JPH03211717A - 半導体ウェハー識別記号の付与方法 - Google Patents

半導体ウェハー識別記号の付与方法

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JPH03211717A
JPH03211717A JP455390A JP455390A JPH03211717A JP H03211717 A JPH03211717 A JP H03211717A JP 455390 A JP455390 A JP 455390A JP 455390 A JP455390 A JP 455390A JP H03211717 A JPH03211717 A JP H03211717A
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JP
Japan
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wafer
refractive index
identification mark
silicon
identification symbol
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Application number
JP455390A
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Inventor
Fumihiko Inoue
文彦 井上
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 :概 要〕 IC,LSI などの半導体装置の製造、より詳しくは
、半導体ウェハーの識別記号付与くナンバリング)に関
し、 付着するパーティクルの発生がなく、従来の溝形成方式
に代る方式での半導体(シリコン)つエバー識別記号付
与方法を提供することを目的とし、半導体ウェハーにイ
オン注入法によって非導電性不純物のイオンを識別記号
形状に注入して、該半導体ウェハーの屈折率とは異なる
屈折率の識別記号領域を形成するように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、l[:、LSIなどの半導体装置の製造、よ
り詳しくは、半導体ウェハーの識別記号付与(ナンバリ
ング)に関する。
〔従来の技術〕
半導体(例えば、シリコン)インゴットをスライスして
ウェハー形状にし、その表面を仕上げ加工(@面研摩加
工)したところで、ウェノ1−それぞれに識別記号を付
けている。従来、多くの場合に、YAGレーザを用いて
ウェハー表面の一部を溶かし飛散させて溝(穴)を形成
し、この溝を文字、数字、バーコードなどの形状にする
ことで識別記号としていた。なお、この識別記号はウェ
ハ−の半導体チップ形成領域外のウェハー周辺部分に形
成させる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述した従来方法ではウェハー表面部分
を溶解、飛散させるために、この飛散した半導体(シリ
コン)のパーティクル(粒状物)がチップ形成領域のウ
ェハー表面に付着することがある。付着したパーティク
ルの多くはその後の洗浄工程で除去できるが、取れずに
残ってしまうものがある。この残留付着したパーティク
ルはその存在するところでの半導体チップ不良を招き、
ひいては歩留り低下の原因上なっている。
本発明は、付着するパーティクルの発生がなく、従来の
溝形成方式に代る方式での半導体(シリコン)ウェハー
識別記号付与方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的が2つ方法それぞれで達成され、その第1方
法とは、半導体ウェハーにイオン注入法によって非導電
性不純物のイオンを識別記号形状に注入して、該半導体
ウェハーの屈折率とは異なる屈折率の識別記号領域を形
成することを特徴とする半導体ウェハー識別記号の付与
方法である。
そして、第2方法とは、半導体シリコンウェハーにイオ
ン注入法によって酸素イオンを識別記号形状に注入し、
加熱処理で凸状層の5i02識別記号を形成することを
特徴とする半導体ウェハー識別記号の付与方法である。
〔作 用〕
第1方法によると、イオン注入された領域の屈折率がそ
うでない半導体ウェハーそのものの屈折率と異なると、
エネルギー反射率が屈折率に応じて変化するので、反射
率強度変化測定装置によって識別記号をEEti+する
(読み取る)ことができる。
半導体ウェハーにはシリコンの他に化合物半導体(Ga
As、 InPなど)があり、酸素、窒素等の非導電性
不純物を反射率変動が検出できる程度にイオン注入する
必要がある。特に、シリコンウェハーで酸素を注入した
場合には、熱処理されるまでは上述のように屈折率変化
を利用するが、熱処理されるとシリコンと酸素とが反応
してslo、の酸化物層となって第2方法に相当する。
第2方法によると、シリコンウェハーに注入した酸素が
加熱処理によって8102酸化物となり体積膨張してそ
の部分の厚さが約2倍になり表面段差のある凸状層の識
別記号となる。この表面段差での散乱ないしエネルギー
反射率の変動となり、光学的に記号を認識する(読み取
る)ことができる。
