JPH03206762A - 画像処理装置におけるフィルム画像パラメータ抽出方式 - Google Patents

画像処理装置におけるフィルム画像パラメータ抽出方式

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JPH03206762A
JPH03206762A JP2001283A JP128390A JPH03206762A JP H03206762 A JPH03206762 A JP H03206762A JP 2001283 A JP2001283 A JP 2001283A JP 128390 A JP128390 A JP 128390A JP H03206762 A JPH03206762 A JP H03206762A
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Kunio Hirata
平田 邦男
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 こ産業上の利用分野〕 本発明は、フィルム画像を読み取り再現する画像処理装
置におけるフィルム画像パラメータの抽出方式に関する
〔従来の技術〕
近年、デジタルカラー複写機でフィルム画像のカラーコ
ピーを出力するためのフィルム画像読取装置が種々提案
されている。
本出願人が出願(例えば特願平1−9 9 5 8 9
号、特願平1−8967号)しているカラー複写機及L
(それと組み合わせ使用されるフィルム画像読み取り装
置の例を説明する。
第5図はカラー複写機の全体構成の1例を示す図である
本発明が適用されるカラー複写機は、例えば第1図に示
すように基本構戊となるベースマシン30が、上面に原
稿を載置?6プラテンガラス31、イメージ入力ターミ
ナル(IIT)32、電気系制御収納部33、イメージ
出力ターミナル(IOT)34、用紙トレイ35、ユー
ザインタフェース(U/I)36から構成され、オプシ
ョンとして、エディットパッド61、オートドキュメン
トフィーダ(ADF)62、ソータ63およびフィルム
プロジエクタ(F/P)6・4を備える。
前記I IT,IOT,U/I等の制御を行うためには
電気的ハードウェアが必要であるが、これらのハードウ
ェアは、IIT、IITの出力信号をイメージ処理する
IPS,U/I,F/P等の各処理の単位毎に複数の基
板に分けられており、それらを制御するSYS基板、お
よぴIOT、.ヘDF,ソータ等を制御するためのMC
B基板(マンンコントロールボード)等と共に電気制御
系収納邪33に収納されている。
IIT32は、イメージングユニット37、該ユニット
を駆動するためのワイヤ38、駆動プリ39等からなり
、イメージングユニット゜37内のCCDラインセンサ
、カラーフィルタを用いて、カラー原稿を光の原色B(
青)、G(緑)、R(赤)毎に読取り、デジタル画像信
号に変換してIPSへ出力する。
IPSでは、前記IIT32のB,GXR信号をトナー
の原色Y(イエロー)、C(シアン)、M(マゼンタ)
、K(ブラック)に変換し、さらに、色、階調、精細度
等の再現性を高めるために、種々のデータ処理を施して
プロセスカラ一の階調トナー信号をオン/オフの2値化
トナー信号に変換し、IOT34に出力する。
10T34は、スキャナ40、感材ベルト41を有し、
レーザ出力n40aにオシ)で前記IPSからの画像信
号を光信号に変換し、ポリゴンミラ−40b,F/θレ
ンズ40cおよび反射ミラー40dを介して感材ベルト
41上に原稿画像に対応した潜像を形成させる。感材ベ
ルト41は、駆動ブー’J 4 1 a !ごよって駆
動され、その周囲にクリーナ41b1帯電器41c,Y
,M%C,Kの各現像器41dおよび転写器41eが配
置されている。そして、この転写器41eに対向して転
写装置42が設けられていて、用紙トレイ35から用紙
搬送路35aを経て送られる用紙をくわえ込み、例えば
、4色フルカラーコピーの場合には、転写装置42を4
回転させ、用紙にY,M,C,Kの順序で転写させる。
転写された用紙は、転写装置42から真空搬送装置43
を経て定着器45で定着され、排出される。また・、用
紙搬送路35aには、SSI (シングルシ一トインサ
ータ)35bからも用紙が選択的に供給されるように?
