JPH0320846Y2 - - Google Patents

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JPH0320846Y2
JPH0320846Y2 JP3542988U JP3542988U JPH0320846Y2 JP H0320846 Y2 JPH0320846 Y2 JP H0320846Y2 JP 3542988 U JP3542988 U JP 3542988U JP 3542988 U JP3542988 U JP 3542988U JP H0320846 Y2 JPH0320846 Y2 JP H0320846Y2
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photoreceptor drum
cleaning
foam roller
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roller
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電子写真複写機の感光体ドラムクリ
ーニング装置に関する。
〔従来の技術〕 感光体ドラムの周面に設けられた光導電性層
に、露光光学系を介して原稿に対応した静電潜像
を形成し、この静電潜像に現像剤を供給すること
によつて可視像化することは、電子写真複写機に
おける複写工程のひとつである。
上記複写工程に採用される湿式現像方式は、
微粒子現像により高解像力の画像が得られるこ
と。 連続階調が得られやすいこと。 反転
現像により高品質のネガポジ写真が得られるこ
と。 現像装置が簡単であることなどの利点を
有する。
この湿式現像方式を簡単に説明すると、湿式現
像方式は、比抵抗1014Ωcm程度の溶媒、たとえば
石油系あるいはフレオン系の溶剤中に、直径0.2
〜1.0μ程度のトナー粒子を分散させて作つた現像
液を感光体上の静電潜像に供給し、この現像液中
のトナー粒子を上記潜像の電気的吸引力によつ
て、潜像に吸着させることにより潜像を可視像と
するものである。
湿式現像方式においては、現像後の感光体ドラ
ム上に残留する現像液を除去することが、複写物
の地汚れを防ぐ上で必要である。感光体の残留現
像液の除去、所謂感光体のクリーニングのための
従来のクリーニング装置を、第4図によつて説明
すると、符号1は、軸1aで支持され、周面に光
導電電性層を有し、図示矢印の方向に回動する感
光体ドラム、同2は、感光体クリーニング装置を
示す。この感光体クリーニング装置は、軸3aの
周面に装着された発泡部材からなるフオームロー
ラー3と、このフオームローラー3の上位に配設
されていて、フオームローラー3に現像液を供給
する液供給ノズル4と、感光体ドラム1の回転方
向においてフオームローラー3の後方に配設され
たウレタンゴム等の可撓性部材からなり、先端が
感光体ドラム周面に当接しているブレード5とか
ら構成されている。このように構成されたクリー
ニング装置2は、感光体ドラム1のクリーニング
時、液供給ノズル4からフオームローラー3に現
像液を供給して、フオームローラー3に現像液を
含浸させ、この現像液を含んだフオームローラー
3を矢印方向へ回転させることによつて、感光体
ドラム上に付着しているトナーを溶化し、この溶
化したトナーをブレード5によつて感光体ドラム
面から掻き落として残留トナーの除去を行なうも
のである。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、この従来用いられていたクリーニング
装置には、次のような問題点があつた。
すなわち、 フオームローラー自体の固化による感光体ド
ラムの損傷を防ぐために、フオームローラーの
使用前、予じめフオームローラーに現像液の供
給を行なつてフオームローラーを湿潤させねば
ならない。
ブレードにゴミまたはトナーの塊が付いた場
合、感光体ドラム面の対応する部分の残留液の
除去が不可能となり、その結果、その部分が黒
スジとなつてコピーに現われる。
ブレードが常に感光体ドラム面に当接してい
るために、乾燥したトナー等がブレードの先端
に付着していると、感光体ドラム面が傷付けら
れる。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、湿式現像装置を用いる電子写真複写
機において、クリーニング時に感光体ドラムの周
面に先端を圧接して感光体ドラム上の残留現像液
を掻き落す位置と、非クリーニング時に上記感光
体ドラムの周面から離間した位置との間で揺動可
能なクリーニングブレードと、上記クリーニング
ブレードにより感光体ドラムから掻き落された現
