JPH03211738A - 双方向性2端子サイリスタ - Google Patents

双方向性2端子サイリスタ

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JPH03211738A
JPH03211738A JP667090A JP667090A JPH03211738A JP H03211738 A JPH03211738 A JP H03211738A JP 667090 A JP667090 A JP 667090A JP 667090 A JP667090 A JP 667090A JP H03211738 A JPH03211738 A JP H03211738A
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Ritsuo Oka
律夫 岡
Susumu Yoshida
進 吉田
Nobuyoshi Sato
信義 佐藤
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Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Akita Shindengen Co Ltd
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Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Akita Shindengen Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は双方向性2端子サイリスタ、特に製造の歩留り
の向上に関するものである。
(従来技術とその問題点) 双方向性2端子サイリスタ、即ち第1図(a)の拡散平
面図と拡散断面図のように、PNPNP (またはNP
NPN)の5層構造からなる双方向性2端子サイリスタ
は小型であって使用が簡単であるなどの理由から、最近
弱電回路例えば第2図のように、通信回線り、Lxに侵
入したサージ性の電圧E5例えば雷サージから電子回路
Aを保護する素子Zとしての使用が盛んである。この素
子は例えば第1図中に示す矢印方向の電流iを流す電圧
が印加されたとき、第3図(a)の点弧動作説明図のよ
うに、アバランシェ状態から増加する電流と横方向抵抗
rにもとづく横方向電圧降下(rXi)が、PN接合部
J、の拡散電位以上になることにより、第3図(b)の
ように点弧状態に移行する動作を行い、これにより雷サ
ージを側路して電子回路を保護する動作を行うもので、
以上と逆方向に電圧が印加された場合にも同様に動作す
る。
また雷サージの通過後においては双方向性2端子サイリ
スタZは、第2図の電圧E。を遮断して直ちにオフ状態
に移行して自動復旧して次のサージの来襲を待機するが
、このような自動復旧状態をうるためには、第3図(1
))に示す保持電流値1゜が極めて重要であり、この保
持電流値1.がここで、Rは回路抵抗 を満足することが必要である。また更にこれに加えて保
持電流値にばらつきがあり、所要の1.が得られないと
きには自動復旧動作が得られにくくなることから、量産
に当たってはIHのばらつきを少な(することが要求さ
れる。
ところで保持電流値1.はよく知られるように、サイリ
スタを形成する各層の不純物濃度、層厚。
更にはキャリアタイムライフ等の制御によって定まるが
、これらの制御によりばらつき少なく所要の保持電流1
の素子を得るためには、製造工程上精密な制御が要求さ
れるため、その実現には困難がある。しかも一般に製造
原料にもばらつきがあるため、保持電流I□にばらつき
を生ずるのを避けることができず、多数製造された素子
のうちから要求された保持電流値をもつものを選別U−
ざるを得ない。従って従来においては製造の歩留りが悪
く、製品コストの上昇を招くのをまぬがれ得ない。
(発明の目的) 本発明は、製造プロセス上のばらつきを生じること少な
く所要の保持電流値をもつ素子が得られる素子構造を提
供し、製造の歩留まりの向上などを図ったものである。
(問題点を解決するための本発明の手段)前記第1図の
双方向性2端子サイリスタは、P型基板(ベース基板)
の両面にベース拡散部であるN、、N2層を設け、また
1面のN1層中にはエミッタ拡散部であるpH層とオー
ミック拡散部であるN1□層をそれぞれがN、層を突き
抜けて表面に間隔をおいて島状に露出するように設ける
と共に、前記他面のN2層中にはエミッタ拡散部である
pzt層とオーミック拡散部であるN2□層を、前記P