Aっている。
U/136は、ユーザが所望の機能を選択してその実行
条件を指示するものであり、カラーディスプレイ51と
、その横にハードコントロールパ不ル52を備え、さら
に赤外線タッチボード53を組み合わせで画面のソフト
ボタンで直接指示できるようにしている。
フィルムプロジエクタ(F/P)64およy(ミラーユ
ニッ} (M/U)6 5は、フィルム画像読取り装置
を構成するものであり、第6図はフィルムブロジェクタ
の斜視図、第7図はミラーユニットの斜視図、第8図は
ネガフィルムの濃度特性及び補正の原理を説明するため
の図、第9図はF/Pの概略構成及びF/P,M/U,
I IT間の関連を示す図である。
F/P 6 4は、第6図に示すようにハウジング60
1を備え、このハウジング601に動作確認ランプ60
2、マニュアルランプスイッチ603、オートフォーカ
ス/マニュアルフォーカス切り換えスイッチ(AP/M
F切り換えスイッチ)604、およびマニュアノレフォ
ーカスffc{乍スイッチ(M/F揉作スイッチ)60
5a,605bが設けられている。また、ハウジング6
01は開閉自在な開閉部606を備え、開閉部606の
上面と側面とには、原稿フィルム633を保持したフィ
ルム保持ケース607をその原稿フィルム633に記録
されている被写体の写し方に応じて縦または漢方向から
ハウジング601内に挿入することができる大きさの孔
608,609がそれぞれ穿設されている。これら孔6
08.609の反対側にもフィルム保持ケース607が
突出することができる孔(図示されない)が穿設されて
いる。
フィルム保持ケース607は35mmネガフィルム用の
ケースとポジフィルム用のケースとを備え、F/P 6
 4はこれらのフィルムに対応できるようになっている
。また、F/P 6 4は6 cmX 6 cmや4 
inchx 5 inchのネガフィルムにも対応でき
ろうにしている。その場合、このネ・ガフィルムをM/
U65とプラテンガラス31との間でプラテンガラス3
1上に密着するようにしている。
また、ハウジング601内にはりフレクタ612およぴ
ハロゲンランプ等からなる光源ランプ613が映写レン
ズ610と同軸上に配設されている。ランプ613の近
傍には、このランプ6′I3を冷却するための冷却用フ
ァン614が設けられている。更に、ランプ613の右
方には、このランプ613からの光を収束するための非
球面レンズ615、所定の波長の光線を力7}するため
の熱線吸収フィルタ616および凸レンズ617がそれ
ぞれ映写レンズ610と同軸上に配設されている。
凸レンズ617の右方には、例えば35mmネガフィル
ム用およびポジフィルム用のフィルム濃度を調整するた
めの補正フィルタ635(図では一方のフィルム用の補
正フィルタが示されている)を支持する補正フィルタ保
持部材618と、この補正フィルタ保持部材618の駆
動用モータ619と、補正フィルタ保持部材618の回
転位置を検出する第1および第2位置検出センサ620
,621と駆動用モータ619を制御するコントロール
装置(F/P 6 4内に設けられるが図示されていな
い)とをそれぞれ備えた補正フィルタ自動交換装置が設
けられている。そして、補正フィルタ保持部材618;
こ支持された補正フィルタ635のうち、原稿フィルム
633に対応した補正フィルタ635を自動的に選択し
て映写レンズ610等の各レンズと同軸上の使用位置に
整合するようにしている。この補正フィルタ自動交換装
置の補正フィルタ635は、例えばプラテンガラス31
とイメージングユニット37との間等、投影光の光軸上
であればどの場所にも配設することができる。
更に、映写レンズ保持部材611に連動するオートフォ
ーカスセンサ用発光器623およぴ受光器624と、映
写レンズ610の映写レンズ保持部材611をハウジン
グ601に対して摺勤させる摺動用モータ625とを備
えたオートフォーカス装置が設けられている。フィ,ル
ム保持ケース607が孔608または孔609からハウ
ジング601内に挿入されたとき、このフィルム保持ケ
ス607に支持された原稿フィルム633は補正フィル
タ保持部材618と発光器623および受光器624と
の間に位置するようにされている。
原稿フィルム635のセット位置の近傍には、この原稿
フィルム633を冷却するためのフイルム冷却用ファン
626が設けられている。
ミラーユニット65は、第7図に示すように底板627
とこの底板627に一端が回動可能に取り付けられたカ
バー628とを備えている。底板627とカバー628
との間には、一対の支持片629,629が枢着されて
おり、これら支持片629.629は、カバー628を
最大に開いたときこのカバー628と底板627とのな
す角度が45度となるようにカバー628を支持するよ
うになっている。
カバー628の裏面にはミラー630が設けられている
。また底板627には大きな開口が形或されていて、こ
の開口を塞ぐようにしてフレネルレンズ631と拡散板
632とが設けられている。
これらフレネルレンズ631と拡散板632とは一枚の
アクリル板からなっており、このアクリル板の表面にフ
レネルレンズ631が形戊されているとともに、裏面に
拡散板632が形戊されている。フレネルレンズ631
はミラー630によって反射され、拡敗しようとする映
写光を平行な光に変えることにより、画像の周辺部が暗
くなるのを防止する機能を有している。また拡散板63
