JPH03208505A - ダイヤモンド工具 - Google Patents

ダイヤモンド工具

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JPH03208505A
JPH03208505A JP126590A JP126590A JPH03208505A JP H03208505 A JPH03208505 A JP H03208505A JP 126590 A JP126590 A JP 126590A JP 126590 A JP126590 A JP 126590A JP H03208505 A JPH03208505 A JP H03208505A
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JP
Japan
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face
plane
wear
rake face
rake
Prior art date
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Pending
Application number
JP126590A
Other languages
English (en)
Inventor
Jiichi Muraki
治一 村木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOKYO DAIYAMONDO KOGU SEISAKUSHO KK
Original Assignee
TOKYO DAIYAMONDO KOGU SEISAKUSHO KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は非鉄金属あるいは非金属材料からなる部材を高
精度に切削加工するために使用されるダイヤモンド工具
に関し、さらに詳しくは、その刃部構成要素であるすく
い面の取り方に関するものである. 〔従来の技術〕 ダイヤモンド工具は、例えば、情報記録担持体などとし
て使用されるアルミニウム製ディスクなどの鏡面仕上げ
加工に使用されている。このダイヤモンド工具は高硬度
ではあるが、他の切削工具と同様に長時間使用していれ
ば刃部に摩耗が発生するので、耐摩耗性のダイヤモンド
工具を実現するために、従来から各種の試みがなされて
いる.例えば、特公昭5B−37082号公報には、ダ
イヤモンド工具の刃部の構成要素である前にげ面の結晶
方位の取り方を変えることによって、このような刃部の
摩耗量を低減させるようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、このような従来における刃部の結晶方位の取
り方に着目し、従来とは異なる態様でダイヤモンド工具
の刃部の結晶方位を設定し、これによって耐摩耗性のあ
るダイヤモンド工具の刃部を実現することを解題として
いる。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者は、ダイヤモンド工具における刃部のすくい面
を異なる結晶方位に設定し、これらの工具を同一の切削
条件の下で、耐摩耗性を調べた.この結果、どの工具に
も同一の応力が作用しているにも拘わらす入刃部に現れ
た摩耗の形態は、すくい面の結晶方位が異なる工具間で
は異なっており、その結晶方位が同一の工具間では同一
であることが確認された。また、再生研磨して繰り返し
切削を行ったところ、各工具における摩耗形態の再現性
も確認された。
この結果から、刃部の構威要素であるすくい面の結晶方
位を変えることにより、摩耗形態を制御できるとの前提
の下に、すくい面の結晶方位を、(100)面から(1
11)面の側に向けてほぼ35” 15’ 52’の角
度だけf頃けたときに、刃部の耐摩耗性、特にすくい面
の耐クレータ摩耗性が著しく改善されることを見出した
詳しく説明すると、ダイヤモンド工具の刃部には、切削
加工時における主運動、送り運動、および切り込み運動
のそれぞれに方向に平行な主分力、送り分力および背分
力が作用する。刃部の耐摩耗性を改善するためには、こ
れらの分力に起因して発生する摩耗を個別に取り扱うの
みでは充分ではない。
これらのうち、まず主分力および送り分力について考慮
する。ダイヤモンドの結晶面としては(111)面が最
も耐摩耗性が高いことが知られている。従って、主分力
および送り分力がこの(l11)面に平行に作用するよ
うに、刃部の切れ刃を設定すれば、これら主分力および
送り分力が原因となって生ずる摩耗量を大幅に低減する
ことができる。
次に、背分力について考慮する。この背分力が原因とな
って発生するクレータl1!耗の程度は、刃部のすくい
面の炭素原子の密度に依存する。ここに、各結晶面の炭
素原子の密度を高い順に並べると以下のようになる. (111)面> (100)面>(110)面従って、
クレータ摩耗量は、上記とは逆の順に,多くなる.従っ
て、炭素原子密度の低い側の(110)面および(10
0)面を刃部のすくい面とすることは実用上好ましくな
い。特に、(110)面においては、背分力に対する向
きに応じて、クレータ摩耗の程度が変化してしまい、そ
の摩耗の性状が不安定であるので好ましくない。これに
対して、(111)面は背分力に対する向きには関係な
く摩耗性状は安定しており、すくい面をこれらの面と平
行に設定することが好ましい。
以上から明らかなように、刃部の摩耗を低減するために
は、(111)面が主分力および送り分力に対して平行
となるように設定し、またすくい面もこの(111)面
に平行となるように設定すれば良い訳であるが、ダイヤ
モンドの結晶体においては、このように設定することは
不可能である.従って、本発明者は、(111)面を主
分力および送り分力に平行となるように設定し、このよ
うに設定した後に、すくい面の設定位置を変化させて、
クレータ摩耗に対して最も耐性のある面を調べた.この
結果、すくい面を(100)面から(l11)面に向け
て35’ 15’ 52’だけ傾いた面(以下、この面
を便宜上(112)面と呼ぶ。
)となるように設定すると、クレータ摩耗量が、実質的
にすくい面を(111)面に設定した場合と同様に低減
できることを見出した. この(112)面の炭素原子密度は、次のように(1 
1 1)面に次いで高い値となっている。
(111)面> (112)面> (100)面>(1
10)面本発明者が行ったクレータ摩耗試験によれば、
(112)面は(1 1 1)面と同様に摩耗性状が安
定しており、また、耐摩耗性の点では(111)面の方
がやや優れてはいるものの、実用上においては(111
)面と殆ど変わりのない耐摩耗性状を備えていることが
確認された. また、本発明者の行った切削試験によれば、すくい面を
、上記のように(100)面から(111)面に向けて
35@ 15’ 52’だけ傾いた(l12)面を中心
として、次のような角度範囲内にある面においても、優
れた耐摩耗性が得られることが確認された。すなわち、
(1 1 2)面を中心として、この面から(100)
面の側に向けて約5゜まで傾いた範囲、また、この面か
ら(11l)面の側に向けて約lO゜まで傾いた範囲、
さらに、この(112)面から(110)面の側に向け
て約10゜まで傾いた範囲内に、すくい面を設定するこ
とにより、優れた耐摩耗性を有する刃部を実現できるこ
とが確認された。
〔発明の効果] 以上説明したように、本発明のダイヤモンド工具におい
ては、その刃部を構威するすくい面を、(100)面か
ら(111)面の側に向けてほぼ35°15’52’だ
け傾いた面となるように設定している。従って、本発明
によれば、特にクレータ摩耗に対して優れた耐性を有す
るダイヤモンド工具を実現することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  刃部構成要素であるすくい面の結晶方位が、(100
    )面から(111)面の側に向けてほぼ35°15′5
    2″だけ傾いた位置に設定されていることを特徴とする
    ダイヤモンド工具。
JP126590A 1990-01-08 1990-01-08 ダイヤモンド工具 Pending JPH03208505A (ja)

Priority Applications (1)

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JP126590A JPH03208505A (ja) 1990-01-08 1990-01-08 ダイヤモンド工具

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JP126590A JPH03208505A (ja) 1990-01-08 1990-01-08 ダイヤモンド工具

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JPH03208505A true JPH03208505A (ja) 1991-09-11

Family

ID=11496627

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JP126590A Pending JPH03208505A (ja) 1990-01-08 1990-01-08 ダイヤモンド工具

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