JPH032108A - 交信攪乱剤およびこれを用いた害虫防除用デバイス - Google Patents

交信攪乱剤およびこれを用いた害虫防除用デバイス

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JPH032108A
JPH032108A JP1135676A JP13567689A JPH032108A JP H032108 A JPH032108 A JP H032108A JP 1135676 A JP1135676 A JP 1135676A JP 13567689 A JP13567689 A JP 13567689A JP H032108 A JPH032108 A JP H032108A
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Giichi Musa
義一 撫佐
Hiroko Miyano
宮野 裕子
Takayuki Hiyori
隆之 日和
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Nitto Denko Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は害虫防原のための注フェロモン含有交信撹乱剤
に関し、特にりんし目害虫の防除に好適な交信撹乱剤V
こ関する。
(従来の技術) 害虫の注7エロモン成分を利用して交信撹乱させ、害虫
を防除する方法は広く研究さ几、その−Sは実用化され
ている。
交信撹乱させるために、チャノコカクモンノ1マキ或い
はチャバマキの防除を目的として、 Z−11−テトラ
デセニルアセト−を用いる列のように。
注7エロモン中の一戎分のを開用することもあるが、ニ
カメイガ、ハスモンヨトウ、コナガ、チャノホソガ等の
防除を目的とする場合には、注フェロモンとして知らr
している化合@を二成分以上混合することが多い。
例えば、テヤノホソガを防除対象とする場合には、フェ
ロモン成分としてのE−11−へキ丈デセナール(以ド
、E−11−1(DAL)と乙−11−ヘキフデセナー
ル(以1”、Z−11−HDAL)11量比で9/l〜
7/3の割合で混合使用することが知らnている。
更に、幾何異性体としての2体とE体の混合物を用いる
場合1両者の配合割合を2体に対1E体を1〜3倍重量
とすることも知ら几ている(特開昭63−198603
号公報)。
(発明が解決しようとする課題) ところが、このような化合物を一般的合成法により得る
場合には、実質的に2体が形成さ几るので、E体はこの
2体を異性化処理して生成せしめることになる。しかし
ながら、かような方法により多量のE体を得るのは効率
が悪く、高価格化をも之らす不都合がめる。
従って1本発明は交信撹乱効果を維持したlま。
E体団用賃を低減せしめた交すぎ撹乱剤を提供すること
を目的とする。
(課題を解決する定めの手段) 本発明者は従来技術の有する上記問題を解決するため直
々検討の結果、9んし目害虫の父清撹乱用化合物として
の性フェロモンd、E体が従来ノ技術的常識よりも一段
と少黛の混合物でろつでも。
或いはこの常識に反し2体のみでも充分な交信撹乱効果
を示すことを見出し1本発明を完成するに至った。
即ち1本発明に係る交信撹乱剤は幾何異性体の2体とE
体の混合物をフエロモン成分とするか。
或いは実直的に2体のみをフェロモン成分とする交信撹
乱剤であり、該α合物においては2体とE体の合計直t
Vこ占るE体の割合が10重重%以丁であることを特徴
とするものである。
本発明のフエロモン成分としてd、11−へキ丈デセナ
ール(チャノホンガ用)をその具体的として挙げること
ができる。
そして6本発明に2いてはかLF)な化合物のE体を多
1に含有させる従来の帛識と逆に、該E体化合物に対応
する2体化合@を多fivc官有させる。
具体的には、E体と2体の会計颯濾中に占るE体の割合
を0−10重量%とする。E体の含有量をこn以上多く
しても、交情撹乱効果の向に、は期待でさず、高価格化
を招くのみであり、メリットが期待できない。
本発明の交信撹乱剤は、プラスチック等の担体に含1i
rせしめ几害虫防除用デバイスとして用いることかでさ
る。
かようなデバイスであって、シート状、テープ状のもの
は1例えば交信撹乱剤およびプラスチックをM機浴深に
浴解せしり、この浴液を適当な基材上1/Cm亜し、浴
深を除去する(必要にエリ、更に、基材を剥離しても工
い)方法により得ることができる。
上記有機醪媒としては塩化メチレン。クロロホルム、四
塩化炭素等の低級脂肪族ハロゲン化炭化水素、メタノー
ル エタノール等の低級脂肪族アルコール、これらの酢
酸エステル アセトニトリル アセトン、エチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン等の1種、或いVよこ几らのう
ちの2種以上の混合物を用い得る。
lた。プラスチックとしては交信撹乱剤を溶解し得るも
のが用いらA、flJえばポリエチレン ポリスルホン
、ポリエステル ポリカーボネート。
ポリスチレン ポリメチルメタクリレートを含むポリ(
メタ〕アクリル酸エステル ポリアミド。
ポリビニリデンクロライド、ポリビニリデンフルオライ
ド、ボリウレメン、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル 
エチレン−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニルー酢酸ビニ
ル共直会不、スチレン−ブタジェン共重合体、ま几はこ
れらの2a![以との混合物から選ば几る。
また、デバイスはチューブ状であっても工〈。
グラスチックチューブ中に交1g戊乱剤を注入した後、
開口部を閉塞して得ることができる。
(実施例) 以ド、実施例により本発明を更に詳細に説明する。
実施例 11−へキ丈デセナール25嵐′1lilt部、酢酸ビ
ニル含1i40瓜t%のエチレン−酢酸ビニル共重合体
(以下、EVA)75重を部分よびカテコール(酸化防
止剤)0,5直鴛部を450直童部の塩化メチレンにm
解さぜ、このm銭を厚さ25μmのポリエチレンテレフ
タレートフィルムの片面とに塗布し。
温度60゛Cで5分聞刀口熱乾燥して塩化メチレンを蒸
発除去し、PETフィルム上&C4さ約50μmノ11
−ヘギ丈デセナールゴ有EVAフィルムを形成する。
次に、こ1″Lを幅1αに切断し、基材(PETフィル
ム)付きのテープ状デバイスヲ得た。
なお、11−へキサデセナールとしては幾何異性体でろ
るZ−11−HDALとE −11−f(DALを用い
6両者の配合割合は第1表に示すように設定し、3種の
デバイス(試#41〜3)を傅之。
比較例 Z−11−)IDALとE−11−MDAL(7)配合
割合を第1表に示すように設定すること以外に実施例と
同様にして、2種のデバイス(試料4お工び5)を得た
広さ60aの茶畑全6等分し、1つの区の谷畝に試料1
のチーブ状デバイスを施用する。更に、4つの区につい
ても試料2〜5のデバイスを同様にして施用する。そし
て、残りの1つの区はデバイスを施用せず米処理区とす
る。
各区の中央部にモニタリングトラップ(補出用トラップ
)を設置し、第3回発圧期のピーク中2日間(7/23
〜7/25)のテヤノホソガの捕虫数をカウントした。
モニタリングトラップのルy引源としては、ゴムセグタ
ムeこZ−11−HDALとE−1l−HDkLを10
 :90 (直童比)の−合で配合した混合物をI m
y含浸させたものを用い之。
この防除試験の結果を第1表Vこ示す。なお、第1表中
の誘引阻′@4(%)に−ド記(1)弐Vこよって算出
しfC値である。(1)式中の八は禾処理区の捕虫数を
Bは谷デバイスf、m用した区におけ◇捕虫数をも々示
す。
以ド金臼 第  1  表 (発明の効果〕 本発明に上記のように9s成さrしており、E体のに用
を少量とし九にも拘らず、実用レベルノ害虫防#注能を
有する交信撹乱剤およびデバイスを安1曲Vこ提供でき
る。
時計出願人 日東電工株式会社 代表者 嫌 居 五 朗

