JPH03206843A - 茶の製造方法 - Google Patents
茶の製造方法Info
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- JPH03206843A JPH03206843A JP122590A JP122590A JPH03206843A JP H03206843 A JPH03206843 A JP H03206843A JP 122590 A JP122590 A JP 122590A JP 122590 A JP122590 A JP 122590A JP H03206843 A JPH03206843 A JP H03206843A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は茶の製造方法に関するものである。
近年、日本に、おいて生産される蒸し製緑茶が茶本来の
香りと滋味を著しく減少させてしまったとの批判がある
。これは全国単一の品種の特定化(主としてヤブ北種)
と、1〜2社の寡占化された製茶機械メーカーの提供す
る大型機械による弊害、加えて茶菓製造業者の過剰な施
肥の三点が大きな理由である。
香りと滋味を著しく減少させてしまったとの批判がある
。これは全国単一の品種の特定化(主としてヤブ北種)
と、1〜2社の寡占化された製茶機械メーカーの提供す
る大型機械による弊害、加えて茶菓製造業者の過剰な施
肥の三点が大きな理由である。
ところで、茶の葉にはタンニンか含まれ、このタンニン
に酸化酵素が作用してウーロン茶や紅茶ができるが、酸
化酵素の働きによって微弱醗酵されたものが、包種茶と
なり、半醗酵されたものがウーロン茶となり、さらに強
醗酵されたものが紅茶となる。日本では茶菓の色彩にこ
だわり、例えば緑茶のように製茶の前段階である日光萎
凋は行われず、このため鮮烈な緑色となる。
に酸化酵素が作用してウーロン茶や紅茶ができるが、酸
化酵素の働きによって微弱醗酵されたものが、包種茶と
なり、半醗酵されたものがウーロン茶となり、さらに強
醗酵されたものが紅茶となる。日本では茶菓の色彩にこ
だわり、例えば緑茶のように製茶の前段階である日光萎
凋は行われず、このため鮮烈な緑色となる。
従来の茶の製造方法として中国式製茶法と日本式製茶法
の二つの方法があった。
の二つの方法があった。
中国式製茶法は、
■茶菓の摘採、■日光萎凋、■室内萎凋、■揺青、■殺
青、■揉捻、■団揉、■正解、■乾燥の各工程をとって
いる。
青、■揉捻、■団揉、■正解、■乾燥の各工程をとって
いる。
又、日本式製茶法は、
■茶葉の摘採、■室内萎凋、■蒸熱、■粗揉、■揉捻、
■中揉、■精揉、■乾燥の各工程をとっている。
■中揉、■精揉、■乾燥の各工程をとっている。
ところが、中国式製茶法は、日光萎凋を行うので、香り
か強調されるという利点がある反面、日光萎凋以外に揉
捻、団揉及び正解を4〜5回繰り返し行うので、日本茶
独特の緑色が失われる。
か強調されるという利点がある反面、日光萎凋以外に揉
捻、団揉及び正解を4〜5回繰り返し行うので、日本茶
独特の緑色が失われる。
反対に、日本式製茶法は揉捻、団揉及び正解を4〜5回
繰り返し行うことはないので、日本茶独特の緑色か保た
れる反面、日光萎凋を行わずに蒸熱を行うので、茶菓の
組織か破壊されて成分の溶解か進行し易く、この結果、
過度の風味が強調されるため、重い味となるばかりでな
く、香りが強調されないという難点かある。
繰り返し行うことはないので、日本茶独特の緑色か保た
れる反面、日光萎凋を行わずに蒸熱を行うので、茶菓の
組織か破壊されて成分の溶解か進行し易く、この結果、
過度の風味が強調されるため、重い味となるばかりでな
く、香りが強調されないという難点かある。
この発明の目的は強い花香をもちながら日本茶の青柳茶
の形態をもち、さらに軽やかな風味を有する茶の製造方
法を提供することにある。
の形態をもち、さらに軽やかな風味を有する茶の製造方
法を提供することにある。
この発明は上記目的を達成するため、茶葉を日光萎凋し
た後、室内萎凋し、次に揺青機により揺青を行い、殺青
機により殺青してから揉捻機により揉捻し、その後、中
揉機及び精揉機により中揉処理と精揉処理を行い、さら
に乾燥して荒茶に至る方法をとっている。
た後、室内萎凋し、次に揺青機により揺青を行い、殺青
機により殺青してから揉捻機により揉捻し、その後、中
揉機及び精揉機により中揉処理と精揉処理を行い、さら
に乾燥して荒茶に至る方法をとっている。
この発明は日光萎凋を行うので、茶の香りか強調される
とともに、殺青機により殺青してから揉捻機により揉捻
し、その後、中揉機及び精揉機により中揉処理と精揉処
理を行なうので、日本茶の青柳茶の形態をもち、さらに
軽やかな風味が得られる。
とともに、殺青機により殺青してから揉捻機により揉捻
し、その後、中揉機及び精揉機により中揉処理と精揉処
理を行なうので、日本茶の青柳茶の形態をもち、さらに
軽やかな風味が得られる。
以下、この発明を具体化した一実施例を説明する。
最初に摘採した茶菓を日光により約20分間萎凋する。
次に、日光萎凋した茶菓を室内で4〜6時間萎凋する。
この状態では茶菓の重量が95〜97%になる。
次に、室内萎凋を終了した茶菓を揺青機により20分揺
青して茶菓の外周に傷を付け、茶葉の香りを高める処理
を行う。
青して茶菓の外周に傷を付け、茶葉の香りを高める処理
を行う。
その後、殺青機に茶菓を入れて、約350℃の温度で3
分間加熱して、殺青処理を行う。
分間加熱して、殺青処理を行う。
この工程では茶菓か緑色からやや茶褐色となるか、茶菓
の酸化酵素の作用を抑制して緑の成分が残存するように
する。
の酸化酵素の作用を抑制して緑の成分が残存するように
する。
さらに、殺青処理した茶葉は揉捻機により揉捻する。
