JPH03207768A - 水中防汚塗料 - Google Patents

水中防汚塗料

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Publication number
JPH03207768A
JPH03207768A JP174390A JP174390A JPH03207768A JP H03207768 A JPH03207768 A JP H03207768A JP 174390 A JP174390 A JP 174390A JP 174390 A JP174390 A JP 174390A JP H03207768 A JPH03207768 A JP H03207768A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
underwater antifouling
underwater
coating composition
antifouling coating
antifouling paint
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP174390A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Matsuo
松尾 芳宏
Hideki Wakahara
若原 秀規
Minoru Kawamura
実 川村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、船底、水中構造物、海水導入管等に用いて好
適な水中防汚塗料に関する。
船舶や海水導入管、或いは魚貝類養殖用生簀や石油掘削
装置等の水中構造物には、経時により各種の海洋生物が
付着し、本来の機能が低下したり、耐用年数が短縮した
りする問題がある。
そこで、かかる海洋生物の付着防止対策としてこれら対
象物に水中防汚塗料を塗布することが行われている。
(従来の技術) 従来、上記海洋生物の付着を防止する為の水中防汚塗料
としては、金属系塗料が使用されており、例えば特開昭
60−215076号公報に於いては、展色剤と、ニッ
ケル及びマンガンから選ばれた金属の少なくとも1種を
3〜25重量%と、鉄を0.1〜1.5重量%とを含有
する銅合金粉末とからなる水中防汚塗料組成物が記載さ
れている。
又、上記銅合金粉末からなる塗料の他に、錫系塗料、錫
系と銅系との混合塗料等も知られている。
(発明が解決しようとする課l!り しかしながら、上記従来の防汚塗料は、対象物を船舶等
の金属としたものが主流で、金属との密着性はよいが、
ポリ塩化ビニル等の合成樹脂との密着性がよくないとい
う欠点があった。
そして、かかる金属系の防汚塗料は、藻類の付着防止に
は極めて有効であるが、ムラサキイガイ、フジッボ等の
付着防止に対しては長期に亘る効果が期待出来ず、完全
なものではなかっ本発明は、上記従来技術の問題点を解
消し、合成樹脂とも密着性がよい水中防汚塗料を提供す
ることを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、抗菌剤と、スチレンアクリル酸エステルもし
くは官能基含有ポリウレタンの少なくとも何れか1種を
含むバインダーとからなることを特徴とする水中防汚塗
料をその要旨とするものである。
本発明に於いて使用される抗菌剤としては、金属系抗菌
剤と有機系抗菌剤とが挙げられるが、前者は、前述の通
り、藻類の付着防止には長期に亘って有効であるが、ム
ラサキイガイやフジッボ等の動物の付着を防止出来ず、
後者はその逆であるので、両者を混合して使用するのが
好ましい。
金属系抗菌剤としては、例えば、銅、銀、金、鉛、白金
、ニッケル、アルミニウム、錫、鉄、亜鉛等の単一金属
又はそれらの合金が挙げられるが、黄銅等の銅合金が好
ましい。
有機系抗菌剤としては、2.4.5.6−チトラクロ「
ノブコサイドN−96Jサンノブコ社製)、有機窒素硫
黄系化合物(例えば、商品名「ノブコサイド5PI−1
35Jサンノブコ社製)、2−(4−チアゾリル)−ベ
ンゾイミダゾール:略称TBZM−100J神東塗料社
製)等市販のものを使用することが出来る。
本発明に於いて、抗菌剤とバインダーとを混合するには
、デイスパーを用いて攪拌混合すればよい。
(作用) 本発明水中防汚塗料は、抗菌剤と、スチレンアクリル酸
エステルもしくは官能基含有ポリウレタンの少なくとも
何れか1種を含むバインダーとからなるので、このバイ
ンダーがポリ塩化ビニル等の合成樹脂に対してもよく密
着して、海洋生物の付着を防止する。
(実施例) 次に、本発明を実施例によって具体的に説明するが、本
発明はこれらの実施例によって限定されるものではない
実施例1 有機系抗菌剤として、前記「ノブコサイドN96」5重
量部、「ノブコサイド5N−135J  O,3重量部
、「シントールM−100J 2重量部からなる混合物
を用意し、金属系抗菌剤としてCu:Zn=80 : 
20の黄銅粉末10重量部とを、スチレンアクリル酸エ
ステル45%水溶液に混合して水中防汚塗料を作成した
実施例2 スチレンアクリル酸エステル45%水溶液を官能基含有
ポリウレタン30%水溶液に代えたこと以外は、実施例
1の通りにして、水中防汚塗料を作成した。
実施例3 黄銅粉末を含まない以外は、実施例1の通りにして、水
中防汚塗料を作成した。
実施例4 「ノブコサイドN−96J、 「ノブコサイド5N−1
35」、「シントールM−100Jを含まないこと以外
は、実施例1の通りにして、水中防汚塗料を作成した。
実施例5 スチレンアクリル酸エステル45%水溶液を、スチレン
アクリル酸エステル45%水溶液と官能基含有ポリウレ
タン30%水溶液とを固形分濃度換算で11の割合で混
合した水溶液に代えたこと以外は、実施例1の通りにし
て、水中防汚塗料を作成した。
比較例1 スチレンアクリル酸エステル45%水溶液をアクリル3
0%水iI液に代えたこと以外は、実施例1の通りにし
て、水中防汚塗料を作成した。
上記各実施例及び比較例の水中防汚塗料を、ポリ塩化ビ
ニル製プレート上に300g/mの割合で塗布した後、
海中に吊り下げて、1年・3年、5年後の塗膜の剥離状
況及び海洋生物の付着状況を肉眼により観察し、 その結果を第1表 に示す。
(以下余白) (発明の効果) 本発明は、畝上の構成からなるので、長期に亘って塗布
対象物が金属の場合は熱論のこと、合成樹脂素材よりな
る例えば水中構築物等に対してもよく密着し、海洋生物
の付着を防止出来る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、抗菌剤と、スチレンアクリル酸エステルもしくは官
    能基含有ポリウレタンの少なくとも何れか1種を含むバ
    インダーとからなることを特徴とする水中防汚塗料。
JP174390A 1990-01-09 1990-01-09 水中防汚塗料 Pending JPH03207768A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004184023A (ja) * 2002-12-05 2004-07-02 Shin Nippon Air Technol Co Ltd 抗菌処理を施した空調設備機器
JP5398043B1 (ja) * 2013-02-04 2014-01-29 学校法人同志社 抗菌性真鍮の作製法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004184023A (ja) * 2002-12-05 2004-07-02 Shin Nippon Air Technol Co Ltd 抗菌処理を施した空調設備機器
JP5398043B1 (ja) * 2013-02-04 2014-01-29 学校法人同志社 抗菌性真鍮の作製法
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