JPH03205696A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH03205696A
JPH03205696A JP2000556A JP55690A JPH03205696A JP H03205696 A JPH03205696 A JP H03205696A JP 2000556 A JP2000556 A JP 2000556A JP 55690 A JP55690 A JP 55690A JP H03205696 A JPH03205696 A JP H03205696A
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JP
Japan
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circuit
signal
output buffer
data output
internal circuit
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Pending
Application number
JP2000556A
Other languages
English (en)
Inventor
Akinori Matsuo
章則 松尾
Masaru Watanabe
優 渡辺
Shinichi Kurokochi
黒河内 真一
Yasuhiro Nakamura
靖宏 中村
Takeshi Wada
武史 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi ULSI Engineering Corp, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi ULSI Engineering Corp
Priority to JP2000556A priority Critical patent/JPH03205696A/ja
Publication of JPH03205696A publication Critical patent/JPH03205696A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、半導体記憶装直に関し、例えば自動書き込
みと消去機能が付加されたEEPROM(エレクトリカ
リ・イレーザブル&プログラマブル・リード・オンリー
・メモリ)等に利用して有効な技術に関するものである
. 〔従来の技術〕 メモリアレイの一部にマスクROM化した不揮発性記憶
素子を配置し、EPROM (イレーザブル&プログラ
マプル・リード・オンリー・メモリ)の製品識別コード
等を記憶させて、それをセンスアンプ及びデータ出力バ
ッファを介して読み出し可能にしたEPROMがある.
このようなEFROMに関しては、例えば、■日立製作
所発行『日立ICメモリデータブック(HN27C10
24HGシリーズ)Jがある. 〔発明が解決しようとする課題〕 従来のEEPROMでは、消去動作をマイクロプロセッ
サにより実行させるものであるため、EEPROMをシ
ステムに置いたまま消去動作を実行するのが極めて煩雑
になる.また、消去動作が実行される比較的長い時間に
わたってマイクロプロセッサがEEFROMの消去動作
に占有されてしまい、事実上システムが停止してしまう
.そこで、本願発明者等は、先にEEPROMの内部に
自動書き込み又は消去を行うシーケンス制御回路を内蔵
させることを考えた.しかしながら、このような制御回
路を設けると、例えば、制御回路の信号配線上に電気的
接続可能なブロープ針を当てて個々の回路動作状態を観
察するか、もしくは信号配線上にエレクトロンビーム照
射にょる遣電状艙の観察を行って回路動作解析を行う等
のように回am能試験が極めて煩雑になる.この発明の
目的は、内部回路情報を選択的に出力させるaP.を付
加した半導体記憶192を提供することにある. この発明の他の目的は、複雑な内部回路のティスティン
グを容易にした半導体記憶装lを提供することにある. この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は
、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであ
ろう. 〔課題を解決するための手段〕 本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記の遣りである.すなわち、記
憶素子がマトリックス配覆されて構威されたメモリアレ
イ内の前記記憶素子の記憶情報を増幅するセンスアンプ
と出力バッファとの間に、出力切り換え機能を付加して
出力バッファを通して所定の内部情報を選択的に出力さ
せるm能を設ける. 〔作 用〕 上記した手段にれば、メモリアレイ内の記憶情報や製品
コード等の他、内部回路の任意の信号を選択的に出力で