像液が流下する位置に配置され、クリーニング時
及び非クリーニング時に回転する可撓性のフオー
ムローラーと、上記フオームローラーの周面の一
部に圧接し、該フオームローラーを圧縮変形させ
る絞り部材とを具備し、上記クリーニングブレー
ドが感光体ドラムから離間した位置を占めたと
き、該クリーニングブレードの先端を回転する上
記フオームローラーの周面に当接させることを特
徴とする電子写真複写機の感光体ドラムクリーニ
ング装置にある。
〔作 用〕
本考案によれば、感光体ドラムの非クリーニン
グ時には、クリーニングブレードが感光体ドラム
の周面から離間し、該ブレードの先端が回転する
フオームローラーに接触してブレード先端に付着
したトナーがフオームローラーによつて掻き落さ
れて清掃され、一方、回転するフオームローラー
はこれに圧接した絞り部材によつて圧縮・膨張が
繰り返され、フオームローラーに付着した現像液
の凝固トナーを分散させる。
〔実施例〕
以下図面に示された実施例によつて本考案を説
明する。
第1図において、符号13は電子写真複写機の
感光体ドラムを示しており、同図には感光体ドラ
ムの周面に通常配置されている帯電装置、作像用
光学系、感光体ドラムに形成されたトナー像を転
写シートに転写する転写手段、感光体ドラムから
転写シートを剥離する転写シート分離装置その他
除電手段等の描写は省略されている。
符号37は、現像液が満されている現像皿を示
しており、この現像皿37は、直流電源P.S.に電
気的接続されており、現像時における現像電極と
しての機能をも有している。現像皿37の後方に
は、支軸20aに支承部材20bを介して固着さ
れ、感光体ドラムに対して接離自在のクリーニン
グブレード20が配置されている。
クリーニングブレード20は、ウレタンゴム等
の可撓性を有する弾性体で作られており、支軸2
0aが図示されない駆動機構によつて回動される
ことによりその先端が、感光体ドラム13のクリ
ーニング時において感光体ドラム13の周面に当
接し、そして非クリーニング時には感光体ドラム
13の周面から退避するようになつている。
感光体ドラム13の下位には現像液の受皿40
が配置されており、この受皿40中にはクリーニ
ングブレード20が感光体ドラム13に当接し
て、感光体ドラムから除去される現像液がふりか
かるフオームローラー75が軸75aによつて回
動自在に設けられている。このフオームローラー
75は、ウレタンフオーム等の発泡性部材で作ら
れており、受皿40内の現像液回収部に貯まる現
像液中に浸漬された状態で矢印の向きに回転駆動
される。
フオームローラー75は、感光体ドラム13か
ら離間したクリーニングブレード20の先端が、
その周面に接触する位置に配置されている。
フオームローラー75の周面の一部には、絞り
棒ローラー76が上記フオームローラー75の表
面を押圧した状態で設けられている。この絞り棒
ローラー76はポリアミド若しくはポリカーボネ
ート樹脂あるいは表面を鏡面仕上げされた鋼製で
作られている。
以上のように構成された本考案のクリーニング
装置の動作を説明する。感光体ドラム13が所要
の現像工程を終え、例えば、感光体ドラム13の
1回転目で静電潜像を可視像化処理した感光体ド
ラム面が現像皿37を通過すると、感光体ドラム
13が1回転し終つた時点で発せられる駆動指令
によつて、クリーニングブレード20の先端が感
光体ドラム13面に当接し、感光体ドラム13面
上に残留している現像液が掻き落とし、この現像
液は回転するフオームローラー75上に流下す
る。残留現像液をふりかけられたフオームローラ
ー75は、その現像液を内部に含浸する。回転す
るフオームローラー75は、絞り棒ローラー76
によつて圧縮変形せられ、かつこの絞り棒ローラ
ー76を通過し終つた時点で膨張し、この変形を
繰り返すことによつて含浸した現像液中の粘性の
増したトナーをほどよく分散させる。トナーの分
散を行なつたフオームローラー75は、絞り棒ロ
ーラー76の押圧によつてフオームローラー周面
からトナーを絞り取られ、絞り取られ終つた周面
には、再度感光体ドラムからの現像液を受けてト
ナーの分散を繰り返す。
感光体ドラム13に当接し、感光体ドラム面か
ら残留現像液を除去し終つたクリーニングブレー
ド20は、感光体ドラム13が2回転目に入る
と、感光体ドラム面から離間して第2図に示すよ
うにフオームローラー75の周面に当接し矢印の
向きに回転しているフオームローラー75によつ
て、クリーニングブレード20の先端に付着して
いるトナーを除去される。
フオームローラーに圧縮変形および膨張作用を
与えるために用いられる絞り棒ローラーの代りに
受皿の壁面にローラーの周面の一部を押し当てて