 l 1層とN0層が対向位置し、pz+層にはN I
 2層が対向位置するように島状に設けて、NI+pH
+NI2層とN 2+ P R,+ N 22層とを金
属電極M、、M。
により短絡した構造をもつ。なお、IはS i Oを膜
などによる絶縁膜である。
即ちこの構造においてはエミッタ拡散部である第1層お
よび第5層におけるPl+およびpz+と、ベース拡散
部である第2層および第4層であるN I +N2層の
、金属電極M + 、 M zとのオーミック性確保の
ために設けられているオーミック拡散部NI!とN!2
層とが分離しており、不純物濃度や層厚などが製造プロ
セス上のばらつきの影響を受は易い。
このため素子のターンオン、およびターンオフ移行特性
を決定する素子パラメータである第2層N1層(ベース
拡散部)と、第4層のN2 N (ベース拡散部)の横
方向抵抗値r(第1図参照)も、製造プロセス上の影響
を受けてばらつきが多くなり、電気特性的には保持電流
IH、ターンオン時間、ターンオフ時間などにばらつき
を生じて製造の歩留りを低下する。
本発明は以上から前記拡散部であるN1とN2層の横方
向電流経路部に、プロセス的に安定した高抵抗部分を作
れば、製造上における横方向抵抗値、即ち電流経路部の
抵抗のばらつきを少なくできることを着想してなされた
ものであって、その特徴きするところは次の点にある。
即ち本発明においては第4図(a)[有])に示す本発
明の一実施例の拡散平面図および拡散断面図のように、
オーミック拡散部である第2層と第4層におけるN12
層とN2□層のマスクパターンと、第1層と第5層にお
けるエミッタ拡散部であるP 11層とP 21層のマ
スクパターンとの1界部に重なり部分0、即ち高不純物
濃度同士の補償領域を形成したことを特徴とするもので
ある。
以上のような構成とすれば製造上における保持電流18
などのばらつきを少なくでき、歩留りを向上できる。
第5図は保持電流値1□の製造ロフト内における設計狙
い値に対するばらつきを従来構造と本発明構造によるも
のとを比較した図である。この結果から本発明によれば
製造のばらつきを従来のものに比べて著しく少な(でき
ることが判る。
なお以上においてはP N P N Pの導電型のもの
について説明したが、NPNPNの導電型のものについ
ても同様に適用できることは云うまでもない。また信頼
性確保のために従来使用されている手段を適用できるこ
とは云うまでもない。
(発明の効果) 以上から明らかなように、サージ通過後の自動復帰動作
を決める極めて重要な要素である保持電流値のばらつき
少なく双方向性2端子サイリスタを量産できるので、製
造コストの低下を図りうるすぐれた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図は従来構造の説明図、使用
例図および動作説明図、第4図は本発明の一実施例の説
明図、第5図は従来品と本発明品における製造ロット内
の保持電流の分布図である。 P・・・半導体基板(ベース基板)、 N、、N、・・・ベース拡散部、 PII+P21・・
・エミッタ拡散部、 Nl!INK□・・・オーミック
拡散部、0・・・重なり部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 P(N)半導体基板の両面にそれぞれベース拡散部であ
    るN(P)層を設け、また上記一面のN(P)層内には
    このN(P)層を突き抜け、かつ間隔をおいて表面に島
    状に露出するエミッタ拡散部であるP(N)層とオーミ
    ック拡散部であるN(P)層を設けると共に、ベース拡
    散部である前記他面のN(P)層内には前記一面のエミ
    ッタ拡散部であるN(P)層と対向位置するオーミック
    拡散部であるP(N)層と、オーミック拡散部であるN
    (P)層に対向位置するエミッタ拡散部であるP(N)
    層を、それぞれがN(P)層を突き抜け、かつ間隔をお
    いて島状に表面に露出するように設けて、両面における
    エミッタ拡散部であるP(N)層とオーミック拡散部で
    あるN(P)層およびベース拡散部であるN(P)をそ
    れぞれ金属電極により短絡した双方向性2端子サイリス
    タにおいて、 前記一面と他面のベース拡散部N(P)層に設けたエミ
    ッタ拡散部であるP(N)層相互およびオーミック拡散
    部であるN(P)層相互間に重なり部をもたせたことを
    特徴とする双方向性2端子サイリスタ。
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