JPH0320494Y2 - - Google Patents

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JPH0320494Y2
JPH0320494Y2 JP368484U JP368484U JPH0320494Y2 JP H0320494 Y2 JPH0320494 Y2 JP H0320494Y2 JP 368484 U JP368484 U JP 368484U JP 368484 U JP368484 U JP 368484U JP H0320494 Y2 JPH0320494 Y2 JP H0320494Y2
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JP
Japan
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radiator
oil
dustproof cover
agricultural machine
oil cooling
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JP368484U
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JPS60116022U (ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Combines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ラジエータの吸気面を覆う防塵カバ
ーを、防塵作用位置と前記吸気面を外部に開放す
る位置とに軸芯周りで揺動切り換え自在に構成し
た農作業機における、油利用機器のその油冷却用
放熱器の取り付け構成に関するものである。
従来技術のこの種の農作業機では、例えば油圧
式無段変速装置等の油利用機器の油冷却用放熱器
が、機体の外部に露出する状態で装着されてい
た。そのために、農作業に伴つて発生する塵埃が
前記放熱器の放熱面に付着して放熱性が低下する
問題があつた。
本考案は、以上の従来技術の問題点を簡単な構
成によつて解消した農作業機の提供を目的とす
る。
上記の目的を達成するために、本考案は、前記
農作業機において、前記油利用機器とその油冷却
用放熱器とを屈曲自在な配管を介して接続し、前
記油冷却用放熱器を、前記ラジエータと前記防塵
カバーとの間で防塵カバーに取り付けたものであ
る。
本考案の特徴構成によれば次の作用効果が得ら
れる。
イ 塵埃が存在しない、又は非常に少ない既存の
防塵カバー内部に前記油冷却用放熱器を配置し
たので、放熱器に対する特別の防塵カバーが不
用であり、構成を簡略化しながら放熱器の目詰
まりによる冷却性能の低下を防止できる。
ロ 油冷却用放熱器を防塵カバーに取り付けたの
で、上記したように既存の構成を有効利用して
構成を簡略化しながらも、ラジエータの保守点
検は従来と全く同様に行える効果がある。
すなわち、防塵カバーを、ラジエータの吸気
面を外部に開放する位置に軸芯周りで揺動切り
換えすると、前記放熱器もその揺動に連れてラ
ジエータの吸気面を開放する位置に移動し、し
かも前記屈曲自在な配管が、油利用機器と放熱
器とを接続したままでの移動を許すので、特別
な操作なしにラジエータの保守点検を従来と同
様に行える。
以下、本考案を、農作業機の一例であるコンバ
インに適用した実施例について図面を参照しなが
ら説明する。
第1図及び第2図において、このコンバイン
は、刈取部1と脱穀部2との前後間に、エンジン
3とラジエータ4とを、ラジエータ4を外側に位
置させた状態で機体横方向に並設している。前記
ラジエータ4の機体外側面には、機体の前後を向
く軸芯a周りでの揺動で、ラジエータ4の吸気面
を覆う防塵作用位置と前記吸気面を外部に開放す
る位置とに揺動切り換え自在に構成した防塵カバ
ー5を設けている。
上記コンバインは、クローラ走行装置6の車軸
を支承する伝動ケース7に、本考案の油利用機器
の例である油圧式無段変速機8を取り付けてい
る。また、前記ラジエータ4と前記防塵カバー5
との間には、前記油圧式無段変速機8から図外の
オイルタンクへ送る戻り油を冷却する、本考案の
油冷却用放熱器の例であるオイルクーラー9を防
塵カバー5に取り付けている。オイルクーラー9
は、配管10を介して前記油圧式無段変速機8と
接続してあり、配管10′を介して前記オイルタ
ンクを通じて前記油圧式無段変速機8と接続して
いる。
前記両配管10,10′は、防塵カバー5の揺
動軸芯である前記軸芯a近くの位置を横断する可
撓管で構成してあり、可撓管の屈曲作用で、接続
状態を保ちながら防塵カバー5の揺動開放位置へ
の移動に伴うオイルクーラー9の追従を許してい
る。
防塵カバー5は、エンジン3の前後両側と上側
を覆う断面コの字形状のエンジンカバー11を一
体形成してあり、コンバインの運転座席12を前
記エンジンカバー11の上面に設置している。防
塵カバー5の上部には、運転者に対するクツシヨ
ン入り肘乗せ台13を設けている。図中の符号1
4はラジエータ4の冷却フアン、15は前記油圧
式無段変速機8の操作レバーである。
以上の実施例では、前記防塵カバー5の揺動に
伴う変位が最も少ない軸芯a近くを横断する状態
で、前記両配管10,10′とオイルクーラー9
とを接続したので、揺動のときに配管10,1
0′に大きな引つ張り力等が作用しない利点があ
る。
別実施例として本考案は次のように構成するこ
ともできる。すなわち、コンバイン以外に田植機
やトラクタ等の農作業機を対象にできる。上記実
施例では配管10,10′を全て可撓管で形成し
たが、前記軸芯a近くの部分だけを可撓管で形成
してもよい。又、配管10,10′の途中に前記
軸芯a周りで揺動自在な管継手を設けて、継手部
分の揺動により前記オイルクーラー9の揺動を許
すように構成してもよい。本考案の油冷却用放熱
器は、上記実施例のオイルクーラー9以外に、オ
イルを間接的に冷却する水等の冷却用熱媒体の放
熱器であつてもよい。本考案の油利用機器は、上
記実施例の油圧式無段変速機8以外に、エンジン
や差動装置を対象とし、そのギアオイルの冷却に
利用してもよい。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図はコンバインの前部を示す側面図、第2
図は要部の縦断側面図である。 4……ラジエータ、5……防塵カバー、8……
油利用機器、9……油冷却用放熱器、10,1
0′……配管、a……軸芯。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ラジエータ4の吸気面を覆う防塵カバー5
    を、防塵作用位置と前記吸気面を外部に開放す
    る位置とに軸芯a周りで揺動切り換え自在に構
    成した農作業機において、油利用機器8とその
    油冷却用放熱器9とを屈曲自在な配管10,1
    0′を介して接続し、前記油冷却用放熱器9を、
    前記ラジエータ4と前記防塵カバー5との間で
    防塵カバー5に取り付けたことを特徴とする農
    作業機。 2 前記屈曲自在な配管10,10′が、前記軸
    芯a上、又はその近くの位置を横断する可撓管
    部分を備えたものである実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の農作業機。 3 前記油利用機器8が油圧式無段変速機である
    実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項記載
    の農作業機。 4 前記油冷却用放熱器9がオイルクーラーであ
    る実用新案登録請求の範囲第1乃至第3項記載
    の農作業機。
JP368484U 1984-01-16 1984-01-16 農作業機 Granted JPS60116022U (ja)

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JP368484U JPS60116022U (ja) 1984-01-16 1984-01-16 農作業機

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JP368484U JPS60116022U (ja) 1984-01-16 1984-01-16 農作業機

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Publication Number Publication Date
JPS60116022U JPS60116022U (ja) 1985-08-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4705710B2 (ja) * 2000-06-01 2011-06-22 ヤンマー株式会社 コンバイン
JP4497343B2 (ja) * 2001-03-06 2010-07-07 株式会社小松製作所 クーリングユニットのチルト構造

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JPS60116022U (ja) 1985-08-06

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