2は、フレネルレンズ63゛からの平行光によって形威
される、イメージングユニット37内のセルフォックレ
ンズ224の影をラインセンサ226が検知し得ないよ
うにするために平行光を微小量拡散する機能を有してい
る。
−殻にフィルムの持っている濃度レンジは原稿の濃度レ
ンジよりも広い。また、同じフィルムでも、ポジフィル
ムの濃度レンジはネガフィルムのそれよりも広いという
ようにフィルムの種類によっても濃度レンジが異なる。
更に、フィルムの濃度レンジは、例えばフィルムの露光
量、被写体の濃度あるいは撮影時の明るさ等の原稿フィ
ルムの撮影条件によって左右される。実際に、被写体濃
度はフィルムの濃度レンジ内で広く分布している。
したがって、このようなフィルムに記録されている画像
を、反射光によって原稿をコピーする複写機てコピーし
ようとする場合、同じ信号処理を行ったのでは、良好な
再現性は得られない。そこで、主要被写体の濃度が適正
となるように画像読取り信号を適宜補正することにより
、良好な再現性を得るようにしている。
第8図はあるネガフィルムの濃度特性および濃度補正の
原理を示している。この図において、横軸は、右半分が
被写体の露光量(被写体濃度に相当する〉を表わし、左
半分がシエーディング補正後の濃度を表わしている。ま
た、縦軸は、上半分がビデオ回路出力(ほぼネガ濃度に
等しい)を表わし、下半分が出力コピー濃度を表わして
いる。
すなわち、第1象限はそのネガフィルムの濃度特性を、
第2象限はシエーディング補正の関係を、第3象限はT
補正の関係を、そして第4象限は被写体露光量と補正さ
れた出力コピー濃度との関係をそれぞれ表わしている。
このネガフィルムの濃度特性は、第8図の第1象限にお
いて線αで示される。すなわち、被写体からの露光量が
多いときには不ガフィルムの濃度が大きく、被写体から
の露光量が少tくなるにしたがって、不ガフィルム濃度
は線形的に小さくなる。被写体かあの露光量がある程度
少プニくなると、被写体か与の露光量と不ガフィルム濃
度との線形性がtくプーる,そして、この露光量が少’
c+−L)場合には、例えば、そのフィルムに記録され
ている画像が人間の胸像であるとすると、顔と髪の毛と
のコントラストがとれなくなってしまう。また、露光量
が多い場合でも、線αの傾き、すなわちγの値が1より
も小さいのでT補正を行わないと、コピーが軟調になっ
てしまう。
このようなことから、T補正が必要となる。
次に、第8図を用いて補正の原理を説明する。
同図第3象限には、T補正のためのENDカーブβが設
定されている。このEN=D力−ブβの傾きT′は、第
4象限において被写体からの露光量と出力コピー濃度と
の関係が45度の直線関係となるようにするために、r
’=1/rに設定されている。
例えば、被写体からの露光量が比較的多い領域aの場合
、シェーディング補正回路のレジスタに設定されている
濃度調整値が、第2象限において直線■で表わされる値
にあるとすると、シエーディング補正後の濃度は領域a
′となる。この領域a′のうち領域についてはENDカ
ーブβの変換範囲に入らなくなり、この領域の部分はコ
ピーをすると白くつぶれてしまう。そこで、第2象限に
おいて濃度調整値を直線■から直緑■にシフトして、シ
エーディング補正後の濃度をENDカーブβの変換範囲
に入るようにする。このようにすることにより、被写体
からの露光量と出力コピー濃度との関係が第4象限にお
いて45度の直線■に従うようになって、コピーは諧調
をもった濃度を有するようになる。
また、被写体からの露光量が比較的小さい領域bの場合
には、被写体からの露光量とネガフィルム濃度との線形
性がなくなる。この場合には、シェーディング補正回路
の濃度調整値を第2象限において直線■の値に設定する
。そして、第3象限において線■で表わされるEND力
一ブβを選択する。このENDカーブβを遺択すること
により、被写体からの露光量と出力コピー濃度とが第4
象限の45度の直線■で表わされるようにすることがで
きる。すなわち、被写体からの露光量が領域bにあると
き、例えば黒い髪の人が茶色い帽子をかぶっているとす
ると、髪と帽子とがほとんど同じ濃度になってしまうこ
とが防止され、髪と帽子とのコントラストを明瞭に出す
ことができるようになる。こうして、被写体の濃度が適
正となるように補正が行われる。
画像信号の処理は、第9図に示すようにラインセンサ2
26が原稿フィルム633の画像の映写光をR,G,B
毎の光量としてアナログで読み取り、この光量で表わさ
れた画像信号は増幅器231によって所定レベルに増幅
さ・れる。増幅された画像信号はA/Dコンバータ23
5によってディジタル信号に変換され、更にログ変換器
238によって光量信号から濃度信号に変換される。
濃度で表わされた画像信号はシェーディング補正回路2
39によってシェーディング補正がされる。このシェー
ディング補正によって、セルフオックレンズ224の光
量ムラ、ラインセンサ226における各画素の感度ムラ
、補正フィルタやランプ613の各分光特性や光量レベ
ルのバラツキ、あるし)は経時変化による影響分が画像
信号から取り除かれる。
このシエーディング補正を行うに先立って、まず原稿フ
ィルムが前述の3種類のフィルムおよび登録されたフィ
ルムが選択されたときには、補正フィルタがポジフィル
ム用フィルタにセットされ、原稿フィルム633を装着
