JPH0544037B2 - - Google Patents
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- JPH0544037B2 JPH0544037B2 JP55062914A JP6291480A JPH0544037B2 JP H0544037 B2 JPH0544037 B2 JP H0544037B2 JP 55062914 A JP55062914 A JP 55062914A JP 6291480 A JP6291480 A JP 6291480A JP H0544037 B2 JPH0544037 B2 JP H0544037B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/06—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
- G03G15/10—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a liquid developer
- G03G15/11—Removing excess liquid developer, e.g. by heat
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Wet Developing In Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、光導電性表面から余分な現像液を除
去する方法に関する。
去する方法に関する。
電子写真術では、光導電性表面に暗部に帯電さ
せ次で複写しようとする文書の光像を当て原版文
書に対応する静電潜像を生成する。このようにし
て生成した静電潜像は、用紙に転写して熱により
この用紙に融着できる乾燥粉末現像剤により現像
することができる。この場合エネルギーを必要と
し通常事務所で使われているよりも高い電圧出力
を使うことになる。乾式現像像を溶融しなければ
ならない欠点によつて、多くの電子写真複写では
液体現像剤すなわち現像液を使う。これ等の液体
現像剤はトナー粒子を散在させた絶縁液体から成
つている。現像像の存在する光導電体は液体現像
剤により湿めらせる。この光導電体の液体の量は
ハヤシ(Hayashi)等を発明者とする米国特許第
3907423号明細書に示してあるような逆転ローラ
により減らすことができる。この場合現像像の用
紙への転写に先だつて光導電性表面に残る液体の
量を減らす。しかしこの液体量はなお、液体現像
機がトーナー粒子を含むこの液体の残分を蒸発さ
せるのにわずかな量の熱を必要とすることが多く
なる。担体として軽質炭化水素液体を使う電子複
写装置は担体液体として軽質鉱油のような高沸点
炭化水素である場合より高い速度で動作する。大
気中への炭化水素の蒸発は複写機を囲む空間内で
長時間にわたり使用する場合に不利になる。高沸
点の担体液体では、用紙又は類似物のような担体
シートに転写できるのに十分なだけの液体分を残
してほぼ全部の担体液体を像から除去することが
できれば、液体現像剤を使う電子複写機には多く
の利点がある。
せ次で複写しようとする文書の光像を当て原版文
書に対応する静電潜像を生成する。このようにし
て生成した静電潜像は、用紙に転写して熱により
この用紙に融着できる乾燥粉末現像剤により現像
することができる。この場合エネルギーを必要と
し通常事務所で使われているよりも高い電圧出力
を使うことになる。乾式現像像を溶融しなければ
ならない欠点によつて、多くの電子写真複写では
液体現像剤すなわち現像液を使う。これ等の液体
現像剤はトナー粒子を散在させた絶縁液体から成
つている。現像像の存在する光導電体は液体現像
剤により湿めらせる。この光導電体の液体の量は
ハヤシ(Hayashi)等を発明者とする米国特許第
3907423号明細書に示してあるような逆転ローラ
により減らすことができる。この場合現像像の用
紙への転写に先だつて光導電性表面に残る液体の
量を減らす。しかしこの液体量はなお、液体現像
機がトーナー粒子を含むこの液体の残分を蒸発さ
せるのにわずかな量の熱を必要とすることが多く
なる。担体として軽質炭化水素液体を使う電子複
写装置は担体液体として軽質鉱油のような高沸点
炭化水素である場合より高い速度で動作する。大
気中への炭化水素の蒸発は複写機を囲む空間内で
長時間にわたり使用する場合に不利になる。高沸
点の担体液体では、用紙又は類似物のような担体
シートに転写できるのに十分なだけの液体分を残
してほぼ全部の担体液体を像から除去することが
できれば、液体現像剤を使う電子複写機には多く
の利点がある。
開いた気孔又はポケツトにより液体を吸取る海
綿状の気孔の閉じたエラストマー質ローラにより
そして静電潜像の現像後に光導電性表面に残る余
分な液体を清掃することにより、像の現像後に光
導電体の表面から余分な液体を除去することが提
案されている。しかしこれ等の提案は、すじや跡
が残り又はぼやけるので像が不鮮明になり満足が
得られなくて提案の目的が達成できない。
綿状の気孔の閉じたエラストマー質ローラにより
そして静電潜像の現像後に光導電性表面に残る余
分な液体を清掃することにより、像の現像後に光
導電体の表面から余分な液体を除去することが提
案されている。しかしこれ等の提案は、すじや跡
が残り又はぼやけるので像が不鮮明になり満足が
得られなくて提案の目的が達成できない。
本発明は、液体現像剤により静電潜像を現像し
た後に光導電性表面から余分の現像液を除去する
と共に、電子複写による原版文書の鮮明な満足の
得られる複写を生ずる方法に係わる。
た後に光導電性表面から余分の現像液を除去する
と共に、電子複写による原版文書の鮮明な満足の
得られる複写を生ずる方法に係わる。