きるから、内部回路の動作確認等が容易に行える. 〔実施例〕 第1図には、この発明が適用されたEEPROMの一実
施例であるメモリアレイ部の回路図と周辺回路のブロッ
ク図が示されている.同図の各回路素子は、特に制限さ
れないが、公知のCMOS(相補型MOS)集積回路の
製造技術によって、1個の単結晶シリコンのような半導
体基板上において形威される.同図において、Pチャン
ネルMOSFETは、そのチャンネル(バックゲート)
部に矢印が付加されることによってNチャンネルMO 
S F ETと区別される.このことは他の図面におい
ても同様である. 特に制限されないが、集積回路は、単結晶P型シリコン
からなる半導体基板に形威される.NチャンネルMO 
S F ETは、かかる半導体基板表面に形威されたソ
ース領域、ドレイン領域及びソース領域とドレイン領域
との間の半導体基板表面に薄い厚さのゲート絶縁膜を介
して形威されたポリシリコンからなるようなゲート電極
から構威される.PチャンネルMOSFETは、上記半
導体基板表面に形威されたN型ウェル領域に形威される
.これによって、半導体基板は、その上に形威された複
数のNチャンネルMO S F ETの共通の基板ゲー
トを構威し、回路の接地電位が供給される.N型ウェル
領域は、その上に形威されたPチャンネルMO S F
 ETの基板ゲートを構戒する.PチャンネルMOSF
ETの基板ゲートすなわちN型ウェル領域は、電源電圧
Vccに結合される.ただし、高電圧回路であれば、そ
れに対応するPチャンネルMOSFETが形威されるN
型ウエル領域は、外部から与えられる高電圧vpp、内
部発生高電圧等に接続される. あるいは、集積回路は、単結晶N型シリコンからなる半
導体基板上に形威してもよい.この場合、Nチャンネル
MO S F ETと不揮発性記憶素子はP型ウェル領
域に形威され、PチャンネルMOSFETはN型基板上
に形威される. 特に制限されないが、この実施例のEEFROMは、外
部端子から供給されるX,Yアドレス信号AX.AYを
受けるアドレスバフファXADB.YADBを通して形
威された相補アドレス信号がアドレスデコーダXDCR
.YDCRに供給される.特に制限されないが、上記ア
ドレスバッファXADB.YADBは内部チップ選択信
号賞により活性化され、外部端子から供給されるアドレ
ス信号AX,AYを取り込み、外部端子から供給された
アドレス信号と同相の内部アドレス信号と逆相の内部ア
ドレス信号とからなる相補アドレス信号を形成する.ア
ドレスバフファXADB.YADBへ入力される信号B
S,AXI.YAI等は、後述する消去モードで使われ
る信号であり、通常の書き込み/読み出しモードには影
響を与えない. ロウ(X)アドレスデコーダXDCRは、アドレスデコ
ーダ活性化信号DEにより活性化され、対応するアドレ
スバフファXADBの相補アドレス信号に従ったメモリ
アレイM−ARYのワード線の選択信号を形成する. カラム(Y)アドレスデコーダYDCRは、アドレスデ
コーダ活性化信号DBにより活性化され、対応するアド
レスバッファYADBo相補アドレス信号に従ったメモ
リアレイM−ARYのデータ線の選択信号を形威する. 上記メモリアレイM−ARYは、代表として1つが示さ
れている.このメモリアレイM−ARYは、例示的に示
されているコントロールゲートとフローティングゲート
を有するスタックドゲート構造の記憶素子(不揮発性メ
モリ素子・・MOSFBTQ1〜Q6)と、ワード線W
l,W2・・、及びデータ線D1〜Dnとにより構威さ
れている.上記記憶素子は、特に制限されないが、EP
ROMの記憶素子と類似の構造とされる.ただし、その
消去動作が後述するようにフローテイングゲートとソー
ス線CSに結合されるソース間のトンネル現象を利用し
て電気的に行われる点が、従来の紫外線を用いたEFR
OMの消去方法と異なる. 上記メモリアレイM−ARYにおいて、同じ行に配置さ
れた記憶素子Ql−Q3 (Q4〜Q6)のコントロー
ルゲートは、それぞれ対応するワード線Wl  (W2
)に接続され、同じ列に配直された記憶素子Ql,Q4
〜Q3,Q6のドレインは、それぞれ対応するデータ線
D1〜Dnに接続されている.上記記憶素子のソースは
、ソース線CSに結合される. この実施例では、ソース線CSには消去回路ERCによ
りスイッチ制御され、書き込み・読み出しモード時にオ
ン状態になってソース線CSに回路の接地電位を与える
NチャンネルMO S F ETQIOと、消去モード
の時にオン状態になってソース線CSに消去用の高電圧
Vl)Pを与えるPチャンネルMOSFETQI 7が
設けられる.なお、上記メモリアレイM−ARYの部分
的な消去を可能にしたいなら、マトリックス配置される
記憶素子が縦方向にMブロックに分割されて各ブロック
毎に上記ソース線がそれぞれに設けられる.上記のよう
なソース線CSの分割に応じて上記のような消去回路E
RCが設けられる.この場合、分割されたブロックのう
ちどのブロックの消去を行うかを決めるために、各消去
回路をアドレス信号により指定することが必要になる.