しない状態でランブ613からの光量信号を読み取り、
その信号を増幅してディジタル信号に変換した後、さら
に濃度信号に変換したものに基づいて得られたデータを
基準データとしてラインメモリ240に記憶させる。
すなわち、イメージングユニット37をR,G,Bの各
画素毎に16ラインステップスキャンしてサンプリング
し、これらのサンプリングデータをラインメモリ240
を通してCPU6 3 4に送り、CPU6 3 4が
16ラインのサンプリングデータの平均濃度値を演算し
、シエーディングデー夕をとる。このように平均をとる
ことにより、各画素毎のエラーをなくすようにしている
また、原稿フィルムを装着してその原稿フィルムの画像
の読取り時に、CPU6 3 4はROMに記憶されて
いるネガフィルムの濃度データから濃度調整値D ao
=を演算し、シェーディング補正回路239内のLSI
のレジスタに設定されているD ArB値を書き換える
。更に、CPU634は選択されたフィルムに対応して
ランブ613の光量および増幅器643のゲインを調整
する。
そして、シェーディング補正回路239は原稿フィルム
を読み取った実際のデータにDA.,値を加えることに
より、読み取った濃度値をシフトさせる。更に、シェー
ディング補正回路239はこれらの調整がされたデータ
から各画素毎のシエーディングデー夕を引くことにより
シエーデイング補正を行う。
なお、CPU6 3 4のROMにもシステムのRAM
にも登録されていないフィルムの場合には、ベースフィ
ルムを装着してそのフイルムの濃度データを得、得られ
た濃度データからD A D J値を演算し?二ければ
ならtい。
シェーディング補正が終ると、IIT32は工PS33
にR,G,Bの濃度信号を出力する。
そして、CPU634は原稿フィルムの実際のデータに
基づいてENDカーブを選択し、・この選択したカーブ
に基づいてT補正を行うべく補正信号を出力する。この
補正信号により、IPS33はT補正を行って原稿フィ
ルムのTが1でないことや非線形特性から生じるコント
ラストの不明瞭さを補正する。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のように一船にカメラによって撮影
したフィルム画像は、フィルムの種類だけでなく、カメ
ラの種類、撮影者による露光量等の撮影条件の設定、構
図、被写体の明るさ等様々な条件によって微妙に異なっ
てくる。例えば撮影条件を見ても、晴天の日差しの強い
状況で撮影した場合、夜間にス}ロボを使用して撮影し
た場合、緑の多い風景を撮影した場合、人物を撮影した
場合等により全体としての色合いが違ってくる。特に、
ストロボ撮影による人物の画像の場合には、主要被写体
である人物等は、ストロボの光が十分に届くので、ほぼ
通常の濃度のものとなるが、周囲の背景には光が届かな
いので全体として暗くなる。
カラー複写機を用いてフィルム画像から安定した画質の
カラーコピーを得るには、上記のように明るさ等が微妙
に違うため、各画像に対して適正なカラーバランスの調
整や濃度の調整等の処理を施すことが必要である。そこ
で、カラー画像を読み取りコピーを行うには、メインス
キャンに先立ってプリスキャンを行い、フィルム画像の
情報をサンプリングしてパラメータを抽出することが必
要になる。しかし、この場合、フィルムの各点の画像情
報をサンプリングして画像調整のためのパラメータを抽
出しようとすると、ステップスキャンを行って、複数の
ラインでデータをサンプリングすることになる。しかも
、各ライン毎に複数のサンプリングポイントでデータを
取り込み、さらにそれぞれのサンプリングポイントの色
相判定、濃度調整量の決定等の演算処理が必要になる。
そのため、1ラインの処理に要する時間が長<フヨる。
つまり、プリスキャンで時間短縮をすることが難しくな
り、スタートから所望のコピー出力を得るまでの時間が
長くなるため、迅速なサービスができないという問題が
生じる。
本発明は、上記の課題を解決するものであって、発明の
目的は、プリスキャンの時間が短縮できるようにするこ
とである。また、本発明の他の目的は、短時間のプリス
キャンによりフィルム画像の必要なパラメータを抽出で
きるようにすることである。さらに本発明の他の目的は
、人物の画像の再現性を損なうことなく適切な濃度調整
を可能にすることである。
〔課題を解決するための手段及び作用〕そのために本発
明は、第l図に示すようにフィルムブロジェクタとミラ
ーユニット、ラインセンサを組み合わせたフィルム画像
を読み取る画像読取手段1、該画像読取手段で読み取っ
た画像データにゲイン調整やオフセット調整を行いアナ
ログからデジタルに変換してシェーディング補正等の調
整を51う調整手段2、変換調整された画像デタ:こ対
じで等価中性濃度変換やカラー変換、その他の編集処理
を行う処理手段3、編集処理された画像データを再現し
出力する出力手段4、及び画像読取手段1で読み取った
画像データのパラメータを抽出し該パラメータを調整手
段2や処理手段3に設定するパラメータ抽出設定手段5
を備え、プリスキャンにより原稿画像のパラメータを抽
出し、該パラメータを用いてメインスキャンで原稿画像
の再現を行う画像処理装置において、プリスキャンとし
て複数のステップからなるステップスキャンを行い、パ
ラメータ抽出設定手段5は、ステップスキャン時とステ
ップスキャン終了後からメインスキャン開始までの間に
