JPH03205869A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

Info

Publication number
JPH03205869A
JPH03205869A JP2000690A JP69090A JPH03205869A JP H03205869 A JPH03205869 A JP H03205869A JP 2000690 A JP2000690 A JP 2000690A JP 69090 A JP69090 A JP 69090A JP H03205869 A JPH03205869 A JP H03205869A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
integrated circuit
misfet
circuit device
semiconductor integrated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000690A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Tanba
丹場 展雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2000690A priority Critical patent/JPH03205869A/ja
Publication of JPH03205869A publication Critical patent/JPH03205869A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体集積回路装置に関し、特にSRAMを
有する半導体集積回路装置に適用して有効な技術に関す
るものである。
〔従来の技術〕
SRAMは、相補性データ線とワード線との交差部にメ
モリセルを配置して構威されている。このメモリセルは
、フリップフロップ回路及び2個の転送用MISFET
から構成されている。
前記フリップフロップ回路は、2個の馳動用MISFE
T及び2個の高抵抗負荷素子から構威されている。この
フリップフロップ回路は、情報としての電荷を蓄積する
。前記趣動用MISFETは、nチャネル型で構成され
ている。この廓動用MISFETは、P型半導体基板の
素子形成面(以下主面という)に設けられたP型ウエル
領域、または、前記p型半導体基板の主面に設けられて
いる。この廓動用MISFETのドレイン領域は、前記
高抵抗負荷素子を介して電源電圧例えば5[V]に接続
されている。前記フリップフロップ回路は、このドレイ
ン領域を情報蓄積ノードとして、情報としての電荷を蓄
積する。この鮭動用MISFETのソース領域は、接地
電圧例えばO [V]に接続されている。この一対の駆
動用MISFETのゲート電極は、夫々他方のドレイン
領域に接続されている。
前記転送用MISFETのゲート電極は、ワード線に接
続されている。この転送用MISFETのソース領域及
びドレイン領域を構成する半導体領域の一方は、前記相
補性データ線に接続されている。この転送用MISFE
Tのソース領域及びドレイン領域を構成する半導体領域
の他方は、前記駆動用MISFETのドレイン領域に接
続されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、本発明者は、前記従来技術を検討した結
果、以下のような問題点を見出した。
前記SRAMにおいては、恥動用MISFETのドレイ
ン領域とα線が入射して前記P型ウェル領域またはp型
半導体基板で発生した電子が、前記翻動用MISFET
の情報蓄積ノードに侵入して、情報としての電荷量を変
動させるため、ソフトエラーが発生するという問題があ
った。
また、このソフトエラーの発生を低減するためには、前
記情報蓄積ノードに蓄積される電荷量を増加することが
考えられる。そこで,前記転送用MISFETの情報蓄
積ノードを構戊する半導体領域を大きくすることが考え
られるが,半導体領域を大きくすれば、半導体集積回路
装置の高集積化を図ることができないという問題があっ
た。
また、前記情報蓄積ノードに蓄積される電荷量を増大す
るために、この情報蓄積ノードにキャパシタを接続する
ことが考えられる。しかし、半導体集積回路装置の高集
積化を図ると、前記キャパシタの面積が減少して蓄積電
荷量が減少するため、α線によるソフトエラーが発生す
るという問題があった。
また、メモリセルの動作安定性を確保すると共にに、情