スイーナー(Seanor)等を発明者とする米国
特許第3959574号明細書には、光導電性表面から
用紙に現像した静電潜像の転写を行うように担体
シートの後方に位置させるようにした付勢できる
ポリウレタンローラについて記載してある。この
ようなローラの使用についてはどの液体現像方式
でも述べてないし、又液体現像の静電潜像から余
分な液体を除去するのにこのようなローラを使う
ことは提案されていない。
特許第3959574号明細書には、光導電性表面から
用紙に現像した静電潜像の転写を行うように担体
シートの後方に位置させるようにした付勢できる
ポリウレタンローラについて記載してある。この
ようなローラの使用についてはどの液体現像方式
でも述べてないし、又液体現像の静電潜像から余
分な液体を除去するのにこのようなローラを使う
ことは提案されていない。
スミス(Smith)等を発明者とする米国特許第
3955533号明細書には光導電性ドラムの液体現像
した静電潜像から余分な現像液体を除去する自由
に回転できるポリウレタン製清掃ローラを示して
ある。この方式は像をよごし又はぼやかし本発明
では除いた欠点がある。
3955533号明細書には光導電性ドラムの液体現像
した静電潜像から余分な現像液体を除去する自由
に回転できるポリウレタン製清掃ローラを示して
ある。この方式は像をよごし又はぼやかし本発明
では除いた欠点がある。
ハヤシ(Hayashi)等を発明者とする米国特許
第3907423号明細書には、静電潜像の現像後に光
導電性表面に残る液体の量を調整する逆転ローラ
について記載してある。この逆転ローラは光導電
性表面に接触しない。従つて光導電性表面には液
体現像剤の層が残る。現像像をゆがめたりぼやか
したり又は形を変えたりしないでこの現像剤層を
除去するのが本発明の目的である。ハヤシ等の特
許明細書にはこの逆転ローラにバイアスを加える
ことについて述べてあるが、このローラは間違つ
た向きにバイアスを加えられ本発明に関しては役
立たない。ハヤシ等による特許明細書では光導電
体の表面から背景区域すなわち非像区域内のトー
ナーを除去するように電位バイアスを加えて、転
写像に背景区域すなわち灰色区域がないようにす
る。
第3907423号明細書には、静電潜像の現像後に光
導電性表面に残る液体の量を調整する逆転ローラ
について記載してある。この逆転ローラは光導電
性表面に接触しない。従つて光導電性表面には液
体現像剤の層が残る。現像像をゆがめたりぼやか
したり又は形を変えたりしないでこの現像剤層を
除去するのが本発明の目的である。ハヤシ等の特
許明細書にはこの逆転ローラにバイアスを加える
ことについて述べてあるが、このローラは間違つ
た向きにバイアスを加えられ本発明に関しては役
立たない。ハヤシ等による特許明細書では光導電
体の表面から背景区域すなわち非像区域内のトー
ナーを除去するように電位バイアスを加えて、転
写像に背景区域すなわち灰色区域がないようにす
る。
バツクレイ(Buckley)等を発明者とする米国
特許第3863603号明細書には、導電性ポリウレタ
ン被覆を持ち静電潜像の乾式現像処理で磁気ブラ
シを形成するのに使うようにしたローラについて
記載してある。
特許第3863603号明細書には、導電性ポリウレタ
ン被覆を持ち静電潜像の乾式現像処理で磁気ブラ
シを形成するのに使うようにしたローラについて
記載してある。
ハドスン(Hudson)を発明者とする米国特許
第3807853号明細書には、光導電性表面から乾燥
粒子を清掃する気孔又はポケツトを形成した閉じ
た多孔を持つウレタンフオームの使用について記
載してある。
第3807853号明細書には、光導電性表面から乾燥
粒子を清掃する気孔又はポケツトを形成した閉じ
た多孔を持つウレタンフオームの使用について記
載してある。
マトカン(Matkan)を発明者とする米国特許
第3752119号明細書には、静電潜像の現像後に光
導電性ドラムから余分な液体を除去する清掃ロー
ラについて記載してある。マトカンはスミス等が
示していないものは示してない。
第3752119号明細書には、静電潜像の現像後に光
導電性ドラムから余分な液体を除去する清掃ロー
ラについて記載してある。マトカンはスミス等が
示していないものは示してない。
ライリイ(Riley)を発明者とする米国特許第
3656200号明細書には、液体現像した静電像を担
体シートに転写した後に光導電性表面を清掃する
ウレタンフオームから成る海綿状ローラについて
記載してある。
3656200号明細書には、液体現像した静電像を担
体シートに転写した後に光導電性表面を清掃する
ウレタンフオームから成る海綿状ローラについて
記載してある。
ハンスタイガー(Hunstiger)を発明者とする
米国特許第3384051号明細書は、光導電体を被覆
した用紙を液体現像浴を経て移動させ、次で像の
現像後に現像液体を用紙の光導電性表面から清掃
する方法に係わる。
米国特許第3384051号明細書は、光導電体を被覆
した用紙を液体現像浴を経て移動させ、次で像の
現像後に現像液体を用紙の光導電性表面から清掃
する方法に係わる。
マツモト(Matsumoto)等を発明者とする米
国特許第3368526号明細書は、現像した静電像を
含むたわみ性シートから余分な現像液を清掃する
点でハンスタイガーの特許明細書の場合と同様で
ある。
国特許第3368526号明細書は、現像した静電像を
含むたわみ性シートから余分な現像液を清掃する
点でハンスタイガーの特許明細書の場合と同様で
ある。
一般に本発明は、液体現像剤で静電潜像を現像
し、逆転ローラにより余分の液体を除去し、次で
現像した静電像から残りの液体を清掃し、これと
同時に清掃ローラに、静電潜像を現像したトーナ
ー粒子の電位のような電位でバイアスを加える。
本発明者は実験の結果、このバイアスにより清掃
ローラが像に接触しても現像像のよごれ又はぼや