分けて処理を行うようにすると共に、ステップスキャン
時には、各ステップで1ラインの画像データから複数の
領域につき複数の画素をサンプリングして複数画素の色
分解データによりネガ/ポジ、ンエーデイング補正、オ
レンジマスク補正を行った各領域のデータを抽出し、ス
テップスキャン終了後からメインスキャン開始までの間
にフィルム画像の補正値を演算してパラメータの抽出、
設定を行うことを特黴とする。上記のように各ステップ
では、1ラインの各領域のデータを抽出するだけなので
、各ステップの時間間隔を短縮することができ、しかも
、ステップスキャン終了後のバックスキャンの時間でフ
ィルム画像の補正値を演算してパラメータの抽出、設定
を行うことができる。
さらに、本発明は、パラメータ抽出設定手段5は、色分
解データを色相と濃度のデータに変換し、色相と濃度か
ら各領域がグレイ領域か彩色領域か肌色領域かの判定を
行い、該判定結果を基に濃度補正量を決定することを特
徴とするものであり、肌色領域の数に応じて濃度補正量
を制限するように構戊したことを特徴とし、また、各領
域をブロック分けし、最大濃度や最低濃度、濃度差、平
均濃度、濃度の偏りを求めて露光の高低、コントラスト
の高低を判断し、濃度補正量を決定することを特徴とす
る。したがって、グレイ領域と彩色領域と肌色領域の割
合や濃度の分布等に応じた濃度調整量の決定をすること
ができ、フィルム画像の再現性を高めることができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
第1図は本発明に係る画像処理装置におけるフィルム画
像パラメータ抽出方式の1実施例を説明するための図、
第2図はフィルム画像パラメータ抽出の処理の流れを説
明するための図である。
第1図において、1は画像読取部、2は調整部、3は処
理部、4は出力部、5はラインメモリ、6はパラメータ
抽出設定部を示す。
第l図において、画像読取部1は、例えばCCDライン
センサを用いたものであり、先に説明したフィルムプロ
ジエクタ及びミラーユニットからなるフィルム画像読取
装置と組み合わせてフィルム画像を読み取ることができ
るものである。調整部2は、画像読取部1で読み取った
画像データに対してAGC (自動利得調整)やAOC
 (自動オフセット調整)、A/D変換、T補正、シェ
ーディング補正、濃度調整等を行うものであり、先に説
明したIITに相当するものである。処理部3ま、等価
中性濃度変換(END)やカラーコレクション、カラー
変換、下色除去、平滑化、エッジ強調処理その他イメー
ジ編集処理を行うものであり、先に説明したIPSに相
当するものである。
出力部4は、処理部3で処理された画像データをカラー
コピーとして出力するものであり、先に説明したIOT
に相当するものである。ラインメモリ5は、画像読取部
1の1ライン分の画像データを記憶したり、シエーディ
ングデータを記憶するものであり、パラメータ抽出設定
部6は、例えば全体を制御するCPUの1機能で構成さ
れ、プリスキャン時にラインメモリ5を通して画像読取
部lで読み取った画像データをサンプリングしてパラメ
ータ抽出を行い、メインスキャン時にパラメータをライ
ンメモリ5に設定するものである。
本発明のフィルム画像パラメータ抽出方式は、プリスキ
ャンで第1図に示す画像読取邪1から調整部2、ライン
メモリ5を通してパラメータ抽出設定部6にフィルム画
像データをサンプリングして取り込み、パラメータ抽出
設定部6でプリスキャンからメインスキャンの開始まで
の間にパラメータを抽出してラインメモリ5に設定し、
フイルム画像の再現性を高めるようにしたものである。
フィルム画像のパラメータ抽出を行うプリスキャンでは
、第2図に示すようにk=16ラインのステップスキャ
ンを行い、各ラインでJ−16点のサンプリングポイン
トから、計256点のサンプリングデータを抽出する。
そして、各サンプリングポイントでは、1−32画素を
抽出する。したがって、例えば1画素の解像度が16ド
ット/mmである場合には、1サンプリングポイントが
主走査方向に2mmの長さとなる。この32画素のデー
タを1サンプリングポイント毎に取り込んでパラメータ
抽出に必要な画像情報を生戊し、このようなサンプリン
グ処理だけを1ラインでl6点行い、スキャンを1ステ
ップ進める。そして、16ラインのステップスキャンが
終了すると、ノくックスキャンしてメインスキャンに移
行する。この間に、各サンプリングポイントで得た画像
情報を基にパラメータの抽出、設定を行う。
その全体の処理の流れを示したのが第2図てあ?。フィ
ルム画像パラメータの抽出処理では、第2図(a)に示
すようにまず初期設定をしてからlラインずつ16ライ
ンのデータをラインメモリに読み込む(ステンプ○、■
〜■)。この場合、同図ら)に示すようにラインk=1
、2、・・・・・・16までのステップスキャンを行い
、各ラインのデータを読み込む毎に、同図(C)に示す
ようにj=1〜l6をサンプリングポイントとし、それ
ぞれのポイントでi−1〜32の画素の読み取りデータ
を加算する。そして、それに補正、平均化処理を行って
256点のデータを抽出する(■、■)。
各サンプルポイントでのデータ処理■では、各画素の読
み取り値をR, 、G. 、B.とし、対応する画素の
シエーディングデー夕をS■、Sい、S R+とすると
、第」サンプリングポイントの第1番目のテ゛一タR.