上記のようにメモリアレイM−ARYの全メモリセルを
一括消去する場合には、ソース線CSは1つとされそれ
に対応して上記消去回路ERCとMOSFETQIOと
Q17が設けられる. 特に制限されないが、8ビット(あるいは16ビット等
)のような複数ビットの単位での書き込み/読み出しを
行うため、上記メモリアレイM一ARYは、合計で8組
(あるいは16組等)のように複数組設けられるよう構
威される.同図には、8ビット単位のメモリアクセスを
行うEEPROMの例が示されている. 上記1つのメモリアレイM−ARYを構成する各データ
線D1〜Dnは、上記アドレスデコーダYDCRによっ
て形威された選択信号を受けるカラム(列)選択スイッ
チMOSFETQ7〜Q9を介して、共通データ線CD
に接続される.共道データ線CDには、外部端子I/O
から入力される書込み信号を受ける書込み用のデータ入
カバッファDIBの出力端子がスイッチMOSFETQ
18を介して接続される.同様に他の残り7個のメモリ
アレイM−ARYに対しても、上記同様なカラム選択回
路スイッチMO S F ETが設けられ、それに対応
したアドレスデコーダにより選択信号が形威される. 上記メモリアレイM−ARYに対応して設けられる共通
データ線CDには、スイッチMOSFETQ16を介し
てセンスアンプSAの入力段回路を構成し、次に説明す
る初段増幅回路の入力端子に結合される.便宜上、上記
初段増幅回路を構或するMOSFETQI 1〜Ql5
と縦列形態のCMOSインバータ回路N1とN2とで構
威される回路をセンスアンブSAと呼ぶ事とする.セン
スアンブSAには、通常読み出し時には比較的低い電源
電圧Vccが供給され、消去ベリファイ時には上記電圧
Vccより低い電圧となる電源電圧Vcvが供給される
. 上記例示的に示されている共通データ線CDは、読み出
し制御信号reによりオン状態にされるMOSFETQ
I 6を通して、そのソースが接続されたNチャンネル
型の増幅MOSFETQI 1のソースに接続される.
この増@Mo S F ETQ 1lのドレインと電源
電圧端子Vcc/Vcvとの間には、そのゲートに回路
の接地電位の印加されたPチャンネル型の負WIMOS
FETQ12が設けられる.上記負荷MOSFETQI
 2は、読み出し動作のために共通データ線CDにプリ
チャージ電流を流すような動作を行う. 上記増幅MOSFETQI 1の感度を高くするため、
スイッチMOSFETQI 6を介した共通データ線C
Dの電圧は、Nチャンネル型の駆動MOSFETQ13
とPチャンネル型の負荷MOSFETQI 4とからな
る反転増幅回路の入力である駆動MOSFETQ13の
ゲートに供給される.この反転増幅回路の出力電圧は、
上記増幅MOSFETQIIのゲートに供給される.さ
らに、センスアンプの非動作期間での無駄な電流消費を
防止するため、上記増幅MOSFETQI 1のゲート
と回路の接地電位点との間には、NチャンネルMOSF
ETQI 5が設けられる.このMOSFETQ15と
上記PチャンネルMOSFETQI4のゲートには、共
通にセンスアンプの動作タイミング信号SCが供給され
る. メモリセルの読み出し時において、センスアンプ動作タ
イミング信号scはロウレベルにされ、MOSFETQ
I 4はオン状態に、MO S F ETQ15はオフ
状態にされる.メモリセルは、書込みデータに従って、
ワード線の選択レベルに対して高いしきい値電圧か又は
低いしきい値電圧を持つものである. 各アドレスデコーダXDCR.YDCRによって選択さ
