JPH03204440A - 無段変速機の制御装置 - Google Patents

無段変速機の制御装置

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JPH03204440A
JPH03204440A JP1341518A JP34151889A JPH03204440A JP H03204440 A JPH03204440 A JP H03204440A JP 1341518 A JP1341518 A JP 1341518A JP 34151889 A JP34151889 A JP 34151889A JP H03204440 A JPH03204440 A JP H03204440A
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JP
Japan
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target value
continuously variable
change
signal
control device
Prior art date
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JP1341518A
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English (en)
Inventor
Shiro Sakakibara
史郎 榊原
Akihiro Kume
明弘 久米
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Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/633,356 priority patent/US5161433A/en
Publication of JPH03204440A publication Critical patent/JPH03204440A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/66Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
    • F16H61/662Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members
    • F16H61/66254Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members controlling of shifting being influenced by a signal derived from the engine and the main coupling
    • F16H61/66259Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members controlling of shifting being influenced by a signal derived from the engine and the main coupling using electrical or electronical sensing or control means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/14Inputs being a function of torque or torque demand
    • F16H59/141Inputs being a function of torque or torque demand of rate of change of torque or torque demand

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は無段変速機の制御装置に関し、特に無段変速機
が搭載されたエンジンの目標回転数の上下限値の幅を車
両走行状態、ドライバーの要求、好み、フィーリング等
に応じて制御可能にした無段変速機の制御装置に関する
〔従来の技術〕
従来、車両に搭載された無段変速機の変速制御において
は、変速機の入力回転数であるエンジン回転数の目標値
、すなわち目標エンジン回転数をエンジンの性能から設
定し、その値を中心にして目標エンジン回転数の上下限
値を設定し′て、制御の安定性を確保し、また変速回数
を減らすことによって変速中の伝達効率の低下を防止し
ていた。
この点を第17図を用いて説明すると、横軸に時間tを
とり、縦軸にエンジン回転数N 、、Gをとる。
そして、例えばエンジンの最大動力曲線から定めた目標
エンジン回転数N*に向けてエンジン回転数N□7.を
制御する場合、目標エンジン回転数に上下限値を設定し
ておかないと、図の点線のように目標エンジン回転数N
0の近傍で変速を頻繁に繰り返してエンジン回転数Nt
/Gを目標エンジン回転数N8に近づけようとする。し
たがって、変速制御は不安定になると共に、変速中に変
速機の伝達効率が低下するため伝達効率が低下してしま
う。これに対して、目標エンジン回転数N0にその上下
限値N ” gram s N” sinを設けておく
と、図の実線のように変速回数は低減し、制御が安定化
すると共に変速中の伝達効率の低下を防止できる。この
ようにN”+ma0、N”1ll11を設け、エンジン
回転数N□7GがN1に達すると変速を停止し、N拳1
1111 <N i/G < N ” ma、の間は変
速を行わずに、制御安定性を確保し、変速中の伝達効率
低下を防止していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、目標エンジン回転数の上下限値の幅N 
s =N“saw  N”sir+の定め方として、N
uを大きくすると、変速回数が減り、変速中の伝達効率
低下を防止でき、また、制御の安定性が良くなるが、そ
の反面、NIIが大きいと、NoとN27.の差が大き
くなり動力性能ないし燃費性能(最良燃費曲線を選択し
た場合)が悪くなる。逆に、NIIを小さくすると、制
御安定性は悪くなるが、Noを忠実にたどるため、動力
性能ないし燃費性能は良くなる。従来は、この幅N、の
決め方として、何れか一方に特性を重視して、固定的に
定めていた。しかし、何れの場合でも、上記したような
何れかの問題点を有していた。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり
、その目的は、車両走行状態、ドライバーの要求、好み
、フィーリング等から動力性能ないし燃費性能重視型か
安定性重視型かを判断して目標エンジン回転数N0の上
下限値NI□。、N+alnの幅NIIをそれに合致す
るように変化させる無段変速機の制御装置を提供するこ
とである。
〔課題を解決するための手段〕
前述の課題を解決するために、本発明は、例えば第13
図、第14図、第16図を参照にして示すと、車両に搭
載された無段変速機の入力回転数を所定のスロットル開
度のときにエンジン性t&に基づいて所定の目標値にす
べく変速比を制御する無段変速機の制御装置であって、
スロットル開度に変化がなくなったとき■に前記目標値
の幅の初期値N 110を与える手段■を備え、スロッ