けを著しく防ぐことが分つた。本発明によれば、
像を光導電性表面から用紙又は類似物のような担
体シートに転写できるように像を十分に湿つた状
態に残すようにしてある。
し、逆転ローラにより余分の液体を除去し、次で
現像した静電像から残りの液体を清掃し、これと
同時に清掃ローラに、静電潜像を現像したトーナ
ー粒子の電位のような電位でバイアスを加える。
本発明者は実験の結果、このバイアスにより清掃
ローラが像に接触しても現像像のよごれ又はぼや
けを著しく防ぐことが分つた。本発明によれば、
像を光導電性表面から用紙又は類似物のような担
体シートに転写できるように像を十分に湿つた状
態に残すようにしてある。
本発明の目的は、現像液で現像した静電像を、
電気的に圧縮すると共に均等な圧力を加えて機械
的に圧縮し、かつ現像した静電像を押しつぶすこ
となく、有効に現像液を除去することにある。
電気的に圧縮すると共に均等な圧力を加えて機械
的に圧縮し、かつ現像した静電像を押しつぶすこ
となく、有効に現像液を除去することにある。
本発明の他の目的は、液体現像した静電像から
余分な液体を光導電体上にある間に現像像をよご
したりぼやかしたりしないで清掃する方法を提供
しようとするにある。
余分な液体を光導電体上にある間に現像像をよご
したりぼやかしたりしないで清掃する方法を提供
しようとするにある。
以下本発明による余分な現像液を除く除去法の
実施例を添付図面について詳細に説明する。
実施例を添付図面について詳細に説明する。
第1図に明らかなように光導電体4の層を支え
る金属ドラム2は、円板8に支えられ円板8と一
緒に回転するように軸6にキー10によりキー止
めしてある。
る金属ドラム2は、円板8に支えられ円板8と一
緒に回転するように軸6にキー10によりキー止
めしてある。
第2図に示すように軸6は写真複写機として示
した電子複写装置のハウジングの架わく12に取
付けた軸受(図示してない)内に回転するように
軸架してある。歯車14は軸6にこれと一緒に回
転するように取付けてある。歯車14は、ハウジ
ングの架わく12に取付けた軸18に取付けたピ
ニオン16にかみあう。
した電子複写装置のハウジングの架わく12に取
付けた軸受(図示してない)内に回転するように
軸架してある。歯車14は軸6にこれと一緒に回
転するように取付けてある。歯車14は、ハウジ
ングの架わく12に取付けた軸18に取付けたピ
ニオン16にかみあう。
又第1図に示すようにドラム2は適当な装置
(図示してない)により、光導電性表面に給電す
るようにしたコロナ20と複写しようとする原稿
文書の像を露出し光導電体に静電潜像を生成する
場所の一部を形成するレンズ22とを過ぎて矢印
により示すように逆時計回りに回転するように駆
動する。タンク24には源(図示してない)から
管部片27を経て導入する液体現像剤26を供給
する。この源には現像剤をポンプ(図示してな
い)により管部片28を経て再循環させる。この
現像液は着色帯電粒子であるトーナー粒子に対す
る絶縁液体担体から成つている。たとえば光導電
体4は、コロナ20の放電により正に帯電するセ
レンでよい。液体現像剤中のトーナー粒子は負に
帯電し、これ等のトーナー粒子は複写する原稿文
書に合致する正に帯電した区域から生成した静電
潜像に引付けられる。各電極30,31,32
は、シエーフアー(Schaefer)等を発明者とす
る米国特許第3892481号明細書に示してあるよう
に非像区域へのトーナーの付着を防ぐ自動制御バ
イアス装置の一部である。静電潜像を液体現像剤
で現像する任意適当な装置を本発明で使うのはも
ちろんである。前記した現像場所で静電潜像を現
像した後、この像は、逆時計回りに駆動するロー
ラ34を過ぎる。すなわち光導電体の隣接面とロ
ーラ34とは互に逆の向きに動く。逆転ローラ3
4は、静電像を現像した後光導電体の液体の量を
制限するようにした調整ローラ又はドクターロー
ラである。逆転ローラ34は、たわみ性駆動部片
36により任意適当な原動機(図示してない)か
ら駆動する。ワイパ38は逆転ローラ34を乾燥
状態に保つ作用をする。逆転ローラ34は、これ
が像を傷つけ、ぼかし又ゆがませるのを防ぐため
に現像像に触れることができない。第2図に示し
た1対の部片40,41は、複写機のハウジング
の架わく12により支えた軸受46,48内に支
えた1対の短軸42,44のまわりに枢着してあ
る。部片40は、軸54を回転自在に支えた軸受
50,52を取付けてある。軸54には、弾性エ
ラストマー質重合性材料とくに導電性ポリウレタ
ンから成る層58を取付けた金属心56を固定し
てある。スイーナー等による米国特許第3959574
号明細書には3.1×1014ないし1.7×108Ω−cmの抵
抗率を持つ導電性ポリウレタンについて記載して
ある。バツクレイ等による米国特許第3863603号
明細書には、104Ω−cmの体積抵抗率を持つ弾性
重合性材料について記載してある。
(図示してない)により、光導電性表面に給電す
るようにしたコロナ20と複写しようとする原稿
文書の像を露出し光導電体に静電潜像を生成する
場所の一部を形成するレンズ22とを過ぎて矢印
により示すように逆時計回りに回転するように駆
動する。タンク24には源(図示してない)から
管部片27を経て導入する液体現像剤26を供給
する。この源には現像剤をポンプ(図示してな
い)により管部片28を経て再循環させる。この
現像液は着色帯電粒子であるトーナー粒子に対す
る絶縁液体担体から成つている。たとえば光導電
体4は、コロナ20の放電により正に帯電するセ
レンでよい。液体現像剤中のトーナー粒子は負に
帯電し、これ等のトーナー粒子は複写する原稿文
書に合致する正に帯電した区域から生成した静電
潜像に引付けられる。各電極30,31,32
は、シエーフアー(Schaefer)等を発明者とす