報の読み出し速度を高速化するには、駐動用MISFE
Tの電流翻動能力を高めることが必要である。しかし、
半導体集積回路装置の高速化に伴い、素子のレイアウト
面積は減少する傾向にあるため,M!動用MI SFE
Tのゲート幅が減少し、駆動用MISFETの電流廓動
能力を向上することができないという問題があった。
本発明の目的は,SRAMを有する半導体集積回路装置
において、ソフトエラーの発生を低減することが可能な
技術を提供することにある。
本発明の他の目的は、前記半導体集積回路装置において
、高集積化を図ることが可能な技術を提供することにあ
る。
本発明の他の目的は、前記半導体集積回路装置において
,動作速度を高速化することが可能な技術を提供するこ
とにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概
要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
(1)駆動用MISFETで形成されたフリップフロッ
プ回路の入出力端子に転送用MISFETを接続してメ
モリセルを構威したSRAMを有する半導体集積回路装
置において、半導体基板の素子形威面に設けた凸状島領
域の上部に前記転送用MISFETを設け、該転送用M
ISFETの情報蓄積ノードとなる半導体領域下にその
ソース領域が配置された前記翻動用tISFETを,前
記凸状島領域の側壁に設ける。
(2)前記馳動用MISFET=のソース領域を、前記
転送用MISFETのソース領域下及びドレイン領域下
の両方に設ける。
〔作  用〕
前述した手段(1)によれば、前記転送用MISFET
の情報蓄積ノード下にあるP型ウェル領域の深さは、前
記輛動用MISFETのチャネル長と概略等しくなるの
で、前記P型ウェル領域の深さは小さくなる。従って、
α線が通過した際に電子一正孔対が発生する領域が小さ
くなるので,α線によるソフトエラーの発生を低減する
ことができる。
また,半導体基板中でα線によって発生した少数キャリ
ャは、前記駆動用MISFETのソース領域を構成する
半導体領域でシールド(遮ii)されるので、前記少数
キャリャによるソフトエラーの発生を低減することがで
きる。
ソフトエラーの発生を低減することができるので、前記
転送用MISFETの情報蓄積ノードを構成する半導体
領域を大きくしたり、前記情報蓄積ノードにキャパシタ
を接続したりする必要がなくなるので、半導体集積回路
装置の高集積化を図ることができる。
また、前記馳動用MISFETの平面の面積は小さくな
るので,半導体集積回路装置の高集積化を図ることがで
きる。
また、前記駆動用MISFETのゲート幅は、メモリセ
ルのレイアウト面積に対して大きくなるので、翻動用M
ISFETの電流馳動能力を大きくすることができる。
従って、半導体集積回路装置の動作速度を高速化するこ
とができる。
また、前記駆動用MISFETのチャネル長は、例えば
イオン打ち込みによって制御されるので、フォトリソグ
ラフィ技術の最小加工寸法に基づいて制御されるチャネ
ル長と比べて小さくなる。従って、前記駆動用MISF
ETの電流軛動能力を向上することができるので、半導
体集積回路装置の動作速度を高速化することができる。
前述した手段(2)によれば、前記転送用MISFET
の他方の半導体領域下にあるp型ウェル領域の深さは、
前記馳動用MISFETのチャネル長と概略等しくなる
ので、前記P型ウェル領域の深さは小さくなる。従って
、α線が通過した際に電子一正孔対が発生する領域は更
に小さくなるので、α線によるソフトエラーの発生を更
に低減することができる。
また、半導体基板中でα線によって発生した少数キャリ
ャは、前記卵動用MISFETのソース領域を構或する
埋込み型の半導体領域でシールド(遮蔽)されるので、
前記少数キャリャによるソフトエラーの発生を更に低減
することができる。
?発明の実施例〕 以下,本発明の一実施例を図面を用いて具体的に説明す
る。
なお、実施例を説明するための全図において、同一機能
を有するものは、同一符号を付け、その繰り返しの説明
は省略する。
本発明の一実施例であるSRAMのメモリセルの等価回
路図を、第2図に示す。
第2図に示すように、メモリセルは、相補性データ線D
L,DL とワード線WLとの交差部に配置されている
。 このメモリセルは、 フリップフロップ回路及び2
個の転送用MISFETQ丁.、Q T2から構成され
ている。
前記フリップフロップ回路は、2個の翻動用MI S 
F E T Q o■.Qoz及び2個の高抵抗負荷素
