JPH0321084Y2 - - Google Patents

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JPH0321084Y2
JPH0321084Y2 JP1984012423U JP1242384U JPH0321084Y2 JP H0321084 Y2 JPH0321084 Y2 JP H0321084Y2 JP 1984012423 U JP1984012423 U JP 1984012423U JP 1242384 U JP1242384 U JP 1242384U JP H0321084 Y2 JPH0321084 Y2 JP H0321084Y2
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JP
Japan
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shield cover
protrusion
electronic device
frequency electronic
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JP1984012423U
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JPS60124143U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はテレビジヨン受像機やVTRにおいて
使用されるチユーナやRFモジユレータ等の高周
波電子装置に関する。
(ロ) 従来技術 チユーナは例えば実公昭56−10059号公報の第
1図に示すように金属筐体の上及び/若しくは下
の開口端を金属性のシールドカバーで施蓋するの
が普通である。このような場合、実開昭56−
39748号公報に示すようにチユーナ筐体の外壁に
形成した突部にシールドカバーの折曲げ部を弾圧
して係止させている。第1図はこの点を分り易く
示しており、1はチユーナ筐体、2はその外壁に
プレス成形により形成された突部、3はシールド
カバー、4は前記突部2に弾性的に係止する折曲
げ部である。
ところで、従来の斯種シールドカバー3は第2
図に示すような衝合面が互いに水平面をなす雄型
5と雌型6よりなる金型で成形されるためシール
ドカバー3の上面3aは平担に仕上つている。こ
のような平担な上面3aをもつシールドカバーを
第1図のようにチユーナ筐体1に取付けると上面
3aが内側に撓んでしまうが、斯る場合には筐体
1の突部2と折曲げ部4がある面では点接触し、
ある面では非接触という状態が生じ強い弾性力が
得られない。そのため周波数の変動等による回路
性能の低下を招来することになる。特に最近で
は、チユーナの小型化及び薄型化に伴ない回路の
密集化やチツプ部品の採用化が行なわれており、
微細な接触変動が周波数の変動を発生し易くなつ
ている。
このため、シールドカバー3の上面に第3図及
び第4図に示すように複数の突出部7を設けて、
シールドカバー3の前記撓みを防止しようとする
試みがなされているが、同じく第3図に示すよう
にチユーナでは中央部から内側に切起された舌片
8を設け、この舌片8を内部の金属シヤーシと接
触させたり、又は実開昭58−59623号に示すよう
に内部の放熱部品に接触させたりする場合には、
シールドカバーに前記撓み防止用の突出部7を十
分に設けることができない。しかも、チユーナで
はシールドカバーに孔を設ける必要もあるので、
突出部7の形成は一層制約される。
(ヘ) 考案の目的 本考案の目的は極めて簡単な構成によりシール
ドカバーとチユーナ筐体との接触の安定化を計つ
た高周波電子装置を提供することにある。
(ニ) 考案の構成 本考案は高周波回路を内蔵した金属筐体の外壁
に形成した突部にシールドカバーの折曲げ部が弾
圧する如くしてシールドカバーを前記金属筐体に
施蓋してなる高周波電子装置において、前記シー
ルドカバーとして上面が全体的に外方に突出した
凸形状のものを使用したことを特徴とする構成で
ある。
(ホ) 実施例 本考案において使用するシールドカバー9は第
5図に示すように上面9aが全体的に外方に突出
した凸形となつており、その突出量Aは、例えば
シールドカバー9の面積が50mm2で、厚さが0.4mm
とした場合に0.2〜0.3mm程度でよい。斯る外方に
突出した凸形状のシールドカバー9は、例えば第
6図に示すような断面構造をもつ雄型10及び雌
型11の金型により成形することによつて得られ
る。前記シールドカバー9を第7図に示すように
チユーナ筐体1に取り付けるとシールドカバー9
の上面9aは平担になり、突部2と折曲げ部12
との弾性係止及びそれらの接触状態は安定したも
のとなる。勿論、シールドカバー9に接触用又は
放熱用の舌片13や孔を設けても、前記接触状態
が損なわれることはない。第7図において14は
チユーナの内部における隔壁用のシールド板であ
る。
(ホ) 考案の効果 以上の通り、本考案によれば、上面が全体的に
外方に突出した凸形状のカバーを用いているの
で、チユーナ筐体に該カバーを施したときにはカ
バーの上面は平担となりシールドカバーの折曲げ
部と筐体の突部との接触は安定に保持され周波数
の変動が生じないという効果がある。また製造工
程でのバラツキも少なくなり不良率の低減に寄与
するばかりでなく、機械化、自動化への対応も容
易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の高周波電子装置の要部を示す断
面図であり、第2図はそれに使用するシールドカ
バーについて説明するための図である。第3図及
び第4図は従来の高周波電子装置におけるシール
ドカバーの断面図及び平面図である。第5図は本
考案において使用するシールドカバーの断面図で
あり、第6図はその説明図である。第7図は本考
案を実施した高周波電子装置の断面図である。 1……筐体、2……突部、3……シールドカバ
ー、9a……上面、12……折曲げ部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 高周波回路を内蔵した金属筐体1の外壁に形成
    した突部2にシールドカバー9の折曲げ部12が
    弾圧する如くしてシールドカバー9を前記金属筐
    体1に施蓋してなる高周波電子装置において、 前記シールドカバー9として上面が全体的に外
    方に突出した凸形状のものを使用すると共に、前
    記シールドカバー9に設けられ、内側に切起され
    て内部の金属シヤーシ14と接触する舌片8を備
    える ことを特徴とする高周波電子装置。
JP1242384U 1984-01-30 1984-01-30 高周波電子装置 Granted JPS60124143U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1242384U JPS60124143U (ja) 1984-01-30 1984-01-30 高周波電子装置

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JP1242384U JPS60124143U (ja) 1984-01-30 1984-01-30 高周波電子装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60124143U JPS60124143U (ja) 1985-08-21
JPH0321084Y2 true JPH0321084Y2 (ja) 1991-05-08

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ID=30495470

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JP1242384U Granted JPS60124143U (ja) 1984-01-30 1984-01-30 高周波電子装置

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JP (1) JPS60124143U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5910824Y2 (ja) * 1978-03-08 1984-04-04 ミツミ電機株式会社 シ−ルド板のア−ス構造

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Publication number Publication date
JPS60124143U (ja) 1985-08-21

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