る米国特許第3892481号明細書に示してあるよう
に非像区域へのトーナーの付着を防ぐ自動制御バ
イアス装置の一部である。静電潜像を液体現像剤
で現像する任意適当な装置を本発明で使うのはも
ちろんである。前記した現像場所で静電潜像を現
像した後、この像は、逆時計回りに駆動するロー
ラ34を過ぎる。すなわち光導電体の隣接面とロ
ーラ34とは互に逆の向きに動く。逆転ローラ3
4は、静電像を現像した後光導電体の液体の量を
制限するようにした調整ローラ又はドクターロー
ラである。逆転ローラ34は、たわみ性駆動部片
36により任意適当な原動機(図示してない)か
ら駆動する。ワイパ38は逆転ローラ34を乾燥
状態に保つ作用をする。逆転ローラ34は、これ
が像を傷つけ、ぼかし又ゆがませるのを防ぐため
に現像像に触れることができない。第2図に示し
た1対の部片40,41は、複写機のハウジング
の架わく12により支えた軸受46,48内に支
えた1対の短軸42,44のまわりに枢着してあ
る。部片40は、軸54を回転自在に支えた軸受
50,52を取付けてある。軸54には、弾性エ
ラストマー質重合性材料とくに導電性ポリウレタ
ンから成る層58を取付けた金属心56を固定し
てある。スイーナー等による米国特許第3959574
号明細書には3.1×1014ないし1.7×108Ω−cmの抵
抗率を持つ導電性ポリウレタンについて記載して
ある。バツクレイ等による米国特許第3863603号
明細書には、104Ω−cmの体積抵抗率を持つ弾性
重合性材料について記載してある。
本発明においては、軸54と、金属心56と、
導電性エラストマー質層58とから成る清掃ロー
ラ60の導電性エラストマー質層58は変形可能
であり、109オームセンチメートル以下の抵抗率
を持つことが重要である。エラストマーがポリウ
レタンの場合は0オーム−センチメートルの抵抗
率もある。導電性エラストマー質層58は、25な
いし45のシヨアA硬さ(シヨアAデユロメータに
よる)を持つのが好適であるが、このシヨアA硬
さの下限は、使用する導電性エラストマー質層に
よつて或程度変化する。逆転ローラ34がその仕
事を終えた後には、約10ないし15ミクロンの現像
液の層が光導電体4の光導電性表面上に残され
る。清掃ローラ60のエラストマー質層が過度に
硬く造られるときは、清掃ローラ60は光導電体
4の光導電性表面を充分に清掃しない。
導電性エラストマー質層58とから成る清掃ロー
ラ60の導電性エラストマー質層58は変形可能
であり、109オームセンチメートル以下の抵抗率
を持つことが重要である。エラストマーがポリウ
レタンの場合は0オーム−センチメートルの抵抗
率もある。導電性エラストマー質層58は、25な
いし45のシヨアA硬さ(シヨアAデユロメータに
よる)を持つのが好適であるが、このシヨアA硬
さの下限は、使用する導電性エラストマー質層に
よつて或程度変化する。逆転ローラ34がその仕
事を終えた後には、約10ないし15ミクロンの現像
液の層が光導電体4の光導電性表面上に残され
る。清掃ローラ60のエラストマー質層が過度に
硬く造られるときは、清掃ローラ60は光導電体
4の光導電性表面を充分に清掃しない。
本発明者は、実験の結果、清掃ローラ60によ
る清掃を有効に行なうためには、その導電性エラ
ストマー質層の抵抗率が109オーム−センチメー
トル以下の場合が最適であることを見出した。こ
の抵抗率が109オーム−センチメートル以上であ
る場合は、このエラストマー質層上の電荷によつ
て余分の現像液を除去する作用が抑制される。
る清掃を有効に行なうためには、その導電性エラ
ストマー質層の抵抗率が109オーム−センチメー
トル以下の場合が最適であることを見出した。こ
の抵抗率が109オーム−センチメートル以上であ
る場合は、このエラストマー質層上の電荷によつ
て余分の現像液を除去する作用が抑制される。
本発明者は、実験の結果により、エラストマー
質層が109オーム−センチメートル以下の抵抗率
(エラストマーとしてポリウレタンを使用する場
合は、0オーム−センチメートルの抵抗率のポリ
ウレタンを含む)と、シヨアA硬さが45以下であ
る場合に最適の現像液除去を行なえることを見出
した。シヨアA硬さの下限は、利用できるポリウ
レタン等のシヨアA硬さに依存するので、シヨア
A硬さ25ないし45が好適ではあるが、シヨアA硬
さの下限は、109オーム−センチメートル以下の
抵抗率を持つ利用できるエラストマーのシヨアA
硬さに依存し、或程度の変化が生じる。したがつ
てシヨアA硬さの上限は45以下でなければならな
いが、下限はエラストマー質層に依存する。
質層が109オーム−センチメートル以下の抵抗率
(エラストマーとしてポリウレタンを使用する場
合は、0オーム−センチメートルの抵抗率のポリ
ウレタンを含む)と、シヨアA硬さが45以下であ
る場合に最適の現像液除去を行なえることを見出
した。シヨアA硬さの下限は、利用できるポリウ
レタン等のシヨアA硬さに依存するので、シヨア
A硬さ25ないし45が好適ではあるが、シヨアA硬
さの下限は、109オーム−センチメートル以下の
抵抗率を持つ利用できるエラストマーのシヨアA
硬さに依存し、或程度の変化が生じる。したがつ
てシヨアA硬さの上限は45以下でなければならな
いが、下限はエラストマー質層に依存する。
連結部片62はキー64により軸54にキー止
めしてある。連結部片62にはみぞ穴66を形成
してある。ピニオン16に取付けたピン68はみ
ぞ穴66内に延び連結部片62をピニオン16と
一緒に回転するように拘束してローラ60を駆動
する。各部片40,41は、複写機を横切つて各
部片40,41間に延びる棒部片70を取付けて
ある。
めしてある。連結部片62にはみぞ穴66を形成
してある。ピニオン16に取付けたピン68はみ
ぞ穴66内に延び連結部片62をピニオン16と
一緒に回転するように拘束してローラ60を駆動