子R1、R2から構成されている。このフリップフロッ
プ回路は、情報としての電荷を蓄積する。前記輛動用M
 I S F E T Q o、、Q 02のドレイン
領域は、前記高抵抗負荷素子R1、R2を介して、Vc
c例えばO[V]に接続されている。前記フリップフロ
ッ?回路は,このドレイン領域を情報蓄積ノードとして
、情報としての電荷を蓄積する。この鮭動用M I S
 F E T Q o■,Q 02のソース領域は、V
wx例えば−5[V]に接続されている。この駆動用M
IS F E T Q o■、Q 02のゲート電極は
、夫々他方の趣動用M I S F E T Q ox
、Q02のドレイン領域に接続されている。
前記転送用M I S F E T Q r■、QT■
のゲート電極は、ワード線WLに接続されている。この
転送用M I S F E T Q r■、Qア2のソ
ース領域及びドレイン領域の一方は、前記相補性データ
線DL、DLに接続されている。この転送用MISFE
TQt■、Qア2のソース領域及びドレイン領域の他方
は、前記駐動用MISFETQ..、Q 02のドレイ
ン領域(フリップフロップの入出力端子)に接続されて
いる。
次に、前記SRAMのメモリセルの具体的な構成を、第
l図(本実施例のSRAMのメモリセルの概略構成を示
す要部平面図)及び第3図(前記第l図の■一■線で切
った要部断面図)を用いて説明する。なお、前記第1図
では眉間絶縁膜等は図示していない。
第1図及び第3図に示すように、メモリセルは主に、p
”型半導体基板1の主面部に設けられた凸状島領域4に
設けられている。この凸状島領域4の周囲には、素子間
分a絶縁膜6aが設けられ、各メモリセル間は、この素
子間分W1絶縁膜6aで分離されている。この素子間分
離絶縁膜6aは、例えば熱酸化法で形成した酸化珪素膜
で構威されている。また、この素子間分離絶縁膜6aの
下には、埋込み型のp゜型半導体領域3が設けられてい
る. 前記転送用M I S F E T Qrx. Qrz
は、nチャネル型で構成されている。このMISFET
Q〒1、QT2は、前記凸状島領域4の主面に設けられ
たp型ウェル領域5内に設けられ、前記凸状島領域4の
主面に設けられた素子間分離絶縁膜6bでその周囲を規
定されている。前記転送用MISFETQア,とQア2
の間は、前記素子間分離絶縁膜6bで分離されている6 ?記転送用M I S F E T Q t1. Q 
?−は,主に、ゲート絶縁膜7、ゲート電極8、ソース
領域とドレイン領域を構威する一対のn一型半導体領域
9と一対のn゛型半導体領域11から構威されている。
前記ゲート絶縁膜7は、前記凸状島領域4の主面に設け
られている.このゲート絶縁膜7は、例えば熱酸化法で
形威した酸化珪素膜で構成されている。
前記ゲート電極8は、前記ゲート絶縁膜7の上に設けら
れている。このゲート電極8は、例えば多結晶珪素膜で
構成されている。このゲート電極8は、第4図(第l図
を導電膜及び配線の層毎に示す要部平面図)に示すよう
に、前記2個の転送用M I S F E T Q r
■、Qy2の夫々に共通に設けられている。このゲート
電極8の側部には、サイドウォールスペーサlOが設け
られている。このサイドウオールスペーサ10は、例え
ば堆積した酸化珪素膜で構威されている。
前記ソース領域とドレイン領域を構成する一対のn一型
半導体領域9は、前記白状島領域4の主面?おいて、前
記ゲート電極8に対して自己整合的に設けられている。
前記ソース領域とドレイン領域を構或する一対のn゜型
半導体領域11は、前記凸状島領域4の主面において、
前記サイドウオールスペーサ10に対して自己整合的に
設けられている。
この一対のn゛型半導体領域9と一対のn・型半導体領
域l1とでソース領領とドレイン領域を構威したことに
より、前記転送用MISFETQ?.、Q丁2は、LD
D (Lightly Doped Drain )構
造になっている。また、前記n゛型半導体領域11の一
方には、第5図(第1図を導電膜及び配線の層毎に示す
要部平面図)に示すように、接続孔18を通して配線l
9が接続されている。この配線l9は、接続孔21を通
して配Mc22(データ線DL,DL)と接続されてい
る。前記配線工9及び22は、例えばアルミニウム膜で
構成されている。
前記p型ウェル領域5は、前記凸状島領域4の中央部で
接続孔18を通して配線l9と接続されている。この配
線19は、接続孔21を通して配線22と接続されてい
る。この配線22は、■■例えば−5[V]に接続され
ている。前記p型ウェル領域5が配線22と接続される
部分には、p゜型半導体領域12が設けられている。