トル開度に変化がないときに前記目標値の幅を増加ΔN
IIする手段■を備えたことを特徴とする無段変速機の
制御装置である。
〔作用及び発明の効果〕
このように構成した本発明に係る無段変速機の制御装置
にふいては、手段■で、関数N14゜=A。
・r  (x+ 、  Xl)に基づいて、車両走行状
態の変化要求を表す変数x1と車両走行状態の安定要求
を表す変数x’2との値に応じた目標入力回転数回転数
N0の上下限値の幅N、Iの初期値N8゜を算出する。
そして、手段■において、関数ΔNヨ=A1・g(xs
)に基づいて、車両走行状態の変化、又は、入力信号不
変時間、又は、手動設定信号によって決まる変数x3の
値に応じた目標入力回転数の上下限値の幅の増加量ΔN
、が算出される。したがって、手段■において算出され
る初期値N soは、変化要求が大きければ大きいほど
狭く、また、安定要求が大きければ大きいほど広く、さ
らに、目標入力回転数より実際の入力回転数が外れたと
きにエンジンに要求する特性の落ち込みが大きいとき狭
く、外れても特性の落ち込みが小さい場合には広くなる
ように算定することができる。
また、手段■において算出される増加量ΔNやは、変化
要求が大きければ大きいほど小さく、安定要求が大きけ
れば大きいほど大きく、また、入力信号不変時間が長け
れば長いほど大きく、さらに、目標エンジン回転数より
実際のエンジン回転数が外れたときにエンジンに要求す
る特性の落ち込みが大きい場合に小さく、外れても特性
の落ち込みが小さいときは大きくなるように算定するこ
とができる。このように、Xl、Xl、X、により、目
標入力回転数の上下限値の幅をドライバーの要求(θ、
θ、Δθ等)、走行状態によって可変にすることで、動
力性能ないし燃費性能と、制御安定性、伝達効率、ドラ
イバーの要求、好み、フィーリング等、及び、走行状態
によりどの特性を強めるかを適切に判断、制御できる。
また、手動設定信号S1%S2により、目標入力回転数
の上下限値の幅を大きくすることで、無段変速機を有段
変速機のように動作させ、例えば加速中にエンジン回転
数の上昇により、加速フィーリングを得ることができる
なお、上記において、符号は図面を参照するためのもの
であって、本発明の構成を何ら限定するものではない。
〔実施例) 以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明の1実施例が適用されるトルクコンバ
ータを備えたVベルト式無段変速機(CVT)の−例の
断面図、第2図はこの実施例のシステム構成図である。
図中、lはエンジン、2は発進装置、3は前後進切換装
置、4はVベルト式無段変速部、5は油圧制御装置、6
は電子制御装置、7はパターン選択装置、8はシフトレ
バ−9はブレーキである。
第1図及び第2図に示すように、エンジン1には発進装
置2が連結されており、この発進装置2には前後進切換
装置3を介してVベルト式無段変4fB (CVT)4
が連結されている。さらに、このVベルト式無段変速部
4は、カウンタギヤ機構103を介して差動歯車機構1
04に連結されている。
エンジンlにはスロットル開度検出手段11及びエンジ
ン回転数検出手段12が配設されている。
これらのスロットル開度検出手段11及びエンジン回転
数検出手段12はそれぞれ電子制御装置6に接続されて
いて、スロットル開度検出手段11はスロットル開度信
号θを、またエンジン回転数検出手段12はエンジン回
転数N、7.を、それぞれ電子制御装置6に出力するよ
うになっている。
発進装置2は、ロックアツプクラッチ21付のトルクコ
ンバータ22から構成されている。このトルクコンバー
タ22のポンプ側がエンジン1の出力軸110に連結さ
れていると共に、タービン側がトルクコンバータ22の
出力軸23に連結されている。この出力軸23は前後進
切換装置3の入力軸ともなっている。これらのロックア
ツプクラッチ21又びトルクコンバータ22は、ともに
油圧側鍵装置5によって制御されるようになっている。
前後進切換装置3は、出力軸23に設けられたサンギヤ
34、この前後進切換装置3のプライマリシャフト35
に連結されたキャリヤ36、このキャリヤ36に支持さ
れているダブルピニオンギヤ37及びこのダブルピニオ
ンギヤ37を囲むように配設されたリングギヤ38から
構成されている。さらに、トルクコンバータ出力軸23
とキャリヤ36との間に配設されているフォワードクラ
ッチ31及びリングギヤ38とトランスミッションケー
ス105との間に配設されたリバースブレーキ32を備
えている。そして、フォワードクラッチ31及びリバー
スブレーキ32は、それぞれ油圧制御装置5によって制
御されることにより前後進の切換制御が行われるように
なっている。
また、この前後進切換装置3にはオートマチックトラン
スミッション(A/T)油温検出手段33が設けられて
いる。このA/T油温検出手段33も同様に電子制御装
置6に接続されていて、Al1内の作動油の油温信号t
を電子制御装置6に出力するようになっている。
■ベルト式無段変速部4はプライマリシーブ41と、セ
カンダリシーブ42と、これらの両シーブ41,42に
巻回されたVベルト43とを備えている。プライマリシ
ーブ41は固定シーブ41aと可動シーブ41bとから
なっており、その固定シーブ41aはプライマリシャフ
ト35に相対回動可能にかつ軸方向に相対摺動可能に支
持されていると共に、可動シーブ41bは固定シーブ4
1aの筒状部41cにボールスプライン機構41dを介
して軸方向にのみ移動可能に支持されている。同様に、
セカンダリシーブ42は固定シーブ42aと可動シーブ
42bとからなっており、その■定シーブ42aはVベ
ルト式無段変速邪4の出力軸45に相対回動可能にかつ
軸方向に相対摺動可能に支持されていると共に、可動シ
ーブ42bは固定シーブ42aの筒状ia42 cにボ
ールスプライン機構42dを介して軸方向にのみ移動可
能に支持されている。
プライマリシーブ41において、キャリヤ36及びプラ
イマリシャフト35と固定シーブ41aとの間には、調
圧カム機構41eが設けられている。この調圧カム機構
41eは、それぞれ対向面が波面状に形成された入力端
カム41f及び出力側カム41gと、これらの両カム4
1f、41gの対向面間に配設されたローラ41hとか
ら構成されている。入力側カム41fはキャリヤ36に
スプライン結合されていると共にプライマリシャフト3
5にねじ結合されている。また、出力側カム41gは固
定シーブ41aにスプライン嵌合されていると共に、ロ
ーラ41hと接触する面と反対側の面が皿ばねを介して
固定シーブ41aの背面に当接している。
また、可動シーブ41bの背部には、ボールねじ装置4
1iが配設されており、このボールねじ装置411は雄
ねじn 41 J及び雌ねじ部41にとこれみのねじ部
41j、41にのねじ溝間に配設された多数のボール4
1m、41m、・・・とからなる。雄ねじ部41jは調
節部材41n、ベアリング41o及び自動調芯機構41
pを介してプライマリシャフト35の端部に形成された
7リング部35aに支持されている。調節部材41nを
回動させて、雄ねじgB 41 Jを雌ねじ部41kに
対して相対回転させることにより、プライマリシーブ4
1におけるベルト43の初期張力及びベルトの回動運動
における幅方向の中心を調節するようになっている。ま
た、雌ねじ!41には自動調芯機構41q及びベアリン
グ41rを介して可動シーブ41bの背部に支持されて
いる。
したがって、キャリヤ36及びプライマリシャフト35