 、G, 、B,をラインメモリ力)あ転送すると、 R=R,−R、一S,, ■一C  G 1  5 G + 百一百一B +  S R i の演算を行う。これをi=1〜32の画素について繰り
ふし、RSG,B毎にシエーディング補正した後の32
画素の積算値を求める。そして、これらの各データに対
して処理■では、 R = R x 10/32−!− 10X ([l&
I]AIl+ R ox)G 一G X 10/ 32
+ 10 X (0&DAD+ G OX)百= B 
X 10/32+ IOX (0&DAD+ B ox
)の演算を行う。この演算によって不ガ/ポジに対応し
たオフセット&濃度調整0&DAa1オレンジマスクの
補正R。.,Go.,B..壱行い、32画素の平均値
を求める。ここで、10をかけているのは、データ処理
上で以後の演算をしやすくするためである。
16ラインのステップスキャンが終了すると、バックス
キャンの間に、演算色相判定処理■を行う。この処理■
で、上記の各処理によりシェーディング補正等の調整を
行ったπ、G,Bのデータを色相と濃度に変換し、グレ
イ領域か肌色領域か彩色領域かそれ辺外の領域かの判定
を行い、各領域の色相や濃度、個数等の情報を生成する
そして、サンプルデータ整理の処理■で、上記演算色相
判定処理■で得られた情報を基に色相や濃度の平均値を
求めると共に平均コンーラスト等を求め、補正判定、設
定変更処理■で濃度の偏りや露光の度合、コントラスト
の度合等を判断して濃度補正量△Wを決定し、さらにカ
ラーバランス色相の判定、カラーフェリア補正等を加え
てシェディングデータを生威しラインメモリに書き込む
次に上記演算色相判定処理及びその後の処理についてさ
らに説明する。
第3図は演算色相判定処理を説明するための図、第4図
は補正判定、設定変更処理を説明するための図である。
演算色相判定処理では、第3図に示すようにまず不ガ/
ボジの判定処理を行い、色相と濃度の座標変換処理を行
う。この色相と濃度の座標は、同図も)に示すように縦
方向を濃度Wとし、このW軸と直交するXY軸により色
相を表現するものである。つまり、W軸に沿って白から
黒までの膚度を表すので、XY軸の値が小さいW軸の周
囲がグレイ領域となり、XY軸の値が大きくなると彩色
の領域となる。そこで、32画素の平均値として求め補
正処理を行った頁、否、百データをネガの場合には、 のマトリクス演算により座標変換し、さらににより平均
オフセット補正を行う。
これに対してボジの場合には、まず、 π=R.,−■ G=G,,一否 百=]3,,−百 によりまずネガポジ反転処理を行った後、ネガの場合と
同様に座標変換と平均オフセット補正を行う。
上記の処理により不ガに合わせたT補正、カラ一コレク
ションによる色にごり補正がなされたネガの世界で色相
判定を行う条件ができる。そこで、次に同図(C)に示
すように256のサ゛ノブリングポイントをja=1〜
l6にブロック化してブロック濃度演算を行う。このブ
ロック濃度演算では、ブロック毎の濃度を求めると共に
隣接する点との濃度差の積算値により縦方向のバラッキ
度合ΔDV1横方向のバラッキ度合ΔDを求める。
色相判定は、同図(d)に示すように領域判定の閾値と
してX c+SXFI% Yc+、YGX% XFX%
 YFXNRCを設定し、これらの閾値との比較により
XY面でXc+<X<XF+、Yc+<Y<Ycxをグ
レイ領域、XFI<X<XFX, Y< i Ypxl
を肌色領域、半径RCの外側(RC2<X” +Y” 
) で肌色領域を除いた領域を彩色領域とし、そのいず
れの領域かを判定するものである。つまり、このことか
ら明らかなように先に説明した座標変換でのパラメータ
は、X軸が肌色の色相とtるものが設定される。したが
って、この判定処理では、まず、X,1〈xであれば肌
色側として肌色判定を行い、肌色領域でもない場合には
、彩色判定を行う。また、肌色側だない場合には、X 
GI、Yc+、Y cxとの比較を行ってグレイ側か否
かの判定を行い、そうでない場合には彩色判定を行う。
そして、グレイ側の場合には、さらに濃度W<W,によ
りグレイ判定を行う。すなわち、同図(d)に示すグレ
イ領域であっても、濃度Wが所定の値W0より小さい場
合には、グレイ領域としない。なお、濃度Wの値が極端
に大きい場合や小さい場合には、限りなく黒又は白に近
くなるので、濃度Wの値によってグレイ領域、肌色領域