前記駆動用M I S F E T Q o1、Qoz
は、nチャネル型で構成され、前記凸状島領域4の側壁
に設けられている. この騨動用M I S F E 
T Q o、、Q D2は、主に、ゲート絶縁膜7,ゲ
ート電極8,ソース領域を構成する埋込み型のn゛型半
導体領域2、ドレイン領域を構威するn゜型半導体領域
11の夫々から構成されている。
前記ゲート絶縁膜7は、前記凸状島領域4の側壁に設け
られている。
前記ゲート電極8は、前記凸状島領域4の側壁に前記ゲ
ート絶縁膜7を介在させて設けられている。このゲート
電極8には、接続孔18を通して、配Ia19の一端が
接続されている。この配線19の他端は、接続孔18を
介して、他方の駆動用MI SFETQ0、、QDzの
ドレイン領域を構戊するn゛型半導体領域11に接続さ
れている。この配線l9の上層には、図示しない眉間a
m膜が設けられている。
?の層間絶縁膜は、例えば堆積した酸化珪素膜で構成さ
れている。また、前記凸状島領域4の周囲において、こ
のゲート電極8の周囲には、層間絶縁膜10が設けられ
ている。この層間絶縁膜10は、各凸状島領域4間を埋
込んでいる。この絶縁膜10の表面と前記凸状島領域4
の主面とは、大体同一平面上にある。
前記ソース領域を構成するn゛型半導体領域2は、前記
転送用M I S F E T Q t■、QT2のソ
ース領域領域及びドレイン領域を構成する一対のn一型
半導体領域9及び一対のn゜型半導体領域l1凸状島領
域4の下に設けられている。また、このn゛型半導体領
域2の二部は、前記凸状島領域4の主面の中央部まで引
き出され、前記p型ウェル領域5が接続されている配線
l9と接続されている。このn゛型半導体領域2は、前
記2個の趣動用MISFETQ oz、Q C+2に共
通に構成されている。
前記ドレイン領域を構成するn゜型半導体領域1lは、
前記転送用M I S F E T Q T1、Q7■
のドレイン領域を構成するn゛型半導体領域11と一体
に構成されている。このn・型半導体領域1lには、接
続孔l4を通して高抵抗負荷素子l5の一端が接続され
ている。この高抵抗負荷素子15の他端は、配線16に
接続されている。この配線16は、V0。例えばO[V
]に接続されている。この高抵抗負荷素子l5及び配線
16の夫々は、例えば多結晶珪素膜で構成されている。
以上の説明から分かるように、本実施例によれば、p一
型半導体基板1の素子形成面に設けた凸状島領域4の上
部に転送用M I S F E T Q Tx、Q T
2を設け、この転送用M I S F E T Q T
エ、Q?2の情報蓄積ノードとなるn゜型半導体領域l
l下にそのソース領域が配置された駆動用MISFET
Q.,、Q o.を,前記凸状島領域4の側壁に設ける
。この構成によれば、前記転送用MISFETQT.、
Qア2の情報蓄積ノード(n’型半導体領域11)下に
あるp型ウェル領域5の深さは,前記駆動用MIS F
 E T Q ox、Q o2のチャネル長と概略等し
くなるので,前記P型ウェル領域5の深さは小さくなる
。従って、α線が通過した際に電子一正孔対?発生する
領域が小さくなるので、α線によるソフトエラーの発生
を低減することができる。
また、p一型半導体基板l中でα線によって発生した少
数キャリャは、 前記翻動用MISFETQ Dl、Q
 02のソース領域を構或するn゛型半導体領域2でシ
ールド(遮蔽)されるので、前記少数キャリャによるソ
フトエラーの発生を低減することができる。
ソフトエラーの発生を低減することができるので,前記
転送用MISFETQア,、Q■の情報蓄積ノードを構
成するn゜型半導体領域1lを大きくしたり、前記情報
蓄積ノードにキャパシタを接続したりする必要がなくな
るので、半導体集積回路装置の高集積化を図ることがで
きる。
また、前記輛動用M I S F E T Q o■、
Q Dzの平面の面積は小さくなるので,半導体集積回
路装置の高集積化を図ることができる。
また、前記肝動用M工SFETQ01、Q o2のゲー
ト幅は、メモリセルのレイアウト面積に対して大きくな
るので、趣動用M I S F E T Q ox、Q
 02?電流鄭動能力を大きくすることができる。従っ
て、半導体集積回路装置の動作速度を高速化することが
できる。
また、前記駐動用M I S F E T Q o■、
Q o2のチャネル長は、例えばイオン打ち込みによっ
て制御されるので、フォトリソグラフィ技術の最小加工
寸法に基づいて制御されるチャネル長と比べて小さくな
る。従って、前記騨動用M I S F E T Q 
