JPH03210152A - コーンアイスの製造法 - Google Patents

コーンアイスの製造法

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JPH03210152A
JPH03210152A JP2005802A JP580290A JPH03210152A JP H03210152 A JPH03210152 A JP H03210152A JP 2005802 A JP2005802 A JP 2005802A JP 580290 A JP580290 A JP 580290A JP H03210152 A JPH03210152 A JP H03210152A
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JP
Japan
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cone
chocolate
dough
container
vessel
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JP2005802A
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English (en)
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JP2896587B2 (ja
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Katsusuke Kobayashi
小林 克介
Sadao Yashiro
八城 貞男
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Morinaga and Co Ltd
Original Assignee
Morinaga and Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の利用分野 この発明は、コーンアイスの製造法に関するものであり
、コーンアイスを保存したときコーン容器が吸湿するの
を防ぐことを目的としている。
従来の技術 ]−ン容器に冷菓生地を充填したコーンアイスは手で持
ちやすく、食べたときコーンのバリパリした食感と冷菓
の食感が合わさり多くの人に好まれている。
しかし、コーンアイスを保存しておくと冷菓の水分がコ
ーン容器に移行するためかコーン容器が吸湿して湿った
ものとなった。吸湿したコーン容器は、パリパリした軽
快な食感が失われるだけでなく、ときには食べたときグ
ニャリとした不快な食感となることもあった。
このような欠点を解決する方法として、■二重ノズルを
用いチョコレート生地と冷菓生地を同時に注入して冷菓
生地の外側のコーン容器との間にチョコレート層を設け
る方法、■コーン容器の内部にチョコレート生地をスプ
レーしてコーン容器の内部にチョコレート層を設けた後
チョコレート生地を充填する方法などが行われている。
発明が解決しようとする課題 しかし、■の二重ノズルを用いる方法は、冷菓生地と同
時に充填するため充填時にチョコレート生地が固化する
のを防ぐためその融点が低い配合としなければならず、
このようなチョコレート生地は吸湿を防ぐには不適当で
あった。
また、■のスプレーする方法は、冷菓用のチョコレート
の粘度が低、いためチョコレート層を厚くすることが難
しく吸湿を完全に防ぐことができなかった。しかも、ス
プレーした後冷菓生地を充填するまでの間にチョコレー
ト生地が流下してコーン容器の底に溜まり固化するため
、食べたときチョコレートの塊がガリガリする不快なも
のとなった。
コーン容器の吸湿を完全に防ぐには、チョコレート層を
厚くすればよいが、従来の方法では厚さに限界がある。
しかも、従来の方法でチョコレート層を厚くしたとして
も食べたときチョコレートが堅いものとなり、冷菓生地
と合わなくなり、軽快な食感も失われた。
この発明、の発明者は、コーンアイスを保存しておいて
もコーン容器が吸湿しないようにチョコレート層を厚ク
シ、シかも食べたときチョコレート層が堅くならない方
法を開発すべ(研究し、この発明を完成させた。
課題を解決するための手段 この発明の発明者は、コーン容器に冷菓生地を充填した
コーンアイスを製造する際、コーン容器に気泡を含んだ
チョコレート生地を注入し、次いでコーン容器の内面と
相似の形状をした挿入型を挿入し、コーン容器と挿入型
の間の空隙にチョコレート生地を満たした状態とした後
挿入型を抜き取り、コーン容器の内面に気泡を含んだチ
ョコレート生地層を設け、次いで冷菓生地を充填するこ