れたメモリセルがワード線が選択レベルにされているに
もかかわらずオフ状態にされている場合、共通データ線
CDは、MOSFETQI2とQllからの電流供給に
よって比較的ハイレベルにされる.一方、選択されたメ
モリセルがワード線選択レベルによってオン状態にされ
ている場合、共通データ′acDは比較的ロウレベルに
される. この場合、共通データ線CDのハイレベルは、このハイ
レベルの電位を受ける反転増幅回路により形威された比
較的低いレベルの出力電圧がMOSFETQIIのゲー
トに供給されることによって比較的低い電位に制限され
る.一方、共通データ線CDのロウレベルは、このロウ
レベルの電位を受ける反転増幅回路により形威された比
較的高いレベルの電圧がMOSFETQI 1のゲート
に供給されることによって比較的高い電位に制限される
.各データ線D1〜Dnとソース線との間に設けられた
スイッチMOSFETQ19〜Q21は、ゲートに供給
される制御信号DSが後述するように中間レベルにされ
るため、非選択状態のデータ線の電荷を放電させる. なお、上記増幅用のMOSFETQI 1は、ゲート接
地型ソース入力の増幅動作を行い、その出力信号をCM
OSインバータ回IWNIの入力に伝える.CMOSイ
ンバータ回路N2は、上記CMOSインバータ回路N1
の出力信号を波形整形した信号SO(Sl〜S7>を形
威して対応したデータ出力バフファDOBの入力に伝え
る.データ出力バフファDOBは、通常動作モードのと
きには上記信号So(Sl〜S7)を増幅して外部端子
I/Oへ送出させる. この実施例において、上記データ出力バッファDOBは
、上記のような読み出しデータの出力機能の他、次のよ
うな出力機能が設けられる.外部端子I/OのうちOな
いし6に対応したデータ出力バッファDOBは、出力制
御信号OCにより入力部に設けられた切り換え回路によ
りセンスアンプから切り離されて、内部回路LOGCの
動作シーケンス等のような内部状態を示す信号fl,f
2等を出力する。
上記外部端子I/Oから供給される書き込み信号は、デ
ータ人カバッファDIBを介して、上記共通データ線C
Dに伝えられる.他のメモリアレイM−ARYに対応し
た共通データ線と外部端子との間においても、上記同様
な入力段回路及びセンスアンプ並びにデータ出力バッフ
ァからなる読み出し回路と、データ入力バッファからな
る書き込み回路とがそれぞれ設けられる。
タイミング制御回路CNTRは、特に制限され場合があ
る)及びvppに供給されるチップイネーブル信号,ア
ウトプットイネーブル信号.ライトイネーブル信号,イ
レーズイネーブル信号及び書込み/消去用高電圧vpp
と後述するような自動消去制御動作を行う内部回路LO
GGから供給される信号PP,ES,DC.EV,AE
D及びVE等に応じて、内部制御信号ce,sc等の内
部タイミング信号、及びアドレスデコーダ等に選択的に
供給する読み出し用低電圧Vcc/消去ベリファイ用低
電圧Vcv/書き込み用高電圧vppの電圧切り換えを
行う.上記各信号PP,ES,DC,EV,AED及び
VE等は、消去以外のモードではタイミング制御回路C
NTRの動作に影響を与えない.すなわち、消去モード
のときのみ、上記各信号PP.ES,DC.EV.AE
D及びVE等が有効とされ、それに対応した消去動作の
ための各種信号が発生される. 上記タイミングUS回路CNTRの具体的回路構威につ
いては、詳細に説明しないが、後述する動作説明からそ
の概要が理解されよう.信号CEがハイレベルで、端子
VPPに高電圧が供給されない状態ではEEPROMは