o、、Q02の電流輛動能力を向上することができるの
で、半導体集積回路装置の動作速度を高速化することが
できる。
また、前記翻動用M I S F E T Q o■、
Qo2のソース領域(2)を、前記転送用M I’ S
 F E T Q Tl、QTZのソース領域11下及
びドレイン領域ll下の両方に設ける。この構或によれ
ば、前記転送用MISFETQア■、Q7■の他方の半
導体領域11下にあるp型ウェル領域5の深さは、前記
駒動用MISF E T Q o、、Q 02のチャネ
ル長と概略等しくなるので、前記P型ウェル領域5の深
さは小さくなる。
従って、α線が通過した際に電子一正孔対が発生する領
域は更に小さくなるので、α線によるソフトエラーの発
生を更に低減することができる。
また、p一型半導体基板l中でα線によって発生した少
数キャリャは、前記郵動用MISFETQ J、Q o
xのソース領域を構或する埋込み型のn゜型半導体領域
2でシールド(遮蔽)されるので,前記少数キャリャに
よるソフトエラーの発生を更に低減することができる。
次に、前記メモリセルの形戊方法を簡単に説明する。
まず、p一型半導体基板1の主面にn型不純物及びp型
不純物を夫々導入する。この後、前記p一型半導体基板
1の主面上にエビタキシャル層を戒長させ、埋込み型の
n゜型半導体領域2及び埋込み型のp゛型半導体領域3
の夫々を形威する。
次に、前記エビタキシャル層、前記n型半導体領域2の
一部及び前記p型半導体領域3の一部を、メサエッチン
グ技術によって除去し、凸状島領域4を形威する。この
後、例えばイオン打ち込みによって、前記凸状島領域4
の主面部にp型不純物を導入し、P型ウェル領域5を形
成する。
次に、前記凸状島領域4の主面及び側壁を窒化珪素膜で
覆う.なお、前記突状島領域4の主面の一部は露出させ
る。この後、前記窒化珪素膜を耐酸化マスクとして熱酸
化を行ない、素子間分離絶縁膜6(6a,6b)を形成
する。この後,前記窒化珪素膜を除去する。この後、前
記n゜型半導体領域2の一部と配線l9を接続する部分
に、例えばイオン打ち込みによって選択的にn型不純物
を導入する。
次に、熱酸化法によって、前記突状島領域4の主面及び
側壁にゲート絶縁膜7を形成する。
次に、導電膜例えば多結晶珪素膜を全面に堆積した後、
例えばイオン打ち込みによって、この導電膜にn型不純
物を導入する.この後、フォトリソグラフィ技術によっ
て、前記導電膜をパターンニングし、ゲート電極8を形
成する。
次に、主に、前記ゲート電極8をマスクとするイオン打
込みによって、前記白状島領域4の主面にn型不純物を
導入し、『型半導体領域9を形戊する。
次に、全面に絶縁膜例えば酸化珪素膜を堆積する。この
後、異方性エッチングを行ない、前記ゲート電極8の側
部にサイドウォールスペーサlOを形威すると共に、前
記凸状島領域4間の領域にこの酸化珪素膜10を残存さ
せて、前記突状島領域4の側壁部分の平坦化を行なう。
次に、主に,前記ゲート電極8及びサイドウオールスペ
ーサ10をマスクとするイオン打込みによって、前記凸
状島領域4の主面にn型不純物を導入し、n゛型半導体
領域11を形成する。この後、所定領域を例えばフォト
レジストを覆う。この後、主に、このフォトレジスト膜
をマスクとするイオーン打込みによって、前記p型ウェ
ル領域5の主面部にp型不純物を導入し、p・型半導体
領域12を形或する。この後、前記フォトレジスト膜を
除去する。このp゜型半導体領域l2は、例えば周辺回
路を構成するpチャネル型MISFETのソース領域及
びドレイン領域を形或する工程と同一工程で行なう。
次に、基板全面に絶縁膜l3例えば酸化珪素膜を堆積す
る。この後、この絶縁膜13に接続孔14を形或する。
この接続孔l4は、前記絶縁膜l3の上層に形成される
高抵抗負荷素子(l5)と、前記n゛型半導体領域11
(ドレイン領域)との間を接続するためのものである。
次に、前記絶縁膜l3の上層に、導電膜例えば多結晶珪
素膜を堆積する。この後、この多結晶珪素膜の高抵抗負
荷素子(15)として使用する部分を、例えばフォトレ
ジストで覆う。この後、このフオトレジトをマスクとす
るイオン打ち込みによって、n型不純物を前記導電膜に
導入する。この後、前記フォトレジストを除去する。こ
の後、前記導電膜を、フォトリソグラフィ技術によって
パターンニングし、高抵抗負荷素子15及び配線16の
夫々を形或する。
次に、基板全面に絶縁膜17例えば酸化珪素膜を堆積す
る。この後、この絶縁膜l7に接続孔18を形或する。
この接続孔18は、この絶総膜l7の上層に形威される
配線(l9)と前記ゲート電極8との間、この配線(1