〔実施例〕
以下、添付図面を参照して、本発明の実施態様例によっ
て本発明を詳しく説胡する。
例1 半導体(シリコン)インゴットから切り出し、仕上げ加
工したウェハーを用意する。イオン注入装置にて窒素(
又は酸素等)を公知の手法で識別記号パターンでシリコ
ンウェハーに注入する(打込む)。第1図に示すように
、シリコンウェハー1のイオン注入した領域2の屈折率
naはシリコンの屈折率n1よりも小さくなる。シリコ
ンウェハー1上には半導体装置製造過程で形成されるこ
とになる5102ないし5IJ4の透過膜3 (屈折率
n+)を残す。なお、測定光が赤外線であれば、多結晶
シリコンを透過膜として用いることもでき、また、製造
過程での膜(層)形成してそれをバターニングの際に除
去して透過膜3を成形しなくてもよい。
第1図に示すシリコンウェハーで可i光ないし赤外光を
垂直入射でのエネルギー反射率R,(R,)が、下式の
ように得られる。
シリコンウェハーの反射率R1: (no+n+) (r++ +ns) +4non、n
%+ (no−rl+> (nイオン注入領域(識別記
号)の反射率R1:n、) cosδ (no + n+) (n+ + na) + 41o
nlna + (no−n+) (nn、)cosδ 式中:noは大気の屈折率であり、 λ λ=測定光波長、dは透過膜厚さ。
したがって、反射率R1とR1とを反射率強度変化測定
装置にて測定してその差異から識別記号を読み取ること
ができる。
例2 例1の場合と同様にして、仕上げ加工したシリコンウェ
ハー1に酸素4をイオン注入装置にて公知手法で識別記
号パターンで注入して、第2図(a)に示すようにイオ
ン注入領域2を形成する。
例えば、酸素イオン注入を200keVの加速エネルギ
ーで5XIO”amのドーズ量にて行うと、深さ0.8
−程度まで1 ×10”am−’a度の酸素注入領域2
となる。次に、900℃以上の加熱処理を不活性雰囲気
下で行なうことによって、第2図(b)に示すように、
Si口2酸化膜5が形成され、その厚さは約1.6pm
であり、凸状部高さが約0.8−となる。
このようにシリコンの酸化による酸化物形成で体積が約
2倍になるので、シリコンウェハー1の表面上に凸状層
5の識別記号が形成でき、当然に段差が生じる。このよ
うにして形成した識別記号は比較的大きければ、作業者
の目視によって認識(読み取り)可能であり、小さい場
合を含めて段差部での先の散乱によって、あるいは、シ
リコンと酸化物(S102)との反射率の差によって公
知の測定装置で読み取りできる。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明によれば、2つの方法のいずれ
てあってもイオン注入を識別記号パターンで行なって屈
折率の変化ないし注入酸素による酸化膜形成で識別記号
とするので、従来方法のレーザ照射で発生していたパー
ティクルは全く生じない。したがって、パーティクルに
起因した歩留り低下がなく、歩留りが向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る第1方法で形成するイオン注入
領域識別記号の半導体ウェハーの部分断面図であり、 第2図(a)および第2図(b)は、本発明に係る第2
方法で識別記号を形成する工程を説明する半導体ウェハ
ーの部分断面図である。 1・・・njJ1体(シリコン)ウェハー、2・・・イ
オン注入領域、 3・・・透過膜、5・・・Sin、酸
化膜、 n、  ・n、  ・nl ・no・・・屈折率。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、半導体ウェハーにイオン注入法によって非導電性不
    純物のイオンを識別記号形状に注入して、該半導体ウェ
    ハーの屈折率とは異なる屈折率の識別記号領域を形成す
    ることを特徴とする半導体ウェハー識別記号の付与方法
    。 2、半導体シリコンウェハーにイオン注入法によって酸
    素イオンを識別記号形状に注入し、加熱処理で凸状層の
    SiO_2識別記号を形成することを特徴とする半導体
    ウェハー識別記号の付与方法。
JP455390A 1990-01-16 1990-01-16 半導体ウェハー識別記号の付与方法 Pending JPH03211717A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001351835A (ja) * 2000-06-08 2001-12-21 Toshiba Corp 凹穴型ドットマークの形成方法と同ドットマークを有する半導体ウェハ
JP2012045931A (ja) * 2010-07-27 2012-03-08 Canon Inc 液体吐出ヘッドおよびその製造方法
US11652009B2 (en) 2019-11-06 2023-05-16 International Business Machines Corporation Secure inspection and marking of semiconductor wafers for trusted manufacturing thereof

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