から入力側カム41fに入力された伝達トルクは、調圧
カム機構418によってこの伝達トルクの大きさに応じ
た軸方向の力に変換され、この軸方向の力は出力側カム
41gから固定シーブ41aに加えられるようになる。
一方、この軸方向の力の反力が、入力側カム41Fから
プライマリシャフト35、フランジ部35a1自動調芯
機構41p、ベアリング410、調節部材41n、ボー
ルねじ装置41iの雄ねじ841 j、ボールねじ装置
41iの雌ねじ部41k、自動調芯機構41q及びベア
リング41「を介して可動シーブ41bに伝えられる。
これらの固定シーブ41a及び可動シーブ41bに加え
られる軸方向の力がベルト43の挟持力となり、したが
ってこのベルト43の挟持力はキャリヤ36から入力さ
れる伝達トルクに応じた大きさとなる。また、キャリヤ
36からの伝達トルクは、調圧カム機構41eを介して
プライマリシーブ41に伝達され、さらにVベルト43
によりセカンダリシーブ42に伝えられる。
さらに、雌ねじ部41にの一端外周には歯車41Sが形
成されており、この歯車41sはカウンタシャフト44
bに設けられている歯車4’4fに噛み合わされている
。このカウンタシャフト44bは減速歯車機構44cを
介してCVT変速用モータ44の出力軸44dに連結さ
れている。
一方、セカンダリシーブ42において、出力軸45と固
定シーブ42aとの間には、調圧カム機構42eが設け
られている。この調圧カム機構42eは、前述のプライ
マリシーブ41における調圧カム機構418と同様のも
のであり、それぞれ対向面が波面状に形成された入力端
カム42f及び出力側カム42gと、これらの両カム4
2f。
42gの対向面間に配設されたローラ42hとから構成
されている。そして、入力側カム42fは固定ンーブ4
2aにスプライン嵌合されていると共に、ローラ42h
と接触する面と反対側の面が皿ばねを介して固定シーブ
42aの背面に当接している。一方、出力側カム42g
はVベルト式無段変速部4の出力軸45に固定されてい
る。
また、可動シーブ42bの背部には、ボールねじ装置4
21が配設されており、このボールねじ装置421は雄
ねじ部42j及び雌ねじ部42にとこれらのねじ部42
j、42にのねじ溝間に配設された多数のボール42m
、42m、・・・とからなる。雄ねじ部42jは調節部
材42n1ベアリング42o及び自動調芯機構42pを
介して出力軸45の端部に形成された出力歯車45aに
支持されている。調節部材42nを回動させて、雄ねじ
部42」を雌ねじ部42kに対して相対回転させること
により、セカンダリシーブ42におけるベルト43の初
期張力及びベルトの回動運動における幅方向の中心を調
節するようになっている。
したがって、プライマリシーブ41からセカンダリシー
ブ42に入力された伝達トルクは、入力端カム42fに
伝えられ、調圧カム機構42eによってこの伝達トルク
の大きさに応じた軸方向の力に変換される。この軸方向
の力は出力側カム42gから出力軸45、出力歯車45
a、自動調芯機構42p、ベアリング420、調節部材
42n1ボールねじ装置42】の雄ねじ部42J1ボー
ルねじ装置42iの雌ねじ部42に、自動調芯機構42
Q及びベアリング42rを介して可動シーブ42bに伝
えられる。一方、この軸方向の力の反力が入力側カム4
2fを介して固定シーブ42aに加えられるようになる
。これらの固定シーブ42a及び可動シーブ42bに加
えられる軸方向の力がセカンダリシーブ42のベルト4
3の挟持力となる。したがってこのベルト43の挟持力
はプライマリシーブ41から入力される伝達トルクに応
じた大きさとなる。
また、雌ねじ部42には自動調芯機構42q及びベアリ
ング42rを介して可動シーブ42bの背部に支持され
ている。さらに、雌ねじ部42にの一端外周には歯車4
2sが形成されており、この歯車42sはカウンタシャ
フト44bに設けられている歯車44eに噛み合わされ
ている。
そして、CVT変速用モータ44の回転が減速歯車機構
44cによって減速されてカウンタシャフト44bに伝
えられ、さらに歯車44cを介して雌ねじ部41’kに
伝えられる。これにより、雌ねじ部41kが雄ねじ部4
1jに対して相対回転する。一方、カウンタシャフト4
4bに伝えられたCVT変速用モータ44からの減速回
転が図示されていないもう一本のカウンタシャフトを介
して歯車42sに伝えられる。これにより、雌ねじ部4
2kが雄ねじ部42jに対して相対回転する。
これらの雌ねじ部41に、42にの相対回転により、そ
れぞれのボールねじ装置411.421を介して両可動
シーブ41b、42bが実線で示すアンダードライブ側
と二点鎖線で示すオーバドライブ側との間で固定シーブ
41a、42aに対して軸方向に同期しながら移動する
。これにより無段変速が行われる。
したがって、CVT用変速モータ44を種々の走行条件
に応じて制御することにより、両シーブ41.42の可
動シーブ41a、42aが適宜制御され、種々の走行条
件に応じた自動変速制御が行われるようになる。
また、このCVT変速用モータ44の保持用ブレーキ4
9が設けられている。これらCVT変速用モータ44及
びブレーキ49はそれぞれ電子制御装置6からの制御信
号に基づいて作動制御される。さらに、CVT変速用モ
ータ44にはモータ回転数検出手段46が設けられてお
り、モータ回転数検出手段46はCVT変速用モータ4
4の回転数n、を電子制御装置6に出力するようになっ
ている。さらに、プライマリシーブ回転数検出手段47
及びセカンダリシーブ回転数検出手段48が、それぞれ
電子制御装置6に接続されており、これらの検出手段4
7.48は、それぞれ対応するシーブ41.42の回転
数を検出してその回転数信号np、n、を電子制御装置
6に出力するようになっている。
油圧制御装置5は、ポンプ51、ライン圧制御装置52
、ロックアツプ制御装置53、選速装置54及び背圧制
御袋[55を備えている。ロックアツプ制卸装置53は
電子制御装置6からのロックアツプ制御信号Ptによっ
てオン・牙)制御されるソレノイド56で作動されて、
ロックアツプクラッチ21を制御するようになっている
。また、選速装置54はフォワードクラッチ31及びリ
バースブレーキ32を制御するようになっている。
さらに、背圧制御袋W!55は、電子制御装置6からの
背圧制御信号Pbによってオン・オフ制御されるソレノ
イド57で作動されてフォワードクラッチ31とリバー
スブレーキ32とのアキュムレータの背圧を制御するよ
うになっている。
パターン選択手段7は、エコノミーモードEまたはパワ
ーモードPを選択設定するためのものであり、その選択
信号P、が電子制御装置6に出力するようになっている
自動変速のためのシフトレバ−8にはシフトポジション
検出手段81が設けられている。このシフトポジション
検出手段81は、シフトレバ−8のシフトポジションを
検出してその検出信号Sを電子制御装置6に出力するよ
うになっている。
さらに、ブレーキ9は車両を制動するブレーキであり、
このブレーキ9にはブレーキ検出手段91が設けられて
おり、このブレーキ検出手段91からのブレーキ信号す
が同様に電子制御装置6に入力されるようになっている
また、ステアリング105には舵角検出手段106が設
けられており、この舵角検出手段106からの舵角信号
Rsは電子側?B装r!!6に入力されるようになって
いる。
さらに、車両には横方向加速度検出手段107が設けら
れており、この横方向加速度検出手段1.07からの横