9)と前記n゜型半導領域11 (ドレイン領域)との
間、及びこの配線(l9)と前記n゜型半導領域2とp
゜型半導体領域12との間を接続するためのものである
次に、前記Mll膜17の上層に、導電膜例えばアルミ
ウム膜を堆積する。この後、このアルミニウム膜をフォ
トリソグラフィ技術によってパターンニングし、配1!
19を形成する。
次に、前記配1iA19の上層に,絶縁膜例えば酸化珪
素膜を堆積する。この後、この絶縁膜に続孔21を形成
する。この接続孔2lは、この絶縁膜20の上層に形成
される配線(22)と前記配線19との間を接続するた
めのものである。
次に、前記絶縁膜の上層に、導電膜例えばアルミニウム
膜を堆積する。この後、この導電膜をフォトリソグラフ
ィ技術によってパターンニングし、配IIA22を形成
する。
この後、前記配線22の上層に表面保護膜を形成するこ
とにより、本実施例のSRAMは完成する。
以上、本発明を実施例にもとづき具体的に説明したが、
本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であること
は言うまでもない。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりであ
る SRAMを有する半導体集積回路装置において、ソフト
エラーの発生を低減することができる。
また、前記半導体集積回路装置において、高集積化を図
ることができる。
また,前記半導体集積回路装置において、動作速度を高
速化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本実施例のSRAMのメモリセルの概略構成
を示す要部平面図、 第2図は、前記SRAMのメモリセルの等価回路図、 第3図は、前記第1図の■一■線で切った要部断面図、 第4図及び第5図は、前記第1図を導電膜及び配線の層
毎に示す要部平面図である。 図中、4・・・凸状島領域、6b・・・素子間分m絶縁
膜、8・・・ワード線,ゲート電極、14,18,21
・・・接続孔、l5・・・高抵抗負荷素子、16.19
・・・配線、22・・・データ線,ソース線である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、駆動用MISFETで形成されたフリップフロップ
    回路の入出力端子に転送用MISFETを接続してメモ
    リセルを構成したSRAMを有する半導体集積回路装置
    において、半導体基板の素子形成面に設けた凸状島領域
    の上部に前記転送用MISFETを設け、該転送用MI
    SFETの情報蓄積ノードとなる半導体領域下にそのソ
    ース領域が配置された前記駆動用MISFETを、前記
    凸状島領域の側壁に設けたことを特徴とする半導体集積
    回路装置。 2、前記駆動用MISFETのソース領域を、前記転送
    用MISFETのソース領域下及びドレイン領域下の両
    方に設けたことを特徴とする前記請求項1に記載の半導
    体集積回路装置。
JP2000690A 1990-01-08 1990-01-08 半導体集積回路装置 Pending JPH03205869A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000690A JPH03205869A (ja) 1990-01-08 1990-01-08 半導体集積回路装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000690A JPH03205869A (ja) 1990-01-08 1990-01-08 半導体集積回路装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03205869A true JPH03205869A (ja) 1991-09-09

Family

ID=11480756

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000690A Pending JPH03205869A (ja) 1990-01-08 1990-01-08 半導体集積回路装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03205869A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6465823B1 (en) * 1999-06-30 2002-10-15 Kabushiki Kaisha Toshiba Dynamic threshold voltage metal insulator semiconductor effect transistor