変形させたり、あるいは受皿の壁面に内向きの突
起を設けてこれをフオームローラーに圧接させる
ことができる。
また、各部材の材質は、前述した実施例のもの
に限らず、変更することは、勿論可能である。
第3図は、本考案の別の実施例を示す。同図に
おいて、現像皿37の端部には、ローラー支持板
37aが設けられており、この支持板37aには
クリーニングブレードにより感光体ドラムから掻
き落された現像液が流下する位置に配置されたフ
オームローラー75および、その両端で感光体ド
ラム13に当接して従動する案内コロ78の軸7
5aを支持する切欠77が形成されている。ロー
ラー支持板37aには、板ばね79の基部がねじ
80によつて取り付けられていて、この板ばね7
9の自由端部は、フオームローラー75の下部周
面に圧接してフオームローラー75を圧縮変形さ
せるとともに、案内ローラー78をドラム面上に
押し当てている。
フオームローラー75に先端を当接させている
クリーニングブレード20の、感光体ドラム13
及びフオームローラー75に対する接離動作は、
前実施例のそれと同じである。
〔考案の効果〕
本考案によれば、感光体ドラムの非クリーニン
グ時には、クリーニングブレードが感光体ドラム
の周面から離間し、該ブレードの先端が回転する
フオームローラーに接触してブレード先端に付着
したトナーがフオームローラーによつて掻き落さ
れて清掃され、一方、フオームローラーはこれに
圧接した絞り部材によつて圧縮・膨張が繰り返さ
れ、フオームローラーに付着した現像液の凝固ト
ナーを分散させる。従つて、クリーニングブレー
ドに付着したトナーによつて生じる感光体ドラム
のクリーニング不良がなくなり、またクリーニン
グブレードによつて掻き落された現像液は、トナ
ーが分散された状態で回収され再使用されるの
で、現像液内にトナーの塊が生じるのを防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す電子写真複写
機の感光体ドラムクリーニング装置の側面図、第
2図はクリーニングブレードがフオームローラー
に当接した状態を示す同上側面図、第3図は本考
案の別の実施例を示す側面図、第4図は、従来の
感光体クリーニング装置を示す側面図である。 13……感光体ドラム、20……クリーニング
ブレード、75……フオームローラー、76……
絞り棒ローラー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 湿式現像装置を用いる電子写真複写機におい
    て、 クリーニング時に感光体ドラムの周面に先端を
    圧接して感光体ドラム上の残留現像液を掻き落す
    位置と、非クリーニング時に上記感光体ドラムの
    周面から離間した位置との間で揺動可能なクリー
    ニングブレードと、 上記クリーニングブレードにより感光体ドラム
    から掻き落された現像液が流下する位置に配置さ
    れ、クリーニング時及び非クリーニング時に回転
    する可撓性のフオームローラーと、 上記フオームローラーの周面の一部に圧接し、
    該フオームローラーを圧縮変形させる絞り部材
    と、 を具備し、上記クリーニングブレードが感光体ド
    ラムから離間した位置を占めたとき、該クリーニ
    ングブレードの先端を回転する上記フオームロー
    ラーの周面に当接させることを特徴とする電子写
    真複写機の感光体ドラムクリーニング装置。
JP3542988U 1988-03-17 1988-03-17 Expired JPH0320846Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3542988U JPH0320846Y2 (ja) 1988-03-17 1988-03-17

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JP3542988U JPH0320846Y2 (ja) 1988-03-17 1988-03-17

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JPS63144656U JPS63144656U (ja) 1988-09-22
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ID=30844914

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JPS63144656U (ja) 1988-09-22

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