成果については、実施例１〜４で得られた結
果をしのぐものが得られた。
実施例 ９ 実施例５〜８で用いたシートの裏面に、薄い金
色の反射フイルムを貼り合わせ、プラスターを作
成した。得られたプラスターは、光学効果にすぐ
れていた。このプラスターをさらに裁断し、幅22
mm、長さ1000mmの短冊状とし、これを巻き上げ
た。必要に応じ、適当な大きさの断片に切つて、
患部に粘着せしめた。優れた治療効果が得られ
た。
【図面の簡単な説明】
第１図は、正及び負に交互に磁化され且つ平行
に配設された複数のストリツプ状区分より構成さ
れた磁化プラスチツクシートの説明図である。第
２図は、第１図に示した磁化プラスチツクシート
の部分断面構造を説明する説明図である。第３図
は、第１図に示した磁化プラスチツクシートが絆
創膏で完全に覆われた、本発明の磁気プラスター
の態様を示す。第４図は、プラスチツクシートの
磁化方法を示す説明図である。 １：磁化プラスチツクシート、２：正Ｎに磁化
されたストリツプ状区分、３：負Ｓに磁化された
ストリツプ状区分、ｄ：隣りあつたストリツプ状
区分の中心間距離、４：非磁化域、５：磁力線、
６：絆創膏、７：パルス電流発生器、８：導体、
＋，Ｎ：正極、−，Ｓ：負極。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １ 約50〜2000ガウスの磁束密度を有し、皮膚に
    適合し且つそれ自体が粘着層を有しているかもし
    くは皮膚に適合する別の絆創膏によつて皮膚に付
    着せしめることのできる、厚さ0.2〜５mmの可撓
    性で永久的に磁化されたプラスチツクシートから
    成り、該プラスチツクシートは、各々厚み方向の
    対向部分に互いに対向する磁極を有するところの
    正及び負に交互に磁化され且つ平行に配設された
    複数のストリツプ状区分より構成され、隣りあつ
    たストリツプ状区分の中心間距離ｄが４〜10mmの
    範囲にあることを特徴とする医療用磁気プラスタ
    ー。 ２ 厚さが0.5〜２mmであることを特徴とする特
    許請求の範囲第１項に記載の医療用磁気プラスタ
    ー。 ３ 粘着層が血液循環を刺激する物質をさらに含
    有することを特徴とする特許請求の範囲第１項に
    記載の医療用磁気プラスター。 ４ 血液循環を刺激する物質が、カラシ、パプリ
    カあるいはトウガラシから抽出されたものであ
    り、粘着層中に0.05〜５重量％存在することを特
    徴とする特許請求の範囲第３項に記載の磁気プラ
    スター。 ５ 孔もしくはスリツトを有することを特徴とす
    る特許請求の範囲第１〜４項のいずれかに記載の
    磁気プラスター。 ６ 円形、長円形、正方形もしくは長方形の形状
    を有し、各々の直径、長径と短径、辺及び縦、横
    の長さが５〜1000mmの範囲にあることを特徴とす
    る特許請求の範囲第１〜５項のいずれかに記載の
    磁気プラスター。 ７ プラスチツクシートがゴム弾性を有する材料
    から形成されていることを特徴とする特許請求の
    範囲第１〜６項のいずれかに記載の磁気プラスタ
    ー。
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