とにより、課題を解決した。
ここに用いるコーン容器とは、ウエノ−−ス生地、甘味
せんべいなどの焼成生地を円錐形、コツプ形などの容器
状としたものを指す。
また、冷菓生地として、アイスクリーム生地、シャーベ
ット生地などの冷菓の生地が用いられる。
さらに、チョコレート生地としてては、カカオマスを用
いたチョコレート生地だけでなく、糖、粉乳に油脂を混
ぜたホワイトチョコレート生地或は糖と油脂を混ぜただ
けの油脂性菓子生地なども利用できる。すなわち、油脂
を基材とし、コーン容器内面に層として付着可能な油脂
性生地が使用できる。
この発明を実施するには、先ず融解しているチョコレー
ト生地をオーバーミキサー、ビータ−、フリーザーなど
の公知の方法で処理して気泡を含くませる。
次いで、気泡を含んだチョコレート生地をコーン容器に
注入してからコーン容器の内面と同形の挿入型をチョコ
レート生地に挿入し、コーン容器の内面と挿入型の間に
生じる間隙にチョコレート生地が満たされた状態として
から挿入型を抜き取り、コーン容器の内面にチョコレー
ト層を設けるようにする。
このとき挿入型の挿入の程度により、チョコレート層の
厚さを調節することが出来る。 すなわち、挿入型を深
く挿入するとコーン容器内面との間の空隙が狭くなり、
薄いチョコレート層となり、浅く挿入すると空隙が広く
なり、厚いチョコレート層とすることができるので、必
要に応じ望ましい厚さのチョコレート層とする。
なお、中空の挿入型を用い、内部に温水を流して挿入型
の温度を暖めることにより、挿入型と接するチョコレー
ト層の表面の粘度を低下させ、挿入型が抜き取りやすく
するのが望ましい。
しかも、暖めた挿入型を用いることにより、チョコレー
ト層の表面の気泡が脱気し、チョコレート層の表面に気
泡がない滑らかな状態となる。その結果、冷菓生地の水
分がコーン容器に移行するのを遮断する効果が増大する
次いで、チョコレート層を設けたコーン容器に、常法に
従って冷菓生地を充填し、コーンアイスとする。
実施例 カカオマス10部、粉乳14部、粉糖38部、植物性油
脂38部からなるチョコレート生地を雛型羽根を付けた
オーバーミキサーに入れ、気泡を混入させ、気泡を含ん
だチョコレート生地とした。
この気泡を含んだチョコレート生地を円錐形のコーン容
器の底部に注入し、その中に円錐形をした挿入型を挿入
し、コーン容器の内面と挿入型の間の空隙にチョコレー
ト生地を満たした状態とした後、挿入型を回転させなが
ら引き抜き、コーン容器の内面にチョコレート層を設け
た。なお、挿入型の内部に温水を通し、その表面をチョ
コレート生地の融点より高い温度としてチョコレート層
の表面に気泡がない滑らかな状態とした。このときのチ
ョコレート層の厚さは、およそ1 、5 mmであった
。また、チョコレート生地が流下してコーン容器の底部
に溜まることもなかった。
次いで、加糖練乳30部、生クリーム15部、牛乳55
部に安定剤、乳化剤、香料を加え、常法により造ったア
イスクリーム生地をチョコレート層を設けたコーン容器
に充填した後、冷却、固化してコーンアイスを得た。
このコーンアイスは、食べたときコーン容器のパリパリ
した食感とアイスクリームが口の中で混ざり、大変おい
しかっtこ。しかも、チョコレートの堅くて不快な食感
は、全(感じられなかった。
マタ、−25℃に調整した冷菓用ストッカーに8週間保
存した後もコーン容器のパリパリした食感は、保たれて
いた。
試験例 比較例のコーンアイス 実施例に用いたチョコレート生地、コーン容器及びアイ
スクリーム生地を用い、従来の方法でコーンアイスを造
った。
すなわち、チョコレート生地をホイップ処理せスニコー
ン容器の内部に向はスプレーし、コーン容器の内面をチ
ョコレート生地で被覆した。このときのチョコレート被
覆層の厚さはおよそ0. 3ohmであった。
次いで、アイスクリーム生地を充填し、冷却、固化して
比較例のコーンアイスを得た。
保存試験 実施例のコーンアイス及び比較例のコーンアイスを同じ
冷菓用のストッカーに保存し、経時的にコーン容器部分
の水分を測定した結果、表1のようになった。
なお、試験期間中のストッカー内部の温度は、−25部
2℃であった。
表1 保存試験結果 サイクル試験 実施例のコーンアイス及び比較例のコーンアイスを同じ
冷薬用のストッカーに入れ、−日に6時間冷凍機の電源
を切りヒートショックを与えながら保存するサイクル試
験を行った。このときのコーン容器部分の水分を経時的
に測定した結果は、表2のようになった。
なお、ストッカー内部の温度は、毎日−4℃と−18℃
の間を上下した。
発明の効果 この発明では、 チョコレート生地に気泡を含ま せてからコーン容器の内壁に付着させている。気泡を含