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)幾何異性体のZ体とE体の混合物をフエロモン成
    分とするか、或いは実質的にZ体のみをフエロモン成分
    とする交信撹乱剤であり、該混合物においてはZ体とE
    体の合計重量に占るE体の割合が10重量%以下である
    ことを特徴とする交信撹乱剤。
  2. (2)フエロモンが11−ヘキサデセナールである請求
    項1記載の交信撹乱剤。
  3. (3)幾何異性体のZ体とE体の混合物をフエロモン成
    分とするか、或いは実質的にZ体のみをフエロモン成分
    とし、該混合物においてはZ体とE体の合計重量に占る
    E体の割合が10重量%以下である交信撹乱剤を担体に
    含有せしめて成る害虫防除用デバイス。
JP1135676A 1989-05-29 1989-05-29 交信攪乱剤およびこれを用いた害虫防除用デバイス Expired - Fee Related JP2706514B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005247814A (ja) * 2004-03-08 2005-09-15 Seiko Epson Corp 散布方法及び害虫防除方法
JP2011162541A (ja) * 2010-01-12 2011-08-25 Shin-Etsu Chemical Co Ltd チャノホソガの交信撹乱剤

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63198603A (ja) * 1987-02-13 1988-08-17 Shin Etsu Chem Co Ltd 交信かく乱剤

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