方向加速度信号G、が同様に電子制御装置6に入力され
るようになっている。
また、さらに、信号手動設定装置108が設けられてお
り、運転者が自由に設定した信号s1、s2が同様に電
子制御装置6に入力されるようになっている。
したがって、電子制御装置6は、スロットル開度信号θ
、A/T油温信号t、エンジン回転数信号NE/G%モ
ータ回転数信号n、、プライマリシーブ回転数信号n、
、セカンダリシーブ回転数信号ns1パターン選択信号
P1、シフトポジション信号s1ブレーキ作動信号り1
舵角信号R3、横方向加速度信号G1、及び信号手動設
定装置からの信号Sl、S2に基づいて、ロックアツプ
圧制御信号PL信号、背圧制御信号P、 、CVT変速
用モータ44制御信号m、及びモータ保持用ブレーキ信
号す、をそれぞれ出力して、油圧’ffhMj装置5及
びCVT4を制御する。
また、エンジン1は第3図(a)、ら)に示すようなエ
ンジン性能を有するものである。ここで、図(a)はエ
ンジン回転数とエンジントルクに対してとった最良燃費
向! (F、 O,L、 )と最大動力曲線(P、 O
,L、 )を示しており、等燃費曲線も示しである。ま
た、図(b)はスロットル開度と目標エンジン回転数に
対してとったF、O,L、 とP。
0、 L、を示している。これらのデータは電子制御装
置6の内部データとして保存されている。
第4図はその電子制御装置6が行う機能のブロック図で
ある。
第4図に示すように、電子制御装置6は入力部6a、演
算部6b及び出力部6Cから構成されている。
入力部6aは、モータ回転数検出手段46からの信号n
、が入力されるモータ回転速度算出部611、スロット
ル開度検出手段11からの信号θが入力されるスロット
ル開度検出部612、ソフトタイマーを勘案してこのス
ロットル開度検出部612に入力されたスロットル開度
θに基づいてスロットル変化率θを検出するスロットル
変化率検出部613、プライマリシーブ回転数検出手段
47からの信号n、が入力されるプライマリシーブ回転
数検出部614、セカンダリシーブ回転数検出手段48
からの信号n、が入力されるセカンダリシーブ回転数検
出部615、このセカンダリシーブ回転数検出部615
に入力されたセカンダリシーブ回転数n、に基づいて車
両速度Vを検出する車速検出部616、エンジン回転数
検出手段12からの信号N!7゜が入力されるエンジン
回転数検出部617、このエンジン回転数検出部617
に入力されたエンジン回転数N、7.に基づいてエンジ
ン回転数変化率Ni7cを検出するエンジン回転数変化
率検出部643、パターン選択手段7からのエコノミー
モードEまたはパワーモードPの信号psが入力される
パターンスイッチ検出部618、シフトポジション検出
手段81からの信号Sが入力されるシフトポジション検
出部619、このシフトポジション検出部619に入力
されたシフトポジションSに基づいてシフトポジション
変化シを検出するシフトポジション変化率検出部620
、ブレーキ検出手段91からのブレーキ作動信号すが入
力されるブレーキ信号検出8621、バッテリー電圧検
出手段101からのバッテリー電圧13号V、が入力さ
れるバッテリー電圧検出部622、モータ電流検出手段
102からの信号1、が入力されるモータ電流検出部6
23、油温検出手段33からの信号tが入力される油温
検出部624、舵角検出手段106からの信号R3が入
力される舵角検出部644、横方向加速度検出手段10
7からの信号G、が入力される横方向加速度検出部64
5、及び信号手動設定袋!!2108からの信号S+q
Szが入力される設定信号検出部646からなっている
演算部6bは、加速要求判断部625、実際のトルク比
算出R626、最良燃費及び最大動力判断部627、目
標トルク比上、下限算出部628、CVT部変速判断部
629、及びCVT部変速速度算出部630からなって
いる。
出力部6Cは、CVT変速用モータ44の制御信号出力
部6 c r 、CV T 4における油圧制御装置5
のアキュムレータの背圧制御信号出力n 6 cl、及
びロックアツプ制御信号出力86C5からなっている。
CVT変速用モータ44の制御信号出力部6c+は、変
速用モータ制御部631、モータ部異常検出部632、
ドライバ駆動信号弁°を部633、モータブレーキ駆動
信号発生部634、及びモータブレーキ異常判断部63
5からなっている。
(:VT4における油圧制御装置5のアキュムレータの
背圧制御信号出力部6C2は、背圧制御部636、背圧
制御用ソレノイド駆動信号発生部637、及び背圧制御
用ソレノイド異常判断部638からなっている。
ロックアツプ制御信号出力R6c sは、ロックアツプ
圧制御部639、ロックアッップ用ソレノイド駆動信号
発生部640、及びロックアツプ用ソレノイド異常判断
部641からなっている。
そして、加速要求判断部625は、スロー/ )ル開度
検出R612からの信号、スロットル変化率検出部61
3からの信号、及び車速検出部616からの信号がそれ
ぞれ入力され、これらの各信号に基づいて加速要求がさ
れているかを判断し、その判断結果を最良燃費及び最大
動力判断部627に出力する。
実際のトルク比算出部626は、プライマリ回転数検出
1614からの信号及びセカンダリ回転数検出部615
からの信号が入力され、これらの各信号に基づいて実際
のトルク比を算出してその算出結果をCVT部変速判断
部629に出力する。
最良燃費及び最大動力判断部627は、加速要求判断部
625からの信号、パターンスイッチ検出部618から
の信号、及びシフトポジション検出部619から、の信
号がそれぞれ入力され、これらの各信号に基づいて最良
燃費特性で制御するかあるいは最大動力特性で制御する
かを判断し、その判断結果を目標トルク比上、下限算出
部628に出力する。
目標トルク比上、下限算出部628は、最良燃費及び最
大動力判断部627からの信号、スD −7トル開度検
出部612からの信号、エンジン回転数変化率検出部6
43からの信号、車速検出部616からの信号、舵角検
出部644からの信号、及び横方向加速度検出部645
からの信号、及び設定信号検出部646からの信号が入
力され、これらの各信号に基づいて目標トルク比の上、
下限値T ” aaX 、T0□、を算出し、その算出
結果をCVT部変速判断B629に出力する。
CVT部変速判断部629は、目標トルク比上、下限算
出部628からの信号、モータ部異常検出邪632から
の信号、実際のトルク比算出W5626からの信号、シ
フトポジション検出部619からの信号、スロットル開
度検出部612からの信号、及び車速検出部616から
の信号が入力され、これらの各信号に基づいてCVTi
!のベルトトルク比を変更すべきか否かの判断を行い、
そ、の変速信号をCVT部変速速度算出部630、ドラ
イバ駆動信号発生8633及びモータブレーキ駆動イご
号発生B634にそれぞれ出力する。
CVT部変速速度算出部630は、CVT部変速判断部
629からの信号、シフトポジション変化検出1a62
0からの信号、シフトポジション検出部619からの信
号、車速検出部616からの信号、スロットル変化率検
出部613からの信号、及びブレーキ信号検出部621
からの信号が入力され、これらの各信号に基づいて現時
点での要求を実現するためのCVT部変速速度を算出し
て変速用モータ制御部631に出力する。
変速用モータ制御部631は、モータ回転速度算出部6
11からの信号、バッテリー電圧検出部622からの信