する。各部片40,41は、複写機を横切つて各
部片40,41間に延びる棒部片70を取付けて
ある。
又第1図に示すように軸42のまわりにベルク
ランク72を枢着してある。ベルクランク72の
腕74は、腕74から棒部片70に取付けた部片
78まで延びるばね部片76により付勢する。第
2図に明らかなように腕74と対称でベルクラン
ク72の反対側に位置させた割り腕75は、ベル
クランク72に支えられ、棒部片70に取付けた
板部片79に取付けたばね部片77を設けてあ
る。
ランク72を枢着してある。ベルクランク72の
腕74は、腕74から棒部片70に取付けた部片
78まで延びるばね部片76により付勢する。第
2図に明らかなように腕74と対称でベルクラン
ク72の反対側に位置させた割り腕75は、ベル
クランク72に支えられ、棒部片70に取付けた
板部片79に取付けたばね部片77を設けてあ
る。
第1図に示すようにベルクランク72の他方の
腕80は清掃ローラ60に接触するようにしたぬ
ぐい部片82を取付けてある。棒部片84は棒部
片70に連結され複写機のハウジングの架わく1
2を貫いて延びている。棒部片84の端部86
は、ねじを切りローレツト掛けした調節ナツト8
8を設けてある。部片41(第2図に示してあ
る)は部片40と対称である。ばね部片87は、
ハウジングの架わく12と調節ナツト88との間
に位置させてある。調節ナツト88はばね部片8
7に若干の圧縮作用を及ぼして、清掃ローラ60
が光導電性ドラム2の表面に接触する圧力を制御
する。歯車14及びピニオン16により光導電性
表面と清掃ローラ60の表面との間の相対運動が
零になることが分る。その理由は歯車比がこれ等
の2つの表面間に相対運動が確実に起らないよう
にしてあるからである。
腕80は清掃ローラ60に接触するようにしたぬ
ぐい部片82を取付けてある。棒部片84は棒部
片70に連結され複写機のハウジングの架わく1
2を貫いて延びている。棒部片84の端部86
は、ねじを切りローレツト掛けした調節ナツト8
8を設けてある。部片41(第2図に示してあ
る)は部片40と対称である。ばね部片87は、
ハウジングの架わく12と調節ナツト88との間
に位置させてある。調節ナツト88はばね部片8
7に若干の圧縮作用を及ぼして、清掃ローラ60
が光導電性ドラム2の表面に接触する圧力を制御
する。歯車14及びピニオン16により光導電性
表面と清掃ローラ60の表面との間の相対運動が
零になることが分る。その理由は歯車比がこれ等
の2つの表面間に相対運動が確実に起らないよう
にしてあるからである。
従来は前記したように光導電性表面の液体現像
した静電潜像から残留液体を清掃しよとするとき
は、ぼやけ、すじ付き及びゆがみと共に像からの
若干のトーナーの除去とが生じた。本発明の要点
は、ローラ60が光導電性表面にトーナーを保持
する電界を生ずるようにローラ60にバイアスを
加えることにある。セレン光導電体では帯電した
トーナー粒子は負であるから、清掃ローラ60に
加えるバイアスは負でありすなわち現像液中のト
ーナー粒子の電荷と同じ極性である。このように
して像は、すじ付き、ぼやけ又は清掃ローラへの
転写を伴わないで光導電性表面に固定したままに
なる。この著しい成績は試みるまでは予想できな
かつた。清掃ローラ60に加える電圧は、生成電
界により光導電体への液体現像像の確実な固定が
できるように極性が反対で十分に高い電位を持つ
ようにしてある。光導電体を酸化亜鉛のように負
に帯電しなければならない材料から作る場合には
トーナー粒子を正に帯電させ極性を逆にするのは
もちろんである。トリニトロフルオレノン−ポリ
ビニルカルバゾール(TNF−PVCZ)のような有
機光導電体を使うと、この光導電体は負に帯電
し、正に帯電するトーナー粒子を使わなければな
らない。すなわち清掃ローラ60の電荷の極性
は、液体現像剤中のトーナーの帯電粒子の極性と
同じであり、湿り像を軟質の清掃ローラにより清
掃しても現像像にトーナー粒子を保持する電界を
生ずるのに十分高い電位になければならない。45
を越えるシヨアA硬さは、一層高いシヨアA硬さ
でも本発明の成績は得られるが好ましくない。表
面の一層硬いローラは変形しやすいローラと同様
に光導電性ドラムをぬぐわない。
した静電潜像から残留液体を清掃しよとするとき
は、ぼやけ、すじ付き及びゆがみと共に像からの
若干のトーナーの除去とが生じた。本発明の要点
は、ローラ60が光導電性表面にトーナーを保持
する電界を生ずるようにローラ60にバイアスを
加えることにある。セレン光導電体では帯電した
トーナー粒子は負であるから、清掃ローラ60に
加えるバイアスは負でありすなわち現像液中のト
ーナー粒子の電荷と同じ極性である。このように
して像は、すじ付き、ぼやけ又は清掃ローラへの
転写を伴わないで光導電性表面に固定したままに
なる。この著しい成績は試みるまでは予想できな
かつた。清掃ローラ60に加える電圧は、生成電
界により光導電体への液体現像像の確実な固定が
できるように極性が反対で十分に高い電位を持つ
ようにしてある。光導電体を酸化亜鉛のように負
に帯電しなければならない材料から作る場合には
トーナー粒子を正に帯電させ極性を逆にするのは
もちろんである。トリニトロフルオレノン−ポリ
ビニルカルバゾール(TNF−PVCZ)のような有
機光導電体を使うと、この光導電体は負に帯電
し、正に帯電するトーナー粒子を使わなければな
らない。すなわち清掃ローラ60の電荷の極性
は、液体現像剤中のトーナーの帯電粒子の極性と
同じであり、湿り像を軟質の清掃ローラにより清
掃しても現像像にトーナー粒子を保持する電界を
生ずるのに十分高い電位になければならない。45
を越えるシヨアA硬さは、一層高いシヨアA硬さ
でも本発明の成績は得られるが好ましくない。表
面の一層硬いローラは変形しやすいローラと同様
に光導電性ドラムをぬぐわない。