非選択状態である。
レベルで端子vppに高電圧が供給されない状態(信号
vpがロウレベル)ならば読み出しモードとされ、上記
内部信号ceはロウレベルに、信号DE.sc,reが
ハイレベルにされる.アドレスデコーダXDCR,YD
CR,データ入力回路DIBにはその動作電圧として低
電圧Vcc(約5■)が供給される。これにより、セン
スアンプSAが動作状態になって上記のような読み出し
動作が行われる。このとき、信号DS中間電圧となり、
上記メモリアレイM−ARYのMOSFETQI9ない
しQ21を制御して、非選択状態のデータ線の!荷を放
電させる. 信号CBがロウレベルで、信号OEがハイレベレベルで
端子vppに高電圧が供給された状態ならば書き込みモ
ードとされる.このとき、内部信号ceはロウレベルに
、信号DE.WP,wr,PGはハイレベルにされ、信
号DS,sc,re,はロウレベルにされる.信号DE
のハイレベルによりアドレスデコーダXDCR,YDC
Rが活性化され、メモリアレイM−ARYの1つのワー
ド線と、1つのデータ線が選択される.アドレスデコー
ダXDCR,YDCR及びデータ入カバッファDIBに
は、その動作電圧として高電圧vppが供給される.信
号reのロウレベルによりMOSFETQ16がオフ状
態に、信号DSのロウレベルによりMOSFETQI 
9ないしQ21がオフ状態にされ、信号SCのロウレベ
ルによりセンスアンプSAは非活性化され、データ出力
バッファDOBも同様に非活性化される。
書き込みが行われるワード線は、その電位が上記高電圧
vppに従った約12Vのような高電圧になる.フロー
ティングゲートに電子を注入すべきメモリセル(記憶素
子)が接続されたデータ線は信号wrのハイレベルに応
じてオン状態にされたMOSFETQI 8とデータ入
力バフファDIRを介して高電圧vppに従った高電圧
になる.これにより、記憶素子にチャンネル飽和電流が
流れ、データ線に結合されたドレイン近傍のピンチオフ
領域では高電界により加速された電子がイオン化を起こ
し、高エネルギーを持つ電子、いわゆるホットエレクト
ロンが発生する.一方、フローティングゲートは、ワー
ド線が結合されたコントロールゲートの電圧とドレイン
電圧、及び基板とフローティングゲート間の容量とフロ
ーティングゲートとコントロールゲートとの容量とに決
まる電圧となり、ホントエレクトロンを誘引して、フロ
ーティングゲートの電位を負にする.これにより、コン
トロールゲートが結合されたワード線の電位を選択状態
にしても、非導通状態になるようにしきい値電圧を高く
する.上記電子の注入を行わない記憶素子のドレイン(
非選択データ線)は、ドレイン近傍のピンチオフ領域で
ホントエレクトロンが発生しないような低いレベルにさ
れる.なお、上記のような書き込みが行われない記憶素
子は、そのしきい値電圧が比較的低いままとされ、ワー
ド線の選択動作によって電流が流れる.信号GEがロウ
レベルで、信号OEがロウレベルで、信号WEがハイレ
ベルで、信号EEがハイレベルで端子VPpに高電圧が
供給された状態ならば、書き込みベリファイモードとさ
れ、端子vppに高電圧が供給されている以外は前記読
み出しモードと同じ状態になる.アドレスデコーダXD
CR.YDCR及びデータ入力回路DIBにはその動作
電圧が上記高電圧VPpから低電圧Vccに切り換えら
れて供給される.書き込み/インヒビフトモードでは各
デコーダは活性化されているが、書き込み/消去用の高
電圧vppが各デコーダには供給されない状態である.