の判定となる閾値XFI、X FXは調整される。
上記のような領域判定を行うと、それぞれのデータを加
算演算してグレイ領域の個数ncとその色相X,、Y,
、彩色領域の色相X。,YC%肌色領域の個数nFとそ
の濃度WFを求め、続いて、最大濃度WXとその色相X
MXYM,最小濃度WI、全体の濃度LATDW,色相
LATDX,LATDYを求める。
従来は、ここまでの処理が1ラインのデータ抽出毎に、
つまり各サンプリングステップ毎に行われていた。その
ため、上記演算色相判定処理が終了しないと、次のライ
ンへステップを進めることができず、ステップスキャン
のスピードを上げることができなかった。しかし、本発
明では、上記のように各サンプリングポイントのデータ
の積算、補正処理を行うだけで、演算色相判定処理を行
うことなく、次のステップへ進めるので、演算色相判定
処理に要する分の時間をステップスキャンで短縮するこ
とができる。しかも、この分の時間は、ステップスキャ
ン終了後、これまでのバックスキャンからメインスキャ
ンを開始するまでの時間で充分に確保することができる
時間である。
上記演算色相判定処理の後のサンプルデータ整理では、
全体の濃度LATDW、色相LATDX、LATDYを
256で割ることによって平均の濃度LATDW,色相
△x1ΔYを求めると共に、グレイ領域の色相X. 、
Y.を個数n,で割ることによっで平均のグレイ値を、
また、肌色領域の濃度W,を個数nFで割ることによっ
て平均の肌色濃度を求める。さらに、平均の濃度差、横
方向の濃度差、縦方向の濃度差とを求める。
補正判定、設定変更処理では、ブロック化した第3図(
C)、第4図ら)の領域について、さらに同図(C)に
示すように4つにブロック化し、その領域での濃度D1
〜D4、中央部DC (ja=6、7、10、11)と
周囲部の平均濃度DF、中央部と周辺部との濃度差CF
=DC−DF,最大濃度と最小濃度との差CN−Wx−
WI、全体の平均濃度LATDWの最大濃度と最小濃度
との中央値からの差CP=WI−i− (CN/2)−
LATDW,4分割エリアの平均濃度による対角線での
差UL(IDI−D4j   IDI−D31を求める
そして、これらの値からアンダー露光、オーバー露光、
適露光ローコントラスト、適露光ハイコントラストの判
定を行う。プ;お、ここで、いずれにも該当しない場合
には標準モードとtる。例えばアンダー露光の判定は、
最大濃度Wx或いは平均濃度LA−TD’vVの値を所
定の闇値と比較し、オーハー露光の判定は、最小濃度W
 I或L)は平均濃度LATDWの値を所定の闇値と比
較し、適露光ローコントラストの判定は、アンダー露光
でもオバー露光でもないことを条件として、最大濃度と
最小濃度との差CN及び平均濃度の偏り具合(CP,L
ATDW)を所定の閾値と比較し、適露光ハイコントラ
ストの判定は、上記のいずれでもないことを条件として
最大濃度と最小濃度との差CNが閾値と比較してどうか
によって行っている。そして、この判定結果と肌色領域
の個数npによっでパラメータを選択し、濃度補正量Δ
Wを決定する。この濃度補正量ΔWは、例えば、最大濃
度WXや最小濃度WI、中央邪と周辺部との濃度差CF
、対角線での濃度差UL、平均濃度差DB1グレイの個
数n,に上記モード判定に応じ、また、平均濃度LAT
DW及び肌色領域の濃度W,に肌色領域の個数nFに応
じた重み付けを行うことによって決定される。ここで、
肌色領域の個数n,に応じた重み付けでは、人物が中心
とする画像に対して補正量を抑えぎみにするのが通常で
ある。
上記により濃度補正量ΔWが決定されると、マニュアル
濃度設定モードにより設定された濃度を加減算した上で
濃度補正量ΔWの範囲を区分し、それぞれの区分に対応
した関数を用いて濃度補正量の制限を行い、さらに、従
来と同様にカラーバランス色相判定、カラーフエリア補
正、ΔX1ΔYの補正範囲の制限の各処理を行う。そし
て、以上のようにして求められたカラーバランス補正量
ΔX、ΔY,I1度補正量ΔWから、ネガ/ボジに応じ
てネガの場合には、 により各R,G,Bの濃度補正量(ΔR、ΔG、ΔB)
を求めると共に、増幅器のゲインやランプ電圧を変更し
、また、ENDカーブのテーブル切り換えを行ってシエ
ーディングデー夕をラインメモリに書き込む。また、ボ
ジの場合には、それに応じたパラメータを適用して同様
の逆変換処理を行うことは勿論である。
なお、本発明は、上記の実施例に限定されるものではな