清掃ローラ60に適正な電位を確実に印加する
には蓄電池100のような電位源により、導電性
エラストマー層58を支える金属心56に電位を
印加する。適正な成績が得られるようにこの電位
は可変なものであるとして示した。電圧が低すぎ
ると、跡やすじが残りずれも生ずる。実際上本発
明者は実験の結果、像は光導電体に保持すること
により補力されることが分つた。像を跡やすじを
残したりずれを生じたりしないで乾燥した後にも
なおこの像は湿つている。しかし10ないし15μの
厚みの液体現像液の薄い層が清掃され厚みがわず
かに2ないし3μの層が残る。この少量の液体は、
像を転写する用紙に容易に吸収され、従つてこの
用紙は触れても乾いた感じがする。
には蓄電池100のような電位源により、導電性
エラストマー層58を支える金属心56に電位を
印加する。適正な成績が得られるようにこの電位
は可変なものであるとして示した。電圧が低すぎ
ると、跡やすじが残りずれも生ずる。実際上本発
明者は実験の結果、像は光導電体に保持すること
により補力されることが分つた。像を跡やすじを
残したりずれを生じたりしないで乾燥した後にも
なおこの像は湿つている。しかし10ないし15μの
厚みの液体現像液の薄い層が清掃され厚みがわず
かに2ないし3μの層が残る。この少量の液体は、
像を転写する用紙に容易に吸収され、従つてこの
用紙は触れても乾いた感じがする。
現像された像は、なお湿り状態にある間に光導
電体4の層により転写場所102に運ばれる。金
属ローラ104には層58と同様な導電性ポリウ
レタン層106を設けてある。現像像を転写しよ
うとする用紙108又はその他のシート材料を1
対の送りローラ110,112によりローラ10
4に設けた層106と光導電体4の表面との間の
挟み部に送る。ローラ104をドラム2に押圧す
る任意適当な装置(図示してない)を設けてあ
る。この装置はローラ60をドラム2に対し押圧
する装置と同様である。なお湿り状態にある現像
された像をドラム2から用紙のような担体シート
に転写することが望ましいから、蓄電池114で
もよい任意適当な電位源から電位を得る。この場
合電位は現像された像のトーナー粒子の電荷の電
位とは反対である。光導電体をセレンから作りト
ーナー粒子を負に帯電させるものと仮定したか
ら、転写ローラ104に印加する電位は正であ
る。この場合像をドラムから用紙に吸引する。所
望によりローラ104を駆動するのに、ローラ1
04の表面が光導電体4の表面に対し相対運動し
ないように任意の装置(図示してない)を使つて
もよい。ドラム2に対するローラ104の押圧力
は用紙が光導電性ドラムの運動により挾み部間に
引かれるように定めるのはもちろんである。又金
属ドラム2は第1図に示すように部分11で接地
してある。用紙108又は担体シートがローラ1
04から離れるようにかき取り部片116を設け
てある。多孔質ポリウレタン又は類似物から成る
清掃ローラ118によりドラム2から転写しなか
つた残留トナー粒子を清掃する。ぬぐい部片12
0によりドラム2の放電に先だつてドラム2の清
掃を終える。清掃ローラ118は導電性ポリウレ
タンから作られ部分119で接地しドラム2の残
留電荷を確実に地中に流す。光導電体4に隣接し
て設けた白熱ランプ122により接地した清掃ロ
ーラ118により除かれてない光導電体4の残留
電荷を確実に地中に導く。
電体4の層により転写場所102に運ばれる。金
属ローラ104には層58と同様な導電性ポリウ
レタン層106を設けてある。現像像を転写しよ
うとする用紙108又はその他のシート材料を1
対の送りローラ110,112によりローラ10
4に設けた層106と光導電体4の表面との間の
挟み部に送る。ローラ104をドラム2に押圧す
る任意適当な装置(図示してない)を設けてあ
る。この装置はローラ60をドラム2に対し押圧
する装置と同様である。なお湿り状態にある現像
された像をドラム2から用紙のような担体シート
に転写することが望ましいから、蓄電池114で
もよい任意適当な電位源から電位を得る。この場
合電位は現像された像のトーナー粒子の電荷の電
位とは反対である。光導電体をセレンから作りト
ーナー粒子を負に帯電させるものと仮定したか
ら、転写ローラ104に印加する電位は正であ
る。この場合像をドラムから用紙に吸引する。所
望によりローラ104を駆動するのに、ローラ1
04の表面が光導電体4の表面に対し相対運動し
ないように任意の装置(図示してない)を使つて
もよい。ドラム2に対するローラ104の押圧力
は用紙が光導電性ドラムの運動により挾み部間に
引かれるように定めるのはもちろんである。又金
属ドラム2は第1図に示すように部分11で接地
してある。用紙108又は担体シートがローラ1
04から離れるようにかき取り部片116を設け
てある。多孔質ポリウレタン又は類似物から成る
清掃ローラ118によりドラム2から転写しなか
つた残留トナー粒子を清掃する。ぬぐい部片12
0によりドラム2の放電に先だつてドラム2の清
掃を終える。清掃ローラ118は導電性ポリウレ
タンから作られ部分119で接地しドラム2の残
留電荷を確実に地中に流す。光導電体4に隣接し
て設けた白熱ランプ122により接地した清掃ロ
ーラ118により除かれてない光導電体4の残留
電荷を確実に地中に導く。
このようにして本発明の目的を達成できるのは
明らかである。液体現像の静電像からその光導電
性表面にある間に余分な現像液をこの像をよごし
たりぼやかしたりすじを引いたり変形させたりし
ないで除去する新規な方法が得られたわけであ
る。本発明の1実施例では余分な液体は清掃ロー
ラにより表面から清掃すると共に、この清掃ロー
ラはトーナー粒子の極性と同じ極性にそして光導
電性表面に液体現像像を強く保持する電界を生ず
るように十分に高い電位にバイアスして、清掃作
業により現像像をよごしたりぼやかしたり変形さ