信号DSがハイレベルとなり、データ線の放電が行われ
る書き込み/書き込みベリファイ/消去の準備期間であ
る.上記内部回路LOGGにより実現される自動消去動
作は、第4図に示したフローチート図を参照して次に説
明する. 同図において、実際の消去動作に先立って同図に点線で
示すような一連のプレライト動作が実行される.すなわ
ち、消去する前のメモリアレイM−ARYにおけるメモ
リセルの記憶情報、言い換えるならば、記憶素子のしき
い値電圧は、前記のような書き込みの有無に従って高低
さまざまである.上記のプレライト動作は、電気的消去
動作に先立って全記憶素子に対して書き込みを行うこと
により、未書き込みのメモリセルであるいわば消去状態
のメモリセルに対して、この実施例による内部自動消去
動作が行われることによって負のしきい値電圧になるメ
モリセルが発生するのを防ぐものである. このプレライト動作は、ステップ(1)において、個々
のメモリセルを選択するためのアドレス信号をアドレス
カウンタ回路で発生させるというアドレス設定が行われ
る. ステップ(2)において、書き込みパルスを発生させて
書き込み(プレライト〉を行う. この書き込みの後にステップ(3)において、上記アド
レスカウンタ回路をインクリメント(+1)動作させる
という、アドレスインクリメントを行う. ステップ《船において、最終アドレスか否かを判定して
、最終アドレスまで上記のプレライトが行われていない
(N O)の場合は、上記書き込みのステップ(2)に
戻り書き込みを行う.これを最終アドレスまで繰り返し
て行うものである.上記のようにアドレスインクリメン
ト(3)の後に最終アドレスの判定の有無を行うもので
あるため、実際に判定されるアドレスは最終アドレス+
1となるものである. 上記のようなプレライトが終了すると、以下のような消
去動作が実行される. ステップ(5)においては、消去動作のためのアドレス
の初期設定を行う.この実施例では全メモリセルを一括
消去するため、このアドレスの初期設定は消去動作それ
自体には格別の意味を持たない.このアドレス設定は、
その後に行われる消去ベリファイのために必要とされる
. ステップ(6)では、一括消去のための消去パルスが発
生される.この後、上記アドレス設定に従いステップ(
7)において、ベリファイ動作が行われる.このベリフ
ァイ動作では、後述するように動作電圧が低電圧Vcc
より更に低い例えば3.5■のような低い電圧Vcvo
下に前記のような読み出し動作が行われる.この読み出
し動作において、読み出し信号が“O゛ならば、しきい
値電圧が上記3.5V以下の消去状態にされたものと認
められるから、ステップ{8}においてアドレスインク
リメントを行う。そして、前記のプレライト動作と同様
に最終アドレスか否かの判定を行い、最終アドレスでな
い場合(NO)にはステンプ(7)に戻り、上記同様な
ベリファイ動作を行う.これを最終アドレスまで繰り返
して行うことにより、消去動作を終了する.この消去動
作では、前記のようにメモリアレイM−ARYを一括消
去するものであるため、全メモリセルのうち書き込み動
作によって最もしきい値電圧が高くされたメモリセルに
より消去回敗が決められる.すなわち、最もしきい値電
圧が高くされたメモリセルが、上記3.5vで読み出し
が可能、すなわち低いしきい値電圧を持つまでステンプ
(6)における消去パルスが、ステップ(7)のベリフ
ァイ結果に基づいて行われるものとなる。
第2図には、上記データ出力バッファDOBの一実旌例
の回路図と、それに関連する回路のブロンク図が示され
ている. この実施例では、クロフクドインバー夕回路CNlない
しCN3をデータ出力バフファDOBの入力切り換え回
路として用いている.すなわち、通常モードのときには
、クロソクドインバー夕回路CNIを動作状態にし、残
りのクロフクドインバー夕回路CN2,CN3を非動作
状態にして出カハイインピーダンス状態にするものであ
る.これにより、データ出力バッファDOBの入力回路
であるインバータ回路N1には、センスアンプSAの出
力信号が伝えられる. 出力回路は、出力mii信号docがロウレベルのとき
ノア(NOR)ゲート回路G2と、上記出力制御信号d
ocの反転信号を受けるナンド(NAND)ゲート回路
G1とがゲートを開いて、上記センスアンブSAから伝
えられた信号を増幅して外部端子I/Oへ送出させる.
出力回路は、上記出力制御信号docがハイレベルなら
、センスアンプSA等からの入力信号に無関係にナンド
ゲート回路Glの出力信号がハイレベルに、ノアゲート
回路G2の出力信号がロウレベルになってNチャンネル
型の出力MOSFETQ20とPチャンネル型の出力M
OSFETQ2 1を共にオフ状態にする.チップ非選
択状態や書き込みモードのときには、上記出力制御信号
docによりデータ出力バッファは、その出力がハイイ
ンピーダンス状態にされる. 前記のような消去モードのときに、適当な制御信号の組
み合わせによりテストモードを指示すると、クロフクド
インバー夕回路CN2又はCN3を選択的に活性化させ
ることができる.これにより、消去モードのときの内部
シーケンス動作が正常に行われているか否かを示す所定
の信号fl,f2を外部に取すようにするものである.