号、及びCVT部変速速度算出部630からの信号に基
づいてドライバ駆動信号発生部633に信号を出力する
。この信号により、要求されているCVTd部の変速を
実現するためにモータ44回転方向とモータ44にかけ
る電圧が制御される。
モータ部異常検出部632は、モータ回転速度算出部6
11からの信号、バッテリー電圧検出部622からの信
号、モータ電流検出部623からの信号、及びモータブ
レーキ異常判断部635からの信号に基づいて、モータ
44の過電流、モータ44の速度の飽和、及びモータ4
4のロック状態等の異常を検出し、その検出信号をC¥
Ti変速判断部629に出力する。
ドライバ駆動信号発生部633は、変速用モータ制御部
631からの信号及びCVT部変速判断部629からの
信号に基づいて、CVT変速用モータ44に変速指令が
あった場合にモータ駆動用ドライバーに与える電圧信号
を発生させ、CVT変速用モータ44に出力する。
モータブレーキ駆動信号発生部634は、CVT部変速
判断M629からの信号に基づいて、CVT変速用モー
タ44に変速指令があった場合にモータ保持用ブレーキ
49を解放するように信号を出力する。また、この信号
はモータブレーキ異常判断部635にも出力される。
モータブレーキ異常判断B635は、モータブレーキ駆
動信号発生部634からの信号に基づいて、ブレーキ動
作電圧を監視し、断線及び短絡等の異常を検出すると共
に、その信号をモータ異常検出部632に出力する。
背圧制御部636は、スロットル開度検出部612から
の信号、シフトポジション検出f[s619からの信号
、/フトポジション変化検出部620からの信号、及び
油温検出部624からの信号、及び背圧制御用ソレノイ
ド異常判断部638からの信号に基づいて、N−D、N
−R切換時のシフトフィーリングの制御行うべく、背圧
制御用ソレノイド駆動信号発生部637に制御信号を出
力する。
背圧制御用ソレノイド駆動信号発生部637は、背圧制
御部636からの信号に基づいて、背圧制御用ソレノイ
ド57にソレノイド駆動用信号を出力すると共に、背圧
制御用ソレノイド異常判断部638にも信号を出力する
背圧制御用ソレノイド異常判断邪638は、背圧制御用
ソレノイド駆動信号発生邪637からの信号に基づいて
、背圧制御用ソレノイド57の断線または短絡等の異常
を判断検出し、その信号を背圧制御部636に出力する
ロックアツプ圧制御部639は、スロットル開度検出部
612からの信号、プライマリ回転数検出部614から
の信号、エンジン回転数検出部617からの信号、油温
検出部624からの信号、及びロックアツプ用ソレノイ
ド異常判断部641からの信号に基づいて、ロックアツ
プのオン、オフ、デユーティのいずれかを決定し、その
結果をロックアツプ用ソレノイド駆動信号発生部640
に出力する。
ロックアツプ用ソレノイド駆動信号発生部640は、ロ
ックアツプ圧制御部639からの信号に基づいてロック
アツプ用ソレノイド56にソレノイド駆動用信号を出力
すると共に、ロックアツプ用ソレノイド異常判断部64
1にも信号を出力する。
ロックアツプ用ソレノイド異常判断部641は、ロック
アツプ用ソレノイド駆動信号発生部640からの信号に
基づいて、ロックアツプ用ソレノイド56の断線や短絡
等の異常を判断検出し、その信号をロックアツプ圧制御
8639に出力する。
(山大下 哨電 h ) 次に電子制御装置6が行う制御について説胡する。第5
図はその制御のメインフローを示す図である。
まず、ステップ1000において一定時間tが経過した
か否かの判定を行う。一定時Vt+経過時にCVTの制
御を開始する。ステップ1001において各検出手段か
らの入力データの読み込みを行う。これは、各検出手段
からの信号を、入力gE 6 aが電子制御装置6で処
理できるようにデジタル値として読み込む。次にステッ
プ1005で、実際のトルク比の算出処理を行う。これ
は、プライマリ回転数n1、セカンダリ回転数n、より
、実際のトルク比(ベルト比)T、を、式%式% に基づいて算出する。
次にステップ1006で、目標トルク比の上、下限算出
処理を行う。これは、実際のスロットル開度θ、車速■
、現在の走行モードI)s  (パワーモードPまたは
エコノミーモードE)、その他の設定信号、及びその他
の直両の走行状態より、目標回転数の上、下限値を求め
、この目標回転数の上、下限値と車速■とにより、目標
トルク比の上、下限値を算出する。すなわち、第6図(
a)に示すようにステップエ007で、ロックアツプが
オフか否かを判断する。ロックアツプがオフであれば、
ステップ1008で、目標トルク比T0を、スロットル
開度θとエンジン回転数NE/G、あるいはエンジン回
転数L7Gとプライマリ回転数nPより求められるトル
クコンバータT/C22のトルク比Tと、車両及び駆動
系の状態、例えばあらがじめ固定メモリに記憶させであ
るエンジン回転数N□/Gと、スロットル開度θに対す
るエンジントルクT、と、エンジン回転数変化率NE、
、から算出するエンジン角速度変化率ふ、と、エンジン
、T/Cなどのインプット系の慣性モーメン)Iと、無
段変速部のトルク容量やタイヤのスリップ限界から決ま
る必要駆動力から求まる必要出力トルクT o u L
とから、式 %式%) で求められる係数にとの比、すなわち式T”  =に/
T から求める。
次にステップ1009で、求めた目標トルク比TIがア
ンダードライブU/D状態のトルク比TU/(+より大
きいか否かを判断する。目標トルク比T0がアンダード
ライブU/D状態のトルク比Tu/Dより小さければ、
ステップ1010で目標トルク比T3の値を上限の目標
トルク比T”1lANとして決定する(T” 、a、=
T” )と共に、目標トルク比T1の値と下限目標トル
ク比を算出する係数△Tとの差を下限の目標トルク比T
”alhとして決定する。また、ステップ1007でロ
ックアツプがオンのとき、及びステップ1009で目標
トルク比T0がアンダードライブU/D状態のトルク比
T、78以上のときは、ステップ1011でスロットル
開度θと8己憶されているエンジン性能データ等から目
標回転数N0を算出し、後述する第13図の目標エンジ
ン回転数上下眼幅算出ルーチンにより目標回転数の上、
下限値N□6.、N1.1の幅NMを算出して、それに
より目標回転数の上、下限値N ”saws N” a
teを算出する。
次にステップ1012で、N ”11&+ls N” 
sinを用いて、上限の目標トルク比T”@aイ及び下
限の目標トルク比T□1..を、それぞれ式%式% から求める。
次に、第5図に示すようにステップ1013で、CVT
部変速判断処理を行う。これは、実際のトルク比、目標
トルク比、車速、シフトポジション、ブレーキ、CVT
用モータ44、及び保持用ブレーキ49の状態から、ア
ップシフト方向、またはダウンシフト方向へどれくらい
の速さで変速するべきかを判断する。このCVT部変速
判断処理は、第7図に示すフローにしたがって行われる
。すなわち、ステップ1017でCVT変速用モータ4
4が正常であるか否かを判断する。CVT変速用モータ
44が正常であれば、ステップ1018でシフトポジシ
ョンがり、S、、SLのいずれかであるか否かを判断す
る。シフトポジションがり。
Sll、SLのいずれかであれば、ステップ1019で
車速が0でないかどうかを判断する。車速が0でなけれ
ば、ステップ1020で実際のトルク比T、が下限の目
標トルク比T ” m + nより小さいか否かを判断
する。実際のトルク比T、が下限の目標トルク比T0.