次いで中揉機により約70〜100℃の温度で、20〜
30分間加熱しながら回転して中捻巳茶葉中の真水を抜
きながら、茶葉が団子状になるのを防ぐ。
30分間加熱しながら回転して中捻巳茶葉中の真水を抜
きながら、茶葉が団子状になるのを防ぐ。
さらに、精揉機により約100〜150℃の温度で、約
30〜40分間、加熱しながら回転して精揉処理する。
30〜40分間、加熱しながら回転して精揉処理する。
この工程は茶菓の形態を青柳茶の形態のように整える。
その後、約100〜110°Cの温度で、約15〜20
分間、加熱して乾燥する。この乾燥終了時には、茶菓の
重量は25%となる。
分間、加熱して乾燥する。この乾燥終了時には、茶菓の
重量は25%となる。
このようにして得られた茶は、日本茶の製造方法にはな
い日光萎凋及び室内萎凋の両段階で茶菓に含まれるタン
ニンに酸化酵素が作用して独特の強い香りを醸成し、か
つ日本式の蒸熱ではな(釜で炒る殺青を行うことにより
、口腔に暫く残る軽やかな風味が得られる。
い日光萎凋及び室内萎凋の両段階で茶菓に含まれるタン
ニンに酸化酵素が作用して独特の強い香りを醸成し、か
つ日本式の蒸熱ではな(釜で炒る殺青を行うことにより
、口腔に暫く残る軽やかな風味が得られる。
又、加熱しながら真水を抜くための揉捻、中揉及び精揉
の各工程により、茶菓を曲がりのない剣をもった形態に
でき、工夫茶器に沢山茶を詰めて浸出しても渋味のない
優れた風味を楽しむことができる。
の各工程により、茶菓を曲がりのない剣をもった形態に
でき、工夫茶器に沢山茶を詰めて浸出しても渋味のない
優れた風味を楽しむことができる。
さらに、中揉及び精揉工程を採用したことにより、茶葉
の形態が青柳茶のようになり、又、熱が籠ちらないので
、緑の色合いを保ち、ビタミンCの減少を抑制するとと
もに、前述した各工程を全て機械により行うことができ
るので、作業能率を向上することができ、製品のコスト
ダウンを図ることができる。
の形態が青柳茶のようになり、又、熱が籠ちらないので
、緑の色合いを保ち、ビタミンCの減少を抑制するとと
もに、前述した各工程を全て機械により行うことができ
るので、作業能率を向上することができ、製品のコスト
ダウンを図ることができる。
以上詳述したように、この発明は茶の香りが強調される
とともに、日本茶の青柳茶の形態をもち、さらに軽やか
な風味が得られる効果がある。
とともに、日本茶の青柳茶の形態をもち、さらに軽やか
な風味が得られる効果がある。
Claims (1)
- 1、茶葉を日光萎凋した後、室内萎凋し、次に揺青機に
より揺青を行い、殺青機により殺青してから揉捻機によ
り揉捻し、その後、中揉機及び精揉機により中揉処理と
精揉処理を行い、さらに乾燥及び荒茶を行うことを特徴
とする茶の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP122590A JPH03206843A (ja) | 1990-01-08 | 1990-01-08 | 茶の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP122590A JPH03206843A (ja) | 1990-01-08 | 1990-01-08 | 茶の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03206843A true JPH03206843A (ja) | 1991-09-10 |
Family
ID=11495526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP122590A Pending JPH03206843A (ja) | 1990-01-08 | 1990-01-08 | 茶の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03206843A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015146801A (ja) * | 2006-11-29 | 2015-08-20 | 新敏 李 | 半発酵茶及びその製造方法 |
CN106490200A (zh) * | 2016-10-31 | 2017-03-15 | 黄山夫子峰茶业有限责任公司 | 柿大茶良种制作红茶加工工艺 |
CN108713611A (zh) * | 2018-05-30 | 2018-10-30 | 四川省农业科学院茶叶研究所 | 一种茶叶提香方法 |
-
1990
- 1990-01-08 JP JP122590A patent/JPH03206843A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015146801A (ja) * | 2006-11-29 | 2015-08-20 | 新敏 李 | 半発酵茶及びその製造方法 |
JP2016214268A (ja) * | 2006-11-29 | 2016-12-22 | 新敏 李 | 半発酵茶及びその製造方法 |
JP2018164461A (ja) * | 2006-11-29 | 2018-10-25 | 新敏 李 | 半発酵茶及びその製造方法 |
CN106490200A (zh) * | 2016-10-31 | 2017-03-15 | 黄山夫子峰茶业有限责任公司 | 柿大茶良种制作红茶加工工艺 |
CN108713611A (zh) * | 2018-05-30 | 2018-10-30 | 四川省农业科学院茶叶研究所 | 一种茶叶提香方法 |
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