例えば、プレライト又は消去ベリファイのときに動作す
るアドレスカウンタの出力信号が出力される.このとき
、入出力端子I/Oが8ビットからなる場合、8ビット
のアドレス信号のモニターを行うことができる. また、前記第4図における各動作シーケンスのキーとな
る信号PP,ESSDC,EV,ADE、VE等の中か
ら適当に選んで出力させるようにするものである. これにより、書き込み/消去及び読み出し等の多数の動
作サイクルの組み合わせから間接的に上記の自動消去モ
ードが確実に実行されているか否かの判定するのでなく
、内部回路の動作シーケンスを直接判定できるから内部
機能試験の短縮化が可能になるものである. 第3図には、上記データ出力バッファDOBの他の一実
施例の回路図と、それに関連する回路のブロック図が示
されている. この実施例では、上記のような内部国路の一作シーケン
スが正常に行われているか否かの判定の他、メモリアレ
イM−ARYに形威される記憶素子のしきい値電圧をモ
ニターすることを可能にした回路が示されている.セン
スアンプSAは、前記のような高感度及び高速読み出し
のために記憶素子のしきい値電圧のモニターには適さな
い。そこで、この実施例では、差動増幅回路等からなる
モニターアンプMAを設ける.このモニターアンプMA
は、定圧素子によりそのロジックスレンシッルド電圧が
電源電圧Vccの変動に無関係に一定に設定されている
.そして、制御信号の組み合わせ等からテストモードを
指示して、信号3CによりセンスアンプSAを非活性化
するとともに、信号mOによりモニターアンプMAを活
性化する.この状態で、適当なメモリセルを選択して読
み出しを行う.このとき、電源電圧Vccを変化させて
ワード線の電位を変化させる.このようなワード線の電
位変化により、モニターアンプMAの出力反転をデータ
出力バッファDOBを遺して外部に出力させることによ
り、メモリセルのしきい値電圧をモニターすることがで
きる.すなわち、上記モニターアンプMAは、電源電圧
Vccに無関係に一定のロジンクスレフシッルド電圧ヲ
持つタメ、ワード線のレベル変化に応じたメモリセルの
オン状S/オフ状態の切り換えに正しく反応した出力信
号を形威するものである.これにより、メモリセルのし
きい値電圧を外部から正確に把握することができる.す
なわち、このような出力回路とモニターアンプを用いる
ことによって、書き込み/消去状態のメモリセルのしき
い値電圧をモニターすることができるものとなる. このようなメモリセルのしきい値電圧をモニターする機
能と、前記内部口路の動作シーケンスを出力させるIl
能とを合わせ持つようにするものであってもよい. 上記の実施例から得られる作用効果は、下記の通りであ
る.すわなち、 (11記憶素子がマトリックス配置されて構威されたメ
モリアレイ内の前記記憶素子の記憶情報を増幅するセン
スアンプと出力バッファとの間に、出力させる出力切り
換え機能を付加して出力バッファを通して所定の内部情
報を選択的に出力させる機能を付加することにより、メ
モリアレイ内の記憶情報や製品コード等の他に、内部回
路の任意の信号を選択的に出力できるから内部回路の動
作確認等が容易に行えるという効果が得られる.(2)
上記(1)により、センスアンプとは別信号経路による
メモリセルのしきい値電圧をモニターする回路を設ける
ことによって、それを外部に出力させることができると
いう効果が得られる.(3)上記(1)により、EEP
ROMに対して自動消去等の高II能化しつつ、機能試
験が簡単に行えるという効果が得られる. 以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない.例えば、前記EEFR
OMにおいて、メモリアレイの消去は、ソース線とワー
ド線とをそれぞれ分割して、その組み合わせにより消去
すべきメモリブロックを指定するものであってもよい.