1゜より小さくなければ、ステップ1021で実際のト
ルク比Tpが上限の目標トルク比T ”IIIIkより
大きいか否かを判断する。
実際のトルク比T、が上限の目標トルク比T□。
、より大きければ、ステップ1022で変速方向をアッ
プシフトに指令する。またステップ1020で実際のト
ルク比Tpが下限の目標トルク比T1.7より小さけれ
ば、ステップ1023で変速方向をダウンシフトに指令
する。ステップ1022でのアップシフト指令後または
ステップ1023でのダウンシフト指令後、ステップ1
042で目標変速速度みを算出する。この目標変速速度
みは、第8図に示すように目標トルク比と実際のトルク
比との偏差量Xと現在の車速Vとの関数(み=f  (
x、V))で表される。すなわち、これら偏差量Xと車
速Vとにより、目標変速速度みが設定される。ステップ
1017〜1019及び1021において、それぞれの
判断がNOであるときは、ステップ1041で変速停止
指令を行う。したがって、この場合には変速は行われな
い。
次に、ステップ1014で、モータ制御処理を行う。こ
れは、CVT変速変速新判断処理算出された変速速度を
実現すべく現在のモータ回転数、バッテリー電圧に基づ
いて、モータ駆動信号を制御する。すなわち、第9図に
示すフローにおいて、まずステップ1042でCVT変
速部にアラームが有りか否かを判断する。アラームがな
ければ、ステップ1043で実際のモータ回転数MVP
を算出する。次いで、ステップ1044で目標変速速度
6と実際のトルク比Tpとから目標モータ回転数MVT
GTを算出する。この目標モータ回転数MVTGTは、
第10図に示すように目標変速速度らと実際のトルク比
T、との関数(MVTGT= f  (e、 Tp )
 )で表される。すなわち、これら目標変速速度6と実
際のトルク比T、とによリ、目標モータ回転数MVTG
Tが設定される。
さらにステップ1045で実際のモータ回転数と実際の
バッテリ電圧とから基本デユーティ比D l1a(=f
、(MVP、V、))を算出する。次に、ステップ10
46で目標回転数と実際の回転数との差と実際のバッテ
リ電圧とから補正デユーティ比DCRT  (= f 
2  (MVTGT  MVP、 Vp))を算出する
。そして、これらD Ilam及びD el□から制御
デユーティ比D CTL  (= D l1m5 + 
D cmT)を算出する。その場合、各デユーティ比を
算出するにあたっては、第11図に示すモータ回転数と
デユーティ比との関係図が用いられる。また、ステップ
1042でアラームがあれば、ステップ1048で制御
デユーティ比DC丁L=0に設定する。最後にステップ
1049で、第12図に示すモータ駆動用ドライバ回路
に制御デユーティ比が出力され、モータ44が駆動制御
される。
次にステップ1015で、背圧用ソレノイド制御処理を
行う。これは、スロットル開度θ、シフトポジション、
及び油温に基づいて、アキ二ムレータの背圧を制御する
最後にステップ1016で、ロックアツプ用ソレノイド
制御処理を行う。これは、プライマリ回転数n1、エン
ジン回転数N!/。、スロットル開度θ、及び油温tに
基づいてロックアツプ圧用ソレノイド56を制御する。
(以下、余白) ところで、本発明においては、目標エンジン回転数N″
の上下限値N ” man 、N” sinの幅N。
をドライバーの要求、好み、フィーリング、国民性等、
及び車両走行状態によって可変とし、N8によて変わる
動力性能ないし燃費性能と制御安定性、伝達効率の中、
ドライバーの要求、好み等、及び車両走行状態によって
どのようにどの特性を強めるかを判断し、制御する。前
記したように、従来はエンジン回転数N17cがN8に
達するとNmawlN” 111+1を設け、N” I
IIFI < Ny7c < N−舅の時は変速を停止
し、制御安定性を確保し、変速中の伝達効率低下を防止
していた。N、を大きくすると、変速回数が減り、変速
中の伝達効率低下を防止でき、また、制御の安定性が良
くなるが、その反面、N、Iが大きいと、NoとN1z
cの差が大きくなり動力性能ないし燃費性能が悪くなる
。そこで、NHを、動力性能ないし燃費性能重視か安定
性重視かを車両走行状態、ドライバーの要求、好み、フ
ィーリング、国民性等によって判断し制御する。
そのために、第13図に示した目標エンジン回転数上下
限幅算出ルーチンによって、目標エンジン回転数N0の
上下限値N ” lIaM SN ” mlイの幅N、
を算出する。ステップ■でスロー/ )ル開度θの変化
状態をみる。当初はアクセルを踏み込むので、通常はθ
の変化があり、ステップ■へ進む。
ステップ■でスロットル変化フラグFを1にして再びス
テップ■へ戻る。このサイクルをθの変化がなくなるま
で続ける。このサイクルの間は、変速されて最大動力曲
線(P、 O,L、 )  ないし最良燃費曲線(F、
 O,L、 )  (第3図)にしたがってエンジン回
転数N、7.が変化する。スロットル開度θの変化が停
止すると、ステップ■から■へ進み、スロットル変化フ
ラグFを確認する。Fは今の場合1であるので、ステッ
プ■に進み、スロットル変化フラグFを0に変えてステ
ップ■に進む。ステップ■で、後述する関数N JIO
= A 1・f  (x+ 、  N2)に基づいて、
車両走行状態の変化要求を表す変数X1と車両走行状態
の安定要求を表す変数x2、f  (xl、N2)とス
ロットル開度θによって決まるA1との値に応じた目標
エンジン回転数N0の上下限値の幅NIIの初期値N□
。を算出する。この初期値Nuoは、今までスロットル
開度θが変化していたのであるからエンジン回転数の変
化要求は強いと言える。したがって、通常は比較的狭く
選択される。しかし、その幅の設定の仕方にパラメータ
X1sX2及び係数A1の値を考慮することになる。そ
して、ステップ■において、上言己のようにして算出さ
れた初期値N、。を目標エンジン回転数N8の上下限値
の幅NIIに設定する。その後、ステップ■に戻り、ス
ロットル開度θに変化がない限りステップ■に進み、今
度はフラグFは0であるので、ステップ■に進んで、目
標エンジン回転数の上下限値の幅N8の増加量ΔN1を
算出する。この増加量ΔNgは、後、述する関数ΔN□
=A+’g (N3 )に基づいて、車両走行状態の変
化、又は入力信号(θ、V等)不変時間、又は手動設定
信号によって決まる変数X、に応じて決める。そして、
ステップ■でこの増加量ΔN1を目標エンジン回転数の
上下限値の幅の初期値N、。に加えて新たな目標エンジ
ン回転数の上下限値の幅N4とする。そして、再びステ
ップ■に戻り、スロットル開度θに変化がない限りこの
サイクルを繰り返す。目標エンジン回転数の上下限値の
幅に増加量ΔN、を加えてその幅を広げるのは、スロッ
トル開度θに変化がなく、ドライバーは走行状聾に変化
を望まず、安定を望んでいると判断できるからである。
ただ、この増加量△N□の大きさは、変数X3の大きさ
に応じて決められる。
さて、前記したステップ■の初期値N11o算出処理に