ませることによりチロコレート生地の粘度が増し、コー
ン容器内面での保持性が増加して、より厚い層とするこ
とができる。しかも、冷菓生地を充填するまでに流下し
て底部に溜まってチョコレートの塊となり、食べたとき
違和感を与えることがなく、シかも試験例にも見られる
ように、保存したとき冷菓生地の水分がコーン容器に移
行するのが防げた。
コーン容器は、水分が7〜8%位になるとパリパリした
食感が失われ、10%前後より水分が多くなるとグニャ
グニャの食感となる。しかし、保存試験の結果にもみら
れるように8週間後でも水分は7%以下でパリパリした
食感が保たれていた。
また、小売店で開けたり閉めたりされる場合を考えたサ
イクル試験においても4週間保存してもパリパリした食
感が保たれていた。 チョコレート生地に気泡が含まれ
ているためガリガリした堅い食感がなく、容易に噛み砕
け、冷菓生地と混ざるものとなり、両者の味を同時に楽
しめるものとなった。
この発明を実施すると、チョコレート層を任意の厚さと
することができ、従来の方法では得られなかった厚いチ
ョコレート層を設けることができ、それだけコーン容器
の吸湿を防ぐ効果のあるものとなった。
しかも、従来の方法でチョコレート層を厚くできたとし
ても、冷菓生地と共に食べたときチョコレート層が堅く
て違和感のあるものとなるが、この発明の方法を実施し
た場合、冷菓生地と同じ力で噛み砕かれ、違和感を与え
ないものとすることができた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. コーン容器に冷菓生地を充填したコーンアイスを製造す
    るに際し、コーン容器に気泡を含んだチョコレート生地
    を注入し、次いでコーン容器の内面と相似の形状をした
    挿入型を挿入し、コーン容器と挿入型の間の空隙にチョ
    コレート生地を満たした状態とした後挿入型を抜き出し
    、コーン容器の内面に気泡を含んだチョコレート生地層
    を設け、次いで冷菓生地を充填することを特徴とするコ
    ーンアイスの製造法。
JP2005802A 1990-01-12 1990-01-12 コーンアイスの製造法 Expired - Lifetime JP2896587B2 (ja)

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JP2005802A JP2896587B2 (ja) 1990-01-12 1990-01-12 コーンアイスの製造法

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Publication Number Publication Date
JPH03210152A true JPH03210152A (ja) 1991-09-13
JP2896587B2 JP2896587B2 (ja) 1999-05-31

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10314322B2 (en) 2013-09-25 2019-06-11 Fuji Oil Holdings Inc. Oily food for inhibiting migration of water in frozen confectionery
JP2020518283A (ja) * 2017-04-27 2020-06-25 カアチェ・アラカント・インノバ・ソシエダッド・リミターダ・ウニペルソナルKh Alacant Innova, S.L.U. アイスクリームコーンおよびその製品を得る方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10314322B2 (en) 2013-09-25 2019-06-11 Fuji Oil Holdings Inc. Oily food for inhibiting migration of water in frozen confectionery
JP2020518283A (ja) * 2017-04-27 2020-06-25 カアチェ・アラカント・インノバ・ソシエダッド・リミターダ・ウニペルソナルKh Alacant Innova, S.L.U. アイスクリームコーンおよびその製品を得る方法
US11717004B2 (en) 2017-04-27 2023-08-08 Kh Alacant Innova, S.L.U. Method for obtaining ice cream cones and product thereof

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