US7242064B2 (en) 1999-06-30 2007-07-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor device and method of manufacturing the same

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS544270U (ja) * 1977-06-14 1979-01-12
JPS544269U (ja) * 1977-06-13 1979-01-12
JPS58204263A (ja) * 1982-05-24 1983-11-28 船木 元旦 建築物の軒先

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS544269U (ja) * 1977-06-13 1979-01-12
JPS544270U (ja) * 1977-06-14 1979-01-12
JPS58204263A (ja) * 1982-05-24 1983-11-28 船木 元旦 建築物の軒先

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6465823B1 (en) * 1999-06-30 2002-10-15 Kabushiki Kaisha Toshiba Dynamic threshold voltage metal insulator semiconductor effect transistor
US6794720B2 (en) 1999-06-30 2004-09-21 Kabushiki Kaisha Toshiba Dynamic threshold voltage metal insulator field effect transistor
US7242064B2 (en) 1999-06-30 2007-07-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor device and method of manufacturing the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6690030B2 (en) Semiconductor device with negative differential resistance characteristics
JP3057661B2 (ja) 半導体装置
JP3097652B2 (ja) 半導体集積回路装置の製造方法
JPS62224065A (ja) 半導体集積回路装置及びその製造方法
TW200405523A (en) A semiconductor memory device and a method of manufacturing the same
KR960011186B1 (ko) 박막 트랜지스터를 향상시키는 반도체 장치
JPH04207069A (ja) 半導体装置
JPS60152056A (ja) 半導体記憶装置
JPH0365902B2 (ja)
JPH0353786B2 (ja)
JPH0586674B2 (ja)
JPH03205869A (ja) 半導体集積回路装置
JPH02130872A (ja) ポリシリコントランジスタの製造方法
JP3363750B2 (ja) 半導体集積回路装置の製造方法
JPH04215473A (ja) スタティックram
JPS6041464B2 (ja) メモリセル
JPH09162302A (ja) 半導体集積回路装置
JP3446424B2 (ja) 不揮発性半導体メモリ装置の製造方法
JPH05136382A (ja) 相補型ゲートアレイ
JP2827588B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
KR100205315B1 (ko) 에스램 셀의 구조 및 제조방법
JPH06112479A (ja) 多入力電界効果型トランジスタ
JP2770416B2 (ja) 半導体記憶装置
KR960014972B1 (ko) 반도체 메모리장치 및 그 제조방법
KR100214472B1 (ko) 반도체 소자 제조 방법