せたりしないようにする。
明らかである。液体現像の静電像からその光導電
性表面にある間に余分な現像液をこの像をよごし
たりぼやかしたりすじを引いたり変形させたりし
ないで除去する新規な方法が得られたわけであ
る。本発明の1実施例では余分な液体は清掃ロー
ラにより表面から清掃すると共に、この清掃ロー
ラはトーナー粒子の極性と同じ極性にそして光導
電性表面に液体現像像を強く保持する電界を生ず
るように十分に高い電位にバイアスして、清掃作
業により現像像をよごしたりぼやかしたり変形さ
せたりしないようにする。
本発明の方法によつて軽質鉱油のような一層高
い沸点の担体液体を使うことができる。像を現像
した後光導電体に残る担体液体の量は本発明によ
れば、この担体液体が像を転写する用紙又はその
他のシート材料により吸収され熱又はその他の手
段により用紙から蒸発させる必要がないほど少量
である。このようにして電子複写機を一層迅速に
操作し、この電子複写機が連続的に作動する密閉
空間内のふん囲気を汚さないで、液体現像剤を使
うことができる。本発明の方法及び装置により得
られる複写は、鮮明で、従来の液体現像の静電潜
像を含む光導電体の表面を乾燥しようとする場合
のようにぼやけ、すじ付き又は変形を生ずること
がない。
い沸点の担体液体を使うことができる。像を現像
した後光導電体に残る担体液体の量は本発明によ
れば、この担体液体が像を転写する用紙又はその
他のシート材料により吸収され熱又はその他の手
段により用紙から蒸発させる必要がないほど少量
である。このようにして電子複写機を一層迅速に
操作し、この電子複写機が連続的に作動する密閉
空間内のふん囲気を汚さないで、液体現像剤を使
うことができる。本発明の方法及び装置により得
られる複写は、鮮明で、従来の液体現像の静電潜
像を含む光導電体の表面を乾燥しようとする場合
のようにぼやけ、すじ付き又は変形を生ずること
がない。
このようにして従来得ようとしても成功しなか
つた新規な成績が得られたわけである。従来は成
功していないので多くの現今の電子複写機では、
熱により溶融することにより又は押圧ローラによ
り固定する乾式現像剤を使つている。熱の使用に
より多量のエネルギーと比較的高い電圧とを必要
とする。押圧ローラは傷がつき又は引掻きを生ず
ると修理や交換が極めてむずかしく又高い費用が
かかる。この作業は現場ではできなくて、複写機
を取り出さなければならない。さらに押圧ローラ
のばね率は温度によつて変化する。寒い日にはば
ねの剛性は駆動歯車又はチエーンがすべり或は駆
動電動機がその止め具からはずれるような値まで
増す。さらに押圧ローラによる磁性トーナーの固
定により、光を反射する輝く表面が残り好ましく
ない。又複写を複数回折曲げ折返すと圧力固定の
像は、これを転写した用紙から離れ又ははがれ
る。
つた新規な成績が得られたわけである。従来は成
功していないので多くの現今の電子複写機では、
熱により溶融することにより又は押圧ローラによ
り固定する乾式現像剤を使つている。熱の使用に
より多量のエネルギーと比較的高い電圧とを必要
とする。押圧ローラは傷がつき又は引掻きを生ず
ると修理や交換が極めてむずかしく又高い費用が
かかる。この作業は現場ではできなくて、複写機
を取り出さなければならない。さらに押圧ローラ
のばね率は温度によつて変化する。寒い日にはば
ねの剛性は駆動歯車又はチエーンがすべり或は駆
動電動機がその止め具からはずれるような値まで
増す。さらに押圧ローラによる磁性トーナーの固
定により、光を反射する輝く表面が残り好ましく
ない。又複写を複数回折曲げ折返すと圧力固定の
像は、これを転写した用紙から離れ又ははがれ
る。
本発明は従来の欠点をすべて除き得られるとは
考えられなかつた多くの利点が得られる。
考えられなかつた多くの利点が得られる。
以上本発明をその実施例について詳細に説明し
たが本発明はなおその精神を逸脱しないで種種の
変化変型を行うことができるのはもちろんであ
る。
たが本発明はなおその精神を逸脱しないで種種の
変化変型を行うことができるのはもちろんであ
る。
第1図は逆転ローラ及び像転写ローラ間に清掃
ローラを位置させた本発明除去法に使用する除去
装置の横断面図、第2図は第1図の除去装置の清
掃ローラ及び光導電性ドラムの間の関係を示す平
面図である。 4……光導電体、24……現像タンク、34…
…調整ローラ、60……清掃ローラ、100……
蓄電池、102……転写場所、108……用紙。
ローラを位置させた本発明除去法に使用する除去
装置の横断面図、第2図は第1図の除去装置の清
掃ローラ及び光導電性ドラムの間の関係を示す平
面図である。 4……光導電体、24……現像タンク、34…
…調整ローラ、60……清掃ローラ、100……
蓄電池、102……転写場所、108……用紙。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 帯電したトーナー粒子が散布された絶縁液体
から成る現像液により現像された静電像を含む光
導電性表面から余分な現像液を除く現像液除去法
において、(イ)45以下のシヨアA硬さと、104ない
し109オーム−センチメートルの抵抗率とを持つ
表面の平滑な圧縮性重合体から成る清掃ローラを
光導電性表面に直接に押圧し、(ロ)現像液中の帯電
したトーナー粒子の電荷の極性に対応する極性の
大地に関して不変の電位を前記清掃ローラに印加
し、(ハ)この清掃ローラを、その表面と液体現像し
た静電像を含む光導電性表面との間の相対運動が
実質的に零になるように回転することにより、液
体現像した静電像を含む光導電性表面から余分の
現像液を除去することを特徴とする現像液除去
法。 2 前記清掃ローラを前記光導電性表面に直接に
押圧するに先立つて、前記光導電性表面から余分
な現像液の一部分を除去することをさらに包含す