ついて説明する。前記したように初期値N8゜はN)I
O=AI−f (xl、N2)によって算出するが、こ
こで、変数X、は車両走行状態の変化要求を表す変数で
あり、例えば速度を変えたいと言うようなものがあり、
変数x2は車両走行状態の安定要求を表す変数であり、
安定したスピードで走りたいとか変速しないでおいて欲
しいと言うようなものである。変数x1の例を第14図
(a)に、変数x2の例を第14図(b)に示す。変数
x1の例として、スロットル開度変化量Δθは、スロッ
トル開度の初期値とその変化がなくなった時点までの差
であり、変化量Δθが大きいほど変化要求が大きいとい
うことである。スロットル開度変化率θは単位時間当た
りのスロットル開度変化量であり、同様にこの変化率θ
が大きいということ(強くアクセルを踏み込んだこと)
は変化要求が大きいということである。また、車両加速
度Vが大きくそのまま加速されているということは、ド
ライバーはそのままの強い加速度でよいということで、
変化要求を表す変数である。Slは車両走行状性変化要
求手動設定信号であり、ボリューム、スイッチ等でドラ
イバーの好みに応じて任意に設定できる。変数X、とし
ては、これらの組み合わせを用いることもできる。変数
x7の例として、横方向加速度G、があり、このG、が
大きしときは車両は安定していて欲しく、安定要求が高
い。同様に、N2は車両走行状態安定要求手動設定信号
であり、ボリューム、スイッチ等でドライノイーの好み
に応じて任意に選択して設定できる。また、R、XVは
舵角X車速であり、横方向加速度G5と同等なものであ
る。変数x2としては、同様に、これらの組み合わせを
用いることもできる。そして、上記f  (x+、  
N2)の形の例としては、f  (Xl 、N2)=に
+ /x+ +に2 N2(ただし、kl、k2は車両
走行状態(V、 V等)で決まる係数又は定数)の多大
力1出力の関数があげられる。このような関数形であれ
ば、変化要求を表すXlが大きければ大きいほどf  
(x1+X2)が小さくなり、幅の初期値Nuoも小さ
くなり、要求に叶うことになる。また、安定要求を表す
N2が大きければ大きいほどf  (x+、  N2)
も大きくなり、幅の初期値N 10も大きくなり、要求
に叶うことになる。さて、N1゜=A+’f(Xl、N
2)のA、の実施例については、例えば第15図(a)
に示すように、最大動力曲線P、O。
L、の上下に各スロットル開度θについて最大動力の一
定割合Xの動力の点を結んで曲線を得、これを全ての割
合について行う。そして、各割合の上の曲線と下の曲線
の間の開きN−を縦軸に、スロットル開度θを横軸にし
た第15図ら)のようなグラフを作成し、このグラフ上
に一定割合の曲線を全ての割合について作成する。この
データを電子制御装置6の中に予め記憶してお(。具体
例で説明すると、スロットル開度θ。でのA点を100
Psであるとすると、 8点:100X0.95=95Ps C点:100XO,95=95Ps D点:100XO,90=90Ps E点:tooxo、90=90Ps したがって、N、ss =N” lI+95  N” 
5−ss同様に、  N1.IX=N参110X  N
”M−Xこれを各スロットル開度θについて求め、第1
5図(b)のようなグラフを得る。そして、θ=01の
時の上記で得られたf  (xl 、  xx)より、
第15図ら〕のようにXの値を求める(図では、X=9
6)。このXより、 A1−に、・X  (k3は定数) を求める。このようなA、は、各θでNoよりエンジン
回転数N、7.が外れたとき、特性(P、○。
L、の場合は馬力)の落ち込みが大きいときは小さく、
外れても特性の落ち込みが小さいときは大きくなる。し
たがって、このようなA1を用いると、目標エンジン回
転数の上下限値の幅の初期値N lioは、同様に、特
性の落ち込みが大きいときは狭くなり、外れても特性の
落ち込みが小さいときは広くなる。
以上のように、ステップ■において算出される初期値N
□。は、変化要求が大きければ大きいほど狭く、また、
安定要求が大きければ大きいほど広く、さらに、目標エ
ンジン回転数より実際のエンジン回転数が外れたときに
エンジンに要求する特性の落ち込みが大きい場合に狭く
、外れても特性の落ち込みが小さいときは広くなるよう
に算定する二とができる。なお、以上の例は単なる例示
であり、変数X+、X2、関数f  (x+、  x2
)、係数A、とじて上記のもの以外に稲々のものが考え
られる。
次に、第13[Kのステップ■の目標エンジン回転数の
上下限値の幅N1の増加量Δもの例を説明する。前述し
た通りΔN++ =A、・g(x*)で求められるが、
A1は例えば上記したよ゛うに第15図の関連で求めた
ものを用いることができる。
さらに、関数g(xs)は、前記したように、車両走行
状態の変化、又は、入力信号(θ、V等)不変時間、又
は、手動設定信号によって決まる変数X、に応じて決ま
るもので、開数g(xy)の例として第16図に示すよ
うなもの又はこれらの組み合わせがあげられる。車両走
行状態の変化を表すものとして、車両加速度Qがあげら
れる。この値が大きければ大きいほどドライバーは変化
を望んでいるといえるから、増加量ΔNIIは小さくて
よいということになる。図で絶対値をとっであるのは加
速方向と減速方向の両方を考えているからである。また
、横方向加速度G、も考えられる。
これは、大きければ大きいほど安定を望んでいるといえ
るので、逆に増力ロ量ΔN1.Iは大きくなる方がよい
ということになる。さらに、入力信号不変時間としては
、スロットル開度θの不変時間tθ、車両速度Vの不変
時間tv等があげられる。これらの場合は、不変時間が
長ければ長いほど安定を望んでいるのであるから、増加
量ΔNやは大きくなる方がよいということになる。さら
に、第14図(b)の52と同様に、車両走行状態安定
要求手動設定信号s2もあげられる。この信号は、ボリ
ューム、スイッチ等でドライバーの好みに応じて任意に
選択して設定できるものであり、例えばこの信号が大き
くなるとg(xs)も大きくなって増加量ΔNIIを大
きくするものであることも可能である。この場合は、設
定信号s2を大きくすればするほど、走行の安定性が増
すものである。なお、g(xz)としては、以上の組み
合わせであってもよい。そして、A1は例えば上記した
ように第15図の関連で求めたものを用いると、ΔNN
=A、・g(xs)であるから、ステップ■で算出され
る目標エンジン回転数の上下限値の幅N□の増加量ΔN
Mは、変化要求が大きければ大きいほど小さく、安定要
求が大きければ大きいほど大きく、また、入力信号不変
時間が長ければ長いほど大きく、さらに、目標エンジン
回転数より実際のエンジン回転数が外れたときにエンジ
ンに要求する特性の落ち込みが大きい場合に小さく、外
れても特性の落ち込みが小さいときは大きくなるように
算定することができる。なお、以上の例は単なる例示で
あり、変数X3、関数g(x、)、係数A+として上記
のもの以外に種々のものが考えられる。