記憶素子としては、EFROMに用いられるスタックド
ゲート構造のMOS}ランジスタの他、書き込み動作も
トンネル現象を用いるFLOTOX型の不揮発性記憶素
子を用いるものであってもよい.書き込み/消去用の高
電圧vppは、外部から供給される高電圧を用いるもの
に限定されない.すなわち、書き込み/消去時に流れる
電流が小さいならば、EEPROMの内部で低電圧Vc
cから公知のチャージポンプ回路等により昇圧したもの
を利用するものであってもよい。また、この内部昇圧電
源と外部高電圧Vppとを併用するものとしてもよい. EEPROMは、通常の書き込み/読み出し等の制御を
行う回路部分(CNTR)や、消去アルゴリズムを制御
する回路部分(L O G C)の構或は、上記のよう
な動作シーケンスを行うものであればランダムロジック
によるもの、プログラマブルロジンクアレイ (PLA
)、マイクロコンビュ一夕にソフトウェアを組み込むも
の等のように種々の実施形態を採ることができる. また、前記EEFROMの他、EFROMに対しても自
動書き込みシーケンス回路を内藏させるものであっても
よい.例えば、マイクロプロセッサ等からアドレスと書
き込みデータが人力されると、EPROMはシステムバ
スから切り離されて内部で自動ベリファイを行いつつ、
高速アルゴリズムによる自動書き込みを実施し、その終
了信号をマイクロプロセッサに対して出力させるように
するものであってもよい.この場合、データ出力バッフ
ァの入力部に前記同様な切り換え回路とモニター回路等
を設けることによって、内部回路が正しく動作するか否
かのモニターや、メモリセルのしきい値電圧のモニター
に利用することができる. この発明は、EPROMやEEPROM等の半導体記憶
装置に広く利用できる. 〔発明の効果〕 本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡阜に説嘴すれば、下記の通りである
.すなわち、記憶素子がマトリックス配置されて構威さ
れたメモリアレイ内の前記記憶素子の記憶情報を増幅す
るセンスアンプと出力バッファとの間に、出力させる出
力切り換え橡能を付加して出力バッファを通して所定の
内部情報を選択的に出力させる機能を付加することによ
り、メモリアレイ内の記憶情報や製品コード等の他に、
内部回路の任意の信号を選択的に出力できるから内部回
路の動作確認等が容易に行える.
【図面の簡単な説明】 第1図は、この発明が適用されたEEPROMの一実施
例を示すメモリアレイ部の回路図と周辺回路のブロンク
図 第2図は、上記データ出力バッファDOBの一実施例の
回路及びそれに関連する回路のブロック図、 第3図は、上記データ出力バッファDOBの他の一実施
例の回路及びそれに関連する回路のブロック図、 第4図は、自動消去動作の一実施例を示すフローチャー
ト図である. XADH.YADB−−7ドレスハッファ、XDCR,
YDCR・・アドレスデコーダ、M−ARY・・メモリ
アレイ、SA・・センスアンプ、DIB・・データ人カ
バッファ、DOB・・データ出力バフファ、CNTR・
・タイミング制御回路、ERC・・消去回路、LOGC
・・消去制御回路(内部回路)、CNI〜CN4・・ク
ロソクドインバー夕回路、Nl,N2・・インバータ回
路、G1・・ナンドゲート回路、G2・・ノアゲート回
路、MA・・モニターアンプ 第 2 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、記憶素子がマトリックス配置されて構成されたメモ
    リアレイ内の前記記憶素子の記憶情報を増幅するセンス
    アンプとデータ出力バッファとを接続する配線経路中に
    、上記データ出力バッファを通して内部回路情報を選択
    的に出力させる出力切り換え回路を設けたことを特徴と
    する半導体記憶装置。 2、上記記憶素子は、電気的に書き込み又は書き込みと
    消去が可能にされた不揮発性記憶素子であり、内部回路
    により自動書き込み又は消去機能が付加され、上記デー
    タ出力バッファを通して出力される内部回路情報は、上
    記自動書き込み又は消去動作をチェックするためのシー
    ケンス情報であることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の半導体記憶装置。 3、上記内部回路情報は、記憶素子におけるしきい値電
    圧のモニター情報を含むものであることを特徴とする特
    許請求の範囲第1又は第2項記載の半導体記憶装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008077816A (ja) * 2006-09-21 2008-04-03 Hynix Semiconductor Inc 半導体メモリ装置の内部信号モニタ装置及びモニタ方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008077816A (ja) * 2006-09-21 2008-04-03 Hynix Semiconductor Inc 半導体メモリ装置の内部信号モニタ装置及びモニタ方法
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