る特許請求の範囲第1項記載の現像液除去法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/039,373 US4286039A (en) | 1979-05-15 | 1979-05-15 | Method and apparatus for removing excess developing liquid from photoconductive surfaces |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55153971A JPS55153971A (en) | 1980-12-01 |
JPH0544037B2 true JPH0544037B2 (ja) | 1993-07-05 |
Family
ID=21905113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6291480A Granted JPS55153971A (en) | 1979-05-15 | 1980-05-14 | Method and device for removing excessive developing solution |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4286039A (ja) |
JP (1) | JPS55153971A (ja) |
CA (1) | CA1159889A (ja) |
CH (1) | CH638907A5 (ja) |
DE (1) | DE3018241A1 (ja) |
FR (1) | FR2456965B1 (ja) |
GB (1) | GB2049488B (ja) |
IT (1) | IT1140889B (ja) |
Families Citing this family (102)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3213798A1 (de) * | 1982-04-15 | 1983-10-20 | Hoechst Ag, 6230 Frankfurt | Elektrofotografisches kopierverfahren zum abtragen von entwicklerfluessigkeit von einer fotoleiteroberflaeche |
DE3213797A1 (de) * | 1982-04-15 | 1983-10-20 | Hoechst Ag, 6230 Frankfurt | Elektrofotografisches kopierverfahren und vorrichtung zum entfernen der entwicklerfluessigkeit von einer fotoleiteroberflaeche |
JPS6177866A (ja) * | 1984-09-26 | 1986-04-21 | Ishihara Sangyo Kaisha Ltd | カラ−電子写真方法 |
US4684238A (en) * | 1986-06-09 | 1987-08-04 | Xerox Corporation | Intermediate transfer apparatus |
US4849784A (en) * | 1987-11-04 | 1989-07-18 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Method and apparatus for high resolution liquid toner electrostatic transfer |
US4851317A (en) * | 1987-11-04 | 1989-07-25 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Laminar flow toning station having conductive and nonconductive elements therein |
US4985733A (en) * | 1988-04-02 | 1991-01-15 | Ricoh Company, Ltd. | Image fixing unit for use in wet-type electrophotographic copying machine |
US5270776A (en) * | 1988-06-06 | 1993-12-14 | Spectrum Sciences B.V. | Method for fusing developed image |
US5636349A (en) * | 1988-09-08 | 1997-06-03 | Indigo N.V. | Method and apparatus for imaging using an intermediate transfer member |
US4875081A (en) * | 1988-10-24 | 1989-10-17 | Xerox Corporation | Electrophotographic device having a.c. biased cleaning member |
US5426491A (en) * | 1988-11-17 | 1995-06-20 | Indigo N.V. | Method and apparatus for enhancing the cohesiveness of developed images in electrostatic imaging processes |
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