以上のように、本発明に係る無段変速機の制御装置によ
ると、X 1 、X 2、X、により、目標入力回転数
の上下限値の幅をドライバーの要求(θ、θ、Δθ等)
、走行状態によって可変にすることで、動力性能ないし
燃費性能と、制御安定性、伝達効率の中、ドライバーの
要求、好み、プイーリング、国民性等、及び、走行状態
によりどの特性を強めるかを適切に判断、制御できる。
また、手動設定信号s 1 、S 2により、目標入力
回転数の上下限値の幅を大きくすることで、無段変速機
を有段変速機のように動作させ、例えば加速中にエンジ
ン回転数の上昇により、加速フィーリングを得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる無段変速機の制御装置の1実施
例が適用されるトルクコンバータを備えた無段変速機の
1例を示す断面図、第2図はこの実施例のシステム構成
図、第3図はエンジン性能を示す図、第4図は電子制御
装置のブロック図、第5図は電子制御装置による制御の
メインフローを示す図、第6図は目標トルク比の上下限
算出処理を行うだめのフローを示す図、第7図はCVT
部変速判断処理を行うためのフローを示す図、第8図は
目標エンジン回転数と実際のエンジン回転数との偏差量
に対する目標変速速度の関係を示す図、第9図はモータ
制御処理を行うためのフローを示す図、第10図は目標
変速速度に対する目標モータ回転数の関係を示す図、第
11図はモータ回転数とデユーティ比との関係を示す図
、第12図はモータの電気回路を示す図、第13図は目
標エンジン回転数上下眼幅算出ルーチンのフローを示す
図、第14図は車両走行状態の変化要求を表す変数x、
と車両走行状態の安定要求を表す変数x2の例を示す図
、第15図は係数A+の算出過程を説明するための図、
第16図は車両走行状態の変化、入力信号不変時間、又
は手動設定信号によって決まる変数X、と開数g(xs
>の例を示す図、第17図は目標エンジン回転数に上下
限値を設ける場合と設けない場合の変速制御状態を示す
ための図である。 1・・・エンジン、2・・・発進装置、3・・・前後進
切換装置、4・・・Vベルト式無段変速部、5・・・油
圧制御装置、6・・・電子制御II装置、7・・・パタ
ーン選択装置、8・・・シフトレバ−19・・・ブレー
キ、11・・・スロットル開度検出手段、12・・・エ
ンジン回転数検出手段、41・・・プライマリシーブ、
42・・・セカンダリシーブ、43・・・Vベルト、4
4・・・CVT変速用モータ、46・・・モータ回転数
検出手段、47・・・プライマリシーブ回転数検出手段
、48・・・セカンダリシーブ回転数検出手段、81・
・・シフトポジション検出手段、91・・・ブレーキ検
出手段、104・・・ステアリング、106・・・舵角
検出手段、107・・・横方向加速度検出手段、108
・・・信号手動設定装置、6b・・・演算部、628・
・・目標トルク比上、下限算出部、629・・・CVT
部変速判断部、630・・・CVT部変速速度算出部、
646・・・設定信号検出部、6C・・・出力部、6c
+・・・制御信号出力部、6C2・・・アキュムレータ
の背圧制御信号出力部、6C3・・・ロックアツプ制御
信号出力部、1006・・・目標トルク比の上、下限算
出処理ステップ、1011・・・目標エンジン回転数算
出、目標エンジン回転数上下限値の幅算出、目標エンジ
ン回転数の上下限値算出をするステップ、1012・・
・上限の目標トルク比及び下限の目標トルク比算出ステ
ップ、■・・・無段変速機の目標入力回転数の幅の初期
値を与える手段、■・・・無段変速機の目標入力回転数
の幅を増加する手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車両に搭載された無段変速機の入力回転数を所定
    のスロットル開度のときにエンジン性能に基づいて所定
    の目標値にすべく変速比を制御する無段変速機の制御装
    置であって、スロットル開度に変化がなくなったときに
    前記目標値の幅の初期値を与える手段を備え、スロット
    ル開度に変化がないときに前記目標値の幅を変化する手
    段を備えたことを特徴とする無段変速機の制御装置。
  2. (2)前記目標値の幅の初期値を与える手段は、車両走
    行状態の変化要求を表す変数、車両走行状態の安定要求
    を表す変数、車両走行状態変化要求手動設定信号、車両
    走行状態安定要求手動設定信号のいずれか又はこれらの
    組み合わせに基づいて前記初期値を設定するように構成
    されていることを特徴とする請求項1記載の無段変速機
    の制御装置。
  3. (3)前記目標値の幅の初期値を与える手段は、変化要
    求が大きければ大きいほど目標値の幅を狭く、また、安
    定要求が大きければ大きいほど目標値の幅を広く設定す
    るように構成されていることを特徴とする請求項1又は
    2記載の無段変速機の制御装置。
  4. (4)前記目標値の幅の初期値を与える手段は、無段変
    速機の実際の入力回転数がその目標入力回転数より外れ
    たときにエンジンに要求する特性の落ち込みが大きい場
    合には目標値の幅を狭く、外れても特性の落ち込みが小
    さいときには目標値の幅を広く設定するように構成され
    ていることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に
    記載の無段変速機の制御装置。
  5. (5)前記目標値の幅を変化する手段は、車両走行状態
    の変化、車両に関する入力信号不変時間、手動設定信号
    によって決まる変数のいずれか又はこれらの組み合わせ
    に基づいて増加量を設定するように構成されていること
    を特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の無段
    変速機の制御装置。
  6. (6)前記目標値の幅を増加する手段は、変化要求が大
    きければ大きいほど増加量を小さく、安定要求が大きけ
    れば大きいほど増加量を大きく、また、入力信号不変時
    間が長ければ長いほど増加量を大きく設定するように構
    成されていることを特徴とする請求項1から5の何れか
    1項に記載の無段変速機の制御装置。
  7. (7)前記目標値の幅を増加する手段は、無段変速機の
    実際の入力回転数がその目標入力回転数値より外れたと
    きにエンジンに要求する特性の落ち込みが大きい場合に
    は増加量を小さく、外れても特性の落ち込みが小さいと
    きには増加量を大きく設定するように構成されているこ
    とを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の無
    段変速機の制御装置。
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