く、種々の変形が可能である。例えば上記の実施例では
、1ライン毎に各点の色分解信号の積算処理を行うだけ
にしたが、さらに各点の色相、濃度や最大値、最小値も
求めるヨウニしてもよい 〔発明の効果〕 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、1ラ
イン毎に各サンプリングポイントの色分解信号の積算、
色相、濃度のデータを得るので、サンプルスキャンの時
間を短縮することができる。
しかも、フィルム画像を読み取り、そのコピーを出力す
る場合には、サンプルスキャン後にスキャナがホーム位
置までバックスキャンする時間、さらにフィルムの読み
取り開始位置まで来る時間が必要であるので、その時間
を利用することにより、特に処理のための時間を増やす
ことなく演算色相判定処理を行ってから濃度補正量を決
定し、シ工−ディングデー夕の設定その他のパラメータ
の設定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る画像処理装置におけるフィルム画
像パラメータ抽出方式の1実施例を説明するための図、
第2図はフィルム画像パラメータ抽出の処理の流れを説
明するための図、第3図は演算色相判定処理を説明する
ための図、第4図は補正判定、設定変更処理を説明する
ための図、第5図はカラー複写機の全体構成の1例を示
す図、第6図はフィルムプロジェクタの斜視図、第7図
はミラーユニットの斜視図、第8図はネガフィルムの濃
度特性及び補正の原理を説明するための図、第9図はF
/Pの概略構戒及びF/P,M/U、11T間の関連を
示す図である。 1・・・画像読取部、2・・・調整部、3・・・処理部
、4・・・出力部、5・・・ラインメモリ、6・・・パ
ラメータ抽出設定部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フィルム画像を読み取る画像読取手段、該画像読
    取手段で読み取った画像データを変換調整する調整手段
    、変換調整された画像データを編集処理する処理手段、
    編集処理された画像データを再現し出力する出力手段、
    及び画像読取手段で読み取った画像データのパラメータ
    を抽出し該パラメータを調整手段や処理手段に設定する
    パラメータ抽出設定手段を備え、プリスキャンにより原
    稿画像のパラメータを抽出し、該パラメータを用いてメ
    インスキャンで原稿画像の再現を行う画像処理装置にお
    いて、プリスキャンとして複数のステップからなるステ
    ップスキャンを行い、パラメータ抽出設定手段は、ステ
    ップスキャン時とステップスキャン終了後からメインス
    キャン開始までの間に分けて処理を行うようにすると共
    に、ステップスキャン時には、各ステップで1ラインの
    画像データから複数の領域につき複数の画素をサンプリ
    ングして複数画素の色分解データによりネガ/ポジ、シ
    ェーディング補正、オレンジマスク補正を行った各領域
    のデータを抽出し、ステップスキャン終了後からメイン
    スキャン開始までの間にフィルム画像の補正値を演算し
    てパラメータの抽出、設定を行うことを特徴とする画像
    処理装置におけるフィルム画像パラメータ抽出方式。
  2. (2)パラメータ抽出設定手段は、色分解データを色相
    と濃度のデータに変換し、色相と濃度から各領域がグレ
    イ領域か彩色領域か肌色領域かの判定を行い、該判定結
    果を基に濃度補正量を決定することを特徴とする請求項
    1記載の画像処理装置におけるフィルム画像パラメータ
    抽出方式。
  3. (3)パラメータ抽出設定手段は、肌色領域の数に応じ
    て濃度補正量を制限するように構成したことを特徴とす
    る請求項2記載の画像処理装置におけるフィルム画像パ
    ラメータ抽出方式。
  4. (4)パラメータ抽出設定手段は、各領域をブロック分
    けし、最大濃度や最低濃度、濃度差、平均濃度、濃度の
    偏りを求めて露光の高低、コントラストの高低を判断し
    、濃度補正量を決定することを特徴とする請求項1記載
    の画像処理装置におけるフィルム画像パラメータ抽出方
    式。
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